JPH06226428A - 物品の高密度化の方法と装置 - Google Patents
物品の高密度化の方法と装置Info
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- JPH06226428A JPH06226428A JP5248844A JP24884493A JPH06226428A JP H06226428 A JPH06226428 A JP H06226428A JP 5248844 A JP5248844 A JP 5248844A JP 24884493 A JP24884493 A JP 24884493A JP H06226428 A JPH06226428 A JP H06226428A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22F—WORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
- B22F3/00—Manufacture of workpieces or articles from metallic powder characterised by the manner of compacting or sintering; Apparatus specially adapted therefor ; Presses and furnaces
- B22F3/12—Both compacting and sintering
- B22F3/14—Both compacting and sintering simultaneously
- B22F3/15—Hot isostatic pressing
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J3/00—Processes of utilising sub-atmospheric or super-atmospheric pressure to effect chemical or physical change of matter; Apparatus therefor
- B01J3/06—Processes using ultra-high pressure, e.g. for the formation of diamonds; Apparatus therefor, e.g. moulds or dies
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B11/00—Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses
- B30B11/001—Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses using a flexible element, e.g. diaphragm, urged by fluid pressure; Isostatic presses
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明の目的は、金属鋳物と金属間化合物
の鋳物等の内部ポロシテーを封孔する場合に有用である
物品の高密度化の方法と装置を実現することにある。 【構成】 この目的を達成するために、この発明は、
a)、物品を加圧して高密度化する第1高温度の第1液
圧伝達媒体を、容器中の前記物品に周設することと、
b)、前記第1温度よりも低い第2温度の第2液圧伝達
媒体であって、前記第2媒体に印加される圧力が前記第
1媒体に伝達されるように前記第1媒体と前記第2媒体
を連通させるべく前記第2液圧伝達媒体を前記容器に周
設することと、c)、前記第1媒体に内設される前記物
品を高密度化するに足る圧力を、前記第2媒体に印加す
ることと、から成ることを特徴とする。
の鋳物等の内部ポロシテーを封孔する場合に有用である
物品の高密度化の方法と装置を実現することにある。 【構成】 この目的を達成するために、この発明は、
a)、物品を加圧して高密度化する第1高温度の第1液
圧伝達媒体を、容器中の前記物品に周設することと、
b)、前記第1温度よりも低い第2温度の第2液圧伝達
媒体であって、前記第2媒体に印加される圧力が前記第
1媒体に伝達されるように前記第1媒体と前記第2媒体
を連通させるべく前記第2液圧伝達媒体を前記容器に周
設することと、c)、前記第1媒体に内設される前記物
品を高密度化するに足る圧力を、前記第2媒体に印加す
ることと、から成ることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品を高密度化する方
法と装置に関し、更に詳細には、内部ポロシテーを封孔
するとともに力学的性質を向上する、金属や金属間化合
物の鋳物等の物品の高温等方圧縮による物品の高密度化
の方法と装置に関する。
法と装置に関し、更に詳細には、内部ポロシテーを封孔
するとともに力学的性質を向上する、金属や金属間化合
物の鋳物等の物品の高温等方圧縮による物品の高密度化
の方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高温等方圧縮(HIP)は、内部ポロシ
テーを有する物品の処理に幅広く使用される方法であ
り、前記ポロシテーを封孔するとともに、従って、物品
を高密度化する。特に、HIPは、内部ポロシテーを封
孔するとともに冶金組織と力学的性質を向上させるべく
金属鋳物を処理する鋳物業界で幅広く使用される。
テーを有する物品の処理に幅広く使用される方法であ
り、前記ポロシテーを封孔するとともに、従って、物品
を高密度化する。特に、HIPは、内部ポロシテーを封
孔するとともに冶金組織と力学的性質を向上させるべく
金属鋳物を処理する鋳物業界で幅広く使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】HIPは、鋳物又は別
の物品を、内部ポロシテーの無い冶金組織が得られる温
度と圧力で適切な時間の間、高温と、アルゴンガス圧力
等の高ガス圧力と、で処理することを含む。不活性ガス
の高圧力でHIP作業を行う機器は、極めて高価であ
る。さらに、かかるHIP機器は、温度と圧力の両方を
所要の高レベルに上昇させるとともに物品の圧密が完全
となる後に低下させるためには、長時間のサイクルタイ
ムを必要とする。このため、HIPは、改良型鋳物を製
造するために広範囲に使用されるが、当該鋳物のコスト
をかなり増加させる。
の物品を、内部ポロシテーの無い冶金組織が得られる温
度と圧力で適切な時間の間、高温と、アルゴンガス圧力
等の高ガス圧力と、で処理することを含む。不活性ガス
の高圧力でHIP作業を行う機器は、極めて高価であ
る。さらに、かかるHIP機器は、温度と圧力の両方を
所要の高レベルに上昇させるとともに物品の圧密が完全
となる後に低下させるためには、長時間のサイクルタイ
ムを必要とする。このため、HIPは、改良型鋳物を製
造するために広範囲に使用されるが、当該鋳物のコスト
をかなり増加させる。
【0004】HIPの条件に劣らぬように図る別の方法
が、金属、金属間化合物、及び、セラミックの各熱間プ
レス生成物に対する「セラコン」(CERACON)プ
ロセスとして開発販売された。この方法は、被予熱物品
をダイキャビティに納置することと、このダイキャビテ
ィを被予熱セラミック粒又は微粒子で充填することと、
物品周りの当該微粒子を圧縮すべく油圧式駆動ラムをダ
イキャビティに挿入すること、とを含む。上記方法で
は、前記微粒子によって、疑似等方圧力のみが物品に印
加され、高密度化されるようになっている。さらに、反
応性金属(例えば、チタン(Ti)並びにチタン合金)
や金属間化合物(例えば、TiAl)等の非常に反応し
やすい物質を処理するためには、上記方法は、物品を保
護容器中に封包しない限り、又は、圧縮作業を真空又は
不活性ガス中で行わない限り、使用することができな
い。
が、金属、金属間化合物、及び、セラミックの各熱間プ
レス生成物に対する「セラコン」(CERACON)プ
ロセスとして開発販売された。この方法は、被予熱物品
をダイキャビティに納置することと、このダイキャビテ
ィを被予熱セラミック粒又は微粒子で充填することと、
物品周りの当該微粒子を圧縮すべく油圧式駆動ラムをダ
イキャビティに挿入すること、とを含む。上記方法で
は、前記微粒子によって、疑似等方圧力のみが物品に印
加され、高密度化されるようになっている。さらに、反
応性金属(例えば、チタン(Ti)並びにチタン合金)
や金属間化合物(例えば、TiAl)等の非常に反応し
やすい物質を処理するためには、上記方法は、物品を保
護容器中に封包しない限り、又は、圧縮作業を真空又は
不活性ガス中で行わない限り、使用することができな
い。
【0005】高温度、並びに、極めて等方性の高圧力の
条件下で、また更に不活性ガス圧力に基づく従来使用の
HIPプロセスよりも低コストで、物品を高密度化する
方法と装置が必要である。
条件下で、また更に不活性ガス圧力に基づく従来使用の
HIPプロセスよりも低コストで、物品を高密度化する
方法と装置が必要である。
【0006】本発明の目的は、上記必要性を満たすこと
にある。
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明は、a)、物品を加圧して高密度化する第
1高温度の第1液圧伝達媒体を、容器中の前記物品に周
設することと、b)、前記第1温度よりも低い第2温度
の第2液圧伝達媒体であって、前記第2媒体に印加され
る圧力が前記第1媒体に伝達されるように前記第1媒体
と前記第2媒体を連通させるべく前記第2液圧伝達媒体
を前記容器に周設することと、c)、前記第1媒体に内
設される前記物品を高密度化するに足る圧力を、前記第
2媒体に印加することと、から成ることを特徴とする。
に、この発明は、a)、物品を加圧して高密度化する第
1高温度の第1液圧伝達媒体を、容器中の前記物品に周
設することと、b)、前記第1温度よりも低い第2温度
の第2液圧伝達媒体であって、前記第2媒体に印加され
る圧力が前記第1媒体に伝達されるように前記第1媒体
と前記第2媒体を連通させるべく前記第2液圧伝達媒体
を前記容器に周設することと、c)、前記第1媒体に内
設される前記物品を高密度化するに足る圧力を、前記第
2媒体に印加することと、から成ることを特徴とする。
【0008】
【作用】この発明によれば、容器中の第1溶融塩圧力伝
達媒体に内設される物品を高密度化する方法と装置であ
って、前記第1媒体は、第1高密度化高温度に加熱され
る。前記容器は、前記第1温度よりも低い第2温度の第
2溶融塩圧力伝達媒体に内設される。前記第1媒体と前
記第2媒体は、前記第2媒体に印加される圧力が前記第
1媒体に伝達されるように連通される。前記比較的高温
の第1媒体に内設される前記物品を高密度化するに足る
圧力が、前記比較的低温の第2媒体に印加される。前記
容器は、前記物品の高密度化の後に前記第2媒体から抜
出される。特に、この方法と装置は、金属鋳物と金属間
化合物の鋳物の内部ポロシテーを封孔する場合に有用で
ある。
達媒体に内設される物品を高密度化する方法と装置であ
って、前記第1媒体は、第1高密度化高温度に加熱され
る。前記容器は、前記第1温度よりも低い第2温度の第
2溶融塩圧力伝達媒体に内設される。前記第1媒体と前
記第2媒体は、前記第2媒体に印加される圧力が前記第
1媒体に伝達されるように連通される。前記比較的高温
の第1媒体に内設される前記物品を高密度化するに足る
圧力が、前記比較的低温の第2媒体に印加される。前記
容器は、前記物品の高密度化の後に前記第2媒体から抜
出される。特に、この方法と装置は、金属鋳物と金属間
化合物の鋳物の内部ポロシテーを封孔する場合に有用で
ある。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づいて、本発明の実施例を説
明する。図1には、本発明の1実施例による装置が図示
されており、複数の物品の実例として内燃機関の鋳造バ
ルブ10が、本発明の方法実施例に基づいて高密度化さ
れる、又は、圧密される。当該バルブ10は、内燃機関
の、インベスト鋳造された原子重量比50%のチタン
(Ti)対原子重量比50%のアルミニウム(Al)の
排気弁でよい。これらの金属間化合物バルブは、一般
に、図2のバルブステム10aとバルブヘッド10bで
構成される。但し、本発明は、エンジンバルブを高密度
化することに限定されず、任意の物品を高密度化するた
めに使用することができる。更に、本発明は、金属間化
合物の物品を高密度化することに限定されず、金属物
質、金属間化合物の物質、セラミック物質、及び、その
他の物質を含む物品を高密度化するために実施すること
ができる。内燃機関のTiAl金属間化合物バルブ10
の高密度化は、単に例示上記述されるものであって、こ
れに限定されない。
明する。図1には、本発明の1実施例による装置が図示
されており、複数の物品の実例として内燃機関の鋳造バ
ルブ10が、本発明の方法実施例に基づいて高密度化さ
れる、又は、圧密される。当該バルブ10は、内燃機関
の、インベスト鋳造された原子重量比50%のチタン
(Ti)対原子重量比50%のアルミニウム(Al)の
排気弁でよい。これらの金属間化合物バルブは、一般
に、図2のバルブステム10aとバルブヘッド10bで
構成される。但し、本発明は、エンジンバルブを高密度
化することに限定されず、任意の物品を高密度化するた
めに使用することができる。更に、本発明は、金属間化
合物の物品を高密度化することに限定されず、金属物
質、金属間化合物の物質、セラミック物質、及び、その
他の物質を含む物品を高密度化するために実施すること
ができる。内燃機関のTiAl金属間化合物バルブ10
の高密度化は、単に例示上記述されるものであって、こ
れに限定されない。
【0010】この装置は、第1内部セラミック容器20
を含むとともに、この容器20は、第1液圧伝達媒体2
2を貯留する円筒形のチャンバ20aを有し、この圧力
伝達媒体22中に各バルブ10が高密度化するように内
設されていることが分かる。この第1圧力伝達媒体22
は、溶融塩を含有するとともに、この溶融塩の組成は、
バルブ10を加圧して高密度化する第1高温度よりも高
い安定融点が得られるように、高融点の塩から選択され
る。例えば、上記TiAlバルブ10を高密度化する場
合、高温溶融塩は、安定塩の融点を華氏約2500度に
すべく100%のBaCL2 を含有するので、バルブ1
0を華氏約2300度の高密度化温度で高密度化させる
ことができる。即ち、バルブ10と媒体22は、華氏2
300度である。
を含むとともに、この容器20は、第1液圧伝達媒体2
2を貯留する円筒形のチャンバ20aを有し、この圧力
伝達媒体22中に各バルブ10が高密度化するように内
設されていることが分かる。この第1圧力伝達媒体22
は、溶融塩を含有するとともに、この溶融塩の組成は、
バルブ10を加圧して高密度化する第1高温度よりも高
い安定融点が得られるように、高融点の塩から選択され
る。例えば、上記TiAlバルブ10を高密度化する場
合、高温溶融塩は、安定塩の融点を華氏約2500度に
すべく100%のBaCL2 を含有するので、バルブ1
0を華氏約2300度の高密度化温度で高密度化させる
ことができる。即ち、バルブ10と媒体22は、華氏2
300度である。
【0011】バルブ10は、取付具30等の適格な取付
具に載設することができ、この取付具30は、10本の
バルブ10を収納する下部セラミック(例えば、アルミ
ナ)支持体部材32、33を含む。特に、6本のバルブ
10が、中央のバルブ10を中心に下部部材32上に沿
って円周方向に離間される。3本のバルブ10が部材3
3に載設される。この部材33は、図2と図3に詳細に
示されるように、複数のバルブヘッド10bを収容する
のに適格な凹部33aと、複数のバルブステム10aが
上方に貫通する直立開口33bと、を各々複数含む。
具に載設することができ、この取付具30は、10本の
バルブ10を収納する下部セラミック(例えば、アルミ
ナ)支持体部材32、33を含む。特に、6本のバルブ
10が、中央のバルブ10を中心に下部部材32上に沿
って円周方向に離間される。3本のバルブ10が部材3
3に載設される。この部材33は、図2と図3に詳細に
示されるように、複数のバルブヘッド10bを収容する
のに適格な凹部33aと、複数のバルブステム10aが
上方に貫通する直立開口33bと、を各々複数含む。
【0012】また、取付具30は、同様に10本のバル
ブ10を収納する上部セラミック(例えば、アルミナ)
支持体部材34、35を含む。6本のバルブ10が、中
央のバルブ10を中心に上部部材34上に沿って円周方
向に離間される。3本のバルブ10が下部部材35に載
設される。これらの部材34、35は、図2と図3に詳
細に示されるように、複数のバルブヘッド10bを収納
するのに適格な凹部34a、35aと、複数のバルブス
テム10aが下方に貫通する直立開口34b、35b
と、を含む。
ブ10を収納する上部セラミック(例えば、アルミナ)
支持体部材34、35を含む。6本のバルブ10が、中
央のバルブ10を中心に上部部材34上に沿って円周方
向に離間される。3本のバルブ10が下部部材35に載
設される。これらの部材34、35は、図2と図3に詳
細に示されるように、複数のバルブヘッド10bを収納
するのに適格な凹部34a、35aと、複数のバルブス
テム10aが下方に貫通する直立開口34b、35b
と、を含む。
【0013】上部支持体部材34、35上のバルブ10
は、下部部材32、33上のバルブと同様の配列で構成
されるが、但し、上部バルブを下部バルブの間に組み込
むことができるように角度を成して変位される。上部支
持体部材34、35は、3本の直立柱36(図示では2
本)の間を120度離間させることによって、下部支持
体部材32、33の上方で支持される。上述の取付具の
各構成要素と各バルブ10は、ファスナー等を使用せず
に重力で一体に組み付けられた状態に維持される。
は、下部部材32、33上のバルブと同様の配列で構成
されるが、但し、上部バルブを下部バルブの間に組み込
むことができるように角度を成して変位される。上部支
持体部材34、35は、3本の直立柱36(図示では2
本)の間を120度離間させることによって、下部支持
体部材32、33の上方で支持される。上述の取付具の
各構成要素と各バルブ10は、ファスナー等を使用せず
に重力で一体に組み付けられた状態に維持される。
【0014】複数の取付具30(図示では2個)は、図
1に示されるように、第1容器20のチャンバ20a中
に重置することができる。全部で40本のバルブ10
を、図示されるように、各々が20本のバルブ10を支
持する取付具30を2つ使って、図1の装置中で高密度
化させることができる。
1に示されるように、第1容器20のチャンバ20a中
に重置することができる。全部で40本のバルブ10
を、図示されるように、各々が20本のバルブ10を支
持する取付具30を2つ使って、図1の装置中で高密度
化させることができる。
【0015】この装置は、第2圧力伝達媒体42を貯蔵
する第2金属容器40を含むとともに、この第2圧力伝
達媒体42は、第1温度よりも低い第2温度であり、即
ち、第1容器20中の溶融塩22の温度よりも低い。こ
の第2媒体は、溶融塩を含有するとともに、この溶融塩
の組成は、所望の低温度を得るべく高融点と低融点の塩
から選択される。上記TiAlバルブ10を高密度化す
る場合、この溶融塩は、安定塩の融点を華氏約850度
にするため、BaCl2 、CaCl2 、NaClの混合
物を(例えば、重量比35%のBaCl2 、重量比45
%のCaCl2、及び、重量比20%のNaCl)の割
合で含むので、この媒体42が華氏1000度の最低温
度のときにバルブ10を高密度化することができる。
する第2金属容器40を含むとともに、この第2圧力伝
達媒体42は、第1温度よりも低い第2温度であり、即
ち、第1容器20中の溶融塩22の温度よりも低い。こ
の第2媒体は、溶融塩を含有するとともに、この溶融塩
の組成は、所望の低温度を得るべく高融点と低融点の塩
から選択される。上記TiAlバルブ10を高密度化す
る場合、この溶融塩は、安定塩の融点を華氏約850度
にするため、BaCl2 、CaCl2 、NaClの混合
物を(例えば、重量比35%のBaCl2 、重量比45
%のCaCl2、及び、重量比20%のNaCl)の割
合で含むので、この媒体42が華氏1000度の最低温
度のときにバルブ10を高密度化することができる。
【0016】第1容器20は、図1に詳細に示されるよ
うに、第1媒体(第1溶融塩)22と第2媒体(第2溶
融塩)42を連通させるトップクロージャプレート48
を含み、第2媒体42に印加される圧力が第1媒体22
に伝達されるようになっている。この連通は、アパーチ
ャ46等の穴又は開口によって行うことができるが、こ
のアパーチャ46は、サイズが限定されており(例え
ば、直径1/2インチ)、容器20中の高温溶融塩と、
容器40中の比較的低温な溶融塩と、の過度な混合が圧
縮工程中に生じないようにする。また、トップクロージ
ャプレート48は、流体圧力を伝達させる多孔性のセラ
ミックファイバ材料でもよい。このトップクロージャプ
レート48は、重力によって容器20に支持される。
うに、第1媒体(第1溶融塩)22と第2媒体(第2溶
融塩)42を連通させるトップクロージャプレート48
を含み、第2媒体42に印加される圧力が第1媒体22
に伝達されるようになっている。この連通は、アパーチ
ャ46等の穴又は開口によって行うことができるが、こ
のアパーチャ46は、サイズが限定されており(例え
ば、直径1/2インチ)、容器20中の高温溶融塩と、
容器40中の比較的低温な溶融塩と、の過度な混合が圧
縮工程中に生じないようにする。また、トップクロージ
ャプレート48は、流体圧力を伝達させる多孔性のセラ
ミックファイバ材料でもよい。このトップクロージャプ
レート48は、重力によって容器20に支持される。
【0017】第2容器40は、円筒形のダイキャビティ
50を有する金属ダイとして図示されており、このダイ
キャビティ50に第1容器20が内設される。このダイ
40は、開口上端部40aを含むとともに、この開口上
端部40aに、液圧プレス又は類似のプレスのピストン
又はラム52、例えば、500トンの従来の液圧プレス
のピストンが嵌挿される。外周封着部材60(コバルト
合金3から成る)が、ピストン52の周囲に沿ってピス
トンとダイの間に周設されるとともに、一般に、後述の
圧縮工程中に25000ポンド毎平方インチに耐えるこ
とができる。この容器又はダイ40は、液圧プレスのベ
ッド(図示せず)に支持されるが、この代わりに、適切
な支持体フレームに螺着させることができる。
50を有する金属ダイとして図示されており、このダイ
キャビティ50に第1容器20が内設される。このダイ
40は、開口上端部40aを含むとともに、この開口上
端部40aに、液圧プレス又は類似のプレスのピストン
又はラム52、例えば、500トンの従来の液圧プレス
のピストンが嵌挿される。外周封着部材60(コバルト
合金3から成る)が、ピストン52の周囲に沿ってピス
トンとダイの間に周設されるとともに、一般に、後述の
圧縮工程中に25000ポンド毎平方インチに耐えるこ
とができる。この容器又はダイ40は、液圧プレスのベ
ッド(図示せず)に支持されるが、この代わりに、適切
な支持体フレームに螺着させることができる。
【0018】ピストン52は、圧力を第2媒体42に印
加する手段を含むとともに、この圧力は、開口46を介
して第1容器20中の第1媒体22に伝達される。ピス
トン52によって印加される圧力は、第1容器20中の
第1媒体22に内設される各バルブ10を高密度化する
のに必要な圧縮温度で充分であるように選択される。ピ
ストン52は、外気に通じる通気路54を含み、先ずピ
ストン52がダイキャビティ50に挿入されるとこのダ
イキャビティ50内の空気が漏出することができるよう
になっている。通気路54は、排気後、ピストン52に
載置される空気抜き弁56(概略図示)によって掩塞さ
れる。
加する手段を含むとともに、この圧力は、開口46を介
して第1容器20中の第1媒体22に伝達される。ピス
トン52によって印加される圧力は、第1容器20中の
第1媒体22に内設される各バルブ10を高密度化する
のに必要な圧縮温度で充分であるように選択される。ピ
ストン52は、外気に通じる通気路54を含み、先ずピ
ストン52がダイキャビティ50に挿入されるとこのダ
イキャビティ50内の空気が漏出することができるよう
になっている。通気路54は、排気後、ピストン52に
載置される空気抜き弁56(概略図示)によって掩塞さ
れる。
【0019】取付具30上の40本の鋳造TiAlバル
ブ10を高密度化するために例示される図1の装置で
は、容器又はダイ40は、IN718等のニッケル基超
合金から成るとともに、19インチの外径と34インチ
の高さを有する。このダイ40は、圧縮工程中、約66
000ポンド毎平方インチの最大フープ応力を受ける。
ダイキャビティ50は、7インチの内径と24インチの
高さを有する。セラミック容器20は、アルミナから成
るとともに、5インチの外径と18インチの高さを有す
る。チャンバ20aは、4インチの内径と17.5イン
チの高さを有する。容器20は、ダイキャビティ50の
底部で金属(例えば、IN718)の台座58に載置さ
れる。ピストン52は、タイプ440のステンレス鋼か
ら成るとともに、約6.99インチの外径を有する。
ブ10を高密度化するために例示される図1の装置で
は、容器又はダイ40は、IN718等のニッケル基超
合金から成るとともに、19インチの外径と34インチ
の高さを有する。このダイ40は、圧縮工程中、約66
000ポンド毎平方インチの最大フープ応力を受ける。
ダイキャビティ50は、7インチの内径と24インチの
高さを有する。セラミック容器20は、アルミナから成
るとともに、5インチの外径と18インチの高さを有す
る。チャンバ20aは、4インチの内径と17.5イン
チの高さを有する。容器20は、ダイキャビティ50の
底部で金属(例えば、IN718)の台座58に載置さ
れる。ピストン52は、タイプ440のステンレス鋼か
ら成るとともに、約6.99インチの外径を有する。
【0020】鋳造TiAlバルブ10を高密度化する本
発明の方法実施例を行う場合、先ず、バルブ10を図2
と図3に示されるように各取付具30に載設する。これ
らの取付具30は、セラミック容器20中に装填され
る。BaCl2 の溶融塩が、容器20中の各取付具30
の周りに注加される。次に、トッププレート48がこの
容器に載設される。次に、この容器が、溶融塩槽ヒータ
等の適切な加熱装置(図示せず)に納置されて、所望の
等方圧縮温度に加熱される。本発明の1実施例では、華
氏2300度の溶融塩圧縮温度が、上述した鋳造TiA
lバルブ10の等方圧縮に使用される。無論、当該バル
ブ10が他の物質から成る場合は、別の等方圧縮温度が
使用される。圧縮される物質に応じて、華氏600度か
ら華氏2500度までの範囲の圧縮温度を使用すること
ができる。
発明の方法実施例を行う場合、先ず、バルブ10を図2
と図3に示されるように各取付具30に載設する。これ
らの取付具30は、セラミック容器20中に装填され
る。BaCl2 の溶融塩が、容器20中の各取付具30
の周りに注加される。次に、トッププレート48がこの
容器に載設される。次に、この容器が、溶融塩槽ヒータ
等の適切な加熱装置(図示せず)に納置されて、所望の
等方圧縮温度に加熱される。本発明の1実施例では、華
氏2300度の溶融塩圧縮温度が、上述した鋳造TiA
lバルブ10の等方圧縮に使用される。無論、当該バル
ブ10が他の物質から成る場合は、別の等方圧縮温度が
使用される。圧縮される物質に応じて、華氏600度か
ら華氏2500度までの範囲の圧縮温度を使用すること
ができる。
【0021】溶融塩媒体22と、取付具30上のバルブ
10と、を収蔵する加熱済み容器20は、ダイキャビテ
ィ50中の溶融塩媒体42に内設されるとともに、この
ダイキャビティ50は、適切な温度の溶融塩媒体42が
得られるように(概略図示されるバンド電気抵抗加熱装
置41によって)予熱されている。華氏2300度の溶
融塩媒体22中の鋳造TiAlバルブ10を高密度化す
る場合、ダイキャビティ50中の溶融塩媒体42は、最
低華氏1000度に予熱される。
10と、を収蔵する加熱済み容器20は、ダイキャビテ
ィ50中の溶融塩媒体42に内設されるとともに、この
ダイキャビティ50は、適切な温度の溶融塩媒体42が
得られるように(概略図示されるバンド電気抵抗加熱装
置41によって)予熱されている。華氏2300度の溶
融塩媒体22中の鋳造TiAlバルブ10を高密度化す
る場合、ダイキャビティ50中の溶融塩媒体42は、最
低華氏1000度に予熱される。
【0022】特に、BaCl2 (重量比35%)、Ca
Cl2 (重量比45%)、及び、NaCl(重量比20
%)の混合物が、ダイキャビティ50中に貯留されると
ともに、電気抵抗又は誘導加熱装置41によって最低華
氏1000度に加熱される。この華氏1000度の最低
温度は、各バルブ10の冷ましを低減するために使用さ
れる。
Cl2 (重量比45%)、及び、NaCl(重量比20
%)の混合物が、ダイキャビティ50中に貯留されると
ともに、電気抵抗又は誘導加熱装置41によって最低華
氏1000度に加熱される。この華氏1000度の最低
温度は、各バルブ10の冷ましを低減するために使用さ
れる。
【0023】加熱済み容器20がダイ40に納置された
直後に、ピストン52がダイキャビティ50中に降下又
は挿入されて、容器20中の各バルブの温度低下を最小
限に抑えるようになっており、この後に、当該バルブが
等方圧縮高圧力を受ける。ピストン52は、先ず、通気
路54を開口させてダイキャビティ50に挿入されるの
で、空気をこのダイキャビティから吐出させることがで
きる。次に、空気抜き弁56が閉じられるとともに、ピ
ストン52が更に挿入されて溶融塩媒体42と係合し、
所望の等方圧縮圧力を印加するようになっている。この
比較的低温の溶融塩媒体42によって、この印加圧力
は、開口46(又は、媒体42と媒体22の間の別の圧
力伝達手段)を介して容器20中の比較的高温の溶融塩
媒体22に伝達されるとともに、従って、各取付具30
上のバルブ10に伝達される。華氏2300度で鋳造T
iAlバルブ10を等方圧縮する通常の圧力は、約25
000ポンド毎平方インチである。この圧力は、各バル
ブの鋳造微小組織中の内部ポロシテーを封孔するに充分
である。この等方圧力は、各バルブ10に約1分間だけ
印加される。言うまでもなく、バルブ10(又は他の物
品)が別の物質から成る場合、等方圧縮温度と圧力、及
び、温度/圧力の時間は、異なるので、バルブ(又は他
の物品)の所望の高密度化又は圧密が生じるように選択
される。
直後に、ピストン52がダイキャビティ50中に降下又
は挿入されて、容器20中の各バルブの温度低下を最小
限に抑えるようになっており、この後に、当該バルブが
等方圧縮高圧力を受ける。ピストン52は、先ず、通気
路54を開口させてダイキャビティ50に挿入されるの
で、空気をこのダイキャビティから吐出させることがで
きる。次に、空気抜き弁56が閉じられるとともに、ピ
ストン52が更に挿入されて溶融塩媒体42と係合し、
所望の等方圧縮圧力を印加するようになっている。この
比較的低温の溶融塩媒体42によって、この印加圧力
は、開口46(又は、媒体42と媒体22の間の別の圧
力伝達手段)を介して容器20中の比較的高温の溶融塩
媒体22に伝達されるとともに、従って、各取付具30
上のバルブ10に伝達される。華氏2300度で鋳造T
iAlバルブ10を等方圧縮する通常の圧力は、約25
000ポンド毎平方インチである。この圧力は、各バル
ブの鋳造微小組織中の内部ポロシテーを封孔するに充分
である。この等方圧力は、各バルブ10に約1分間だけ
印加される。言うまでもなく、バルブ10(又は他の物
品)が別の物質から成る場合、等方圧縮温度と圧力、及
び、温度/圧力の時間は、異なるので、バルブ(又は他
の物品)の所望の高密度化又は圧密が生じるように選択
される。
【0024】各バルブ10が等方的に圧縮された後(例
えば、等方圧縮圧力の印加から1分後)、ピストン52
が持ち上げられて、容器20がダイキャビティ50から
抜出される。高温等方圧縮されたバルブ10は、この容
器から抜出されて不活性ガス体中に入れられ周囲温度に
冷やされるが、あるいは、当該バルブ10を、容器20
中の環境温度に冷ました後に容器20から抜出すること
ができる。
えば、等方圧縮圧力の印加から1分後)、ピストン52
が持ち上げられて、容器20がダイキャビティ50から
抜出される。高温等方圧縮されたバルブ10は、この容
器から抜出されて不活性ガス体中に入れられ周囲温度に
冷やされるが、あるいは、当該バルブ10を、容器20
中の環境温度に冷ました後に容器20から抜出すること
ができる。
【0025】上述した方法で高温等方圧縮される鋳造T
iAlバルブ10の冶金分析によって、各バルブに内部
ポロシテーの無いことが明らかにされた。
iAlバルブ10の冶金分析によって、各バルブに内部
ポロシテーの無いことが明らかにされた。
【0026】図4(A)、(B)、(C)には、本発明
の別の実施例による装置が図示されている。この装置
は、図1から図3に基づいて上述した装置と類似する
が、被加熱ダイ中の第2液圧伝達媒体を加圧する装置は
別である。図4(A)、(B)、(C)では、図1から
図3までの同様の様相を明示するために、予め用意され
た類似の参照番号が使用される。
の別の実施例による装置が図示されている。この装置
は、図1から図3に基づいて上述した装置と類似する
が、被加熱ダイ中の第2液圧伝達媒体を加圧する装置は
別である。図4(A)、(B)、(C)では、図1から
図3までの同様の様相を明示するために、予め用意され
た類似の参照番号が使用される。
【0027】図4(A)では、高温の溶融塩(第1圧力
伝達媒体22’)中に重置される各取付具30’に複数
のバルブ10’を支持させている第1内部セラミック容
器20’が、被加熱ダイ40’に内設されているのが分
かる。このダイ40’は、第1容器20’の周りに比較
的低温の溶融塩(第2圧力伝達媒体42’)を収蔵する
とともに、クロージャプレート48’(又は、容器とダ
イの間の他の開口手段)中の開口46’によって、第1
媒体22’と連通される。
伝達媒体22’)中に重置される各取付具30’に複数
のバルブ10’を支持させている第1内部セラミック容
器20’が、被加熱ダイ40’に内設されているのが分
かる。このダイ40’は、第1容器20’の周りに比較
的低温の溶融塩(第2圧力伝達媒体42’)を収蔵する
とともに、クロージャプレート48’(又は、容器とダ
イの間の他の開口手段)中の開口46’によって、第1
媒体22’と連通される。
【0028】この被加熱ダイ40’は、下部固定フレー
ム80’に支持される。移動可能な上部フレーム82’
は、ダイ40’に載設可能である。この上部フレーム8
2’は、クレーン又は上部プレスプラテン(図示せず)
で移動可能である。上部フレーム82’は、外周部材8
2a’と横部材82b’で構成されるとともに、この横
部材82b’は、突出ノーズ82c’と中央開口82
d’を、ダイ40’のチャンバ50’の上方で位置合わ
せする。開口82d’には、このフレームに載設される
液圧シリンダ92’のロッド90’が嵌挿される。
ム80’に支持される。移動可能な上部フレーム82’
は、ダイ40’に載設可能である。この上部フレーム8
2’は、クレーン又は上部プレスプラテン(図示せず)
で移動可能である。上部フレーム82’は、外周部材8
2a’と横部材82b’で構成されるとともに、この横
部材82b’は、突出ノーズ82c’と中央開口82
d’を、ダイ40’のチャンバ50’の上方で位置合わ
せする。開口82d’には、このフレームに載設される
液圧シリンダ92’のロッド90’が嵌挿される。
【0029】このフレーム82’がダイ40’の上方で
位置決めされる前に、1/16インチの厚さを有する低
炭素鋼1010のシート等の適切な材質のシート10
0’が、ダイ40’に載置され、図4(A)に示される
ように、上部ダイ開口40a’と、第2媒体42’の表
面と、に重置されるようになっている。このシート10
0’は、外周部100a’と、ダイ開口40a’に嵌入
される中央部100b’と、から成る。直径10インチ
のシート100’が、直径7インチのダイキャビティ5
0’に使用される。
位置決めされる前に、1/16インチの厚さを有する低
炭素鋼1010のシート等の適切な材質のシート10
0’が、ダイ40’に載置され、図4(A)に示される
ように、上部ダイ開口40a’と、第2媒体42’の表
面と、に重置されるようになっている。このシート10
0’は、外周部100a’と、ダイ開口40a’に嵌入
される中央部100b’と、から成る。直径10インチ
のシート100’が、直径7インチのダイキャビティ5
0’に使用される。
【0030】次に、上部フレーム82’は、図4(B)
のように、横部材82b’が被加熱ダイ40’の上端部
と係合するまで、ダイ40’に向かって降下される。こ
の移動によって、シート100’とチャンバ50’の間
の空気が吐出される。図4(B)のように、シート10
0’の外周部100a’が横部材82b’によって封じ
込まれるとともに、同時にノーズ82c’がシート中央
部100b’と係合する。次に、フレーム80’とフレ
ーム82’が螺着、あるいは、持着される。
のように、横部材82b’が被加熱ダイ40’の上端部
と係合するまで、ダイ40’に向かって降下される。こ
の移動によって、シート100’とチャンバ50’の間
の空気が吐出される。図4(B)のように、シート10
0’の外周部100a’が横部材82b’によって封じ
込まれるとともに、同時にノーズ82c’がシート中央
部100b’と係合する。次に、フレーム80’とフレ
ーム82’が螺着、あるいは、持着される。
【0031】横部材82b’がダイ40’と係合した後
に、シリンダ92’が駆動されてシリンダロッド90’
を横部材82b’に対して移動させて、シート100’
の中央部100b’を第2媒体42’に圧入させ、図4
(C)のように、所望の圧縮圧力を、第2媒体42’を
介して容器20’中の第1媒体22’に印加するように
なっている。シート中央部100b’は、圧縮工程中、
塑性変形される。
に、シリンダ92’が駆動されてシリンダロッド90’
を横部材82b’に対して移動させて、シート100’
の中央部100b’を第2媒体42’に圧入させ、図4
(C)のように、所望の圧縮圧力を、第2媒体42’を
介して容器20’中の第1媒体22’に印加するように
なっている。シート中央部100b’は、圧縮工程中、
塑性変形される。
【0032】等方圧縮の後、シリンダ92’が駆動され
てロッド90’を持ち上げる。次に、上部フレーム8
2’が、フレーム80’から切り離されて持ち上げら
れ、シート100’を取り外して破棄する。次に、各取
付具30’がダイ40’から取り外されて、取付具3
0’上の高温等方圧縮(HIP)された各バルブ10’
にアクセスする。
てロッド90’を持ち上げる。次に、上部フレーム8
2’が、フレーム80’から切り離されて持ち上げら
れ、シート100’を取り外して破棄する。次に、各取
付具30’がダイ40’から取り外されて、取付具3
0’上の高温等方圧縮(HIP)された各バルブ10’
にアクセスする。
【0033】 この装置の実施例が図1から図3に示さ
れる装置よりも優れているのは、小液圧シリンダ92’
(例えば、29000ポンド)を使って、圧縮圧力を、
このシリンダ92’の小径(例えば、1.25インチ)
シリンダロッド90’と、このロッド90’に係合され
る広面積のシート100’(例えば、直径7インチのダ
イキャビティインチに対して直径10インチのシート)
と、を介して印加することができることである。圧縮圧
力を発生させるのに必要なロッド90’の行程は、上記
構成のため比較的小さい。
れる装置よりも優れているのは、小液圧シリンダ92’
(例えば、29000ポンド)を使って、圧縮圧力を、
このシリンダ92’の小径(例えば、1.25インチ)
シリンダロッド90’と、このロッド90’に係合され
る広面積のシート100’(例えば、直径7インチのダ
イキャビティインチに対して直径10インチのシート)
と、を介して印加することができることである。圧縮圧
力を発生させるのに必要なロッド90’の行程は、上記
構成のため比較的小さい。
【0034】本発明は、極めて等方性の圧力が、溶融塩
媒体22(22’)、42(42’)を介して物品(例
えば、バルブ10)に印加されるとともに、高価なガス
圧力機器が不要であるという利点がある。液圧伝達媒体
を上述のように使用することによって、金属や金属間化
合物の鋳物などの製品を高密度化する、比較的低コスト
で短時間のサイクルタイムの高温等方圧縮プロセスが得
られる。さらに、物品は、この物品の酸化を防ぐように
選択することができる第1媒体中で高密度化又は圧密さ
れる。
媒体22(22’)、42(42’)を介して物品(例
えば、バルブ10)に印加されるとともに、高価なガス
圧力機器が不要であるという利点がある。液圧伝達媒体
を上述のように使用することによって、金属や金属間化
合物の鋳物などの製品を高密度化する、比較的低コスト
で短時間のサイクルタイムの高温等方圧縮プロセスが得
られる。さらに、物品は、この物品の酸化を防ぐように
選択することができる第1媒体中で高密度化又は圧密さ
れる。
【0035】アルミニウム(Al)等の鋳物であって、
例えばアルミニウム(Al)鋳物に対して華氏1000
度の低圧縮温度を必要とする鋳物の場合、容器20(2
0’)、40(40’)中の圧力伝達媒体22(2
2’)、42(42’)と同じ溶融塩を使用することが
できる。即ち、低温媒体42(42’)を、比較的高温
の媒体22(22’)の代わりに容器20(20’)中
に注加することができる。
例えばアルミニウム(Al)鋳物に対して華氏1000
度の低圧縮温度を必要とする鋳物の場合、容器20(2
0’)、40(40’)中の圧力伝達媒体22(2
2’)、42(42’)と同じ溶融塩を使用することが
できる。即ち、低温媒体42(42’)を、比較的高温
の媒体22(22’)の代わりに容器20(20’)中
に注加することができる。
【0036】例示上、本発明の特定の好適な実施例を詳
細に開示したが、部品の再構築を含むこの開示装置の変
更や改造は本発明の範囲内であることが認識されるであ
ろう。
細に開示したが、部品の再構築を含むこの開示装置の変
更や改造は本発明の範囲内であることが認識されるであ
ろう。
【0037】本発明は、例えば金属又は金属間化合物の
鋳物等の物品を高密度化する方法であって、前記物品
が、容器中の、望ましくは溶融塩等の第1液圧伝達媒体
に内設される、物品高密度化の方法に関する。前記第1
媒体は、第1物品高密度化高温度に加熱される。前記容
器は、前記第1温度よりも低い第2温度の溶融塩等の第
2液圧伝達媒体に内設される。前記第1媒体と前記第2
媒体は、前記第2媒体に印加される圧力が第1媒体に伝
達されるように連通される。前記比較的高温の第1媒体
に内設される物品を高密度化するに足る圧力が、前記比
較的低温の第2媒体に印加される。前記容器は、前記物
品の高密度化の後、前記第2媒体から取り外される。
鋳物等の物品を高密度化する方法であって、前記物品
が、容器中の、望ましくは溶融塩等の第1液圧伝達媒体
に内設される、物品高密度化の方法に関する。前記第1
媒体は、第1物品高密度化高温度に加熱される。前記容
器は、前記第1温度よりも低い第2温度の溶融塩等の第
2液圧伝達媒体に内設される。前記第1媒体と前記第2
媒体は、前記第2媒体に印加される圧力が第1媒体に伝
達されるように連通される。前記比較的高温の第1媒体
に内設される物品を高密度化するに足る圧力が、前記比
較的低温の第2媒体に印加される。前記容器は、前記物
品の高密度化の後、前記第2媒体から取り外される。
【0038】本発明の1実施例では、前記比較的低温の
第2媒体が第2容器に内設されるとともに、ピストンを
前記第2容器に挿入して前記第2媒体と係合させること
によって、圧力が前記第2媒体に印加される。前記第2
媒体に印加される圧力は、前記比較的高温の第1媒体に
伝達されて、前記第1媒体中の前記物品を等方的に加圧
するようになっている。
第2媒体が第2容器に内設されるとともに、ピストンを
前記第2容器に挿入して前記第2媒体と係合させること
によって、圧力が前記第2媒体に印加される。前記第2
媒体に印加される圧力は、前記比較的高温の第1媒体に
伝達されて、前記第1媒体中の前記物品を等方的に加圧
するようになっている。
【0039】また、本発明は、物品を高密度化する装置
であって、前記装置が、溶融塩等の第1液圧伝達媒体の
第1容器を含むとともに、前記物品が、第1高温度で高
密度化するように内設される、物品の高密度化装置に関
する。前記第1容器は、第2容器に内設されるととも
に、前記第2容器は、比較的低温の溶融塩等の第2圧力
伝達媒体を貯留し、前記第1媒体と前記第2媒体が連通
されるとともに前記第2媒体に印加される圧力が第1媒
体に伝達されるようになっている。前記第1容器中の前
記比較的高温の第1媒体に内設される前記物品を高密度
化するに足る圧力を、前記第2容器中の前記比較的低温
の第2媒体に印加する手段が設けられる。
であって、前記装置が、溶融塩等の第1液圧伝達媒体の
第1容器を含むとともに、前記物品が、第1高温度で高
密度化するように内設される、物品の高密度化装置に関
する。前記第1容器は、第2容器に内設されるととも
に、前記第2容器は、比較的低温の溶融塩等の第2圧力
伝達媒体を貯留し、前記第1媒体と前記第2媒体が連通
されるとともに前記第2媒体に印加される圧力が第1媒
体に伝達されるようになっている。前記第1容器中の前
記比較的高温の第1媒体に内設される前記物品を高密度
化するに足る圧力を、前記第2容器中の前記比較的低温
の第2媒体に印加する手段が設けられる。
【0040】本発明の1実施例では、前記第1媒体と前
記第2媒体は、前記第1容器中の開口によって連通され
る。本発明の別の実施例では、圧力を前記比較的低温の
第2媒体に印加する前記手段が、前記第2容器中の前記
第2媒体と係合するピストンを含む。
記第2媒体は、前記第1容器中の開口によって連通され
る。本発明の別の実施例では、圧力を前記比較的低温の
第2媒体に印加する前記手段が、前記第2容器中の前記
第2媒体と係合するピストンを含む。
【0041】本発明を実施する場合、前記第1媒体中の
物品に印加される圧力は、極めて等方性であるので、均
一な圧力が前記物品に全方向から印加される。前記液圧
伝達媒体を上述のように使用することによって、金属や
金属間化合物の鋳物等の製品を高密度化する、比較的低
コストで短時間のサイクルタイムの高温等方圧縮プロセ
スが得られる。さらに、前記物品は、前記物品の酸化が
生じないように選択することができる第1媒体中で高密
度化又は圧密される。
物品に印加される圧力は、極めて等方性であるので、均
一な圧力が前記物品に全方向から印加される。前記液圧
伝達媒体を上述のように使用することによって、金属や
金属間化合物の鋳物等の製品を高密度化する、比較的低
コストで短時間のサイクルタイムの高温等方圧縮プロセ
スが得られる。さらに、前記物品は、前記物品の酸化が
生じないように選択することができる第1媒体中で高密
度化又は圧密される。
【0042】低圧縮温度を必要とする鋳物の場合(例え
ば、アルミニウム(Al)鋳物の場合、華氏1000
度)、同一の溶融塩を上記第1及び第2圧力伝達媒体に
使用することができる。
ば、アルミニウム(Al)鋳物の場合、華氏1000
度)、同一の溶融塩を上記第1及び第2圧力伝達媒体に
使用することができる。
【0043】
【発明の効果】このように、本発明は、きわめて等方性
の圧力を、第1・第2液圧伝達媒体を介して物品に印加
させることができるとともに、高価なガス圧力機器が不
要であるという利点がある。このため、液圧伝達媒体を
上述のように使用刷ることによって、金属や金属間化合
物の鋳物などの製品を高密度化することができ、また、
比較的低コストで短時間のサイクルタイムの高温等方圧
縮プロセスが得られる。さらに、物品は、この物品の酸
化を防ぐように選択することができる第1媒体中で、高
密度化又は圧密される。これにより、物品は、酸化を生
じることなく、高密度化又は圧密することができる。
の圧力を、第1・第2液圧伝達媒体を介して物品に印加
させることができるとともに、高価なガス圧力機器が不
要であるという利点がある。このため、液圧伝達媒体を
上述のように使用刷ることによって、金属や金属間化合
物の鋳物などの製品を高密度化することができ、また、
比較的低コストで短時間のサイクルタイムの高温等方圧
縮プロセスが得られる。さらに、物品は、この物品の酸
化を防ぐように選択することができる第1媒体中で、高
密度化又は圧密される。これにより、物品は、酸化を生
じることなく、高密度化又は圧密することができる。
【図1】本発明の方法実施例を実行するための、本発明
の1実施例による装置の断面図である。
の1実施例による装置の断面図である。
【図2】高密度化される鋳物を固定する鋳物支持体又は
取付具の断面図である。
取付具の断面図である。
【図3】図2の線3−3に沿って切断した前記鋳物取付
具の図である。
具の図である。
【図4】(A)、(B)、(C)は、本発明の方法実施
例を実行するための、本発明の別の実施例による装置の
夫々各工程を示す断面図である。
例を実行するための、本発明の別の実施例による装置の
夫々各工程を示す断面図である。
10 鋳造バルブ 20 第1容器 22 第1媒体 30 取付具 32・33 下部支持体部材 34・35 上部支持体部材 40 第2容器 42 第2媒体 46 開口 48 トップクロージャプレート 50 ダイキャビティ 52 ピストン 60 外周封着部材
Claims (23)
- 【請求項1】 a)、物品を加圧して高密度化する第1
高温度の第1液圧伝達媒体を、容器中の前記物品に周設
することと、b)、前記第1温度よりも低い第2温度の
第2液圧伝達媒体であって、前記第2媒体に印加される
圧力が前記第1媒体に伝達されるように前記第1媒体と
前記第2媒体を連通させるべく前記第2液圧伝達媒体を
前記容器に周設することと、c)、前記第1媒体に内設
される前記物品を高密度化するに足る圧力を、前記第2
媒体に印加することと、から成ることを特徴とする物品
の高密度化の方法。 - 【請求項2】 前記第1媒体が溶融塩を含むことを特徴
とする請求項1に記載の物品の高密度化の方法。 - 【請求項3】 前記第2媒体が溶融塩を含むことを特徴
とする請求項1に記載の物品の高密度化の方法。 - 【請求項4】 前記物品が前記容器に納置されるととも
に、前記高温度に加熱される前記第1媒体が、前記容器
中の前記物品の周りに注加されることを特徴とする請求
項1に記載の物品の高密度化の方法。 - 【請求項5】 前記第2媒体が被加熱ダイに収蔵される
とともに、前記圧力が、加圧手段を移動させて前記第2
媒体と係合させることによって前記第2媒体に印加され
ることを特徴とする請求項1に記載の物品の高密度化の
方法。 - 【請求項6】 シート材を、前記第2媒体に載置させる
とともに、前記ダイの方向に移動される加圧部材に係合
させることによって、圧力が前記第2媒体に印加される
ことを特徴とする請求項5に記載の物品の高密度化の方
法。 - 【請求項7】 前記容器を、前記物品が高密度化された
後に前記第2媒体から抜出することを含むことを特徴と
する請求項1に記載の物品の高密度化の方法。 - 【請求項8】 a)、金属又は金属間化合物の物品を加
圧して高密度化する第1高温度の第1溶融塩圧力伝達媒
体を、容器中の前記物品に周設することと、b)、前記
第1温度よりも低い第2温度の第2溶融塩圧力伝達媒体
であって、前記第2媒体に印加される圧力が前記第1媒
体に伝達されるように前記第1媒体と前記第2媒体を連
通させるべく前記第2溶融塩圧力伝達媒体を前記容器に
周設することと、c)、前記第1媒体に内設される前記
物品を高密度化するに足る圧力を、前記第2媒体に印加
することと、から成ることを特徴とする前記金属又は金
属間化合物の物品の高密度化の方法。 - 【請求項9】 前記第2媒体が被加熱ダイに収蔵される
とともに、前記圧力が、加圧手段を移動させて前記第2
媒体と係合させることによって前記第2媒体に印加され
ることを特徴とする請求項8に記載の物品の高密度化の
方法。 - 【請求項10】 シート材を、前記第2媒体に重置させ
るとともに、前記ダイの方向に移動される加圧部材に係
合させることによって、圧力が前記第2媒体に印加され
ることを特徴とする請求項9に記載の物品の高密度化の
方法。 - 【請求項11】 a)、融塩圧力伝達媒体を容器中の金
属鋳物に周設することと、b)、前記鋳物を高密度化す
るに足る圧力を前記媒体に印加することと、から成るこ
とを特徴とする前記金属鋳物の物品の高密度化の方法。 - 【請求項12】 a)、溶融塩を容器中の金属鋳物に周
設することと、b)、溶融塩を前記容器に周設し、前記
各溶融塩が連通されるようにすることと、c)、前記第
1容器中の前記溶融塩に内設される前記鋳物を高密度化
するに足る圧力を、前記第2容器中の前記溶融塩に印加
することと、から成ることを特徴とする前記金属鋳物の
物品の高密度化の方法。 - 【請求項13】 a)、液圧伝達媒体の第1容器であっ
て、物品を加圧して高密度化する第1高温度の前記液圧
伝達媒体中に、前記物品が高密度化されるように内設さ
れる、前記第1容器と、b)、液圧伝達媒体の第2容器
であって、前記第2容器中の前記媒体に印加される圧力
が前記第1容器中の前記媒体に伝達されるように前記各
媒体を連通させるべく前記第1容器が内設される前記第
2容器と、c)、前記第1容器中の前記媒体に内設され
る前記物品を高密度化するに足る圧力を、前記第2容器
中の前記媒体に印加する手段と、を具備することを特徴
とする前記物品の高密度化装置。 - 【請求項14】 前記第1容器中の前記媒体が溶融塩を
含むことを特徴とする請求項13に記載の物品の高密度
化装置。 - 【請求項15】 前記第2容器中の前記媒体が溶融塩を
含むことを特徴とする請求項13に記載の物品の高密度
化装置。 - 【請求項16】 a)、第1液圧伝達媒体の第1容器で
あって、物品を加圧して高密度化する第1高温度の前記
第1液圧伝達媒体中に、前記物品が高密度化されるよう
に内設される、前記第1容器と、b)、前記第1温度よ
りも低い第2温度の第2液圧伝達媒体の第2容器であっ
て、前記第2媒体に印加される圧力が前記第1媒体に伝
達されるように前記第1媒体と前記第2媒体を連通させ
るべく前記第1容器が内設される前記第2容器と、
c)、前記第1容器中の前記第1媒体に内設される前記
物品を高密度化するに足る圧力を、前記第2容器中の前
記第2媒体に印加する手段と、を具備することを特徴と
する前記物品の高密度化装置。 - 【請求項17】 前記第1媒体が溶融塩を含むことを特
徴とする請求項16に記載の物品の高密度化装置。 - 【請求項18】 前記第2媒体が溶融塩を含むことを特
徴とする請求項16に記載の物品の高密度化装置。 - 【請求項19】 前記第1媒体と前記第2媒体を連通さ
せる前記手段が、前記第1容器と前記第2容器の間の開
口手段を含むことを特徴とする請求項16に記載の物品
の高密度化装置。 - 【請求項20】 前記圧力を印加する前記手段が、前記
第2容器中の前記第2媒体と係合する加圧手段を含むこ
とを特徴とする請求項16に記載の物品の高密度化装
置。 - 【請求項21】 前記圧力を印加する前記手段が、前記
第2媒体と、前記第2容器の方向に移動可能な加圧部材
と、に重置されるシート材を含むとともに、前記シート
を前記第2媒体に係合させて前記圧力を前記第2媒体に
印加するようになっていることを特徴とする請求項20
に記載の物品の高密度化装置。 - 【請求項22】 前記シートが鋼鉄シートから成るとと
もに、前記加圧部材が液圧シリンダのロッドを含むこと
を特徴とする請求項21に記載の物品の高密度化装置。 - 【請求項23】 前記第1容器は、前記物品が載設され
る支持体を含むことを特徴とする請求項16に記載の物
品の高密度化の装置。
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