JPS5955714A - プラスチツク中空体の製造方法 - Google Patents

プラスチツク中空体の製造方法

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JPS5955714A
JPS5955714A JP16664282A JP16664282A JPS5955714A JP S5955714 A JPS5955714 A JP S5955714A JP 16664282 A JP16664282 A JP 16664282A JP 16664282 A JP16664282 A JP 16664282A JP S5955714 A JPS5955714 A JP S5955714A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプラスチック中空体の製造方法に関し、さらに
詳しくは分子配向された薄肉の胴壁部を有し、かつ高さ
/直径の比の大きい缶状プラスチック中空体の製造に特
に適した方法に関する。
胴壁部が分子配向され、透明性、強度、ガス・ぐリヤー
性が改善された缶状のプラスチック中空体の製造法とし
て、特公昭4−3−8631号公報には、押出し成形法
等によりプラスチック予備成形材を形成し、予備成形材
の周縁部を締付け、その中央部を分子配向温度に保って
圧縮しながら型空洞内に押出して胴壁部を形成する方法
が開示されている。しかしながらこの方法の場合は、予
備成形材を形成する工程を必要とし、そのだめ積層材よ
りなる予備成形材を用意することが困難であり、まだ周
縁部を締付けるため、装置と工程が複雑になるという問
題を有する。
まだ特開昭54.−131663号公報には2層よりな
る缶状のプラスチック容器の製造法が開示されているが
、これは溶融成形法であって、分子配向により透明性等
の容器特性が改善されたプラスチック容器の製造方法で
はない。
本発明は以上に述べた従来技術の問題点の解消を図るこ
とを目的とする。
上記目的を達成するだめ、本発明はフランジ部、胴壁部
および底壁部を有し、少なくとも該胴壁部が分子配向し
ているプラスチック中空体を製造する方法において、内
径が該フランジ部の外径に実質的に等しい第1のキャビ
ティと、内径が該胴壁部の外径に実質的に等しい第2の
キャビティを有し、第1のキャビティと第2のキャビテ
ィが、第1のキャビティの内面に連接する環状凹部と、
該環状凹部の内側に位置する環状凸部よシなる段差部を
介して接続するダイスの第1のキャビティ内に、実質的
に均一な厚さの平坦な、分子配向可能温度上限以下の温
度の分子配向性のプラスチック素材片を緊挿し、該素材
片の周縁部を該段差部と第1のキャビティの該内面に係
合させた状態において、該プラスチック素材片の該底壁
部にほぼ対応する中央部を第1のプランジャと第2のプ
ランジャによυ圧縮しながら第2のキャビティ内に導入
して、第1のシランジャと第2のシランジャの間から延
出する該プラスチック素材片の材料により、胴壁部を、
はぼ分子配向可能温度に保持された第1のプランジャの
側面と接触するようにして形成することにより中空成形
体を形成し、その後筒1のプランジャを復帰させながら
、該中空成形体の内部に加圧流体を送出して該胴壁部を
脹ませ、該分子配向可能温度の下限より低い温度に保持
された第2のキャビティの内面に接触せしめて冷却硬化
することを特徴とするプラスチック中空体の製造方法を
提供するものである。
以下図面を参照しながら、本発明について説明する。
第1図〜第7図において、1は上部プランジャ、2は下
部シランジャ、3はダイスである。ダイス3は、図示さ
れない保持部材に固設されておシ、上部キャビティ3a
および下部キャビティ3b(第5図参照)が設けられて
いる。上部キャビティ3aは、内径が形成されるべきプ
ラスチック中(5) 空体5のフランジ部5aの外径に実質的に等しく(形成
直後は完全に等しいが、冷却後は熱収縮分だけフランジ
部5aの外径が上記内径よシ小さい)、かつ高さが装入
されるべきプラスチック素材片10の厚さよりも若干高
い短円筒状部3alと、短円筒状部3a1の上端に連接
する上部りのテーパ部3a2を備えている。下部キャビ
ティ3bは、円筒形であってその内径は、形成されるべ
きプラスチック中空体5の胴壁部5bの外径に実質的に
等しく定められる。
上部キャビティの短円筒状部3a1の内面3a1′と下
部キャビティ3bの内面3 b’は、段差部3cを介し
て接続している。段差部3cは短円筒状部31L1の内
面3a1′の下端に連接する環状凹部3clと、環状凹
部3clの内側に位置し、下部キャビティの内面3b’
の上端に連接する環状凸部3c2 よりなっている。
上部フランシャ1の外径は、下部キャビティの内面3b
′とのクリアランスX(第5図参照)が、圧縮延伸成形
によって形成される中空成形体5′の(6) 胴壁部5′b′の肉厚yよりも大きく定められており、
例えばX−Y=0.2〜0.8諭程度に定められている
上部シランジャJには、導孔7が軸線方向に形成されて
おり、導孔7の下端開口部は、スプリング9によって上
方に牽引される截頭円錐形状のプラグ8によって常時は
閉じられている(第5図)。
導孔7は図示されない導管、電磁バルブを介して、図示
されない加圧エア源に連通しており、図示されないリミ
ットスイッチによって、上部シランジャ1の底面1aが
ほぼダイス3の段差部3cのレベルより下方に位置する
とき、上記電磁・ぐルブが開いて、導孔7に加圧エアが
供給されるように構成されている。なお、上部プランジ
ャ1は金属(例えば工具鋼等)よりなり、望ましくは表
面に平滑な硬質表面処理層(例えば硬質クロムメッキ層
)が形成されている。そして図示されないヒータが内蔵
されていて、底面1aおよび底面1aより少なくとも形
成されるべきプラスチック缶胴体の胴壁部5bの高さに
ほぼ等しい高さの部分の側面1b(第5図)は、当該プ
ラスチックスの分子配向可能温度附近に保持されている
下部シランジャ2は、下部キャビティ3b内を摺動可能
に構成されており、その上面2aには望ましくは平滑な
硬質表面処理層が形成されている。
後記の材料の圧縮による延出を容易にするためである。
上部プランジャ1および下部プランツヤ2は、図示され
ない駆動機構(例えば油圧装置)によって上下動され、
かつ上部プランジャ1の底面1aと下部プランジャ2の
上面2aの間にグラスチック素材片10の中央部]Oa
を圧持して、下部キャビティ3b内に導入するさい、中
央部]Oaに制御された圧縮力を加えることができるよ
うにするだめ、図示されない制御機構により、上部シラ
ンジャ1と下部シランジャ2の下降速度差が制御される
ようになっている。
プラスチック素材片10の外径は、上部キャビティの短
円筒状部3alに緊挿可能に定められる。
すなわち短円筒状部3a1に装入される温度における外
径が、短円筒状部3a1の内径よシも、好ましくけ数1
0μm〜数100μm大きく定められる。
プラスチック素材片10は分子配向性を有する熱可塑性
プラスチックスより主としてなる。この種のプラスチッ
クスとしては、例えばアイソタクチックポリプロピレン
、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低密度ポ
リエチレン等の結晶性ポリオレフィン樹脂、線状ポリエ
ステル樹脂例えばポリエチレンテレフタレート、yJ?
リカーデネート樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ニトリル樹
脂、あるいはこれらの共重体もしくはブレンド等が挙げ
られる。製品であるプラスチック中空体に特に透明性が
要求されない場合は、これらにタルク、炭酸カルシウム
や雲母フレーク等の充填剤を混入したものであってもよ
い。プラスチック素材片10は、これらの分子配向性熱
可塑性プラスチックス単体よシなるシート、もしくはこ
れらの分子配向性熱可塑性プラスチックスを主体として
、これに酸素ガスバリヤ−性樹脂、例えばエチレンーヒ
ニルアルコール共重合体、ポリアミド、セルロース系樹
脂、ポリアクリロニトリル、ポリ塩化ビ(9) ニリデン、もしくはポリビニルアルコール等ヲ積層又は
ブレンドしてなる積層体又はブレンドのシートを所定サ
イズに切断することによって形成される。グラスチック
素材片10の厚さは実質的に均一であって、約1〜6輔
であることが好ましく、より好ましくは約2〜4胴であ
る。約1胴よりより薄いと、プラスチック中空体を成形
のさい特に底部において破断を起し易く、一方約6簡よ
り厚いとフランジ部近傍において破断を生じ易いからで
ある。
グラスチック素材片10は、室温の!マ、もしくは分子
配向可能温度上限(Tu )より低い所定温度に均一に
予加熱を行なった後、上部キャビティ3a内に装入され
る。ここに分子配向可能温度上限(Tu)とは、アイソ
タクチックポリプロピレン、高、中、低密度ポリエチレ
ン等の結晶性熱可塑性プラスチックスの場合は融点(本
明細書においては、大気圧下で、示差熱分析法で測定さ
れた融解吸熱曲線の頂点温度で定義される)を、結晶性
熱可塑性プラスチックスであってもポリエチレンテレフ
(10) タレート等の冷結晶化温度の存在する樹脂の場合は、当
該冷結晶化温度を、そしてポリ塩化ビニル、ニトリル樹
脂、ポリカーボネート樹脂等の無定形プラスチックスの
場合は、液状流動開始温度(本明細書においてはJIS
K6719に記される高化式フローテスターを使用して
シランジャー圧力160に97cm2のもとで等速度で
加熱した時に樹脂が直径1調、長さlOmのノズルから
液状流動吐出を開始する温度で定義される)を意味する
本明細書において、分子配向可能温度とは、本発明によ
って形成が行われるプラスチック中空体5の少なくとも
胴壁部5bを形成する分子配向性プラスチックスの高分
子鎖が、通常の溶融成形に比較して配向され、その結果
力学的強度、ガスバリヤ−性、透明性等の向上が認めら
れるような温度を意味する。例えばアイソタクチック?
リプロぎレンの場合は融点より低く、約120℃より高
イ温度ヲ、ポリエチレンテレフタレート等の線状ポリエ
ステル樹脂の場合は、ガラス転移温度以上でかつ冷結晶
化温度よシ低い温度を、ポリ塩化ビニル、ニトリル樹脂
、ポリカーボネート等の無定形プラスチックの場合は、
ガラス転位温度以上でかつ液状流動開始温度より低い温
度を、壕だポリオレフィン樹脂とエチレン−ビニルアル
コール共重合体を主とする積層体もしくは前記重ね合せ
体の場合は、後者のビニルアルコール含有モル係をMと
すると、当該ポリオレフィン樹脂の融点より低い温度で
、かつ(1,64M+20)℃以上の温度を意味する。
前記の成形装置により、プラスチック中空体5は、例え
ば次のようにして製造される。
第1図に示すように、室温もしくは所定温度に加熱され
たプラスチック素材片]0を、上部キャビティ3aの短
円筒状部3aHの上端部に載置した後、第2図に示すよ
うに、上部シランジャ1を下降させて、プラスチック素
材片】0を上部キャビティ3a内に圧入する。この時点
で下部プランジャ2の上面2aは、環状凸部3c2の頂
部3c2′のレベルに停止しているので、プラスチック
素材片10の下面は上面2aと頂部302′に接触する
。またプラスチック素材片10の側面]Omは、短円筒
状部3a1の内面3a1′に半径方向の圧力下に密接す
る。
次に第3図、第4図に示すように、上部シランジャ1お
よび下部シランジャ2を同時に下部キャビティ3b内を
、プラスチック素材片10の中央部]Oaを押圧しなが
ら降下させる。降下の前期段階(通常は全行程の約20
〜40係に達するまでの段階)における押圧力を比較的
高くして、中央部]Oaの圧縮量を大きく、すなわち両
プランジャの間から延出する材料の量を多くして、延出
する材料によって形成される胴壁部5′b′が、第4図
に示すように、下部キャビティの内面3 b’と上部シ
ランジャ1の側面1b間の空隙をほぼ充満するようにす
る。
降下の初期段階(第3図参照)において、プラスチック
素材片の側面]Omは、元々短円筒状部3a1の内面3
81′と密接しているのであるが、さらに段差部3c上
の周縁部]Obに、圧縮された中央部]Oaから材料が
供給されるので、周縁部(13) ]Obの下部は環状凹部3c1内に喰入り、その上部は
盛り上り、側面]Omと内面3a1′間の圧力はよシ大
きくなる。そして中央部10aと周縁部]Obの境界部
近傍に剪断力が作用するが、該境界部近傍には中央部1
0aから十分に材料が供給されるので、剪断力によって
破断することはない。
さらに降下が進んでも、降下の前期段階においては胴壁
部5′b′を下方に引張る力はごく僅かであり、この間
周縁部]Obは第4図に示すように、斜下外方に延びる
外面5′alを有するフランジ部5′aを形成して、段
差部3cおよび内面3al′と係合するので、周縁部]
Obが下部キャビティ3b内に入り込み、成形不能とな
るおそれはない。
以上のように降下の前期段階において、前記空隙に材料
を蓄積する。前期段階を経過後押圧力を低下して下降を
続けるとく両プランジャの間から延出する材料の量が少
なくなるだめ、胴壁部5′b′の前記蓄積された材料に
テンションが加わって胴壁部5′b′は延伸する。従っ
て前期段階後の降下の後期段階においては、胴壁部5’
 bは、形成中の胴(14) 壁部5′b′の延伸によって供給された材料と、両シラ
ンジャの間から延出する材料によって形成される。
後期段階においては、上記テンションは、段差部3Cお
よび内面3a1′と係合したフランジ部5′aによって
保持される。なお後述のように段差部3cおよび内面3
al′は、当該プラスチックの分子配向可能温度下限(
Tz、)よシ低い温度に保持されるので、後期段階にお
いては、フランジ部5′aの中の少なくとも段差部3c
および内面3a1′に接する近傍部が、分子配向可能温
度(すなわち熱変形温度)よシ低い温度まで冷却硬化さ
れることが、上記保持に寄与する。
降下が終了、すガわち中空成形体5′が形成された時点
では、第5図に示すように、胴壁部5’ bと下部キャ
ビティ内面3 b’の間に空隙12が形成される。そし
て押圧力と降下速度の適当な制御によシ、実質的に均一
な肉厚の胴壁部5’bが得られるかくして0.2 調と
いう薄肉の胴壁部5’ bを形成することも可能である
。そして降下の後期段階における押圧力は前述のように
比較的低いので、底壁部5’ cの肉厚は比較的厚く(
例えば約1mm以上)、従って成形時のテンションによ
るコーナ部5’ dの破断が防止される。降下の後期段
階まで押圧力を高く保持する場合は、底壁部5′c従っ
てコーナ部5′dが薄肉になって破断しやすく、壕だ破
断しない場合でも、プラスチック中空体5を密封後レト
ルト加熱殺菌のさい、薄肉のだめ(特に0□3w以下の
場合)熱変形によりコーナ部5dにしわを生じ易い。さ
らに底壁部5’ cが薄肉(約1mm以下)であること
は、プラスチック中空体5の半径方向内側に向う外力に
対する変形抵抗を弱め、さらにレトルト加熱殺菌処理の
さい、底壁部5cが脹れるという問題を有する。一方陣
下の前期段階から押圧力を比較的低くして成形を行なう
場合は、成形中の胴壁部への材料の補給は、両シランジ
ャの間の中央部10aに対応する材料からのみであるの
で、降下速度に対して材料の補給が間に合わず、フラン
ジ部5′aの形成が不十分で、かつ胴壁部に大きなテン
ションが加わる。そのため成形中に周縁部1’ Obな
いしフランジ部5′aと段差部3cの保合が解け、成形
不能となり易い。
上記降下中、底壁部5Cおよび胴壁部5bとなるべき材
料は、表面がほぼ分子配向可能温度Tlに保持された上
部シランジャ1と接触しており、かつ加工熱による温度
上昇も起るので、素材片10が室温で供給される場合で
あっても、成形速度を遅くすれば、成形中の材料は分子
配向可能温度に保たれる。
ここにほぼ分子配向可能温度T1とは、前述のように、
分子配向可能温度下限TLよシ約20℃低い温度以上、
分子配向可能温度上限Tuよシ約60℃高い温度以下、
より好ましくは分子配向可能温度下限TLよシ約20℃
高い温度以上、分子配向可能温度上限Tuより約20℃
高い温度以下の温度を意味する。
なお上記成形中、短円筒状部の内面3 、1/、段差一
部3c、下部キャビティ内面3b′、および下部プラン
ジャ2の上面2aは、図示されない内蔵ヒーターによっ
て当該分子配向性ゾラスチックスの分(17) 子配向可能温度下限TLよシ若干低い(通常約20〜5
0℃)温度、例えばポリプロピレンの場合は約70〜1
00℃に保持される。内面3 b’および上面2aの温
度が上記温度より低い場合は、成形中の材料を分子配向
可能温度に保持することが困難になるので好ましくない
中空成形体5′が形成された後、上部プランジャ1を上
昇せしめると同時に、好ましくは下部シランジャ2を僅
かに(例えば約5 mm )下降させる。
上部シランジャJが上昇したごく初期段階では、まだプ
ラグ8は、タイムラグのため導孔7の開口部を閉じてい
て、そのため上部プランジャ】の底面1aと底壁部5/
Cの間に形成される空隙が減圧となって、まだ分子配向
可能温度の底壁部5’ cが内側に向って変形し易いが
、下部グラ−ジャ2を僅かに下降させると底壁部5′C
と下部プランジャの上面2aの間の空隙も同様に減圧さ
れて、底壁部5/cの上下側における圧力バランスが保
たれ、上記変形を防止することができるからである。
さらに上部シランジャ1を上昇させると、第6/IQ) 図に示すように、エア圧力によってプラグ8が下って、
プラグ8と導孔7の開口部間の隙間13より加圧エアが
吹出されて、中空成形体5′は吹込成形され、底壁部5
’cは下部シランジャ2の上面2aに、胴壁部5’ b
は下部キャビティの内面3 b’に密接して、分子配向
可能温度よシ低い温度まで冷却し、硬化する。そして第
7図に示すように、フランジ部5a、胴壁部5b、底壁
部5cを有するプラスチック中空体5が形成される。そ
の後上部プランジャ1の上昇を続け、下部シランジャ2
を上昇させて、ダイス3よりプラスチック中空体5を抜
き出す。
以上のようにして胴壁部5bの高さと外径の比が約1.
5〜3であって、胴壁部5bの肉厚が薄く(約0.1〜
0.3 m+n )、かつ実質的に均一であり、さらに
胴壁部5bが分子配向により、透明性、ガスバリヤ−性
等の容器特性において向上したプラスチック中空体5が
得られる。なお用途によシ比較的厚い胴壁部5bが要求
される場合は、例えば約0.4〜1.0 vanの肉厚
の胴壁部5bを有するプラスチック中空体5を製造する
ことができることはいうまでも々い。
プラスチック中空体5を容器として使用する場合は、内
容物を充填後、フランジ部5aに、ヒートシール性樹脂
よりなる内層を有する蓋部材をヒートシールするか、も
しくはカール部を有する金属蓋を巻締ることによって密
封充填容器とすることができる。なお第7図においてフ
ランジ部5aの内面が半径方向内側に盛上って、隆起部
5alが形成されているが、第7図が説明図のため誇張
されて示されだのであって、実際は隆起部5a1の半径
方向高さは約0.5 mm以下であって、殆んど目立た
ない。
本発明は以上の例によって限定されるものでなく、例え
ばダイスの上部キャビティに対応する部分が、ダイス本
体と別箇に形成された割型よりなり、この割型を開いた
状態においてプラスチック素材片10を段差部3cと下
部シランシャ2上に載置し、その後割型を閉じて、上部
キャビティ内にプラスチック素材片を緊挿してもよい。
また段差部の環状凹部および/または環状凸部は断面コ
字型に形成されてもよい。
さらに、グラスチック素材片の中央部のダイスキャビテ
ィ内への導入は、上部シランジャ1と下部プランジャ2
を実質的に移動させることなく(ただし押圧に伴う若干
の移動はある)、ダイス3を上昇せしめることによって
行なってもよい。
また図示されないが、中空成形体5′内への加圧エア(
加圧流体)の吹込は、シランジャ1の側面Ibから行な
ってもよい。
また胴壁部の断面形状が隅丸四角形等任意の形状のシラ
スチック中空体の製造も、キャビティ等の形状を変える
ことによって容易に得られることはいうまでもない。
本発明によれば、プラスチック素材片の周縁部を挾持す
ることなく、該周縁部を段差部と上部キャビティの内面
に係合させた状態において成形を行なうので、簡単な装
置で、短時間にプラスチック成形体を製造できるという
効果を奏することができる。
C21) さらに胴壁部は分子配向可能温度において形成されるの
で、分子配向しており、透明性、ガスバリヤ−性、強度
等の容器特性が改善されたプラスチック中空体が得られ
るという効果を有する。
まだ分子配向可能温度附近に保持された上部シランジャ
の側面と接触しながら、圧縮により延出した材料により
胴壁部が形成されるので、高さ対直径の大きい缶状のプ
ラスチック中空体を得ることができるという利点を有す
る。
さらにプラスチック素材片は実質的に均一な厚さのシー
トより切断によシ形成されるので、積層体を使用するこ
とが容易であり、さらに射出成形法等によシ形成する場
合にくらべて、低コストで、かつ量産性に優れていると
いうメリットを有する。
以下実施例について説明する。
実施例 メルトフローインテックスが6,9/10分、融点が1
65℃のポリプロピレン(蜀を最内外層、融点が162
℃の無水マレイン酸変性ポリゾロピレン(B)を接着層
、ビニルアルコール含有量が70モ(22) ル係、融点が182℃、厚さ約85μmのエチレン−ビ
ニルアルコール共重合体(Cりを酸素バリヤ一層とした
A / B / C/ B /A構成の厚み3胴の対称
5層積層シートから直径56朔のブランクを打抜き、オ
ーブンで均一に145℃に加熱した。
上部シランジャ1の直径53.3mm、下部シランジャ
2の直径54.2mm、上部キャビティ3の短円筒状部
3a1の内径55.9 mm、高さ4胡、下部キャビテ
ィ3bの内径54.2 am、段差部3cの環状凹部3
c1および環状凸部3c2の曲率半径が共に0、25 
tanである第1図に示すタイプの装置の、上部シラン
ジャ1の底面1aおよび側面1bの温度が140℃、下
部シランツヤの上面2aの温度が90℃、上部キャビテ
ィの短円筒状部3a1、段差部3cおよび下部キャビテ
ィ3bの表面(内面)温度が80℃になるように、予め
内部ヒータにより予熱した。
上記状態において、145℃のブランクを上部プランジ
ャ1により短円筒状部3a1 内に圧入し、直ちに上部
プランジャ]と下部プランジャ2により、ブランク中央
部に180 kg/1yn2の圧力を加えながら、ブラ
ンク中央部を下部キャビティ3b内に100m7秒の速
度で導入し、下部プランジャの上面2aが環状凸部の頂
部302′から20論下方に達した時、ブランク中央部
の圧力を100kg/crnに低下させ、そのま1上面
2aが頂部3c2′から100門下方になるまで成形を
行ない、中空成形体5′を形成した。
その後上部シランジャ1を上昇させながら、6kg/c
rn2の圧力のエアを中空成形体5′内に送入し、胴壁
部5’bを下部キャビティ内面3 b’に接触させ、冷
却固化した。
得られたプラスチック中空体5の胴壁部の厚みは0.3
 mm 、高さは95端で透明性に優れていた。
フランジ部5aの高ah(第7図)は2陥、突出幅Wは
13晒であった。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本発明の方法の工程を示す説明用縦断
面図であって、第1図はプラスチック素材片を上部キャ
ビティの短円筒状部上端部に載置した状態を示す図面、
第2図はゾラスチッ品素材片を短円筒状部内に緊挿した
状態を示す図面、第3図はプラスチック素材片の中央部
の下部キャビティ内への導入初期の状態を示す図面、第
4図は導入の前期段階における状態を示す図面、第5図
は導入が終了し、中空成形体が形成された状態を示す図
面、第6図は上部シランジャを上昇させている状態を示
す図面、第7図はプラスチック中空体の形成が終了した
状態を示す図面である。 1・・・上部(第1の)プランジャ、]b・・・側面、
2・・・下部(第2の)シランジャ、3・・・ダイス、
3a・・・上部(第1の)キャビティ、3al′・・・
内面、3b・・・下部(第2の)キャビティ、3 b’
・・・内面、3C・・・段差部、3cl・・・環状凹部
、3c2・・・猿状凸10・・・プラスチック素材片、
loa・・・中央部、]Ob・・・周縁部。 (25) 第1図 第3図 第4図 第5図 特開昭59−55714 (9) 第6図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  フランジ部、胴壁部および底壁部を有し、少
    なくとも該胴壁部が分子配向しているプラスチック中空
    体を製造する方法において、内径が該フランジ部の外径
    に実質的に等しい第1のキャピテイと、内径が該胴壁部
    の外径に実質的に等しい第2のキャビティを有し、第1
    のキャビティト第2のキャビティが、第1のキャピテイ
    の内面に連接する環状凹部と、該環状凹部の内側に位置
    する環状凸部よシなる段差部を介して接続するダイスの
    第1のキャビティ内に、実質的に均一な厚さの平坦な、
    分子配向可能温度上限以下の温度の分子配向性のプラス
    チック素材片を緊挿し、該素材片の周縁部を該段差部と
    第1のキャビティの該内面に係合させた状態において、
    該プラスチック素材片の該底壁部にほぼ対応する中央部
    を第1のプランジャと第2のプランジャにより圧縮しな
    がら第2(]) のキャビティ内に導入して、第1のシランジャと第2の
    シランジャの間から延出する該プラスチック素材片の材
    料により、胴壁部をほぼ分子配向可能温度に保持された
    第1のプランジャの側面と接触するようにして形成する
    ことにより中空成形体を形成し、その後筒1のプランジ
    ャを復帰させながら、該中空成形体の内部に加圧流体を
    送出して該胴壁部を脹ませ、該分子配向可能温度の下限
    より低い温度に保持された第2のキャビティの内面に接
    触せしめて冷却硬化することを特徴とするプラスチック
    中空体の製造方法。
  2. (2)プラスチック素材片の第2のキャビティ内に導入
    の前期段階において、第1のプランジャと第2のプラン
    ジャによる圧縮力を比較的高めて、延出する材料を第1
    のプランジャと第2キャビティ内面間の空隙にほぼ充満
    するよう蓄積し、その後肢圧縮力を低下させて、該蓄積
    した材料を延伸する特許請求の範囲第1項記載のプラス
    チック中空体の製造方法。 (2)
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US06/480,308 US4519977A (en) 1982-09-27 1983-03-30 Method for making a plastic container
EP83302415A EP0106425B1 (en) 1982-09-27 1983-04-28 Method and apparatus of manufacturing a tubular plastic container
DE8383302415T DE3381137D1 (de) 1982-09-27 1983-04-28 Verfahren und vorrichtung zum herstellen eines rohrfoermigen kunststoffbehaelters.
US06/660,678 US4615928A (en) 1982-09-27 1984-11-20 Method and apparatus for making a plastic container and an improvement thereof

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JPS5610174A (en) * 1979-07-05 1981-02-02 Res Inst For Prod Dev Analgesic and antiphlogistic agent
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