JPS5952611B2 - ケ−ブル吊架用リングの撤去装置 - Google Patents

ケ−ブル吊架用リングの撤去装置

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JPS5952611B2
JPS5952611B2 JP56149085A JP14908581A JPS5952611B2 JP S5952611 B2 JPS5952611 B2 JP S5952611B2 JP 56149085 A JP56149085 A JP 56149085A JP 14908581 A JP14908581 A JP 14908581A JP S5952611 B2 JPS5952611 B2 JP S5952611B2
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strand
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ring
hook
roller
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秀雄 植松
健 小田
要 吉澤
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ケーブルを吊架するリングをストランドか
ら撤去する装置に関する。
本出願人はこの種のものとして、特願昭52−8516
5号(特開昭54−49592号特公昭56−5392
6号公報)に係る装置をすでに提供している。
この装置の欠点は、当該リングが斜めに傾いて吊架され
ていると、それを撤去できなくなることであった。
なぜならリングが傾いていると、当該フック先端が撤去
部材の斜辺に当らなくなるためである。
そのために上記装置には、どうしてもリングの傾きを矯
正する手段が必要になり、それだけ構造が複雑にならざ
るを得なかった。
また上記装置における撤去部材では、先端が下向してい
るフックか゛どちら向きにあるかによって、撤去部材だ
けでは両フックをストランドから外せず、そのために特
別の手段が必要であった。
この発明は、1対の撤去部材の形状を矢尻形にし、それ
らの尖端もたがいに対向させて、上記従来の欠点を解消
したものである。
以下にはこれを図示の実施例について説明するが、その
具体的構成を説明する前に、当該リングを撤去する原理
を第1図イにもとづいて説明する。
ケーブル1を吊架する公知のリング2は、それをストラ
ンド3に掛けやすくするために、その一方のフック2a
と他方のフック2bとの形状を違えている。
すなわち当該リング2をストランド3に掛ける場合に一
方のフック2aを先にストランド3に掛けてから、第1
図鎖線位置にある他方のフック2bを、リング20弾力
に抗してまわしでストランド3に掛ける。
このために一方のフック2aは、リング2をまわす際に
ストランド3から外れないように、その先端を下向きに
している。
また他方のフック2bはそれをストランド3に掛けやす
くするために、その先端をさほど下向きにはしていない
この装置は、矢尻形をした1対の撤去部材4゜5をたが
いに対向させるとともに、それら撤去部材4,5がスト
ランド3上をスライドして接近するようにしたものであ
る。
つまり前記両フックの外方から撤去部材4,5を接近さ
せることにより、当該一方の撤去部材がフック2bの下
に入り込むとともに、その撤去部材の斜辺に沿ってフッ
ク2bを退避させつつ強制的にストランド3から外す。
フック2bが外されると、もう一方のフック2aも撤去
部材の斜辺に沿って簡単に外されることになる。
次にこの装置の具体的構成について説明すると、前記撤
去部材4,5を保持してストランド3上を走行する移動
枠Aは、その前側板6に走行ギヤ7.8を回転自在に設
けている。
この走行ギヤ7.8は、その中心部がたがいに接合する
とともに、外周部においてたがいに離隔してその離隔部
相互ではほぼU字状をなす関係にし、かつ両走行ギヤ7
.8か゛独立に自由回転しうるようにしている。
したがって走行ギヤ7.8の前記離隔部間にストランド
3が入るので、走行中に外れたりしない。
また両ギヤ7.8が独立に自由回転しうるので、スI・
ランド3にかかつているフック2a、2bをスムーズに
乗り越えられる。
一方当該移動枠Aの後側板9には、走行ローラ10を設
け、この走行ローラ10と前記走行ギヤ7.8とをスト
ランド3に乗せ、当該移動枠Aを走行させるものである
そして上記前後側板6,9間には、1対のガイド棒11
,12を平面平行にかけ渡し、このガイド棒11,12
に、前記撤去部材4,5の第1保持部体13及び第2保
持部体14を、摺動自在に装架している(第6〜13図
参照)。
上記第1保持部体13は、ガイド棒11,12に摺動自
在に取付けたスライド体15.16間にフレーム部材1
7を設けている。
このフレーム部材17は、その両側に矩形の枠18を形
成しているが、この枠18を第8図に示すように、当該
移動枠Aの進行方向19に対して、下側を前方に位置さ
せ、上側を後方に位置させるようにして傾斜させている
このようにした枠18の両側には支持棒20を起立させ
、この支持棒20に前記一方の撤去部材4の保持ブロッ
ク20を摺動自在に設けている。
(第8図参照)。そして上記保持ブロック20は、第
10〜13図からも明らかなように、平板部22の両側
に摺動部23を設け、この摺動部23の孔24に前記支
持棒20を通すようにしている。
上記のようにした保持ブロック21の平板部22下側に
は、前記撤去部材4の基部28を固定するが、この撤去
部材4は、次のような形状にしている。
すなわちその平面形状を矢尻形にし、移動枠Aの前記進
行方向19に対して後方側を先細りにしている。
そしてこの撤去部材4の下面には、図示していない溝を
形成し、この溝が前記ストランド3をまたぐようにして
いる。
このようにした撤去部材4は、その矢尻形状尖端に向っ
て肉厚を薄くするテーパ面26を形成している。
そして前記摺動部23と枠18との間にスプリング27
を介在させ、通常は第8図に示すように、摺動部21を
枠18の下側に押しつけるようにしている。
また前記基部28における進行方向19前方側にローラ
25を設けているが、このローラ25は、第1保持部体
13が前側板6に接近する位置において、第8図に示す
上昇部材120の斜面に乗り上げ、撤去部材4を上記ス
プリング27に抗して上昇させる関係にしている。
このように撤去部材4を上昇位置に保つのは、進行方向
19前方から導入されるリング2の上方を通過させるた
めである。
さらにまた前記のように枠18を傾斜させたのは、撤去
部材4がフックを外す機能を果しているとき、撤去部材
4が保持ブロック21とともに簡単に上昇しないように
するためである。
すなわち第1図口に示すように、撤去部材4の基部28
には斜面29を形成しているが、この斜面29はストラ
ンドから外されて退避したフック2bを、ストランドよ
り下方に強制的に下降させるためのものである。
そしてこの斜面29にフック2bが当接したとき、それ
を持ち上げる方向の分力が発生するが、その分力によっ
て撤去部材4及び保持ブロック29が上昇しないように
、枠18を上記のごとく傾斜させている。
一方前記第2保持部体14は、前記ガイド棒11.12
に摺動自在に設けたスライド体30に、保持ブロック3
1を包持部材32で一体的に結合している(第7図参照
)。
この保持ブロック31には2本のボルト33を上下動自
在に貫通させるとともに、そのボルト33の貫通端であ
る下端に撤去部材5を固定している。
そして上記ボルト33の突出量分だけ撤去部材5が上下
に移動しうる構成にしている。
このように撤去部材5を上下動自在にしたのは、前記の
ように走行ギヤ7.8及び走行ローラ10をストランド
3に乗せたとき、当該撤去部材5をストランド3にぴっ
たりと接触させるためである。
上記のようにして保持された撤去部材5は、溝34を形
成して前記撤去部材4と同様の形状にし、両撤去部材4
,5の尖端をたがいに対向させるとともに、前記斜面2
9と同様の斜面(図示していない)を斜面29と点対称
位置に設けている。
そして第2保持部体14の保持ブロック31には1対の
支持片35を固定し、この支持片35の先端に1対のチ
ェーンホイール36を回転自在に設けている。
このチェーンホイール36にはチェーン37を巻き掛け
るが、このチェーン37の一端を前記第1保持部体13
0枠18に形成した掛止辺38に固定し、他端を前記前
側板6に固定している。
上記のようにしてガイド棒11,12に摺動自在に装架
した第1、第2保持部体13,14間には制御ばね39
を介在させ、通常は両保持部体13.14が前記フック
2aと2bとの間隔より大なる間隔を保持するとともに
、前記ローラ25が上昇部材120に乗り上げた状態を
保持する関係にしている。
しかしていま、移動枠Aを進行方向19に移動させてい
る過程で、進行方向後方の撤去部材5尖端に、リング2
のいずれか一方のフックが当ると、第2保持部体14は
上記進行方向19とは反対方向に、移動枠Aとの間で相
対移動することになる。
上記のように第2保持部体14が移動すると、それにと
もなって第1保持部体13が第2保持部体14側に引き
寄せられ、ローラ25が上昇部材120から降りて撤去
部材4がストランドに接するとともに、両者の対向間隔
を狭くする。
したがって撤去部材4もいずれか一方のフックに当ると
ともに、両撤去部材4,5がそれらフックの下に入り込
む。
そして前記したように両フック2a。2bは、当該撤去
部材の斜辺に沿って強制的にストランド3から外される
また前記後側板9には、第4図及び第14図に示すよう
に、ケーブル1を押える押えローラ40〜42を設けて
いる。
これらローラのうちケーブル1を側面から押える押えロ
ーラ40,41は、左右にスライドしうる構成にしてい
る。
すなわち上記押えローラ40,41は、コ字状部材43
.44に支持されているが、このコ字状部材43,44
にはスライド板45.46が一体的に取付けられている
このスライド板45,46はその長孔47,48に、後
側板9に固定したピン49.50を通すとともに、この
ピン49゜50の外方に設けたちょうねじ51,52で
、当該スライド板を位置決めしうるようにしている。
したがってちょうねじ51.52をゆるめてスライド板
45,46を長孔47,48に沿ってスライドさせれは
゛、押えローラ40,41間の間隔を調節しうる。
つまり当該ケーブル1の太さに応じてその間隔を調節で
きる。
また前記押えローラ42は、当該ケーブル1を下から支
えるためのもので、第15図に示す支持部材53に取付
けられている。
この支持部材53は、その一方の孔54を、後側板9の
裏面に設けたピン(図示していない)に回動自在に取付
けるとともに、他方の孔55は第17図に示すスI・ツ
ブピン56に対して着脱自在にしている。
このストップピン56の位置関係は、第14図に示すよ
うに後側板9の下側にある。
そしてこのストップピン56の先端は、第17図に示す
ように斜めにカットし、その傾斜部57を、スプリング
58の作用で後側板9の裏面に突出させている。
したがって図示のように押えローラ42を水平に維持し
ているときには、ストップピン56の傾斜部57が孔5
5に突入している。
そしてストップピン56をスプリング58に抗して引っ
ばれば、傾斜部57が孔55から抜け、当該支持部材5
3は回動しうることになる。
つまり押えローラ42を第14図時計方向に回わせば、
押えローラ40.41間下方を開放できる。
このように開放すれば、その開放部を通して、前記走行
ローラ10をストランド3に乗せることができる。
走行ローラ10をストランド3に乗せたら、再び支持部
材53を回してストップピン56の傾斜部57に当てれ
ば、ストップピン56はその傾斜部57に沿って退避し
、前記孔55と一致しか時点で再び傾斜部57が孔55
に突入する。
上記のように支持された押えローラ42も、当該ケーブ
ル1の太さに応じてその高さ位置を調節しなければなら
ないが、その機構は第15.16図に示すとおりである
すなわち、前記支持部材53はその両側の主板59の一
側に起立片60を設け、この起立片60の外側上方に、
前記押えローラ42を直接支持する回動片61を設けて
いる。
この回動片61は起立片60に固定したピン62を長孔
63に通すようにして回動自在に取付けられている。
そして第15図に示すように押えローラ42が低位置に
保持されているときには、そのローラ軸64が起立片6
0に形成の掛止凹部65にはまる関係にしている。
この状態から押えローラ42を高位置にセットするには
、ます回動片61を回わして垂直にし、その後に長孔6
3に沿って下げれば第16図の状態になる。
つまり押えローラ42は高位置に保持さIcるとともに
、回動片61は主板59によってその自由な回動番阻止
されることになる。
上記した各構成要素を設けた後側板9の内方には、所要
の間隔を保持して取付板66を設けている。
この取付板66それ自体は第18図に示す形状にしてあ
り、この取付板66と後側板9との間に、以下に述べる
種々の構成要素を設けている。
まず上記両者間上側部には、制動ローラ67゜68を支
持するためのローラ取付板69を取付けている(第14
.22.23図参照)。
そして上記ローラ取付板69の下方にあって、前記走行
ローラ10両側方に対応する位置にブラケツ)70.7
1を固定している。
上記のようにしだローラ取付板69は、第22.23図
からも明らかなとおり、その下側面に摺動板72を取付
けているが、この摺動板72の下方に同じく摺動板73
を対向させ、これら摺動板72.73内端間に前記制動
ローラ68を設けている。
そしてこれら摺動板72.73は、ローラ取付板69と
ブラケット71間において摺動自在にしているが、第1
4図に示すスプリング74の作用で、内方に向う勢力が
付与されている。
上記のようにしだローラ取付板69には、第22.23
図からも明確なつまみ75を設けている。
このつまみ75はその軸76下端を前記ブラケット71
に止めているが、その過程において摺動板72に形成の
長孔77及び図示していないが摺動板73の長孔を貫通
している。
そして摺動板72.73間における軸76には第25図
に示すカム78を個定しているが、このカム78は第2
0図に示す関係位置において軸76を中心に回動しうる
いまこのカム78を第20図時計方向に回動すると、第
14図に示すコロ79がこのカム78に接触しているの
で、前記摺動板72,73、すなわち制動ローラ68が
スプリング74に抗して移動することになる。
上記のように雨宿動板72,73内端間に設けた制動ロ
ーラ68は、第14図からも明らかなとおり、押付ばね
80によって下側の摺動板73に押付けられるが、摺動
板73との接触面にはゴム等からなる摩擦部材81を設
けている。
一方前記ブラケット70とローラ取付板69との間には
前記制動ローラ67を設けているが、これら両制動ロー
ラ67.68間にストランド3を挟み込むようにしてい
る。
このように制動ローラ67.68間にストランド3をは
さみ込むのは、移動枠Aを力まかせに引っばってあまり
速く移動させると、前記撤去部材4.5がリング撤去の
機能を果さなくなるからである。
またリングを撤去した瞬間に勢い余って移動枠が暴走し
たり、ストランドが傾斜しているときに、その傾斜に沿
って移動枠が勝手に走行したりしないようにするためで
ある。
そのために一方の制動ローラ68には前記した押付ばね
80や摩擦部材81を設けて回転しにくくさせるととも
に、スプリング74の作用で、制動ローラ68を当該ス
トランド3に強く押付けるようにしている。
ただし最初から両制動ローラ67.68間の間隔を狭く
しておくと、その間にストランド3を挾めなくなる。
そこで最初は前記したカム78を利用して、制動ローラ
67.68間の間隔を広げるべく、摺動板72.73を
スプリング74に抗して退避させるようにしたものであ
る。
しかして制動ローラ67.68間にストランド3をしっ
かりと挟んだ状態で移動枠Aを移動させると、制動ロー
ラ67.68もゆっくりと回転する。
そして一方の制動ローラ67が回転すると、その同軸上
に設けたギヤ82も回転する。
このギヤ82は同じくギヤ83とかみ合っているので゛
、第14図に示す回転軸84を回転させる。
この回転軸84の下端にはベベルギヤ85ががん着され
ているか′、このベベルギヤ85は第20図に示すベベ
ルギヤ86にかみ合っているので、その回転軸87を回
転させる。
そして上記回転軸87には、第26図に示すリング除去
部体88を回転させる駆動ギヤ89が固定されている。
上記リング除去部体88は、半円形の回転体90.91
の一端をピン92で回転自在に連結し、そのピン92を
中心にして当該リング除去部体88を第26図の状態か
ら真半分に分割しうるようにしている。
そしてこの回転体90,91の他端は、第27図に示す
ように着脱可能にしている。
すなわち一方の回転体90の端部に形成した凹部98に
、他方の回転体91の突片94が入る関係にするととも
に、ピン95を突片94の孔96に突入させている。
そしてこのピン95は板ばね97によって規制されてい
るので、この板ばね97に抗してピン95を抜がない限
り、リング除去部体88は真円に保持される。
上記のようにしたリング除去部体88の外周には、前記
駆動ギヤ89とかみ合うギヤ98を形成するとともに、
それら両回転体90.91には可撓性のゴム等からなる
4枚の回転羽根99を設けている。
これら回転羽根99はそれぞれ基片100に一体的に形
成されているが、この基片100は第27図に示すよう
に、前記回転体の段部101にポルI−102で固定さ
れるが、各基片100が隣接する基片と重なり合いなが
ら、全面的には漏斗状をなし、その中央にケーブル1が
通る空間103が形成される関係にしている。
この空間103は、上記のように基片が重なり合って形
成されているので、当該ケーブルの径が太い場合には、
その空間103を拡大してそれに対応できるようにして
いる。
上記のようにしたリング除去部体88はそのギヤ98部
分を、前記駆動ギヤ89及び取付板66に設けた支持ロ
ーラ104,105,119によって、4点で支持され
ることになる。
ただしこのリング除去部体88は、着脱自在にすべく、
前記支持ローラのうち、駆動ギヤ89の下方に位置する
支持ローラ104を、前記回転体90.91の支持位置
から退避しうる構成にしている。
すなわち」−記支持ローラ104はその軸106を第1
8.29図に示すように取付板66の弧状長孔107に
挿入し、当該支持ローラ104がその弧状長孔107に
沿って移動しうるようにしている。
そしてこの軸106にはコマ108をがん着し、このコ
マ108が上記弧状長孔107に挿入されるが、このコ
マ108の形状は第18図に示すように、やや楕円状に
している。
このようにやや楕円状にしてコマ108は、前記軸10
6に対して回転可能であり、かつそれは第29図に示す
ように、つまみ109によって回転しうるようにしてい
る。
そして前記弧状長孔107はその内端を、第18図に示
すように、拡大して円孔110としているが、前記コマ
108の長軸方向を弧状長孔107に交差するような回
転位置に保持すれば、当該コマ108、すなわち支持ロ
ーラ104を、回転体90,91の支持位置に固定しう
る。
またコマ108の長軸方向を弧状長孔107と平行にす
れば、そのコマとともに支持ローラ104を外方に退避
させられる。
しかして前記リング除去部体88の回転体90.91を
分割して、そこにケーブル1を通してから、回転体90
,91の他端を閉じれば、前記空間103にケーブル1
が通ることになる。
そして支持ローラ104を前記のように外方に退避させ
た状態にして回転体90,91のギヤ98を駆動ギヤ8
9にかみ合せるとともに、支持ローラ105.119に
接触させておく。
このようにしたら支持ローラ104を円孔118に対応
する位置に固定すれば、当該回転体90.91は駆動ギ
ヤ89及び支持ローラ104,105,119によって
回転可能に支持される。
リング除去部体88を上記の状態にセットし、移動枠A
を移動させれば、前記のように駆動ギヤ89が回転する
ので、それにともなってリング除去部体88、すなわち
回転羽根99も回転することになる。
したがって前記撤去部材4,5でス1ヘランド3から外
されたリング2がケーブル1にひっががっていたとして
も、この回転羽根99によってはじき飛ばされて落下す
ることになる。
また前記取付板66の前方には第21図に明確に示した
覆板111,112を設けているが、これら覆板111
,112は前記した駆動ギヤ89等取付板66に設けた
諸要素を保護するためのものである。
そして一方の覆板112は第30図からも明らかなよう
に軸113を中心に回動可能にしている。
なお第30図中符号114はスペーサである。
上記のようにした覆板のうち一方の覆板112の上側部
にはアーチ状をした案内板115を設けているが、この
案内板115は前記回転羽根99で飛ばされたリング2
の飛散を防止するとともに、そのフックがさらにストラ
ンド3にひっかかるのを防止するためのものである。
そして上記案内板115におけるストランド3近傍には
、舌片116を設けているが、この舌片116はストラ
ンド3に摺接する関係にし、リング除去部体88で飛ば
された当該リング2のフックが、再びストランド3にひ
っかからないようにするためのものである。
上記のようにしてストランド3から外されたリング2は
、そのまま落下するが、そのリング2を受けるのが収納
体117である。
この収納体117は、第3図からも明らかなとおり、移
動枠Aの側面からつり下げているもので、その枠棒11
8の周囲に、この実施例では透明なビニールを張りめぐ
らしている。
そしてこの収納体117の最も大きな特色は、その底部
分を傾斜させていることである。
つまり前記回転羽根99に対応する部分を浅くし、移動
枠Aの進行方向19前側を深くしている。
このように底を傾斜させたのは、回転羽根99の下方に
は落下するリングが多くなり、そのために当該下方部分
に落下リングが沢山たまって、すぐに移動枠Aが走行不
能になってしまうので、それらリングが収納体117の
斜面に沿って滑り下りるようにしたものである。
以上の説明から明らかなように、この発明の装置によれ
ば、1対の撤去部材を矢尻形に形成し、かつその尖端を
たがいに対向させ、両撤去部材をリングのフック下側に
強制的に入り込ませるようにしたので、当該フックは撤
去部材の斜辺に沿って確実に外される。
このとき先端を下向きにしたフックがどちら側にあると
か、リングが傾斜しているとかは一切関係ない。
したがって構造も従来のものに較べてより簡単になり、
部品点数も少なくなるので、製造コストもより低くなる
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の1実施例を示すもので、第1図イはリ
ングの撤去状態を示す図、第1図口は撤去部材の斜視図
、第2図は平面図、第3図は側面図、第4図は後側面図
、第5図は前側面図、第6図は第1.2保持部体の装架
状態を示す部分平面図、第7図は第2保持部体の要部断
面図、第8図は第1.2保持部体の関係を示す図、第9
図は第6図のA矢視部分図、第10図は保持ブロックの
平面図、第11図は保持ブロックの後側面図、第12図
は第10図I−I線断面図、第13図は第11図のI■
−II線断面図、第14図は後側板の一部を切欠した後
側面図、第15図は支持部材の正面図、第16図はその
側面図、第17図は支持部材をストップピンで止めた状
態の部分図、第18図は取付板の前側面図、第19図は
その一部を断面にした側面図、第20図は後側板と取付
板との間の一部を切欠した平面図、第21図は取付板の
前方より見た前側面図、第22図はローラ取付板の一部
を断面にした側面図、第23図はその底面図、第24図
は第22図のIII−III線断面図、第25図は第2
2図の■v−■v線断面図、第26図はリング除去部体
の正面図、第27図はその着脱部の部分断面図、第28
図はその連結部の部分図、第29図は第21図の■−■
線断面図、第30図は第21図のVI−VI線断面図で
ある。 2・・・・・・リング、2a、2b・・・・・・フック
、3・・・・・・ストランド、4,5・・・・・・撤去
部材、A・・・・・・移動枠。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ストランドに乗せて移動させる移動枠と、この移動
    枠に設けた1対の撤去部材とを備え、この撤去部材を矢
    尻形にしてそれら尖端をたがいに対向させるとともに、
    その尖端がストランドに摺接する関係にする一方、移動
    枠の進行方向後方側の撤去部材がリングのフックに当る
    ことにより、移動枠の移動力を駆動源として両撤去部材
    の対向間隔を狭め、その尖端が当該フックの下に入り込
    みつつ、その斜辺に沿ってフックを外す構成にしたケー
    ブル吊架用リングの撤去装置。
JP56149085A 1981-09-21 1981-09-21 ケ−ブル吊架用リングの撤去装置 Expired JPS5952611B2 (ja)

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