JPS5953619B2 - 記録再生装置のモ−ド切換装置 - Google Patents

記録再生装置のモ−ド切換装置

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JPS5953619B2
JPS5953619B2 JP13922277A JP13922277A JPS5953619B2 JP S5953619 B2 JPS5953619 B2 JP S5953619B2 JP 13922277 A JP13922277 A JP 13922277A JP 13922277 A JP13922277 A JP 13922277A JP S5953619 B2 JPS5953619 B2 JP S5953619B2
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寿 半澤
邦夫 清水
巧 古川
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Sony Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は例えばテープレコーダやVTRその他の記録再
生装置に適用するのに最適なモード切換装置に関するも
のである。
従来から通称フエザータツチ方式のモード切換装置とし
て、フエザータツチ方式の押釦やモード切換スイッチを
指先で軽く触れるだけで、プランジャ−ソレノイドを動
作させて所望のモード切換えを行なうようにしたものが
数多く発明されている。
しかしながら従来のこの種装置は何れの場合も、プラン
ジャ−ソレノイドの吸引力自体をモード切換えの為の力
にそのまゝ利用しているものが多く、大容量のプランジ
ャ−ソレノイドが必要である。またモード切換え後もプ
ランジャ−ソレノイドの通電状態を保持しなければなら
ないものが多く、プランジャ−ソレノイドが大型である
ことと相俟つて、電力消費量が大きく、内蔵バッテリー
(乾電池使用)仕様に不向きである。また各モード間の
相互切換え動作を行なえるものがなく、FWD(再生)
、REC(記録)、FF(早送り)、RWD(巻戻し)
のモード切換え時に一旦必ずSTOP(停止)モードを
通さなければならず、フ 操作性に欠ける大きな欠陥が
あつた。本発明は上述の如き実状に鑑み発明されたもの
であつて、プランジャ−ソレノイドの小容量化、電力消
費量の大巾減少、各モード間の相互切換え動作の可能等
を図ることが出来る記録再生装置の5 モード切換装置
を提供しようとするものである。
以下本発明をテープレコーダに適用した実施例を図面に
けき述べる。、ハ 先ず構成を説明するのに先立ち、この実施例では再生、
記録、早送り、巻戻し、停止の各モードをそれぞれFW
DlRECsFFsREWlSTOPと記載する。
またこの装置には上シヤーシと下シヤーシとが用いられ
、上シヤーシにはキヤプスタン、一対のリール台、アイ
ドラ、,駆動モータ等のテープ走行駆動系が取付けられ
、下シャーシにはこの実施例で説明するモード切換装置
が取付けられている。そして図面を見易くする為に図面
では上記上シヤーシ及び下シヤーシを取り除いてある。
またこのテープレコーダではFWDlREC.FFlR
EWsSTOPの5つのモード切換え用に例えばフエザ
ータツチ方式又はタツチ方式の5っのモード切換スイツ
チ(図示せず)が用いられ、これらのモード切換スイツ
チを選択的にオン状態に切換えることによつて、上記5
つのモードが選択的に切換えられるように構成されてい
る。次に下シヤーシに取付けられたモード切換装置の構
成を第1図〜第3図によつて説明する。
先ず1,2,3はプランジヤーソレノイド(以下単にプ
ランシャーと記載する)である。そしてこれらのプラン
ジケ一1,2,3は前記5つのモード切換スイツチが選
択的にオン状態に切換えられることによつて、所定の組
合せで各々通電されて、これが吸引動作、即ちこれらの
吸引ロツド1a,2a,3aがこれらの復動用バネ1b
,2b,3bに抗して磁気吸引力にて吸引される動作を
行なうようになされている。5はキヤプスタンであり、
前記駆動モータ(図示せず)にて回転駆動されるように
構成されてぃる。
なお前記モード切換スイツチ(但しSTOPスイツチは
除く)が選択的に押された時に電源が供給され、これに
よつて上記モータが回転を開始して、上記キヤプスタン
が駆動開始されるように構成されている。またこのキヤ
プスタン5には駆動ギヤー6が固着されている。8は上
記駆動ギヤー6の一側部に配されたカムギヤーであり、
このカムギヤー8にはその上面に回転カム9が、また下
面に一対のピン10a,10bがそれぞれ一体に成形さ
れている。
またこのカムギヤー8にはその周面の2箇所に切欠き1
1A,llbが形成されている。なお上記ピン10a,
10b及び切欠き11a,11bはカムギヤー8フの回
転軸12を中心として互に対称の位置に設けられている
13はほゾL字状に形成された変換レバーであり、その
長手方向のほゾ中央部を支点軸14によつて回動自在に
枢支されている。
そしてこの変換レバー13はバネ15によつて第1図で
時計方向に回動附勢され、そのバネカによりその一端1
3aを回転カム9の一端9aの側面に常時押圧されてい
る。16はほとL字状に形成された起動レバーであり、
その屈曲部を支点軸17によって回動自在に枢支されて
いる。
そしてこの起動レバー16の一端16aにはほゾ半円弧
状に彎曲された一対の腕部18a,18bが一体に成形
されている。なおこれら一対の腕部18a,18bは、
この起動レバー16の支点軸17を中心とした揺動動作
により前記カムギヤー8の下側で前記一対のピン10a
,10bの回転軌跡内に交互に挿入されるようになつて
いる。また一方の腕部18bはその先端がほマフツク形
に形成されている。またこの起動レバー16はバネ19
によつて第1図で反時計方向に回動附勢されている。一
方前記2つのプランシャー1,2は図に示された位置に
互に近接して平行状に配されている。
そしてこれら両プランシャー1,2の吸引ロツド1a,
2aの先端には=対の突起20,21が固着されている
。なおこれら両突起20,21は互に近接して配されて
おり、これら両突起20,21の両方に当接するように
前記起動レバー16の他端16bが延長されている。2
2,23は一対の選択レバーであり、これらはほゾクラ
ンク形に形成され、かつ互に平行な状態に配されている
そしてこれら両選択レバー22,23は長孔及びそれに
挿入されたガイドによつて案内されてその長手方向に摺
動自在に構成され、かつそれぞれバネ24,25によつ
て第1図で下方側に摺動附勢されている。またこれら両
選択レバー22,23の一端22a,23aには長孔2
6,27が形成されていて、前記両突起20,21に一
体に成形されたピン28,29が上記両長孔26,27
内にそれぞれ挿入されている。なおこれら両ピン28,
29の先端はシヤーシ(図示せず)に設けられた一対の
長孔(図示せず)内に挿入されて案内される。またこれ
ら両選択レバー22,23の一端22a,23aにはそ
れぞれ突起30,31が一体に成形されている。またこ
れら両選択レバー22,23の他端22b,23b側に
も一対の突起32,33が一体に成形され、かつこれら
は土下に重ねられている。35は検出レバーであり、こ
の検出レバー35は前記両選択レバー22,23に対し
てほマ直交する状態でこれらの士部に配されている0そ
してこの検出レバー35は長孔及びそれに挿入されたガ
イドによつて案内されてその長手方向に摺動自在に構成
され、かつバネ36によつて第1図で右方向に摺動附勢
されている。
なお前記変換レバー13の他端13bに一体に成形され
たピン37が上記検出レバー35の一端35aに当接さ
れている。またこの検出レバー35の他端35bには開
口38が形成されており、その開口38の一側内面はほ
マくの字状に屈曲されたピン誘導面39に形成されてい
る。またこの検出レバー35の一側面35cには前記両
選択レバー22,23の両突起30,31に対応させて
、一対の凸部40,41と一対の凹部42,43とが形
成されている。45は前記駆動ギヤー6に対して前記カ
ムギヤー8とは反対側に配された別のカムギヤーである
このカムギヤー45にはその上面に回転軸46に対して
偏心された偏心回転カム47が、また下面に回転軸46
と同芯状の円板部48が一体に成形されている。なお上
記円板部48の周面の一部には突起49が一体に成形さ
れている。またこのカムギヤー45にはその周面の1箇
所に切欠き50が形成されている。一方前記プランシャ
ー3は図に示された位置に配されていて、その吸引ロツ
ド3aの先端に固着されたピン51がその吸引ロツド3
aのバネ3bのバネカによつて上記円板部48の周面に
軽く接触されている。
53はほゾL字状に形成された駆動レバーであり、その
屈曲部を支点軸54によつて回動自在に枢支されている
そしてこの駆動レバー53はバネ55によつて第1図で
反時計方向に回動附勢され、その一端53aがそのバネ
カによつて前記カムギヤー45の偏心回転カム47の側
面に常時押圧されている。なおこの,駆動レバー53の
ほゾ中心部の下面にピン56が固着されており、このピ
ン56が前記両選択レバー22,23の両突起32,3
3を第1図で下方側から共通に押し上げ得るようになつ
ている。フ 58はモード切換レバーであり、その長手方向のほゾ中
央部を支点軸59によつて前記,駆動レバー53の他端
53b上に回動自在に枢支されている。
このモード切換レバー58の一端58aの土面には−U
−ド切換ピン60が植設され、他端58bの下面にはピ
ン61が植設されている。なおこのピン61は前記検出
レバー35の開口38内に挿入されている。また上記支
点軸59の周りに巻バネ62が巻装され、かつこの巻バ
ネ62の両端は駆動レバー53とモード切換レバー58
とに係合されている。そしてこの巻バネ62により駆動
レバー53上のモード切換レバー58が支点軸59を中
心に第1図で反時計方向に回動附勢されている。なおこ
の回動附勢によりピン61が前記検出レバー35のピン
誘導面39に押圧されている。64はロツクレバ一であ
り、支点軸65によつて回動自在に枢支され、かつバネ
66によつて第1図で時計方向に回動附勢されている。
このロツクレバ一64の一側面64aにはほゾ三角形状
の突起67が一体に成形されている。なお前記駆動レバ
ー53の他端53bの下面に固着されたピン68が上記
ロツクレバ一64の突起67に対して係合、離脱自在に
構成されている。また上記の如く回動附勢されているロ
ツクレバ一64はその先端64bによつて前記検出レバ
ー35の他端35bに第5図で左側から当接されている
。71は録再切換レバーであり、長孔及びそれに挿入さ
れたガイドによつて案内されて長手方向に摺動自在に構
成されている。
そしてこの録再切換レバー71はバネ72によつて第2
図で下方側に摺動附勢されている。この録再切換レバー
71には録再選択レバー73が支点軸74によつて回動
自在に枢支されている。この録再選択レバー73はこれ
と録再切換レバー71との間に架け渡されたバネ75に
よつて第2図で反時計方向に回動附勢されている。そし
てこの録再選択レバー73の支点軸74の周りの回動に
より、その一端73aが前記モード切換レバー58のピ
ン61の移動軌跡に対して第2図で鎖線の如く出入り自
在に構成されている。また長手方向のほゾ中央部を支点
軸76によつて回動自在に枢支された変換レバーJモVの
一端に割溝78が形成されている。そして前記プランシ
ャー1の突起20に一体に成形さわたピン79が上記割
溝78内に係合されてい曇。またこの変換レバーJモVの
他端77bの下面にはピン80が一体に成形されていて
、前記支点軸74を中心に第2図で反時計方向に回動附
勢されている前記録再選択レバー73がその他端73b
によつて上記ピン80に第2図で上方側から当接されて
いる。82は記録回路系と再生回路系とを記録状態と再
生状態とに切換える為の録再切換スイツチである。
そしてこの録再切換スイツチ82は前記録再切換レバー
71にて切換えられるように構成されている。即ち録再
切換レバー71が第2図で鎖線の如く上方側に摺動され
た時、そのレバー71にてスイツチ82の摺動子83が
同方向に押し上げられて、このスイツチ82が記録状態
に切換えられる。なおレバー71が第2図で実線の如く
復動された時には上記摺動子83がバネ84にて第2図
下方側に復動されて、このスイツチ82が再生状態に切
換えられる。86はFWDレバー、87はFFレバー、
88はREWレバーである。
そしてこれら3つのモード切換え用レバー86,87,
88は互に近接し、かつ互に平行な状態に配されて上シ
ヤーシ下に配されている。なおこれら3つのレバー86
,87,88はそれぞれ長孔及びそれに挿入されたガイ
ドにて案内されて長手方向に摺動自在に構成されている
。なお上記3つのレバー86,87,88は上シヤーシ
上に設けられたテープ走行駆動系におけるFWD走行駆
動系、FF走行駆動系、REW走行駆動系にそれぞれ連
動されている。そしてこれら3つの各レバー86,87
,88が第1図で上方側に選択的に摺動されることによ
つて上記の ・”各走行駆動系が選択的に切換えられて
、FWDlFFlREWの各テープ走行が行なわれる。
なお上記3つのレバー86,87,88は上記の各走行
駆動系の復動により第1図に示さわた位置に復動される
ように構成されている。そして前記モード切換レバー5
8の一端58a上に植設されたモード切換ピン60が、
上記3つのレバー86,87,88の一端86a,87
a,88aの第1図で下方側に挿入されている。
そしてこのモード切換ピン80は後述するモード切換
4え動作によつてこれら3つのレバー86,87,88
の一端86a,87a,88aに選択的に係合して、こ
れらを第1図で上方側に押し上げる。そしてこの動作に
より所望のモード切換えが行な)われるように構成され
ている。
次に以上説明したモード切換装置におけるモード切換え
動作を説明する。
先ず第4図によつてこの装置におけるモード切換えに関
する主要動作を説明すると、この装置では先ず検出レバ
ー35を点線で示された復動位置Plと2点鎖線で示さ
れた往動位置P,との間で常にストロークS1の往復運
動を行なわせる。
なおこの際検出レバー35の矢印a方向の往動は後述す
るカムギヤー8及び変換レバー13によつてバネ38に
抗して行なわせ、矢印b方向の復動はバネ36のバネカ
によって行なわせる。そしてこの検出レバー35が往動
位置P2から矢印b方向に復動される際に、この検出レ
バー35の停止位置を一対の選択レバー22,23によ
つて選択させる。そしてこの検出レバー35の上記停止
位置の選択により、モード切換レバー58のモード切換
ピン60の位置をFWD位置AsFF位置BlREW位
置Cに設定する。そしてこの設定後に駆動レバー53に
てモード切換レバー58を矢印c方向に駆動し、モード
切換ピン60にてFWDlFFlREWの3つのレバー
86,87,88を選択的に駆動して、FWDlFFs
REWの各モード切換えを行なう。なおRECモードの
切換えはFWDモード切換え時に録再切換スイツチ82
を記録状態に切換えることによつて達成している。また
上記FWDlRECsFFlREWの各モードのロツク
は、ロツクレバ一64にて駆動レバー53をその往動位
置にロツクすることにより達成する。また上記FWDs
RECsFFlREWの各モードからSTOPモードに
切換える際には、検出レバー35を再び一往復動ざせる
ことによつて、この検出レバー35にてロツクレバ一6
4のロツクを解除し、駆動レバー53を復動位置に復動
させることによつて達成する。ところで検出レバー35
の前述した停止位置の選択は次の要領で行なう。
先ず今FWDモード切換え時であれば、検出レバー35
が復動位置P1から矢印a方向にストロークS2だけ移
動した時に、選択レバー23が矢印d方向に移動して、
その突起31が検出レバー35の凸部41上から凹部4
3内に落ち込む。
一方検出レバー35は一度往動位置P2まで往動された
後、今度は矢印b方向に復動されて来る。そして検出レ
バ−35が実線の位置P,に達した時に、その凸部41
によつて選択レバ−23の突起31に衝突し、この検出
レバ−35がその位置P3で停止される。またFFモー
ド切換え時であれば、検出レバー35が復動位置P1か
ら矢印a方向にストロークS3だけ移動した時に、選択
レバ−22が矢印e方向に移動して、その突起30が検
出レバ−35の凸部40上から凹部42内に落ち込む。
そして前述同様に一度往動位置P2まで往動した検出レ
バー35が矢印b方向に復動されて、1点鎖線の位置P
4に達した時に、その凸部40によつて選択レバ−22
の突起30に衝突し、この検出レバー35がその位置P
4で停止される。またREWモード切換え時には、選択
レバー22が実線の位置に、23が点線の位置にそれぞ
れ保持される。
この為検出レバ−35は復動途中で停止されず、復動位
置P1から往動位置P2に達した後、また元の復動位置
P1まで完全に復動される。従つてこの時の検出レバ−
35の停止位置は復動位置P1となる。一方モード切換
レバ−58は駆動レバ−53土にあつて、バネ62によ
つて支点軸59を中心に反時計方向に回動附勢されてい
て、そのピン61によつて検出レバ−35の開口38の
ピン誘導面39に常に押圧さわている。
従つて検出レバー35の前述した一往復動作に連動して
、このモード切換レバ−58も支点軸59を中心に一往
復揺動運動される。そして検出レバ−35が停止位置P
3で停止された時、そのモード切換レバ−58のモード
切換ピン60がFWD位置Aに達して停止する。同様に
検出レバ−35が停止位置P4又はP1で停止された時
、モード切換ピン60はそれぞれFF位置BsREW位
置Cに達して停止する。次に第5図〜第11図によつて
この装置における実際のモード切換え動作を説明するが
、先ずFWDsRECsFF1REW1STOPの各モ
ード切換スイツチをオン状態に切換えた時の3つのプラ
ンジヤ−1,2,3の動作状況は次の通りである。
なお土記表において○及び◎はプランジヤーへの通電が
行なわれて、これが吸引動作を行なうことを表わしてい
る。
またーはプランジャーへの通電が行なわれないことを表
わしている。但し○の場合はブランジヤーへの通電時間
が例えばO.3〜0.7秒に設定され、◎の場合はプラ
ンジヤーへの通電時間が例えばO.8秒以土に設定され
ている。従つてRECモード切換え時のみプランジヤ−
1が長時間吸引動作され、REC時とFWD時とにおけ
るブランジヤ−1の吸引動作時間の差によつて、REC
とFWDとの選択(識別)を行なう。またプランジヤ−
3はモード切換スイツチによるモード切換え相互動作(
FWD,REC,FF,REWの各モードをSTOPを
通さずに相互に切換え得る動作)を行なわせるものであ
り、FWD1REC1FF1REW1STOPの5つの
モードの実質的な切換えはプランジヤ−1と2との吸引
動作の組合せによつて行なうように構成されている。し
かして第1図及び第2図はSTOPモードを示しており
、FWDsRECsFFsREWの各モードはこのST
OPモードを基準にして切換えられる。なおこのSTO
Pモードで一方のカムギヤ−8は一方の切欠き11aに
よつて、また他方のカムギヤ−45は切欠き50によつ
て駆動ギヤ−6に対向し、これらカムギヤ−8,45は
駆動ギヤ−6に対して非係合状態に保持されている。但
し一方のカムギヤ−8は回転カム9の一端9aの側面を
押圧する変換レバ−13によつて第1図で時計方向に回
動附勢されているが、一方の一ピン10aが起動レバ−
16の一方の腕部18aの先端に当接されていることで
、土記回転を阻止されている。また他方のカムギヤ−4
5は偏心カム47の側面を押圧する駆動レバ−53によ
つて第1図で時計方向に回動附勢されているが、突起4
9がプランジヤ−3のピン51の先端に当接されている
ことで、上記回転を阻止されている。〔FWDモード切
換え動作〕このFWDモード切換え動作は第5図〜第7
図に示されている。
先ずFWDモード切換スイツチがオン状態に切換えられ
ると、電源が供給されて、モータにてキヤプスタン5が
第5図で反時計方向に回転駆動される。そしてこれと共
にプランシャー1と3とがほマ同時〔実際にはプランシ
ャー3が少し遅れる〕に通電される。そしてプランシャ
ー1が通電されると、その吸引ロツド1aが第5図の如
く上方側に吸引される。
但しこの時ピン28は選択レバー22の長孔26内をそ
の下端位置から上端位置へ移動するだけで、実質的に選
択レバー22を引き上げることがない。従つて選択レバ
ー22がプランシャー1の吸引負荷にはならない。そし
て吸引ロツド1aの吸引動作により、その突起20が起
動レバー18の他端16bを押し上げて、この起動レバ
ー16をバネ19に抗して第5図の如く時計方向に回動
させる。
するとその起動レバー1θの一方の腕部18aがカムギ
ヤー8の一方のピン10aから外れると同時に、他方の
腕部18bが上記ピン10aの回動軌跡内に入り込む。
するとこの瞬間に一方のカムギヤー8が変換レバー13
によつて押されて第5図の如く時計方向に少し回動され
て、これが駆動ギヤー6に係合 二される。そしてこの
カムギヤー8は駆動ギヤー6によつて第5図で時計方向
に半回転駆動される。そしてカムギヤー8の上記回転に
伴い、その回転カム9の他端9bが変換レバー13の一
端13aを押す。これにより変換レバー13がバネ15
に .′抗して支点軸14を中心に第6図で鎖線に示さ
れるように反時計方向に回動される。するとその変換レ
バー13のピン37が検出レバー35の一端35aに当
接し、この検出レバー35をバネ36に抗して第6図で
左方向に摺動させる。そして回 一転カム9の回転に伴
い変換レバー13が一往復揺動運動を行ない、これによ
つて検出レバー35が第4図で説明した一往復運動され
ることになる。ところで前述したプランシャー1の吸引
により、ピン28が長孔26の上端位置へ移動したこと
で、4一方の選択レバー22は第6図の位置に保持され
る。一方プランシャー2は吸引さわていないから、他方
の選択レバー23はバネ25により第6図で下方側への
摺動を附勢されている。この状態で検出レバー35が第
4図で説明したストロークS,分だけ往動された時に、
その凸部41が突起31の第6図で左側に外れる。そし
てその瞬間に選択レバー23がバネ25により第6図で
下方側に摺動されて、突起31が凸部41上から凹部4
3内に入り込む。この結果第4図で説明したように、検
出レバー35が一度第6図に鎖線で示す往動位置P,に
達して刀)らバネ36にて復動される際に、選択レバー
23の突起31により第6図で実線で示す停止位置P,
にて停止される。
そしてこの結果モード切換レバー58のモード切換ピン
60がFWD位置Aに設定される。なおりムギャ一8が
ほマ半回転した時に、その一対の切欠き11aと11b
とがほゾ入れ変り、駆動ギヤー6によるカムギヤー8の
駆動が終了する。
そしてこの時点で一方のピン10aが起動レバー16の
他方の腕部18bの先端にて受止められ、このカムギヤ
ー8が停市される。ところでカムギヤー8の上記回転停
止後にプランシャー1の通電が断たれる。
するとその吸引ロツド1aがバネ1bによつて第1図の
如く復動され、起動レバー16もバネ19によつて第1
図の如く反時計方向に回動されて当初の位置へ復帰され
る。この結果第1図の如くその起動レバー16の他方の
腕部18bがピン10aから外れると同時に、一方の腕
部18aがピン10bの回動軌跡内に入り込む。そして
この瞬間に変換レバー13によりカムギヤー8が時計方
向に少し回動され、第1図の如く上記ピン10bが起動
レバー16の一方の腕部18aの先端に当接されて、カ
ムギヤー8が当初の状態に復帰して再び停止される。な
おこの時点でカムギヤー8の半回転動作が完了し、また
変換レバー13も一往復揺動運動を完了する。一方プラ
ンシャー3が通電さwこことによつて、その吸引ロツド
3aが第5図の如く左側に吸引され、そのピン51が他
方のカムギヤー45の突起49から外される。するとこ
の瞬間に他方のカムギヤー45が駆動レバー53によつ
て押されて第5図の如く時計方向に少し回動されて、こ
れが,駆動ギヤー6に係合される。そしてこの後このカ
ムギヤー45は駆動ギヤー6によつて第5図で時計方向
に一回転駆動される。そしてカムギヤー45の上記回転
に伴い、第6図の如くその偏心回転カム47が1駆動レ
バー53の一端53aを押す。
これにより駆動レバー53がバネ55に抗して支点軸5
4を中心に第6図で時計方向に回動される。なおこの際
カムギヤー45が回転開始されてから、偏心回転カム4
7によつて実際に1駆動レバー53を時計方向に回動開
始するまでの間、即ち偏心回転カム47が第1図の位置
から第5図で鎖線の位置へ回動されるまでの間にはメカ
ニズム的に待ち時間が設定されている。
そしてこの待ち時間の間に、前述した検出レバー35の
停止位置の選択によるモード切換ピン60のFWD位置
Aへの設定動作がほゾ完了されることになる。そして駆
動レバー53が第6図の如く時計方向に回動されると、
これに取付けられた支点軸59によりモード切換レバー
58が第7図の如く上方側に移動される。
そしてこの際そのモード切換ピン60が第7図の如くF
WDレバー86の一端86aに係合して、これを上方側
に所定のストローク分押し上げる。この結果このFWD
レバー86によりFWD走行,駆動系が切換えられて、
テープレコーダがFWDモードに切換えられる。なおプ
ランシャー3の通電時間は短く、カムギヤー45が駆動
ギヤー6にて回転,駆動開始されてからまもなく上記通
電が断たれる。この結果その吸引ロツド3aがバネ3b
にて第6図の如く復動されて、そのピン51がカムギヤ
ー45の円板部48の周面に再び接触される。そして駆
動レバー53が第7図の往動位置に達し、モード切換ピ
ン60がFWDレバー86を所定のストローク分完全に
押し切つた時に、そのピン68がロツクレバ一64の突
起67に係合して、このロツクレバ一64にてロツクさ
れる。
なおこの際前述の如く検出レバー35が第6図で鎖線で
示す往動位置P2へ往動された時、その他端35bがロ
ツクレバ一64の先端64bを押して、このロツクレバ
一64をバネ66に抗して支点軸65を中心に反時計方
向に回動させる。
これによりこのロツクレバ一64は一度第6図で鎖線で
示すロツク解除位置へ移動されるが、検出レバー35は
往動位置P2に達してからすぐ復動位置P1側へ移動さ
れるから、その検出レバー35の復動に伴い、ロツクレ
バ一64は今度はバネ66によつて支点軸65を中心に
第6図で時計方向に回動されるようになる。一方第6図
の如く駆動レバー53が偏心回転カム47にて時計方向
へ回動開始された直後に、その,駆動レバー53のピン
56が選択レバー23の突起33に当接する。
そしてこの後の駆動レバー53の時計方向への回動によ
り、そのピン56が突起33を押し、選択レバー23を
バネ25に抗して第7図の如く上方に押し上げる。この
結果選択レバー23の突起31が検出レバー35の凹部
43内から上方に抜き出される。するとその瞬間に検出
レバー35の停止位置P3での停止状態が解除されて、
この検出レバー35がバネ36によつて第7図に示す復
動位置P,へ復動される。なおこの検出レバー35の復
動により、選択レバー23の突起31が凸部41上に再
び乗り上げる。また検出レバー35の上記復動により、
ロツクレバ一64も第7図に示す復動位置、即ちロツク
位置へ復帰するが、その復帰途中で、駆動レバー53の
ピン68がこのロツクレバ一64の突起67に乗り土げ
、第7図の如くこのロツクレバ一64にて駆動レバー5
3がロツクされる。そして駆動レバー53が第7図の往
動位置でロツクされたことによつて、FWDレバー86
もその往動位置にてロツクされ、FWDモードがロツク
状態となる。
なお駆動レバー53の上記ロツク後、カムギヤー45は
空回りする。そしてこのカムギヤー45が一回転動作を
完了すると、その切欠き50が当初の位置に達して、駆
動ギヤー6によるカムギヤー45の駆動が終了する。ま
たこの時カムギヤー45の突起49がピン51の先端に
当接して、このカムギヤー45が当初の状態に復帰して
再び停止される。以上によりFWDモード切換えに関す
る一連の動作が総て完了する。
〔RECモード切換え動作〕
このRECモード切換え動作は第2図及び第8図に示さ
れている。
なおこのRECモード切換え動作は前述したFWDモー
ド切換え動作とほマ同じであるが、プランシャー1の通
電時間をFWDモード切換え時に比べて長くすることに
よつて、RECモードを選択している。そしてRECモ
ード切換スイツチがオン状態に切換えられると、電源が
供給されて、モータにてキヤプスタン5が回転駆動され
ると共に、プランシャー1と3とがほゾ同時に通電され
る。
しかしてこの際プランシャー1の通電時間がFWDモー
ド切換え時に比べて長く設定されていて、その吸引ロツ
ド1aがFWDモード切換え時に比べて長時間吸引動作
される。ところでプランシャー1の吸引ロツド1aが吸
引されると、第2図で鎖線の如くそのピン79によつて
変換レバーJモVが支点軸76を中心に反時計方向に少し
回動される。
すると録再選択レバー73がバネ75によつて支点軸7
4を中心に第2図で鎖線の如く反時計方向に回動される
。この結果その録再選択レバー73の一端73aがモー
ド切換レバー58のピン61の移動軌跡内に入り込む。
そしてその状態でそのま〜所定の長い時間保持される。
一方この間に前述したFWDモード切換え時と同様の動
作が行なわれて、駆動レバー53の支点軸54を中心と
した第8図で時計方向の回動により、既にFWD位置A
に設定されたモード切換レバー58が第8図で上方側に
移動されて来る。
そしてこの時そのモード切換レバー58のピン61が録
再選択レバー73の一端73aに当接して、これを第8
図の如く上方側に押し上げる。この結果録再選択レバー
73の支点軸74によつて録再切換レバー71がバネ7
2に抗して第8図の如く上方に押し上げられて、この録
再切換レバー71により録再切換スイツチ82が記録状
態に切換えられ.て、テープレコーダがRECモードに
切換えられる。そして上記の後にプランシャー1の通電
が断たれる。
するとその吸引ロツド1aの復動により、変換レバーJ
モVが第2図で実線の如く時計方向に回動されて、当初
の状態に復帰し、ピン80によつて録再選択レバー73
もバネ75に拡して第2図で実線の如く時計方向に回動
され、その一端73aがピン61から外されて、当初の
状態に復帰する。なお前述したFWDモード切換え時に
おいても、録再選択レバー73は一度第2図で鎖線の如
く回動されるが、プランシャー1の吸引動作時間が短い
為に、モード切換レバー58が第6図の位置から上方側
へ移動開始された直後にこの録再選択レバー73が第2
図で実線の位置へ復帰される。
従つてFWDモード切換え時には前述したピン61によ
る録再選択レバー73及び録再切換レバー71の押し上
げ動作が行なわれず、録再切換スイッチ82は再生状態
にそのま\保持される〇〔FFモード切換え動作〕この
FFモード切換え動作は第9図に示されている。
そしてFFモード切換スイツチがオン状態に切換えられ
ると、電源が供給されて、モータにてキヤプスタン5が
回転駆動されると共に、プランシャー2と3とがほゾ同
時に通電される。そしてこの時にはプランシャー2の吸
引ロツド2aが上方側に吸引されることにより、その突
起21により起動レバー18がバネ19に抗して時計方
向に回動される。この結果FWDモード切換え時と同様
に検出レバー35が一往復運動されることになる。また
この時には吸引ロツド2aの吸引によりそのピン29が
他方の選択レバー23の長孔27の下端位置から上端位
置へ移動し、この選択レバー23を上昇位置で保持する
但しこの場合もピン29が長孔27内を移動するだけで
、実質的に選択レバー23を引き上げることがなく、従
つて選択レバー23がプランシャー2の吸引負荷にはな
らない。
そしてこの時には検出レバー35が第4図で説明したス
トロークS,分だけ往動された時に、検出レバー35の
凸部40が一方の選択レバー22の突起30の左側に外
れる。
するとその瞬間にこの選択レバー22がバネ24により
下方側に摺動されて、突起30が凸部40から凹部42
内に入り込む。この結果第4図で説明したように、検出
レバー35が復動される際に、選択レバー22の突起3
0により、停止位置P4にて停止され、モード切換レバ
ー58のモード切換ピン60がFF位置Bに設定される
そしてこの後FWDモード切換え時と同様に駆動レバー
53にてモード切換レバー58が上方側に移動されるこ
とによつて、モード切換ピン60がFFレバー87の一
端87aに係合して、これを上方側に所定のストローク
分押し上げる。
この結果FFレバー87によりFF走行駆動系が切換え
られて、テープレコーダがFFモードに切換えられる。
なおこの時には駆動レバー53が時計方向に回動される
時に、そのピン56が選択レバー22の突起32を押し
、この選択レバー22をバネ24に抗して上方に押し上
げる。
この結果選択レバー22の突起30が検出レバー35の
凹部42内から上方に抜き出されて、.検出レバー35
の停止位置P4でのロツクが解除される。なおこの後に
おける検出レバー35の復動位置P1への復動により、
選択レバー22の突起30が凸部40上に再び乗り上げ
ることになる。〔REWモード切換え動作〕 このREWモード切換え動作は第10図に示されている
そしてREWモード切換スイツチがオン状態に切換えら
れると、電源が供給されて、モータにてキヤプスタン5
が回転駆動されると共に、プランシャー1,2,3がほ
ゾ同時に通電される。そしてこの時にはプランシャー1
と2との両吸引ロツド1a,2aが上方側に吸引される
ことにより、これらの両突起20,21により起動レバ
ー16がバネ19に抗して時計方向に回動される。そし
てこの結果FWDモード切換え時と同様に検出レバー3
5が一往復運動されることになる。またこの時には両吸
引ロツド1a,2aの吸引によりこれらの両ピン28,
29が両選択レバー22,23の両長孔26,27の下
端位置から上端位置へ移動し、これら両選択レノ偽22
,23を共に上昇位置で保持する。従つてこの時には第
4図で説明したように検出レバー35が復動位置P1に
復動して停止され、モード切換レバー58のモード切換
ピン60がREW位置Cに設定される。
そしてこの時FWDモード切換え時と同様に駆動レバー
53にてモード切換レバー58が上方側に移動されるこ
とによつて、モード切換ピン60がREWレバー88の
一端88aに係合して、これを上方側に所定のストロー
ク分押し上げる。
この結果REWレバー88によりREW走行駆動系が切
換えられて、テープレコーダがREWモードに切換えら
れる。〔STOPモード切換え動作〕 このSTOPモード切換え動作は第11図に示されてい
る。
このSTOPモード切換えは前述したFWDsRECs
FFsREWの各モード途中で行なわれる。なお上記モ
ードでは検出レバー35が停止位置P1で停止されてお
り、また駆動レバー53が鎖線で示された往動位置にて
ロツクレバ一64によりロツクされた状態になつている
。上記状態でSTOPモード切換スイツチがオン状態に
切換えられると、プランシャー1と2とがほゾ同時に通
電され、これらの両吸引ロツド1a2aが上方側に吸引
される。この結果REWモ.ード切換え時と同様に両選
択レバー22,23が上昇位置で保持された状態で、検
出レバー35が一往復運動されることになる。そしてこ
の際検出レバー35が第4図で説明した往動位置P2に
往動された時に、その他端35bがロツクレバ一64の
先端64bを押して、このロツクレバ一64を支点軸6
5を中心にバネ66に抗して反時計方向に回動させる。
するとそのロツクレバ一64の突起67が駆動レバー5
3のピン68から左側に外れて、駆動レバー53のロツ
クが解除される。この結果駆動レバー53は支点軸54
を中心にバネ55によつて反時計方向に回動されて実線
で示された復動位置に復動される。そしてこの駆動レバ
ー53及び検出レバー35の復動により、モード切換レ
バー58が当初の位置へ復帰される。そしてこれと共に
FWDsFFlREWの各レバー86,87,88が当
初の位置へ復帰されて、テープレコーダがSTOPモー
ドに切換えられる。なおこの後電源が断たれてモータが
停止する。なお以上述べたモード切換装置によれば、F
WDlRECsFFsREWの何れのモード切換え時に
おいても、検出レバー35の停止位置の選択に基づく、
モード切換レバー58及びモード切換ピン60のFWD
位置AsFF位置BsREW位置Cの何れかの位置設定
後に、駆動レバー53のピン56にて選択レバー22,
23の何れもバネ24,25に抗して押し上げて、検出
レバー35を必ず復動位置P1へ復動させるように構成
する一方、次のモード切換え時における検出レバー35
の往動により一旦駆動レノ?53の往動位置でのロツク
を解除させ、この後駆動レバー53を再び往動させるよ
うに構成したので、FWDlREClFFlREWの各
モードをSTOPを通さずに相互に切換え得る動作、い
わゆる相互切換え動作を行なうことが出来るものである
また第12図は上述したモード切換装置に設けられた誤
動作防止用のスイツチ装置を示したものである。
先ず90は前記カムギヤー45の位置検出スイツチであ
り、例えばマイクロスイツチにて構成されている。91
はFWDsFF,REWの各モードスイツチであり、例
えばリーフ型反転スイツチにて構成されている。
92はモード設定完了検出スイツチであり、例えばリー
フスイツチにて構成されている。
そして前記位置検出スイツチ90は、支点軸94を中心
に回動自在に枢支され、かつバネ95によつて時計方向
に回動附勢されたスイツチ作動レバー96の突起97に
よつて切換えられる。
なおこのスイツチ作動レバー96は前記カムギヤー45
の円板部48の周面に押圧されている。またモードスイ
ツチ91は反転レバー99の支点軸100を中心とした
反転動作によつて切換えられる3接点切換スイツチに構
成されている。そして反転レバー99の中立位置がFF
モード位置B′1.ζ設定されている。なおこの反転レ
バー99がFFモード位置B′から反時計方向に回動さ
れた位置がFWDモード位置A′に設定されており、ま
た反転レバー99がFFモード位置B′から時計方向に
回動された位置がREWモード位置C′に設定されてい
る。但しこの反転レバー99はFWDモード位置A′及
びREWモード位置C′の何れからでも常にFFモード
位置B′に自動復帰出来る構造を有している。そしてこ
のモードスイツチ91の反転レバー99は、支点軸10
2を中心に回動自在に枢支されたスイツチ作動レバー1
04の二股状操作部105によつて反転操作される。な
おこのスイツチ作動レバー104には溝部106が形成
されていて、前記モード切換レバー58のピン61がこ
の溝部106内に挿入されている。またモード設定完了
検出スイツチ92は前記駆動レバー53のピン56によ
つて切換えられる。そしてこのスイツチ装置によれば、
先ずSTOPモードではスイツチ作動レバー96がカム
ギヤー45の突起49上に乗り上げていて、位置検出ス
イツチ90がオフ状態になつている。
そして前述したFWDsFF,REWの何れかのモード
切換え作動が開始されて、カムギヤー45が時計方向に
少し回動された瞬間に、スイツチ作動レバー96がバネ
95により時計方向に回動されて、突起49上から円板
部48の周面上に落ち込む。するとその突起97が位置
検出スイツチ90を押して、これをオン状態に切換える
。また上記モード切換え動作途中で、モード切換レバー
58が前述したFWD位置人、FF位置BlREW位置
Cの何れかに設定された状態で駆動レバー53により上
方側に移動される際に、そのピン61がスイツチ作動レ
バー104の溝部106の奥に挿入される。
なおこの際FWDモード切換え時であれば、ピン61が
v溝部106の一方の斜面106aを押して、スイツチ
作動レバー104を時計方向に回動させる為、その操作
部105により反転レバー99が反時計方向に回動され
てFWDモード位置A′に切換えられる。またREWモ
ード切換え時であれば、ピン61が溝部106の他方の
斜面106bを押して、スイツチ作動レバー104を反
時計方向に回動させる為、その操作部105により反転
レバー99が時計方向に回動されてREWモード位置C
′に切換えられる。なおFFモード切換え時には、ピン
61によるスイツチ作動レバー104の上記時計方向又
は反時計方向への回動操作がなされない。従つて反転レ
バー99はFFモード位置B′にそのま〜保持される。
また前述したように駆動レバー53が第7図に示された
往動位置に往動されて、これがロツクレバ一64にてロ
ツクされることにより、モード切換え動作が完了して、
モード設定状態となるが、このモード設定完了の直前に
駆動レバー53のピン56がモード設定完了検出スイツ
チ92を押して、これをオン状態に切換える。また上記
一連の動作後において前記カムギヤー45が前述した一
回転動作を完了する直前に、その突起49によつてスイ
ツチ作動レバー96がバネ95に抗して当初の状態に押
し上げられて、位置検出スイツチ90が再びオフ状態に
切換えられる。
なお以上述べた実施例では本発明で云う第1のカムギヤ
ー8として、2つの切欠き11a,11bを有する半回
転駆動方式のカムギヤー8を用いたが、このカムギヤー
8の切欠きを1つにして、このカムギヤー8←回転方式
のカムギヤーに変更することも可能である。
また同様に本発明で云う第2のカムギヤー45の切欠き
を2つにして、このカムギヤー45を半回転駆動方式の
カムギヤーに変更することも可能である。また本発明で
云う起動レバー16、検出レバー35、選択レバー22
,23、駆動レバー53、モード切換レバー58、ロツ
クレバ一64等は支点を中心とした回転方式又は直線移
動方式の何れであつても良い。
また本発明で云う選択レバー22,23及びその制御用
の第1及び第2のプランジヤーソレノイド1,2は、3
つ以上に変更することも可能である。
本発明は上述の如く第1のカムギヤーにて検出レバーを
常に一往復運動させる一方、この検出レバーの復動停止
位置を2つの選択レバーにて選択することにより、モー
ド切換レバーの動作位置を選択させるようにし、この動
作位置が選択されたモード切換レバーを第2のカムギヤ
ーにて駆動される駆動レバーにて駆動して所定のモード
切換えを行なうように構成し、しかも駆動レバーの往動
時に選択レバーによる検出レバーの復動停止位置でのロ
ツクを解除するようにして、モード切換え動作の完了後
にはこの検出レバーを所定位置へ常に復動させるように
構成し、更に検出レバーの上記往動時に、この検出レバ
ーにてロツクレバ一をロツク解除動作させて、先のモー
ド切換え動作時に往動位置にてロツクされている駆動レ
バーのロツクを解除して、これを復動させた後再び往動
駆動させるように構成したものであるから、STOPモ
ードを通さずに各モード間の相互切換え動作を可能にす
ることが出来て、モード切換えを極めて素早く、かつ極
めて容易に行なえる。
しかも本発明によれば、第1及び第2のプランジヤーソ
レノイドでは2つの選択レバーによる検出レバーの復動
停止位置の選択動作の制御と、起動レバーの動作とを行
なわせて、モータにて駆動される駆動ギヤーにより第1
のカムギヤーを回転起動させて検出レバーの往復運動を
行なわせ、第3のプランジヤーソレノイドで駆動ギヤー
による第2のカムギヤーの回転起動を行なわせて、駆動
レバーを往動駆動させるように構成したものであるから
、これら3つのプランジヤーソレノイドは何れもその吸
引力をモード切換えの為に必要な強い力に何等利用され
ていない。
従つてこれらのプランジヤーソレノイドの負荷は非常に
小さく、これらのプランジヤーソレノイドの小容量化が
可能である。しかもこれらのプランジヤーソレノィドは
モード切換え動作の開始時点で極く一時的に吸引動作す
れば良く、モード切換え後もこれらを通電状態に保持し
ておく必要がないから、これらが小容量のもので済むこ
とと相俟つて、電力消費量を大巾に減少させることが出
来て、内蔵バツテリー仕様を容易に図り得る。更にまた
3つのプランジヤーソレノイドで例えば5っもの数多く
のモード切換えが可能となり、モード数に比べてプラン
ジヤーソレノイドの数を大巾に削減出来る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明をテープレコーダに適用した一実施例を示
したものであつて、第1図はSTOPモードでの平面図
、第2図は同上の録再切換装置部分の平面図、第3図は
分解斜視図、第4図はモード切換えの主要動作を説明す
る平面図、第5図〜第7図はFWDモード切換え動作を
説明する平面図、第8図はRECモード切換え動作を説
明する平面図、第9図はFFモード切換え動作を説明す
る平面図、第10図はREWモード切換え動作を説明す
る平面図、第11図はSTOPモード切換え動作を説明
する平面図、第12図はスイツチ装置を説明する平面図
である。 また図面に用いられた符号において、1,2,3はプラ
ンジヤーソレノイド、6は駆動ギヤー、8,45はカム
ギヤー、16は起動レバー、22,23は選択レバー、
35は検出レバー、53は駆動レバー、58はモード切
換レバー、64はロツクレバ一である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 モータにて駆動される駆動ギヤーと、切欠き及びカ
    ムを有する第1及び第2のカムギヤーと、上記駆動ギヤ
    ーによる上記第1のカムギヤーの回転を起動させる為の
    起動レバーと、実質的に上記第1のカムギヤーの回転に
    よつて往復動駆動されるようになされた検出レバーと、
    この検出レバーの復動停止位置を選択する為の2つの選
    択レバーと、この検出レバーの復動停止位置の選択によ
    り動作位置が設定されるようになされたモード切換レバ
    ーと、上記駆動ギヤーによる上記第2のカムギヤーの回
    転により往動されて、上記モード切換レバーを各動作位
    置で往動駆動するようになされ、かつその往動時に上記
    選択レバーによる上記検出レバーの復動停止位置でのロ
    ックを解除してこの検出レバーを所定位置へ復動させる
    ようになされた駆動レバーと、この駆動レバーをその往
    動位置にてロックし、かつ上記検出レバーの往動により
    そのロックが解除されるようになされたロックレバーと
    、上記2つの選択レバーによる上記検出レバーの復動停
    止位置の選択動作を制御すると共に、上記起動レバーを
    動作させるようになされた第1及び第2のプランジャー
    ソレノイドと、上記駆動ギヤーによる上記第2のカムギ
    ヤーの回転を起動させる為の第3のプランジャーソレノ
    イドとからなる記録再生装置のモード切換装置。
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