JPS5953978B2 - 採光屋根 - Google Patents
採光屋根Info
- Publication number
- JPS5953978B2 JPS5953978B2 JP53070618A JP7061878A JPS5953978B2 JP S5953978 B2 JPS5953978 B2 JP S5953978B2 JP 53070618 A JP53070618 A JP 53070618A JP 7061878 A JP7061878 A JP 7061878A JP S5953978 B2 JPS5953978 B2 JP S5953978B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- plate
- edges
- bent
- edge
- Prior art date
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- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は構成が簡単で、その施工が簡易且つ迅速にでき
、結露防止をしたり、また断熱効果を良好に発揮させる
ことが可能な採光屋根に関する。
、結露防止をしたり、また断熱効果を良好に発揮させる
ことが可能な採光屋根に関する。
従来より、住宅、工場等の構造物の内部に太陽の光を入
れる採光窓を屋根に取付けるには、雨仕舞を確実なもの
にしなければならず、その取付け、加工等が著しく面倒
であったり、その施工費が高価となる等の欠点があった
。
れる採光窓を屋根に取付けるには、雨仕舞を確実なもの
にしなければならず、その取付け、加工等が著しく面倒
であったり、その施工費が高価となる等の欠点があった
。
また、その採光窓の採光板下面に結露が生じて室内に落
下して、内部を汚したり、その採光窓の箇所が断熱でき
なかったものが殆んどであった。
下して、内部を汚したり、その採光窓の箇所が断熱でき
なかったものが殆んどであった。
そこで本発明は、平坦部の両側に立上り部を形成し、こ
の上端より内側に縁部を形成した屋根板を、横梁上に適
宜な間隔をおいて載置し、その間隔部に、断面凹状の樋
状部の雨上端より外側に屈曲縁を形成した縦梁を挿入し
、これを横梁に取付け、その縁部を屈曲縁で上から被嵌
するように重合して屋根葺成し、この屋根の少なくとも
一部の屋根板の平坦部に適宜の大きさの開口部を設け、
この開口部縁に下部採光板を下部パツキン材を介して載
置し、水平である下辺部の一側を少しく上方に屈曲し、
再び水平に屈曲して上辺部とした押え枠板の上辺部を下
部採光板の縁部に載置し、その下辺部を屋根板の平坦部
に固着したり、或は、これらに加えて、その下部採光板
を設けた屋根板の両端部に被嵌するように重合した屈曲
縁間に、上部採光板を上部パツキン材を介して載置し、
上部採光板側縁にその上部パツキン材を介してキャップ
材を重合してこれらを固着したことにより、その構成が
簡単となり、その施工も比較的簡易且つ迅速にできるし
、雨仕舞も良好にでき、安価に提供でき、また、二重の
採光板にすると、そこの断熱効果も良好となり、下部採
光板の下面に結露が生じないと共に、二重とした採光板
内部に塵等が侵入せず、その内部が汚れにく・、太陽の
光を十分に入れることができ前記の欠点を解消したもの
である。
の上端より内側に縁部を形成した屋根板を、横梁上に適
宜な間隔をおいて載置し、その間隔部に、断面凹状の樋
状部の雨上端より外側に屈曲縁を形成した縦梁を挿入し
、これを横梁に取付け、その縁部を屈曲縁で上から被嵌
するように重合して屋根葺成し、この屋根の少なくとも
一部の屋根板の平坦部に適宜の大きさの開口部を設け、
この開口部縁に下部採光板を下部パツキン材を介して載
置し、水平である下辺部の一側を少しく上方に屈曲し、
再び水平に屈曲して上辺部とした押え枠板の上辺部を下
部採光板の縁部に載置し、その下辺部を屋根板の平坦部
に固着したり、或は、これらに加えて、その下部採光板
を設けた屋根板の両端部に被嵌するように重合した屈曲
縁間に、上部採光板を上部パツキン材を介して載置し、
上部採光板側縁にその上部パツキン材を介してキャップ
材を重合してこれらを固着したことにより、その構成が
簡単となり、その施工も比較的簡易且つ迅速にできるし
、雨仕舞も良好にでき、安価に提供でき、また、二重の
採光板にすると、そこの断熱効果も良好となり、下部採
光板の下面に結露が生じないと共に、二重とした採光板
内部に塵等が侵入せず、その内部が汚れにく・、太陽の
光を十分に入れることができ前記の欠点を解消したもの
である。
その構造を図面について説明する。
1は母屋等の横梁、2は長尺の屋根板であって、その平
坦部3の両側に立上り部4,4が形成され、この立上り
部4,4の上端内側に縁部5゜5が形成されている。
坦部3の両側に立上り部4,4が形成され、この立上り
部4,4の上端内側に縁部5゜5が形成されている。
この縁部5,5は水平状にしたり (第1乃至4,9乃
至12.17図参照)、また内側下方を向く傾斜状にし
たり (第5、 6. 13. 14図及び第17図点
線位参照)、或は内側を向く弧状に形成する。
至12.17図参照)、また内側下方を向く傾斜状にし
たり (第5、 6. 13. 14図及び第17図点
線位参照)、或は内側を向く弧状に形成する。
(第18図参照)。
弧状に形成した縁部5,5の場合には、馳締すると、円
形状に屈曲される(第7゜8.15.16図参照)。
形状に屈曲される(第7゜8.15.16図参照)。
その屋根板2は横梁1上に適宜な間隔を有して〔後述す
る縦梁6の樋状部7の幅〕載置されている。
る縦梁6の樋状部7の幅〕載置されている。
6は長尺の縦梁であって、これを正面からみると略U字
状の樋状部7が形成されている(第1乃至16.19乃
至26図参照)。
状の樋状部7が形成されている(第1乃至16.19乃
至26図参照)。
この樋状部7の雨上端より外側に屈曲縁8,8が形成さ
れている(第1乃至16.19乃至26図参照)。
れている(第1乃至16.19乃至26図参照)。
この屈曲縁8は水平辺、垂下辺で構成して逆り字状に屈
曲形成したり (第1゜2、 9. 10. 19.
23図参照)、または水平辺、垂下辺、水平縁で構成し
て略Z字状に形成する(第3,4,11,12,20,
24図参照)。
曲形成したり (第1゜2、 9. 10. 19.
23図参照)、または水平辺、垂下辺、水平縁で構成し
て略Z字状に形成する(第3,4,11,12,20,
24図参照)。
この7字状の屈曲縁8は屋根葺成時に馳締される。
または、外側下方を向く傾斜状のものに形成する(第5
. 6. 13. 14. 21. 25図参照)。
. 6. 13. 14. 21. 25図参照)。
或は外側を向くように弧状に屈曲形成する(第22,2
6図参照)。
6図参照)。
この弧状の屈曲縁8は屋根葺成時に馳締されて円形状に
屈曲される(第7. 8. 15. 16図参照)。
屈曲される(第7. 8. 15. 16図参照)。
また、樋状部7の高さよりも高い門形状の膨出条9を樋
状部8の底部上に屈曲形成することもある(第1,3゜
5、 7. 9. 11. 13. 15. 19乃至
22図参照)。
状部8の底部上に屈曲形成することもある(第1,3゜
5、 7. 9. 11. 13. 15. 19乃至
22図参照)。
このように形成した縦梁6は押出成形等によって一体的
に成形されている。
に成形されている。
10は支持杆であって、その上端に剣先状のボルト部1
1が設けられ、その下端には内螺子部が形成されている
。
1が設けられ、その下端には内螺子部が形成されている
。
12はボルトであって、隣接する屋根板2゜2の間隔部
の略中央位置の横梁1上に突設されている。
の略中央位置の横梁1上に突設されている。
そして縦梁6は隣接する屋根板2,20間隔部に挿入さ
れる。
れる。
膨出条9が形成されている縦梁6の場合には、そのボル
ト12に支持杆10下端の内螺子部を螺合し、その支持
杆10を膨出条9内に存在するようにして、そのボルト
部11を膨出条10頂面に挿通する。
ト12に支持杆10下端の内螺子部を螺合し、その支持
杆10を膨出条9内に存在するようにして、そのボルト
部11を膨出条10頂面に挿通する。
また、膨出条9を形成した縦梁6でも、後述する断熱材
26を介在させないときには、その支持杆10は長く形
成する。
26を介在させないときには、その支持杆10は長く形
成する。
また、膨出条9を設けない縦梁6 (第23乃至26図
参照)の場合には、その縦梁6の底部にボルト12を挿
通し、その底部内で支持杆10の下端をボルト12に螺
着して縦梁6を固定し、支持杆10を立設させる(第4
. 6. 8図参照)。
参照)の場合には、その縦梁6の底部にボルト12を挿
通し、その底部内で支持杆10の下端をボルト12に螺
着して縦梁6を固定し、支持杆10を立設させる(第4
. 6. 8図参照)。
また、一重採光板のみで構成するときには、その縦梁6
の底部にボルト12を挿通し、その底部内でナツト13
を螺着して縦梁6を固定する。
の底部にボルト12を挿通し、その底部内でナツト13
を螺着して縦梁6を固定する。
膨出条9を設けない縦梁6でも後述する断熱材26を介
在しないときは、ポルト12外周にカラー14が挿入さ
れている。
在しないときは、ポルト12外周にカラー14が挿入さ
れている。
また支持杆10の下端を横梁1上に直接に固着したり、
支持杆10下端を、膨出条9を設けない縦梁6の底部に
固着しておき、その縦梁6を直接横梁1に固着すること
もある。
支持杆10下端を、膨出条9を設けない縦梁6の底部に
固着しておき、その縦梁6を直接横梁1に固着すること
もある。
このようにして縦梁6を隣接する屋根板2,2の間隔部
に挿入または挿入固着し、その屋根板2の縁部5が、縦
梁6の屈曲縁8で被嵌するよう(、:重合されている。
に挿入または挿入固着し、その屋根板2の縁部5が、縦
梁6の屈曲縁8で被嵌するよう(、:重合されている。
この重合は逆り字状(第1,2゜9.10,19,23
図参照)、或は傾斜状(第5、 6. 13. 14.
21. 25図参照)の屈曲縁8では縁部5に上から
単に重ねて水密状に構成されている。
図参照)、或は傾斜状(第5、 6. 13. 14.
21. 25図参照)の屈曲縁8では縁部5に上から
単に重ねて水密状に構成されている。
また、逆り字状(第1. 2. 9. 10.19.2
3図参照)の屈曲縁8でも屈曲して馳締することもある
(第1,2図点線位参照)。
3図参照)の屈曲縁8でも屈曲して馳締することもある
(第1,2図点線位参照)。
また7字状の屈曲縁8 (第20,24図参照)は屈曲
して馳締めし、被嵌するように重合する。
して馳締めし、被嵌するように重合する。
(第3.4,11.12図参照)。
或は弧状の屈曲縁8 (第22,26図参照)は、屋根
板2の弧状の縁部5 (第18図参照)と重合して円形
状に馳締されている(第7,8,15,16図参照)。
板2の弧状の縁部5 (第18図参照)と重合して円形
状に馳締されている(第7,8,15,16図参照)。
このように円形状に馳締するには縁部5屈曲縁8を単に
垂直状に形成することもある。
垂直状に形成することもある。
このようにして葺成した屋根の少なくとも一部の屋根板
2の平坦部3に、適宜な大きさの略方形状の開口部15
が設けられている。
2の平坦部3に、適宜な大きさの略方形状の開口部15
が設けられている。
この開口部15は屋根葺成後に適宜屋根上で切断して設
けたり、予め工場にて加工する場合がある。
けたり、予め工場にて加工する場合がある。
16は透明または半透明のガラス、合成樹脂製(ポリエ
ステル等)製の下部採光板であって、その大きさは開口
部15より少しく大きく形成されている。
ステル等)製の下部採光板であって、その大きさは開口
部15より少しく大きく形成されている。
17は断面コ字状の下部パツキン材であって、その下部
採光板16の周縁に嵌合されている。
採光板16の周縁に嵌合されている。
この下部パツキン材17付きの下部採光板16が平坦部
3の開口部15縁部上に載置し、水平である下辺部の一
側を少しく上方に屈曲し、再び水平に屈曲して上辺部と
した押え枠板18の上辺部を、下部採光板16の縁部に
載置し、その下辺部を屋根板2の平坦部3上にリベット
等で1着している。
3の開口部15縁部上に載置し、水平である下辺部の一
側を少しく上方に屈曲し、再び水平に屈曲して上辺部と
した押え枠板18の上辺部を、下部採光板16の縁部に
載置し、その下辺部を屋根板2の平坦部3上にリベット
等で1着している。
この下部採光板16を正面からみた断面(第1乃至16
図参照)は水平状に形成しているが、その断面の中間を
アーチ状にしたりする(第2図点線位参照)。
図参照)は水平状に形成しているが、その断面の中間を
アーチ状にしたりする(第2図点線位参照)。
また図示しないが波形に形成することもある。
19は上部採光板であって、下部採光板16と同材質で
あり、その断面形状も同様であり、水平状にしたり(第
1乃至8図参照)、中間をアーチ状にしたり(第2図点
線位参照)、或は図示しないが波形に形成したりする。
あり、その断面形状も同様であり、水平状にしたり(第
1乃至8図参照)、中間をアーチ状にしたり(第2図点
線位参照)、或は図示しないが波形に形成したりする。
その幅は屋根板2の幅より少しく大きくなされている。
20は上部パツキン材であって、上側の断面逆り字状の
ものと、下側の断面水平状のものと、2つで断面略コ字
状になるように構成したり (第1,2,4図参照)、
または1つのもので断面コ字状に形成したり (第3図
参照)、或は1つのもので一側に上部採光板19の側縁
を嵌入する横溝20′が形成され、この下方に、縦梁6
の傾斜状(第5,6図参照)または円形状(第7,8図
参照)にした屈曲縁8を包むようにして係合する係合溝
20″を形成したりする(第5乃至8図参照)。
ものと、下側の断面水平状のものと、2つで断面略コ字
状になるように構成したり (第1,2,4図参照)、
または1つのもので断面コ字状に形成したり (第3図
参照)、或は1つのもので一側に上部採光板19の側縁
を嵌入する横溝20′が形成され、この下方に、縦梁6
の傾斜状(第5,6図参照)または円形状(第7,8図
参照)にした屈曲縁8を包むようにして係合する係合溝
20″を形成したりする(第5乃至8図参照)。
この上部パツキン材20を両側に設けた上部採光板19
が下部採光板16を設けた屋根板2の両側に存する縦梁
6,6の対向する屈曲縁8,8上に上部パツキン材20
を介して載置されている。
が下部採光板16を設けた屋根板2の両側に存する縦梁
6,6の対向する屈曲縁8,8上に上部パツキン材20
を介して載置されている。
2つに分割した上部パツキン材20を使用するときには
、下部のものを屈曲縁8の水平部上に載置し、次いでそ
こに上部採光板19を載せ、逆り字状の上部のものを上
部採光板19の両側に載せて施工する(第1. 2.
4図参照)、また1つのもので断面コ字状に形成した上
部パツキン材20を使用するときには、その上部パツキ
ン材20を上部採光板19の両側に嵌入し、その上部パ
ツキン材20.20を屈曲縁8゜8の水平部上に載置す
る(第3図参照)、また横溝20′係合溝20″を形成
した上部パツキン材20を使用するときには、上部採光
板19の両側にその横溝20′を嵌入し、その後、上部
パツキン材20の係合溝20″を傾斜状または円形状に
した屈曲縁8箇所に嵌入して係止させる(第5乃至8図
参照)。
、下部のものを屈曲縁8の水平部上に載置し、次いでそ
こに上部採光板19を載せ、逆り字状の上部のものを上
部採光板19の両側に載せて施工する(第1. 2.
4図参照)、また1つのもので断面コ字状に形成した上
部パツキン材20を使用するときには、その上部パツキ
ン材20を上部採光板19の両側に嵌入し、その上部パ
ツキン材20.20を屈曲縁8゜8の水平部上に載置す
る(第3図参照)、また横溝20′係合溝20″を形成
した上部パツキン材20を使用するときには、上部採光
板19の両側にその横溝20′を嵌入し、その後、上部
パツキン材20の係合溝20″を傾斜状または円形状に
した屈曲縁8箇所に嵌入して係止させる(第5乃至8図
参照)。
21は長尺のキャップ材であって、正面からみて両側に
上部パツキン材20の押圧片が構成されている(第3乃
至8図参照)。
上部パツキン材20の押圧片が構成されている(第3乃
至8図参照)。
或は一側のみに上部パツキン材20の押圧片を設け、他
側は縦梁6の屈曲縁8を覆うように構成することもある
(第1,2図参照)。
側は縦梁6の屈曲縁8を覆うように構成することもある
(第1,2図参照)。
このキャップ材21は、縦梁6上の両上部パツキン材2
0.20または1つの上部パツキン材20を押圧するよ
うに縦梁6の膨出条9頂部上に載置されつ・、ボルト部
11に挿通され、ナツト22にて螺着され縦梁6に固着
されていたり (第1.3,5.7図参照)、或は支持
杆10の頂部で支持するようにボルト部11に挿通され
ナツト22にて螺着され、支持杆10に固着されている
(第2. 4. 6. 8図参照)。
0.20または1つの上部パツキン材20を押圧するよ
うに縦梁6の膨出条9頂部上に載置されつ・、ボルト部
11に挿通され、ナツト22にて螺着され縦梁6に固着
されていたり (第1.3,5.7図参照)、或は支持
杆10の頂部で支持するようにボルト部11に挿通され
ナツト22にて螺着され、支持杆10に固着されている
(第2. 4. 6. 8図参照)。
また、上部採光板19を長手方向に継ぐには第27図に
示すように断面凹状の継手23の上に、その上部採光板
19.19の突き合せの両端間に少しの間隔を設けて設
置し、シール材24を充填して水蜜状にしたり、また第
27図のものにさらに上部に継手23′を設け、その継
手23、 23’をボルト・ナツト25にて固着し、強
固且つ水密状に設けることもある(第28図参照)。
示すように断面凹状の継手23の上に、その上部採光板
19.19の突き合せの両端間に少しの間隔を設けて設
置し、シール材24を充填して水蜜状にしたり、また第
27図のものにさらに上部に継手23′を設け、その継
手23、 23’をボルト・ナツト25にて固着し、強
固且つ水密状に設けることもある(第28図参照)。
26は断熱材であって、採光板を設けない屋根板2の下
面及び縦梁6の下面に必要に応じて設けられている。
面及び縦梁6の下面に必要に応じて設けられている。
このように、上下部採光板19,16を屋根の一部に設
けたり (第1,2図参照)、或は屋根全体に亘って設
ける場合がある(第3乃至8図参照)。
けたり (第1,2図参照)、或は屋根全体に亘って設
ける場合がある(第3乃至8図参照)。
また下部採光板16のみを屋根の一部に設けたり (第
9,10図参照)、または屋根全体に亘って設ける場合
もある(第11乃至16図参照)。
9,10図参照)、または屋根全体に亘って設ける場合
もある(第11乃至16図参照)。
この一重採光板の場合には、上部採光板19上部パツキ
ン材20キャップ材21は外し、屋根板2の両縁部5,
5を、縦梁6の屈曲縁8,8で上から被嵌するようにし
て重合して屋根を葺成しておくものである。
ン材20キャップ材21は外し、屋根板2の両縁部5,
5を、縦梁6の屈曲縁8,8で上から被嵌するようにし
て重合して屋根を葺成しておくものである。
次に作用効果について説明する。
特許請求の範囲第1項記載の発明においては、屋根板2
を横梁1上に適宜な間隔を有して載置し、その間隔部に
、縦梁6を挿入し、これを横梁1に取付け、その屋根板
2の縁部5,5を縦梁6の屈曲縁8,8で上から被嵌す
るように重合して屋根葺成し、この屋根の少なくとも一
部の屋根板2の平坦部3に適宜な大きさの開口部15を
設け、この開口部15縁に下部採光板16を下部パツキ
ン材17を介して載置し、その上を、押え枠板18の上
辺部で押え、押え枠板18の下辺部を屋根板2の平坦部
3に固着したことにより、その採光屋根の構成が簡単で
あり、その施工を極めて簡易且つ迅速にできるし、安価
に提供できる。
を横梁1上に適宜な間隔を有して載置し、その間隔部に
、縦梁6を挿入し、これを横梁1に取付け、その屋根板
2の縁部5,5を縦梁6の屈曲縁8,8で上から被嵌す
るように重合して屋根葺成し、この屋根の少なくとも一
部の屋根板2の平坦部3に適宜な大きさの開口部15を
設け、この開口部15縁に下部採光板16を下部パツキ
ン材17を介して載置し、その上を、押え枠板18の上
辺部で押え、押え枠板18の下辺部を屋根板2の平坦部
3に固着したことにより、その採光屋根の構成が簡単で
あり、その施工を極めて簡易且つ迅速にできるし、安価
に提供できる。
さらに、その下部採光板16は屋根板2の開口部15縁
に設けられていて押え枠板18で屋根板2の平坦部3に
固着されているため、強固で容易に取付けることができ
、屋根板2の平坦部3は、それらの取付けで屋根を強固
にできるし、また、下部採光板16と屋根板2の開口部
15縁間には下部パツキン材17が介在されているため
、その接合部は水密状となり、屋内への雨水の侵入を防
止することができ、屋根としての役割を十分に発揮でき
る。
に設けられていて押え枠板18で屋根板2の平坦部3に
固着されているため、強固で容易に取付けることができ
、屋根板2の平坦部3は、それらの取付けで屋根を強固
にできるし、また、下部採光板16と屋根板2の開口部
15縁間には下部パツキン材17が介在されているため
、その接合部は水密状となり、屋内への雨水の侵入を防
止することができ、屋根としての役割を十分に発揮でき
る。
また、本発明の屋根は、屋根板2と縦梁6とで構成し、
従来の構成部品であるキャップ材を設けないで、瓦棒状
の屋根を葺成するので、特に構成が簡単であり、その屋
根板2の縁部5,5を縦梁6の屈曲縁8,8で上から被
嵌するようにして重合したので、雨仕舞を良好にできる
屋根を提供できる。
従来の構成部品であるキャップ材を設けないで、瓦棒状
の屋根を葺成するので、特に構成が簡単であり、その屋
根板2の縁部5,5を縦梁6の屈曲縁8,8で上から被
嵌するようにして重合したので、雨仕舞を良好にできる
屋根を提供できる。
このような採光屋根を屋根の一部に設けても、太陽の光
を構造物内部に十分に取入れることが可能となり、照明
用の電力消費量を著しく軽減することができ、省エネル
ギ一対策上極めて効果的である。
を構造物内部に十分に取入れることが可能となり、照明
用の電力消費量を著しく軽減することができ、省エネル
ギ一対策上極めて効果的である。
さらに採光屋根を屋根全体に設ければ、その効果はさら
に顕著なものにできる。
に顕著なものにできる。
また、特許請求の範囲第2項記載の発明においては、第
1項の発明の作用効果を当然に奏すると共に、断熱効果
が良好となり、結露防止ができるものである。
1項の発明の作用効果を当然に奏すると共に、断熱効果
が良好となり、結露防止ができるものである。
即ち、下部採光板16を設けた屋根板2の両縁部5,5
を被嵌するようにして重合した縦梁6の屈曲縁8,8間
に上部採光板19を上部パツキン材20を介して載置し
、上部採光板19側縁にその上部パツキン材20を介し
てキャップ材21を重合し、これらを固着したことによ
り、その屋根板2と縦梁6とはその縁部5と屈曲縁8と
が略水密状に重合され、また屈曲縁8と上部採光板19
との接合部は上部パツキン材20で水密状に構成されて
いる。
を被嵌するようにして重合した縦梁6の屈曲縁8,8間
に上部採光板19を上部パツキン材20を介して載置し
、上部採光板19側縁にその上部パツキン材20を介し
てキャップ材21を重合し、これらを固着したことによ
り、その屋根板2と縦梁6とはその縁部5と屈曲縁8と
が略水密状に重合され、また屈曲縁8と上部採光板19
との接合部は上部パツキン材20で水密状に構成されて
いる。
従って、その上部採光板19と下部採光板16を設けた
屋根板2間の中空部には外部と遮断されている空気層が
設けられていることから、これが断熱層としての役割を
なし、採光部であっても断熱効果を良好にできるし、ま
た、このような断熱層が存在すると、外気温の熱伝導率
は下部採光板16箇所では極めて少なくなり、冷橋作用
を防止し、下部採光板16の下面に結露が生じないもの
となり、その結露で室内等を汚すことを防止することが
できる。
屋根板2間の中空部には外部と遮断されている空気層が
設けられていることから、これが断熱層としての役割を
なし、採光部であっても断熱効果を良好にできるし、ま
た、このような断熱層が存在すると、外気温の熱伝導率
は下部採光板16箇所では極めて少なくなり、冷橋作用
を防止し、下部採光板16の下面に結露が生じないもの
となり、その結露で室内等を汚すことを防止することが
できる。
また、このように、上部採光板19と下部採光板16を
設けた屋根板2間の中空部は水蜜状のため、その内部に
雨水が浸入することもなく、塵等も侵入せず、その内部
が汚れず、長期の使用によっても外表面の掃除だけで太
陽の光を十分に取入れることができる。
設けた屋根板2間の中空部は水蜜状のため、その内部に
雨水が浸入することもなく、塵等も侵入せず、その内部
が汚れず、長期の使用によっても外表面の掃除だけで太
陽の光を十分に取入れることができる。
このように、内部の汚れを防止できるのは施工後の管理
上重要な利点となる。
上重要な利点となる。
以上のように二重の採光板を設けても、構成が簡単で施
工が簡易かつ迅速にできるし、安価な採光屋根を提供で
きる。
工が簡易かつ迅速にできるし、安価な採光屋根を提供で
きる。
第1図、第2図は本発明の二重採光屋根の縦断正面図、
第3図乃至第8図は本発明の要部縦断正面図、第9図、
第10図は本発明の一重採光屋根の縦断正面図、第11
図乃至第16図は本発明の要部縦断正面図、第17図、
第18図は下部採光板を設けた屋根板の斜視図、第19
図乃至第26図は縦梁の斜視図、第27図、第28図は
上部採光板接合部の一部斜視図である。 1・・・・・・横梁、2・・・・・・屋根板、3・・・
・・・平坦部、4・・・・・・立上り部、5・・・・・
・縁部、6・・・・・・縦梁、7・・曲樋状部、8・・
・・・・屈曲縁、15・・・・・・開口部、16・・・
・・・下部採光板、17・・・・・・下部パツキン材、
19・・・・・・上部採光板、20・・・・・・上部パ
ツキン材、21・・・・・・キャップ材である。
第3図乃至第8図は本発明の要部縦断正面図、第9図、
第10図は本発明の一重採光屋根の縦断正面図、第11
図乃至第16図は本発明の要部縦断正面図、第17図、
第18図は下部採光板を設けた屋根板の斜視図、第19
図乃至第26図は縦梁の斜視図、第27図、第28図は
上部採光板接合部の一部斜視図である。 1・・・・・・横梁、2・・・・・・屋根板、3・・・
・・・平坦部、4・・・・・・立上り部、5・・・・・
・縁部、6・・・・・・縦梁、7・・曲樋状部、8・・
・・・・屈曲縁、15・・・・・・開口部、16・・・
・・・下部採光板、17・・・・・・下部パツキン材、
19・・・・・・上部採光板、20・・・・・・上部パ
ツキン材、21・・・・・・キャップ材である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 平坦部3の両側に立上り部4,4を形成し、この上
端より内側に縁部5,5を形成した屋根板2を、横梁1
上に適宜な間隔をおいて載置し、その間隔部に、断面凹
状の樋状部7の両側立上り部4の上端より外側に屈曲縁
8,8を形成した縦梁6を挿入し、これを横梁1に取付
け、屋根板2の縁部5,5を屈曲縁8,8で上から被嵌
するように重合して屋根葺成し、この屋根の少なくとも
一部の屋根板2の平坦部3に適宜の大きさの開口部15
を設け、この開口部15縁に、下部パツキン材17を介
して下部採光板16を載置し、水平である下辺部の一側
を少しく上方に屈曲し、再び水平に屈曲して上辺部とし
た押え枠板18の上辺部を下部採光板16の縁部に載置
し、その下辺部を屋根板2の平坦部3に固着したことを
特徴とした採光屋根。 2 平坦部3の両側に立上り部4,4を形成し、この上
端より内側に縁部5,5を形成した屋根板2を、横梁1
上に適宜な間隔をおいて載置し、その間隔部に、断面凹
状の樋状部7の両側立上り部4の上端より外側に屈曲縁
8,8を形成した縦梁6を挿入し、これを横梁1に取付
け、屋根板2の縁部5,5を屈曲縁8,8で上から被嵌
するように重合して屋根葺成し、この屋根の少なくとも
一部の屋根板2の平坦部3に適宜の大きさの開口部15
を設け、この開口部15縁に下部パツキン材17を介し
て下部採光板16を載置し、水平である下辺部の一側を
少しく上方に屈曲し、再び水平・に屈曲して上辺部とし
た押え板18の上辺部を下部採光板16の縁部に載置し
、その下辺部を屋根板2の平坦部3に固着し、その下部
採光板16を設けた屋根板2の両縁部5,5に被嵌する
ように重合した屈曲縁8,8上に上部採光板19を上部
パツキン材20を介して載置し、上部採光板19側縁に
上部パツキン材20を介してキャップ材21を重合して
これらを固着したことを特徴とした採光屋根。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53070618A JPS5953978B2 (ja) | 1978-06-12 | 1978-06-12 | 採光屋根 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53070618A JPS5953978B2 (ja) | 1978-06-12 | 1978-06-12 | 採光屋根 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54161724A JPS54161724A (en) | 1979-12-21 |
JPS5953978B2 true JPS5953978B2 (ja) | 1984-12-27 |
Family
ID=13436764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53070618A Expired JPS5953978B2 (ja) | 1978-06-12 | 1978-06-12 | 採光屋根 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5953978B2 (ja) |
-
1978
- 1978-06-12 JP JP53070618A patent/JPS5953978B2/ja not_active Expired
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
SWEET'S ARCHITECTURAL CATALOG FILE=1971 * |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54161724A (en) | 1979-12-21 |
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