JPS5947876B2 - 誘導加熱装置 - Google Patents

誘導加熱装置

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Publication number
JPS5947876B2
JPS5947876B2 JP52010418A JP1041877A JPS5947876B2 JP S5947876 B2 JPS5947876 B2 JP S5947876B2 JP 52010418 A JP52010418 A JP 52010418A JP 1041877 A JP1041877 A JP 1041877A JP S5947876 B2 JPS5947876 B2 JP S5947876B2
Authority
JP
Japan
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series circuit
silicon
inverter
coil
load
Prior art date
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Expired
Application number
JP52010418A
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English (en)
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JPS5395342A (en
Inventor
美之介 永田
和文 牛嶋
邦裕 藤島
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、誘導加熱装置、特にシリコン制御整流素子(
以下SCRと略す)を用いたインバータを使用した誘導
加熱装置に関し、出力制御が容易な新規なSCRインバ
ータを提供するものである。
誘導加熱装置を家庭用調整器して使用した場合、材質、
形状等が異なる鍋を使用することが多いため、これによ
る負荷変動が大きい。それ故従来負荷に応じて出力を制
御する方法が試みられている。一例としてあげれば、S
CRインバータの発振周波数を変える方法、SCRイン
バータの電源電圧を変える方法、加熱コイル電流を変え
る方法等があり、それぞれ単独或いは組合せて用いられ
ている。第1図は、かかる従来のSCRインバータを用
いた誘導加熱装置を示し、第2図波形図を用いて説明す
る。
図において、商用電源ACは、ダイオードD1〜D4に
よるブリッジ整流回路により直流に変換され限流コイル
Liを通して転流コンデンサClを充電する。ここで第
1シリコン制御整流素子SCRIにトリガ信号を与えS
CR、をターンオンさせると転流コイルL2とにより振
動電流が流れる。この振動電流は、第2図ハに示すごと
く、SCRIに対する順方向電流ilとダイオードD5
を流れる逆方向電流i2とを生じ、SCRIはこの逆方
向電流i2VCよリターンオフする。そして再びトリガ
ー信号を与えSCRIをターンオンさせる。このように
してトリガー信号を周期的に与えると、第2図二に示す
ようにインバータ出力として高周波電圧V。を得る。こ
のインバータ出力をフィルターコンデンサC2と加熱コ
イルL3の負荷直列回路に与え、その共振電流により高
周波磁界を発生させる。本発明は、かかる従来例とは異
なる構成により、加熱出力電力を調節し、負荷変動を十
分補償できる超可聴域の高周波SCRインバータを提供
するものである。
以下に第3図および第4図を用いて実施例を説明する。
第3図において、ACは商用交流電源、1は4個のダイ
オードD1〜D4のブリッジ回路よりなる整流回路、2
は転流コンデンサClおよび第2シリコン制御整流素子
SCR2よりなる直列回路で、限流コイルL1を介して
整流された電源電圧が印加される。3は転流コイルL2
および第1シリコン制御整流素子SCR,よりなる直列
回路で、前記C1、SCR直列回路2と並列関係に接続
されている。
D,,D6はそれぞれSCRl,SCR2に逆並列に接
続されたダイオードである。4はフイルタコンデンサC
2および加熱コイルL3の直列回路よりなる負荷回路で
前記各部により構成されるSCRインバータの出力v♂
が加えられる.5は鉄、ステンレス等の鍋で、加熱コイ
ルL3上に載置され、誘導加熱される。
かかる構成の回路について第4図を用いて動作を説明す
ると、まず、SCR,をターンオンさせ転流コンデンサ
C1を充電した後にSCRlをターンオンさせると、ダ
イオードD6、転流コイルL2を通して振動電流11勢
≦流れ、SCR2をターンオフさせるとともに転流コン
デンサC1は、逆極性に充電される(図中時間t1→T
,)。
ここでSCR2はオフ状態であるから振動電流12′は
流れず、転流コンデンサC1は逆極性に充電されたまま
、再びSCR2が時間T3においてトリカーされ、ター
ンオンするまで阻止される。時間T3においてSCR2
がターンオンすれば、転流コンデンサC,IIC.充電
された電荷によつて振動電流12′が転流コイルL2、
ダイオードD,を通つて流れ、SCRlをターンオフさ
せる。このようにSCR2により振動電流12′を遅延
させることにより、発振周期を変化させることなく、イ
ンバータ出力電圧波形を変えることが出来る。一方フイ
ルターコンデンサC,と加熱コイルL3の直列回路はほ
ぼ発振周期に共振するように定数が決められている。
従つて、前述のインバータ出力波形を変化させ、この中
に含まれる発振周波数の基本波成分を増減することによ
り、加熱コイルL3によつて被加熱物に伝達される加熱
電力を制御することが可能である。第5図は本発明によ
る出力制御の効果を示すグラフである。
縦軸は加熱出力を、横軸はSCR2トリガ遅延時間すな
わち第4図イ,口に示す各SCRのトリカー信号波形に
おいてt1とT3の時間差を表わす。第5図の曲線Aは
比較的加熱コイルの等価インピーダンスが小さい場合の
例でステンレス鍋などがそれにあたる。また曲線Bは比
較的インピーダンスが大きい場合の例で鉄鋳物鍋などで
ある。このように加熱出力の値を最大P2から最小P1
まで可変したい場合には曲線Aで示される負荷について
は遅延時間をTa′からTaまで、また曲線Bで示され
る負荷についてはTb′からTbまでを各々の負荷に応
じて制御すればよい。すなわち加熱出力のP2からP,
の範囲においては、鍋材質及び形状などによる負荷変動
の補償と加熱出力の調節が可能であることを示している
.以上の説明から明らかなように、本発明誘導加熱装置
は、SCRインバータ回路を構成する転流コンデンサと
直列に第2のSCRを接続し、さらにこのSCRと逆並
列にダイオードを接続したものであり、この第2のSC
Rのトリガ時間を第1のSCRのトリガ時間に対し任意
に遅延させることにより、インバータ出力電圧を制御す
るものであるから、負荷に応じて出力を容易に可変制御
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来例インバータ回路を使用した誘導加熱装
置の回路図、第2図は、同従来例を説明するための波形
図、第3図は本発明実施例回路図、第4図は、同実施例
を説明するための波形図、第5図は、同実施例による出
力一SCR2トリガ遅延時間の関係を示す図である。 AC・・・・・・商用電源、D1〜D6・・・・・・ダ
イオード、C1・・・・・・転流コンデンサ、C2・・
・・・・フイルターコンデンサ、L1・・・・・・限流
コイル、L2・・・・・・転流コイル、L,・・・・・
・加熱コイル、SCRl・・・・・・第1シリコン制御
整流素子、SCR2・・・・・・第2シリコン制御整流
素子、1・・・・・・整流回路、4・・・・・・負荷回
路、5・・・・・・鍋。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 転流コイルと第1シリコン制御整流素子の直列回路
    に、転流コンデンサと第2シリコン制御整流素子の直列
    回路を並列接続するとともに、前記第1、第2シリコン
    制御整流素子と逆並列にそれぞれダイオードを接続し、
    上記直列回路に限流コイルを介して直流電源を供給して
    なるインバータと、該インバータと並列関係に接続され
    たフィルターコンデンサおよび加熱コイルの負荷直列回
    路を有し、前記第2シリコン制御整流素子のゲートトリ
    ガー信号は前記第1シリコン制御整流素子のゲートトリ
    ガー信号に対し、任意時間遅れて発せられ、該遅れ時間
    を調節することにより前記負荷直列回路に伝達される電
    力を制御することを特徴とする誘導加熱装置。
JP52010418A 1977-01-31 1977-01-31 誘導加熱装置 Expired JPS5947876B2 (ja)

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JPS5395342A JPS5395342A (en) 1978-08-21
JPS5947876B2 true JPS5947876B2 (ja) 1984-11-21

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