JPS59502138A - 湿砂を用いるサンドブラスト方法及び該方法を実施する湿式サンドブラスト装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 混抄を用いるサンドブラスト方法及び該方法を実施する湿式サンドブラスト装置 この発明は、漂砂金用いるサンドブラスト方法、及び該方法を実施する湿式サン ドブラスト装置に関し、該装置は噴射砂を充てんした圧力容器と圧力水用の給送 ラインとを有する。

この種の方式のサンドブラスト方法はよく知られており、例えばドイツ特許第５ ３５，２８７号、又は米国特許第３，５１４，９０５号に開示されている。公知 であるこれらの方法及び関連する装置は、一般に噴射される砂を給送する装置を 有するが、この場合、その噴射能力が低過ぎて噴射ノズルへの給送ホース自身の 長さが制限され、さらに圧力容器内に圧力水を導入するためのノズルが、この容 器への充てん段階において詰まるおそれがあるというような欠点をもっている。

従って、この発明の目的は、上記の欠点を解消し、従来よシも少い噴射剤または 砂で、すぐれた噴射能力または性能が得られ、かつかなシの深さの水中でも使用 できるサンドブラスト方法及び装置を提供するにあシ、さらにこの発明によるサ ンドブラスト装置は、複雑な構造を用いず、作用が安全かつ信頼性に富み、さら に制御が容易である。

特に、この発明による湿式サンドブラスト方法及び装置は、噴射能力を低下せず に、装置の設置場所からかなり離れた場所でもこのような目的を達成できる。

この発明による方法において、この目的は水と砂を圧力容器内で混合したのちに 、加圧状態で噴射ノズルに送出し、補助推進剤を噴射ノズル内に供給することに よって達せられる。

好ましくは、推進剤として圧縮空気が用いられ、これとは別に水中でのサンドブ ラスト作業用には、補助推進剤として圧力水を用いることもできる。噴射ノズル によって生ずる斥力の補償には、推進剤の一部を噴射剤の噴出方向と反対の方向 に同時に射出させることが有効である。

噴射剤の均一な流れを発生するこの発明の他の実施例においては、水と砂から成 る流動性の基礎流を圧力容器内に発生させ、加圧された水と砂との混合物を推進 するために、好ましくは補助圧力水を制御して圧力容器から送出されたのちにこ の混合物に供給する。

この発明による湿式サンドブラスト装置は、ホースを介して圧力容器に接続され た混抄用の噴射ノズルが設けられ、この噴射ノズルは、補助推進ラインに接続さ れて、水・砂混合物用のホースが開口する推進ノズルを有することを特徴とする 。

上記の装置を理解するために、湿式サンドブラスト装置のさらに特徴とするとこ ろは、圧力容器の底部流出部の上方に、圧力水の供給ノズルと、充てん作業中に 圧力水の少量の連続水流を供給し、またサンドブラスト作業中に圧力水の強い水 流を供給する装置と、水・砂混合物用のホースの付根部分に補助圧力水を制御し て供給する装置とを具備することである。

噴射砂の消費量を減少すると同時に、高い噴射能力を提供するために、一実施例 において、噴射ノズルは補助推進剤が流通する推進ノズルの下流に砂・水混合物 用の流入ポートを有し、水中サンドブラスト作業用として推進剤が推進剤放出に 抗して流通する開口を具備する。

図示の実施例を参照しつつ以下にこの発明の詳細な説明する。

第１図は、この発明の実施例の一部切断斜視図、第２図は、第１図のものの一部 の断面図、第３図は、第１図のものにつき、水中サンドブラスト用の推進ノズル の概要図である。

図示のように、この発明による装置は、圧力容器１を有し、該容器はその上部に 噴射される砂を濾過するふるいと、砂送出用で閉鎖ベルを備えた流入ポートを有 する。この形式の装置はよく知られているのでその詳細説明はここでは省略する 。

圧力容器１は、水・砂混合物を容器ｌの下方部分から摩擦なくかつ円輪に確実に 流出させるため、圧力水の供給用ラインを有し、水・砂混合物用の流出ポートの 近傍に指向性流れとして流動性の基礎流全発生するためのノズルを具備スル。

容器１の充てん中でもノズル８から所定の噴流水を確保するために、パイパスラ イン９が設けられ、これにより極めて細かい砂がノズルに流入するのを防止する 。このようにして、ノズルが詰まるのを防ぐ。

容器の下方中央部に、水・砂混合物の送出用ホース２が設けられ、さらにホース ２の根元部分に補助用の水を給送するための装置１０を備え、この装置はホース の長さと背圧によって水・砂混合物の移送作用を促進する。

水・砂混合物はホース２を通って、噴射ノズル３に送られ、ノズル３には水中サ ンドブラスト装置の場合に、付加的な推進剤ラインを通して圧縮空気が供給され 、推進ノズル５用の推進剤として圧力水が供給される。このような補助推進剤を 用いて、比較的低い圧力水の消費にもかかわらず、最少の噴射剤の消費量ですぐ れた噴射効果が得られる。

極めて多様な要求事項に対応するために、第２図に示すように、漏斗１工内に開 口するラベル（Ｌａｖａｌ）ノズルまたは膨張ノズルが推進ノズル５の下流に取 付けられる。

水中サンドブー〉・スト作業については、推進ノズル５の斥力は、この斥力に抗 する力を発生するために、１つの方向に開Ｄ６から噴射する推進剤の噴流によっ て、吸収または補償される。噴射ノズル３がこのためにハンドル１２によって公 知の方法で作動される。

砂と圧力水が充てんされると、この発明による湿式サンドブラスト装置は、ハン ドル１２を作動させて自動的に作用し、補助水が遠隔制御弁１３を通ってホース ２の根元部分に給送される。この補助水の量は、一連の弁とあふれラインを有す る給送装置１０によって制御される。

湿式サンドブラスト圧力容器は、容器内の所望の圧力が発生され、かつ超過圧力 があっても自動的に減圧されるように、減圧弁１４と超過圧力安全弁１５を用い て保護される。

この発明による湿式サンドブラスト装置は、一般に広く適用され、その構造は複 雑でなく、しかも作用は安全かつ信頼性に富む。従って現存する諸問題への理想 的解決手段と言うことができる。

↓ 国際調査報告 ＡＮＮＥＸ　Ｔｏ　ＴＨ＋＋　）Ｎ’Ｉ’ＥＲＮＡＴＩＯＮＡＬ　５ＥＡＲＣＨ ＲＥＰＯＲＴ　０ｋＩＮＴＥＲＮＡＴＩＯＮＡＬ　ＡＰＰＬＩＣＡＴＩＯＮ　Ｎ ｏ、　ＰＣＴ／ＥＰ　８３１００２７３　（ＳＡ　５９２４）ＤＥ−Ｃ−５３５ ２８７Ｎｏｎｅ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　水と砂を圧力容器内で混合したのちに、加圧状態で噴射ノズルに送出し、か つ補助推進剤を噴射ノズル内に供給することを特徴とする湿式サンドブンスト方 法。 ２　推進剤として圧縮空気を用いることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載 の湿式サンドブラスト方法。 ３　水中サンドブラスト作業用の推進剤として圧力水を用いることを特徴とする 特許請求の範囲第１項記載の湿式サンドブラスト方法。 ４　噴射ノズルによって生ずる斥力を補償するために、サンドブラスト剤の排出 方向と反対方向にも推進剤を放出することを特徴とする特許請求の範囲第３項記 載の湿式サンドブンスト方法。 ５　湿式サンドブラスト作業中に、少くとも１つの水噴流によって圧力容器内に 水・砂の流動性基本流をつくることを特徴とする特許請求の範囲上記各項のいず れか１項記載の湿式サンドブラスト方法。 ６　圧力容器内に砂を充てんする間に、流動性基本流発生ノズルから水噴流を放 出することを特徴とする特許請求の範囲第５項記載の湿式サンドブンスト方法。 ７、　圧力容器から水・砂混合物を放出したのちに、水・砂混合物に補助圧力水 を制御しつつ供給することを特徴とする特許請求の範囲第５項記載の湿式サンド ブラスト方法。 ８　噴射砂を満たす圧力容器と、圧力水用の給送ラインとを有し、ホースを介し て圧力容器に接続された漂砂用の噴射ノズルが設けられ、噴射ノズルが補助推進 剤ラインに接続されて、水・砂混合物用ホースが開口する推進ノズルを有するこ とを特徴とする湿式サンドブラスト装置。 ９　噴射ノズルが、推進ノズルの下流に砂・水混合物用の流入部を有することを 特徴とする特許請求の範囲第８項記載の湿式サンドブラスト装置。 １０　水中サンドブラスト作業のために、噴射剤の放出方向とは反対方向に推進 剤を射出する少くとも１つの開口をもつことを特徴とする特許請求の範囲第９項 記載の湿式サンドブラスト装置。 １１　圧力容器の底部流出部の上方に、圧力流体供給用ノズルと、充てん作業中 に圧力水の小さい連続水流を供給し、サンドブラスト作業中に圧力水の強い水流 を供給する装置と、水・砂混合物用ホースの根元部分に補助圧力水を制御供給す る装置とを有することを特徴とする特許請求の範囲第８項から第１０項までのい ずれか１項記載の湿式サンドブラスト装置。