JPS5952595A - 有機性物質を含む廃水の生物学的処理方法 - Google Patents

有機性物質を含む廃水の生物学的処理方法

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JPS5952595A
JPS5952595A JP16362182A JP16362182A JPS5952595A JP S5952595 A JPS5952595 A JP S5952595A JP 16362182 A JP16362182 A JP 16362182A JP 16362182 A JP16362182 A JP 16362182A JP S5952595 A JPS5952595 A JP S5952595A
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JP
Japan
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tank
aerobic
anaerobic
sludge
wastewater
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JP16362182A
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Mamoru Uchimizu
内水 護
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KANKYO GIJUTSU KAIHATSU KK
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KANKYO GIJUTSU KAIHATSU KK
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  • Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は水産加工廃水9人畜し原廃水、農産加工廃水
などの有機性物質を含む廃水の生物学的処理方法の改良
に関する。
この発明の発明者等はこの発明の出願と同時に提出した
特許願において、従来の活性汚泥法による有機性物質を
含む廃水の生物学的処理に代わる有用な生物学的処理方
法を提案した。この生物学的処理方法の特徴とするとこ
ろを、第1図及び第2図のフローシートに基づいて説明
すると、まず、この第1の発明は、第1図に示すように
、有機性物質を含む廃水を調整槽1、嫌気槽2へと送り
、該嫌気槽2から第1好気槽3を経由した廃水と、前記
嫌気槽2からの廃水を混合して強拍気槽4、分piII
装装置5、第2好気槽6、沈降分離槽7へと順に送ると
共“1こ、沈降分離槽7て分離した好気性汚泥を前記嫌
気槽2からの廃水と混合して第1好気槽3へ返送し、更
に、分離装置1′(5て分離した液体部分及び強1曝気
槽4からの汚泥と廃水とも混合して第2好気槽6へも返
送する廃水処理循環系を形成したところにあり、第2の
発明は、第2図に示すように、第1の発明における沈降
分離槽7を経由して返送される好気性汚泥を嫌気槽2へ
も返送させるところにある。
このような生物学的処理方法は、従来の活性汚泥法に較
べて、廃水のlη濁濃度のいかんにかかわらず処理する
ことができるために、廃水を稀釈する必要がなく、その
結果、諸装置の小型化を図ることができると共に、運転
管理が簡素化され、更に曝気量が少くてよいためにラン
ニングコストが減少されるなどの種々の特長を有してい
る。
しかしながら、廃水の汚濁成分や汚濁濃度の急変、気象
条件の変化、あるいはその他の物理化学的条件に変動が
あった場合には、廃水処理循環系内の細菌の生存条件が
これら諸要因に伴って変動して円滑な廃水処理が行えな
くなり、この結果、廃水処理循環系を安定させるために
多大の労力を必要とする欠点があった。
この発明はこのような事情に鑑みてなされたものであっ
て、廃水のlT′i濶成分素成分濃度の急変、気象条件
の変化、あるいはその他の物理化学的変化が生じた場合
であっても廃水処理循環系を安定させて円滑な廃水処理
を行うことを目的とし、その特徴とするところは、前記
同時提案の発明における嫌気槽及び第1好気槽内の廃水
の一部をそれぞれ別の活性化タンクに取り出してC//
N比の調整と無機物の添加を行い且つこれら活性化タン
クにおいて嫌気槽及び第1好気槽におけるのと同一条件
の曝気攪拌を行った後、それぞれの活性化タンク内の廃
水を嫌気槽及び第1好気槽へ戻すようにしたところにあ
る。
この発明方法を第3図及び第4図に示すフローシートに
基づいて説明する。
この発明は、廃水を調整槽1、嫌気槽2、第1好気槽3
、強拍気槽4、分離装置5、%2好気槽6、沈降分Ml
ト槽7及び該沈降分141を槽7て分1iiIFシた好
気性汚泥を第1好気槽3及び第2好気槽6の入口へ循環
返送させる廃水処理循環系で生物学的に処理すると共に
、嫌気槽2及び第1好気槽3内の廃水中の細菌の活性を
促すようにしたものである。
この廃水処理循環系で作用する細菌のうち、好気性細菌
としてはズーグレア(:Zoogloea )属細菌が
必須でその他酵母も含まれ、嫌気性細菌としては一部好
気的性質を有する通性嫌気性細菌、例えは乳酸菌(La
ctobacillus )属、ペディオコ・7カス(
Pediococcus )属、ストレプトコッカス(
Strcprococcus )属、バチルス(Bac
i’l lus )属等に属する細菌が必須でその他偏
性嫌気性細菌が含まれていてもよい。通性嫌気性細菌が
乳酸菌属細菌を含むと後述の特有の効果を生じる。これ
らの好気性細菌及び嫌気性細菌は廃水処理循環系の運転
開始前に鎖糸の中へあらかじめ投入しておくことにより
以後は鎖糸の中で自然増殖したものが使用される。
廃水は、水産加工廃水、畜産し原廃水、農産加工廃水、
その他の有機性物質を含む廃水であればその種類を問わ
すにすべてこの発明方法で処理することができる。
この廃水はまず調整槽1に集められ、ここで必要に応し
て液性の均一化、栄養源の添加、P口調節などの作業が
行われる。そして、所定時間滞留させた後に、一定量が
連続的に嫌気槽2へ給水される。
嫌気槽2においては、調整槽1から送られる廃水を留め
て送風機8から送り込まれる空気によつ ゛て曝気攪拌
される。この曝気攪拌は嫌気槽2の中に生息する通性嫌
気性細菌を増殖させ、かつ、この嫌気性細菌が顕在化し
た嫌気性汚泥を生成させるために廃水中に均等して微司
の溶存酸素を提供するものであるから、単位汚濁物質当
りの曝気用は第1好気槽3における曝気帽の通常10分
の1以下の弱い11)を気でよいことが経験的、実験的
に判明している。これより多い1曝気を行うと、廃水の
攪拌は十分に行イつれるもめの、通性嫌気性細菌が不活
性となり嫌気性汚泥が生成されなくなるからである。
この通性嫌気性□細菌を含む嫌気性細菌か生息している
嫌気槽2内の廃水を、ポンプ9によって活性化タンク1
0に導いて、C/N比の調整と無機物の添加を行うと共
に、所定時間の間嫌気槽2における同一条件のI11気
攪拌を送風機8から送られる空気によって行った後、こ
の活性化タンク10内の廃水を嫌気槽2へ戻す。この活
性化タンク1′Oの容撹は通常嫌気槽2容晴の百分の1
から十分の1程度でよい。又、C/N比は10乃至25
の範囲内において廃水の汚濁成分によって適宜選択調整
される。このC/N比の調整は廃水中に含まれる嫌気性
細菌を活性化し、その増殖速度を速めるために行°うも
のであるが、C/N比が高い場合には尿素等窒素成分を
加えて低下させ、C/N比が低い場りには、廃糖蜜等の
炭素成分を加えて高くされる。
無機物の添加は、C/N比の調整と同様、廃水中に含ま
れる嫌気性細菌を活発化し、その増殖速度を速めるため
に行うものであるが、通常活性硅酸50%程度をベース
に、その他の必要な塩類509f;f’n度を含む溶液
を、活性化タンク10容計の3百分の1から十分の1程
度添加する。活性化タンク10内で廃水を滞萌させる1
埼間は、廃水中に存在する通性嫌気性細菌の分裂時間の
10倍程度、具体的には2時間30程度度が標弗である
が、廃水の条件その池の理由によって必要に応じて滞留
時間を延長又は短縮する。この活性化タンク10への嫌
気槽2内の廃水の供給は、前記した所定晴を一括して供
給して前記処理を施した後、再び活性化タンク10内の
廃水を一括して嫌気槽2内へ戻すいわゆるバッチ処理が
標章であるが、廃水組成が嫌気性細菌の生育に特に適さ
ない場合においては一定州を連続的に供給してもよい。
活性化タンク10で処理された廃水は、前記したように
それに含まれる嫌気性細菌が活性化しており、有機物の
微生物分解を促進するのに最も適した状態となっている
ために、これを嫌気槽2へ戻すことによって、嫌気槽2
内の廃水もこの活性化タンク10から戻された廃水と同
様に有機物の微生物分解の促進に適した状態すなわち廃
水中の嫌気性細菌が活性化した状態となるのである。こ
の活性化タンク10における前記廃水のバッチ処f4J
jは、廃水組成によって連続して行ってもよいか、廃水
の諸条件の変化に伴って処理系が円滑に運転てきlSく
なるrir能性が生じた時だけ連続して行うようにして
もよい。
活性化タンク10内の1斧水の温度は、嫌気槽2内の廃
水の温度に対して±10℃以内の範囲が望ましいが、最
も望ましくは30℃以十32℃以下である。
尚、前記調整槽1と嫌気槽2は廃水の性質あるいは諸般
の事情により調整槽1と嫌気槽2を一つにまとめて、こ
れら2つの槽1,2の役目を兼ねる調整嫌気槽とするこ
とができるが、これはこの発明方法の技術的範囲に含ま
れるものである。
上述のような条件に合致した曝気を行うことによって生
成した通性嫌気性細菌を含む嫌気性細菌が顕在化した嫌
気性汚泥を含む廃水の一部を沈降分離槽7から汚泥ポン
プ11により返送される好気性細菌が顕在化し嫌気性細
菌が潜在化した好気性汚泥と混合し□て新たな汚泥を生
成して廃水と共に第1好気槽3へ投入される。この両者
の混合割合は固形物濃度で等量か好気性汚泥を少し多い
目にして混合される。この2つの種類の異なる汚泥は、
それぞれ相反する物理化学的性質を有しており、これら
相反する物理化学的性質のうち、クーロン力、ファンデ
ルワールス力による好気性汚泥と嫌気性汚泥との親和性
の増大、並びに2つのlη泥間におりるある種の高分子
間結合反応の形成及び好気性細菌により形成された粘膜
による粘着力などの相剰効果により、2つの汚泥間にお
ける強固な凝集力がもたらされる。この・強固なa東方
並びに凝集の進行に伴う溶解成分の取り込み効果によっ
て、好気性細菌と嫌気性細菌が共に顕在化した新たな汚
泥が生成されると共に、廃水の浄化作用が促進されるの
である。ちなみに、同−又は類似の汚イ蜀成分よりなる
廃水から生成された好気性汚泥と嫌気性汚泥は、上記の
ような強固な凝集力を有するが、これに反して、異なっ
た廃水から生成された好気性汚泥と嫌気性汚泥との間に
は、はとんど&1集力が生じないことが実験的に判明し
ている。このことは、凝集反応が、す1−にクーロン力
ファンデルワールス力にのみによるものではなく、ある
種の高分子間結合反応の存在を示すものである。
このようにして新たに生成された汚泥は、第1好気槽3
て曝気攪拌することにより、ズーグレア(Zooglo
ea)属細菌を含む好気性細菌が顕在化し嫌気性細菌が
潜在化した好気性汚泥となるが、このようなズーグレア
(Zoogloea)属細菌を含む好気性細菌が顕在化
し嫌気性細菌が潜在化した好気性tll記を含む第1好
気槽3内のf46水を、ポンプ12によって活性化タン
ク13に導いて、C/N比の調整と無機物の添加を行う
と共に、西軍時間の間第1好気槽3における同一条件の
119気攪拌を送風機8から送られる空気によって行っ
た後、この活性化タンク13内の廃水を第1好気槽3へ
戻す。この活性化タンク13の容1けは、通常第1好気
1’f’!’ 3容量の百分の1から十分の1程度でよ
い。好ましいCハ比の範囲、C/N比あ調整の仕方、無
峻物の添加、活性化タンク13内における廃水の;1v
気攪拌のための滞留時間、バッチ処理が標準である点等
はが1記嫌気槽2の活性化タンク1oの箇所で説明した
内容と、本活性化タンク13の設置目的が好気性細菌を
活発化させる点であるのを除いて、同しである。活性化
タンク13内の温度条件については、第1好気槽3内の
廃水のt1111度に対して」=5℃の範囲が望ましい
が、最も望ましいのは25℃以−FZ27℃以下である
。ここで、前記嫌気槽2に設けた活性化タンク10内の
廃水の温度と差異が生じるのは、対象とする細菌群の外
的温度条件に対する熱動が異なることによるものである
第1好気槽3から廃水と共に出る好気性汚泥は、前記嫌
気槽2から出る残余の嫌気性汚泥を含む廃水と混合して
前記と同様の理由により生成される汚泥と共に強拍気槽
4へ送り、該強拍気槽4で強曝気して好気性細菌が顕在
化し嫌気性細菌が潜在化した好気性汚泥としてから分離
装置5へ投入される。この両者の混合割合は固形物濃度
で等量か好気性汚泥が少し多い目にして混合される。こ
の新たな汚泥の生成により嫌気槽2から出た嫌気性汚泥
を含む廃水の浄化作用が促進される。又、この強拍気槽
4における強I1g気により、分離装置5における汚泥
と廃水の分離が効率よく行える。このため、分離装置5
で分離した14’i水中には、汚濁成分の含有率が小さ
いので、沈降分離槽7がら返送される好気性力11こと
混合した際には、新たな汚泥を生成し難く、従って、強
)聰気槽4がら分離装置5を経由しないで第2好気槽6
八[]Iへ送るバイパスが必嚢となるのである。尚、以
」−の微生物心」を操作に加えて、処理効率を一層高め
る場合には、分離装置1イ5において有機、無機の1疑
集剤を必要■加えてもよい。史に、この新たな汚泥は分
離装置5において液体部分と分離した後に、汚泥脱水機
14によって固液分離されて固体部分はこの廃水処理循
環系外へ排出され、液体部分は沈降分離槽7から汚泥ポ
ンプ11によって返送される好気性汚泥及び強11謬気
槽4からの〆ll泥と廃水とも混合されて第2好気槽6
へ投入される。尚、前記分離外1醒5は図示した沈降槽
形式のものに限定されず、その他の物理的1機械的手段
ζこよる装置をも含むものである。第2好気槽6におけ
る曝気攪拌により、第2好気槽6においては好気性細菌
が顕在化し嫌気性細菌が潜在化した好気性〆η泥が活発
化した状態となりその後沈降分離槽7に送られて上澄液
と好気性汚泥に分離される。この上澄液は処理水として
この廃水処理1環系外へ排出され、好気性汚泥は前記の
通り汚泥ポンプ11によって、第1好気槽3及び第2好
気槽6の入口へ返送される。
尚、以」二の説明における好気性汚泥にはこの廃水処理
1盾環系の運転開始前に鎖糸の中に投入し又はその後自
然増殖したズーグレア(Zoogloea )属細菌を
含む好気性細菌が顕在化しており、通性嫌気性細菌を含
む嫌気性細菌が潜在化している。又、嫌気槽λと同様に
、第1好気槽3、強拍気槽4及び第2好気槽6における
曝気攪拌も又送風機8から送り込まれる空気によって行
われるが、これに代えて他の手段による曝気攪拌であっ
てもよいのは勿論である。
次にこの第2の発明は、第4図に示すように、第1の発
明における沈降分離槽7の好気性汚泥を嫌気槽2へも返
送するものである。
嫌気槽2においては、運転開始前に投入された通性嫌気
性細菌を含む嫌気性細菌が11x、気攪拌によって廃水
の流出入にもかかわらす増殖し続けて嫌気性汚泥を生成
しているが、廃水の汚濁濃度が諸種の理由によって減少
した場合には前記111ii気性細菌の増殖が不if能
となることも生し得るので、沈降分離槽7で分離した好
気性汚泥を、嫌気槽2へも返送する廃水処理循環系とし
たものである。この系の場合には、好気性汚泥中に潜在
化している嫌気性細菌をS嫌気槽2で前記した吹気攪拌
によって顕在化して増殖することができるからである。
従って、この系においては、嫌気槽2を出た廃水中には
、嫌気性細菌が顕在化し好気性細菌が潜在化した嫌気性
汚泥が含まれているが、この嫌気性汚泥を含む廃水と沈
降分離槽7から返送される好気性細菌が顕在化し嫌気性
細菌が潜在化している好気性汚泥が混合されて新たなl
η泥を生成Vるのは、前記系と同様である。
以上2つの廃水処理循環系において、通性嫌気性((1
1閑として乳1’lf2菌属細菌を含ませた場合には、
この乳酸菌叫細菌の作用によって、強固IS汚泥凝集効
果が一段と増大すると同時に、嫌気性汚泥の生成か助長
され嫌気411112における嫌気的条件の元での腐敗
細菌の増殖に伴う腐敗状態の進行が遅延され、従って、
腐敗臭の発生も防什される効果がある。
以上の説明においては、嫌気槽2、第1好気槽3、強拍
気槽4、第2好気槽6、活性化タンク10及び13にお
ける曝気攪拌を送風機8からの空気供給により行う例に
ついて述べたか、他の手段による11寛気攪拌であって
もよいのは勿論である。
」二記の説明からも明らかなように、この発明方法は、
廃水を調整槽1、嫌気槽2、第1好気槽3、強拍気槽4
、分離装置5、第2好気槽6、沈降分離槽7と順に送る
と共に、沈降分離槽7て分離された汚泥を第1好気槽3
及び第2好気槽6の入1」\返送させる廃水処理循環系
、あるいは、前記系における沈降分離槽7て分離された
汚泥を曝気槽4へも分配返送する廃水処理循環系におい
て、嫌13を設けて、嫌気槽2及び第1好気槽3内の廃
水をこれら活性化タンク10.13に導いて、嫌気性細
菌又は好気性細菌を活発化させた後に再び元の嫌気槽2
及び第1好気槽3へ戻すようにしたものであるから、そ
れぞれの槽2,3内の細菌も活発化して、廃水中に含ま
れる微生物が活性化された状態、tなイつち、廃水中の
有機物の分解に適した状!J―となるように調整される
ために、廃水処理系の安定化を図ることができる。従っ
て、廃水の汚局成分や汚濁濃度が急変した場合、気象条
件の変化、その他の物理化学的変化にも十分に対応する
ことができると共に、円711な効率良い廃水処理を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、活性化タンクを設けない廃水処理
循環系のフローシート、第3図及び弔4図はこの発明方
法のフローシート例をそれぞれ示す。 1・・・調整槽、2・・・嫌気槽、3・・・第1好気杷
・、4・・・強拍気槽、5・・・分離装置、10.13
・・・活性化タンク。 特許出願人   株式会社環境技術開発同代理人  渡
 辺 三 彦 548 手続補正書(自発) 昭和58年5月23日 特許庁長官 若杉和夫殿 1、事件の表示 昭和57年特許願第163621号 2、発明の名称 有機性物質を含む廃水の生物学的処理方法3、補正をす
る者 事件との関係 特許出願人 名称 株式会社環境技術開発 4、代理人 〒530電話大阪0fli (361) 
3831住所 大阪市北区太融町2番21号 (1)  明細書の詳細な説明の欄 6、補正の内容 (11発明の詳細な説明の欄 ■ 明細書第6頁第8行目 「を経由して」を1から」に補正する。 ■ 明細書第19頁第4行目 「元での」を「王での」に補正する。 ■ 明細書第19頁第19行目 「11M気槽4」を「嫌気槽2」に補正する。 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、有機性物質を含む廃水を調整槽から嫌気槽へと送り
    、該嫌気槽から第1好気槽を経由した廃水と、前記嫌気
    槽からの廃水を混合して強11!気槽、分離装置、第2
    好気槽、沈降分離槽へと順に送り、該沈降分離槽で分離
    した好気性汚泥を前記嫌気槽からの廃水と混合して第1
    好気槽へと返送すると共に分離装置からの液体部分及び
    強拍気槽からの汚泥と廃水とも混合して第2好気槽へも
    返送する廃水処理循環系であって、前記嫌気槽において
    は、通性嫌気性細菌を含む嫌気性細菌が顕在化した嫌気
    性汚泥が生成されるに適した曝気攪拌□を行うと共に、
    この嫌気性汚泥を含む廃水の一部と前記沈降分1jll
    ll INより返送されるズーグレア(Zoogloe
    a )属細菌を含む好気性細菌が顕在化し嫌気性細菌が
    潜在化した好気性汚泥を混合して汚泥を生成して第1好
    気槽で曝気攪拌することにより好気性細菌が顕在化し嫌
    気性細菌が潜在化した好気性汚泥とし、この好気性汚泥
    を含む廃水と前記嫌気槽において生成された残余の嫌気
    性汚泥を含む廃水を混合して新たな汚泥を生成してから
    強拍気槽て強曝気した後分離装置で液体部分と分離し、
    この新たな汚泥は廃水処理循環系外へ排出し、液体部分
    は前記沈降分離槽より返送される好気性汚泥及び強拍気
    槽からの汚泥と廃水とも混合して第2好気槽て曝気攪拌
    することにより好気性汚泥を生成した後、この好気性汚
    泥を含む廃水を沈降分離槽へ送って好気性汚泥と分離し
    た」二重液を処理水として廃水処理循環系外へ排出し、
    好気性汚泥は前記の通り第1好気槽及び第2好気槽の入
    1ニ1へと返送し、更に、前記嫌気槽及び第1好気槽内
    の廃水の一部をそれぞれ別の活性化タンクに取り出して
    C/N比の調整と無機物の添加を行い月っこれら活性化
    タンク内において嫌気槽及び第1好気槽におけるのと同
    一条件の曝気攪拌を所定時間行った後、それぞれの活性
    化タンク内の廃水を嫌気槽及び第1好気槽へ戻すことを
    特徴とする有機性物質を含む廃水の生物学的処理方法。 2.前記通性嫌気性細菌が乳酸菌属細菌を含む通性嫌気
    性細菌である特許請求の範囲第1項記載の有機性物質を
    含む廃水の生物学的処理方法。 3、有機性物質を含む廃水を調整槽から嫌気槽へと送り
    、該嫌気槽から第1好気槽を経由した廃水と、前記嫌気
    槽からの廃水を混合して強拍気槽、分離装置、第2好気
    槽、沈降分離槽へと順に送り、該沈降分離槽で分離した
    好気性tり泥を前記嫌気槽からの廃水と混合して第1好
    気槽へと返送すると共に分離装置からの液体部分及び強
    拍気槽からの汚泥と廃水とも混合して第2好気槽へと返
    送し更に前記嫌気槽へも分配返送する廃水処理循環系で
    あって、前記嫌気槽においては、通性嫌気性細菌を含む
    嫌気性細菌が顕在化した嫌気性汚泥が生成されるに適し
    た曝気攪拌を行うと共に、この嫌気性汚泥を含む廃水と
    前記沈降分離槽より返送されるズーグレア(Zoogl
    oea )属細菌を含む好気性細菌が顕在化し嫌気性細
    菌が潜在化した好気性汚泥を混合して汚泥を生成して第
    1好気槽て曝気攪拌することにより好気性細菌が顕在化
    し嫌気性細菌が潜在化した好気性汚泥とし、この好気性
    (lテ泥を含む廃水と前記嫌気槽において生成された嫌
    気性汚泥を含む廃水を混合して新たfl /L;泥を生
    成してから強拍気槽で強拍気後分離装置で液体部分と分
    子+!I[L、この新たな汚泥は廃水処理循環系外へ排
    出し、液体部分は前記沈降分離槽より返送される好気性
    汚泥及び強拍気槽からの汚泥と廃水とも混合して第2好
    気槽で曝気攪拌することにより好気性汚泥を生成した後
    、この好気性115 泥を含む廃水を沈降分離槽へ送っ
    て好気性汚泥と分離した」二澄液を処理水として廃水処
    理循環系外へ排出し、好気性汚泥は前記の通り第1好気
    槽、第2好気槽の入口及び嫌気槽へと分配返送し、更に
    、前記嫌気槽及び第1好気槽内の廃水の一部をそれぞれ
    別の活性化タンクに取り出してC/N比の調整と無事・
    幾物の添加を行い且つこれら活性化タンク内において嫌
    気槽及び第1好気槽におけるのと同一条件の曝気攪拌を
    所定時間行った後、それぞれの活性化タンク内の廃水を
    嫌気槽及び第1好気槽へ戻すことを特徴とする有機性物
    質を含む廃水の生物学的処理方法。 4、前記通性嫌気性細菌が乳酸菌属細菌を含む通性嫌気
    性細菌である特許請求の範囲第3項記載の有機性物質を
    含む廃水の生物学的処理方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6383379B1 (en) * 1997-10-06 2002-05-07 Sk Chemicals Method of preparing a microbial culture for wastewater treatment

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6383379B1 (en) * 1997-10-06 2002-05-07 Sk Chemicals Method of preparing a microbial culture for wastewater treatment

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