JPS595051B2 - 棒鋼類の寸法測定方法 - Google Patents

棒鋼類の寸法測定方法

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Publication number
JPS595051B2
JPS595051B2 JP53093273A JP9327378A JPS595051B2 JP S595051 B2 JPS595051 B2 JP S595051B2 JP 53093273 A JP53093273 A JP 53093273A JP 9327378 A JP9327378 A JP 9327378A JP S595051 B2 JPS595051 B2 JP S595051B2
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JP
Japan
Prior art keywords
pass line
steel bars
temperature
water
width
Prior art date
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Expired
Application number
JP53093273A
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English (en)
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JPS5520431A (en
Inventor
保 西「峰」
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は線材または棒鋼等の略円形断面を有する材料(
以下棒鋼類という)における寸法測定方π 法に関する
この種の棒鋼類の圧延に際して、棒鋼類がパスラインの
周りに捻転する。
したがつて、圧延された棒鋼類の径等の寸法測定を行な
うとしても、どの個所が天地やら巾やら不明となり、正
確な情報0 が得られない。そこで、寸法測定器を圧延
機を出た極く近傍に設置し、捻転の影響が出ないうちに
測定することが考えられるが、一般に設備のスペースの
点から不可能なことが多い。本発明は前記従来の問題点
を一挙に解決したも5 ので、その目的は棒鋼類に水を
掛けると巾部においてはスケールが付着しているので天
地部より急冷され温度降下量が大きいという知見に基い
て、巾部を検出し、もつて正確な寸法測定することので
きる方法を提供することにある。
ク 以下本発明を図面に示す具体例によつて説明すると
、1は棒鋼で、仕上圧延機の圧延ロール2、2によつて
圧延され、パスラインに沿つて移動する。
圧延ロール2、2の出口側の近傍またはそれより離れた
位置に水吹付装置3を配し、棒鋼1にク 水4を吹き掛
ける。また水吹付装置3の後段(移送方向前方)に案内
孔5aを有する円弧状の支持板5を、パスラインを横断
する面上に配置する。この支持板5に棒鋼1の表面温度
を検出する温度検出器6を取付け、図示はしない回転駆
動装置にilフ よつて案内孔5aに沿つてパスライン
を中心として回転可能としてある。さらに温度検出器6
の後段に、回転架台7に棒鋼1の天地径および巾径を検
出するための寸法測定装置8を設ける。回転架台Tはギ
ヤ9を介してサーボモータ10より棒鋼■、’ 門 1
の周りに追従回転させられる。11は同期追従装置で、
温度検出器6からの温度信号に基いてサーボモータ10
を駆動させるようになつている。
いま圧延ロール2,2を出た棒鏑1に水を掛けると、第
3図のように棒鋼1の巾部1aは天地に比べて加工熱が
小さく(天地はロールにより圧延されるため加工熱によ
り上昇する)又ロールは接触していないため空気、水等
による二次冷却が進行しやすいため温度降下量が大きい
。そこで、温度検出器6を棒鋼1の周りに回転させれば
、その温度検出出力信号1は第4図のようになり、これ
を時間で一次微分すると第5図のようになる。ところが
巾部1a以外にもスケールが付着する部分があるなどし
て、特異な温度降下を示す部分1bがある。ここで、出
力信号に対して、その基準値1。
を設定し、一次微分値d1/Dtにおける波形間時間△
Tに対して、基準時間△TOを設定する。これが、なる
条件のアンドで、そこを巾部1aと検知する。これによ
つて、部分1bがあつても、これは温度 ト降下量が小
さく、かつまた短い距離であるため、これを無視でき、
巾部1bの正確な検知が可能となる。かくして巾部1a
の検知を行つたならば、その検出信号を同期追従装置1
1に取り込み、サーボモータ10を介して回転架台7を
、一対の巾部寸法測定装置8,8は巾部を、他の一対の
天地部寸法測定装置8,8は天地部を睨むように、回転
させる。
これによつて棒鋼1の捻転があつても、天地または巾部
の正確な検出および寸法測定が可能となる。第6図は、
サーボ機構の詳細を示したプロツク図である。
温度検出器6からの信号は、発信器12、電圧電流変換
器13を介して、一方は一次微分器14にかけられ、次
いで演算比較器15により上言Il2(2)式の比較演
算が行なわれ、また出力比較器16において設定器17
からの基準値1。に基いて(1)式の比較が行なわれ、
これらのアンドによりアンド回路18からアンド信号が
出力される。そしてアンド信号によりゲート回路19の
ゲートが開となり、基準発信器20からのパルス信号に
基いてパルス数をカウンタ21がカウントを開始する。
カウンタ21は、基準線たとえば水平線位置からカウン
ト開始するようになつており、次述の角度計算およびモ
ータ制御が終了したならば、カウント数をりセツトする
ようになつている。カウンタ21からのカウント数に基
いて、角度演算器22は角度計算を行い、サイリスタモ
ータ制御装置23にモータ10を追従制御すべく、出力
する。24はシンクロである。
なお、上述例において、温度検出器6と寸法測定装置8
との位置を逆にしてもよいことは勿論である。
以上の通り、本発明は、被圧延材に水を掛け、巾部が天
地に比べて加工熱が小さく、又二次冷却が進行しやすい
事による温度降下量が大きいため巾部が黒くなるという
知見に基いているので、棒鋼が捻転したとしても巾部を
正確に検知することができる。
そして巾部検出に基いて寸法測定装置を追従回転させて
いるものであるから、寸法測定を誤りなく行なうことが
できる。またロール冷却水を嫌う寸法測定器をロール近
傍に設置する必要もない利点もある。さらに、正確な寸
法測定情報を圧延機のAGC制御系にフイードバツクす
ることによつて、精密な圧延を行うことができるなど、
その実用的価値にはきわめて大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明法の概要図、第2図は測定機器の設定位
置を示す図、第3図は急冷個所を示す棒鋼の横断面図、
第4図は温度信号出力図、第5図は時間による一次微分
図、第6図はサーボ系の詳細プロツク図である。 1・・・・・・棒鋼、1a・・・・・・巾部、2・・・
・・・圧延ロール、3・・・・・・水吹付装置、4・・
・・・・水、5・・・・・・支持板、5a・・・・・・
案内孔、6・・・・・・温度検出器、7・・・・・・回
転架台、8・・・・・・寸法測定装置、9・・・・・・
ギヤ、10・・・・・・サーボモータ、11・・・・・
・同期追従装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 圧延機出口側に被圧延材たる棒鋼類に水を吹き掛け
    る水吹付装置を配し、前記圧延機の出口側であつて水吹
    付装置の後段に、棒鋼類の表面温度を検出する温度検出
    器を、パスラインを横断する面上においてパスラインを
    中心とする円弧または円上に沿つて移動自在に設けると
    共に、棒鋼類の寸法測定装置をパスラインの周囲に配し
    かつこの寸法測定装置をパスラインを横断する面上にお
    けるパスラインを中心とする円弧または円上に沿つて移
    動自在とするサーボ手段を設け、棒鋼類の前記水によつ
    て急冷された個所を、前記温度検出器により検出し、そ
    の急冷個所信号に基いてサーボ手段を介して寸法測定装
    置をパスラインの周りに追従回転させて寸法測定を行う
    ことを特徴とする棒鋼類の寸法測定方法。 2 急冷個所のうちで棒鋼類の巾部を検出するに当り、
    温度検出器における温度信号出力が基準出力より低いと
    いう条件と、温度信号を時間で一次微分しその微分にお
    ける波形間時間が基準値より長いという条件とのアンド
    条件を満足した場合、その個所を被測定物の巾部としサ
    ーボ機構を作動させる特許請求の範囲第1項記載の棒鋼
    類の寸法測定方法。
JP53093273A 1978-07-31 1978-07-31 棒鋼類の寸法測定方法 Expired JPS595051B2 (ja)

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JPS5520431A JPS5520431A (en) 1980-02-13
JPS595051B2 true JPS595051B2 (ja) 1984-02-02

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