JPS613657A - 底注ぎ取鍋 - Google Patents
底注ぎ取鍋Info
- Publication number
- JPS613657A JPS613657A JP12548884A JP12548884A JPS613657A JP S613657 A JPS613657 A JP S613657A JP 12548884 A JP12548884 A JP 12548884A JP 12548884 A JP12548884 A JP 12548884A JP S613657 A JPS613657 A JP S613657A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- ladle
- boron nitride
- head
- head part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D41/00—Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
- B22D41/14—Closures
- B22D41/16—Closures stopper-rod type, i.e. a stopper-rod being positioned downwardly through the vessel and the metal therein, for selective registry with the pouring opening
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D41/00—Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
- B22D41/50—Pouring-nozzles
- B22D41/52—Manufacturing or repairing thereof
- B22D41/54—Manufacturing or repairing thereof characterised by the materials used therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
Ａ６発明の目的 □
（１１産業上の利用分野
本発明は、主として鋳鋼の鋳込みに用いられる底部ぎ取
鍋に関する。
鍋に関する。
（２）従来の技術
従来、この種取鍋として、取鍋本体の底部に注湯用ノズ
ルを設け、そのノズルを開閉するヘッド部を持つ湯止棒
を取鍋本体内に配設したものが知られている。
ルを設け、そのノズルを開閉するヘッド部を持つ湯止棒
を取鍋本体内に配設したものが知られている。
この取鍋によれば、ノズルから排出される溶湯へのスラ
グの混入を防止して良質な製品を得ることができる。
グの混入を防止して良質な製品を得ることができる。
（３）発明が解決しようとする問題点
前記取鍋においては、最終的には取鍋内より全部の溶湯
を抜出すものであるが、その際湯面に浮遊していたスラ
グがノズルおよびそれと対向する湯止棒のヘッド部に付
着してそれらの表面を凹凸粗面にするため、そのままで
は湯漏れの原因となる。そこでノズルおよびヘッド部よ
りスラグを除去しなければならないが、それらはアルミ
ナ煉瓦、マグネシャ煉瓦、シャモット煉瓦等の耐火煉瓦
より構成されており、それら煉瓦はスラグとの密着力が
強いのでスラグを除去することは非常に困難である。
を抜出すものであるが、その際湯面に浮遊していたスラ
グがノズルおよびそれと対向する湯止棒のヘッド部に付
着してそれらの表面を凹凸粗面にするため、そのままで
は湯漏れの原因となる。そこでノズルおよびヘッド部よ
りスラグを除去しなければならないが、それらはアルミ
ナ煉瓦、マグネシャ煉瓦、シャモット煉瓦等の耐火煉瓦
より構成されており、それら煉瓦はスラグとの密着力が
強いのでスラグを除去することは非常に困難である。
そのため１回のチャージ毎にノズルおよびヘッド部を新
しいものと交換しているが、ノズル交換時には取鍋の温
度を下げて交換作業を行いその後再加熱しなければなら
ないのでエネルギの無駄が多く、またノズル等の部品代
も嵩み、その上交換作業に要する時間および工数も多く
なるため非常に不経済であるといった問題がある。
しいものと交換しているが、ノズル交換時には取鍋の温
度を下げて交換作業を行いその後再加熱しなければなら
ないのでエネルギの無駄が多く、またノズル等の部品代
も嵩み、その上交換作業に要する時間および工数も多く
なるため非常に不経済であるといった問題がある。
本発明は、上記に鑑み、ノズルおよび湯止棒のヘッド部
を特定の材料より構成し、また特定の保護手段を講しる
ことにより、それらの使用寿命を延長して経済性を向上
させた前記底部ぎ取鍋を提供することを目的とする。
を特定の材料より構成し、また特定の保護手段を講しる
ことにより、それらの使用寿命を延長して経済性を向上
させた前記底部ぎ取鍋を提供することを目的とする。
Ｂ１発明の構成
（１） 問題点を解決するだめの手段本発明は、取鍋
本体の底部に注湯用ノズルを設け、該ノズルを開閉する
ヘッド部を持つ湯止棒を前記取鍋本体内に配設した底部
ぎ取鍋において、前記ノズルおよび前記ヘッド部を窒化
ホウ素より構成したことを特徴とする。
本体の底部に注湯用ノズルを設け、該ノズルを開閉する
ヘッド部を持つ湯止棒を前記取鍋本体内に配設した底部
ぎ取鍋において、前記ノズルおよび前記ヘッド部を窒化
ホウ素より構成したことを特徴とする。
また第２発明は、取鍋本体の底部に注湯用ノズルを設け
、該ノズルを開閉するヘッド部を持つ湯止棒を前記取鍋
本体内に配設した底部ぎ取鍋において、前記ノズルおよ
び前記ヘッド部を窒化ホウ素より構成し、前記ノズルお
よび前記ヘッド部の溶湯接触面に窒化ホウ素粉末と無機
バインダとよりなる保護層を設けたことを特徴とする。
、該ノズルを開閉するヘッド部を持つ湯止棒を前記取鍋
本体内に配設した底部ぎ取鍋において、前記ノズルおよ
び前記ヘッド部を窒化ホウ素より構成し、前記ノズルお
よび前記ヘッド部の溶湯接触面に窒化ホウ素粉末と無機
バインダとよりなる保護層を設けたことを特徴とする。
（２）作 用
窒化ホウ素は溶湯としての鋳鋼との濡れ性が低く、また
スラグも付着しにくく、その上付着したスラグを容易に
除去することができるので、ノズルおよびヘッド部の使
用寿命を延長することが可能で、経済的である。さらに
窒化ホウ素は常温下において軟質で機械加工性に優れて
いるので、ノズルおよびヘッド部における損傷部の補修
、ノズルとヘッド部との擦り合わせ加工等が容易である
といった利点もある。
スラグも付着しにくく、その上付着したスラグを容易に
除去することができるので、ノズルおよびヘッド部の使
用寿命を延長することが可能で、経済的である。さらに
窒化ホウ素は常温下において軟質で機械加工性に優れて
いるので、ノズルおよびヘッド部における損傷部の補修
、ノズルとヘッド部との擦り合わせ加工等が容易である
といった利点もある。
さらにまた、ノズルおよびヘッド部の溶湯接触面に窒化
ホウ素粉末と無機バインダとよりなる保護層を設けると
、その層により溶湯流によるノズル等の摩耗を抑制して
それらの使用寿命をさらに延長することができる。
ホウ素粉末と無機バインダとよりなる保護層を設けると
、その層により溶湯流によるノズル等の摩耗を抑制して
それらの使用寿命をさらに延長することができる。
（３）実施例
第１図は本発明の一実施例を示し、底部ぎ取鍋ｌは鋼板
製器体２の内面に耐火物３を裏付けした取鍋本体４と、
その底部に設けられた注湯用ノズル５と、取鍋本体４内
に配設されてノズル５を開閉する湯止棒６とを有する。
製器体２の内面に耐火物３を裏付けした取鍋本体４と、
その底部に設けられた注湯用ノズル５と、取鍋本体４内
に配設されてノズル５を開閉する湯止棒６とを有する。
７は湯止棒６に連結されてそれを開閉操作する操作部材
である。
である。
ノズル５は窒化ホウ素より構成され、排出孔５ａを有す
る。湯止棒６は、ノズル５と対向するヘッド部６ａとそ
れに連なる複数のスリーブ部６ｂとを備え、ヘッド部６
ａおよび各スリーブ部６ｂにボルト状心金８を挿通し、
その心金８°にヘッド部６ａの開口部内においてナツト
９を螺着することにより棒状に形成される。ヘッド部６
ａは窒化ホウ素より構成され、その先端面はノズル５の
排出孔５ａ口縁に密合し得るように弧面に形成される。
る。湯止棒６は、ノズル５と対向するヘッド部６ａとそ
れに連なる複数のスリーブ部６ｂとを備え、ヘッド部６
ａおよび各スリーブ部６ｂにボルト状心金８を挿通し、
その心金８°にヘッド部６ａの開口部内においてナツト
９を螺着することにより棒状に形成される。ヘッド部６
ａは窒化ホウ素より構成され、その先端面はノズル５の
排出孔５ａ口縁に密合し得るように弧面に形成される。
各スリーブ部６ｂは従来のアルミナ煉瓦等の耐火煉瓦よ
り構成される。
り構成される。
上記構成において、底部ぎ取鍋１に溶湯としての鋳鋼を
供給するときは湯止棒６のヘッド部６ａによりノズル５
の排出孔５ａを閉じ、鋳込み時にはヘッド部６ａにより
ノズル５の排出孔５ａを開いて鋳鋼を鋳型等に注入する
ものである。
供給するときは湯止棒６のヘッド部６ａによりノズル５
の排出孔５ａを閉じ、鋳込み時にはヘッド部６ａにより
ノズル５の排出孔５ａを開いて鋳鋼を鋳型等に注入する
ものである。
この場合ノズル５およびヘッド部６ａは窒化ホウ素より
構成されているので、それらにスラグが付着しにくく、
またスラグが付着しても容易に除去することができ、ノ
ズル５等の使用寿命を、従来の耐火煉瓦型のものが使用
回数１回であるのに対して連続使用回数１０回に延長す
ることができる。
構成されているので、それらにスラグが付着しにくく、
またスラグが付着しても容易に除去することができ、ノ
ズル５等の使用寿命を、従来の耐火煉瓦型のものが使用
回数１回であるのに対して連続使用回数１０回に延長す
ることができる。
第２図は本発明の他の実施例を示し、窒化ホウ素製ノズ
ル５の溶湯接触面、即ち内端面および排出孔５ａ内周面
と、湯止棒６における窒化ホウ素製ヘッド部６ａおよび
各スリーブ部６ｂの溶湯接触面、即ち外周面に、窒化ホ
ウ素粉末に水ガラスおよびリン酸よりなる無機バインダ
を混合したスラリを塗布硬化して保護層１０１．１０□
を形成したものである。
ル５の溶湯接触面、即ち内端面および排出孔５ａ内周面
と、湯止棒６における窒化ホウ素製ヘッド部６ａおよび
各スリーブ部６ｂの溶湯接触面、即ち外周面に、窒化ホ
ウ素粉末に水ガラスおよびリン酸よりなる無機バインダ
を混合したスラリを塗布硬化して保護層１０１．１０□
を形成したものである。
このように保護層１０１．１０□を設けると、それらの
層１０＋、１０ｚにより溶湯流によるノズル５、ヘッド
部６ａおよび各スリーブ部６ｂの摩耗を抑制して、それ
らの使用寿命を連続使用回数３０回に延長することがで
きる。これら保護層１０、．１０□が摩耗および熱劣化
した場合には、その都度新たな保護層を形成してノズル
５等の使用寿命を一層延長することも可能である。
層１０＋、１０ｚにより溶湯流によるノズル５、ヘッド
部６ａおよび各スリーブ部６ｂの摩耗を抑制して、それ
らの使用寿命を連続使用回数３０回に延長することがで
きる。これら保護層１０、．１０□が摩耗および熱劣化
した場合には、その都度新たな保護層を形成してノズル
５等の使用寿命を一層延長することも可能である。
なお、スリーブ部６ｂを窒化ホウ素より構成してもよい
。
。
Ｃ９発明の効果
本発明によれば、ノズルおよび湯止棒のヘッド部を窒化
ホウ素より構成するので、その窒化ホウ素は溶湯として
の鋳鋼との濡れ性が低く、またスラグも付着しにくく、
その上付着したスラグを容易に除去することができ、ノ
ズルおよびヘッド部の使用寿命を延長することが可能で
、経済的である。さらに窒化ホウ素は常温下において軟
質で機械加工性に優れているので、ノズルおよびヘッド
部における損傷部の補修、ノズルとヘッド部との擦り合
わせ加工等が容易であるといった利点もある。
ホウ素より構成するので、その窒化ホウ素は溶湯として
の鋳鋼との濡れ性が低く、またスラグも付着しにくく、
その上付着したスラグを容易に除去することができ、ノ
ズルおよびヘッド部の使用寿命を延長することが可能で
、経済的である。さらに窒化ホウ素は常温下において軟
質で機械加工性に優れているので、ノズルおよびヘッド
部における損傷部の補修、ノズルとヘッド部との擦り合
わせ加工等が容易であるといった利点もある。
さらにまた、第２発明によれば、窒化ホウ素製ノズルお
よびヘッド部の溶湯接触面に窒化ホウ素粉末と無機バイ
ンダとよりなる保護層を設けるので、その層により溶湯
流によるノズルおよびヘッド部の摩耗を抑制してそれら
の使用寿命をさらに延長することができる。
よびヘッド部の溶湯接触面に窒化ホウ素粉末と無機バイ
ンダとよりなる保護層を設けるので、その層により溶湯
流によるノズルおよびヘッド部の摩耗を抑制してそれら
の使用寿命をさらに延長することができる。
第１図は本発明の一実施例の縦断面図、第２図は他の実
施例の要部の拡大縦断面図である。
施例の要部の拡大縦断面図である。
Claims (2)
- （１）取鍋本体の底部に注湯用ノズルを設け、該ノズル
を開閉するヘッド部を持つ湯止棒を前記取鍋本体内に配
設した底部ぎ取鍋において、前記ノズルおよび前記ヘッ
ド部を窒化ホウ素より構成したことを特徴とする底部ぎ
取鍋。 - （２）取鍋本体の底部に注湯用ノズルを設け、該ノズル
を開閉するヘッド部を持つ湯止棒を前記取鍋本体内に配
設した底部ぎ取鍋において、前記ノズルおよび前記ヘッ
ド部を窒化ホウ素より構成し、前記ノズルおよび前記ヘ
ッド部の溶湯接触面に窒化ホウ素粉末と無機バインダと
よりなる保護層を設けたことを特徴とする底部ぎ取鍋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12548884A JPS613657A (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | 底注ぎ取鍋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12548884A JPS613657A (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | 底注ぎ取鍋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS613657A true JPS613657A (ja) | 1986-01-09 |
| JPS6341674B2 JPS6341674B2 (ja) | 1988-08-18 |
Family
ID=14911329
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12548884A Granted JPS613657A (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | 底注ぎ取鍋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS613657A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006117508A1 (en) * | 2005-05-03 | 2006-11-09 | Foseco International Limited | Tundish stopper rod for continuous molten metal casting |
| JP2008080397A (ja) * | 2006-08-29 | 2008-04-10 | Kurosaki Harima Corp | ストッパーヘッド |
| JP2014034052A (ja) * | 2012-08-09 | 2014-02-24 | Kobe Steel Ltd | ストッパ |
-
1984
- 1984-06-19 JP JP12548884A patent/JPS613657A/ja active Granted
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006117508A1 (en) * | 2005-05-03 | 2006-11-09 | Foseco International Limited | Tundish stopper rod for continuous molten metal casting |
| JP2008080397A (ja) * | 2006-08-29 | 2008-04-10 | Kurosaki Harima Corp | ストッパーヘッド |
| JP2014034052A (ja) * | 2012-08-09 | 2014-02-24 | Kobe Steel Ltd | ストッパ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6341674B2 (ja) | 1988-08-18 |
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