JPS595441A - 光学的再生装置 - Google Patents

光学的再生装置

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JPS595441A
JPS595441A JP11576782A JP11576782A JPS595441A JP S595441 A JPS595441 A JP S595441A JP 11576782 A JP11576782 A JP 11576782A JP 11576782 A JP11576782 A JP 11576782A JP S595441 A JPS595441 A JP S595441A
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JP11576782A
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Inventor
Shinichi Tanaka
伸一 田中
Tsuneo Hirose
広瀬 凡夫
Haruo Isaka
治夫 井阪
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ディスクなどの情報記録担体の情報トラック
から、それに記録された情報を光学的に読み取る光学的
再生装置に関するものである。
光学的再生装置のトラッキング制御方式としては、トラ
ッキング誤差検出方法の異なるいくつかの方式が既に知
られている。その代表的なものとして、3ビ一ム方式、
差動方式、およびウオブリング方式と呼ばれる各方式が
よく知られている。
3ビ一ム方式は、情報を読み取る主光ビームの他に、ト
ラッキング制御用の2つの副光ビームを用いて、これら
を情報記録担体(ここでは円盤状の情報記録担体を考え
、以下、これを単にディスクと呼ぶ)上に集束し、主光
スポットおよび2つの副光スポットを形成するものであ
る。読み取るべき情報トラック上を主光スポットが正し
くトラッキングしているとき、上記2つの副光スポット
は、トランクピンチの約4分の1程度ずつ上記情報トラ
ックから互いに反対方向に外れているように調整される
。このとき、上記2つの副光スポットによって読取られ
る信号レベルの差によってドラッギング誤差を検出する
ことができる。ところが上記3つの光スポットの読取り
信号をそれぞれ独立に検出するためには、光電検出器上
で、上記。
各光スポットの像を互いに分離する必要がある。
したがって上記各光スポットはディスク上で数十ミクロ
ン程度以上離す必要があり、上記情報トラックに沿って
互いに十分能れて形成される。このため上記2つの副光
スポットを結ぶ線分は情報トラックに対して1度程度あ
るいは、それ以下の所定の角度となるように設定する必
要がある。このような小さな角度に正確に設定すること
はそれ自体極めて困難なことであり、また、ディスクの
偏心によって情報トラックの方向が振れるためトラッキ
ング誤差の検出感度が変動し、偏心が大きい場合には特
に内周部でトラッキング制御が不安定になり易いという
欠点がある。さらにまた、情報を読み取るピンクアップ
部がディスクの半径方向に移動するとき、情報トラック
に対する上記ピックアップ部の角度を正確に保つ必要が
あるという欠点もある。
差動力式は、ディスクからの反射光あるいは透過光の光
量分布が、トラッキング誤差によってアツバランスにな
ることを利用したもので、セルを有する光電検出器上に
」二記ディスク上の光スポットの遠視野像を形成し、上
記光量分布のアンバランスを検出してトラッキング誤差
信号を得るものである。この方式は簡単々構成でトラッ
キング誤差を検出できるが、ディスクの反りや傾きでト
ランキング制御の動作点がずれ、不安定になり易いとい
う欠点を有する。
また、ウメブリング方式は、」−記ディスク上の光スポ
ットを、上記情報トラックを横切る方向に所定の周波数
で微小振動(ウオブリング)させ、これによる検出信号
のレベル変動成分を包絡線検波によって取り出して、こ
れをウオブリングの駆動信号で同期検波1〜でトラッキ
ング誤差を検出する方式である。本方式では、サーボ帯
域を十分広くするためにはウオブリング周波数を例えば
数十kllZ程度に高くする必要があり、アクチュエー
タの構成が困難であるという欠点を有する。また、記録
情報が基底帯域で記録されたディジタル信号のように低
い周波数成分まで含む場合には、同期検波の時に情報信
号の低域成分がトラッキング誤差信号にノイズとして混
入し易いという欠点もある。
本発明は、上記した従来のトラッキング方式の有する欠
点を著しく改善する新規なトラッキング制御手段を備え
た光学的再生装置を提供するものである。
以下、図を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明を説明するための原理図である。
なお、本図は本発明の動作を理解し易いように誇張して
示している。同図において、光ビーム5は。
移相手段であるところの移相板1を透過することにより
位相が変化させられる。このとき上記移相板1は位相の
変化のさせ方が異なる第1の領域Aと第2の領域Bの2
つの領域から成る。上記第1および第2の2つの領域の
境界線に平行にX軸を考えたとき、第1の領域A内では
光ビーム6の位相の変化量(以下1位相の変化を移相と
呼ぶ)は、位相の遅れを正の移相と考えたとき、Xに比
例して増加し、逆に第2の領域B内では−Xに比例して
減少する。このような第1および第2の領域は。
図に示したように互いに逆に向いた光学的くさびとみな
すこともできる。したがって、光ビーム5で」二記第1
の領域Aを透過した部分と上記第2の領域Bを透過した
部分とは互いに逆方向に微小角度屈折する。したがって
、」二記移相板1を透した光ビーム5を集束レンズ2で
情報トラック4上に焦点を結ぶように集束すると、光ビ
ーム6の第1の領域Aの透過部分は、」二記第1の領域
Aに対応する集束レンズのA′部分を透過して光スポラ
)3aを形成し、同じく第2の領域Bの透過部分は、上
記第2の領域Bに対応する集束レンズのB′部分を透過
して光スポット3b(fl−形成する。上記X軸がディ
スクの情報記録面に略平行で、情報トラック4の長さ方
向に略垂直となるようにしておけば。
上記2つの光スポット31L、3bの平均位置が情報ト
ラック4の中央にあるとき、光スポット3aおよび3b
は互いに反対方向にトラッキング誤差を有することにな
る。上記光スポット3?L、3bの平均位置が情報トラ
ック4の中央が′ら1例えば図のX軸の正方向に少しず
れたとすると、光スポット3bのトラッキング誤差は増
大し、光スポット、32Lのトラッキング誤差は減少す
る。したがって、光スポット3aによる読取り信号レベ
ルは増大し、光スポット3bによる読取り信号レベルは
低下することになる。また、光スポラ) 3a 、 3
bの平均位置が情報トラック4に対してX軸の資力、向
にずれたときには上記の逆となる。ここで、情報信号は
、光スポラ)31L 、 3bがらの反射光を上記集束
レンズ2で再び集光して読み取るものと°する。このと
き、光ビーム5の第1の領域大の透過部分と第2の領域
Bの透過部分とは反射後に入れ替るため、光スボ7 )
3aがらの反射光は集束レンズ2のB′部分を通って集
光され、光スポット3bからの反射光は同じ<A’部分
を通って集光される。したがって、集束レンズ2のA′
部分を通って集光された反射光による読取り信号と、B
′部分を通って集光された反射光による読み取り信号と
のレベルを比較することによりトラッキング誤差を検出
することができる。なお、集束レンズ2の例えばA′部
分を通って集光された反射光のみに着目してみる。と、
情報トラック4の長さ方向に関1〜て集束レンズ2の開
口は半分になっている。したがって上記A′部分のみに
よって集光される反射光から情報を読み取るとき、その
伝達特性(OTF)は、周波数帯域が半減することにな
る。しかし。
トランキング制御のクロスオーバ・−周波数は記録情報
の周波数帯域に対して十分低いため、記録情報の高い周
波数成分には応答する必要はなく、トラッキング誤差信
号の検出に必要な周波数帯域は十分確保される。
一方、情報信号を読み取る場合には、A′部分とB′部
分とによって集光される反射光の検出信号を全て加算す
ることによって、上記集束レンズ2の開口全体を有効に
利用することができる。ところが、移相板1は集束レン
ズ2に波面収差を付加するのと同等であり、上記移相板
1および集束レンズ2を含む光学系の伝送特性は、上記
集束レンズ2と同等の開口数を有する理想レンズに比べ
て劣化する。移相板1によって生ずる波面収差の最大値
は、上記移相板の移相量の最大値と最小値の差の2分の
1程度と見なすことができる。レンズの伝達特性を理想
レンズに近いものとするための波面収差の限界としで、
レーリー・リミットと呼ばれる条件がよく知られている
。これは、波面収差の最大値が4分の1波長より小さく
なければならないというものである。したがって上記移
相板1の移相量の最大値と最小値の差′f:2分の1波
長以下とすることにより、上記集束1/ンズ2の解像度
を大幅に損うことなく記録された情報を読み取ることが
可能である。このとき、移相板1は第1図のような顕著
なくさび状とはならず、厚みの傾斜した薄膜によって構
成することができる。薄膜の屈折率が例えば1.6のと
き、レーリー・リミットを満足するためには、上記薄膜
の厚みの差はたかだか波長程度である。
記録情報の周波数が十分低い場合には、レーリー・リミ
ットを必ずしも満足する必要はなく、移相板の移相量の
差は2分の1波長より太きくしても差支えないことは明
らかである。
μ上は本発明の詳細な説明したものである。本発明によ
れば、第1図に示したように、2つの光スポット3a、
3bが極めて微小量だけ位置がずれており、そのずれの
方向はトラック4に対して略垂直であることが望ましい
が、トラック4に平行でなければ、必ずしも垂直でなく
てもよいことは明らかである。したがって、本発明では
、情報を読み取るピックアンプ部の情報記録面に垂直な
軸の回りの回転に対して許容度が大きく、ピックアップ
部を回動軸の回りに回動してディスクの内周から外周に
わたって情報を読み取ることも可能であるという特長を
有する。また、本発明では。
移相板の2つの領域(A領域およびB領域)を例えば第
2図のように、中心に対して点対称となるようにし、−
図のY方向がトラック方向となるように配置すれば、デ
ィスクの傾きや反りによるトラッキング制御の動作点の
ずれを著しく減少することができるという特長をも有す
る。
以下、実施例をあげて本発明をさらに詳しく説明する。
第3図は本発明の第1の実施例の概略構成図である。同
図において、半導体レーザ1oが放射する放射光15は
、コリメータレンズ14で平行な光ビーム16′となり
、移相板11およびビームスプリッタ13を透過後、集
束レンズ12で情報トラック19上に集束される。トラ
ック19からの反射光は再び集束レンズ12で集光され
て検出光ビーム18が得られ、該検出光ビーム18はビ
ームスプリッタ13で分離して取り出される。上記ビー
ムスプリッタ13で分離された検出光ビーム18は集光
レンズ16でビーム径が縮小され、光電検出器17上に
遠視野像を形成する。このとき光電検出器17は隣接す
る2つの受光セル17a。
17bを含み、前記移相板11の第1の領域A(以下、
単にA領域と呼ぶ)および第2の領域B(以下、単にB
領域と呼ぶ)の境界線が、」二記受光セ/l/ 17 
a オよび17bの境界線上にほぼ写影されるようにす
れば、前記光ビーム15′のA領域通過部分の反射光は
受光セル17aに、また、B領域通過部分の反射光は受
光セル17bに、それぞれ入射する。そこで、受光セル
17aと17bによる検出信号レベルを、トラッキング
誤差検出回路20で比較することによりトラッキング誤
差信号を得ることができる。上記トラッキング誤差検出
回路20の構成は特に限定されないが1例えば単なる差
動増幅器を用いることもでき、あるいは」−記受光セル
172Lと1了すの検出信号をそれぞれ包絡線検波し、
それらの包絡線検波信号の差を差動増幅するように構成
することもできる。
本実施例において、半導体レーザ10およびコリメータ
レンズ14は光放射手段、集束レンズ12は光集束手段
、移相板11は移相手段、集束レンズ16は検出光学手
段、光電検出器1了は光電検出手段、トラッキング誤差
検出回路20はトラッキング誤差検出手段をそれぞれ構
成する。
第4図は本発明の第2の実施例の概略構成図である。第
3図の場合と同様に検出光ビーム30は、ビームスプリ
ッタ31によって分離して取出される。分離して取出さ
れた上記光ビーム3oは集光レンズ32によって光電検
出器34上に集束されて点像を形成する。このとき上記
検出光ビーム30の略半分はくさび状プリズム33によ
って屈折されるため、上記点像は2つの点像に分離され
る。
そこで移相板35のA領域とB領域の境界線が上記くさ
び状プリズム33の先端に写影されるようにすれば、上
記2つの点像の一方は上記入領域に。
他方はB領域にそれぞれ対”応したものとなることは明
らかである。
第5図は光電検出器34の拡大図で、上記2つの点像と
、光電検出器34の受光セルの関係を示すものである。
同図(a) K示すように、受光セルはA+、 B+、
 CIおよびDlの4つのセルから成り、それぞれの出
力を’I + bI r CIおよびa、とする。第1
の点像40は受光セルC+、I)+にまたが9て形成さ
れ。
第2の点像41は受光セルA+、B+にまたがって形成
される。本実施例の場合、第1の点像は移相板のA領域
に、第2の点像はB領域にそれぞれ対応する。したがっ
て、(a1+bl)と(c++d+)’Th比較するこ
とによりトラッキング誤差を検出することができる。
一方、情報トラック上の読み取り光スポットの焦点がは
ずれた場合には、上記点像は第6図中)の40’および
41′あるいは第6図(C)の40″および41#のよ
うにボケだ像となる。本実施例の場合、情報トラックが
近すぎるときには第6図(b)、遠すぎるときには第6
図(0)のようになる。したがって(lLI+(11)
と(bI + (+ )の差から7 オーカスm差を検
出することができる。
(a++bl)と(CI”d+)の信号をそれぞれ得る
ための加算器37a、3アbおよび、それらの出力を比
較するトラッキング誤差検出回路39はトラッキング誤
差検出手段を構成し、(a、+d、)と(b1十01)
の信号をそれぞれ得るだめの加算器36a、36bおよ
び、それらの出力の差をとる差動増幅器38はフォーカ
ス誤差検出手段を構成する。
また2本実施例の検出光学手段は、先述の第1の実施例
に比べて、くさび状プリズム33を余分に含むものであ
る。
第6図は本発明の第3の実施例の光学ピックアップ部分
の概略構成図である。第3図の場合と同様に検出光ビー
ム60は、ビームスプリッタ51によって分離して取出
される。分離して取り出された上記光ビーム60は、集
光レンズ62および円柱レンズ56によって光電検出器
64上に結像される。このとき、円柱レンズ56は一方
向性のレンズ作用を有するので、上記光電検出器54上
の像を、a長い線像とすることができる。また。
くさび状プリズム53で、検出光ビーム60の略半分(
図では下半分)を屈折させると、上記線像   ′は2
つに分離する。上記のように本実施例の検出光学手段は
、先述の第1の実施例に比べて、くさび状プリズム63
および円柱レンズ66を余分に含む。、 第7図は、上記光電検出器64の拡大図で、受光セルの
配置と、この上に形成される上記線像を示すものである
0第1の線像60は、くさび状プリズム53によって屈
折される検出光ビーム60の一部によって形成され、線
像61は検出光ビーム60の残りの部分によって形成さ
れる。受光セルは同図(a) K示すようにA2. B
2.02 、 D2 、12およびF2の6つのセルか
ら成り、それらの出力信号をそれぞれC2+ b2 +
 C2+ d2 + C2およびf2とする。
移相板66は、第2図と同様の構成であり、情報トラッ
ク67に垂直な方向のA領域とB領域の境界線が上記く
さび状プリズム63の先端に写影されるようにすれば、
受光セルA2 、 F2およびF2はA領域に、受光セ
ルB2 、 C2およびD2 はB領域にそれぞれ対応
する。したがって、(C2+62 + f2 )と(b
2 +Q2 +d2 ) を比較することにより、トラ
ンキング誤差を検出することができる。
一方、情報トラック67上の読み取り光スポットの焦点
がはずれた場合には、上記線像は、第7図(b)ノロ0
′および61′、あるいは第7図(C)の60”および
61′/のようにボケだ像となる。本実施例の場合、情
報トランクが近すぎるときには同図(b)。
遠すぎるときには同図(0)のようになる。したがって
第2の実施例と同様に(b2+02)と(C2+f2)
の差からフォーカス誤差を検出することができる。
」−記の説明で明らかなように、トラ、ツキング誤差検
出手段およびフォーカス誤差検出手段は、第4図と同様
に構成されるが第6図では省略した。
第8図は2本発明の第4の実施例の光学ピックアップ部
分の概略構成図である。第3図の場合と同様に、検出光
ビーム70は、ビームスプリンタ71によって分離して
取出される。分離して取出された上記光ビーム70は第
1の円柱レンズ72および第2の円柱レンズ73によっ
て光電検出器74上に集束する。このとき上記第1の円
柱レンズ72と第2の円柱レンズ73は同一の焦点距離
を有し、レンズ作用をもつ方向が互いに直交するように
所定の距離だけ隔てて設置されている。このため上域、
第1および第2の円柱レンズ72 、73によって構成
されるレンズ系は大きな非点収差を有することになり、
第1の円柱レンズ72がレンズ作用をもつ方向の焦点位
置と、第2の円柱レンズ73がレンズ作用をもつ方向の
焦点位置とは。
上記第1および第2の円柱レンズの間隔に等しい距離だ
け分離する。光電検出器74は、上記第1゜第2の円柱
レンズのそれぞれの焦点位装置の略中間に位置するよう
に設置され、したがって、この上に形成される像は、上
記2つの円柱レンズ72゜73の収差を無視すれば略円
形の遠視野像となる。
本実施例の検出光学手段は、第1の実施例における集光
レンズ16が2つの円柱レンズ了2,73に置き替った
ものである。
第9図は光電検出器74の拡大図で、この上に形成され
る上記遠視野像と受光セルの配置例を示すものである。
図示のように、受光セルは放射状に8分割されており、
遠視野像80はそれらの受光セルのほぼ中心に形成され
る。8分割された上記受光セルをks 、 85〜H3
としそれらの出力をそれぞれ2L3〜h3とする。移相
板76は第2図と同様のもので、A領域とB領域の境界
線は、上記受光セルB3と05の境界線、 DsとF3
の境界線、Fsと錦の境界線およびF3とA3の境界線
上に写影されるものとする0このとき、上記A領域は受
光セルA3. F3. EsおよびF3に対応し、B領
域は受光セルOs、 Ds、 GsおよびF3に対応す
る。したがって、トラッキング誤差は、 (a5+b、
+e、+f5)と< c、 +d3 +gs +bs)
を比較することにより得られる。
一方1円柱レンズ72は、情報トラック76の写影され
る方向に垂直な方向に(または平行な方向に)レンズ作
用を有し、円柱レンズ73は円柱レンズ73と直交する
方向にレンズ作用を有する。
したがって、情報トラック76上の読み取り光スポット
に焦点はずれがおこると、光電検出器74上の遠視野像
は第9図(b)の80′あるいは同図(C)の80″の
ように長円形となる。同図の場合、(b)は情報トラッ
ク76が近すぎる場合、(C)は遠すぎる場合に相当す
る。したがって、  (bs +〇s +f3 +gs
)と(d5+e5+bs+Ls)の差からフォーカス誤
差を検出することができる。
上記の説明で明らかなように、トラッキング誤差検出手
段およびフォーカス誤差検出手段は、第4図の場合と同
様に構成されるが、第8図では省略した。
以上説明したように1本発明によれば、トラッキング誤
差を簡単な光学的手段で検出することができ、さらに、 (+)  情報記録担体の反りや傾きの影響を受は難い
(II)情報記録担体に垂直な軸の回りのピックアップ
部の回転に対する許容度が広い。
(111)従来のフォーカス誤差検出手段との組合わせ
が容易となる。
という特長を有するものである。
なお、本発明は上記実施例のものに限定されるものでは
ない。例えば移相手段は光放射手段の光源から情報記録
担体までの間のどこであっても差支工なく、集束レンズ
やビームスプリッタに直接薄膜を形成することもできる
。ビームスプリッタは、半導体レーザのような点光源と
コリメータレンズの間に置いても本質的に何ら差支えな
い。また、光放射手段は半導体レーザの場合について説
明(〜だが、他のいかなる光源(例えばヘリウム−ネオ
ン・レーザ〕であっても原理的に何ら差支えないことは
明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理図、第2図は移相板の一例の斜視
図、第3図は本発明の第1の実施例の概略構成図、第4
図は本発明の第2の実施例の概略構成図、第5図(a)
 、 (b) 、 (C)は本発明の第2の実施例で使
用する光電検出器の拡大図、第6図は本発明の第3の実
施例の光学ピックアンプ部分の概略構成図、第7図(a
) 、 (1)) 、 (C)は本発明の第3の実施例
で使用する光電検出器の拡大図、第8図は本発明の第4
の実施例の光学ピックアップ部分の概略構成図、第9図
(a) 、 (b) 、 (C)は本発明の第4の実施
例で使用する光電検出器の拡大図である。 1.11,35,66.76・・・・・・移相板、2゜
12・・・・・集束レンズ、10・・・・・・半導体レ
ーザ。 13.31.51.71・・・・・・ビームスプリッタ
。 14・・・・・・コリメータレンズ、 16 、32 
、52・・・・・・集光レンズ、33.63・・印・く
さび状プリズム、56.72.73・・・・・・円柱レ
ンズ、17,34゜54.74・・・・・光電検出器、
20.39・・・・・・トラッキング誤差検出回路、3
6a 、36b 、372L。 37b・・・・・・加算器、38・・・・・・差動増幅
器。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第2図 第3図 第4図 第5図 ta+       (b+      (c+第6図 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)情報記録担体の情報トラックから、それに記録さ
    れた情報を光学的に読み取るように構成され、かつ、光
    ビームを放射する光放射手段と、該光放射手段から放射
    される上記光ビームを集束して」二記情報記録担体の情
    報面上に読取り光スポットを形成する光集束手段と、上
    記光ビームの光路中において」−配光ビームの位相を変
    移させる移相手段と、上記光ビームの上記情報記録担体
    からの反射光あるいは透過光を集光して取り出す検出光
    学手段と、上記検出光学手段からの出力光の実質的に遠
    視野の像を受光して電気信号に変換する複数の受光セル
    を含めて成る光電検出手段と、該光電検出手段の複数の
    受光セルの所定の組み合わせの差動出力としてトラッキ
    ング誤差信号を得るトラッキング誤差検出  (手段と
    を具備し、上記移相手段、光電検出手段。 およびトラッキング誤差検出手段は、それぞれ下記の各
    項を満足することを特徴とする光学的再生装置。 (I)  上記移相手段は5上記光ビームの断面全体あ
    るいはその一部を第1および第2の2つの領域に分割し
    、上記第1および第2のそれぞれの領域内における移相
    量は互いに異なり。 その差は、上記情報トラックに対して実質的に平行でな
    い所定の方向に清って直線的に変化する。 (I)  上記光電検出手段の複数の受光セルは、それ
    ぞれ上記移相手段の2つの各領域の像の位置に対応して
    配置されている。 (lit)  上記トラッキング誤差検出手段は、上記
    移相手段の第1および第2のそれぞれの領域に対応する
    上記光電検出手段のそれぞれの受光セルの差動出力から
    トラッキング誤差信号を得る。 ?)移相手段の第1および第2の領域の移相量の差の最
    大値は、たかだか光ビームの波長の2分の1程度である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の光学
    的再生装置。 (3)移相手段の第1および第2の2つの領域は、光ビ
    ームの略中心を通り、情報トラックに対して実質的に略
    垂直な直線に関して互いに対称に配置されていることを
    特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の光学的再生
    装置。 (4)移相手段の第1および第2の領域は、光ビーノ、
    の中心に関してそれぞれ点対称であることを特徴とする
    特許請求の範囲第(3)項記載の光学的再生装置。 (6)検出光学手段に対応する光電検出手段の複数の受
    光セルの所定の組合わせの差動出力として焦点誤差信号
    を得る焦点誤差検出手段を含み、該焦点誤差検出手段の
    上記受光セルの所定の組合わせと、トラッキング誤差検
    出手段の上記受光セルの所定の組合わせとが互いに異な
    るように移相手段の第1および第2の各領域が分割され
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載
    の光学的再生装置。 (6)検出光学手段は非点収差を有して焦点誤差検出手
    段における受光セルの所定の組合わせは上記非点収差の
    対称軸に対応し、かつ移相手段の第1および第2の各領
    域は、上記非点収差の対称軸に対して46°回転した対
    称軸に関して互いに対称であることを特徴とする特許請
    求の範囲第(6)項記載の光学的再生装置。 (7)検出光学手段は、該検出光学手段によって集光さ
    れた検出光ビームを情報トラックに対して実質的に平行
    でない所定の分割線によって分割して、その一部を取り
    出し、光電検出手段の隣接する所定の2つの受光セルの
    境界線付近に集束する検出光ビーム分岐手段を有し、移
    相手段の第1および第2の領域は、所定の分割線に対し
    て実質的に略垂直な直線に関して互いに対称であること
    を特徴とする特許請求の範囲第(5)項記載の光学的再
    生装置。
JP11576782A 1982-07-02 1982-07-02 光学的再生装置 Pending JPS595441A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62268705A (ja) * 1986-05-16 1987-11-21 Koichiro Ariyoshi 穴あきタイヤホイ−ルリム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62268705A (ja) * 1986-05-16 1987-11-21 Koichiro Ariyoshi 穴あきタイヤホイ−ルリム

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