JPS5950387A - 燃料集合体 - Google Patents
燃料集合体Info
- Publication number
- JPS5950387A JPS5950387A JP57160360A JP16036082A JPS5950387A JP S5950387 A JPS5950387 A JP S5950387A JP 57160360 A JP57160360 A JP 57160360A JP 16036082 A JP16036082 A JP 16036082A JP S5950387 A JPS5950387 A JP S5950387A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- length
- low concentration
- concentration region
- gadolinia
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は沸騰水形原子炉等の燃料集合体に関する。
沸騰水形原子炉の燃料集合体は複数本の燃料棒から構成
されておシ、この燃料棒1は第1図に示す如く構成され
ている。すなわち、2はジルコニウム合金からなる燃料
被覆管であって、・この燃料被覆管2の上端および下端
は上部端栓3および下部端栓4によって密封されている
。
されておシ、この燃料棒1は第1図に示す如く構成され
ている。すなわち、2はジルコニウム合金からなる燃料
被覆管であって、・この燃料被覆管2の上端および下端
は上部端栓3および下部端栓4によって密封されている
。
そして、この燃料被覆管2内には酸化ウラン等の粉末を
焼結した短円柱状の燃料ペレット5・・・が装填されて
いる。そして、このような燃料棒5およびウォータロッ
ドは第2図に示す如く8行8列の格子状に配列されてチ
ャンネルデックス6内に収容され、燃料集合体を構成し
ている。
焼結した短円柱状の燃料ペレット5・・・が装填されて
いる。そして、このような燃料棒5およびウォータロッ
ドは第2図に示す如く8行8列の格子状に配列されてチ
ャンネルデックス6内に収容され、燃料集合体を構成し
ている。
上記燃料ペレット5・・・を形成する燃料物質すなわち
ウランは核分裂物質であるウラン235の濃縮度i 3
.0重量−程度まで高めたものが使用されている。そし
て、燃料棒ノ中に装填される燃料ペレット5・・の濃縮
度は第3図に示す如く炉心の高さ方向にわたって均一で
−1)、よって燃料集合体全体についても濃縮度の分布
は一様となっている。また、上記燃料集合体を構成する
燃料棒1・・・のうち燃料集合体1体につき7本程度の
燃料棒は燃料ペレット中にガドリニア(GdzO3)等
の可燃性毒物を含有するいわゆるガドリニア人燃料棒が
用いられている。そして、このガドリニアは中性子を吸
収するとともに中性子の照射によって中性子吸収能力が
減少してゆき、燃焼初期において無限増率が過となるの
を防止し、必要な停止余裕を確保する。すなわち、この
ような燃料集合体は炉心内での長期間の燃焼を可能とす
るため、大きな燃焼度が得られるように構成する必要が
あシ、このためには燃料の濃縮度を高める必要がある。
ウランは核分裂物質であるウラン235の濃縮度i 3
.0重量−程度まで高めたものが使用されている。そし
て、燃料棒ノ中に装填される燃料ペレット5・・の濃縮
度は第3図に示す如く炉心の高さ方向にわたって均一で
−1)、よって燃料集合体全体についても濃縮度の分布
は一様となっている。また、上記燃料集合体を構成する
燃料棒1・・・のうち燃料集合体1体につき7本程度の
燃料棒は燃料ペレット中にガドリニア(GdzO3)等
の可燃性毒物を含有するいわゆるガドリニア人燃料棒が
用いられている。そして、このガドリニアは中性子を吸
収するとともに中性子の照射によって中性子吸収能力が
減少してゆき、燃焼初期において無限増率が過となるの
を防止し、必要な停止余裕を確保する。すなわち、この
ような燃料集合体は炉心内での長期間の燃焼を可能とす
るため、大きな燃焼度が得られるように構成する必要が
あシ、このためには燃料の濃縮度を高める必要がある。
しかし、無限増倍率は燃焼の進行に伴って第5図のAI
+A2に示す如く無限増倍率が直線的に減少してゆく。
+A2に示す如く無限増倍率が直線的に減少してゆく。
よって燃料の濃縮度を高め、燃焼の末期においても無限
増倍率71.0以上にしようとすると燃焼の初期におい
て無限増倍率が過大となり、原子炉の停止に必要な停止
余裕が得られなくなる。しかし、上記の如くガドリニア
を混入することにより、このガドリニアが中性子全吸収
するので第5図のB1’+B2に示す如く燃焼初期の無
限増倍木が低下し、必要な停止余裕が得られる。また、
このガドリニアは中性子の照射によって中性子吸収能力
が低下してゆき、無゛限増倍率がiJ(下う゛る燃焼末
期においてはこのガドリニアによる無限増倍率の低下は
生じない。
増倍率71.0以上にしようとすると燃焼の初期におい
て無限増倍率が過大となり、原子炉の停止に必要な停止
余裕が得られなくなる。しかし、上記の如くガドリニア
を混入することにより、このガドリニアが中性子全吸収
するので第5図のB1’+B2に示す如く燃焼初期の無
限増倍木が低下し、必要な停止余裕が得られる。また、
このガドリニアは中性子の照射によって中性子吸収能力
が低下してゆき、無゛限増倍率がiJ(下う゛る燃焼末
期においてはこのガドリニアによる無限増倍率の低下は
生じない。
よってこの方゛トリニアによって燃焼期間中における無
限増倍率が平均化される。址だ、このガドリニアは燃料
交換から次の燃料交換1での間の燃焼期間すなわち1サ
イクル中に完全に燃焼されるようにその風が設定されて
いる。なお、第5図中のA (+ B lはボイド率が
0%の場合、A、、B2はボイド率が70チの場合であ
る。
限増倍率が平均化される。址だ、このガドリニアは燃料
交換から次の燃料交換1での間の燃焼期間すなわち1サ
イクル中に完全に燃焼されるようにその風が設定されて
いる。なお、第5図中のA (+ B lはボイド率が
0%の場合、A、、B2はボイド率が70チの場合であ
る。
炉心の上面および下面からは中性子が炉心外に漏れるた
め炉心の上端部および下端部においては中性子束密度が
小さくなる。このため炉心の上端部および下端部では燃
焼の進行が遅くなる。このため、たとえば1サイクル中
における燃焼度は第6図に示す如く炉心の上端部および
下端部における燃焼度は低下する。このため、炉心の上
端部および下端部においてガドリニアが完全に燃焼され
ずに残存し、このガドリニアの残存によって第7図に示
す如く炉心の上端部および下5r:M 部において反応
度損失が生じる。そして、このような反応度損失により
炉心の平均無限増倍率は約0.3%低下し、これによ多
燃料経済性が約3%低下する。また、このような燃料の
反応度損失によって燃料交換から次の燃料交換までの長
さすなわちサイクル長さが短かくなシ原子炉の稼働率が
低下する不具合も生じる。
め炉心の上端部および下端部においては中性子束密度が
小さくなる。このため炉心の上端部および下端部では燃
焼の進行が遅くなる。このため、たとえば1サイクル中
における燃焼度は第6図に示す如く炉心の上端部および
下端部における燃焼度は低下する。このため、炉心の上
端部および下端部においてガドリニアが完全に燃焼され
ずに残存し、このガドリニアの残存によって第7図に示
す如く炉心の上端部および下5r:M 部において反応
度損失が生じる。そして、このような反応度損失により
炉心の平均無限増倍率は約0.3%低下し、これによ多
燃料経済性が約3%低下する。また、このような燃料の
反応度損失によって燃料交換から次の燃料交換までの長
さすなわちサイクル長さが短かくなシ原子炉の稼働率が
低下する不具合も生じる。
本発明は以上の事実にもとづいてなされたもので、その
1」的とす本ところは燃料の経済性を向」ニし、またサ
イクル長を長くして原子炉の稼働率を向上させることが
できる燃料集合体を提供することにある。
1」的とす本ところは燃料の経済性を向」ニし、またサ
イクル長を長くして原子炉の稼働率を向上させることが
できる燃料集合体を提供することにある。
本発明は鱈料集合体の上端部または下端部に他の部分よ
シ核分裂物質の濃度が低く、かつガドリニア等の可燃性
毒物を含有しない低濃度領域を形成したものである。し
たがってこの低濃度領域では反応度が低く、中性子束密
度も低いので炉心の上面または下面よシ漏れる中性子の
量がきわめて小8くなり、燃料の経済性が向上する。ま
た、この低濃度領域には可燃性毒物が含有されていない
ので可燃性毒物が残存することはなく、反応度損失が生
じることがないのでサイクル長さを長くすることができ
、原子炉の稼働率を向上させることができるものである
。
シ核分裂物質の濃度が低く、かつガドリニア等の可燃性
毒物を含有しない低濃度領域を形成したものである。し
たがってこの低濃度領域では反応度が低く、中性子束密
度も低いので炉心の上面または下面よシ漏れる中性子の
量がきわめて小8くなり、燃料の経済性が向上する。ま
た、この低濃度領域には可燃性毒物が含有されていない
ので可燃性毒物が残存することはなく、反応度損失が生
じることがないのでサイクル長さを長くすることができ
、原子炉の稼働率を向上させることができるものである
。
以下第8図ないし第13図を参照して本発明の第1実施
例を説明する。図中101は燃料棒であって、以下の如
く構成されている。1θ2はその燃料被覆管であってジ
ルコニウム合金で形成きれている。そしてこの燃料被覆
管102の上端および下端は上部端栓103および下部
端栓104によって密封されている。そして、この燃料
被覆管10′2内には酸化ウラン等の粉末を焼結した短
円柱状の燃料ベレット105・S・が装填されている。
例を説明する。図中101は燃料棒であって、以下の如
く構成されている。1θ2はその燃料被覆管であってジ
ルコニウム合金で形成きれている。そしてこの燃料被覆
管102の上端および下端は上部端栓103および下部
端栓104によって密封されている。そして、この燃料
被覆管10′2内には酸化ウラン等の粉末を焼結した短
円柱状の燃料ベレット105・S・が装填されている。
そして、この燃料棒101の複数本と1〜2本のウォー
タロッド(図示せず)は第9図に示す如く8行8列の格
子状に配列されて結束され、さらにチャンネルボックス
1 ’06内に収容され、燃料集合体を構成している。
タロッド(図示せず)は第9図に示す如く8行8列の格
子状に配列されて結束され、さらにチャンネルボックス
1 ’06内に収容され、燃料集合体を構成している。
そして、この燃料棒101の有効長さのうち下端から有
効長さの1/24の領域は低濃度領域107に形成され
ている。そして、この低濃度領域107には他の部分に
装填されている燃料ペレット105・・・のウラン23
5の濃縮度よシ低い濃縮度の燃料ペレット105・・・
が装填されている。この低濃度領域107に装填されて
いる燃料ペレット105は天然ウランの酸化物を焼結し
たものであって、そのウラン235濃度すなわち濃縮度
は0.71重量%である。また、他の領域に装填されて
いる燃料ペレットはそのウラン235濃度すなわち濃縮
度が3.10重量%であって、従来の3.0重量%より
高くなっておシ、低濃度領域107を形成したことによ
る平均濃縮度の低下を補償し、全体の平均濃縮度が従来
のものと等しくなるように構成されている。よってこの
ような燃料棒101がら構成された燃料集合体もその下
端から有効長の1/24の領域が低濃度領域となってい
る。また、これら燃料棒1θ1のうちの8本は燃料ベレ
ッ) 105・・・中に可燃性物質たとえばガドリニャ
を混入したいわゆるガドリニア人燃料棒101・・・が
用いられている。そして、このガドリニア人燃料棒10
1・・・は第11図に示す如く低濃度領域107を除く
他の領域に装填されている燃料ペレット105・・・に
のみ4.0重量%のガドリニアが混入されており、低濃
度領域107に装填されている燃料ペレット1o5・・
・にはガドリニアが混入されていない。なお、このガド
リニア人燃料棒101−・・は従来の7本よ91本多い
8本が用いられておシ、燃料集合体全体のガドリニア含
有量は従来と略等しくなっている。
効長さの1/24の領域は低濃度領域107に形成され
ている。そして、この低濃度領域107には他の部分に
装填されている燃料ペレット105・・・のウラン23
5の濃縮度よシ低い濃縮度の燃料ペレット105・・・
が装填されている。この低濃度領域107に装填されて
いる燃料ペレット105は天然ウランの酸化物を焼結し
たものであって、そのウラン235濃度すなわち濃縮度
は0.71重量%である。また、他の領域に装填されて
いる燃料ペレットはそのウラン235濃度すなわち濃縮
度が3.10重量%であって、従来の3.0重量%より
高くなっておシ、低濃度領域107を形成したことによ
る平均濃縮度の低下を補償し、全体の平均濃縮度が従来
のものと等しくなるように構成されている。よってこの
ような燃料棒101がら構成された燃料集合体もその下
端から有効長の1/24の領域が低濃度領域となってい
る。また、これら燃料棒1θ1のうちの8本は燃料ベレ
ッ) 105・・・中に可燃性物質たとえばガドリニャ
を混入したいわゆるガドリニア人燃料棒101・・・が
用いられている。そして、このガドリニア人燃料棒10
1・・・は第11図に示す如く低濃度領域107を除く
他の領域に装填されている燃料ペレット105・・・に
のみ4.0重量%のガドリニアが混入されており、低濃
度領域107に装填されている燃料ペレット1o5・・
・にはガドリニアが混入されていない。なお、このガド
リニア人燃料棒101−・・は従来の7本よ91本多い
8本が用いられておシ、燃料集合体全体のガドリニア含
有量は従来と略等しくなっている。
以上の如く構成された本発明の第1実施例は下部の低濃
度領域107のウラン235濃縮度。
度領域107のウラン235濃縮度。
が低いのでこの領域の反応度が低く、よって中性子束密
度も小さくなる。よってその分だけ炉心の下面から炉心
外に漏れる中性子の量が少なくなる。またこの低濃度領
域107にはガドリニアが混入されていないので、ガド
リニアの残存が生じることはなく、反応度損失は生じな
い。
度も小さくなる。よってその分だけ炉心の下面から炉心
外に漏れる中性子の量が少なくなる。またこの低濃度領
域107にはガドリニアが混入されていないので、ガド
リニアの残存が生じることはなく、反応度損失は生じな
い。
したがって燃料の経済性が向上し、またサイクル長さを
長くすることができ、原子炉の稼働率を向上させること
ができる。また、この第1実施例のものは燃料集合体全
体の平均濃縮圧、ガドリニアの含有量を従来のものと等
しくしているので、核特性が従来のものと等しく、従来
の燃料集合体との互換性が得られる。
長くすることができ、原子炉の稼働率を向上させること
ができる。また、この第1実施例のものは燃料集合体全
体の平均濃縮圧、ガドリニアの含有量を従来のものと等
しくしているので、核特性が従来のものと等しく、従来
の燃料集合体との互換性が得られる。
なお、第12図には低濃度領域107の長さと中性子漏
れ量の減少量との関係を示す。この第12図から明らか
なように低濃度領域107の長さが有効長の1/12ま
での間はこの低濃度領域107の長さが長くなるに従っ
て中性子漏れ減少量が大きくなp、1712以上ではほ
ぼ一定となる。よって、中性子漏れ減少の効果を大きく
するにはこの低^度領域1σ7の長さを約1/12以上
とすればよい。しかし、この低濃度領域107の長さを
あまシ長くすると平均濃縮度が低下し、第13図に示す
如くサイクル長さの増加率は逆に減少してしまう。そし
て、このザイ・クル長さの増加率は低濃度領域ro7の
長さが有効長の1/24〜1/12の間で最大となるの
で、低濃度領域107の長さは有効長の1/24程度が
好ましい。
れ量の減少量との関係を示す。この第12図から明らか
なように低濃度領域107の長さが有効長の1/12ま
での間はこの低濃度領域107の長さが長くなるに従っ
て中性子漏れ減少量が大きくなp、1712以上ではほ
ぼ一定となる。よって、中性子漏れ減少の効果を大きく
するにはこの低^度領域1σ7の長さを約1/12以上
とすればよい。しかし、この低濃度領域107の長さを
あまシ長くすると平均濃縮度が低下し、第13図に示す
如くサイクル長さの増加率は逆に減少してしまう。そし
て、このザイ・クル長さの増加率は低濃度領域ro7の
長さが有効長の1/24〜1/12の間で最大となるの
で、低濃度領域107の長さは有効長の1/24程度が
好ましい。
また、第14図ないし第17図には本発明の第2実施例
を示す。この第2実施例は低濃度領域107’を上端部
に形成し、またその長さを有効長の1/12としたもの
である。そして第15図に示す如くこの低濃度領域10
7′にはガドリニアを混入せず、他の領域に混入したも
のである。
を示す。この第2実施例は低濃度領域107’を上端部
に形成し、またその長さを有効長の1/12としたもの
である。そして第15図に示す如くこの低濃度領域10
7′にはガドリニアを混入せず、他の領域に混入したも
のである。
なお、上記の点板外はこの第2実施例は前記第1実施例
と同様の構成である。なお、上記低濃度領域107′の
長さを有効長のJ/12としたのは以下の理由による。
と同様の構成である。なお、上記低濃度領域107′の
長さを有効長のJ/12としたのは以下の理由による。
すなわち、炉心上部はrイド率が高いため、核的特性が
炉心下部とは異なる。したが−て、低濃度領域長さと中
性子漏五減少量との関係は第16図に示す如く有効長の
約1741では低濃度領域長さが長くなるに従って中性
子漏れ減少量が大きくなシ、1/8以上では略一定とな
る。しかし、この低濃度領域107′の長さに対するサ
イクル長さ増加率は低濃度領域107′の長さが有効長
のIAを超すと逆にサイクル長さ増加率が低下する傾向
を生じ、このサイクル長さ増加率の最大値は低濃反領域
107′の長づが有効長の1/12〜IAの間にある。
炉心下部とは異なる。したが−て、低濃度領域長さと中
性子漏五減少量との関係は第16図に示す如く有効長の
約1741では低濃度領域長さが長くなるに従って中性
子漏れ減少量が大きくなシ、1/8以上では略一定とな
る。しかし、この低濃度領域107′の長さに対するサ
イクル長さ増加率は低濃度領域107′の長さが有効長
のIAを超すと逆にサイクル長さ増加率が低下する傾向
を生じ、このサイクル長さ増加率の最大値は低濃反領域
107′の長づが有効長の1/12〜IAの間にある。
したがってこの低濃夏領域107′の長さは有効長の1
712程度が最適である。
712程度が最適である。
なお、本発明は上記の実施例には限定芒れない。
たとえば低濃度領域に装填する燃料は天然ウランに限ら
ず減損ウランあるいは濃縮度1.0重量%程度の微濃縮
ウランを用いてもよい。
ず減損ウランあるいは濃縮度1.0重量%程度の微濃縮
ウランを用いてもよい。
また、最近では濃縮ウランの代シに天然ウランに核分裂
物質であるプルトニウム239を混合した燃料も開発さ
れているが、本発明はこのようなものにも適用できるこ
とはもちろんであるO 〔発明の効果〕 上述の如く本発明は燃料集合体の上端部または下端部に
他の部分より核分裂物質の濃度が低く、かつガドリニア
等の可燃性毒物を含有しない低濃度領域を形成したもの
である。したがってこの低濃度領域では反応度が低く、
中性子束密度も低いので炉心の上面または下面よl)潴
れる中性子の量がきわめて小さくなり、燃料の経済性が
向上する。また、この低濃度領域には可燃性毒物が含有
されていないので可燃性毒物が残存することはなく、反
応度損失が生じることがないのでサイクル長さを長くす
ることができ、原子炉の稼働率を向上させることができ
る等ギの効果は犬である。
物質であるプルトニウム239を混合した燃料も開発さ
れているが、本発明はこのようなものにも適用できるこ
とはもちろんであるO 〔発明の効果〕 上述の如く本発明は燃料集合体の上端部または下端部に
他の部分より核分裂物質の濃度が低く、かつガドリニア
等の可燃性毒物を含有しない低濃度領域を形成したもの
である。したがってこの低濃度領域では反応度が低く、
中性子束密度も低いので炉心の上面または下面よl)潴
れる中性子の量がきわめて小さくなり、燃料の経済性が
向上する。また、この低濃度領域には可燃性毒物が含有
されていないので可燃性毒物が残存することはなく、反
応度損失が生じることがないのでサイクル長さを長くす
ることができ、原子炉の稼働率を向上させることができ
る等ギの効果は犬である。
第1図ないし第4図は従来例を示し、第1図は燃料棒の
墳断面図、第2図は燃料集合体の平面図、第3図は濃縮
度の分布を示す線図、第4図はガドリニア量の分布を示
す線図である。また第5図は燃焼度と無限増倍率との関
係を示す線図、第6図は燃焼度の分布を示す線図、第7
図は反応度損失の分布を示す線図である。第8図ないし
第13図は本発明の一実施例を示し、第8図は燃料棒の
縦断面図、第9図は燃料集合体の平面図、第10図は濃
縮度の分布を示す線図、第11図はガドリニア量の分布
を示す線図、J12図は低濃度領域の長さと中性子漏れ
減少率との関係を示す線図、第13図は低義度領域の長
さとサイクル長さ増加率との関係を示す線図である。ま
/と第14図ないし第17図は本発明の第2実施例を示
し、第14図は濃縮度の分布を示す線図、第15図はガ
ドリニア量の分布を示す線区、第16図は低濃度領域の
長さと中性子漏れ減少量との関係を示す線図、第17図
は低濃度領域長烙とサイクル長さ増加率との関係を示す
線図である。 101・・・燃料棒、102・・・燃料被覆管、105
・・−ffi 料’レット、106・・・チャンネルず
ックス、1、o7.io7’・・・低濃反領域。゛第3
図 第4図 第6図 ゾ′&:すL階(GWD/ST) 第7図 々氏゛贋4φ失(010Δk) 1縮反憶Z、′t。) 第11図 第12 図 第13図 イ帥農ル41式長さ 第14図 1櫂々(重重010) 第15図 第16図 第、17 図 イ谷環乃灸1芝戎長さ
墳断面図、第2図は燃料集合体の平面図、第3図は濃縮
度の分布を示す線図、第4図はガドリニア量の分布を示
す線図である。また第5図は燃焼度と無限増倍率との関
係を示す線図、第6図は燃焼度の分布を示す線図、第7
図は反応度損失の分布を示す線図である。第8図ないし
第13図は本発明の一実施例を示し、第8図は燃料棒の
縦断面図、第9図は燃料集合体の平面図、第10図は濃
縮度の分布を示す線図、第11図はガドリニア量の分布
を示す線図、J12図は低濃度領域の長さと中性子漏れ
減少率との関係を示す線図、第13図は低義度領域の長
さとサイクル長さ増加率との関係を示す線図である。ま
/と第14図ないし第17図は本発明の第2実施例を示
し、第14図は濃縮度の分布を示す線図、第15図はガ
ドリニア量の分布を示す線区、第16図は低濃度領域の
長さと中性子漏れ減少量との関係を示す線図、第17図
は低濃度領域長烙とサイクル長さ増加率との関係を示す
線図である。 101・・・燃料棒、102・・・燃料被覆管、105
・・−ffi 料’レット、106・・・チャンネルず
ックス、1、o7.io7’・・・低濃反領域。゛第3
図 第4図 第6図 ゾ′&:すL階(GWD/ST) 第7図 々氏゛贋4φ失(010Δk) 1縮反憶Z、′t。) 第11図 第12 図 第13図 イ帥農ル41式長さ 第14図 1櫂々(重重010) 第15図 第16図 第、17 図 イ谷環乃灸1芝戎長さ
Claims (2)
- (1)上端部または下端部に他の部分より核分裂物質の
濃度が低くかつ可燃性毒物を含有しない低濃度領域を形
成したことを特徴とする燃料集合体。 - (2)前記低濃度領域には天然ウランが装填されている
ものであることを特徴とする燃料集合体0
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57160360A JPS5950387A (ja) | 1982-09-14 | 1982-09-14 | 燃料集合体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57160360A JPS5950387A (ja) | 1982-09-14 | 1982-09-14 | 燃料集合体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5950387A true JPS5950387A (ja) | 1984-03-23 |
JPH059759B2 JPH059759B2 (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=15713286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57160360A Granted JPS5950387A (ja) | 1982-09-14 | 1982-09-14 | 燃料集合体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5950387A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63113391A (ja) * | 1986-10-31 | 1988-05-18 | 株式会社東芝 | 燃料集合体 |
JPH0670863U (ja) * | 1993-03-11 | 1994-10-04 | 株式会社フカガワ | カートリッヂ入りシール剤の押出し装置 |
JP2015129747A (ja) * | 2013-12-17 | 2015-07-16 | グローバル・ニュークリア・フュエル・アメリカズ・エルエルシー | 原子炉のフルエンス低減システムおよび方法 |
-
1982
- 1982-09-14 JP JP57160360A patent/JPS5950387A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63113391A (ja) * | 1986-10-31 | 1988-05-18 | 株式会社東芝 | 燃料集合体 |
JPH0670863U (ja) * | 1993-03-11 | 1994-10-04 | 株式会社フカガワ | カートリッヂ入りシール剤の押出し装置 |
JP2015129747A (ja) * | 2013-12-17 | 2015-07-16 | グローバル・ニュークリア・フュエル・アメリカズ・エルエルシー | 原子炉のフルエンス低減システムおよび方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH059759B2 (ja) | 1993-02-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5337337A (en) | Fuel assembly | |
JPS60242392A (ja) | 燃料集合体 | |
JPS59184885A (ja) | 燃料集合体 | |
JPS5950387A (ja) | 燃料集合体 | |
JPS58187891A (ja) | 燃料集合体 | |
JPS60201284A (ja) | 燃料集合体 | |
JPS59102188A (ja) | 燃料集合体 | |
JPS61147183A (ja) | 燃料集合体 | |
JPS59147295A (ja) | 燃料集合体 | |
JP2966877B2 (ja) | 燃料集合体 | |
JPS60205281A (ja) | 沸騰水型原子炉用燃料集合体 | |
JP2768673B2 (ja) | 燃料集合体 | |
JPS61226685A (ja) | 沸騰水型原子炉用燃料集合体 | |
JPS6361990A (ja) | 燃料集合体 | |
JPH0555836B2 (ja) | ||
JPS58140673A (ja) | 燃料集合体 | |
JPS60238784A (ja) | 燃料集合体 | |
JPS63121789A (ja) | 原子炉初装荷炉心 | |
JPS5824886A (ja) | 燃料集合体 | |
JPS6193984A (ja) | 燃料集合体 | |
JPS6137591B2 (ja) | ||
JPS60242391A (ja) | 燃料集合体 | |
JP2963712B2 (ja) | 沸騰水型原子炉用燃料集合体 | |
JPS6244683A (ja) | 沸騰水型原子炉用燃料集合体 | |
JPS61147184A (ja) | 燃料集合体 |