JPS5952902B2 - 塩化ビニル系樹脂組成物 - Google Patents

塩化ビニル系樹脂組成物

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JPS5952902B2
JPS5952902B2 JP6414581A JP6414581A JPS5952902B2 JP S5952902 B2 JPS5952902 B2 JP S5952902B2 JP 6414581 A JP6414581 A JP 6414581A JP 6414581 A JP6414581 A JP 6414581A JP S5952902 B2 JPS5952902 B2 JP S5952902B2
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vinyl chloride
chloride resin
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resin composition
polymerization
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JP6414581A
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宗勝 平橋
進 須田
晃 山本
勝 飯田
智 三宅
益夫 真道
操 宮本
邦生 上田
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Nissan Chemical Corp
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Nissan Chemical Corp
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は塩化ビニル炭素数2〜10のα−オレフイン及
び高級アルキルビニルエーテルから成り、平均重合度(
P)が2000以上の塩化ビニル共重合体と塩化ビニル
樹脂用の可塑剤を50重量部以上を添加した塩化ビニル
組成物に係わるもので、粉末色調及び熱安定性と成形加
工性及び機械物性に優れた軟質ゴムの代替品提供を目的
とした塩化ビニル系樹脂組成物に関する。
従来、軟質ゴムの代替品を目的とした熱可塑性エラスト
マーには主として単に平均重合度のみを大きくした高重
合度塩化ビニル樹脂と比較的炭素数の少ないフタール酸
及びアジピン酸等のエステル系の可塑剤とが主成分とし
て使用されていた。
然るに、こうした平均重合度のみを高めた高重合度塩化
ビニル樹脂は重合度の増大に伴なつて加工性が低下し、
次第に成形の難しさを増す傾向があつた。また、一方で
はゴム状の柔軟性を得るには多量の可塑剤の添加が必要
であるが、可塑剤の増量に伴なつて硬度は低下し、同一
硬度で物性値の比較を行う軟質製品の場合多量の可塑剤
添加は圧縮永久歪、引張強度等の物性値低下を招いてし
まう。更に多量の可塑剤添加は、可塑剤のブリードや蒸
発逸散分の増大等、実際使用面でも種々の不利な現象を
生ずる欠点があた。本発明はこれ等の欠点の改良を目的
として鋭意実験的研究を重ねた結果先に特許権を得た特
許872884号の組成物を基本にを主開始剤として、
開始剤総重量の6割以上を用いてこれ等を高重合度化す
ることにより可塑剤の使用量が減少でき、樹脂粉末の色
調及び成形品の熱安定性が優れる上に一定硬度における
物性値比較では著るしく物性値の優れる組成物の提供が
短時間の重合反応で然も高収率に可能になることを見出
し、本発明を完成させるに至つた。
本発明は塩化ビニル(A)、炭素数2〜10のα−オレ
フイン(B)及び高級アルキルビニルエーテル(C)よ
りなり、重合体中における組成比率として、(A)の重
量:(B)及び(C)の合計重量の比が、99.9〜9
5.0:0.1〜5.0であり、かつ平均重合度が20
00以上である塩化ビニル共重合体100重量部と塩化
ビニル樹脂に対して可塑化能を有する化合物を50重量
部以上含有する軟質塩化ビニル系樹脂組成物である。本
発明に使用する塩化ビニル(A)、α−オレフイン(B
)、及び高級アルキルビニルエーテル(C)からなる共
重合体はそのモノマー組成として該共重合体中において
(A)の重量:(B)及び(C)の合計重量の比が99
.9〜90.0:0.1〜10.0であり、更に該共重
合体の平均重合度(JIS一K672lの方法による)
は2000以上であることが必要であが、か・る共重合
体は一般の塩化ビニルの懸濁重合方法において、重合反
応系に所要量のα−オレフイン及び高級アルキルビニル
エーテルを共存させることにより容易に得ることができ
るものである。
共重合成分として使用するα−オレフインとしては、例
えばエチレン、プロピレン、1−ブテン、1−ベンゼン
、1−ヘキサン、1−ヘプテン、1−オクテン、1−ノ
ネン、1−デセン等であり、また、高級アルキルビニル
エーテルとしては、例えばヘキシルビニルエーテル、オ
クチルビニルエーテル、デシルビニルエーテル、ドデシ
ルビニルエーテル、テトラデシルビニルエーテル、ヘキ
サデシルビニルエーテル、オタタデシルオニルエーテル
等がある。これ等共重合成分の共重合体中における組成
は前記したごとく、塩化・ビニル単位99.9〜95.
0に対し共重合成分の合計量としては0.01〜5.0
であることが必要である。合計量が0.01以下である
ことは共重合体が溶融する際のゲル化促進効果等の成形
加工性の改良効果および可塑剤添加量の減少による機械
物性の改良効果等の特徴が発揮され難くなる。また、共
重合成分の合計量が5.0以上では熱安定性が低下する
ので好ましくない。
さらにこれ等の共重合成分は塩化ビニルとの共重合反応
に際に連鎖移動剤としての作用も発揮し、平均重合度の
低下及び重合時間の遅延を生じるので、重合温度の大幅
低温化及び重合開始剤量の増大等の処置が必要とされ、
著るしく割高になるので、経済性の点でも不適となる。
よつて塩化ビニルに対するα−オレフイン及び高級アル
キルビニルエーテルの共重合体中における組成は共重合
成分合計量として0.01〜5.0であることが好まし
く、また、共重合成分であるαオレフインと高級アルキ
ルビニルエーテルとの比率は1〜5:0〜4であること
が好ましい。
この比率において高級アルキルビニルエーテルの比率が
増すと、得られる共重合体は加熱溶融時の流動性が増大
し、成形加工性が改良される。一方、α一オレフインの
比率が増すと軟質ゴム状の成形物は伸び率が向上し、熱
安定性も改善される。これ等を重合する際に用いる開始
剤としては、を主開始剤として開始剤総重量の6割以上
を用いることが必要である。こうした低温重合用の開始
剤としては他にアセチルシクロヘキサンスルホニルパー
オキサイド、2,2″−アゾビス(4−メトキシ−2,
4−ジメチルバレロニトリル)、イソブチリルパーオキ
サイド、ジーイソプロピノレパーオキシジカーボネート
、ジ一2−エチノレヘキシノレパーオキシジカーボネー
ト等が挙げられるが、本発明力泪的とする様な粉末の色
調及熱安定性が良好な上にゲル化速度が早くて成形加工
性が優れ、永久伸び率、圧縮永久歪、引張強伸度等の機
械物性も優れる組成物を提供し得るのは、を全開始剤重
量の6割以上の比率で用いた場合のみに限定される。
を6割以下の比率で使用したり、他種開始剤を用いて製
造した場合は、JISK−7103に基く測定で粉末が
既に着色しており (ハンダ一の式に従う白色度L値〈
95.0)熱安定性が劣る(塩化ビニル樹脂;100部
、DOP;50phr.Ba/Zn系安定剤;2.5部
の配合での作成シートで180℃のギヤーオーブン黒化
時間が120分以下)か、ゲル化性が劣る(塩化ビニル
系樹脂100重量部、DOP;80phr、三塩基性硫
酸鉛:3phr、ステアリン酸鉛;2phrの配合でブ
ラベンダーブラスチコーダ一〔ミキシングヘツドはロー
ラー型;50〕でゲル化速度が2分以上)樹脂しか得ら
れない。
高温分解型の極端に重合時間が長くなる開始剤を選べば
これ等の欠点は或程度は改良される場合もあるが、生産
性は大幅に低下してしまうので実際には工業的生産に適
用できない。塩化ビニル及びα−オレフイン更に必要に
応じ高級アルキルビニルエーテルからなる共重合体にお
いてその平均重合度も成形加工性及び機械物性に著るし
く影響を及ぼす。即ち、平均重合度が2000以下では
、成形加工性が優れるもの\引張り強伸度な圧縮永久歪
等の機械物性が著るしく低下してしまい軟質ゴムの代替
品としては不適になる。従つて本発明の目的を達成する
には、平均重合度が2000以上であることが必要であ
る。
本発明において使用する可塑剤は塩化ビニル共重合樹脂
にゴム状の風合と物性を賦与する目的で使用するが、5
0部より少量では成形加工性が悪い上に硬度が高く、伸
び率も低くて軟質ゴム弾性を賦与することは不可能であ
つた。一般的に熱可塑性エラストマーの物性比較を行う
場合(JIS)硬度一定で行われるが、本発明の共重合
樹脂組成物は内部可塑化されているので普通の塩化ビニ
ル単独重合品を用いる場合より可塑剤の使用量を減少す
ることができる。
ノ 従つて同一重合度で比較すれば、塩化ビニル単独重
合体使用の場合より本発明共重合樹脂組成物は、一定硬
度60(JISK−6301)を60に規定した場合、
永久伸び10%以下、圧縮永久歪57%以下、引張強度
1.5kg/Mm2以上、伸び率430%以上の機械夕
物性も優れる塩化ビニル系樹脂組成物が得られる。
本発明に用いる可塑剤の例としてはフタル酸ジブチル、
フタル酸ジオクチル等フタル酸エステル類、アジピン酸
2−エチルヘキシル等の脂肪族二塩基酸エステル類、エ
ポキシ化大豆油、エポキ0シヘキシサヒドロフタル酸ジ
オクチル等エポキシド類、りん酸トリクレジル等りん酸
エステル類、エチルフタリルグリコール等二価アルコー
ルエステル類、塩素化パラフイン等の他、エチレン一酢
酸ビニル共重合樹脂、アクリル系樹脂、塩素化ポりエチ
レン、ニトリルゴム、ポリウレタン、ジアリルフタレー
ト、トリアリルイソシアヌレート等の熱硬化性可塑剤等
も挙けられる。これ等の可塑剤は単独使用のみならず必
要に応じて2種以上を併用することも可能である。
本発明樹脂組成物は普通の塩化ビニル樹脂と同様に成形
加工の際には熱安定剤及び滑剤等をも添加する。熱安定
剤としては特に制約はなく、三塩基性硫酸鉛等の鉛系安
定剤、ジブチル錫マレート等の錫系安定剤、ステアリン
酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム等の金属石鹸を挙げる
ことができ、その添加量は一般的には5重量%以下で使
用される。滑剤としては低分子量ポリエチレン、高級ア
ルコール、、高級脂肪酸、高級脂肪酸エステル等通常塩
化ビニル系樹脂に使用されるものを用いる。
また、充填剤としてはカーボンブラツタ、炭酸力ルシウ
ム、酸化チタン、タルク、アベスト、水酸化アルミニウ
ム、水酸化マグネシウム、アスベスト、木粉、等が挙げ
られる。顔料としてはカラーカーボンブラツタ、クロム
イエロ一、酸化チタン、フタロシアニングリーン等が使
用される。
更に酸化防止剤及びキレータ一としては、ブチル化ヒド
ロキシトルエン、2,6−ジ一Tert−ブチル−P−
クレゾール、4−4″−プチリデンビス(6−Tert
−ブチル−m−クレゾール)等の置換フエノール系化合
物、アルキレン又はアルキリデンビスフエノール系化合
物等とトリアルキルホスフアイト等の亜リン酸エステル
系化合物等が挙げられる。また、耐候性を改良する目的
でベンゾフエノン系、ベンゾトリアゾール系、サリチル
酸エステル系等の紫外線吸収剤や各種帯電防止剤、難燃
剤をも併用することが可能である。
本発明の組成物は普通の塩化ビニル樹脂コンパ.ウッド
と全く同一の製造工程で成形加工することができる。
即ち、まず、ペンシェルミキサー、リボンレンダ一等の
混合機において可塑剤、安定剤、滑剤等と共重合樹脂と
をブレンドしてコンパウンドを作成する。
次いで押出機、カレンダーロール等を用いてベレツト化
した後か、又は場合によつては粉末状の侭で直接押出成
形、カレンダー成形、射出成形により成形加工品を得る
ことができる。
以下、共重合樹脂の製造例及び実施例に従つて本発明の
更に詳細説明を行う。
製造例−1 内容積2m2のステンレス製重合缶にイオン交換水10
001.分散剤としてポリビニルアルコール250g、
メチルセルロース250gを仕込、缶内を真空置換した
後、開始剤としてクミルパーオキシネオデカネート50
0g及び表−1に示す組成の塩化ビニルモノマーと各種
コモノマー成分とを仕込、重合反応を行なつた。
この際、重合温度は平均重合度ができるだけP=−25
00となる条件を選んだが、連鎖移動効果が大きいコモ
ノマー採用の場合は一連若干Pが小さ目の試料しか得ら
れなかつた。
また、重合反応の終了は差圧の△P=0.5kg/―が
生じた時点をもつて終点としたが、重合時間が15時間
を超えても差圧が生じない場合は15時間で重合反応を
終了させた。
重合反応の結果、表−1に示す性状のポリマーが得られ
た。実験黒7の5%以上共重合成分を含有するポリマー
の場合連鎖移動効果が大きいので、重合温度を大幅に低
下させても、未だ重合度的には不足であり、更に重合収
率も極端に低くて不充分な製品しか得られなかつた。製
造例−2 製造例−1における実験屋4と同一の重合条件で開始剤
の種類のみを次頁表一丁の様に変化させ2θ{合した。
重合結果は表一着こ示す通りであつた。
即ち、クミルパーオキシネオデカノエートを主開始剤と
して、全開始剤重量の6割以上用いた実験屋13は熱安
定性の優れる高重合度樹脂が高収率で得られたが、他の
場合は熱安定性が劣つていたり、重合収率が低かつたり
で、特許請求の範囲で規定する本発明が目的とする条件
を満足させる様な樹脂が得られなかつた。
尚、重合終点の選び方は製造例−1と同様に△=0.5
kg/Cn]・とし、重合時間は15時間で打切りとし
た。
実施例及び比較例1 製造例−1で試作した各種樹脂に対して、下記の配合処
方の添加剤を加えてコンパウンドを作成し、溶融流動性
及びゲル化性の評価を目的として、フローテスター及び
ブラベンダ一の測定を行つた。
また、コンパウンドを表面温度170℃のテストロール
で4分間混練して肉厚0.7mmのロールシートを作成
し、このロールシートを用いて180℃のギヤーオーブ
ンにおいて熱安定性の評価を行つた。結果は下記の表−
2に示す通りであつた。
◎標準配合処方 ◎測定条件 1 高化式フローテスター 測定温度:160℃、荷重:500kg 使用ノズル:1φ×10m/ML 2プラベンダープラスチコーダー ジヤケツト温度:130℃ ローター回転速度:50r.p.m ミキシングヘツドリローラ一型50 3ギヤーオーブンテスト:表面温度170℃のテストロ
ールで4分間混練して肉厚0.7mmのロールシートを
作成、これを2cmX3〔に切断し、槽内温度180℃
のオーブン中に吊す。
15分毎に取出しを行い黒化時間を測定する。
即ち、本発明樹脂組成物の実施例である滅.4,5,6
は溶融粘度が低くてゲル化が早く静的熱安定性も良好で
、成形加工性において優れた特徴を発揮し得ることが明
白であつた。
一方、本発明の比較例である魔1,2は溶融粘度が高に
上にゲル化速度が遅く、樹脂の発熱も大であつた。
また、重合反応が不充分であつた屋7についても参考検
討を行つたが、特に熱安定性の低下が著るしく矢張り不
満足な結果しか得られなかつた。実施例及び比較例−2 前の実施例及び比較例−1で用いた配合処方をベースに
、可塑剤(DOP)量を変化させることにより、成形試
料の硬度を一定(JIS硬度60)に揃え、引張り強伸
度、圧縮永久歪等の機械物性の測定を行つた。
各測定用の試料は170℃のロールで4分間混練して得
たロールシートを180℃のプレスで4分間プレス}た
作成した。結果は下記の表−3に示す通りであつた。
◎測定条件 JIS硬度:JISK−ーー一6301 圧縮永久歪 JISK−6301 永久伸び:JISK−6301 引張強度 JISK−6301 伸び率:JISK−ーー一6301 即ち、本発明樹脂組成物の実施例である黒4,5,6は
何れも内部可塑化樹脂なので一定条件であるJIS硬度
60を得るには、まず可塑剤の使用量が比較例の場合よ
り極端に減量が可能である。
従つて永久伸び、圧縮永久歪等が小さく、軟質ゴムに近
い物性値を示している。
また、引張強度が強くて伸び率ほ高く、本発明樹脂組成
物が機械物性においても著るしく優れた特徴を示すこと
が明白である。一方、比較例の洗1,2,3の組成物は
機械物性値においては明らかに実施例組成物より劣るレ
ベルにしか至らなかつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 塩化ビニル(A)、炭素数2〜10のα−オレフィ
    ン(B)及び高級アルキルビニルエーテル(C)より成
    り、重合の際に▲数式、化学式、表等があります▼ を主開始剤として用いて製造いた平均重合度(@P@)
    が2000以上の塩化ビニル共重合樹脂100重量部に
    可塑剤を50重量部以上を添加し、重合体中における組
    成比率の(A)の重合:(B)及び(C)の合計重量比
    が99.3〜95.0:0.1〜5.0である粉末色調
    及び熱安定性と成形加工性及び機械物性に優れる塩化ビ
    ニル系樹脂組成物。 2 特許請求の範囲1の組成物において塩化ビニル系樹
    脂100重量部に対し、可塑剤(DOP):80phr
    、三鉛基性硫酸鉛:3phr、ステアリン酸鉛:2ph
    rを加えた組成物の130℃、50rpmにおけるプラ
    ベンダープラスチコーダー(ミキシングヘッドはローラ
    ー型:50)におけるゲル化速度が2分以下であること
    を特徴とする塩化ビニル系樹脂組成物。 3 特許請求の範囲1の組成物において硬度(JISK
    −6301)を60に規定した場合i 永久伸び<10
    %、ii 圧縮永久歪<57%、iii 引張強度>1
    .5kg/mm^2、iv 伸び率>430%(何れも
    JISK−6301の測定条件)の数値を示す塩化ビニ
    ル系樹脂組成物。 4 特許請求の範囲1の組成物においてJISK−71
    03に基く粉末の色調がハンターの式に従う白色度(L
    値)としてL値≧95.0である塩化ビニル系樹脂組成
    物。 5 特許請求の範囲の1の組成物において塩化ビニル系
    100重量部に可塑剤(DOP)を50phr、Ba/
    Zn系安定剤2.5phr添加して作成したシートを構
    内温度180℃のギヤーオーブン中に吊し、15分毎に
    サンプリングを行つて黒化時間が120分以上を示す塩
    化ビニル系樹脂組成物。 6 特許請求の範囲1において該主開始剤は開始剤の総
    重量の6割以上を使用して製造した塩化ビニル系樹脂を
    用いることを特徴とする塩化ビニル系樹脂組成物。
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