JPS627472A - 帯状物の乾燥方法 - Google Patents
帯状物の乾燥方法Info
- Publication number
- JPS627472A JPS627472A JP14570685A JP14570685A JPS627472A JP S627472 A JPS627472 A JP S627472A JP 14570685 A JP14570685 A JP 14570685A JP 14570685 A JP14570685 A JP 14570685A JP S627472 A JPS627472 A JP S627472A
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- solvent
- drying
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- inert gas
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えば長尺のプラスチック製支持体に塗液を
塗布して乾燥することにより写真感光材料を製造する際
の乾燥工程全改良するものである。
塗布して乾燥することにより写真感光材料を製造する際
の乾燥工程全改良するものである。
グラスチックシートあるいは紙などの長尺の支持体に各
種の積層あるいはコーティングを行なう写真感光材料そ
の他各釉の製品は一般に所定の成分を有機溶剤に溶解あ
るいは分散した塗1La−支持体に塗布し、これを乾燥
することにより製造されている。
種の積層あるいはコーティングを行なう写真感光材料そ
の他各釉の製品は一般に所定の成分を有機溶剤に溶解あ
るいは分散した塗1La−支持体に塗布し、これを乾燥
することにより製造されている。
この乾燥方法としては、従来は、塗液を塗布した支持体
に熱風を吹き付けたり赤外線を照射したりする方法が一
般に採用されてきた。このような乾燥方法においては、
オーブン内で気化蒸発した溶剤が高濃度になって爆発す
るため大量の空気をオーブン内に供給して溶剤濃度r爆
発下限の約1/3以下に抑えるようにコントロールされ
てい九〇その結果、溶剤を蒸発させるエネルギーに加え
て、この希釈用空気の加熱さらには多量の排ガスの焼却
処理にも熱エネルギーを消費せざるを得なかった。
に熱風を吹き付けたり赤外線を照射したりする方法が一
般に採用されてきた。このような乾燥方法においては、
オーブン内で気化蒸発した溶剤が高濃度になって爆発す
るため大量の空気をオーブン内に供給して溶剤濃度r爆
発下限の約1/3以下に抑えるようにコントロールされ
てい九〇その結果、溶剤を蒸発させるエネルギーに加え
て、この希釈用空気の加熱さらには多量の排ガスの焼却
処理にも熱エネルギーを消費せざるを得なかった。
従来から、この問題全解決するため種々の検討が行なわ
れ、例えば熱交換器を設けて排ガスの焼却により発生し
た熱を回収する方法及び溶剤を有機溶剤から水に変える
方法などが提案芒れている。
れ、例えば熱交換器を設けて排ガスの焼却により発生し
た熱を回収する方法及び溶剤を有機溶剤から水に変える
方法などが提案芒れている。
一方、帯状の金属板に連続的にコーティングする場合の
乾燥工程においてオーブン内に不活性ガスの熱風を吹き
込むことによって溶剤の爆発を防市し希釈用空気を不要
にする方法が知られている(特公昭58−48826号
公報)。この方法においては、排ガスに含まれる有機溶
剤を空気と混合して焼却し、この焼却排ガスを不活性ガ
スとしてオーブンに循環することにより焼却によって得
られる熱を乾燥に利用し、余剰の熱は熱交換器で回収し
て他て有効利用している。
乾燥工程においてオーブン内に不活性ガスの熱風を吹き
込むことによって溶剤の爆発を防市し希釈用空気を不要
にする方法が知られている(特公昭58−48826号
公報)。この方法においては、排ガスに含まれる有機溶
剤を空気と混合して焼却し、この焼却排ガスを不活性ガ
スとしてオーブンに循環することにより焼却によって得
られる熱を乾燥に利用し、余剰の熱は熱交換器で回収し
て他て有効利用している。
排ガスの燃焼熱を熱交換器で回収する方法は熱交換によ
る熱の回収率は50〜60チ程度にすぎず、ま比熱交換
器に大容量のものが必要な為設備コストがかかって充分
な解決策とはいえないものであった。
る熱の回収率は50〜60チ程度にすぎず、ま比熱交換
器に大容量のものが必要な為設備コストがかかって充分
な解決策とはいえないものであった。
また、溶剤に水を用いる方法は水を蒸発させるためにか
えって熱エネルイーの消費量がふえ、不適当であった。
えって熱エネルイーの消費量がふえ、不適当であった。
不活性ガスのなかで乾燥させる方法も排ガスの燃焼炉及
び熱交換器が大容量のものになるため設備コストがかか
り、しかも価値のある溶剤を焼却してしまうことも問題
であった。
び熱交換器が大容量のものになるため設備コストがかか
り、しかも価値のある溶剤を焼却してしまうことも問題
であった。
本発明の目的はこのような問題点を解決して乾燥設備を
コン・セクトにしかつ熱エネルギーの消費量を節減した
乾燥方法を提供することにある。
コン・セクトにしかつ熱エネルギーの消費量を節減した
乾燥方法を提供することにある。
本発明者はこのような目的を達成するべく鋭意検討を行
なった結果、不活性ガスのなかで乾燥を行なうとともV
こ乾燥排ガスから溶剤を回収することにより、オーブン
への送風量を少なくできるばかりでなく、燃焼炉及び熱
交換器を小容址のものにすることができ、その結果、乾
燥装置全体をコン・ぐクトにし、さらに回収した溶剤も
再利用できるなど、種々の利点を見出して本発明を完成
するに至った。
なった結果、不活性ガスのなかで乾燥を行なうとともV
こ乾燥排ガスから溶剤を回収することにより、オーブン
への送風量を少なくできるばかりでなく、燃焼炉及び熱
交換器を小容址のものにすることができ、その結果、乾
燥装置全体をコン・ぐクトにし、さらに回収した溶剤も
再利用できるなど、種々の利点を見出して本発明を完成
するに至った。
すなわち、本発明は、可燃性有機溶剤を含む塗液が塗布
された帯状物を走行させつつ乾燥するにあたり、該帯状
物金、不活性ガスの熱風が送風、充満すしているオーブ
ン内を通過させて乾燥するとともに、該オーブンから排
出される前記有機溶剤を含有する不活性ガスを冷却して
該有機溶剤を凝縮回収し、不活性ガス中に残った有機溶
剤を燃焼させ、この燃焼排ガスを不活性ガスとして前記
オーブン内に循環させることを特徴とする帯状物の乾燥
方法に関するものである。
された帯状物を走行させつつ乾燥するにあたり、該帯状
物金、不活性ガスの熱風が送風、充満すしているオーブ
ン内を通過させて乾燥するとともに、該オーブンから排
出される前記有機溶剤を含有する不活性ガスを冷却して
該有機溶剤を凝縮回収し、不活性ガス中に残った有機溶
剤を燃焼させ、この燃焼排ガスを不活性ガスとして前記
オーブン内に循環させることを特徴とする帯状物の乾燥
方法に関するものである。
帯状物の種類は特に制限されるものではなく、各種プラ
スチックシートあるいは紙等の支持体に用途に応じて必
要な成分が可燃性有機溶剤に溶解あるいは分散された塗
液が塗布されているものである。
スチックシートあるいは紙等の支持体に用途に応じて必
要な成分が可燃性有機溶剤に溶解あるいは分散された塗
液が塗布されているものである。
可燃性有機溶剤は溶解あるいは分散する成分などに応じ
て適当なものが選択されるが、例えばベンゼン、トルエ
ン、アルコール、アセトン、 62メチル、メチレング
リコールなどである。
て適当なものが選択されるが、例えばベンゼン、トルエ
ン、アルコール、アセトン、 62メチル、メチレング
リコールなどである。
可燃性有機溶剤を含む塗液が塗布されている帯状物を不
活性ガスの熱風が送風、充満されているオーブン内に進
入走行させることによって乾燥する。このオーブンは内
部を不活性ガスで満たされた状態に保つために周囲に覆
いを設け、帯状物の入口及び出口はスリット状の最小限
の開口にとどめるのがよい。
活性ガスの熱風が送風、充満されているオーブン内に進
入走行させることによって乾燥する。このオーブンは内
部を不活性ガスで満たされた状態に保つために周囲に覆
いを設け、帯状物の入口及び出口はスリット状の最小限
の開口にとどめるのがよい。
不活性ガスはその雰囲気内における燃焼を阻止しうるガ
スでちり、例えば窒素ガス、炭酸ガスなどである。オー
ブンに吹き込まれる不活性ガスの温度及び風量は要は帯
状物を所定の程度まで乾燥しうるように設定され、帯状
物の種類、サイズ及び走行速度、有機溶剤の種類などを
考Δして適当になるように設定される。オーブン内に赤
外線ヒータ等を補助熱源として配設することもできる。
スでちり、例えば窒素ガス、炭酸ガスなどである。オー
ブンに吹き込まれる不活性ガスの温度及び風量は要は帯
状物を所定の程度まで乾燥しうるように設定され、帯状
物の種類、サイズ及び走行速度、有機溶剤の種類などを
考Δして適当になるように設定される。オーブン内に赤
外線ヒータ等を補助熱源として配設することもできる。
不活性ガスをオーブン内に吹き込むため送風機を設け、
一方オーブン内から排出させるために排風機を設ける。
一方オーブン内から排出させるために排風機を設ける。
オーブンの大きさ等により送風機及び排風機の一方を省
略できることはいうまでもない。
略できることはいうまでもない。
該オーブンから排出されるガスには蒸発した有機溶剤の
蒸気が高濃度で含まれている。そこで、この排出ガスを
まず冷却して有機溶剤蒸気を凝縮させ、これ全回収する
。この凝縮は一般の有機溶剤蒸気を冷却凝縮させる通常
の装置を用いて行なえばよい。凝縮させて回収する量は
通常は残った有機溶剤を燃焼させることによって発生す
る熱量が帯状物の乾燥に必要な熱量上系内でロスされる
熱量の和になればよいのであるが、運転条件の変動を考
慮してそれより熱量がやや多くなるように設定するのが
よい。一方、溶剤が高価な場合にはなるべく凝縮量が多
くなるようにして、不足の熱量は燃焼炉で燃焼させる際
に補助燃料を加オ、ることによって行なってもよい。
蒸気が高濃度で含まれている。そこで、この排出ガスを
まず冷却して有機溶剤蒸気を凝縮させ、これ全回収する
。この凝縮は一般の有機溶剤蒸気を冷却凝縮させる通常
の装置を用いて行なえばよい。凝縮させて回収する量は
通常は残った有機溶剤を燃焼させることによって発生す
る熱量が帯状物の乾燥に必要な熱量上系内でロスされる
熱量の和になればよいのであるが、運転条件の変動を考
慮してそれより熱量がやや多くなるように設定するのが
よい。一方、溶剤が高価な場合にはなるべく凝縮量が多
くなるようにして、不足の熱量は燃焼炉で燃焼させる際
に補助燃料を加オ、ることによって行なってもよい。
次に、凝縮器から排出されるガス中に残っfc有機溶剤
を燃焼させる。燃焼のために通常は空気をこの排出ガス
に混合する。周囲に安価な酸素ガスがあればこれを利用
することもできる。前述のように燃焼炉には補助燃料を
導入して熱量の不足を補わせることもできる。補助燃料
は、A−グン内を極度に清浄な状態に維持する必要があ
る場合にはメタン、プロ・やン、ブタン、天然ガスなど
を用い、それ以外の場合には、灯油、重油など程度に応
じて使い分けてなるべく安価なものを使用する。
を燃焼させる。燃焼のために通常は空気をこの排出ガス
に混合する。周囲に安価な酸素ガスがあればこれを利用
することもできる。前述のように燃焼炉には補助燃料を
導入して熱量の不足を補わせることもできる。補助燃料
は、A−グン内を極度に清浄な状態に維持する必要があ
る場合にはメタン、プロ・やン、ブタン、天然ガスなど
を用い、それ以外の場合には、灯油、重油など程度に応
じて使い分けてなるべく安価なものを使用する。
燃焼排ガスは不活性ガスとして利用し7、オーブン内に
循環させる。燃焼炉とオーブンの間に(′」:燃焼排ガ
スの温度を下げるための熱交換器を設け、さらに除塵姿
行及び送風機など金適宜設ける・熱交換器には凝縮器か
ら排出される不活性ガスの配管を接続して、この熱で燃
焼炉に送られるこの排出ガスを予熱することが熱エネル
ゼーを有効(て利用する点で好ましい。一方、オーブン
から燃焼排ガスラインにフィードバックラインを設けて
、オーブン内のガスで燃焼排ガスを希釈することにょp
所定の塩度まで低下させてもよい。
循環させる。燃焼炉とオーブンの間に(′」:燃焼排ガ
スの温度を下げるための熱交換器を設け、さらに除塵姿
行及び送風機など金適宜設ける・熱交換器には凝縮器か
ら排出される不活性ガスの配管を接続して、この熱で燃
焼炉に送られるこの排出ガスを予熱することが熱エネル
ゼーを有効(て利用する点で好ましい。一方、オーブン
から燃焼排ガスラインにフィードバックラインを設けて
、オーブン内のガスで燃焼排ガスを希釈することにょp
所定の塩度まで低下させてもよい。
本発明の方法の実施に利用される乾燥装置は上述の説明
かられかるようにほぼ密閉系であり、不活性ガスの循環
回路を有するものである。
かられかるようにほぼ密閉系であり、不活性ガスの循環
回路を有するものである。
本発明の方法においては、乾燥を不活性ガス雰囲気中で
行わせることによって蒸発した溶剤蒸気の爆発を防止し
、オーブン内の高濃度状態?可能にしている。排出ガス
から有機溶剤を回収することによって蒸発した有機溶剤
の燃焼量を帯状物の乾燥に必要な熱量にとどめるように
して過剰な燃焼熱の発生を防止している。そして、燃焼
熱を帯状物を乾燥する熱源として有効利用するとともに
燃焼排ガスをオーブン内の不活性ガスとし−で利用して
いる。有機溶剤の回収は循環系における不活性ガスの一
番温度の低い個所に設けて熱エネルヤーのロスに配慮し
ている。燃焼排ガスの温度全熱交換器で適正温度まで下
げるとともにこの熱で有機溶剤回収で温度の下がった排
出ガスを燃焼炉に送シ込む前に予熱すれば熱エネルギー
をさらに効率よく利用できる。有機溶剤の燃焼のために
空気を導入することによって循環系の内圧を高めて外部
から空気が混入してこないようにしている。燃焼用空気
の導入によって循環系の不活性ガス量が増すが、余剰分
は主にオーブンの帯状物入口及び出口のスリットから外
に放出される。
行わせることによって蒸発した溶剤蒸気の爆発を防止し
、オーブン内の高濃度状態?可能にしている。排出ガス
から有機溶剤を回収することによって蒸発した有機溶剤
の燃焼量を帯状物の乾燥に必要な熱量にとどめるように
して過剰な燃焼熱の発生を防止している。そして、燃焼
熱を帯状物を乾燥する熱源として有効利用するとともに
燃焼排ガスをオーブン内の不活性ガスとし−で利用して
いる。有機溶剤の回収は循環系における不活性ガスの一
番温度の低い個所に設けて熱エネルヤーのロスに配慮し
ている。燃焼排ガスの温度全熱交換器で適正温度まで下
げるとともにこの熱で有機溶剤回収で温度の下がった排
出ガスを燃焼炉に送シ込む前に予熱すれば熱エネルギー
をさらに効率よく利用できる。有機溶剤の燃焼のために
空気を導入することによって循環系の内圧を高めて外部
から空気が混入してこないようにしている。燃焼用空気
の導入によって循環系の不活性ガス量が増すが、余剰分
は主にオーブンの帯状物入口及び出口のスリットから外
に放出される。
第1図は本発明の方法に利用される乾燥装置の一例をフ
ローシートで示したものである。
ローシートで示したものである。
図示のように、帯状物1は原反ロール2から繰出され、
公知の塗布装置3で塗液4が塗布される。
公知の塗布装置3で塗液4が塗布される。
そして、オーブン5内で乾燥され巻取ロール6に巻取ら
れる。オーブン5は長面状の密閉形のものであり、長手
方向の両端面には帯状物1が通るスリット状開ロア、8
が設けられている。オーブン5の上面には不活性ガスの
送風口9及び排風口10が設けられている。
れる。オーブン5は長面状の密閉形のものであり、長手
方向の両端面には帯状物1が通るスリット状開ロア、8
が設けられている。オーブン5の上面には不活性ガスの
送風口9及び排風口10が設けられている。
排風口10からは排風機11を介して凝縮器12に配管
されている。13は凝縮器12に冷媒を送る冷却機であ
り、14は凝縮した溶剤の受槽である。凝縮器12から
は熱交換器18を通って燃焼炉15に配管されている。
されている。13は凝縮器12に冷媒を送る冷却機であ
り、14は凝縮した溶剤の受槽である。凝縮器12から
は熱交換器18を通って燃焼炉15に配管されている。
凝縮器12で溶剤の大部分を回収された排出ガスは熱交
換器で燃焼排ガスと熱交換して予熱され、燃焼炉15で
燃焼される。この燃焼炉15には燃焼のための空気吹込
管16及び補助燃料供給管17が接続されている。燃焼
炉15からは熱交換器18に配管され、そこで凝縮器1
2からぬfc排出ガスと熱交換さn、さらに除塵装置1
9及び送風機20を経由して送風口9に接続されている
。オーブン5から熱交%器18と除塵袋[19との間の
配管にフィードバツク配管21が設けられ、オーブン内
の不活性ガスを循環させることによって燃焼排ガスを希
釈して温度を低下させることができるようになっている
。燃焼炉15と熱交換器18の間にはガス放出管22が
設けられているが、これは通常閉止されている。
換器で燃焼排ガスと熱交換して予熱され、燃焼炉15で
燃焼される。この燃焼炉15には燃焼のための空気吹込
管16及び補助燃料供給管17が接続されている。燃焼
炉15からは熱交換器18に配管され、そこで凝縮器1
2からぬfc排出ガスと熱交換さn、さらに除塵装置1
9及び送風機20を経由して送風口9に接続されている
。オーブン5から熱交%器18と除塵袋[19との間の
配管にフィードバツク配管21が設けられ、オーブン内
の不活性ガスを循環させることによって燃焼排ガスを希
釈して温度を低下させることができるようになっている
。燃焼炉15と熱交換器18の間にはガス放出管22が
設けられているが、これは通常閉止されている。
ポリエチレンテレフタレートを支持体としてこれに感光
性ジアゾ化合物、光重合性組成物等をアセトンに溶解し
た塗液4を塗布した帯状物1をこのような装置で乾燥し
た。オーブン内の温度は90℃とし、オーブン5からの
排出ガスに含すれている溶剤の90%を凝縮器12で回
収した。燃焼炉15では補助燃料として天然ガスを加え
、この排出ガスを完全燃焼させた。天然ガスの量は送風
口部における不活性ガスの温度が110℃になるように
調整した。帯状物は完全に乾燥され、特にトラブルもな
く運転を継続できた。
性ジアゾ化合物、光重合性組成物等をアセトンに溶解し
た塗液4を塗布した帯状物1をこのような装置で乾燥し
た。オーブン内の温度は90℃とし、オーブン5からの
排出ガスに含すれている溶剤の90%を凝縮器12で回
収した。燃焼炉15では補助燃料として天然ガスを加え
、この排出ガスを完全燃焼させた。天然ガスの量は送風
口部における不活性ガスの温度が110℃になるように
調整した。帯状物は完全に乾燥され、特にトラブルもな
く運転を継続できた。
本発明の方法は、希釈空気を必要とせず、従ってこれを
加熱する熱エネルギーも不要になる。循環される不活性
ガス量が少なくなることから循環系全体をコン・セクト
にできる。有機溶剤の燃焼量が減ったことから燃焼炉を
小型化でき、燃焼排ガスから余剰の熱を分離するための
熱交換器も小型化することができた。これらによって設
備コストを低下させるとともに設置場所も小さくするこ
とができる。また、回収した溶剤を再利用しあるいは他
に有効利用することができる。
加熱する熱エネルギーも不要になる。循環される不活性
ガス量が少なくなることから循環系全体をコン・セクト
にできる。有機溶剤の燃焼量が減ったことから燃焼炉を
小型化でき、燃焼排ガスから余剰の熱を分離するための
熱交換器も小型化することができた。これらによって設
備コストを低下させるとともに設置場所も小さくするこ
とができる。また、回収した溶剤を再利用しあるいは他
に有効利用することができる。
第1図は本発明の方法に使用される乾燥装置の一例をフ
ローシートで示したものである。 1・・・帯状物、4・・・塗液、5・・・オーブン、1
2・・・凝縮器、15・・・燃焼炉
ローシートで示したものである。 1・・・帯状物、4・・・塗液、5・・・オーブン、1
2・・・凝縮器、15・・・燃焼炉
Claims (1)
- 可燃性有機溶剤を含む塗液が塗布された帯状物を走行さ
せつつ乾燥するにあたり、該帯状物を、不活性ガスの熱
風が送風、充満されているオーブン内を通過させて乾燥
するとともに、該オーブンから排出される前記有機溶剤
を含有する不活性ガスを冷却して該有機溶剤を凝縮回収
し、不活性ガス中に残った有機溶剤を燃焼させ、この燃
焼排ガスを不活性ガスとして前記オーブン内に循環させ
ることを特徴とする帯状物の乾燥方法
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14570685A JPS627472A (ja) | 1985-07-04 | 1985-07-04 | 帯状物の乾燥方法 |
US06/881,271 US4926567A (en) | 1985-07-04 | 1986-07-02 | Process and apparatus for drying coated web |
DE19863622589 DE3622589A1 (de) | 1985-07-04 | 1986-07-04 | Verfahren und einrichtung zum trocknen einer beschichteten materialbahn |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14570685A JPS627472A (ja) | 1985-07-04 | 1985-07-04 | 帯状物の乾燥方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS627472A true JPS627472A (ja) | 1987-01-14 |
Family
ID=15391233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14570685A Pending JPS627472A (ja) | 1985-07-04 | 1985-07-04 | 帯状物の乾燥方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS627472A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5233981A (en) * | 1987-12-07 | 1993-08-10 | Ferric Inc. | Hot compress structure |
JPH06226428A (ja) * | 1992-12-21 | 1994-08-16 | Metal Casting Technol Inc | 物品の高密度化の方法と装置 |
JPH07273081A (ja) * | 1994-03-29 | 1995-10-20 | Zenken:Kk | 炭化水素系洗浄剤で洗浄したワークの乾燥方法及びその乾燥装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5528717A (en) * | 1978-08-19 | 1980-02-29 | Miura Eng Internatl Kk | Solvent recovery method |
JPS57107265A (en) * | 1980-12-25 | 1982-07-03 | Daido Steel Co Ltd | Heat supply system of coating oven |
JPS595023A (ja) * | 1982-06-30 | 1984-01-11 | Matsushita Electric Works Ltd | 積層品用樹脂含浸基材の製法 |
-
1985
- 1985-07-04 JP JP14570685A patent/JPS627472A/ja active Pending
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