JPS5950436B2 - レ−ザ切断方法 - Google Patents
レ−ザ切断方法Info
- Publication number
- JPS5950436B2 JPS5950436B2 JP56105556A JP10555681A JPS5950436B2 JP S5950436 B2 JPS5950436 B2 JP S5950436B2 JP 56105556 A JP56105556 A JP 56105556A JP 10555681 A JP10555681 A JP 10555681A JP S5950436 B2 JPS5950436 B2 JP S5950436B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- workpiece
- cutting
- laser beam
- cut
- metal plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K26/00—Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
- B23K26/18—Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring using absorbing layers on the workpiece, e.g. for marking or protecting purposes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Laser Beam Processing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、小寸法の角穴をレーザビームにより精度よ
く切断するレーザ切断方法に関するものである。
く切断するレーザ切断方法に関するものである。
第1図を用いて従来のレーザ切断方法について説明する
。
。
第1図において、1はレーザ発振器より出力されるレー
ザビーム、2は被加工物であり、小寸法の角穴がレーザ
ビーム1により形成されるものである。3a、3b、3
cは既に切断された被加工物2の切断線4a、4b、4
cは切断すべき形状の切断予定線を示す。
ザビーム、2は被加工物であり、小寸法の角穴がレーザ
ビーム1により形成されるものである。3a、3b、3
cは既に切断された被加工物2の切断線4a、4b、4
cは切断すべき形状の切断予定線を示す。
なお、第1図Bは、被加工物2の切断部を詳細に示した
部分拡大図であり、レーザビーム1により切断する予定
線4より大きく切断線3が現われている。次に従来のレ
ーザ切断方法について説明する。
部分拡大図であり、レーザビーム1により切断する予定
線4より大きく切断線3が現われている。次に従来のレ
ーザ切断方法について説明する。
第1図Aにおいて、レンズ等により集束されたレーザビ
ーム1は、被加工物2の表面で焦点を結び、被加工物2
を瞬時に蒸発除去させる。したがつて被加工物2あるい
はレーザビーム1を、要求される予定線4の形状に合わ
せて移動させると、切断が達成される。この際、切断部
3aと隣接する切断部3bの間隔が、著しく近接する場
合には、切断部3aと切断部3bとで挾まれる部分が溶
け落ちたり、熱影響により表面が変色し、かつ材質に変
化を及ぼしてしまつていた。また、一般にレーザ切断に
より切断できる巾は0.2mm〜0.6mm程度である
ため第1図Bに示すように切断予定線4が矩形で巾が1
.0重囲程度の場合に、切断予定線4に沿つてレーザビ
ームを移動させると、切断部3の形状は、コーナ部で熱
飽和の影響により丸みができ、また直線部では波状にな
り寸法法精度を充分保つことができないという問題があ
つた。従つて、従来のレーザ切断方法によると、小寸法
の角穴や、近接した部分の切断に対して充分な寸法精度
が得られないため、切断後に機械的な再加工を施したり
、あるいはレーザビームの出力制御や被加工物の移動速
度制御などの複雑な制御をj施す必要があり、加工工程
、加工時間を増加させたり、加工装置を複雑なものにし
ていた。この発明は上記のような従来の方法の欠点を除
去するためになされたもので、被加工物のレーザビーム
が照射される表面及び裏面に、加工形状と・同一の形状
で間隔が被加工物に接する部分で最も狭い貫通孔を1.
0重囲以内の間隔で設けた金属板を密着させ、金属板の
平面上に振動させたレーザビームでレーザ切断を行なう
ようにしたものであり、良好な加工精度を有するレーザ
切断方法を提供することを目的としている。
ーム1は、被加工物2の表面で焦点を結び、被加工物2
を瞬時に蒸発除去させる。したがつて被加工物2あるい
はレーザビーム1を、要求される予定線4の形状に合わ
せて移動させると、切断が達成される。この際、切断部
3aと隣接する切断部3bの間隔が、著しく近接する場
合には、切断部3aと切断部3bとで挾まれる部分が溶
け落ちたり、熱影響により表面が変色し、かつ材質に変
化を及ぼしてしまつていた。また、一般にレーザ切断に
より切断できる巾は0.2mm〜0.6mm程度である
ため第1図Bに示すように切断予定線4が矩形で巾が1
.0重囲程度の場合に、切断予定線4に沿つてレーザビ
ームを移動させると、切断部3の形状は、コーナ部で熱
飽和の影響により丸みができ、また直線部では波状にな
り寸法法精度を充分保つことができないという問題があ
つた。従つて、従来のレーザ切断方法によると、小寸法
の角穴や、近接した部分の切断に対して充分な寸法精度
が得られないため、切断後に機械的な再加工を施したり
、あるいはレーザビームの出力制御や被加工物の移動速
度制御などの複雑な制御をj施す必要があり、加工工程
、加工時間を増加させたり、加工装置を複雑なものにし
ていた。この発明は上記のような従来の方法の欠点を除
去するためになされたもので、被加工物のレーザビーム
が照射される表面及び裏面に、加工形状と・同一の形状
で間隔が被加工物に接する部分で最も狭い貫通孔を1.
0重囲以内の間隔で設けた金属板を密着させ、金属板の
平面上に振動させたレーザビームでレーザ切断を行なう
ようにしたものであり、良好な加工精度を有するレーザ
切断方法を提供することを目的としている。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第2図Aは各構成部品の配置、第2図Bはレーザビーム
の動きを示す。すなわち、第2図Aにおいて、5aは被
加工物2のレーザビーム1照射面に密着された金属板で
あり、切断すべき形状と同一の形状である貫通孔6を有
する。また5bは被加工物2の裏面に密着された金属板
である。被加工物2に対して金属板5a,5bの貫通孔
6は同じ部分に配置される。また、第2図Bにおいて7
は貫通孔6の間隔内におけるレーザビーム1の動きを示
す。
の動きを示す。すなわち、第2図Aにおいて、5aは被
加工物2のレーザビーム1照射面に密着された金属板で
あり、切断すべき形状と同一の形状である貫通孔6を有
する。また5bは被加工物2の裏面に密着された金属板
である。被加工物2に対して金属板5a,5bの貫通孔
6は同じ部分に配置される。また、第2図Bにおいて7
は貫通孔6の間隔内におけるレーザビーム1の動きを示
す。
また第3図は、金属板5に設けられた貫通孔6の断面の
一例を示すものであり、貫通孔6の幅は、被加工物2と
の密着部で最も狭くなつているものである。
一例を示すものであり、貫通孔6の幅は、被加工物2と
の密着部で最も狭くなつているものである。
次に、この発明方法について説明する。
先ず、第2図Aに示すように被加工物2の表・裏面に、
被加工物2の切断すべき形状と同一の貫通孔6を有する
金属板5を密着させ、振動させたレーザビーム1を照射
する。レーザビーム1は金属板5の貫通孔6の間隔内を
、第2図Bに示すような軌跡をもつて振動させ、レーザ
切断を行なう。このような方法により小寸法の角穴のレ
ーザ切断を行なうと、切断部周囲が充分な熱容量をもつ
た金属板5で遮蔽されていることになるため、切断部外
周の熱影響部が著し<少な<なり、また切断の寸法精度
が充分維持できるようになる。
被加工物2の切断すべき形状と同一の貫通孔6を有する
金属板5を密着させ、振動させたレーザビーム1を照射
する。レーザビーム1は金属板5の貫通孔6の間隔内を
、第2図Bに示すような軌跡をもつて振動させ、レーザ
切断を行なう。このような方法により小寸法の角穴のレ
ーザ切断を行なうと、切断部周囲が充分な熱容量をもつ
た金属板5で遮蔽されていることになるため、切断部外
周の熱影響部が著し<少な<なり、また切断の寸法精度
が充分維持できるようになる。
また、第3図に示すように、金属板5の貫通孔6の断面
を、金属板5が被加工物2と密着する部分で最も狭<な
る形状にすることにより、貫通孔6の端部にレーザビー
ム1が充分照射されることになり、切断の寸法精度がよ
り向上する効果が得られる。また、金属板と被加工物の
表面及び裏面に密着させているので、被加工物の冷却効
果があり、被加工物の裏面における加工寸法精度の向上
が計れる。なお、上記実施例では矩形状の切断について
説明したが、加工部位が近接している被加工物であれば
、他の加工形状に対しても同様の効果を奏する。
を、金属板5が被加工物2と密着する部分で最も狭<な
る形状にすることにより、貫通孔6の端部にレーザビー
ム1が充分照射されることになり、切断の寸法精度がよ
り向上する効果が得られる。また、金属板と被加工物の
表面及び裏面に密着させているので、被加工物の冷却効
果があり、被加工物の裏面における加工寸法精度の向上
が計れる。なお、上記実施例では矩形状の切断について
説明したが、加工部位が近接している被加工物であれば
、他の加工形状に対しても同様の効果を奏する。
以上のように、この発明方法によれば、所定の貫通孔を
有し充分な熱容量を有する金属板を被加工物表面及び裏
面に密着させてレーザ切断を行なつているので、レーザ
加工による熱影響部が少なくなり、寸法精度の良好な切
断品質が得られる効果がある。
有し充分な熱容量を有する金属板を被加工物表面及び裏
面に密着させてレーザ切断を行なつているので、レーザ
加工による熱影響部が少なくなり、寸法精度の良好な切
断品質が得られる効果がある。
第1図は従来のレーザ切断方法を説明するための図、第
2図はこの発明の一実施例によるレーザ切断方法を説明
するための図、第3図はこの発明の他の実施例を示す金
属板の断面側面図である。 1 ・・・・・ルーザビーム、2 ・・・・・・被加工
物、5 ・・・・・・金属板、6 ・・・・・・貫通孔
。
2図はこの発明の一実施例によるレーザ切断方法を説明
するための図、第3図はこの発明の他の実施例を示す金
属板の断面側面図である。 1 ・・・・・ルーザビーム、2 ・・・・・・被加工
物、5 ・・・・・・金属板、6 ・・・・・・貫通孔
。
Claims (1)
- 1 被加工物にレーザビームを照射して切断を行なう方
法において、切断すべき形状と同一形状で間隔が被加工
物面に接する部分で最も狭い貫通孔を1.0mm以内の
間隔で設けた金属板を、前記被加工物のレーザビーム照
射面上及び裏面に密着させた状態で、上記金属板の平面
上に振動させたレーザビームを照射し、被加工物の切断
を行なうことを特徴とするレーザ切断方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56105556A JPS5950436B2 (ja) | 1981-07-08 | 1981-07-08 | レ−ザ切断方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56105556A JPS5950436B2 (ja) | 1981-07-08 | 1981-07-08 | レ−ザ切断方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS589782A JPS589782A (ja) | 1983-01-20 |
JPS5950436B2 true JPS5950436B2 (ja) | 1984-12-08 |
Family
ID=14410821
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56105556A Expired JPS5950436B2 (ja) | 1981-07-08 | 1981-07-08 | レ−ザ切断方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5950436B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6255621B1 (en) | 2000-01-31 | 2001-07-03 | International Business Machines Corporation | Laser cutting method for forming magnetic recording head sliders |
US6676878B2 (en) | 2001-01-31 | 2004-01-13 | Electro Scientific Industries, Inc. | Laser segmented cutting |
KR101172028B1 (ko) * | 2010-04-02 | 2012-08-07 | 한국과학기술원 | 기판 절단 방법 |
-
1981
- 1981-07-08 JP JP56105556A patent/JPS5950436B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS589782A (ja) | 1983-01-20 |
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