JP2761573B2 - 物品の高密度化の方法と装置 - Google Patents

物品の高密度化の方法と装置

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JP2761573B2 JP5248844A JP24884493A JP2761573B2 JP 2761573 B2 JP2761573 B2 JP 2761573B2 JP 5248844 A JP5248844 A JP 5248844A JP 24884493 A JP24884493 A JP 24884493A JP 2761573 B2 JP2761573 B2 JP 2761573B2
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    • B30B11/001Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses using a flexible element, e.g. diaphragm, urged by fluid pressure; Isostatic presses

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品を高密度化する方
法と装置に関し、更に詳細には、内部ポロシテーを封孔
するとともに力学的性質を向上する、金属や金属間化合
物の鋳物等の物品の高温等方圧縮による物品の高密度化
の方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高温等方圧縮(HIP)は、内部ポロシ
テーを有する物品の処理に幅広く使用される方法であ
り、前記ポロシテーを封孔するとともに、従って、物品
を高密度化する。特に、HIPは、内部ポロシテーを封
孔するとともに冶金組織と力学的性質を向上させるべく
金属鋳物を処理する鋳物業界で幅広く使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】HIPは、鋳物又は別
の物品を、内部ポロシテーの無い冶金組織が得られる温
度と圧力で適切な時間の間、高温と、アルゴンガス圧力
等の高ガス圧力と、で処理することを含む。不活性ガス
の高圧力でHIP作業を行う機器は、極めて高価であ
る。さらに、かかるHIP機器は、温度と圧力の両方を
所要の高レベルに上昇させるとともに物品の圧密が完全
となる後に低下させるためには、長時間のサイクルタイ
ムを必要とする。このため、HIPは、改良型鋳物を製
造するために広範囲に使用されるが、当該鋳物のコスト
をかなり増加させる。
【0004】HIPの条件に劣らぬように図る別の方法
が、金属、金属間化合物、及び、セラミックの各熱間プ
レス生成物に対する「セラコン」(CERACON)プ
ロセスとして開発販売された。この方法は、被予熱物品
を容器の空間(ダイキャビティ)に納置することと、こ
の空間(ダイキャビティ)を被予熱セラミック粒又は微
粒子で充填することと、物品の周りに配設された当該微
粒子を圧縮すべく油圧式駆動ラムを空間(ダイキャビテ
ィ)に挿入すること、とを含む。上記方法では、前記微
粒子によって、疑似等方圧力のみが物品に印加され、高
密度化されるようになっている。さらに、反応性金属
{例えば、チタン(Ti)並びにチタン合金}や金属間
化合物(例えば、TiAl)等の非常に反応しやすい物
質を処理するためには、上記方法は、物品を保護容器中
に封包しない限り、又は、圧縮作業を真空又は不活性ガ
ス中で行わない限り、使用することができない。
【0005】高温度、並びに、極めて等方性の高圧力の
条件下で、また更に不活性ガス圧力に基づく従来使用の
HIPプロセスよりも低コストで、物品を高密度化する
方法と装置が必要である。
【0006】本発明の目的は、上記必要性を満たすこと
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明は、a)、物品を加圧して高密度化する第
1高温度の第1溶融塩圧力伝達媒体を、容器内の前記物
品の周りに配設することと、b)、前記第1温度よりも
低い第2温度の第2溶融塩圧力伝達媒体であって、前記
第2媒体に印加される圧力が前記第1媒体に伝達される
ように前記第1媒体と前記第2媒体とを直接的に連絡さ
せるべく前記第2溶融塩圧力伝達媒体を前記容器の周り
に配設することと、c)、前記第1媒体に内装される前
記物品を高密度化するに足る圧力を、前記第2媒体に印
加することと、から成ることを特徴とする。
【0008】
【作用】この発明によれば、容器内の第1溶融塩圧力伝
達媒体に内装される物品を高密度化する方法と装置であ
って、前記第1媒体は、第1高密度化高温度に加熱され
る。前記容器は、前記第1温度よりも低い第2温度の第
2溶融塩圧力伝達媒体に内装される。前記第1媒体と前
記第2媒体とは、前記第2媒体に印加される圧力が前記
第1媒体に伝達されるように直接的に連絡される。前記
比較的高温の第1媒体に内装される前記物品を高密度化
するに足る圧力が、前記比較的低温の第2媒体に印加さ
れる。前記容器は、前記物品の高密度化の後に前記第2
媒体から抜出される。特に、この方法と装置は、金属鋳
物と金属間化合物の鋳物の内部ポロシテーを封孔する場
合に有用である。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づいて、本発明の実施例を説
明する。図1には、本発明の1実施例による装置が図示
されており、複数の物品の実例として内燃機関の鋳造バ
ルブ10が、本発明の方法実施例に基づいて高密度化さ
れる、又は、圧密される。当該バルブ10は、内燃機関
の、インベスト鋳造された原子重量比50%のチタン
(Ti)対原子重量比50%のアルミニウム(Al)の
排気弁でよい。これらの金属間化合物のバルブ10は、
一般に、図2のバルブステム10aとバルブヘッド10
bとで構成される。但し、本発明は、内燃機関のバルブ
を高密度化することに限定されず、任意の物品を高密度
化するために使用することができる。更に、本発明は、
金属間化合物の物品を高密度化することに限定されず、
金属物質、金属間化合物の物質、セラミック物質、及
び、その他の物質を含む物品を高密度化するために実施
することができる。内燃機関のTiAl金属間化合物の
バルブ10の高密度化は、単に例示上において記述され
るものであって、これに限定されない。
【0010】この装置は、第1内部セラミック容器20
を含むとともに、この第1容器20は、第1溶融塩圧力
伝達媒体22を貯留する円筒形の室(チャンバ)20a
を有し、この圧力伝達媒体22中に各バルブ10が高密
度化するように内装されていることが分かる。この第1
圧力伝達媒体22は、溶融塩を含有するとともに、この
溶融塩の組成は、バルブ10を加圧して高密度化する第
1高温度よりも高い安定融点が得られるように、高融点
の塩から選択される。例えば、上記TiAlのバルブ1
0を高密度化する場合、高温溶融塩は、安定塩の融点を
摂氏約1371度(華氏約2500度)にすべく100
%のBaCLを含有するので、バルブ10を摂氏約1
260度(華氏約2300度)の高密度化温度で高密度
化させることができる。即ち、バルブ10と第1媒体2
2とは、摂氏約1260度(華氏2300度)である。
【0011】バルブ10は、取付具30等の適格な取付
具に載置することができ、この取付具30は、10本の
バルブ10を収納するセラミック(例えば、アルミナ)
の下部支持体部材32、33を含む。特に、6本のバル
ブ10が、中央のバルブ10を中心に下部支持体部材3
2上に沿って円周方向に離間される。3本のバルブ10
が下部支持体部材33に載設される。この下部支持体部
材33は、図2と図3に詳細に示されるように、複数の
バルブヘッド10bを収容するのに適格な凹部33a
と、複数のバルブステム10aが上方に貫通する直立開
口33bと、を各々複数含む。
【0012】また、取付具30は、同様に10本のバル
ブ10を収納するセラミック(例えば、アルミナ)の上
部支持体部材34、35を含む。6本のバルブ10が、
中央のバルブ10を中心に上部支持体部材34上に沿っ
て円周方向に離間される。3本のバルブ10が上部支持
体部材35に載置される。これらの上部支持体部材3
4、35は、図2と図3に詳細に示されるように、複数
のバルブヘッド10bを収納するのに適格な凹部34
a、35aと、複数のバルブステム10aが下方に貫通
する直立開口34b、35bと、を含む。
【0013】上部支持体部材34、35上のバルブ10
は、下部支持体部材32、33上のバルブ10と同様の
配列で構成されるが、但し、上部支持体部材34、35
に載置されるバルブ10を下部支持体部材32、34に
載置されるバルブ10の間に組み込むことができるよう
に角度を成して変位される。上部支持体部材34、35
は、3本の直立柱36(図示では2本)の間を120度
離間させることによって、下部支持体部材32、33の
上方で支持される。上述の取付具30・30の各構成要
素32・33・34・35と各バルブ10とは、ファス
ナー等を使用せずに重力で一体に組み付けられた状態に
維持される。
【0014】複数の取付具30(図示では2個)は、図
1に示されるように、第1容器20の室(チャンバ)2
0a中に納置することができる。全部で40本のバルブ
10を、図示されるように、各々が20本のバルブ10
を支持する取付具30を2つ使って、図1の装置中で高
密度化させることができる。
【0015】この装置は、第2溶融塩圧力伝達媒体42
を貯蔵する第2金属容器40を含むとともに、この第2
溶融塩圧力伝達媒体42は、第1温度よりも低い第2温
度であり、即ち、第1容器20内の第1溶融塩圧力伝達
媒体22の温度よりも低い。この第2媒体は、溶融塩を
含有するとともに、この溶融塩の組成は、所望の低温度
を得るべく高融点と低融点の塩から選択される。上記T
iAlのバルブ10を高密度化する場合、この溶融塩
は、安定塩の融点を摂氏約454度(華氏約850度)
にするため、BaCl、CaCl、NaClの混合
物を(例えば、重量比35%のBaCl、重量比45
%のCaCl、及び、重量比20%のNaCl)の割
合で含むので、この第2媒体42が摂氏約537度(華
氏1000度)の最低温度のときにバルブ10を高密度
化することができる。
【0016】第1容器20は、図1に詳細に示されるよ
うに、第1媒体(第1溶融塩)22と第2媒体(第2溶
融塩)42とを直接的に連絡させる上蓋体(トップクロ
ージャプレート)48を含み、第2媒体42に印加され
る圧力が第1媒体22に伝達されるようになっている。
この連絡は、上蓋体48に設けた孔(アパーチャ)46
等の穴又は開口によって行うことができるが、この孔
(アパーチャ)46は、サイズが限定されており{例え
ば、直径1.27センチメートル(1/2インチ)}、
第1容器20中の高温溶融塩と、第2容器40内の比較
的低温な溶融塩と、の過度な混合が圧縮工程中に生じな
いようにする。また、上蓋体(トップクロージャプレー
ト)48は、流体圧力を伝達させる多孔性のセラミック
ファイバ材料でもよい。この上蓋体(トップクロージャ
プレート)48は、重力によって第1容器20に支持さ
れる。
【0017】第2容器40は、円筒形の空間(ダイキャ
ビティ)50を有する金属ダイとして図示されており、
この空間(ダイキャビティ)50に第1容器20が内装
される。この第2容器40は、前記空間50の上端開口
部40aを含むとともに、この上端開口部40aに、液
圧プレス又は類似のプレスのピストン(又はラム)5
2、例えば、500トンの従来の液圧プレスのピストン
が嵌挿される。外周封着部材60(コバルト合金3から
成る)が、ピストン52の周囲に沿ってピストン52と
第2容器40との間に介設されるとともに、一般に、後
述の圧縮工程中に1757.75キログラム毎平方セン
チメートル(25000ポンド毎平方インチ)に耐える
ことができる。この第2容器(又はダイ)40は、液圧
プレスのベッド(図示せず)に支持されるが、この代わ
りに、適切な支持体フレームに螺着させることができ
る。
【0018】ピストン52は、圧力を第2媒体42に印
加する手段を含むとともに、この圧力は、孔46を介し
て第1容器20中の第1媒体22に伝達される。ピスト
ン52によって印加される圧力は、第1容器20内の第
1媒体22に内装される各バルブ10を高密度化するの
に必要な圧縮温度で充分であるように選択される。ピス
トン52は、外気に通じる通気路54を含み、先ずピス
トン52が上端開口部42aから空間(ダイキャビテ
ィ)50に挿入されると、この空間(ダイキャビティ)
50内の空気が漏出することができるようになってい
る。通気路54は、排気後、ピストン52に載置される
空気抜き弁56(概略図示)によって閉塞される。
【0019】取付具30上の40本の鋳造TiAlのバ
ルブ10を高密度化するために例示される図1の装置で
は、第2容器(又はダイ)40は、IN718等のニッ
ケル基超合金から成るとともに、48.26センチメー
トル(19インチ)の外径と86.36センチメートル
(34インチ)の高さを有する。この第2容器(ダイ)
40は、圧縮工程中、4640.46キログラム毎平方
センチメートル(約66000ポンド毎平方インチ)の
最大フープ応力を受ける。空間(ダイキャビティ)50
は、17.78センチメートル(7インチ)の内径と6
0.96センチメートル(24インチ)の高さを有す
る。セラミックの第1容器20は、アルミナから成ると
ともに、12.7センチメートル(5インチ)の外径と
45.72センチメートル(18インチ)の高さを有す
る。室(チャンバ)20aは、10センチメートル(4
インチ)の内径と44.54センチメートル(17.5
インチ)の高さを有する。第1容器20は、空間(ダイ
キャビティ)50の底部で金属(例えば、IN718)
の台座58に載置される。ピストン52は、タイプ44
0のステンレス鋼から成るとともに、約17.75セン
チメートル(約6.99インチ)の外径を有する。
【0020】鋳造TiAlのバルブ10を高密度化する
本発明の方法実施例を行う場合、先ず、バルブ10を図
2と図3に示されるように各取付具30に載置する。こ
れらの取付具30は、セラミックの第1容器20中に装
填される。BaClの溶融塩が、第1容器20中の各
取付具30の周りに注加される。次に、上蓋体(トップ
クロージャプレート)48がこの第1容器20に載置さ
れる。次に、この第1容器20が、溶融塩槽ヒータ等の
適切な加熱装置(図示せず)に装置されて、所望の等方
圧縮温度に加熱される。本発明の1実施例では、摂氏約
1260度(華氏2300度)の溶融塩圧縮温度が、上
述した鋳造TiAlのバルブ10の等方圧縮に使用され
る。無論、当該バルブ10が他の物質から成る場合は、
別の等方圧縮温度が使用される。圧縮される物質に応じ
て、摂氏316度(華氏600度)から摂氏1371度
(華氏2500度)までの範囲の圧縮温度を使用するこ
とができる。
【0021】第1溶融塩圧力伝達媒体22と、取付具3
0上のバルブ10と、を収蔵する加熱済みの第1容器2
0は、空間(ダイキャビティ)50内の第2溶融塩圧力
伝達媒体42中に内装されるとともに、この空間(ダイ
キャビティ)50は、適切な温度の第2溶融塩圧力伝達
媒体42が得られるように(概略図示されるバンド電気
抵抗加熱装置41によって)予熱されている。摂氏12
60度(華氏2300度)の第1溶融塩圧力伝達媒体2
2中の鋳造TiAlのバルブ10を高密度化する場合、
空間(ダイキャビティ)50中の第2溶融塩圧力伝達媒
体42は、最低摂氏538度(華氏1000度)に予熱
される。
【0022】特に、BaCl(重量比35%)、Ca
Cl(重量比45%)、及び、NaCl(重量比20
%)の混合物が、空間(ダイキャビティ)50中に貯留
されるとともに、電気抵抗(又は誘導)加熱装置41に
よって最低摂氏538度(華氏1000度)に加熱され
る。この摂氏538度(華氏1000度)の最低温度
は、各バルブ10の冷ましを低減するために使用され
る。
【0023】加熱済み第1容器20が第2容器(ダイ)
40に内装された後に、ピストン52が空間(ダイキャ
ビティ)50中に降下又は挿入されて、第1容器20内
の各バルブ10の温度低下を最小限に抑えるようになっ
ており、この後に、当該バルブ10が等方圧縮高圧力を
受ける。ピストン52は、先ず、空気抜き弁56によっ
て通気路54を開口させて空間(ダイキャビティ)50
に挿入されるので、通気路54によって空気をこの空間
(ダイキャビティ)50から吐出させることができる。
次に、空気抜き弁56が閉じられるとともに、ピストン
52が更に挿入されて第2溶融塩圧力伝達媒体42と密
接して押圧し、所望の等方圧縮圧力を印加するようにな
っている。この比較的低温の第2溶融塩圧力伝達媒体4
2によって、この印加圧力は、孔46(又は、第2媒体
42と第1媒体22との間の別の圧力伝達手段)を介し
て第1容器20内の比較的高温の第1溶融塩圧力伝達媒
体22に伝達されるとともに、従って、各取付具30上
のバルブ10に伝達される。摂氏1260度(華氏23
00度)で鋳造TiAlのバルブ10を等方圧縮する通
常の圧力は、約1757.75キログラム毎平方センチ
メートル(約25000ポンド毎平方インチ)である。
この圧力は、各バルブ10の鋳造微小組織中の内部ポロ
シテーを封孔するに充分である。この等方圧力は、各バ
ルブ10に約1分間だけ印加される。言うまでもなく、
バルブ10(又は他の物品)が別の物質から成る場合、
等方圧縮温度と圧力、及び、温度/圧力の時間は、異な
るので、バルブ10(又は他の物品)の所望の高密度化
又は圧密が生じるように選択される。
【0024】各バルブ10が等方的に圧縮された後(例
えば、等方圧縮圧力の印加から1分後)、ピストン52
が持ち上げられて、第1容器20が空間(ダイキャビテ
ィ)50から抜出される。高温等方圧縮されたバルブ1
0は、この第1容器20から抜出されて不活性ガス体中
に入れられて周囲温度に冷やされるが、あるいは、当該
バルブ10を、第1容器20内の環境温度に冷ました後
に第1容器20から抜出することができる。
【0025】上述した方法で高温等方圧縮される鋳造T
iAlのバルブ10の冶金分析によって、各バルブ10
に内部ポロシテーの無いことが明らかにされた。
【0026】図4(A)、(B)、(C)には、本発明
の別の実施例による装置が図示されている。この装置
は、図1から図3に基づいて上述した装置と類似する
が、第2容器40’(被加熱ダイ)中の第2溶融塩圧力
伝達媒体42’を加圧する装置は別である。図4
(A)、(B)、(C)では、図1から図3までの同様
の様相を明示するために、予め用意された類似の参照番
号が使用される。
【0027】図4(A)では、高温の溶融塩(第1溶融
塩圧力伝達媒体22’)中に載置される各取付具30’
に複数のバルブ10’を支持させている第1内部セラミ
ック容器20’が、第2容器(被加熱ダイ)40’に内
設されているのが分かる。この第2容器40’は、第1
容器20’の周りに比較的低温の溶融塩(第2溶融塩圧
力伝達媒体42’)を収蔵するとともに、上蓋体(トッ
プクロージャプレート)48’(又は、容器とダイの間
の他の開口手段)中の孔46’によって、第1媒体2
2,と直接的に連絡される。
【0028】この第2容器(被加熱ダイ)40’は、下
部固定フレーム80’に支持される。移動可能な上部フ
レーム82’は、第2容器40’に載置可能である。こ
の上部フレーム82’は、クレーン又は上部プレスプラ
テン(図示せず)で移動可能である。上部フレーム8
2’は、外周部材82a’と横部材82b’とで構成さ
れるとともに、この横部材82b’は、突出ノーズ82
c’と中央開口82d’とを、第2容器40’の空間
(チャンバ)50’の上方で位置合わせする。中央開口
82d’には、この上部フレーム82’に載置される液
圧シリンダ92’のロッド90’が嵌挿される。
【0029】この上部フレーム82’が第2容器40’
の上方で位置決めされる前に、0.15785センチメ
ートル(1/16インチ)の厚さを有する低炭素鋼10
10のシート等の適切な材質のシート100’が、第2
容器40’に載置され、図4(A)に示されるように、
上部ダイ開口40a’と、第2媒体42’の表面と、に
重置されるようになっている。このシート100’は、
外周部100a’と、上端開口部40a’に嵌入される
中央部100b’と、から成る。直径25.4センチメ
ートル(10インチ)のシート100’が、直径17.
7センチメートル(7インチ)の空間(ダイキャビテ
ィ)50’に使用される。
【0030】次に、上部フレーム82’は、図4(B)
のように、横部材82b’が第2容器(被加熱ダイ)4
0’の上端部と係合するまで、第2容器40’に向かっ
て降下される。この移動によって、シート100’の中
央部100b’が上端開口部40a’に嵌入され、中央
部100b’と空間50’との間の空気が吐出される。
図4(B)のように、シート100’の外周部100
a’が横部材82b’によって第2容器40’の上端部
との間に封じ込まれるとともに、同時にノーズ82c’
がシート中央部100b’と係合する。次に、下部固定
フレーム80’と上部フレーム82’とが螺着、あるい
は、持着される。
【0031】横部材82b’が第2容器40’と係合し
た後に、シリンダ92’が駆動されてロッド90’を横
部材82b’に対して移動降下させてシート100’の
中央部100b’に係合させ、シート100’の中央部
100b’を第2媒体42’内に圧入させ、図4(C)
のように、所望の圧縮圧力を、第2媒体42’を介して
第1容器20’内の第1媒体22’に印加するようにな
っている。シート中央部100b’は、圧縮工程中、塑
性変形される。
【0032】等方圧縮の後、シリンダ92’が駆動され
てロッド90’を持ち上げる。次に、上部フレーム8
2’が、下部固定フレーム80’から切り離されて持ち
上げられ、シート100’を取り外して破棄する。次
に、各取付具30’の装填された第1容器20’が第2
容器40’から取り出され、各取付具30’が第1容器
20’から取り外されて、取付具30’上の高温等方圧
縮(HIP)された各バルブ10’にアクセスする。
【0033】この装置の実施例が図1から図3に示され
る装置よりも優れているのは、小液圧シリンダ92’
{例えば、13154.4キログラム(29000ポン
ド)}を使って、圧縮圧力を、このシリンダ92’の小
径{例えば、3.175センチメートル(1.25イン
チ)}のロッド90’と、このロッド90’に係合され
る広面積のシート100’{例えば、17.7センチメ
ートル(直径7インチ)の空間(ダイキャビティ)50
に対して直径25.4センチメートル(10インチ)の
シート}と、を介して印加することができることであ
る。圧縮圧力を発生させるのに必要なロッド90’の行
程は、上記構成のため比較的小さい。
【0034】本発明は、極めて等方性の圧力が、第1・
第2溶融塩圧力伝達媒体22(22’)、42(4
2’)を介して物品(例えば、バルブ10)に印加され
るとともに、高価なガス圧力機器が不要であるという利
点がある。液圧伝達媒体を上述のように使用することに
よって、金属や金属間化合物の鋳物などの製品を高密度
化する、比較的低コストで短時間のサイクルタイムの高
温等方圧縮プロセスが得られる。さらに、物品は、この
物品の酸化を防ぐように選択することができる第1媒体
22(22’)中で高密度化又は圧密される。
【0035】アルミニウム(Al)等の鋳物であって、
例えばアルミニウム(Al)鋳物に対して摂氏538度
(華氏1000度)の低圧縮温度を必要とする鋳物の場
合、第1・第2容器20(20’)、40(40’)内
の第1・第2圧力伝達媒体22(22’)、42(4
2’)と同じ溶融塩を使用することができる。即ち、低
温の第2媒体42(42’)を、比較的高温の第1媒体
22(22’)の代わりに第1容器20(20’)内に
注加することができる。
【0036】例示上、本発明の特定の好適な実施例を詳
細に開示したが、部品の再構築を含むこの開示装置の変
更や改造は、本発明の範囲内であることが認識されるで
あろう。
【0037】本発明は、例えば金属又は金属間化合物の
鋳物等の物品を高密度化する方法であって、前記物品
が、容器中の、望ましくは溶融塩等の第1溶融塩圧力伝
達媒体に内装される、物品高密度化の方法に関する。前
記第1媒体は、第1物品高密度化高温度に加熱される。
前記容器は、前記第1温度よりも低い第2温度の溶融塩
等の第2溶融塩圧力伝達媒体に内装される。前記第1媒
体と前記第2媒体とは、前記第2媒体に印加される圧力
が第1媒体に伝達されるように直接的に連絡される。前
記比較的高温の第1媒体に内装される物品を高密度化す
るに足る圧力が、前記比較的低温の第2媒体に印加され
る。前記容器は、前記物品の高密度化の後、前記第2媒
体から取り出される。
【0038】本発明の1実施例では、前記比較的低温の
第2媒体42が第2容器40に内装されるとともに、ピ
ストン52を前記第2容器40の空間50に挿入して前
記第2媒体42と密接して押圧させることによって、圧
力が前記第2媒体42に印加される。前記第2媒体42
に印加される圧力は、前記比較的高温の第1媒体22に
伝達されて、前記第1媒体22中の前記物品を等方的に
加圧するようになっている。
【0039】また、本発明は、物品を高密度化する装置
であって、前記装置が、溶融塩等の第1溶融塩圧力伝達
媒体の第1容器を含むとともに、前記物品が、第1高温
度で高密度化するように内装される、物品の高密度化装
置に関する。前記第1容器は、第2容器に内設されると
ともに、前記第2容器は、比較的低温の溶融塩等の第2
溶融塩圧力伝達媒体を貯留し、前記第1媒体と前記第2
媒体とが直接的に連絡されるとともに前記第2媒体に印
加される圧力が第1媒体に伝達されるようになってい
る。前記第1容器中の前記比較的高温の第1媒体に内装
される前記物品を高密度化するに足る圧力を、前記第2
容器中の前記比較的低温の第2媒体に印加する手段が設
けられる。
【0040】本発明の1実施例では、前記第1媒体22
と前記第2媒体42とは、前記第1容器20の載置され
る上蓋体48の孔46によって連通される。
【0041】本発明の別の実施例では、圧力を前記比較
的低温の第2媒体42’に印加する前記手段が、前記第
2容器40’内の前記第2媒体42’の表面に重置され
るシート100’と係合して押圧するピストン90’を
含む。
【0042】本発明を実施する場合、前記第1媒体中の
物品に印加される圧力は、極めて等方性であるので、均
一な圧力が前記物品に全方向から印加される。前記溶融
塩圧力伝達媒体を上述のように使用することによって、
金属や金属間化合物の鋳物等の製品を高密度化する、比
較的低コストで短時間のサイクルタイムの高温等方圧縮
プロセスが得られる。さらに、前記物品は、前記物品の
酸化が生じないように選択することができる第1媒体中
で高密度化又は圧密される。
【0043】低圧縮温度を必要とする鋳物の場合(例え
ば、アルミニウム(Al)鋳物の場合、摂氏538度
(華氏1000度)、同一の溶融塩を上記第1及び第2
圧力伝達媒体に使用することができる。
【0044】
【発明の効果】このように、本発明は、きわめて等方性
の圧力を、第1・第2溶融塩圧力伝達媒体を介して物品
に印加させることができるとともに、高価なガス圧力機
器が不要であるという利点がある。このため、溶融塩圧
力伝達媒体を上述のように使用することによって、金属
や金属間化合物の鋳物などの製品を高密度化することが
でき、また、比較的低コストで短時間のサイクルタイム
の高温等方圧縮プロセスが得られる。さらに、物品は、
この物品の酸化を防ぐように選択することができる第1
媒体中で、高密度化又は圧密される。これにより、物品
は、酸化を生じることなく、高密度化又は圧密すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法実施例を実行するための、本発明
の1実施例による装置の断面図である。
【図2】高密度化される鋳物を固定する鋳物支持体又は
取付具の断面図である。
【図3】図2の線3−3に沿って切断した前記鋳物取付
具の図である。
【図4】(A)、(B)、(C)は、本発明の方法実施
例を実行するための、本発明の別の実施例による装置の
夫々各工程を示す断面図である。
【符号の説明】
10 鋳造バルブ 20 第1容器 20a 室 22 第1媒体 30 取付具 32・33 下部支持体部材 34・35 上部支持体部材 40 第2容器 42 第2媒体 46 孔 48 上蓋体 50 空間 52 ピストン 60 外周封着部材
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B22D 29/00 B30B 5/00 B22F 3/14

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)、物品を加圧して高密度化する第1
    高温度の第1溶融塩圧力伝達媒体を、容器内の前記物品
    の周りに配設することと、b)、前記第1温度よりも低
    い第2温度の第2溶融塩圧力伝達媒体であって、前記第
    2媒体に印加される圧力が前記第1媒体に伝達されるよ
    うに前記第1媒体と前記第2媒体とを直接的に連絡させ
    るべく前記第2溶融塩圧力伝達媒体を前記容器の周りに
    配設することと、c)、前記第1媒体に内装される前記
    物品を高密度化するに足る圧力を、前記第2媒体に印加
    することと、から成ることを特徴とする物品の高密度化
    の方法。
  2. 【請求項2】 前記物品が前記容器内に納置されるとと
    もに、前記高温度に加熱される前記第1媒体が、前記容
    器内の前記物品の周りに注加されることを特徴とする請
    求項1に記載の物品の高密度化の方法。
  3. 【請求項3】 前記第2媒体が被加熱ダイに収蔵される
    とともに、加圧手段を移動させて前記第2媒体と密接し
    て押圧させることによって前記圧力が前記第2媒体に印
    加されることを特徴とする請求項1に記載の物品の高密
    度化の方法。
  4. 【請求項4】 シートを前記第2媒体の表面に重置させ
    るとともに、前記シート側から前記第2媒体の方向に移
    動される加圧部材を前記シートに係合させて押圧させる
    ことによって、圧力が前記第2媒体に印加されることを
    特徴とする請求項1に記載の物品の高密度化の方法。
  5. 【請求項5】 前記容器を、前記物品が高密度化された
    後に前記第2媒体から抜出することを含むことを特徴と
    する請求項1に記載の物品の高密度化の方法。
  6. 【請求項6】 a)、金属又は金属間化合物の物品を加
    圧して高密度化する第1高温度の第1溶融塩圧力伝達媒
    体を、容器内の前記物品の周りに配設することと、
    b)、前記第1温度よりも低い第2温度の第2溶融塩圧
    力伝達媒体であって、前記第2媒体に印加される圧力が
    前記第1媒体に伝達されるように前記第1媒体と前記第
    2媒体とを直接的に連絡させるべく前記第2溶融塩圧力
    伝達媒体を前記容器の周りに配設することと、c)、前
    記第1媒体中に内装される前記物品を高密度化するに足
    る圧力を、前記第2媒体に印加することと、から成るこ
    とを特徴とする前記金属又は金属間化合物の物品の高密
    度化の方法。
  7. 【請求項7】 前記第2媒体が被加熱ダイに収蔵される
    とともに、加圧手段を移動させて前記第2媒体と密接し
    て押圧させることによって前記圧力が前記第2媒体に印
    加されることを特徴とする請求項6に記載の物品の高密
    度化の方法。
  8. 【請求項8】 シートを前記第2媒体の表面に重置させ
    るとともに、前記シート側から前記被加熱ダイの方向に
    移動される加圧部材を前記シート材に係合させて押圧さ
    せることによって、前記圧力が前記第2媒体に印加され
    ることを特徴とする請求項7に記載の物品の高密度化の
    方法。
  9. 【請求項9】 a)、第1溶融塩圧力伝達媒体の第1容
    器であって、前記溶融塩圧力伝達媒体中に物品が高密度
    化されるように内装される、前記第1容器と、b)、前
    記第1容器に内装した第1溶融塩圧力伝達媒体であっ
    て、前記物品を加圧して高密度化する第1高温度の前記
    第1溶融塩圧力伝達媒体と、c)、前記第1温度よりも
    低い第2温度の第2溶融塩圧力伝達媒体の第2容器であ
    って、前記第1容器を内装する前記第2容器と、d)、
    前記第2容器に内装されるとともに前記第1媒体と異な
    る組成物を有する第2溶融塩圧力伝達媒体であって、前
    記第2媒体に印加される圧力が前記第1媒体に伝達され
    るように前記第1容器に載置される上蓋体の孔によって
    前記第1媒体と前記第2媒体とを直接的に連絡させてい
    る、前記第2溶融塩圧力伝達媒体と、e)、前記第1容
    器内の前記第1媒体中に内装される前記物品を高密度化
    するに足る圧力を、前記第2容器内の前記第2媒体に印
    加する手段と、を具備することを特徴とする物品の高密
    度化装置。
  10. 【請求項10】 前記第1媒体と前記第2媒体とを直接
    的に連絡させる手段を具備するとともに、前記手段が前
    記第1容器と前記第2容器の間の開口手段を含むことを
    特徴とする請求項9に記載の物品の高密度化装置。
  11. 【請求項11】 前記圧力を印加する前記手段が、前記
    第2容器内の前記第2媒体と密接して押圧する加圧手段
    を含むことを特徴とする請求項9に記載の物品の高密度
    化装置。
  12. 【請求項12】 前記圧力を印加する前記手段が、前記
    第2容器内の前記第2媒体と前記第2容器の方向に移動
    可能な加圧部材との間に配設されるシートを含み、前記
    シートを前記第2媒体の表面に重置させるとともに前記
    シート側から前記第2媒体の方向に移動される前記加圧
    部材を前記シートに係合させて押圧させることによっ
    て、前記圧力を前記第2媒体に印加するようになってい
    ることを特徴とする請求項11に記載の物品の高密度化
    装置。
  13. 【請求項13】 前記シートが鋼鉄シートから成るとと
    もに、前記加圧部材が液圧シリンダのロッドを含むこと
    を特徴とする請求項12に記載の物品の高密度化装置。
  14. 【請求項14】 前記第1容器は、前記物品が載設され
    る支持体部材を含むことを特徴とする請求項9に記載の
    物品の高密度化の装置。
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