JPS595256Y2 - ボ−ルバルブ - Google Patents
ボ−ルバルブInfo
- Publication number
- JPS595256Y2 JPS595256Y2 JP14106180U JP14106180U JPS595256Y2 JP S595256 Y2 JPS595256 Y2 JP S595256Y2 JP 14106180 U JP14106180 U JP 14106180U JP 14106180 U JP14106180 U JP 14106180U JP S595256 Y2 JPS595256 Y2 JP S595256Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball
- valve
- flow port
- valve box
- support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Valve Housings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はボールバルブに関するものである。
ボールバルブは、流体出入口を有する弁箱内に、流体出
入口と対応する流過口を有するボールを回転自在に装着
し、ボール両端対象位置に、通常四弗化樹脂の軟質材よ
りなるシート部材を介装して、ボール球面と接圧して閉
止機能を保ち、前記ボールを弁棒を介して90°回動し
、開閉操作を行うものである。
入口と対応する流過口を有するボールを回転自在に装着
し、ボール両端対象位置に、通常四弗化樹脂の軟質材よ
りなるシート部材を介装して、ボール球面と接圧して閉
止機能を保ち、前記ボールを弁棒を介して90°回動し
、開閉操作を行うものである。
この基本構造を基として現在種々の構造が考えられてい
る。
る。
例えばその代表的なものとして第1図に示すフローテン
ゲタイブ、および第2図に示すトラニオンタイプの二つ
に区分されている。
ゲタイブ、および第2図に示すトラニオンタイプの二つ
に区分されている。
その構造の相違はボールAが移動可能なことと、ボール
Aが保持されていることの違いである。
Aが保持されていることの違いである。
即ち、フローテンゲタイブは、弁棒BとボールAが切欠
は部によって接続されているため、ボールAが閉止時、
内圧により移動できるので、ボールAの球面とシート部
Cの接触圧が増大し、またシート部Cが摩耗してもボー
ルAが追随するので、長期間閉止性能が保持され、また
構造が簡単であるため、製作が容易で価格が低置である
という特長を有している。
は部によって接続されているため、ボールAが閉止時、
内圧により移動できるので、ボールAの球面とシート部
Cの接触圧が増大し、またシート部Cが摩耗してもボー
ルAが追随するので、長期間閉止性能が保持され、また
構造が簡単であるため、製作が容易で価格が低置である
という特長を有している。
しかし大口径のものや高温、高圧の条件下では、シート
部Cの面圧の増大により、開閉トルクが大きくなって操
作性が悪く、シート部に損傷が生じ易い欠点がある。
部Cの面圧の増大により、開閉トルクが大きくなって操
作性が悪く、シート部に損傷が生じ易い欠点がある。
これに対し、トラニオンタイプは、ボールAがその上下
部で弁棒Bおよび弁箱りに設けられた支持部Eで支えら
れ乍ら回動するものである。
部で弁棒Bおよび弁箱りに設けられた支持部Eで支えら
れ乍ら回動するものである。
シート部Cは、ボールAの球面との接触面圧が流体を閉
止するに要する必要な面圧を保持するようにフレキシブ
ル化するか、または皿バネ、スプリング等の弾性体を組
合せたものとなっている。
止するに要する必要な面圧を保持するようにフレキシブ
ル化するか、または皿バネ、スプリング等の弾性体を組
合せたものとなっている。
このため、ボール支持構造、シート部構造等構造が複雑
になり、また組立作業等製作上コスト高となる欠点があ
る。
になり、また組立作業等製作上コスト高となる欠点があ
る。
しかしボールが支持されているため、内圧の変動や、高
温、高圧に対して閉止性能がよく、かつ操作性が極めて
よい特長がある。
温、高圧に対して閉止性能がよく、かつ操作性が極めて
よい特長がある。
以上のようにこれらの構造は各々一長一短があって、ボ
ールバルブ構造として何れが最も適しているとは云えな
いのが実情である。
ールバルブ構造として何れが最も適しているとは云えな
いのが実情である。
このため本考案は、フローテンゲタイブ構造をベースと
して、必要によりトラニオンタイプまたはフローテンゲ
タイブの何れのものも容易に製作できるように改良を加
えたものである。
して、必要によりトラニオンタイプまたはフローテンゲ
タイブの何れのものも容易に製作できるように改良を加
えたものである。
即ち、フローテンゲタイブの弁箱に一部部品を追加する
ことによってトラニオンタイプとすることができるもの
であり、かつ従来のトラニオンタイプに比し構造が簡単
で、組立性、閉止性、その他操作性を向上して品質の高
い経済的なボールバルブを提供するものである。
ことによってトラニオンタイプとすることができるもの
であり、かつ従来のトラニオンタイプに比し構造が簡単
で、組立性、閉止性、その他操作性を向上して品質の高
い経済的なボールバルブを提供するものである。
そのため本考案は、二分割された弁箱内に、流過口を有
するボールを挿入したボールバルブにおいて、上記ボー
ルの上下部に該ボールの球心を通り上記流過口と直交す
る軸心を有するボスを設けると共に、上記弁箱の一方の
内部にボール支持体を着脱可能に装着する手段を有する
突起部を設け、上記上下部のボスをベアリングを介して
上記ボール支持体に回動自在に嵌着すると共に、上記突
起部に上記ボール支持体を直接、ボルト等による螺着手
段等により装着したものである。
するボールを挿入したボールバルブにおいて、上記ボー
ルの上下部に該ボールの球心を通り上記流過口と直交す
る軸心を有するボスを設けると共に、上記弁箱の一方の
内部にボール支持体を着脱可能に装着する手段を有する
突起部を設け、上記上下部のボスをベアリングを介して
上記ボール支持体に回動自在に嵌着すると共に、上記突
起部に上記ボール支持体を直接、ボルト等による螺着手
段等により装着したものである。
本考案の実施例を図面により説明する。
第3図は本考案のボールバルブの断面図を示し、第4図
は各部分の斜視図で本考案の構造を理解し易いように示
したものである。
は各部分の斜視図で本考案の構造を理解し易いように示
したものである。
弁箱は弁箱一段1と弁箱二段2とに分割されガスケット
3を介してボルト4により締付けられ合体される。
3を介してボルト4により締付けられ合体される。
弁箱内部には、弁箱の流体出入ロアと対応する流過口6
を有するボール5が装着され、ボール両端対象位置に設
けられた四弗化樹脂等の軟質材のシートリング8のシー
ト面とボール球面が接し、内圧を閉止せしめるに必要な
面圧を保持する。
を有するボール5が装着され、ボール両端対象位置に設
けられた四弗化樹脂等の軟質材のシートリング8のシー
ト面とボール球面が接し、内圧を閉止せしめるに必要な
面圧を保持する。
さらに弁箱一段1の内部の上下部に突起部9を設けて、
該突起部9の3面に、開孔部14を有するボール支持体
13をボルト15により着脱可能にそれぞれ装着し、上
記開口部14の軸心を弁棒1Bの軸心と合致せしめる。
該突起部9の3面に、開孔部14を有するボール支持体
13をボルト15により着脱可能にそれぞれ装着し、上
記開口部14の軸心を弁棒1Bの軸心と合致せしめる。
一方ボール5には、ボール球心を通り流通口6に直交す
る軸心を有するボス16を上下部に設け、このボス16
をベアリング17を介して、前記ボール支持体13の開
孔部14にそれぞれ嵌合せしめる。
る軸心を有するボス16を上下部に設け、このボス16
をベアリング17を介して、前記ボール支持体13の開
孔部14にそれぞれ嵌合せしめる。
弁棒1Bの下端部は凸部19を形成し、ボール5の上部
のボス16に形成された凹溝20に嵌入せしめる。
のボス16に形成された凹溝20に嵌入せしめる。
従ってボール5と弁棒1Bが接続し、バンドル21を介
してボール5が90°回動せしめられるようになってい
る。
してボール5が90°回動せしめられるようになってい
る。
なお第4図中右側の各矢印は各部分の組み付は方向を参
考のために示したものであるが、同図左側の弁棒18の
下の矢印は弁棒18の組み付は方向を示すものではなく
、天方向の弁箱一段1内に第3図の如く装着されること
を示したものである。
考のために示したものであるが、同図左側の弁棒18の
下の矢印は弁棒18の組み付は方向を示すものではなく
、天方向の弁箱一段1内に第3図の如く装着されること
を示したものである。
上記のように本考案のボールバルブは弁箱一段1内でボ
ール5がボール支持体13で検定されるので完全なるト
ラニオンタイプが構成され、ボール支持体13を取り去
ることにより、フローテンゲタイブに容易に変更するこ
とができるものである。
ール5がボール支持体13で検定されるので完全なるト
ラニオンタイプが構成され、ボール支持体13を取り去
ることにより、フローテンゲタイブに容易に変更するこ
とができるものである。
また従来のボールバルブはトラニオンタイプとフローテ
ンゲタイブを完全に区分して、弁箱から全く別工程で製
作しているが、本考案はボール支持体13を除き各部品
はすべて共通しているため、製作工程の混乱もなく、極
めて製作が容易で構造も簡単になり、大巾なコスト低減
をなし得ると共に特に高圧、高温流体に対して操作性が
改善されかつ閉止性能が向上し長期間の寿命が得られた
ものである。
ンゲタイブを完全に区分して、弁箱から全く別工程で製
作しているが、本考案はボール支持体13を除き各部品
はすべて共通しているため、製作工程の混乱もなく、極
めて製作が容易で構造も簡単になり、大巾なコスト低減
をなし得ると共に特に高圧、高温流体に対して操作性が
改善されかつ閉止性能が向上し長期間の寿命が得られた
ものである。
第1図はボールバルブのフローテンゲタイブの基本的な
構造を示す断面図、第2図は同じくトラニオンタイプの
基本的な構造を示す断面図、第3図は本考案ボールバル
ブの一実施例を示す断面図、第4図は同じく各部分の斜
視図である。 1・・・弁箱一段、2・・・弁箱二段、5・・・ボール
、6・・・流過口、9・・・弁箱内部の突起部、13・
・・ボール支持体、16・・・ボス。
構造を示す断面図、第2図は同じくトラニオンタイプの
基本的な構造を示す断面図、第3図は本考案ボールバル
ブの一実施例を示す断面図、第4図は同じく各部分の斜
視図である。 1・・・弁箱一段、2・・・弁箱二段、5・・・ボール
、6・・・流過口、9・・・弁箱内部の突起部、13・
・・ボール支持体、16・・・ボス。
Claims (1)
- 二分割された弁箱内に、流過口を有するボールを挿入し
たボールバルブにおいて、上記ボールの上下部に該ボー
ルの球心を通り上記流過口と直交する軸心を有するボス
を設けると共に、上記弁箱の一方の内部にボール支持体
を着脱可能に装着する手段を有する突起部を設け、上記
上下部のボスをベアリングを介して上記ボール支持体に
回動自在に嵌着すると共に、上記突出部に上記ボール支
持体を直接装着したことを特徴とするボールバルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14106180U JPS595256Y2 (ja) | 1980-10-04 | 1980-10-04 | ボ−ルバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14106180U JPS595256Y2 (ja) | 1980-10-04 | 1980-10-04 | ボ−ルバルブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5765276U JPS5765276U (ja) | 1982-04-19 |
JPS595256Y2 true JPS595256Y2 (ja) | 1984-02-16 |
Family
ID=29500915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14106180U Expired JPS595256Y2 (ja) | 1980-10-04 | 1980-10-04 | ボ−ルバルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS595256Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-10-04 JP JP14106180U patent/JPS595256Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5765276U (ja) | 1982-04-19 |
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