JPS5951313B2 - ミシンの制御装置 - Google Patents

ミシンの制御装置

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JPS5951313B2
JPS5951313B2 JP7678278A JP7678278A JPS5951313B2 JP S5951313 B2 JPS5951313 B2 JP S5951313B2 JP 7678278 A JP7678278 A JP 7678278A JP 7678278 A JP7678278 A JP 7678278A JP S5951313 B2 JPS5951313 B2 JP S5951313B2
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sewing machine
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和義 田村
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Aisin Seiki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はミシンの縫製終端での自動停止装置に関するも
のである。
ミシンによる縫製作業の加工布終端毎にミシンを停止さ
せる自動制御手段としては、従来のものは、針落ち点の
手前側所定距離の個所に設置した布端検知手段からの検
出信号の時点より計測して、所定の時間、もしくは所定
の針目数のミシン動作後に、此のミシンを自動停止させ
るものが知られている。
しかし乍ら之様な方式の技術手段に於ては、例えば布端
検出信号より所定の計時動作するもの・場合、ミシン運
転速度や針目ピッチを変更する毎に計時4間の設定調整
を行わねばならず、亦、規定針目数による停止の場合で
も、針目ピッチに合わせて停止迄の口数設定を行う必要
があり、そうしなければ、何れの場合でも布端での正確
な停止位置が得難く、従ってミシン操作に際してこうし
た調整操作のような煩わしい手順が省けないものである
本発明は此の課題の解決を目的としたもので、針落ち点
の手前側に各所定距離を隔て・前後二個の布端検知手段
を設け、この二個のセンサ間を通過進行した布端の進行
中の針目数を計測して、次に後側のセンサから今一度数
えて、只今計測したばかりの針目数を計数したところで
ミシンを停止さすことにより、運転速度や縫目ピッチの
如何に拘りなく常に所期の位置での布端自動停止を得る
ことを特徴とするものである。
実施例を図に就に説明すると、第1図及び第2図に於て
、ミシンテーブル1上に常法の如く装着されるミシンベ
ッド2には、同様に針板3と、図示しない釜部下糸取扱
いのための滑り板4とが設けられ、またミシンベッド2
上を、針5によって縫製線6を形成されつ・針板3部の
送り歯7に依り送りを受ける加工布8の、エツジ8aを
案内するための前後二個のエツジガイド9,10が、接
着その他図示しない適宜固定手段によって装着されてい
る。
ミシンベッド2上、縫製線6を加工布8の移動方向と逆
に、押え金11から手前側(第1図で右方を操作者から
見て手前側と呼ぶとする)に延長した図示しない延長線
上に各配置して第1布端センサ12及び第2布端センサ
13を設ける。
該第1及び゛第2の両センサ12,13は、共に一枚の
センサ支持板14上に装着されており、センサ支持板1
4の下側には、加工布8を通過させる間隙を隔て・反射
板15がミシンベッド2上面に接着されている。
センサ支持板14はバネ16を各嵌装した複数個の取付
ネジ17によってミシンベッド2に装着されており、此
の部分で、前後のエツジガイド9,10の布案内作用を
欠除するのを補なうための三個のガイドピン18.19
.20が、夫々緩くセンサ支持板14を貫通する形態に
てミシンベッド2上に各植立されている。
そして此の三個のガイドピン18,19.20は、最後
部のピン18が加工布8aの線に添う位置にあり、それ
より手前側には、ピン19.20は順に加工布エツジ8
aの線より少し宛離れて配され、加工布々端が取付ネジ
17の側に侵入しようとするときにも円滑に後側エツジ
ガイド10の方へ導くように考慮されている。
紹1及び第2の布端センサ12,13は共に同一構成の
もので、センサ支持板14を各穿った形にその上側から
各挿入されたセンサプラグ21内に、各並置して光源2
2と受光センサ23とがビルトインされており、若しも
其の直下に加工布8が存在しないときは、光源22より
の光が反射板15より反射し、それが受光センサ23に
入射検出されることにより、両布端センサ12,13は
其の各直下の加工布8の有無を検知するものである。
そして該第1及び第2の布端センサ12,13は、その
平面配置で見るとき、第1図に示すように、針5から第
2布端センサ13迄の距離をaとし、そして面センサ1
2,13間のそれをbとすると、a#1〕もしくは、a
がbより僅かに長いように設定する。
そこで第1図は加工布8の布終端8bが、イ矢印の布送
り方向に進んで第1布端センサ12の直下にさじか・つ
なところであり、第3図は、加工布8が更に進んで、布
終端8bが第2布端センサ13aの直下に至ったところ
を示している。
そして第1図の場合、第1布端センサ12の検出々力か
゛ケーブル24を経て、亦、第3図の状態では第2布端
センサ13の検出々力がケーブル25を経由して、共に
夫々後述する電気制御回路へ伝えられる。
そして其の制御回路の作用によって、布終端8bが針5
の直前に至ったところで、此のミシンの運転が自動停止
した状態を示したのか′第4図で゛ある。
次に本発明の基本部分を具えた第1の実施例を示した第
5図に拠って、上記電気制御装置回路を説明する。
本図左」一方の口数信号回路26では、図示しないミシ
ンの上軸その他適宜の個所より、電磁気もしくは充電式
等の適宜手段にて、針5の下死点位相を針下点センサ2
7により検出し、その検出信号Aに同期して予め設定し
たパルス幅の信号Bとなした後、信号Bの立下りに同期
した信号Cとなすためのネガティブエツジ単安定マルチ
バイブレータ28を具える。
之は、針下死点のタイミングより信号Bのパルス幅だけ
遅れた縫目完成毎に各−個の縫目信号りを得るためのも
のである。
布端信号回路29は、前記第1及び第2の布端センサ1
2,13の各検出々力信号E及びGを、各波形整形した
第1センサ検出パルスF並に第2センサ検出パルスWを
イクスクルシブオア素子30に入力接続してあり、此の
場合、イクスクルシブオア素子30は、第1布端センサ
12より検出々力Eを生じた時点にて、次段のANDゲ
ート31への計測開始信号■を出力し、そして続いて第
2布端センサ13からの検出々力Gによって計測開始信
号Iを消失する。
ANDゲート31の一方のゲート入力端には、ミシンの
駆動状態検知信号Pが接続されている。
駆動信号Pは、例えば電磁クラッチ等の駆動制御手段3
2を介して此のミシンが駆動されるとき、その被駆動の
時点より始ってミシン運転の継続中持続的に該信号Pを
発生すべく、例えば刃ミツトスイッチ等の手段による駆
動信号センサ33より得るもので、泡様にしてミシンの
運転中のゲート信号Pの存在下にて、前記計測開始信号
Iが生じたとき、ANDゲート31の出力Jを生ずる。
ゲ−1・出力Jは、演算回路部34を構成したる加減制
御の入力端UP/DOWNに接続され、それにより該演
算回路部3:は、ゲーI・出力Jの与えられている間は
加算動作をなし、ゲート出力Jの消失に応じてそれ迄計
測したばかりの値から逆に減算動作して、加算時の計数
値が減算によって零に帰った時点にてボロー信号端に出
力Rを生ずるものである。
ゲ゛−1・出力Jはまた、その立上りに同期したパルス
Kを生成する単安定マルチバイブレータ35に入力接続
され、その出力パルスには、リセツ1ヘセット型フリッ
プフロップ(以下、FFと略記する)36のセット入力
端に接続されている。
但しFF36は通常は此のセラ1〜入力に先立って、ミ
シン駆動信号Pにより単安定マルチバイブレータ37を
介して、その立上りに同期したパルスUを生成させ、そ
れをOR素子38を介してFF36のリセツI・入力と
して与えられており、そのリセット状態から前記計測開
始信号Iに応じたセット状態への反転動作によりQ出力
端に計数ゲート信号Mを出力する。
此の計数ゲーI・信号Mを開ゲー1へ入力として接続さ
れたNAND素子39は、FF36のセット状態持続中
、その計数ゲート信号Mに応じて、前記縫目信号りとの
AND動作出力を生ずるもので、NAND素子39出力
は演算回路部34の計数入力に接続されており、そIL
によって演算回路部34は、加減制御入力端に与えられ
る前記ANDゲート31からのゲート信号Jの有無に応
じて、縫目信号りを加算もしくは減算の計数動作をなす
また演算回路部34のリセット入力端には、単安定マル
チバイブレーク37の出力Uが接続されており、ミシン
の駆動開始の時点で、駆動信号Pの立上りのタイミング
で計数開始に先立ってクリアされる。
演算回路部34のボロー出力信号RはFF36のリセッ
ト入力側のOR素子38の一人力に持続され、また今−
個のFF40のセット入力に接続されている。
此のFF40のリセット入力にはミシンの駆動信号Pの
立上り同期パルスUが接続されており、セット状態とな
るときの出力Qはクラッチ動作保持手段41のリセット
端に接続されている。
クラッチ動作保持手段41は、駆動制御手段32に対し
て、ミシンモータ42の回転をミシン駆動に伝達する例
えば電磁クラッチならばそのクラッチ動作用電源のON
・OFFを与えるもので、フリップフロップ型の動作を
なす手段を用い、クラッチ動作保持手段41にFF40
のQ出力なるリセット信号を与えたとき、駆動制御手段
32をテ゛クラッチ状態としてミシンを停止させるもの
である。
以上説明したところで、既に本発明の基本としての加工
布終端のミシン自動停止の機能部分が明らかにされてい
るので、之を更に実際化する第2の実施例説明に先立っ
て、2迄に記述した部分の作用を説明する。
ミシンモータ42が回転しており、クラッチ動作保持手
段41が非作動状態のとき、駆動制御手段32はデクラ
ッチ状態で、ミシンは未だ駆動されない。
この状態でセンサ支持板14の下側を潜らせて加工布8
を常法の如く押え金11の下に導くとき、第1及び第2
の布端センサ12,13の下側には共に加工布8が存在
する状態で、両センサ12,13からは何れも検出信号
は出力されない。
そこでクラッチ動作保持手段41に対して、押釦スイッ
チ等の手段でスター1〜のセット操作を加えると、作動
状態に転じて駆動制御手段32をクラッチ係合状態にさ
せ、それによりミシンの駆動させるに応じて其のセンサ
33より駆動信号Pを生ずる。
駆動信号Pに応じて生ずるその立上り同期パルスUは、
演算回路部34及びFF40に各リセット信号として加
わり、またOR素子38を介してFF、36にもリセッ
トを与える。
駆動信号Pは亦、ANDゲート31にも開ゲート信号と
して与えられるが、此の状態ではミシンの運転に応じた
加工布8の第1図イ矢印方向の進行が、未だ其の布終端
8bが第1布端センサ12の直下に至らぬ状態では、イ
クスクルシブオア素子30より出力を生ぜず、従ってA
NDゲート31は未だ加減制御用信号Jを生じない。
一方で、口数信号回路26では前述の如く一針毎の縫目
完成毎に縫目信号りを出力するが、NAND素子39は
未だ閉ゲート状態で演算回路部34は計数動作しない。
そこで加工布8が進行して第1図々示の如く其の布終端
8bが第1布端センサ12の下側に到来したとき、第1
布端センサ出力Eに応じてイクスクルシブオア素子30
より計測開始信号Iが出力され、それより先に駆動信号
Pによって開ゲーI・状態に待機中であったANDゲー
)・31にゲート出力Jを生ずる。
このゲ゛−1・出力Jはそのよ・で直ちに演算回路部3
4の加減制御用信号とじて此のカウンタを加算動作さす
側の制御信号となり、そして同時に此のゲート出力Jの
立上りタイミングで生ずるFF36セツト人力Kに応じ
、FF36がセット状態に転じたQ出力にてNAND素
子39が開ゲート状態となるので縫目信号りが演算回路
部34の計数入力端に加わること・なり、加算動作が開
始される。
この加算動作はゲート出力Jの続く間、即ち、イクスク
ルシブオア素子30の出力■の継続中だけ縫目数として
計数累算される。
そこで加工布8の進行が進んで布終端8bが第3図々示
のように第2布端センサ13の直下に至ったとき該セン
サの出力Gの生ずることに因ってイクスクルシブオア素
子30に二人力が共に存在する此のタイミングより計測
開始信号Iが消失し、即ちANDゲート31の出力なる
加減制御用信号Jが消滅することにより、その時点より
演算回路部34は減算動作に転する。
それによって演算回路部34は、布終端8bが第1布端
センサ12の位置から第2布端センサ13迄移行する間
に此の加工布の縫目線6上に生じた縫目数なる計数値か
ら、同じ縫目信号りによって今度は逆に減算してゆき、
縫製進行に伴って先の計数値が零に帰ったときボロー出
力信号Rを生ずる。
第5図に於て此のボロー信号R端に付加したインバータ
43は、通例比の種のカウンタのボロー出力がLレベル
で出力されるので、次段のFF40やOR素子38との
関係で符号反転させたパけのものである。
之様にして演算回路部34よりボロー出力Rを生じたと
きは、既述のように第1図で(a=b〕もしくはaがb
より僅かに大きいとの設定から、布終端8bが第4図の
ように針5の直下迄到着もしくは接近したときに相当し
、即ち此のボロー信号Rに応じてFF40がセット動作
したQ出力によって、クラッチ動作保持手段41がリセ
ットされ、それにより直ちに駆動制御手段32がモータ
42とミシンとの駆動伝動を遮断することによって此の
ミシンは停止し、縫目形成も止む。
同時にOR素子38を介してFF36もリセットされる
ので、そのQ出力消失によってNAND素子39が閉ゲ
ート状態とされ、またミシンが停止することにより縫目
信号りも途絶える。
之様にして加工布8の布終端8bにてミシンは自動停止
するもので、以後新たに加工布をセットし、クラッチ動
作保持手段41に対してスタートの操作を加えることに
より、反復して上記作動をさせ得るものであり、此の実
施例における布終端自動停止制御は、縫目数の計数加減
算の手段によって停止に至るべき縫目線長さ計測して作
動さすものであるから、ミシンの運転速度が変動したり
、加工物によって縫目ピッチを変更した場合でも、その
為の調整は必要としない。
以上説明したところは、本発明の布終端自動停止制御の
原理的部分とも云うべく、以下続けて、此の原理をより
実際的に自動化を進めた縫製システムに就で、第6図に
拠って説明する。
此の実施例では、前記例の場合のように加工布セット毎
にミシン駆動の始動操作を加える必要なく、第1及び第
2の布端センサ12,13を持って此のシステムをその
ま・利用して、加工布8がセンサ支持板14の下に挿入
されるに応じてミシンが自動的に駆動スタートし、そし
て布終端に於ては全く同様に自動停止をなすものである
以下、本図が前出第5図と異る部分のみを主として説明
を進めるとする。
此の例では、二つのFF36,40と演算回路部34を
リセットさせるためのリセットパルス生成手段37の前
段にOR素子44を具え、その−入力端に電源ON時の
オートクリヤー回路45の出力が接続されている。
之は電源スィッチ46のON操作に応じて作動状態とな
る定電圧回路47の出力VDに応じ、その充電立上り電
圧の上昇から僅かに遅延時間を以てクリヤー信号P′を
生ずるものである。
クリヤー信号P′はまた、今一つのFF48のリセット
入力に接続されており、FF48のQ出力はANDゲー
ト31のゲート入力に接続されている。
但し、本例に於ては此のFF48のリセットセットの作
用が関与するので、リセット信号P′によって直ちにA
NDゲート31へのゲート入力が与えられることはない
此のFF48のリセット入力には、亦、FF40のセッ
ト出力Qが接続されており、前述の例のクラッチ動作保
持手段41にリセットを与えてミシンを停止させると同
じく、本例の場合にもFF4QのQ出力で此のFF48
をリセットさせることによりミシン駆動を停止させるが
、それについての説明を後にして、先ず此のFF48を
介して自動スタートする方から述べると、第1例と同様
の布端信号回路29′のイクスクルシブオア素子30の
二人力である第1及び第2布端センサ12,13に基づ
く同出力パルス信号F−Wを入力接続されたNOR素子
49は、此の場合二人力共にLレベルでAND出力を得
る用い方であり、即ち、第1及び第2の布端センサ12
,13の両方共下側に加工布8が挿入検出されたとき、
NOR素子49の出力の立上りにより単安定マルチバイ
ブレータ50を介して生じた加工布セット検出信号パル
スが、FF48をセット動作させる接続である。
FF48のセット時のQ出力端には亦、クラッチ駆動回
路51が接続されており、それによって増幅された出力
によって電磁クラッチコイル52を励磁動作させる。
本例の駆動制御手段32′は、ミシンモータ42とミシ
ン駆動軸53との間を一対の電磁コイルの選択的励磁に
よって動力伝達を係脱制動制御するものであり、該電磁
コイルとしては、電磁クラッチコイル52と並べて制動
コイル54が設けられている。
ミシン駆動軸53と一体回転し且つその軸方向に摺動可
能に支承されたスリーブ55は、その両端に車輪の如く
一対のフランジ状部材を一体構成されており、その軸端
側でミシンモータ42のフライホイル56に対峙して、
スリーブ55の軸方向摺動に応じてフライホイル56と
係脱する側のものがクラッチディスク57、そして其の
反対側で不動の制輪子58と係脱して、その係合時スリ
ーブ55に制動を与える側のものがブレーキディスク5
9である。
そこで電磁クラッチコイル52が励磁されるとスリーブ
55は軸端側に摺動して、クラッチディスク57がフラ
イホイル56と係合してミシン駆動軸53が回転駆動さ
れ、ベルト60を介して図示しないミシン主軸が駆動さ
れ、制動コイル54が励磁されると、スリーブ55は反
対側に摺動して、ミシンモータ42からの回転伝導を遮
断されると共に、ブレーキディスク59が制輪子58に
係合してミシン駆動軸53を制動停止させる作用をなす
制動コイル54はブレーキ制御回路61の出力によって
給電を受ける接続であり、ブレーキ制御回路61の入力
にはFF48のリセット出力Qか゛接続されている。
以上の構成で、本例に於て付加した部分の作用を今一度
まとめると、電源スィッチ46の投入に応じミシンモー
タ42が回転を始めると共に、定電圧回路47の出力V
Dに応じて、電源ON時のオートクリヤー回路45より
クリヤー信号P′が出力され、クリヤー信号P′は一方
ではOR素子44を介する経路で第1実施例同様に二つ
のFF36.40並びに演算回路部34をリセットする
と同時に、始動制御用のFF48をもリセットさせる。
このリセットに応するQ出力はブレーキ制御回路61を
介した増幅出力にて制動コイル54を励磁し、この状態
ではミシン駆動軸53は制動状態に保たれる。
そこでセンサ支持板14の下側に加工布8が挿入され、
第1及び第2の布端センサ12.13直下に反射板15
との間に加工布8が介在して両センサが共に非出力状態
となるとき、NOR素子49のAND動作出力に応じて
FF48にセット入力が与えられる。
FF48がセット状態に転することにより、Q出力が消
失して制動コイル54の励磁が解除され、逆にそのQ出
力によって電磁クラッチコイル52が励磁され、クラッ
チディスク57とフライホイル56との係合によりミシ
ン駆動軸53は回転を開始し、即ち加工布8は縫製され
始める。
またFF48のQ出力はANDゲート31を開ゲートに
待機さす。
そして縫製が進行して布終端8bが第1布端センサ12
に至って検出されると、イクスクルシブオア素子30に
出力■を生じ、前記例と全く同様に演算回路部34に於
ける縫目数計数が始まり、次いで第2布端センサ13の
直下に布終端8bが至って、同じく減算に転じ、加算時
の計数値を零に減し終ったときボロー出力Rにより、F
F4Qがセットされるとき、そのQ出力が始動制御用の
FF48のリセット端に加わり、FF48がリセットさ
れるとQ出力の消失に応じて電磁クラッチコイル52が
非励磁とされ、ANDゲート31が閉ゲートとされQ出
力に応じて制動コイル54が励磁作動して、ミシン駆動
軸53は停止される。
この状態では第1及び第2の布端センサ12,13は共
にHレベルの出力状態であり、新しい加工布8がセンサ
支持板14下にセットされて、両センサ12.13が共
にLレベルの検出状態になる迄、NOR素子49がHレ
ベル出力となることなく、即ちFF48がリセット状態
のま・で留まり、ミシン駆動軸53も停止を保つ。
そして加工布8がセットされたことがNOR素子49出
力として弁別されたとき、FF48がセット状態に転じ
、上記説明したところの手順にて始動から停止迄の自動
制御の作動が反復される。
以上で本発明システムによる縫製作業時の加工布終端毎
の自動停止、或は加−下布のセット毎の自動始動の機能
をも説明したが、本発明装置は更にこのま・の構成にて
縫製中の緊急中断の作用をもなすものである。
即ち、縫製中に糸切れその他の理由で即座に運転を停止
したいときがあり、通例は其様な場合には、ミシン運転
の停止を待たずに加工布を側方へ引き外して針落ち位置
より離脱させる手段が採られることが多い。
本発明装置の場合にも之様な加工布引き外し方法にて行
うが、従来は加工布が完全に針位置より引離される必要
があったに比べて、より素早くミシン運転の停止で縫製
中断をなし得るもので、第7図によって之を説明すると
、加工布8の手前側を把持して口矢印の如く引き出すと
き、本図々示の如き加工布引き出し状態で、第1布端セ
ンサ12が先ず加工布8の離脱を検知し、2迄に述べた
とおりの本発明構成の作用で同様に演算回路部34が針
目数の計数を始め、次いで加工布8の引き外しが進んで
第2布端センサ13にて検出されると、同じくカウンタ
減算に転じ、そのボロー出力にてミシン駆動が自動停止
されるところの作用は全く同じであり、只、此の場合、
加工布8の引き外しが通例手早く行われるので、少い針
目数の間に停止に至るものである。
叙上の如く、本発明の布終端自動停止の技術に依れば、
ミシンの運転速度の変動のある場合にも、加工物によっ
て縫目ピッチを変更する場合にも、布終端検出から停止
迄の作用時間や縫製線長の加減調整を何等必要とするこ
となく、その取扱操作は著しく簡単となるものであり、
そして其様な運転操作上の労力軽減にも拘らず、常に設
定した通りの正確な布終端自動停止を得ることのできる
もので、アパレル産業の自動化省力化に貢献するところ
の大なるものである。
又、本発明の実施例で示した構成内の演算回路部34の
動作に於て加算動作状態での計数値を■、減算動作での
計数値を■とすると、本実施例に於ては、■−〇−〇の
動作で説明したが、他に■と■との比較法・比例法文、
■のアナログ量−〇のアナログ量をの演算処理や又あら
かじめ任意に設定可能な縫目数αを用い加減算で、■−
(■−α)−〇、■と■−αとの比較法と以上のように
演算処理を行う事により縫製布の停止位置が決定可能な
動作をも容易に可能ある事は明白である。
又、本発明の実施例で示した構成内の加減算カウンタ3
4の動作に於て、加算動作状態での計数値■、減算動作
での計数値を■とすると、本実施例に於ては■−■−り
の動作で説明したが、他に■と■との比較法、比例法、
■のアナログ量−〇のアナログ量との演算処理や、あら
かじめ任意に設定可能な縫目数αを用い加減算で■−(
■−α) =D、■と■−αとの比較法、比例法と、以
上のような演算処理を行う事により縫製布の停止位置が
決定可能な動作をも容易に可能である事は明白で゛ある
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の要部機構を示す部分平面図、第2図は
そのA−A’線に沿う断面図、第3図及び第4図は共に
第1図に対応したその縮小図で各作用状態説明図、第5
図は本発明による自動制御系統の基本部分を示した実施
例の電気回路ブロック線図、第6図は該基本機能を用い
更に自動化機能を付加した実施例の電気回路ブ冶ツク線
図で、第7図は本発明の更に一つの作用機能を説明する
第1図対応の部分平面図である。 5・・・・・・針、6・・・・・・縫製線、8・・・・
・・加工布、8b・・・・・・布終端、12・・・・・
・第1布端センサ、13・・・・・・第2布端センサ、
26・・・・・・目数信号回路、D・・・・・・縫目信
号、34・・・・・・演算回路部、 (30,31・・
・・・・演算回路部34に対し加算及び減算の切替制御
を与える部分)、40,41・・・・・・動力伝達の遮
断制御手段、42・・・・・・ミシンモータ、48・・
・・・・始動制御手段のR−Sフリップフロップ、49
・・・・・・始動制御手段に作用入力を与える為の加工
布セット検出用のNOR素子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ミシンの縫製線に沿い針落ち位置より手前側に所定
    距離を隔て・加工布終端の到来を検出する第2布端セン
    サと、該第2布端センサの更に手前側に距離を隔て・同
    様に加工布終端の到来を検出する第1布端センサとを設
    置し、前記ミシン運転と同期して信号を生ずる手段と、
    前記第1布端センサの検出信号に応じて前記信号を計数
    し次に前記第2布端センサの検出信号に応じて同じく前
    記信号を以て計数した計数値から演算回路により演算し
    て該演算値が所望の値となったとき布端と判断する信号
    を出力する手段とを具備したことを特徴としたミシンの
    制御装置。 2 ミシンの縫製線に沿い針落ち位置より手前側に所定
    距離を隔て・加工布終端の到来を検出する第2布端セン
    サと、該第2布端センサの更に手前側に距離を隔て・同
    様に加工布終端の到来を検出する第1布端センサとを設
    置し、前記ミシン運転と同期して信号を生ずる手段と、
    前記第1布端センサの検出信号に応じて前記信号を計数
    し次に前記第2布端センサの検出信号に応じて同じく前
    記信号を以て計数した計数値から演算回路により演算し
    て該演算値が所望の値となったとき布端と判断する信号
    を出力する手段と、前記第1布端センサ及び前記第2布
    端センサが共に非検出状態のときミシンへの動力伝達を
    係合制御する始動制御手段を具備したことを特徴とする
    ミシンの制御装置。
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JPS62146108U (ja) * 1986-03-08 1987-09-16
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