JPS5951900B2 - 平行溝付化粧板の製造方法 - Google Patents

平行溝付化粧板の製造方法

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JPS5951900B2
JPS5951900B2 JP55143386A JP14338680A JPS5951900B2 JP S5951900 B2 JPS5951900 B2 JP S5951900B2 JP 55143386 A JP55143386 A JP 55143386A JP 14338680 A JP14338680 A JP 14338680A JP S5951900 B2 JPS5951900 B2 JP S5951900B2
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JP
Japan
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sheet
groove
substrate
parallel grooves
roll
Prior art date
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Expired
Application number
JP55143386A
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English (en)
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JPS5766963A (en
Inventor
弘 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eidai Co Ltd
Original Assignee
Eidai Co Ltd
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Publication date
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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、基板表面に一本または複数本の平行溝を形
成し、この平行溝内を含む基板表面に沿つてシートを接
着した平行溝付化粧板の製造方法に関する。
従来から市販されている平行溝付化粧板は、基板表面に
化粧シートを接着してから平行溝を形成し、その後溝内
を塗装するのが一般的であつた。
し力士、この方法は溝内にササクレや凹凸がある。と塗
装しても見栄えが悪く、さらに塗料が溝の外にはみ出た
りして商品価値の低下をきたしていた。また、溝内に帯
状の化粧シートを貼る技術も公知であるが、この方法は
極めて生産性が悪い欠点があつた。また、特開昭55−
77570号公報に開示されているように、表面の長手
方向に凹溝を有する基板表面にシートを連続的に貼着す
るに際し、凹溝圧着ロール機構を用いてシートを基板表
面の凹溝内に貼着後、基板表面に貼着する技術も公知で
ある。しかし、この方法は凹溝圧着ロール機構を用いて
シートを無理に凹溝内に押し込んで貼着するためにシー
トが破れやすいという致命的な欠点があつた。この発明
は、上述したような欠点を解消するために、溝内にもシ
ートを連続して接着しようとしたもので、すなわち、一
本または複数本の平行溝を形成した基板表面に沿つてシ
ートを接着させるに際し、基板表面、またはシート表面
、またはそれらの両方に接着剤を塗布するとともに、溝
内に接着される部分にあたるシートに溝と類似形状のた
るみを形成し、このたるみ部を基板の溝上にくるように
して、溝形状と合致した周方向に走る凸条を形成した貼
着ロールでシートを基板表面と溝内に同時に接着するこ
とを特徴とする平行溝付化粧板の製造方法に係る。
この発明中、基板とは合板、パーティクルボード、ハー
ドボード、石綿スレート板、けい酸カルシウム板、パル
プセメント板、炭酸マグネシウム板、石こうポート等を
指す。
また、シートとは、紙、合成樹脂シート、布、合成紙等
、および合成樹脂シートの裏面に薄紙を貼着したシート
等の複I合シートを指し、これらのシートに予じめ印刷
されたものも包含する。また、この発明に使用する接着
剤としては、基板およびシートの材質によつて使い分け
する必要があるが、エチレン酢酸ビニル樹脂、酢酸ビニ
ル樹脂、アクリルエマルジョン樹脂等の一般的な接着剤
でよい。この発明を以下実施例によつて詳述する。
第1図は、この発明の実施に使用する装置の側面図で、
巻玉1から巻き戻された化粧塩ビシート2は、その裏面
にロールコータ等の塗布機3でエチレン酢酸ビニル樹脂
接着剤4が塗布される。
5は赤外線ヒーター等の乾燥装置で、シート裏面に塗布
された接着剤4を半乾燥あるいは指触乾燥させるととも
に、化粧塩ビシート2を軟化させて、このシート2に溝
8と類似形状のたるみを形成させやす<している。
なお、合板7表面に接着剤を塗布する方式をとれば、乾
燥装置は接着剤を塗布した後に配置する。6は当て板で
、合板7の表面に形成された溝8とは逆形状の凸条9を
有しており、シート2がこの当て板6に沿つて送られる
ことにより、シート2に溝8と類似形状のたるみが形成
される。
当て板6は、金属、合成樹脂、木材等どのような材質の
ものでもよく、第2図に示すようにシート2当接側にで
つぱつた曲面状を呈しており、基板7の溝8にあたる部
分に、溝8とは逆形状の凸条9が形成されている。なお
、当て板6の代わりに凸条を周面に有するロールを使用
することも可能である。たるみが形成されたシート2は
、矢印a方向に送りロール10によつて搬送されてくる
一本の平行溝が形成された合板7上に送られ、シート2
のたるみ部11が第3図に示すように合板7の溝8上に
くるようにする。その後、第4図に示すように、溝8の
形状と合致した周方向に走る凸条12を形成した貼着ロ
ール13でシート2を合板7表面と溝8内に同時に貼着
する。この貼着ロール13は50〜90℃に加熱された
熱ロールの方が効果的である。また貼着ロールの前に他
の加熱装置14を設置してもよいし、加熱装置」4と熱
ロールとを併用してもよい。加熱装置14としては、一
般のヒーターや熱風吹き出し装置が考えられ、熱風吹き
出し装置を採用すれば、シート2を軟化させながら溝8
内に押し付けてシート2を合板7表面に接着できるので
美麗な仕上り面を有する平行溝付化粧板が得られる。さ
らに、貼着ロール13を複数個連設してもよい。15は
シート2のたるみ部11を合板7の溝8内に接着しない
程度に押し込む溝部押し込みロールで、このような装置
を貼着ロール13の前に挿入すればシート2のたるみ部
11を合板7の溝8内に確実に押し込むことができ、仕
上りが美麗にな”’る利点がある。
なお、溝部押し込みロール14でシート2を溝8内に完
全に接着してしまうのは好ましくない。というのは、溝
8内にシート2を先に接着してしまうと、次の貼着ロー
ル13によつて合板7の平滑部にシート2を接着する時
に溝8の上端と平滑部との境′目にしわができて美麗に
貼着できないか.ちC゛ある。第5図は、この発明によ
つて製造された平行溝付化粧板の一部切欠斜視図である
。この発明は、上述したように構成されているので、以
下に列記する効果を有する。
1 シートにあらかじめ溝と類似の形状のたるみを形成
しているので、シートを基板の溝内面に無理なく接着さ
せることができる。
2 基板の平面部と溝内面とを一体連続したシートで覆
うことによつて、溝内面にササクレや凹凸があつても全
く問題がなく、表面が非常に美麗な平行溝付化粧板を得
ることができる。
3 従来のように、溝内面を塗装したり、帯状の化粧シ
ートを貼る必要がなく、しかも、溝内と基板表面とにシ
ートを同時に接着できるので、生産性が飛躍的に向上す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施を示す側面図、第2図は当
て板の斜視図、第3図は溝付基板とたるみ部を有するシ
ートとの位置関係を示す断面図、第4図は貼着ロールの
斜視図、第5図はこの発明によつて製造された平行溝付
化粧板の一部切欠斜視図である。 図面中、1は巻玉、2はシート、3はロールコータ、4
は接着剤、5は乾燥装置、6は当て板、7は合板、8は
溝、9は凸条、10は送りロール、11はシートのたる
み部、12は凸条、13は貼着ロール、14は加熱装置
、15は溝部押し込みロールを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一本または複数本の平行溝を形成した基板表面に沿
    つてシートを接着させるに際し、基板表面、またはシー
    ト裏面、またはそれらの両方に接着剤を塗布するととも
    に、溝内に接着される部分にあたるシートに溝と類似形
    状のたるみを形成し、このたるみ部を基板の溝上にくる
    ようにして、溝形状と合致した同方向に走る凸条を形成
    した貼着ロールでシートを基板表面と溝内に同時に接着
    することを特徴とする平行溝付化粧板の製造方法。
JP55143386A 1980-10-13 1980-10-13 平行溝付化粧板の製造方法 Expired JPS5951900B2 (ja)

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JP55143386A JPS5951900B2 (ja) 1980-10-13 1980-10-13 平行溝付化粧板の製造方法

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Publication Number Publication Date
JPS5766963A JPS5766963A (en) 1982-04-23
JPS5951900B2 true JPS5951900B2 (ja) 1984-12-17

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ID=15337559

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JP55143386A Expired JPS5951900B2 (ja) 1980-10-13 1980-10-13 平行溝付化粧板の製造方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58182640A (ja) * 1982-04-20 1983-10-25 Hitachi Ltd 複合型の電子写真用感光体

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JPS5766963A (en) 1982-04-23

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