JPS5952614A - 象牙状鍵盤物質の製法 - Google Patents

象牙状鍵盤物質の製法

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JPS5952614A
JPS5952614A JP57163544A JP16354482A JPS5952614A JP S5952614 A JPS5952614 A JP S5952614A JP 57163544 A JP57163544 A JP 57163544A JP 16354482 A JP16354482 A JP 16354482A JP S5952614 A JPS5952614 A JP S5952614A
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    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10CPIANOS, HARPSICHORDS, SPINETS OR SIMILAR STRINGED MUSICAL INSTRUMENTS WITH ONE OR MORE KEYBOARDS
    • G10C3/00Details or accessories
    • G10C3/12Keyboards; Keys
    • G10C3/125Materials or treatment of materials for the manufacturing of keys
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L89/00Compositions of proteins; Compositions of derivatives thereof
    • C08L89/02Casein-aldehyde condensates

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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、鍵盤楽器の鍵盤拐料として優れた特性を有
する象牙と極めて類似した模様および特性を有する鍵盤
物質の製法に関する。
ピアノ、オルガン、アコーディオン、等の鍵盤楽器のl
a盤の少なくとも表面を構成する旧制として象牙は専門
家に高く評価されて因る。これは象牙が、本来、高級美
術品材料であるということよりも、鍵盤i料として要求
される次の緒特性を理想的に満たすためと考えられる。
(イ)適度の吸水性を有すること。これは演秦者の指の
汗を吸収し、汗による滑りを防止するために要求される
(ロ)適度の表面平滑性−J、−よび摩擦係数を有する
こと。これは、押鍵時の触感に影響する。
(ハ)優れた外観を有すること(自腹が高−割に、耐汚
染性が優れる)。
に)適度の硬度を有すること。これl(L押鍵時の触感
及び長期使用による摩耗の防止のために要求される。
(ホ)適度の加工性を有すること。
しかしながら、このような優れた性質を有する天然象牙
も供給能力が不足するために需要に応じられないという
欠点ガある。
このような事情に鑑み、一般的には供給の点で問題がブ
よい合成樹脂が鍵盤材料として広く用いられている。し
かし、合成樹脂製の鍵盤は、外観および加工性の点では
一応満足できるものの、表面が滑らか過ぎて指が滑りや
すく、また吸水性に欠ける1こd)、汗をかいたりする
と特に滑シやすくなシ、ミスタッチの原因になるなどの
不都合があっ1こ。ま1こ一般に硬度が不十分であるの
で、長期使用における摩耗も問題となる。
上述した合成樹脂製鍵盤物質の不都合性を除くために本
発明者は、既に、カゼインプラスチックに含水性あるい
は非含水性無機充填剤を配合してなる象牙状鍵盤物質を
提案している(特開昭、57−弘jjタコ号および同S
7−760≠を号各公報参照)0このような充填剤配合
カゼインプラスチックは、カゼインを充填剤および水と
ともに混練し。
成形後、ホルマリンを含浸して硬化させることにより製
造される。上記技術は、天然タンパク質成形材刺の成形
体であるカゼインプラスチックの持つ、大なる吸水性お
よび人体(指等)とのなじみ等の特性を生かしつつ、硬
度、熱伝導性、重質感等が象牙に比べて劣るという欠点
を無機充填剤の配合により除くものであって、従来の合
成樹脂製鍵盤物質に比べて優れた特性を有する象牙状鍵
盤物質を与えるものと信ぜられる。
しかしながら、上記した充填剤配合カゼインプラスチッ
クを天然の象牙材と比較したときには、やはり美観ある
いは実物感において不足する点がある。それは、上記し
た充填剤配合カゼインプラスチックが単一の外観となυ
、天然の象牙の持つ年輪模様、すなわち木目と類似した
内部まで連通した流れる縞状模様が再現されないからで
ある〇一方、多色のカゼイン成形用組成物を多シリンダ
ー押Iff機に、17共押出しして多色柄を形成するこ
とは行なわれているが、単なる多色押出成形では天然の
象牙の持つ界面間での微妙な流れ模様は形成されない。
この発明は、上述の点に鑑み、内部まで連通した流れあ
る縞状模様を有する、j二り実物感に優れ1こ象牙状鍵
盤物質を提供することを目的とする。
本発明者\け、上述の目的で研究した結果、互いに異な
る色調を有する。2f1以上の充堺剤配合カゼイン組成
物の少なくとも1種を、ひも状、糸状あるいは帯状を含
む条体に形成し、他の組成物とともに全体としてシート
状になるように配列したのち、得られたシート状配列体
を熱圧することが天然象牙に見られる内部まで連通した
流れのある縞状模様を再現する1こめに極めて有効であ
ることを見出し1こ。
この発明の象牙状鍵盤物質の製法は、上述の知見に基づ
くものであり、より詳しくは、その第1の方法は、カゼ
インを充填剤:I=−よび水とともに混練してなる一種
以上の互いに色調の異なる組成物を用意−し、該組成物
の少なくとも7種をシート化し、他方、該組成物の残り
で少なくとも/ liを条体化し、条体化組成物を適宜
の間隔を置いてシート化組成物上に配列し、得られたシ
ート状配列体をその面と直交する方向に熱圧することに
よりこれら組成物を流動化させつつ条体化組成物をシー
ト化組成物中に埋め込み、得られ1こシート状成形体に
ホルマリンを含浸して硬化させることを特徴とするもの
である。
また、この発明の象牙状鍵盤物質の製法の第λは、カゼ
インを充填剤および水とともに混練してなる2種層上の
互いに色調の異なる組成物を用意し、これら組成物をそ
れぞれ条体化し、条体化した色調の異なる組成物を交互
に配列してシート状配列体を形成し、このシート状配列
体をその面と直交する方向に熱圧することによりこれら
組成物を流動化させつつ一体のシート状成形体とし、得
られたシート状成形体にホルマリンを含浸させて硬化さ
せることを特徴とするものである0以下、この発明をよ
シ詳細に説明する。以下の記載において、「チ」および
「部」は特に断らない限り重量基準とする。
この発明の方法においては、カゼインを、充填剤および
水、ならびに必要に応じて加える着色剤とともに混練す
ることにより、互いに色調の異なる2種以上の成形用組
成物を得ろ。
カゼインとしては、100メ・ノシ、以下に粉砕したレ
ンネットカゼインの細粉が好マしく用いられる0 充填剤の種類は、基本的には限定されないが、象牙状の
鍵盤物質を与えるために、好ましくは、水酸化アルミニ
ウムもしくはアルミナ水和物、硫酸カルシウム水和物、
含水ケイ酸カルシウム、水酸化カルシウム、水酸化マグ
ネシウム、塩基性炭酸マグネシウム、含水ケイ酸アルミ
ニウム、ケイ酸マグネシウム、含水ケイ酸などの含水性
ul+、!i 機充填剤、あるいは酸化ケイ素、リン酸
カルシウム、アルミナ、炭酸カルシウム、炭酸バリウム
、硫酸カルシウム、酸化マグネシウム、酸化チタンなど
の非含水性無機充填剤などの無機充填剤が用いられる。
これら充填剤は、カゼイン100部に対して、10〜2
00部、好ましくはJ−rj部の割合で使′用する0 また成形用組成物には、更に上記成分に加えて、色調を
整えるたd)にカゼイン100部に対してO〜io部、
特に/−j部程度の割合で、酸化チタン、亜鉛華等の顔
料、あるいは酸性染料等からなる着色剤が加えられる。
上記各成分を、カゼインioo部に対して、20−ざ0
部特に、2にl −so部の水とともに拙潰機等により
混練する。混線後、混合物を室温付近でj〜、21a時
間程度放置し−Cカゼインを膨潤させ、その後の成形性
を改善す枦ことが好ましい。
上記の操作によシ個々の成形用組成物が得られ、これを
繰り返すことにより2種以上の成形用組成物が得られる
が1組成物間の色調の差は、充填剤あるいは着色剤の配
合量を変化することによシ与えられる。ただし充填剤の
配合量が組成物間で大きく異なると、硬化後の製品にお
りて寸法変化率等の特性が部分的に異なり、界面での割
れあるいは剥離の原因となるので、組成物間での着色剤
も含d)た充填剤の配合量の差は、カゼインioo部に
対して70部以下にとどめることか好ましい。色調の差
は、好筐しくは着色剤量に0./、2部の差をつけるこ
とによυ与えられる。
次いで、このような2種以上の成形用組成物から、この
発明にしたがい象牙状鍵盤物質を製造する態様について
説明するが、説明の簡学化のため。
まず第1の方法にしたがいコ稍の成形用組成物を用いる
場合について説明する。
第1の方法にしたがう場合、まず2種の成形用組成物の
うちの/[をシート化する。シート化は、たとえば第1
図に示すように一対のミキシングロール18.lb上に
、上記のようにして得られた成形用組成物Aをのせ、必
要に応じて適宜混合した後、ロール/&、lb間の間隙
から押出せばよ−。これによりシート化組成物A1が得
られる0シー l−化組成物A、の厚さは、所望とする
製品の厚さによっても異なるが通常/、j−2.jmm
程度である。
シート化の際の温度は、20〜30℃の常温で、J:い
0次いで他方の組成物を条体化する。本明細書に訃いて
「条体」の語は、糸状体、ひも状体、帯状体および棒状
体を包含する趣旨で用いるが、この第1の方法により象
牙様のしま状模様を与えるためには、その太さはO,j
〜1.0mm程度であることが好ましいことからして、
この場合は「糸条体」と称するのが適切かも知れない。
このような糸条体組成物は、上記の成形用組成物をたと
えば適当な径のノズルから射出することにより得られる
次いで得られた糸条体組成物B2を、先に得られたシー
ト化組成物Al上に、たとえば天然の象牙に見られるよ
うな柾目状(第2図)あるいは板目状(第3図)等の所
望の模様を形成するように適宜の間隔を置いて配列して
、シート状配列体3を得る。この糸条体組成物B2の配
列間隔は、糸条体B2の径と同郷あるいは3倍以内であ
ることが好ましい。なお、このようにして得られたシー
ト状配列体3の第2図のIv−rvaに治って取ったu
’jr面図は第弘図に示す通りである。
次いで、上記で得られたシート状配列体を一対の熱板2
m、、2b間に挾んで加熱下に押圧する(第5図)こと
により、糸条体組成物B2がシート化組成物A1中に埋
め込′チれ、且つ両者間の界面で内部まで連通した流れ
模様の発生し7たシート状成形体μが得らgる。このB
圧工稈C11、たとえば温度と0〜り、t’に、圧力1
00− /!OKgハ2で15〜30分保持することに
よ9行なわれる。
上記熱圧工程において、糸条体組成物B2がそれほど太
く広からなり間にシート化組成物Al中に埋め込まれる
ようにするためには、ずくなくとも熱圧工程において、
後者の流動性を前者のそれよりも犬とすることが好まし
い。そのためには、以下の(イ)〜(ハ)のいずれか少
なくとも一つを実施するとよい0 (1)  シート化組成物A1の含水量を糸条体組成物
B2のそれニジ太とする。含水量の差は、カゼイン10
0部に対して20部以上、特に30部以−Fとすること
が好ましい。また、このJ:うに、一方の組成物中の含
水量を通常のカゼインプラスチック成形用組成物のそれ
よυ大とすることは、2種の組成物間の接着性を増大す
る上でも好ましIy’s。
(+1)糸条体組成物B2と接する熱板28の温度をg
a〜♂j℃、シート化組成物A1と接する熱板、2bの
温度をりO〜り3℃というように両者間((約j〜10
℃の温度差をつけて、シート化組成物A1の可塑化を起
り−やすくする。
(ハ) シート化組成物A1に対する認板λbの接触を
糸条体組成物B2と熱板、2aとの接触より3〜j分程
度早くする。
上述したような組成物間の流動性の差は、充填剤配合量
を変化させることによっても達成できる。
しかし、前述したように、充填剤配合量を変化させて流
動性に差を・つけると硬化後の製品に2いて、寸法変形
の不均一性が生じ、好葦しくない。上記した(イ)、 
(+ニア) 、 Hの手段のなかでも最も好ましいのは
(イ)である。
次いで、上記のようにして得られ1こシート状成形体に
ついてポルマリン硬化処理を行うが、その前に成形体を
50−ざ0℃の熱風で乾燥して水分をO〜5ol−1で
低下しておくことが好ましUoそれは、ホルマリン処理
前の成形体の含水量が大であると硬化製品の特に高湿度
雰囲気での寸法安定性が低下するからであり、特に上記
(イ)のように、2種の組成物間に含水量の差を与えた
ときにはその必要性は犬である。
次いでこのように乾燥した成形体を3〜10%程度のホ
ルマリン中に室温付近で浸漬してカゼインを硬化させる
。浸漬時間は成形体の寸法によシ異なるが、板状体の場
合、−例として厚さJ rimでt日間。jamでlA
日日間lQIIMでSO日間程度である。
成形硬化物をまず風乾に含水率を約10%まで低下させ
、その後20−48 ”Cの温度で2〜j日乾燥し含水
率を弘〜4%にする。ここで変形が生じた場合には熱湯
中に数分間投入後、加熱し低圧で加圧矯正をし、再び3
0〜y−0℃で調湿乾燥を行い、最終的に含水率を3〜
μチにする。更に必要に応じて。
切断、切削、研摩等の後加工を行うことにより。
この発明の第1の方法による鍵盤物質が得られる。
次に、この発明の第2の方法による象牙状鍵盤物質の製
造について説明するO 第2の方法で用いる2種の成形用組成物は、両者間で特
に流動性の差をつける必要がない点を除いて第1の方法
で用いるものと同じである0これら、2種の成形用組成
物を形成しそれらを交互に配列してシート状配列体を得
る。そのブこめには上記第1の方法で説明し1こように
適宜なノズルから押出して形成した2種の条体化組成物
を交互に並べて行けば工Ln□ Lかし、よシ好ましく
は、それ自体は公知の2色押出成形vrxvシート状配
列体を得ることができる。
この場合、2つの押出機の平面軸方向断面図(典型的な
各部の温度分布をあわせて示す)である第7図に示すよ
うに、第1押出機l/の上流側入方向からA原料組成物
を投入し、第λ押出t14ノ、2の上流側B方向からB
原料組成物を投入し、混合押出部/3から2色押出を行
う。混合部13の金型の前面斜め方向から見た部分断面
図は第g図に示す通シであυ、A方向からA原料がまた
B方向からB原料が押出されて第2図お工びそのX−X
断面図である第1O図に示すようなたとえば厚さが/ 
z 、2 mtnで糸体化組成物A2とB2とが交互に
配列されたシート状配列体3/が得られる。
次いでこのようにして得られたシート状配列体3/を一
対の熱板の間の挾んで加熱加圧することによシ本発明の
鍵盤物質が得られる。この熱圧工程は、基本的には第1
の方法で説明したと同様であり、これによりシート状配
列体3/における条体化組成物A2t B2間の載体と
した界面が乱れ第1/図に見られるような流れ模様S/
を有するシート状成形体が得られる。
第7.2図および第13図は、好ましい熱圧の一態様を
説明するものであシ、上記のようにして得られたシート
状配列体3/を必要に応じて横方向に数枚(この例では
弘枚)並べ、全体をシート状配列体3/よりやや厚みの
薄い剛体のワクで流出防止のために囲み、更にその上下
面を1ことえはポリエステルシートのような離型性のあ
るシートで挾んだ後。
上記のような熱圧処理を行う。これによりソート状配列
体31が全体としてつぶされ、糸体化組成物A2とB2
の界面に乱れないし流れ模様が生ずる。この際シート状
配列体3/の前面では組成物流れが生じ、特にその端部
近傍の表面では流れが大きい1こめ模様が一部消えてし
まう。しかし、このような端部においても得られた物質
から鍵盤へと仕上加工する際の研摩処理によって内部か
ら模様が浮き出てくるので何ら問題はない。
また、1色押出によりシート状配列体を形成するときに
、第1O図に対応して第1S図に示すように。
金型の形状を変更することにより、条体化組成物A2と
B2の一方(この例ではB2)を他方よりも10〜20
俤厚< して突出部を形成することも好まし込。
このようなシート状配列体3コの突出部は、熱圧工程に
おいてつぶされ組成物B2の巾を増大させることにより
平滑化されるが、この際、組成物A2tB2間での界面
に流れないし乱れ模様が効果的に発生する。この態様は
前記第1の方法と第λσ〕方法の中間的効果の発生を意
図するものであり、この際突出させる糸体化組成物の熱
圧]二程における流動性を抑える1こめに、上記第1の
方法で説明した(イ)〜(ハ)の手段を採用することも
できるO次いで上記のようにして得られたシート状成形
体を第1の方法と同様にして、必要に応じて乾燥したの
ち、ホルマリン浸漬により硬化させ、また必要な後加工
を行うことにより、第2の方法による鍵盤物質が得られ
る0 上記第1の方法および第コの方法のいずItの場合につ
いても、2種類の成形用組成物を用いるflについて説
明したが、3種類以上の成形用組成物を用いて、上記方
法が実施できることは容易に理解できよう。第1の方法
について3種類以上の成形用組成物を用いる場合、追加
の組成物は、シート化することもできるが、通常は条体
化組成物として使用される0 上記のようにして得られ1ここの発明による鍵告住物質
は、単体で構成される鍵そのものあるいは他の材料と頃
合される8表面相であり得、後者の場合は主に木材等か
らなる鍵基材の表面の打鍵部に貼り付けられる0 上述したように、この発明によれば、互いに異なる色調
を有する。2種以上の充」メ剤配合カーピイン成形用組
成物の少なくとも一方を条体化し、他σ〕組成物ととも
に全体として平面的には縞状模様を有するシート状とな
る様に配列し、得られたシート状配列体を熱圧成形した
後硬化させることにより、内部まで連通し1こ流れある
縞状模様を有し、天然象牙に極めて類似した質感を有す
る鍵告家1勿質が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第を図は、この発明の第1の方法による鍵盤物
質の製造工程の説明図であり、第1図は組成物のシート
化工程を説明するロール軸方向から見た側面図、 第2図および第3図はシート化組成物上への条体化組成
物の配列状態を示す平面図、 第μ図は第2図のIV−IV線に沿って取った断面図、 第5図は熱圧工程を示す第弘図と同方向からの断面図、 第を図はシート状成形体の断(01図である。 第7図〜第73図はこの発明の第2の方法による8盤物
質の製造工程の説明図であり、 第7図は平面軸方向断面図、 第r図は押出機混合部金型の前面斜め方向から見た部分
断面図。 第り図および第10図はそれぞれシート状配列体の平面
図および断面図、 第1/図は熱圧後のシート状成形体の断面図、第1ユ図
〜第1’7図は熱圧工程の他の態様の説明図、第13図
はシート状配列体の他の例の断面図である0 7t4.lb・・・ミキシングロール、λ8.2b・・
・熱板、 3 、 、?/、 32・・・シート状配列体。 弘、I/−/、弘2・・°シート状成形体、S/・・・
流れないし乱れ模様、 t・・・剛体枠、 7・・・離型性シート、 A、 T3・・・成形用組成物(下添字/、λはそれぞ
れシート化および条体化されていることを意味する)。 出願人代理人   猪 股    清 第11 第2図   第3囚 第14図 第15図 71−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 l カゼインを充填剤および水とともに混練してなる。 2種以上の互いに色調の異なる組成物を用意し、該組成
    物の少なくとも1種をシート化し、他方、該組成物の残
    りで少なくとも1種を条体化し、争体化組成物を適宜の
    間隔を置いてシート化組成物上に配列し、得られたシー
    ト状配列体をその面と直交する方向に熱圧することによ
    りこれら組成物を流動化させつつ架体化組成物をシート
    化組成物中に埋め込み、得られたシート状成形体にホル
    マリンを含浸゛して硬化させることを特徴とする。流れ
    のある縞状模様を有する象牙状鍵盤物質の製法。 コ カゼインを充填剤および水とともに混練してなる。 2fi11以上の互いに色調の異なる組成物を用意し、
    これら組成物をそれぞれ受体化し、条体化した色調の異
    なる組成物を交互に配列してシート状配列体を形成し、
    このシート状配列体をその面と直交する方向に熱圧する
    ことによりこれら組成物を流動化させつつ一体のシート
    状成形体とし7、得られたシート状成形体にホルマリン
    を含浸させて硬化させることを特徴とする、流れのある
    縞状模様を有する象牙状鍵盤物質の製法。
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