JPS6335673Y2 - - Google Patents

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JPS6335673Y2
JPS6335673Y2 JP19137682U JP19137682U JPS6335673Y2 JP S6335673 Y2 JPS6335673 Y2 JP S6335673Y2 JP 19137682 U JP19137682 U JP 19137682U JP 19137682 U JP19137682 U JP 19137682U JP S6335673 Y2 JPS6335673 Y2 JP S6335673Y2
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JP
Japan
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conveyor
belt conveyor
paper
friction plate
humidifying
Prior art date
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JP19137682U
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JPS5997697U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は軟質の紙をベルトコンベアで運搬しな
がら、その運搬の途中で同紙に湿りを付与し、さ
らにロール状に丸めるようにした紙おしぼりの成
型装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、比較的厚みのある柔軟な紙に湿りを加
え、この紙を四つ折り又は八つ折りにして、アル
ミフイルムなどの発水性のある袋に密封し、これ
を使い捨て用のナプキンとしており詰弁当等につ
けている。
(考案が解決しようとする問題点) 前記のナプキンはそれを広げたときに折目があ
り、この折目が紙の柔軟性を損うので使用感が悪
い。だからと言つてナプキンを平たいままで包装
すると面積が大きく、また包装材料も大量に必要
となる。
本考案は上記の点に鑑み、折目がなく、それで
いて包装材料が少なくてすむ紙おしぼりの成型装
置を提供することを目的とするものである。
(問題を解決するための手段) 本考案は上記の目的を達成するために、所定面
積に切断したおしぼりの原紙を搭載して運搬する
ための第1ベルトコンベアを設置し、該ベルトコ
ンベアの途中で運搬中の前記紙に対して水分を付
与するために同原紙に向かつてスプレーガンを設
置して形成した加湿コンベアと、前記加湿コンベ
アの後位の、下位に第2ベルトコンベアを同上位
に摩擦板をそれぞれ設けて形成した成型コンベア
とからなり、前記成型コンベアにおける第2ベル
トコンベアは、その上面が、前記加湿コンベアに
おける第1ベルトコンベアの上面よりも若干高く
なる位置に設置すると共に、同成型コンベアにお
ける第2ベルトコンベアの一端上面、すなわち、
加湿コンベア側の端の上面に第2ベルトコンベア
との間で前記原紙を加圧する加圧ロールを添設す
る一方、前記摩擦板はその下面をソフトなクツシ
ヨン性のある材料で形成すると共に、該摩擦板の
一端が、第2ベルトコンベアの上面に接近し且他
端に向かうほど第2ベルトコンベアの上面から離
れるように、同摩擦板の一端を所定の長さだけ傾
斜させ、この傾斜部分の以外の部分を第2ベルト
コンベアの上面と平行に形成したものである。
(作用) 第1ベルトコンベアによつて運搬される原紙は
その運搬の途中でスプレーガンによつて湿りが加
えられる。該原紙は第1ベルトコンベアによつて
運搬され、該第1ベルトコンベアの上面よりもや
や高い第2ベルトコンベアに乗り上げて先端が反
り曲がる。第ベルトコンベアの上は加圧ロールが
あり、反り曲がつた原紙は加圧ロールと第2ベル
トコンベアとによつて加圧されるので、原紙の先
端はさらに丸められる。一方第2ベルトコンベア
の上方には摩擦板を設けており、従つて先端の反
つた原紙の端は第2ベルトコンベアの搬送力と前
記摩擦板の抵抗とによつて丸められる。摩擦板は
後方に向かつて奥が広いように傾斜して原紙の直
径が大きくなるのに対応し、最終的には第2ベル
トコンベアと摩擦板との平行な間隙を転がりなが
ら搬出されるのである。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面に基づき説明する。
図示する装置は前位の加湿コンベア1と同後位
のロール成型コンベア2とによつて形成してい
る。
前記の加湿コンベア1は下側の水受タンク10
とそれに被さる合成樹脂製の透明蓋11とによつ
て容器を形成し、該容器内にフレーム12に支持
した上下一対の第1ベルトコンベア13,14を
設置すると共に、これらコンベア上下に設けたス
プレーガン15,16を対向状に設置して形成し
ている。前記コンベア13,14は第2図に示す
ように、両側のフレーム12,12間に一対のプ
ーリ17,17を架設状に軸受すると共に、これ
らプーリ間に多数のエンドレス状の丸ベルト1
8,18…を張設して形成したもので、上下のベ
ルトの間には紙Aを挟持するのに適した隙間を形
成しており、さらに前記透明蓋11はその入口1
9と出口20とがそれぞれ開口している。
一方前記のロール成型コンベア2は前記透明蓋
の出口20の後位に続いて設置しており、下位の
第2ベルトコンベア21と、同上位の摩擦板22
と、前記ベルトコンベア21の一端上面に圧接す
る加圧ロール23とによつて形成している。第3
図に詳しく示したように、前記ベルトコンベア2
1のベルト21aはゴム製の表面に小さな無数の
凹凸24を形成しており、また同ベルトコンベア
21の上面が加湿コンベアにおける下位のコンベ
ア14の上面よりも若干高くなるように両コンベ
ア位置づけして設置している。そして前記の加圧
ロール23を加湿コンベア1のすぐ後位において
成型コンベアのベルトコンベア21の上面に圧接
させると共に、該加圧コンベア23の後位に前記
の摩擦板22を設置している。該摩擦板22は4
本の支柱25に水平状に支持した補強板26の下
面にエレタンフオームのごときソフト板27を貼
着けして構成したもので、第1図の如く該摩擦板
22は一端が前記ベルトコンベア21の上面に接
近するように所定長さLが傾斜を備え、この長さ
Lの範囲だけ摩擦板22とベルトコンベア21と
は非平行な関係に在り、その他の範囲で両者間は
平行な関係に形成されている。
しかして所定の大きさ柔軟な紙Aを透明蓋の入
口19から上下のコンベア13,14の間に供給
すると、該紙はこれらのコンベアによつて挟持さ
れ且該両コンベア13,14の回転によつて出口
20の方向へ運搬され上下のスプレーガン15,
16から噴霧される水によつて湿りを加えられ
る。加湿された紙はそのまま進行し出口20の外
へ搬出されるが、この場合紙Aは前記コンベア1
3,14の多数の丸ベルト18,18による挟圧
力によつて進行方向に波板のような癖がつけられ
て多少の補強的効果を奏するから、湿つて柔かく
なつた紙の先端は下へ下がらずに後位のベルトコ
ンベア21に移乗する。第3図に示すように前位
のコンベア14よりも後位のコンベア21が落差
Hだけ高くなつているので、紙Aの先端が前位の
コンベア14から後位のコンベア21に移乗する
とき紙の先端は必然的に上の方へ反り曲がる。し
かも弾力性のあるベルト21aを加圧ロール23
が押え着けており、紙Aはこのベルト21aと加
圧ロール23の間に挟まることによつて、より反
り曲がりが顕著になり、紙Aの先端は摩擦板22
とベルトコンベア21との間に送りこまれる。先
にも述べたように紙Aの先端は反り曲がつてお
り、一方摩擦板22は固定しコンベア21のベル
ト21aは、移動しているから、紙Aは両者2
2,21の間で回転し仮想線のように端からロー
ル巻き状にされる。L範囲における摩擦板22の
傾斜は、紙の厚みと長さとの和によつて決まる紙
のロール径が、次第に大きくなつていく状態に合
わせて形成しており、ソフト板27はロール紙を
強圧しないように同紙にソフトな摩擦を与える。
そして、ソフト板27の傾斜の最終部分で巻き上
がつたロール紙は、以後、摩擦板22とベルトコ
ンベア21との平行な隙間の間で転がされながら
搬送され、同ベルトコンベア21のエンド部分か
ら搬出されて包装機に供給される。
なお、上記実施例では、加湿コンベア1の上下
のベルトコンベア13,14の上下にスプレーガ
ン15,16を設置しているが、第4図に示す如
くコンベア13,14よのベルトの一部を蛇行さ
せ、該蛇行部分にスプレーガン15,16を設置
して紙Aを加湿することも可能である。
(効果) 本考案の紙おしぼりの成型装置は、加湿コンベ
ア1によつて運搬中におしぼりの原紙Aに湿りを
加えると共に、摩擦板22とその下位のコンベア
21の間に誘い込み、同紙Aを前記摩擦板22と
コンベア21との間で回転させて自動的にロール
状になるようにしたもので、前記摩擦板22の下
面をソフトなクツシヨン性のある材料27で形成
すると共に、同摩擦板22の一端を所定長さLだ
け他端方向に傾斜させ、その他の部分を下側のベ
ルト21aと平行にしたから、紙のロール径の変
化に合わせて同紙に対する挟圧力を略一定にで
き、単に紙を供給するだけで巻き上がりのソフト
な紙おしぼりを量産できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す側面図、第2図
は前図の平面図、第3図は第1図における部分的
拡大図、第4図は他の実施例の説明図である。 A……紙、1……加湿コンベア、2……成型コ
ンベア、10……水受けタンク、13,14……
コンベア、15,16……スプレーガン、21…
…ベルトコンベア、22……摩擦板、23……加
圧ロール、27……ソフト板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定面積に切断したおしぼりの原紙Aを搭載し
    て運搬するための第1ベルトコンベア14を設置
    し、該第1ベルトコンベアの途中で運搬中の前記
    原紙Aに対して水分を付与するために同原紙に向
    かつてスプレーガン15を設置して形成した加湿
    コンベア1と、前記加湿コンベア1の後位の、下
    位に第2ベルトコンベア21を同上位に摩擦板2
    2をそれぞれ設けて形成した成型コンベア2とか
    なり、前記成型コンベア2における第2ベルトコ
    ンベア21は、その上面が、前記加湿コンベア1
    における第1コンベア14の上面よりも若干高く
    なる位置に設置すると共に、同成型コンベア2に
    おける第2ベルトコンベア21の一端上面、すな
    わち、加湿コンベア1側の端の上面に第2ベルト
    コンベア21との間で前記原紙Aを加圧する加圧
    ロール23を添設する一方、前記摩擦板22はそ
    の下面をソフトなクツシヨン性のある材料27で
    形成すると共に、該摩擦板22における一端が第
    2ベルトコンベア21の上面に接近し且他端に向
    かうほど第2ベルトコンベア21の上面から離れ
    るように、同摩擦板22の一端を所定の長さLだ
    け傾斜させ、この傾斜部分の以外の部分を第2ベ
    ルトコンベア21の上面と平行に形成してなる紙
    おしぼりの成型装置。
JP19137682U 1982-12-18 1982-12-18 紙おしぼりの成型装置 Granted JPS5997697U (ja)

Priority Applications (1)

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JP19137682U JPS5997697U (ja) 1982-12-18 1982-12-18 紙おしぼりの成型装置

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JP19137682U JPS5997697U (ja) 1982-12-18 1982-12-18 紙おしぼりの成型装置

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Publication Number Publication Date
JPS5997697U JPS5997697U (ja) 1984-07-02
JPS6335673Y2 true JPS6335673Y2 (ja) 1988-09-21

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ID=30412124

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JP19137682U Granted JPS5997697U (ja) 1982-12-18 1982-12-18 紙おしぼりの成型装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62135144A (ja) * 1985-12-05 1987-06-18 福崎 英機 ロール体成形方法及びロールオシボリ
JP6143316B1 (ja) * 2016-11-29 2017-06-07 Fsx株式会社 布製おしぼり香り付け装置、布製おしぼり製造装置及び布製おしぼり製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5997697U (ja) 1984-07-02

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