JPS5947330B2 - 自動注湯機の注湯口位置決め装置 - Google Patents

自動注湯機の注湯口位置決め装置

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JPS5947330B2
JPS5947330B2 JP4142579A JP4142579A JPS5947330B2 JP S5947330 B2 JPS5947330 B2 JP S5947330B2 JP 4142579 A JP4142579 A JP 4142579A JP 4142579 A JP4142579 A JP 4142579A JP S5947330 B2 JPS5947330 B2 JP S5947330B2
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JP
Japan
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pouring
spout
mold
machine
sensor
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JP4142579A
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JPS55133865A (en
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弘資 今林
悟 前納
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Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は鋳型造型機より順次送出される鋳型に対して順
次注湯を行つていく注湯ラインにおいて、注湯機の出湯
口の連続する鋳型ないし相隣る鋳型相互間において形成
されている湯受口に対する位置決め装置に関するもので
ある。
一般にこの種の注湯ラインに順次間欠的に送り込まれる
鋳型は、ほぼ同一形状をなして造形機にて形成され送り
出されてくるものである。
しかるに造形に際しての鋳砂材の量、質(水分等)が変
化する等の各種要因に基づき、各鋳型の注湯ライン方向
の厚さにばらつきが生じ、このばらつきが多数回の鋳型
間欠送りによつて集積されていくと注湯機の注湯口の注
湯ラインに対する相対位置を固定していては適確なる注
湯が期待できない。このため従来は各鋳型あるいは相隣
る鋳型相互間に形成される湯受口の注湯ライン方向の位
置を鋳型群の押出し完了後に注湯機に固定されているセ
ンサーにて方向を検出した後、この検出信号を基に注湯
機を移動させ、その注湯口の位置決制御を行うようにし
た装置が開発されている。ところが、この種の従来の装
置は湯受口の位置検出の時間は当然注湯休止期間となる
ことから、この種の連続的に順次注湯を行つていく過程
においてロス時間を増すことになり、作業効率を低下さ
せる欠点を有する。本発明の目的は注湯ラインに沿つて
配置される鋳型の各湯受口の位置を順次センサーのみの
移動によつて検出し、この検出位置と次に送り出される
鋳型の注湯ライン方向の幅との関連のもとに演算制御を
行うことによつて注湯機の移動量をあらかじめ現在の注
湯過程において得ることにより作J 業効率に富む注湯
制御を得ることにある。
以下、図示する実施例について具体的に説明する。第1
図は本発明の1実施例を示す平面図で、同図において、
1は鋳型造形機で、鋳砂を圧縮成形しでなる鋳型2を順
次注湯ライン3上に押出しj ていく。この際、相隣る
各鋳型の接合面に湯受口2aが形成され、この湯受口2
aのほぼ中心位置の鋳型進行方向に対し直角方向の1方
側端部において、湯受口2aの位置を表示するための凹
部2bが存在するものとする。4は注湯機で、上記注湯
ラインに平行に敷設されているレール5に沿つて移行で
きるように配置されている。
4aは注湯口で、各鋳型の湯受口2aに順次対向する位
置に配置され、この注湯口4aに例えば現在広く採用を
見るに至つている電磁搬送手段に基づき溶湯が導びかれ
るようになつている。
6はシリンダで、ロツド側端部は注湯機4に固定され、
筒体の端部はレール5敷設の基礎部に固定され、シリン
ダ駆動装置7が後述する制御回路よりの指令を受けて、
その指令レベルに応じた量のみ注湯機4をレール5に沿
つて移動させるものである。
8はセンサーで連続的に注湯ライン3に沿つて移行する
鋳型2の湯受口2a位置検出用凹部2bの存する側に近
接して配置され、上記位置検出用凹部2bに対向した際
に制御信号を出すように構成されている。
そして、このセンサー8は注湯機4に設けられている支
持枠9において一定範囲を往復動制御を受けるようにな
つている。10はパルスモータで、その駆動軸にはスプ
ロケツト11が取付けられ、入力パルスごとに一定角度
の回転を行う。
12はスプロケツトで、上記スプロケツト11に対し、
その間に上記センサー8の移動範囲を充す間隔を有して
配置される。
13はチエーンベルトで、上記各スプロケツト11,1
2に張架され、1力所において上記センサー8を固定し
ている。
次にセンサー8及びシリンダ6の制御回路を示す第2図
の構成を説明する。
同第2図において、14は発振器で、その出力パルスは
カウンタ15への入力端子15aに加えられると同時に
パルスモータ駆動回路16は例えばパルスモータ10の
移動範囲を100パルスに規制し、100パルス投入ご
とにパルスモータ10の回転方向を変えるように制御を
行うものとする。この際、カウンタ15はセンサー8の
移動範囲のうち一番左に位置する状態を0、一番右に位
置する状態を100と定めると、センサー8の左端から
の移動開始に伴い、Oから100まで加算制御、100
からOまでの減算制御を受けるようにパルスモータ駆動
回路16より制御端子15bに信号を受ける。17はフ
リツプフロツプ(以下F.Fと略称する)で、その出力
信号が存在するときのみ発振器14の動作を促し、当該
F.F出力信号の停止と同時に発フ振器14の発振を停
止する作用をなし、セツト端子17aの入力に伴つて出
力信号を得、りセツト端子17bの入力に伴つて出力信
号を消失する。
そして、このりセツト端子17bにはセンサー8からの
信号が与えられる。18は第1の加算器で、カウンタ1
5の計数出力と第1の設定器19からの出力を図示の極
性にて入力して加算制御を行う。
そして、この第1の設定器19には注湯機4の注湯口4
aの中心と、センサー8が左端にあつてカウンタ15が
Oを読出しているときのセンサー位置との注湯ライン方
向における距離をパルスモータ10のパルスステツプに
て表わした数値信号(常に一定)を出力する。20は第
2の加算器で、その入力信号として上記第1の加算器1
8からの出力と第2の設定器21からの数値信号を図示
の極性にて受けて加算制御を行う。
なお、この設定器21は造形機1より送り出される鋳型
2の注湯ライン3方向の厚みを、上記パルスモータ10
のパルスステツプにて表わした数値信号にて出力するも
のである。22はシリンダ駆動装置7用制御回路で、第
2の加算器20の出力信号を受け、この信号の符号が+
か一かに応じて注湯機4の移動すべき方向を左右方向に
規制するとともに注湯完了信号を待つて第2の加算器2
0の出力絶体値だけ注湯機4を駆動する。
上記実施例の構成において、まずカウンタ15がOを計
数するセンサー8の位置から注湯機4の注湯口4aの中
心までの注湯ライン3の平行方向における間隔がパルス
モータ10の200ステツプ長とすれば、この200の
数値を第1の設定器19に設定する。
この状態のもとに今、カウンタ15が40を計数し、第
1図に示す位置にて注湯口4aと湯受口2a1との中心
が一致した理想的状態で注湯を行つているものとする。
この注湯過程において、F.Fのセツト入力指令を投入
すると発振器14が動作を開始し、パルスモータ10が
駆動される。このとき1駆動回路16がアツプ状態にあ
つたとすればセンサー8が右側に移行するとともにカウ
ンタ15は加算制御を受けて計数値を増していく。この
過程において、センサー8が湯受口2a2の中心位置を
検出するための鋳型凹部2bに対向したときカウンタ1
5が50を計数したとすると、このときセンサー8より
F.Fl7にりセツト信号が送られ、発振器14が動作
を停止し、カウンタ15は50の計数値を維持する。こ
れによつて現在注湯中の注湯口4aと次回の注湯を受け
る湯受口2a,の各中心間の距離がパルスモータ10の
150ステツプ相当距離(以下ステツプ長と略称する)
となることがわかる。一方、次に造形機1にて作られた
鋳型の厚みが160ステツプ長をなし、これが設定器2
1に設定されるとともに注湯完了を何らかの手段(フオ
トセンサの採用等いくつかの周知の手段が考えられる)
によつて検出し、注湯機4の駆動用制御回路22に与え
ると第2の加算器20よりの出力信号値+10を得て結
局シリンダ6は10ステツプ長だけ注湯機4を右側に移
動させる。
こうすることによつて注湯ライン3上を一連の鋳型2が
160ステツプ長移動するとともに注湯機4が同一方向
に10ステツプ長移動し、鋳型2は全て注湯機4に対し
ては相対的に150ステツプ長右側に移行するから、次
の湯受口2a2への注湯に際して、注湯機4の注湯口4
aの中心が鋳型の湯受口2a2の中心に対向させること
ができる。次に鋳型形状の変更に伴い、次に間欠送りさ
れる鋳型2の厚さが100ステツプ長となつたとき第2
の設定器21の設定値は100となり、また注湯口4a
及び湯受口2a3の各中心のの間隔が上記同様のセンサ
ーの移動を基にした計測により152ステツプ長であつ
たとすれば、52ステツプ長だけ注湯機4は左方向に移
動制御を受ける。なお、カウンタ15力籾口算制御を受
けている状態で例えば計数値50から48まで変化する
ときには、一旦100まで加算した後、パルスモータ駆
動回路16からのダウン指令を受けて48まで減算制御
することになる。
また、上記実施例においては理解を容易にするために、
造形機1より形成される鋳型の注湯ライン3方向の厚さ
のステツプ長をそのつど検出して設定器21に設定する
例を示しだものであるが、実際には造形される鋳型2の
厚さにおける誤差は注湯に際しての注湯口4aと湯受口
2aとの相対位置の許容誤差範囲内になることが多く、
従つて、第2の設定器21には同一鋳型成形に際しては
一定の値を設定しておけばよく、定期的に鋳型形状の変
化をなし、例えば15ずつ注湯ライン方向の厚さが異な
るようなときでも設定器21をプリセツトしておくこと
によつて同様に注湯口の位置決制御が自動的に行うこと
ができる。
一方、上記実施例ではセンサー8が湯受口2aの中心位
置を検出した時点でセンサー8が停止するような構成を
とつたが、センサーを常時例凡ば、100ステツプ長幅
を往復動させておき、センサー8が湯受口2aの中心点
を検出するための凹部2bに対向した時点でもう一つ独
立して設けられた加算器に計数内容を記憶させるように
して実施することができ、多くの異なる実施例が考えら
れる。
以上述べたように本発明に係る自動注湯機の注湯口位置
決め装置は鋳型造形機より形成される鋳型を注湯ライン
に沿つて順次間欠送りし、連続的に現われる湯受口に対
して順次自動注湯機の注湯口を位置決のうえ注湯を行う
システムにおいて、1の注湯中において注湯機を固定し
たまま、センサーのみを一定範囲の往復動させ、この過
程において、次の注湯を受けるべき鋳型の湯受口の中心
位置を検出し、演算制御に基づいて現在注湯中注湯機の
注湯口と次に注湯を受ける鋳型の湯受口の各中心位置間
の距離を得て、新たに注湯ラインに送り出される鋳型の
ライン方向の厚さとの関連のもとに次の注湯時に際して
注湯機の移動方向ならびに移動量を定めておくようにし
たものである。
このような構成は固定状態の注湯機に対してセンサーを
一定範囲往復動作させる過程に次の注湯用湯受口の位置
を検出するという全く新しい技術思想を要旨としており
、これによつて1つの注湯中に次の注湯に際しての注湯
機の移動方向及び量が決定され、現在の注湯完了ととも
に直ちに注湯機の位置決め動作が開始できる。これは造
形機からの鋳型押出し開始と同時に行なわれるから、従
来のように鋳型の押出し完了後に注湯機の位置決めを行
う工程に比してこの種の連続注湯に際しての作業効率を
著しく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は平面図、第2図は制御回路図である。 1 ・・・・・・鋳型造形機、2・・・・・・鋳型、2
a・・・・・・湯受口、3 ・・・一・・注湯ライン、
4・・・ ・・注湯機、4a・・・・・・注湯口、6・
・・・・・シリンダ、14・・・・・・発振器、15・
・・・−・カウンタ、16・・・ ・・・パルスモータ
駆動回路、18,20・・・−・・加算器、19,21
・・・・・・設定器、22・・・・・・制御回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 注湯ラインに沿つて鋳型を順次送り出すことにより
    鋳型群を一体的に間欠送りし、各鋳型ないし相隣る鋳型
    間に形成される湯受口に順次自動注湯するシステムにお
    いて注湯機に湯受口センサーを注湯ラインに沿つて一定
    間隔を往復動可能に取付け、上記センサーの移動制御に
    基づく湯受口検出によつて注湯中の注湯機の注湯口より
    1枠手前の未注湯の湯受口までの距離を演算する手段と
    新たに注湯ラインに送り込む鋳型のライン方向の幅の距
    離信号を設定する手段とを備え、これらの各手段により
    次の注湯に際しての注湯機の移動すべき方向と距離を得
    るようにした自動注湯機の注湯口位置決め装置。 2 センサーの位置決め制御をパルスモータによつて行
    なうようにした特許請求の範囲第1項記載の自動注湯機
    の注湯口位置決め装置。
JP4142579A 1979-04-04 1979-04-04 自動注湯機の注湯口位置決め装置 Expired JPS5947330B2 (ja)

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JPS55133865A JPS55133865A (en) 1980-10-18
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