JPS59514B2 - N− ( 1− アダマンチルメチル ) − ピペラジンノセイゾウホウホウ - Google Patents
N− ( 1− アダマンチルメチル ) − ピペラジンノセイゾウホウホウInfo
- Publication number
- JPS59514B2 JPS59514B2 JP50005567A JP556775A JPS59514B2 JP S59514 B2 JPS59514 B2 JP S59514B2 JP 50005567 A JP50005567 A JP 50005567A JP 556775 A JP556775 A JP 556775A JP S59514 B2 JPS59514 B2 JP S59514B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piperazine
- adamantylmethyl
- chloroform
- acid
- cinnamylpiperazine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規物質であるN−(1−アダマンチルメチル
)−ピペラジンの製造方法に関するものである。
)−ピペラジンの製造方法に関するものである。
従来からアダマンタンおよびその誘導体は天然には石油
中に含まれていることが知られており、その特異的な構
造から脂溶性が大きく、しかも生体に対する毒性が低い
という性質を有するため、有用な医薬品あるいはその中
間体等としてその将来性が期待されていた。
中に含まれていることが知られており、その特異的な構
造から脂溶性が大きく、しかも生体に対する毒性が低い
という性質を有するため、有用な医薬品あるいはその中
間体等としてその将来性が期待されていた。
本発明者らは、上記観点より鋭意研究を重ねた結果、後
述の如く副作用が少なく安全性の高い脳血管拡張剤とし
て著効のある新規物質の開発に成功し、この研究過程に
おいて当該新規物質の前駆体として有用な数種のアダマ
ンタン誘導体の製法を検討し、本発明を完成するに至つ
たのである。
述の如く副作用が少なく安全性の高い脳血管拡張剤とし
て著効のある新規物質の開発に成功し、この研究過程に
おいて当該新規物質の前駆体として有用な数種のアダマ
ンタン誘導体の製法を検討し、本発明を完成するに至つ
たのである。
すなわち、本発明はN−(1−アダマンタンカルボニル
)−ピペラジンを還元することを特徴とするN−(1−
アダマンチルメチル)−ピペラジンの製造方法である。
本発明の方法を反応式で示すと次のとおりである。
)−ピペラジンを還元することを特徴とするN−(1−
アダマンチルメチル)−ピペラジンの製造方法である。
本発明の方法を反応式で示すと次のとおりである。
4〉□CH2一〇H
to、
ここで、(1)はN−(1−アダマンタンカルボニル)
−ピペラジン、(2)はN−(1−アダマンチルメチル
)−ピペラジンである。
−ピペラジン、(2)はN−(1−アダマンチルメチル
)−ピペラジンである。
本発明の方法において原料として用いられるN−(1−
アダマンタンカルボニル)−ピペラジンは本発明者らに
よつて製造された新規化合物であり、その製法の例を示
せば次のとおりである。
アダマンタンカルボニル)−ピペラジンは本発明者らに
よつて製造された新規化合物であり、その製法の例を示
せば次のとおりである。
まず、アダマンタンを原料として公知方法によりギ酸と
硫酸を反応させて1−アダマンタン酸を製造し、次いで
該化合物を塩化チオニルにてクロル化することによつて
得られる公知物質1−アダマンタン酸クロリドとピペラ
ジンを用い、後者を大過剰(たとえば10倍モル程度)
の割合でクロロホルム等のハロゲン化炭化水素溶媒中、
室温下で縮合反応を行なつて、N−(1−アダマンタン
カルボニル)−ピペラジンを得ることができる。本発明
の方法を実施する場合、一般にテトラヒドロフランなど
の環状エーテルを溶媒として用いることが望ましく、ま
た反応温度は通常はO℃乃至室温とする。さらに、還元
剤の種類は制限的ではないが水素化アルミニウムリチウ
ムを用い、還流下で3時間程反応を行なうことが望まし
い。反応後の目的物たるN−(1−アダマンチルメチル
)−ピペラジンの分離は、たとえば用いた溶媒を留去し
、次いでクロロホルム抽出、アルカリ洗浄、水洗、乾燥
し、シリカ・カラムクロマトグラフイ一により行なうこ
とができる。本発明の方法によつて得られる新規なアダ
マンタン誘導体N−(1−アダマンチルメチル)−ピペ
ラジンは(1)シンナミルクロリドと反応させる、(2
)シンナモイルクロリドと反応させてN−(1アダマン
チルメチル)−N−シンナモイルピペラジンを得て、さ
らにこれを還元する等の方法により、N−(1−アダマ
ンチルメチル)−N−シンナミルピペラジンを合成する
ことが可能である。
硫酸を反応させて1−アダマンタン酸を製造し、次いで
該化合物を塩化チオニルにてクロル化することによつて
得られる公知物質1−アダマンタン酸クロリドとピペラ
ジンを用い、後者を大過剰(たとえば10倍モル程度)
の割合でクロロホルム等のハロゲン化炭化水素溶媒中、
室温下で縮合反応を行なつて、N−(1−アダマンタン
カルボニル)−ピペラジンを得ることができる。本発明
の方法を実施する場合、一般にテトラヒドロフランなど
の環状エーテルを溶媒として用いることが望ましく、ま
た反応温度は通常はO℃乃至室温とする。さらに、還元
剤の種類は制限的ではないが水素化アルミニウムリチウ
ムを用い、還流下で3時間程反応を行なうことが望まし
い。反応後の目的物たるN−(1−アダマンチルメチル
)−ピペラジンの分離は、たとえば用いた溶媒を留去し
、次いでクロロホルム抽出、アルカリ洗浄、水洗、乾燥
し、シリカ・カラムクロマトグラフイ一により行なうこ
とができる。本発明の方法によつて得られる新規なアダ
マンタン誘導体N−(1−アダマンチルメチル)−ピペ
ラジンは(1)シンナミルクロリドと反応させる、(2
)シンナモイルクロリドと反応させてN−(1アダマン
チルメチル)−N−シンナモイルピペラジンを得て、さ
らにこれを還元する等の方法により、N−(1−アダマ
ンチルメチル)−N−シンナミルピペラジンを合成する
ことが可能である。
この新規物質は過度の血圧降下作用などの副作用が少な
く、また毒性も小さく、しかも脳血管拡張剤としてのす
ぐれた性能を有していることが実験により明らかになつ
た。したがつて、本発明の方法は上記の薬理効果の高い
新規物質を製造する中間体を提供するものとして極めて
有用である。次に、本発明を実施例によつて詳しく説明
する。まず、実施例を挙げる前に本発明で使用するN(
1−アダマンタンカルボニル)−ピペラジンの製法を参
考例として示す。参考例 1 (1) 1−アダマンタン酸の合成 101の30フラスコに23507(24モル)の98
%濃伽酸と500m1の四塩化炭素および687(0.
5モル)のアダマンタンを入れてよく撹拌し、氷で17
〜19℃に冷やしながらこの中に98%ギ酸を5me加
えた。
く、また毒性も小さく、しかも脳血管拡張剤としてのす
ぐれた性能を有していることが実験により明らかになつ
た。したがつて、本発明の方法は上記の薬理効果の高い
新規物質を製造する中間体を提供するものとして極めて
有用である。次に、本発明を実施例によつて詳しく説明
する。まず、実施例を挙げる前に本発明で使用するN(
1−アダマンタンカルボニル)−ピペラジンの製法を参
考例として示す。参考例 1 (1) 1−アダマンタン酸の合成 101の30フラスコに23507(24モル)の98
%濃伽酸と500m1の四塩化炭素および687(0.
5モル)のアダマンタンを入れてよく撹拌し、氷で17
〜19℃に冷やしながらこの中に98%ギ酸を5me加
えた。
次に、98〜100%ギ酸2757(6モル)にt−ブ
チルアルコール1487(190mj12モル)を溶か
した溶液を滴下した。滴下時間は2時間であり温度は1
7〜25℃に保つた。さらに30分間攪拌した後、砕い
た氷を3500y加えて、有機層を分離し、得られた水
層を500m1の四塩化炭素で3回抽出した。四塩化炭
素層を集めて15Nのアンモニア水550m1で洗い、
1アダマンタン酸アンモニウム塩をブフナーロートで▲
過した。得られた固体を冷やしたアセトン100m1で
洗い1250m1の水に懸濁し、これに12N塩酸12
5m′を加えて、500m1のクロロホルムで抽出した
。クロロホルム層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、沢過
後、溶媒を減圧下で留去すると粗1−アダマンタン酸が
約807得られた。これをメタノール一水(3:1)溶
液より再結し、1−アダマンタン酸68yを得た。得ら
れた1−アダマンタン酸の融点を測定したところ175
〜177℃であり、収率は75%であつた。(2) 1
−アダマンタン酸クロリドの合成前記(1)の方法によ
つて得られた1−アダマンタン酸18yに塩化チオニル
50m1を冷却しながら加え、該混合物を30分間還流
加熱した後過剰の塩化チオニルを減圧下で除去した。
チルアルコール1487(190mj12モル)を溶か
した溶液を滴下した。滴下時間は2時間であり温度は1
7〜25℃に保つた。さらに30分間攪拌した後、砕い
た氷を3500y加えて、有機層を分離し、得られた水
層を500m1の四塩化炭素で3回抽出した。四塩化炭
素層を集めて15Nのアンモニア水550m1で洗い、
1アダマンタン酸アンモニウム塩をブフナーロートで▲
過した。得られた固体を冷やしたアセトン100m1で
洗い1250m1の水に懸濁し、これに12N塩酸12
5m′を加えて、500m1のクロロホルムで抽出した
。クロロホルム層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、沢過
後、溶媒を減圧下で留去すると粗1−アダマンタン酸が
約807得られた。これをメタノール一水(3:1)溶
液より再結し、1−アダマンタン酸68yを得た。得ら
れた1−アダマンタン酸の融点を測定したところ175
〜177℃であり、収率は75%であつた。(2) 1
−アダマンタン酸クロリドの合成前記(1)の方法によ
つて得られた1−アダマンタン酸18yに塩化チオニル
50m1を冷却しながら加え、該混合物を30分間還流
加熱した後過剰の塩化チオニルを減圧下で除去した。
次に乾燥ベンゼンを30m1ずつ2回加えて留去し痕跡
まで除いた後、無水エーテル30m1を加えて留去した
ところ1−アダマンタン酸クロリド19,27が帯褐白
色固体として得られた。生成物の融点は46〜47℃、
収率は約92%であつた。参考例 2 無水ピペラジン21.677を30m1のクロロホルム
に溶かして常温で攪拌しながら、参考例1で得られた1
−アダマンタン酸クロリド5.57のクロロホルム溶液
20m1を滴下した。
まで除いた後、無水エーテル30m1を加えて留去した
ところ1−アダマンタン酸クロリド19,27が帯褐白
色固体として得られた。生成物の融点は46〜47℃、
収率は約92%であつた。参考例 2 無水ピペラジン21.677を30m1のクロロホルム
に溶かして常温で攪拌しながら、参考例1で得られた1
−アダマンタン酸クロリド5.57のクロロホルム溶液
20m1を滴下した。
さらに2時間攪拌した後、沈澱を沢別し、沢液を5%水
酸化ナトリウム水溶液50me次いで、水200m1で
洗浄した後、クロロホルム層を乾燥し、減圧下でクロロ
ホルムを留去した。残渣をシリカ・カラムタロマトグラ
フイ一(展開液クロロホルム−メタノール)を行なつた
。得られたN−(1−アダマンタンカルボニル)−ピペ
ラジンの融点は134〜136℃、収率は60%であつ
た。新規物質、N−(1−アダマンタンカルボニル)−
ピペラジンの分析結果は下記の通りである。
酸化ナトリウム水溶液50me次いで、水200m1で
洗浄した後、クロロホルム層を乾燥し、減圧下でクロロ
ホルムを留去した。残渣をシリカ・カラムタロマトグラ
フイ一(展開液クロロホルム−メタノール)を行なつた
。得られたN−(1−アダマンタンカルボニル)−ピペ
ラジンの融点は134〜136℃、収率は60%であつ
た。新規物質、N−(1−アダマンタンカルボニル)−
ピペラジンの分析結果は下記の通りである。
なお、図1に当該化合物のマススペクトルを、図2には
赤外線吸収スペクトルを、また図3に核磁気共鳴スペク
トルを示す。N−(1−アダマンタンカルボニル)−ピ
ペラジンの分析結果(1)元素分析値 (2)質量分析結果 (3)赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)によ吸収
域3300cTn−1 (−NH)、1610cm−1
(アミド)、1415、135011150?−1 (
アダマンタン)(4)核磁気共鳴(溶媒:重クロロホル
ムCDCl3)による吸収域 8,26τ(S.6Hlδ−CU2)、 8.00τ(S.9H、β−Cl[2+γ−CU)、7
.51τ(S.lH、−Nl[)、7.14τ(T.J
−4.0Hz、4H.a−CH2)、6.34τ(T.
J−4.0Hz14H.b−CU2)(5)構造式 以上の実験結果より当該化合物の構造式は次のとおりで
あることがわかる。
赤外線吸収スペクトルを、また図3に核磁気共鳴スペク
トルを示す。N−(1−アダマンタンカルボニル)−ピ
ペラジンの分析結果(1)元素分析値 (2)質量分析結果 (3)赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)によ吸収
域3300cTn−1 (−NH)、1610cm−1
(アミド)、1415、135011150?−1 (
アダマンタン)(4)核磁気共鳴(溶媒:重クロロホル
ムCDCl3)による吸収域 8,26τ(S.6Hlδ−CU2)、 8.00τ(S.9H、β−Cl[2+γ−CU)、7
.51τ(S.lH、−Nl[)、7.14τ(T.J
−4.0Hz、4H.a−CH2)、6.34τ(T.
J−4.0Hz14H.b−CU2)(5)構造式 以上の実験結果より当該化合物の構造式は次のとおりで
あることがわかる。
実施例
参考例で得られたN−(1−アダマンタンカルボニル)
−ピペラジン1.37を40meのテトラヒドロフラン
に溶解し、O℃で水素化アルミニウムリチウム粉末0.
247を徐々に加えて還流下で3時間反応を行なつた。
−ピペラジン1.37を40meのテトラヒドロフラン
に溶解し、O℃で水素化アルミニウムリチウム粉末0.
247を徐々に加えて還流下で3時間反応を行なつた。
次に、水を注意しながら加えてテトラヒドロフラン層を
分離し、乾燥後、減圧で留去した。残渣をクロロホルム
で抽出した後、5%水酸化ナトリウム水溶液、次いで水
で洗浄して乾燥した。これを沢過し、減圧下でクロロホ
ルムを留去した残渣についてシリカ・カラムクロマトグ
ラフイ一(展開液クロロホルム−メタノール)を行なつ
た。得られたN−(1−アダマンチルメチル)−ピペラ
ジンをアセトンにより再結したところ融点は109℃、
収率は7%であつた。得られた新規物質、N−(1−ア
ダマンチルメチル)−ピペラジンの分析結果は下記の通
りである。なお、図4に当該化合物のマススペクトルを
、図5に赤外線吸収スペクトルを、また図6に核磁気共
鳴スペクトルを示す。
分離し、乾燥後、減圧で留去した。残渣をクロロホルム
で抽出した後、5%水酸化ナトリウム水溶液、次いで水
で洗浄して乾燥した。これを沢過し、減圧下でクロロホ
ルムを留去した残渣についてシリカ・カラムクロマトグ
ラフイ一(展開液クロロホルム−メタノール)を行なつ
た。得られたN−(1−アダマンチルメチル)−ピペラ
ジンをアセトンにより再結したところ融点は109℃、
収率は7%であつた。得られた新規物質、N−(1−ア
ダマンチルメチル)−ピペラジンの分析結果は下記の通
りである。なお、図4に当該化合物のマススペクトルを
、図5に赤外線吸収スペクトルを、また図6に核磁気共
鳴スペクトルを示す。
N−(1−アダマンチルメチル)−ピペラジンの分析結
果(1)元素分析値 (2)質量分析結累 計算値 234 MassN0.M+ 234 (3)赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)による吸
収域1450、136011130、1010?−1
(アダマンタン) (4)核磁気共鳴(溶媒:重クロロホルムCDCl3)
による吸収域 8.50τ(S.6Hlβ−C旦,)、 8.32τ(S.6Hlδ−C]12)、8.08τ(
S.5H..r−Cl[+C旦,−N)、7.84τ(
S.lH、−NH)、7.56τ(T.4H.b−CU
2)、 7.12τ(T.4H.a−CH)(5)構造
式 以上の実験結果より当該化合物の構造式は次のとおりで
あることがわかる。
果(1)元素分析値 (2)質量分析結累 計算値 234 MassN0.M+ 234 (3)赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)による吸
収域1450、136011130、1010?−1
(アダマンタン) (4)核磁気共鳴(溶媒:重クロロホルムCDCl3)
による吸収域 8.50τ(S.6Hlβ−C旦,)、 8.32τ(S.6Hlδ−C]12)、8.08τ(
S.5H..r−Cl[+C旦,−N)、7.84τ(
S.lH、−NH)、7.56τ(T.4H.b−CU
2)、 7.12τ(T.4H.a−CH)(5)構造
式 以上の実験結果より当該化合物の構造式は次のとおりで
あることがわかる。
(6)融点107〜109℃
応用例
実施例の方法で得られたN−(1−アダマンチルメチル
)−ピペラジン0.137(0.00055モル)とト
リエチルアミン0.057y(0.00055モル)を
15Tneのイソプロパノール中に溶かし、O℃でシン
ナミルクロリド0.087(0.00055モル)のイ
ソプロパノール溶液3m1を滴下した。
)−ピペラジン0.137(0.00055モル)とト
リエチルアミン0.057y(0.00055モル)を
15Tneのイソプロパノール中に溶かし、O℃でシン
ナミルクロリド0.087(0.00055モル)のイ
ソプロパノール溶液3m1を滴下した。
滴下後、還流下で5時間反応させ、次いで、減圧下でイ
ソプロパノールを留去し、−残渣をクロロホルム20m
eに溶かした。次に水洗、乾燥後、減圧下でクロロホル
ムを留去し、残渣をシリカ・カラムクロマトグラフイ一
(展開液クロロホルム−メタノール)を行なつた。得ら
れたN−(1−アダマンチルメチル)−N−シンナミル
ピペラジンをエタノール再結したところ、融点は85〜
87℃、収率は58%であつた。応用例で得られた新規
物質、N−(1−アダマンチル)−N′−シンナミルピ
ペラジンの分析結果および薬理効果を下記に示す。
ソプロパノールを留去し、−残渣をクロロホルム20m
eに溶かした。次に水洗、乾燥後、減圧下でクロロホル
ムを留去し、残渣をシリカ・カラムクロマトグラフイ一
(展開液クロロホルム−メタノール)を行なつた。得ら
れたN−(1−アダマンチルメチル)−N−シンナミル
ピペラジンをエタノール再結したところ、融点は85〜
87℃、収率は58%であつた。応用例で得られた新規
物質、N−(1−アダマンチル)−N′−シンナミルピ
ペラジンの分析結果および薬理効果を下記に示す。
なお、図7には当該化合物のマススペクトルを、図8に
赤外線吸収スペクトルを、図9には核磁気共鳴スペクト
ルを示す。
赤外線吸収スペクトルを、図9には核磁気共鳴スペクト
ルを示す。
N−(1−アダマンチルメチル)−N−シンナミルピペ
ラジンの分析結果(1)元素分析値 ;==X==iハ)響−一′v (2)質量分析結果 (3)赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)による吸
収域16001158011500、14501108
011010cTn−1 (フエニル)、H\ /
970CT!L−1 (トランス ァC=C8。
ラジンの分析結果(1)元素分析値 ;==X==iハ)響−一′v (2)質量分析結果 (3)赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)による吸
収域16001158011500、14501108
011010cTn−1 (フエニル)、H\ /
970CT!L−1 (トランス ァC=C8。
)、7501700CT!L−1 (モノ置換フエニル
)、1450、135011150(V7l−1 (ア
ダマンタン)(4)核磁気共鳴(溶媒:重クロロホルム
CDCl3)による吸収域 8.52τ(S.6Hlβ−Cf32)、8.36τ(
S.6Hlδ−CU2)、 8.08τ(S.5H、γ−C江+Ma−CH2)、7
.52τ(S.8H.a−CI32+b−C旦,)、6
.90τ(D.J−4.0Hz、2HMc−C旦,)、
3.70τ(M.2H、ビニル)、2.70τ(M.5
Hlフエニル)(5)構造式 以上の実験結果より当該化合物の構造式は次のとおりで
あることがわかる。
)、1450、135011150(V7l−1 (ア
ダマンタン)(4)核磁気共鳴(溶媒:重クロロホルム
CDCl3)による吸収域 8.52τ(S.6Hlβ−Cf32)、8.36τ(
S.6Hlδ−CU2)、 8.08τ(S.5H、γ−C江+Ma−CH2)、7
.52τ(S.8H.a−CI32+b−C旦,)、6
.90τ(D.J−4.0Hz、2HMc−C旦,)、
3.70τ(M.2H、ビニル)、2.70τ(M.5
Hlフエニル)(5)構造式 以上の実験結果より当該化合物の構造式は次のとおりで
あることがわかる。
(6)融点85〜87゜c
N−(1−アダマンチルメチル)−N−シンナミルピペ
ラジンの薬効について、脳血管拡張剤として市販されて
いるシンナリジン(Cinnarizine)と対比し
て調べた。
ラジンの薬効について、脳血管拡張剤として市販されて
いるシンナリジン(Cinnarizine)と対比し
て調べた。
比較薬理結果は下記の通りである。(1)急性毒性
マウスのUp&DOwn法によるLD5O値は、次の通
りである。
りである。
(2)摘出平滑筋の収縮に対する作用
摘出平滑筋に対するアドレナリン等の収縮物質による収
縮作用が、N−(1−アダマンチルメチル)−N2−シ
ンナミルピペラジンおよびシンナリジンの投与により、
どの程度抑制されるかを調べた。
縮作用が、N−(1−アダマンチルメチル)−N2−シ
ンナミルピペラジンおよびシンナリジンの投与により、
どの程度抑制されるかを調べた。
結果は次の通りである。実験の結果、N−(1−アダマ
ンチルメチル)N′−シンナミルピペラジンの平滑筋弛
緩作用が認められた。(3)血流量に対する作用 体重約3k9のネコを用いて、脳血流量および筋血流量
に対する作用を検討した。
ンチルメチル)N′−シンナミルピペラジンの平滑筋弛
緩作用が認められた。(3)血流量に対する作用 体重約3k9のネコを用いて、脳血流量および筋血流量
に対する作用を検討した。
その結果N−(1−アダマンチルメチル)−N5−シン
ナミルピペラジン1T19/Kgで大脳皮質血流量を明
らかに増加せしめ、シンナリジン1η/Kgによる作用
よりも優れていた。一方、筋血流量(腓腹筋血流量およ
び深部頭筋血流量)に対しても、N−(1−アダマンチ
ルメチル)−N″−シンナミルピペラジンは明らかな増
加作用を示し、シンナリジンの作用よりも著明であつた
。(4)血圧降下作用 血圧に対してシンナリジンは0.5〜/Kgですでに明
らかな降下を示したが、N−(1−アダマンチルメチル
)−N−シンナミルピペラジンは、5η/K9以上で初
めて降下作用を示した。
ナミルピペラジン1T19/Kgで大脳皮質血流量を明
らかに増加せしめ、シンナリジン1η/Kgによる作用
よりも優れていた。一方、筋血流量(腓腹筋血流量およ
び深部頭筋血流量)に対しても、N−(1−アダマンチ
ルメチル)−N″−シンナミルピペラジンは明らかな増
加作用を示し、シンナリジンの作用よりも著明であつた
。(4)血圧降下作用 血圧に対してシンナリジンは0.5〜/Kgですでに明
らかな降下を示したが、N−(1−アダマンチルメチル
)−N−シンナミルピペラジンは、5η/K9以上で初
めて降下作用を示した。
したがつて、本物質はシンナリジンに比べて血圧降下作
用が明らかに弱いので、安全性も高いことが推測される
。
用が明らかに弱いので、安全性も高いことが推測される
。
図1はN−(1−アダマンタンカルボニル)−ピペラジ
ンのマススペクトルを、図2は当該化合物の赤外線吸収
スペクトルを、図3は当該化合物の核磁気共鳴スペクト
ルをそれぞれ示す。
ンのマススペクトルを、図2は当該化合物の赤外線吸収
スペクトルを、図3は当該化合物の核磁気共鳴スペクト
ルをそれぞれ示す。
Claims (1)
- 1 N−(1−アダマンタンカルボニル)−ピペラジン
を還元することを特徴とするN−(1−アダマンチルメ
チル)−ピペラジンの製造方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50005567A JPS59514B2 (ja) | 1975-01-13 | 1975-01-13 | N− ( 1− アダマンチルメチル ) − ピペラジンノセイゾウホウホウ |
| US05/641,232 US4001223A (en) | 1975-01-13 | 1975-12-16 | Adamantane-piperazine derivatives |
| FR7600055A FR2297046A1 (fr) | 1975-01-13 | 1976-01-05 | Derives d'adamantane et leur application |
| DE2600668A DE2600668C2 (de) | 1975-01-13 | 1976-01-09 | N-(1-Adamantylmethyl)-N'-cinnamylpiperazin, Verfahren zu dessen Herstellung und dieses enthaltende Arzneimittel |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50005567A JPS59514B2 (ja) | 1975-01-13 | 1975-01-13 | N− ( 1− アダマンチルメチル ) − ピペラジンノセイゾウホウホウ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5180873A JPS5180873A (en) | 1976-07-15 |
| JPS59514B2 true JPS59514B2 (ja) | 1984-01-07 |
Family
ID=11614776
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50005567A Expired JPS59514B2 (ja) | 1975-01-13 | 1975-01-13 | N− ( 1− アダマンチルメチル ) − ピペラジンノセイゾウホウホウ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59514B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59170610U (ja) * | 1983-04-30 | 1984-11-15 | 株式会社 土屋製作所 | ロツカカバ内蔵の着脱式オイルセパレ−タ |
| JPS60143122U (ja) * | 1984-03-05 | 1985-09-21 | アイシン精機株式会社 | オイルセパレ−タ |
| JPS6354808U (ja) * | 1986-09-27 | 1988-04-13 | ||
| JPH0459319U (ja) * | 1990-09-28 | 1992-05-21 |
-
1975
- 1975-01-13 JP JP50005567A patent/JPS59514B2/ja not_active Expired
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59170610U (ja) * | 1983-04-30 | 1984-11-15 | 株式会社 土屋製作所 | ロツカカバ内蔵の着脱式オイルセパレ−タ |
| JPS60143122U (ja) * | 1984-03-05 | 1985-09-21 | アイシン精機株式会社 | オイルセパレ−タ |
| JPS6354808U (ja) * | 1986-09-27 | 1988-04-13 | ||
| JPH0459319U (ja) * | 1990-09-28 | 1992-05-21 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5180873A (en) | 1976-07-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| DE69309030T2 (de) | Trisubstituierte phenylderivate als selektive phosphodiesterase iv inhibitoren | |
| CA2498248A1 (en) | Acetyl 2-hydroxy-1,3 diaminoalkanes | |
| JP6407950B2 (ja) | Ship1モジュレーターおよびそれに関連する組成物および方法 | |
| SU984407A3 (ru) | Способ получени производных пирролидина | |
| WO2003084943A9 (fr) | Derives de terphenyle, leur preparation, les compositions pharmaceutiques en contenant | |
| US10272081B2 (en) | SHIP1 modulators and methods related thereto | |
| JPH06506003A (ja) | 新規なイミダゾール誘導体、その製造及びその治療への応用 | |
| EP1641758B1 (fr) | Derives de diphenylpyridine, leur preparation et leur application therapeutique | |
| US4001223A (en) | Adamantane-piperazine derivatives | |
| JPH01503786A (ja) | プロスタグランジン誘導体,それらの製法及びそれらを含有する医薬組成物 | |
| JPS59514B2 (ja) | N− ( 1− アダマンチルメチル ) − ピペラジンノセイゾウホウホウ | |
| JPS60215668A (ja) | 置換イミノフエノール化合物 | |
| DE69607443T2 (de) | Zwischenprodukte und ihre Anwendung für die Herstellung von N,N'-überbrückten Bisindolylmaleimiden | |
| JPS63502903A (ja) | 治療学的抗潰瘍活性を有する化合物の合成方法 | |
| AU610218B2 (en) | Improvements in or relating to leukotriene antagonists | |
| JPS591271B2 (ja) | N− ( 1− アダマンタンカルボニル ) − ピペラジンノ セイゾウホウ | |
| CN116162039B (zh) | 一种可见光介导的丁二酰胺类化合物的合成方法 | |
| JPS59516B2 (ja) | N− ( 1− アダマンチルメチル ) −n’− シンナミルピペラジンノ セイゾウホウホウ | |
| JPS6323986B2 (ja) | ||
| JPS5934710B2 (ja) | アラントインとオルニチンとの分子化合物の製造法 | |
| JPS591272B2 (ja) | アダマンタンユウドウタイノセイホウ | |
| JPS646197B2 (ja) | ||
| JPS59515B2 (ja) | N− ( 1− アダマンチルメチル ) − ピペラジンノ セイゾウホウ | |
| JPH05508633A (ja) | デフェロキサミンの調製に用いる中間体 | |
| JPS5936973B2 (ja) | ビシクロアルキル誘導体 |