JPS5946665B2 - 分散装置 - Google Patents

分散装置

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JPS5946665B2
JPS5946665B2 JP57056043A JP5604382A JPS5946665B2 JP S5946665 B2 JPS5946665 B2 JP S5946665B2 JP 57056043 A JP57056043 A JP 57056043A JP 5604382 A JP5604382 A JP 5604382A JP S5946665 B2 JPS5946665 B2 JP S5946665B2
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JP
Japan
Prior art keywords
housing
container
dispersion
dispersion medium
stirring shaft
Prior art date
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Expired
Application number
JP57056043A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58174230A (ja
Inventor
太郎 森
良男 道添
泰三 金子
佑爾 竹原
量夫 南
達雄 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Toryo KK
Original Assignee
Dai Nippon Toryo KK
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Publication date
Application filed by Dai Nippon Toryo KK filed Critical Dai Nippon Toryo KK
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Publication of JPS58174230A publication Critical patent/JPS58174230A/ja
Publication of JPS5946665B2 publication Critical patent/JPS5946665B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F27/00Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders
    • B01F27/80Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders with stirrers rotating about a substantially vertical axis
    • B01F27/86Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders with stirrers rotating about a substantially vertical axis co-operating with deflectors or baffles fixed to the receptacle

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は塗料、インキ等の固体粒子懸濁液をコロイド状
とするための分散装置に関する。
通常塗料等の製造においては顔料等の固体粒子濃度の高
ぃ懸濁液、すなわちミルベースを充分分散させた後、分
散の必要がない他の成分、例えば樹脂溶液、溶剤、添加
剤等を後添加し、均一に混合し仕上液としている。
従来このような製造方法’においては、後述するような
分散装置によりミルベースを分散させた後、分散処理し
たミルベースを別途タンクに取り出し、そこにミルベー
ス以外の成分を後添加し、攪拌混合し仕上液を製造して
いた。上記の如き分散のための装置としては、従来種種
のものが知られている。
「ポリ−ミル」として知られている装置では、逆円錐形
の容器内に分散。媒体とミルベースとを装填し該容器の
中心に上方から設けられた攪拌軸の先端にタービン羽根
を取付けて駆動装置(7F61)で回転することにより
分散媒体間のずり応力でミルベースの分散が行われる。
また、分散後のミルベースの取出しは半円錐形容器の底
部に取付けたターンテーブルを駆動装置(慮2)で高速
に回転して容器内部に働く遠心力によりミルベースと分
散媒体との混合体が容器内面【沿つて上昇し容器上部に
設けられたセパレーターをミルベースだけが通過して流
出し分散媒体との分離が行われる。更に攪拌軸昇降用の
駆動装置(A6.3)が設けられている。一方、「セン
トリーミル」として知られている装置では、撹拌軸を容
器下部から設け「ポリ−ミル」のA6.1及び磨2の駆
動装置を1台で兼用して}り、また撹拌軸の昇降機構は
設けられていない。この様な従来の分散装置に}いては
容器そのものを分散媒体とミルベースとの攪拌に供して
いるため下記の様な欠点がある。
(1)ミルベースの分散と仕上液の混合調整は別々の装
置となるため、設備が大きくなり、またそれだけ広いス
ペースが必要である。
(2)多量の分散媒体が必要であり、またミルペースと
分散媒体との分離が困難である。
(3)分散媒体の洗滌が困難であり、また媒体交換時の
取出しも面倒である。
(4)大きな撹拌駆動力を必要とする. (5)作動時に訃ける分散媒体と容器との衝突に起因し
て騒音が大となり、容器の昇温が著しく更に容器の損耗
が激しい。
本発明は、上記の如き従来の分散装置の欠点がなく、ミ
ルベースの分散と、分散処理したミルベースと分散する
必要のない成分との混合調整を1つの装置で行なうこと
が出来、そのため設備が小さくてすむ、操作性の著しく
改善された新規な分散装置を提供することを目的とする
ものである。
この本発明の目的は、容器内下部に篭体が係止されて}
り、該篭体内には分散媒体が収容されて}り、また該篭
体には上記分散媒体の通過を阻止し得る大きさの小孔が
多数穿設されて}り、容器内部には上記篭体に対して回
転自在な如くに篭体を貫通して上下方向の駆動回転攪拌
軸が設けられて卦り、該攪拌軸には篭体内に卦いて媒体
攪拌用羽根が付設されて}り、また該撹拌軸には篭体下
方に}いて懸濁液流動用羽根が付設されており、上記攪
拌軸は篭体とともに上下移動可能であることを特徴とす
る分散装置により達成される。以下、図面に基き本発明
を具体的に説明する。
第1図は本発明装置の縦断面図である。本発明装置に卦
いては容器1内に篭体2が設けられている。容器1は好
ましくは縦型円筒形であり内径と高さの比率は約1/3
〜1/2である。篭体2は容器1内下部に設けられた係
止部材3上に載置される。また、篭体2は容器1内部に
設けられた係止部材4により上下方向の回りの回転が防
止されている。篭体2内には分散媒体5が収容される。
分散媒体5はこの種の分散装置に訃いて通常使用されて
いるもの全てが使用できるが、好ましくは比較的低密度
のガラスビーズを用いる。分散媒体5の粒径はたとえば
0.5〜3.0mmである。篭体2はたとえば第2図に
示される如き円筒形状の本体2′に益体2′5を被嵌せ
しめたものでよい。本体2′の底面にはミルベースは通
過させるが、分散媒体5の通過は阻止し得る様な小孔6
が多数穿設されている。この本体2′の側面には底面と
同様に小孔7が多数穿設されていてもよいが、これは必
ずしも必要ではない。また、蓋体2′1は図の如く中央
部に大きな開口を育するものでもよし、又はこの開口の
代わりに本体2′と同様に多数の小孔を設けたものでも
よい。これら小孔の形状は任位であるが、たとえば第3
図に示す如きスリツト状でもよい。以上の如ぎ篭体2の
大きさは、例えば容積が容器1の1/7〜1/5程度で
あり高さが容器1の1/4〜1/3であり直径が容器1
の約1/2〜5/6程度である如きものである。また、
篭体2内の分散媒体5の量は篭体容積の40〜90%程
度が好ましい。容器1の内部には上下方向の撹拌軸8が
設けられている。
この撹拌軸8は好ましくは容器1の中央部に位置し、篭
体2の上方から該篭体を貫通してその下方に迄延びてい
る。攪拌軸8の上部には該軸を回転せしめるための手段
9(たとえば町変速モーター)が付設されて}り、一方
攪拌軸8にはその篭体2内の位置に訃いて分散媒体攪拌
用の羽根10が付設されて}り、また篭体2の下方には
ミルベース流動用羽根11が付設されている。これらの
羽根10及び11の形状は特に制限はないが、たとえば
第4図に示される如きクロスバ一方式のものでよい。向
、攪拌軸8は篭体2に対して回転自在な如くに貫通して
いる。即ち、攪拌軸8と篭体2の本体底部とは分散媒体
5の通過を許容しない程度に自由に回転し得る様になつ
ている。また、篭体2の蓋体は図の如き大きな開口を有
する場合には攪拌軸8とは接触せず攪拌軸8の回転には
無関係であり、また蓋体が多数の小孔を有する場合等に
}いては撹拌軸8とは自由に回転し得る様な構造として
}く。攪拌軸8は篭体2を伴つて上下方向に移動可能で
ある。
即ち、第1図の如く篭体2が係止部材3及び4により係
止される位置を最下方として、攪拌軸8と篭体2とは滑
車重錐バランス式、油圧式等の手段で上方へ引き上げる
ことができる。容器1内上部には、また係止部材12が
設けられて卦り、この係止部材12は係止部材4と同様
な作用を有するものであり、篭体2はこれに係止される
ことにより攪拌軸8の回りの回転が防止される。伺、本
発明容器1の外側面には容器を転倒せしめる際の支持軸
13を相対する位置に2個設けて}くことができる。本
発明装置の使用に当つては、第1図で示される如く容器
1内下半部にミルベースAを仕込む。
ミルベースAの量は篭体2が完全にミルベースA中に浸
漬される如き量である。次いで、攪拌軸8を駆動回転せ
しめる。この際の回転数はたとえば500rpm又はそ
れ以上である。篭体2はこの位置にシいては係止部材4
により回転を防止されている。撹拌軸8の回転に伴う分
散媒体撹拌用羽根10の回転により分散媒体5とミルベ
ースAとが篭体2内にお・いて強制攪拌され、分散媒体
5間にずり応力が生じこれによりミルベース中の固体粒
子の粒度が細かくなる。同時にミルベース流動用羽根1
1の回転によりミルベースAは矢印で示す如く周囲へと
流れ、容器1内周壁に溢つて矢印で示す如く上方へと移
動し、更に篭体2の上方から矢印で示す如く篭体2内へ
と流入する。これに伴い篭体2内のミルベースAは底部
から下方へと流出する。向、篭体2の側面に小孔が設け
られている場合にはここからもミルベースが流出する。
かくして、容器1内におけるミルベースAの連続的流動
下に篭体2内に}いて次第にミルベースの分散が進行し
、遂には目的とするコロイド状懸蜀液が得られる。分散
完了後、ミルベース以外の残部成分を加え、同様な操作
で適度に攪拌混合し、仕上液とする。
仕上液製造後は攪拌軸8を篭体2とともに上方へ移動さ
せ、篭体2を係止部材12に係止せしめ篭体2の回転を
防止しつつ攪拌軸8を200rpm,程度で回転する。
更にその後攪拌軸8を少し下降させ係止部材12による
篭体2の係止を解除した上で攪拌軸8を200rpm程
度で回転し、この場合Vc.は撹拌軸8と篭体2との接
触摩擦及び更には攪拌用羽根10と分散媒体5及びこの
分散媒体5と篭体2との接触摩擦により篭体2も攪拌軸
8と同時に回転し、その際生ずる遠心力により撹拌軸8
、羽根10及び11、分散媒体5及び篭体2に付着して
いる仕上液を容器2内壁へと飛散させ容器1内に回収す
る。仕上液の回収時には攪拌軸8を篭体2とともに容器
1外迄上昇せしめ、しかる後に支持軸13を中心として
容器1を回転転倒せしめ仕上液を容器外へ流出させ回収
する。
別法として、容器1底部に設けた配管(図示せず)によ
り回収を行つてもよい。容器1内部及び篭体更には撹拌
軸8及び媒体5等の洗滌時には容器内部に洗滌液を入れ
、分散時と同様な操作を行う。
また、分散媒体5の洗滌をより確実に行うには攪拌軸8
を上昇せしめ篭体2を容器1内の洗滌液面上方に位置せ
しめた時点で新たに洗滌液を篭体2に散布しながら撹拌
軸8を回転させ篭体2を回転させる。容器1内の洗滌済
液は上記仕上液の場合と同様にして取出される。以上の
如き本発明装置には下記の如き利点がある。(1)分散
が篭体2内に}いて集中的に行われるので、媒体5の量
が少なくてもよい。
(2)従つて、撹拌駆動力は小さくてもよく、分散媒体
5と仕上液との分離も容易である。
(3)分散媒体5が篭体2に収容されているので分散媒
体5の洗滌及び分散媒体5の取出しが容易である。
(4)分散はミルベースA中の篭体2内に}いて行われ
容器1自体に直接分散媒体5が衝突することがないので
容器1の損傷がなく、また作動時に訃ける騒音や容器1
の昇温も少ない。
(5)ミルベースの分散と仕上液の製造とが1つの装置
で出来るため設備が小さくてすみ、またそれだけスペー
スが狭くてすむ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明分散装置の縦断面図であり、第2図は篭
体の構成図であり、第3図は小孔の説明図であり、第4
図は羽根の斜視図である。 1・・・・・・容器、2・・・・・・篭体、3,4,1
2・・・・・・係止部材、5・・・・・・分散媒体、6
,7・・・・・・小孔、8・・・・・・攪拌軸. 9・
・・・・・駆動回転手段、10・・・・・・分散媒体攪
拌用羽根、11・・・・・・懸濁液流動用羽根、13・
・・・・・支持軸、A・・・・・・懸濁液(ミルベース
)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 固体粒子の懸濁液をコロイド状に分散せしめるため
    の装置において、容器内下部に篭体が係止されており、
    該篭体内には分散媒体が収容されており、また該篭体に
    は上記分散媒体の通過を阻止し得る大きさの小孔が多数
    穿設されており、容器内部には上記篭体に対して回転自
    在な如くに篭体を貫通して上下方向の駆動回転攪拌軸が
    設けられており、該攪拌軸には篭体内において媒体攪拌
    用羽根が付設されており、また該攪拌軸には篭体下方に
    おいて懸濁液流動用羽根が付設されており、上記攪拌軸
    は篭体とともに上下移動可能であることを特徴とする分
    散装置。 2 容器が縦型円筒形である第1項の分散装置。 3 篭体が縦型円筒形である、第1項の分散装置。 4 分散媒体の容積が篭体容量の40〜90%である、
    第1項の分散装置。 5 篭体が容器内上部において係止可能である、第1項
    の分散装置。
JP57056043A 1982-04-06 1982-04-06 分散装置 Expired JPS5946665B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57056043A JPS5946665B2 (ja) 1982-04-06 1982-04-06 分散装置

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JP57056043A JPS5946665B2 (ja) 1982-04-06 1982-04-06 分散装置

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Publication Number Publication Date
JPS58174230A JPS58174230A (ja) 1983-10-13
JPS5946665B2 true JPS5946665B2 (ja) 1984-11-14

Family

ID=13016054

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JP57056043A Expired JPS5946665B2 (ja) 1982-04-06 1982-04-06 分散装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0486159U (ja) * 1990-11-30 1992-07-27

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