JPS595023A - 積層品用樹脂含浸基材の製法 - Google Patents

積層品用樹脂含浸基材の製法

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Publication number
JPS595023A
JPS595023A JP57114223A JP11422382A JPS595023A JP S595023 A JPS595023 A JP S595023A JP 57114223 A JP57114223 A JP 57114223A JP 11422382 A JP11422382 A JP 11422382A JP S595023 A JPS595023 A JP S595023A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base material
hot air
resin
chamber
impregnated base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP57114223A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Kondo
近藤 昌雄
Tetsuro Naruse
成瀬 哲朗
Masao Nakai
中井 雅夫
Teruo Nagata
永田 輝夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP57114223A priority Critical patent/JPS595023A/ja
Publication of JPS595023A publication Critical patent/JPS595023A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、積層品をつくるときに用いられる樹脂含浸
基材の製法に関する。
積層板等の積層品は、一般につぎのようにしてつくられ
る。すなわち、紙、ガラス布、ガラス不織布等の基材に
7エノール樹脂、エポキシ樹脂。
ポリエステル樹脂等の樹脂を含浸させる。つぎに、熱風
式乾燥機に入れる等して基材に熱風を吹きつけ、これを
乾燥させて樹脂含浸基材をつくる。このとき樹脂はBス
テージとなる。このあと、樹脂含浸基材を複数枚重ね合
わせ、必要に応じてさらに銅箔等を重ね合わせる。最後
に、加熱加圧して成形し、積層板などの積層品を得る。
従来では、基材を乾燥させるとき、基材の中央部と端部
にそれぞれだいたい同量の熱風を吹きつけるようにして
いた。そのため、中央部では熱が逃げにくい等の理由で
端部よりも温度が高くなり、中央部の乾燥が進み過ぎる
ことが多かった。このような、中央部の乾燥が進み過ぎ
た樹脂含浸基材を用いて積層品をつくると、成形時、中
央部の樹脂流出率(グリ−ニス)が端部に比べて小さく
なり、得られる積層品の成形性が悪くなったり、すなわ
ち積層品にかすれやボイド(空隙、す)が生じたり、あ
るいは厚みがばらついたりすることが多くなる。
基材の中央部にグリ−ニス条件を合わせるようにすると
、すなわち、成形時に中央部の樹脂流出率が最適となる
よう全体的に乾燥の度合を低くすると、端部の樹脂流出
率が大きくなり、基材からの樹脂の流出量が大きくなる
という問題が生じる。
逆に、基材の端部にグリ−ニス条件を合わせるようにす
ると、すなわち、端部の樹脂流出率が最適となるよう全
体的に乾燥度を高くすると、中央部が乾燥オーバーとな
り、積層品をつくった場合、その中央部にかすれの生じ
ることが多くなるという問題が生じる。
この発明はこのような事情に鑑みなされたもので、中央
部と端部との間に乾燥度の差が少ない樹脂含浸基材を容
易に得ることができる製法を提供するものである。
すなわち、この発明は、樹脂を含浸させた基材に熱風を
吹きつけて乾燥させることにより、樹脂含浸基材をつく
るにあたって、基材中央部にあたる熱風量を制限するこ
とを特徴とする積層品用樹脂含浸基材の製法をその要旨
とする。以下、この発明について詳しく説明する。
この発明にかかる積層品用樹脂含浸基材の製法でも従来
と同様、基材として、紙、ガラス布、ガラス不織布等が
用いられ、樹脂としてフェノール樹脂、エポキシ樹脂、
ポリエステル樹脂等が用いられる。また、基材を樹脂ワ
ニスに浸漬する等して基材に樹脂を含浸させる。普通、
樹脂は溶剤でワニス化されたものを用いる。このあと、
基材に熱風を吹きつけてこれを乾燥させるのであるが、
乾燥の際、基材中央部にあたる熱風量を制限するように
する。そうすると、中央部と端部の乾燥度がほぼ等しい
含浸基材を得ることができるのである。たとえば、第1
図に示されるような熱風式乾燥機を用いるようにすれば
基材中央部にあたる熱風量を容易に制限することができ
る。この熱風式乾燥機の主要な構造は従来と同様であっ
て、図にみるように第1室1 、@2i2 、第3室3
および第4室4を備えている。基材5を第1室1〜第4
室4に順に通してこれを乾燥させる。ここでは基材5と
して長尺のものが用いられている。図中、6は基材5の
進行方向を変えるためのロールである。第1室l−第4
室4の内部には、熱風を吹き出すノズル(吹出し口)7
が配置されている。これらは表裏両側から基材5に熱風
を吹きつけることができるよう、基材5の進行方向に沿
って2列に、かつ、両列のノズル7・・・の前面が互い
に内側を向くように並べられている。図には示され−C
いないが、ノズル7から出た熱風はファンにより乾燥機
内を回流するようになっている。ノズル7全体のうちの
一部のノズル7aは、第2図の(a)に示されるように
その前面全体に熱風が出る孔71が設けられている。こ
のノズル7aは基材5の中央部と両端部にだいたい同量
の熱風を吹きつける。
他のノズル7bH、ノズル7aと同様前面全体に熱風が
出る孔71が設けられているのであるが、第2図の(b
’lに示されるように、中央部分の孔71が遮蔽板72
で遮蔽されている。したがって基材5の中央部にあたる
熱風量が制限され、遮蔽板72を設けない場合に比べ中
央部の温度が低くなる。
そのため、中央部の乾燥度が従来よりも低くなる。
第1図に示される熱風式乾燥機では第1室lおよび第2
室2では、ノズル7aのみが配置され、第3室3および
第4室4では、基材5の表側および裏側の両列ともノズ
ル7aとノズル7bとが交互に配置されている。このよ
うにノズル7aおよびノズル7bが配置されている熱風
式乾燥機では、基材5として幅1040mmのものを用
いるようにする場合、ノズル7bの遮蔽板72の幅を3
00〜600mmVcすると、基材5の中央部と両端部
の乾燥度がほぼ同じになる。
この発明にかかる製法に用いられる熱風式乾燥機は第1
図に示されるようなものに限られない。
室の数や2種類のノズルの配置の異なるものが用いられ
る場合がある。また、これまでの説明では遮蔽板を用い
て基材中央部にあたる熱風量を完全になくするよう制限
するようにしているが、制限の程度と方法はこれに限ら
れるものではない。さらに、基材として長尺のものが用
いられているが、短い基材を用込る場合もある。
この発明にかかる積層品用樹脂含浸基材の製法はこのよ
うに構成されるものであって、基材を乾燥させるときに
、基材中央部にあたる熱風量を制限するようにしている
ので、基材中央部と端部の乾燥度がほぼ等しい含浸基材
を得ることができる。
したがって、この発明にかかる製法により得られた樹脂
含浸基材を用いて積層品をつくるようにすると、成形時
、中央部と端部の樹脂流出率がほぼ等しくなるので、成
形性がよく、しかも、厚みのばらつきの小さい積層品を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかる積層品用樹脂含浸基材の製法
に用いられる熱風式乾燥機の概略説明図、第2図の(a
) 、 (b)は第1図の乾燥機に配置されている2種
のノズルの正面図である。 5・・・基材7 r 7 a * 7 b・・・ノズル
 71・・・孔 72・・・遮蔽板 特許出願人 松下電工株式会社 代理人 弁理士 松  本 武 彦 (a)           (b)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)樹脂を含浸させた基材に熱風を吹きつけて乾燥さ
    せることにより、樹脂含浸基材をつくるにあたって、基
    材中央部にあたる熱風量を制限することを特徴とする積
    層品用樹脂含浸基材の製法。
JP57114223A 1982-06-30 1982-06-30 積層品用樹脂含浸基材の製法 Pending JPS595023A (ja)

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JP57114223A JPS595023A (ja) 1982-06-30 1982-06-30 積層品用樹脂含浸基材の製法

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JPS595023A true JPS595023A (ja) 1984-01-11

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ID=14632310

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JP57114223A Pending JPS595023A (ja) 1982-06-30 1982-06-30 積層品用樹脂含浸基材の製法

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JP (1) JPS595023A (ja)

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