JPS5949642B2 - 螢光灯照明装置 - Google Patents

螢光灯照明装置

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JPS5949642B2
JPS5949642B2 JP17128779A JP17128779A JPS5949642B2 JP S5949642 B2 JPS5949642 B2 JP S5949642B2 JP 17128779 A JP17128779 A JP 17128779A JP 17128779 A JP17128779 A JP 17128779A JP S5949642 B2 JPS5949642 B2 JP S5949642B2
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JP
Japan
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tube
magnetic field
discharge tube
fluorescent
lighting device
Prior art date
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Expired
Application number
JP17128779A
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English (en)
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JPS5697903A (en
Inventor
実 山本
真 東方
成伍 和田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は水銀と共に希ガスを封入した螢光放電管を用い
た螢光灯照明装置に関するものである。
一般に螢光放電管内に封入する希ガスはその原子量が大
きくなるほどランプ効率が向上しかつ始動電圧が低くな
るという利点があり、最近ではクリプトンKrを主体と
したネオンNe 、アルゴンArなとの混合ガスを封入
したシ、キセノンXeを混合したりすることが行なわれ
ている。
しかしその反面、周囲温度が低く水銀蒸気圧が小さい場
合に発生する希ガス特有の移動縞放電によるチラッキ現
象が、原子量が大きいほど比較的高温においても発生す
るという問題があり、本発明は上記の点に鑑みてなされ
たものである。
チラッキの原因としてはこのほかに、陰極の近傍に形成
される暗部が電源の2倍の周波数で明滅することによっ
て発生するエンドフリッカがあるが、これはフリッカレ
ス回路などで容易に解決できるものであり、本発明は上
記のような陽光柱の全域にわたって発生するチラッキ現
象を防止し、かつ効率の良い螢光灯照明装置を提供する
ことを目的とするものである。
第1図は電源投入後移動縞放電によるチラッキが停止す
るまでの所要時間と周囲温度との関係を示すものであり
、例えばアルゴンガスでは0〜5℃の低温で長時間発生
するチラッキ現象がクリプトンガスでは常温付近でも長
時間発生する。
その理由は次のように考えられる。
すなわち管内の水銀蒸気圧は温度とともに指数関数的に
変化し、一方布ガスの電離電圧は原子量が大きくなるほ
ど低くなる。
周囲温度が低くなると、管内の温度も当然低くなり水銀
蒸気圧が低下して管内のイオンは水銀イオンから希ガス
イオンに移行し、希ガス放電に起因する移動縞によるチ
ラッキ現象が現われるのであるが、アルゴン(電離電圧
15.7V)よりも原子量の大きいクリプトン(電離電
圧13.9■)の場合には、水銀(電離電圧10.4V
)との電離電圧の差が小さいので管内に水銀蒸気が多少
残っている比較的高い周囲温度でも希ガスイオンへの移
行が行なわれるのである。
したがってクリプトンガスでは管内温度がチラッキが停
止する温度に上昇する所要時間が長くなるので、チラッ
キ現象が長時間持続するわけである。
なお封入ガスが種々の希ガスの混合ガスである場合には
、チラッキの発生は最も重い希ガスの影響を受け、この
重布ガスの混入量が多いほど高い周囲温度で発生するこ
とが確められている。
上述のような陽光柱のチラッキ現象を抑止するために発
明者らは、放電管の電界方向と交叉する磁界を陽光柱の
略全域にわたって印加する方法が有効であることを見出
した。
以下上記原理を応用してチラッキ現象を防止するように
した本発明一実施例について説明する。
第2図および第3図は本発明に係る直管型螢光放電管を
用いた螢光灯照明装置を示すもので、1は直管型螢光放
電管であり、管内には真空排気後に水銀とアルゴン、ク
リプトン、キセノンなどの希ガスが封入されている。
この螢光放電管1は安定器9点灯装置などが収納された
照明装置本体2の下方に配設されており、本体2の下面
には螢光放電管1に対向する磁性体よりなる反射板3が
設けられており、この反射板3/ri厚み方向に着磁さ
れ螢光放電管1のほぼ全長に亘って管内の電界方向と交
叉する磁界Hを発生させるようになっている。
図中4はソケットである。
なお反射板3に反射率の大きな金属をメッキしても良い
ことは言うまでもない。
第4図は他の実施例を示すもので、環状螢光放電管1′
を用いた照明装置を示しており、反射板3′の螢光放電
管1′に対向する部分(斜線で示す)を磁性体にて形成
したものである。
図中5は吊下げコードである。
以下第2図に示す実施例の動作および効果について説明
する。
いま、クリプトン75%、アルゴン25%の混合ガスを
1.5 Torrで封入した、管径26wt管長120
0mの直管型螢光放電管1を用い、反射板3として螢光
放電管1の電界方向と交叉する磁界Hが磁石に最も近い
ランプ管外壁で約500Gとなるように着磁されたもの
を用いた螢光灯照明装置において、点灯後チラッキが停
止するまでに要する時間と周囲温度との関係を測定する
と、第5図に示すようになる。
第5図から明らかなように、磁界のない従来の螢光灯照
明装置では、周囲温度が10℃附近に低下するとチラッ
キが全く停止せず、常温(15℃においてもチラッキが
停止するまでに5分〜10分を要していたが、本発明に
よれば周囲温度10℃でも点灯後約5分でチラッキが完
全に停止し、周囲温度5℃付近でも約10分でチラッキ
が完全に停止するので、チラッキの停止所要時間が大巾
に短縮されるという効果を有しているものであり、また
本発明によれば下表に示すように、効率を大巾に向上さ
せることができる。
すなわち、磁界Hを印加した場合を従来の無磁界の場合
と比較すると、ランプ電流が7.4%低下するので安定
器損失を約15係低下させることができ、また同時にラ
ンプ光束およびランプ効率もそれぞれ9.5%、4%ア
ップすることができる。
これは管内の放電路が磁界Hにより管壁方向に拡散され
、管壁でのイオン再結合が促進されて陽光柱の電位傾度
が上昇するために、ランプ光束。
ランプ効率が上昇するものと考えられる。
さらに上記実施例と従来例とのランプ光束の立上り特性
の比較を第6図に示す。
同図より明らかなように、従来の磁界のない場合では光
束が定常状態に達するのに約10分を要したのに対し、
本発明によれば5〜6分で光束値が100%に達し立上
り特性がきわめて優れていることがわかる。
また反射板を着磁された磁性体にて形成することによシ
所望の磁界を得るようになっているので、当然のことな
がら外観が従来のものと比べて全く変わらず違和感がな
いものである。
本発明は上述のように、磁性体よりなる反射板を厚み方
向に着磁することにより螢光放電管のほぼ全長に亘って
管内の電界方向と交叉する磁界を発生せしめたものであ
り、螢光放電管の電界方向と交叉する磁界を陽光柱の略
全長に亘って印加することにより低温始動時におけるち
らつきを低減するという基本技術思想に基いたものであ
って、この磁界印加手段として厚み方向に着磁された反
射板を用いたので、構成が簡単になるとともに、外観に
違和感が生じないという効果がある。
つまり、螢光放電管の陽光柱の略全長に亘って磁界を印
加するには大掛かりな磁界印加手段を必要とするが、本
願発明にあっては螢光灯照明装置において一般的に用い
られている反射板を流用して磁界印加手段を形成してい
るので、新たな部品を付加する必要がなくなって構成が
簡単になり、しかも、磁界を印加するために余分な部品
(照明に直接関係のない部品)を取着しないので、照明
装置としての外観に違和感が生じないという効果がある
【図面の簡単な説明】 第1図は従来例の動作説明図、第2図は本発明一実施例
の斜視図、第3図は同上の側面図、第4図は他の実施例
の斜視図、第5図および第6図は第2図に示す実施例の
動作説明図である。 1.1′は蛍光放電管、3,3′は反射板である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 管内に水銀と共にアルゴン・クリプトン、キセノン
    などの希ガスを封入した螢光放電管の背面に対向して配
    設される反射板を磁性体にて形成し、上記反射板を厚み
    方向に着磁することにより螢光放電管のほぼ全長に亘っ
    て管内の電界方向と交叉する磁界を発生せしめて成る螢
    光灯照明装置。
JP17128779A 1979-12-29 1979-12-29 螢光灯照明装置 Expired JPS5949642B2 (ja)

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JP17128779A JPS5949642B2 (ja) 1979-12-29 1979-12-29 螢光灯照明装置

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JP17128779A JPS5949642B2 (ja) 1979-12-29 1979-12-29 螢光灯照明装置

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JPS5697903A JPS5697903A (en) 1981-08-07
JPS5949642B2 true JPS5949642B2 (ja) 1984-12-04

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JPS62179951U (ja) * 1986-05-07 1987-11-14

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5842156A (ja) * 1981-09-04 1983-03-11 Matsushita Electric Works Ltd 低圧放電灯のちらつき防止装置
JP3839769B2 (ja) 2002-01-16 2006-11-01 本田技研工業株式会社 歩行型作業機

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