JPS5952404B2 - 接眼レンズ光学系 - Google Patents
接眼レンズ光学系Info
- Publication number
- JPS5952404B2 JPS5952404B2 JP54169659A JP16965979A JPS5952404B2 JP S5952404 B2 JPS5952404 B2 JP S5952404B2 JP 54169659 A JP54169659 A JP 54169659A JP 16965979 A JP16965979 A JP 16965979A JP S5952404 B2 JPS5952404 B2 JP S5952404B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- eyepiece
- lens group
- optical system
- focal length
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B25/00—Eyepieces; Magnifying glasses
- G02B25/001—Eyepieces
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は少ないレンズ移動量で諸収差を良好に保ちなが
ら広い視度調節範囲を持つことを特徴とする接眼レンズ
光学系に関するものである。
ら広い視度調節範囲を持つことを特徴とする接眼レンズ
光学系に関するものである。
一般に視度調節はアイポイントから観察像までの距離を
変えて行なう。そして、この距離を変える手段は、接眼
レンズの焦点位置の内側又は外側に観察物体を置いて、
虚像や実像の観察像を必要な位置に作る。一眼レフカメ
ラの様な場合は観察物体が固定であるので、接眼レンズ
を動かして同じ作用をさせる。視度を表わす近似式とし
て次の式が与えられる。5=−1000/ (F”/
fB) ただし、S:視度、F:接眼レンズ焦点距離、fB観察
物体と接眼レンズの焦点位置までの距離上の式かられか
るように、接眼レンズの焦点距離が大きい場合や、視度
の調節範囲を広くしたい時は、接眼レンズの移動距離を
長くとらなくてはならない。
変えて行なう。そして、この距離を変える手段は、接眼
レンズの焦点位置の内側又は外側に観察物体を置いて、
虚像や実像の観察像を必要な位置に作る。一眼レフカメ
ラの様な場合は観察物体が固定であるので、接眼レンズ
を動かして同じ作用をさせる。視度を表わす近似式とし
て次の式が与えられる。5=−1000/ (F”/
fB) ただし、S:視度、F:接眼レンズ焦点距離、fB観察
物体と接眼レンズの焦点位置までの距離上の式かられか
るように、接眼レンズの焦点距離が大きい場合や、視度
の調節範囲を広くしたい時は、接眼レンズの移動距離を
長くとらなくてはならない。
カメラのファインダーの場合は、接眼レンズの移動でき
る空間が小さく、視度調節範囲を広くする事がむずかし
い。本発明は、カメラのような小さい限られた空間しか
得られなくても、広範囲の視度調節と高い光学性能を有
する接眼レンズ光学系を提供するものである。
る空間が小さく、視度調節範囲を広くする事がむずかし
い。本発明は、カメラのような小さい限られた空間しか
得られなくても、広範囲の視度調節と高い光学性能を有
する接眼レンズ光学系を提供するものである。
本発明の光学系の基本構成は、接眼側から、負の単レン
ズからなる第1群の負レンズ群G、、正の単レンズ2枚
からなる第2群の正レンズ群G。
ズからなる第1群の負レンズ群G、、正の単レンズ2枚
からなる第2群の正レンズ群G。
、負の単レンズからなる第3群の負レンズ群G、及び観
察物体の間にペンタプリズムPやコンデンサーレンズ群
Cの各群から構成され、第2群の正レンズ群G、は視度
調節の為の移動群とし、・光学系全体の合成焦点距離を
F、第1群の焦点距離をFh第2群までの合成焦点距離
をF、O、接眼側から第i番目の硝材のアツベ数をν、
とするとき、(1)F1<0、0.7F<1F11<F
フ(2)0.35F<F、0<0.55F(3)1.4
<(ν2+ν3 )/ (ν1+ν。
察物体の間にペンタプリズムPやコンデンサーレンズ群
Cの各群から構成され、第2群の正レンズ群G、は視度
調節の為の移動群とし、・光学系全体の合成焦点距離を
F、第1群の焦点距離をFh第2群までの合成焦点距離
をF、O、接眼側から第i番目の硝材のアツベ数をν、
とするとき、(1)F1<0、0.7F<1F11<F
フ(2)0.35F<F、0<0.55F(3)1.4
<(ν2+ν3 )/ (ν1+ν。
)<1.8の各条件を満足して構成される。以下、上記
各条件について説明する。
各条件について説明する。
まず(1)の条件F、<0、0.7F<;F、1<Fは
、5第1群にG、に適正な屈折力を与える条件で、負の
屈折力を有する。
、5第1群にG、に適正な屈折力を与える条件で、負の
屈折力を有する。
全光学系の焦点距離に比べて第3群G、の最終面から焦
点位置までのオプチカルパスを長くさせる作用を持つ。
F1が下限の0.7F<JFllを越えると、負の屈折
力が強くなるので、マイナス側の視度範囲の拡大や第2
群の視度調節移動群の移動量が小さくても、視度調節の
範囲を広くすることが可能であるが、後方群での収差補
正が困難になる。又、光線の光軸からの高さが高くなり
、後群のレンズ径が増大し、カメラのフアインダ一のよ
うな限られたスペースに設置することが難しくなる。逆
に条件のIFll〈Fを越えた時は、前記と反対に、後
方の群での収差補正には有利になるが、視度調節範囲が
広いと言う特徴を有することが難かしくなる。次に(2
)の条件0.35F<Fl2〈0.55Fは、諸収差を
バランス良く保ち広い視度調節範囲を与える為の条件で
ある。
点位置までのオプチカルパスを長くさせる作用を持つ。
F1が下限の0.7F<JFllを越えると、負の屈折
力が強くなるので、マイナス側の視度範囲の拡大や第2
群の視度調節移動群の移動量が小さくても、視度調節の
範囲を広くすることが可能であるが、後方群での収差補
正が困難になる。又、光線の光軸からの高さが高くなり
、後群のレンズ径が増大し、カメラのフアインダ一のよ
うな限られたスペースに設置することが難しくなる。逆
に条件のIFll〈Fを越えた時は、前記と反対に、後
方の群での収差補正には有利になるが、視度調節範囲が
広いと言う特徴を有することが難かしくなる。次に(2
)の条件0.35F<Fl2〈0.55Fは、諸収差を
バランス良く保ち広い視度調節範囲を与える為の条件で
ある。
0.35F<Fl2の条件を越えると、球面収差の補正
が困難になる。
が困難になる。
球面収差の補正が十分でないと、一眼レフカメラではピ
ット合わせ精度の低下を招き好ましくない。又、他方の
条件Fl2く0.5Fを越えると、非点収差、歪曲収差
等の補正が困難になる。非点収差が補正されていないと
、軸外でのピット合わせ、見え具合が悪くなる。歪曲収
差の補正が不足していると、画面の枠が大きく曲り不快
な像になる。(3)の条件1.4〈(ν2+ν3)/(
ν1+ν4)く1.8は色収差を良好に保つ為の硝材の
選択条件である。
ット合わせ精度の低下を招き好ましくない。又、他方の
条件Fl2く0.5Fを越えると、非点収差、歪曲収差
等の補正が困難になる。非点収差が補正されていないと
、軸外でのピット合わせ、見え具合が悪くなる。歪曲収
差の補正が不足していると、画面の枠が大きく曲り不快
な像になる。(3)の条件1.4〈(ν2+ν3)/(
ν1+ν4)く1.8は色収差を良好に保つ為の硝材の
選択条件である。
1.4〈(ν2+ν3)/(ν1+ν4)から外れると
、軸外倍率の色収差が大きく発生し、軸外の像の周辺に
色のにじみが目立つ様になる。
、軸外倍率の色収差が大きく発生し、軸外の像の周辺に
色のにじみが目立つ様になる。
(ν2+ν3)/(ν1+ν4)〈1.8から外れると
、軸上の色収差が悪化する。これもピット合せ精度の低
下が生ずる。従つて接眼レンズとして好ましくない。次
に本願における視度0デイオプタ一の時の実施例を示す
。
、軸上の色収差が悪化する。これもピット合せ精度の低
下が生ずる。従つて接眼レンズとして好ましくない。次
に本願における視度0デイオプタ一の時の実施例を示す
。
ここでr1は接眼側から第1番目の面の曲率半径、D,
は第1面と第(1+1)面の面間隔、n1は接眼側から
第1番目の硝材Dllneの屈折率、ν1は接眼側から
第1番目の硝材のアツベ数である。
は第1面と第(1+1)面の面間隔、n1は接眼側から
第1番目の硝材Dllneの屈折率、ν1は接眼側から
第1番目の硝材のアツベ数である。
第1図は本発明実施例を示す光学系構成図で、aは視度
プラス側、bは視度マイナス側を示す。 第2図〜第6図はそれぞれ本発明実施例1〜5の収差曲
線図である。G1:第1群の負レンズ群、G2:第2群
の正レンズ群、G3:第3群の負レンズ群、P:ペンタ
プリズム、C:コンデンサーレンズ、E.P:アイポイ
ント、1.P:像面。
プラス側、bは視度マイナス側を示す。 第2図〜第6図はそれぞれ本発明実施例1〜5の収差曲
線図である。G1:第1群の負レンズ群、G2:第2群
の正レンズ群、G3:第3群の負レンズ群、P:ペンタ
プリズム、C:コンデンサーレンズ、E.P:アイポイ
ント、1.P:像面。
Claims (1)
- 1 接眼側から、負の単レンズからなる第1群の負レン
ズ群、正の単レンズ2枚からなる第2群の正レンズ群、
負の単レンズからなる第3群の負レンズ群、及びペンタ
プリズム、コンデンサーレンズ群から構成され、第2群
の正レンズ群を視度調節の為の移動群とする接眼レンズ
光学系において、光学系全体の合成焦点距離をF、第1
群の焦点距離をF_1、第2群までの合成焦点距離をF
_1_._2、接眼側から第i番目の硝材のアッベ数を
ν_iとするとき、次の(1)F_1<0、0.7F<
|F_1|<F(2)0.35F<F_1_._2<0
.55F(3)1.4<(ν_2+ν_3)/(ν_1
+ν_4)<1.8の各条件を満足して構成される広い
視度調節範囲を持つ接眼レンズ光学系。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54169659A JPS5952404B2 (ja) | 1979-12-26 | 1979-12-26 | 接眼レンズ光学系 |
US06/214,899 US4389097A (en) | 1979-12-26 | 1980-12-09 | Ocular optical system |
GB8039506A GB2068579B (en) | 1979-12-26 | 1980-12-10 | Ocular optical system with dioptre adjustment |
DE3046684A DE3046684C2 (de) | 1979-12-26 | 1980-12-11 | Okular |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54169659A JPS5952404B2 (ja) | 1979-12-26 | 1979-12-26 | 接眼レンズ光学系 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5691210A JPS5691210A (en) | 1981-07-24 |
JPS5952404B2 true JPS5952404B2 (ja) | 1984-12-19 |
Family
ID=15890547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54169659A Expired JPS5952404B2 (ja) | 1979-12-26 | 1979-12-26 | 接眼レンズ光学系 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4389097A (ja) |
JP (1) | JPS5952404B2 (ja) |
DE (1) | DE3046684C2 (ja) |
GB (1) | GB2068579B (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57150813A (en) * | 1981-03-13 | 1982-09-17 | Olympus Optical Co Ltd | Diopter controllable eyepiece used for finder of single- lens reflex camera or the like |
US4664485A (en) * | 1981-05-20 | 1987-05-12 | Canon Kabushiki Kaisha | Finder optical system for a camera |
JPS6043628A (ja) * | 1983-08-22 | 1985-03-08 | Fuji Photo Optical Co Ltd | フアインダ光学系 |
JPS60191221A (ja) * | 1984-03-12 | 1985-09-28 | Minolta Camera Co Ltd | 接眼レンズ光学系 |
JPS61167919A (ja) * | 1985-01-21 | 1986-07-29 | Canon Inc | 変倍フアインダ− |
DE4245030B4 (de) * | 1991-11-25 | 2004-04-29 | Pentax Corp. | Variosucher |
JP3369597B2 (ja) * | 1992-07-08 | 2003-01-20 | オリンパス光学工業株式会社 | ハイアイポイントファインダー光学系 |
JP2000066270A (ja) * | 1998-08-25 | 2000-03-03 | Asahi Optical Co Ltd | 一眼レフカメラのファインダー |
JP3495610B2 (ja) | 1998-09-30 | 2004-02-09 | ペンタックス株式会社 | 一眼レフカメラの接眼光学系 |
TWI264561B (en) * | 2005-04-01 | 2006-10-21 | Asia Optical Co Inc | Telescope optical system |
JP4893995B2 (ja) * | 2006-10-27 | 2012-03-07 | 株式会社ニコン | 接眼レンズおよびこれを備えた光学機器 |
JP5299028B2 (ja) * | 2009-03-31 | 2013-09-25 | ペンタックスリコーイメージング株式会社 | 一眼レフカメラのファインダ光学系 |
CN111025600B (zh) * | 2019-12-31 | 2021-11-30 | 浙江舜宇光学有限公司 | 长焦光学成像系统及变焦摄像装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1154713B (de) * | 1960-07-07 | 1963-09-19 | Voigtlaender Ag | Einstellscheibe fuer Spiegelreflexkameras |
NL171382C (nl) * | 1969-07-25 | 1983-03-16 | Rodenstock Optik G | Loep. |
US4047222A (en) * | 1976-01-13 | 1977-09-06 | Optigon Research & Development Corporation | Camera viewfinding system |
JPS53149324A (en) * | 1977-06-02 | 1978-12-26 | Asahi Optical Co Ltd | Visibility adjusting device for finderrexchangeable type singleelens reflex camera |
-
1979
- 1979-12-26 JP JP54169659A patent/JPS5952404B2/ja not_active Expired
-
1980
- 1980-12-09 US US06/214,899 patent/US4389097A/en not_active Expired - Lifetime
- 1980-12-10 GB GB8039506A patent/GB2068579B/en not_active Expired
- 1980-12-11 DE DE3046684A patent/DE3046684C2/de not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5691210A (en) | 1981-07-24 |
US4389097A (en) | 1983-06-21 |
GB2068579B (en) | 1983-08-24 |
GB2068579A (en) | 1981-08-12 |
DE3046684C2 (de) | 1983-07-28 |
DE3046684A1 (de) | 1981-08-27 |
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