JPS595062B2 - 溶鋼鍋用上部ノズルの補修方法 - Google Patents
溶鋼鍋用上部ノズルの補修方法Info
- Publication number
- JPS595062B2 JPS595062B2 JP12732578A JP12732578A JPS595062B2 JP S595062 B2 JPS595062 B2 JP S595062B2 JP 12732578 A JP12732578 A JP 12732578A JP 12732578 A JP12732578 A JP 12732578A JP S595062 B2 JPS595062 B2 JP S595062B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molten steel
- upper nozzle
- steel ladle
- repair
- nozzle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D41/00—Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
- B22D41/50—Pouring-nozzles
- B22D41/52—Manufacturing or repairing thereof
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は溶鋼鍋上部ノズルの補修方法に関するもので
ある。
ある。
例えば、第1図はスライディングノズルを装着した溶鋼
鍋のノズル部の耐火物を示すものであるが、使用に際し
て特に上部ノズル1が損耗が激しい。
鍋のノズル部の耐火物を示すものであるが、使用に際し
て特に上部ノズル1が損耗が激しい。
従って、従来ではこの上部ノズルとして高耐食性の材料
を用いたり或いは内側を耐食性配合に外側を通常の配合
で同時成形した2層構造のものや、耐食性材質のものを
使用前に内側に嵌合させることが考えられている。
を用いたり或いは内側を耐食性配合に外側を通常の配合
で同時成形した2層構造のものや、耐食性材質のものを
使用前に内側に嵌合させることが考えられている。
しかしながら、従来のいずれもその使用寿命を大巾に延
ばすことはできず、かなりの頻度で取替えすることが必
要とされた。
ばすことはできず、かなりの頻度で取替えすることが必
要とされた。
本発明はこのような溶鋼鍋上部ノズルの使用寿命を延ば
すことができると共にコスト的にも有利な上部ノズルの
補修方法を提供することを目的とする。
すことができると共にコスト的にも有利な上部ノズルの
補修方法を提供することを目的とする。
以下本発明の補修方法について図面にしたがって説明す
る。
る。
第2図に示すように溶鋼の流出によって溶損摩耗されて
拡大した溶鋼鍋用土部ノズル孔内壁2を酸素で洗浄する
ことによって、付着地金を除去した後、当該ノズル1の
全長の1//2〜1/4の長さで肉厚5〜30mm内外
の第3図に示すような筒状耐火物3をノズル孔5内に挿
入配設し、ノズル孔内壁2と耐火物3外壁間に珪石質又
は高アルミナ質モルタル4を充填し、これにより筒状耐
火物3をノズル孔5に固着嵌合するものである。
拡大した溶鋼鍋用土部ノズル孔内壁2を酸素で洗浄する
ことによって、付着地金を除去した後、当該ノズル1の
全長の1//2〜1/4の長さで肉厚5〜30mm内外
の第3図に示すような筒状耐火物3をノズル孔5内に挿
入配設し、ノズル孔内壁2と耐火物3外壁間に珪石質又
は高アルミナ質モルタル4を充填し、これにより筒状耐
火物3をノズル孔5に固着嵌合するものである。
尚、筒状耐火物3の長さ、肉厚、形状は前記したものに
限定されるものではなく、使用条件に合せて任意に選択
して変更することができるのは言うまでもない。
限定されるものではなく、使用条件に合せて任意に選択
して変更することができるのは言うまでもない。
又、筒状耐火物3の材質については通常鋼種によって高
アルミナ質、溶融(ヒューズド)シリカ、ジルコン質或
いは粘土質のもの等を適宜使いわけることができる。
アルミナ質、溶融(ヒューズド)シリカ、ジルコン質或
いは粘土質のもの等を適宜使いわけることができる。
以上のように本発明では筒状耐火物を固着嵌合した状態
で上部ノズルを実際の使用に供するものであるが、この
補修された上部ノズルの使用例について検討してみると
以下の通りであった。
で上部ノズルを実際の使用に供するものであるが、この
補修された上部ノズルの使用例について検討してみると
以下の通りであった。
すなわち、従来の高アルミナ質ノズルのチャージ回数が
12〜13回であったものが、本発明による補修方法に
よって高アルミナ質の筒状耐火物を用いてノズルを補修
しながら使用したところ、2〜3回の補修が可能となっ
たため、チャージ回数は少くとも22〜24回と従来よ
り10〜15回も増加し上部ノズルの寿命は鍋の他の部
分、例えば敷れんがや羽目等と同等まで使用可能となり
、その効果が犬であることが確認できた。
12〜13回であったものが、本発明による補修方法に
よって高アルミナ質の筒状耐火物を用いてノズルを補修
しながら使用したところ、2〜3回の補修が可能となっ
たため、チャージ回数は少くとも22〜24回と従来よ
り10〜15回も増加し上部ノズルの寿命は鍋の他の部
分、例えば敷れんがや羽目等と同等まで使用可能となり
、その効果が犬であることが確認できた。
以上の如く本発明によれば、比較的簡単な補修によって
溶鋼鍋上部ノズルの寿命を従来に比して大巾に延長する
ことができることから、その実用的効果は極めて大きく
、実操業に寄与するところ大である。
溶鋼鍋上部ノズルの寿命を従来に比して大巾に延長する
ことができることから、その実用的効果は極めて大きく
、実操業に寄与するところ大である。
第1図は溶鋼鍋におけるノズル部耐火物の配置状況を示
す断面図、第2図は本発明の補修方法を説明するための
上部ノズルの断面図、第3図は本発明において用いる筒
状耐火物の形状例を示す断面図である。 1・・・・・・上部ノズル、2・・・・・・ノズル孔内
壁、3・・・・・・筒状耐火物、4・・・・・・モルタ
ル、5・・・・・・ノズル孔。
す断面図、第2図は本発明の補修方法を説明するための
上部ノズルの断面図、第3図は本発明において用いる筒
状耐火物の形状例を示す断面図である。 1・・・・・・上部ノズル、2・・・・・・ノズル孔内
壁、3・・・・・・筒状耐火物、4・・・・・・モルタ
ル、5・・・・・・ノズル孔。
Claims (1)
- 1 溶鋼流出により損耗した溶鋼鍋用土部ノズル孔内壁
を酸素にて洗浄した後、該上部ノズル孔内に筒状耐火物
をモルタルにて固着嵌合させて補修することを特徴とす
る溶鋼鍋用土部ノズルの補修方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12732578A JPS595062B2 (ja) | 1978-10-18 | 1978-10-18 | 溶鋼鍋用上部ノズルの補修方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12732578A JPS595062B2 (ja) | 1978-10-18 | 1978-10-18 | 溶鋼鍋用上部ノズルの補修方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5554261A JPS5554261A (en) | 1980-04-21 |
JPS595062B2 true JPS595062B2 (ja) | 1984-02-02 |
Family
ID=14957130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12732578A Expired JPS595062B2 (ja) | 1978-10-18 | 1978-10-18 | 溶鋼鍋用上部ノズルの補修方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS595062B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61182971U (ja) * | 1985-04-30 | 1986-11-14 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0226875A (ja) * | 1988-07-14 | 1990-01-29 | Shinagawa Refract Co Ltd | 鋳造用ノズル内壁の充填材焼付防止方法 |
AU1411001A (en) * | 2000-06-09 | 2001-12-17 | Orient Abrasives Limited | Slide gate plate and nozzle systems having isostatically pressed sleeve |
-
1978
- 1978-10-18 JP JP12732578A patent/JPS595062B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61182971U (ja) * | 1985-04-30 | 1986-11-14 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5554261A (en) | 1980-04-21 |
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