JPS5946630B2 - 電動ミシンの定位置停止回路 - Google Patents
電動ミシンの定位置停止回路Info
- Publication number
- JPS5946630B2 JPS5946630B2 JP51071212A JP7121276A JPS5946630B2 JP S5946630 B2 JPS5946630 B2 JP S5946630B2 JP 51071212 A JP51071212 A JP 51071212A JP 7121276 A JP7121276 A JP 7121276A JP S5946630 B2 JPS5946630 B2 JP S5946630B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- trigger circuit
- sewing machine
- drive control
- thyristor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009958 sewing Methods 0.000 title claims description 26
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 16
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 7
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 2
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
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- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009966 trimming Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
- Stopping Of Electric Motors (AREA)
- Control Of Direct Current Motors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電動ミシンの定位置停止回路に関するもので、
とりわけ家庭用ミシンを対象として開発されたものであ
る。
とりわけ家庭用ミシンを対象として開発されたものであ
る。
裁縫の終了時、針の停止位置が針板面より上方で、釜機
構からの糸がスムーズに引出される位相で、且つ運針最
後の縫目が正確に完成されるに十分な糸張力となる範囲
でミシンが自動的に停止されると、被縫製物を取り去る
とか、又は移動する作業か容易に行なうことができ、更
に糸張力の関係で運針最後の縫目および糸切り後あるい
は布を移動した後の次の最初の運針による縫目が正確に
得られる効果があり、さらに自動糸通し器により糸を針
穴に通す作業も容易に行なえることになる。
構からの糸がスムーズに引出される位相で、且つ運針最
後の縫目が正確に完成されるに十分な糸張力となる範囲
でミシンが自動的に停止されると、被縫製物を取り去る
とか、又は移動する作業か容易に行なうことができ、更
に糸張力の関係で運針最後の縫目および糸切り後あるい
は布を移動した後の次の最初の運針による縫目が正確に
得られる効果があり、さらに自動糸通し器により糸を針
穴に通す作業も容易に行なえることになる。
一方、運針の中途で運針方向を変更したい場合、針先が
針板内に入つた状態で停止させるようにすれば布を回転
させるのに都合がよい。従来、この種停針装置付のミシ
ン制御装置は種種提案せられているが、それらは、例え
ば、上下各位置選択スイッチ付のような構造及びその操
作性の複雑なもの、あるいは上方の位置だけしか止まら
ないもの、又は一旦停止後、上軸が手動で動かされ停止
位置がずらされると、独りでにミシンが動き出してしま
う危険性のあるものが多かつた。
針板内に入つた状態で停止させるようにすれば布を回転
させるのに都合がよい。従来、この種停針装置付のミシ
ン制御装置は種種提案せられているが、それらは、例え
ば、上下各位置選択スイッチ付のような構造及びその操
作性の複雑なもの、あるいは上方の位置だけしか止まら
ないもの、又は一旦停止後、上軸が手動で動かされ停止
位置がずらされると、独りでにミシンが動き出してしま
う危険性のあるものが多かつた。
本発明はこのような従来のものの欠点を排除し前記の目
的に応じ得る新しい回路を提供するものである。即ち、
本発明はミソンモータをサイリスタを用Ｉ いて速度制
御して通常運転する該サイリスタをトリガするための主
駆動制御用トリガ回路と、主としてミシンを定位置停止
させるために低速運転してミシン等に設けた針位置検出
装置が位置検出を行なつたときに所定の位置でモータを
停止させるｊ ための前記サイリスタトリガ用の補助ト
リガ回路とを設けており、前記定位置停止した後におい
ては前記補助回路をリセット操作するか、主駆動制御回
路を動作させない限り、たとえ手動によつてミシン針を
定位置からずらしてもモータが再駆動されることがない
ようにした電動ミシンの定位置停止回路を提供するもの
である。
的に応じ得る新しい回路を提供するものである。即ち、
本発明はミソンモータをサイリスタを用Ｉ いて速度制
御して通常運転する該サイリスタをトリガするための主
駆動制御用トリガ回路と、主としてミシンを定位置停止
させるために低速運転してミシン等に設けた針位置検出
装置が位置検出を行なつたときに所定の位置でモータを
停止させるｊ ための前記サイリスタトリガ用の補助ト
リガ回路とを設けており、前記定位置停止した後におい
ては前記補助回路をリセット操作するか、主駆動制御回
路を動作させない限り、たとえ手動によつてミシン針を
定位置からずらしてもモータが再駆動されることがない
ようにした電動ミシンの定位置停止回路を提供するもの
である。
以下本発明の実施例を図面によつて説明すると、図示す
る如く本発明の実施回路はサイリスタ９とモータ４とを
直列に接続した主回路が電源Ａ−Ｃに接続されており、
該主回路に並列にミシンを通常の速度制御するための主
駆動制御回路３と主として低速運転と定位置停止を行な
うための補助駆動制御回路５が設けられ、前記回路３，
５の一端はダイオード１０２を介して該主回路に接続さ
れており、前記回路３，５はサイリスタ９のトリガ回路
の主要部をなしてモータ４に供給される電圧を位相制御
するようにしたものである。
る如く本発明の実施回路はサイリスタ９とモータ４とを
直列に接続した主回路が電源Ａ−Ｃに接続されており、
該主回路に並列にミシンを通常の速度制御するための主
駆動制御回路３と主として低速運転と定位置停止を行な
うための補助駆動制御回路５が設けられ、前記回路３，
５の一端はダイオード１０２を介して該主回路に接続さ
れており、前記回路３，５はサイリスタ９のトリガ回路
の主要部をなしてモータ４に供給される電圧を位相制御
するようにしたものである。
即ち、図においてサイリスタ９のゲート電流供給用基準
電圧回路は主，駆動制御用としての平滑用の電解コンデ
ンサ９０を含む抵抗９１、可変抵抗９３と、補助駆動制
御用としての平滑用のコンデンサ９７を含む抵抗９２、
半固定抵抗９４とで形成されており、摺動子２０とダイ
オード９５から成る回路は上記電圧回路からゲート電流
をサイリスタ９のゲート端子９８に導くための回路であ
る。摺動子２０はコントローラ１のペダルと連動され摺
動することにより回路の接続を切替えると共に、抵抗値
を可変させるようになつており、ペダル開放時には図示
の如く端子９９，９９′上にあつて、ゲート電流回路は
定位置停止を行なうための補助駆動制御回路５か選択さ
れている。７はコンデンサ要素たる電解コンデンサで前
記端子９９と前記半固定抵抗９４の摺動子５１との間に
抵抗９４１と共に直列に接続されて時限スイツチとして
使用され、回路の抵抗分を利用した時限回路を形成して
いるものであり、前記抵抗９４１と電解コンデンサ７の
接続点と駆動制御回路３，５の接続点間に位置検出スイ
ツチ６か接続されている。
電圧回路は主，駆動制御用としての平滑用の電解コンデ
ンサ９０を含む抵抗９１、可変抵抗９３と、補助駆動制
御用としての平滑用のコンデンサ９７を含む抵抗９２、
半固定抵抗９４とで形成されており、摺動子２０とダイ
オード９５から成る回路は上記電圧回路からゲート電流
をサイリスタ９のゲート端子９８に導くための回路であ
る。摺動子２０はコントローラ１のペダルと連動され摺
動することにより回路の接続を切替えると共に、抵抗値
を可変させるようになつており、ペダル開放時には図示
の如く端子９９，９９′上にあつて、ゲート電流回路は
定位置停止を行なうための補助駆動制御回路５か選択さ
れている。７はコンデンサ要素たる電解コンデンサで前
記端子９９と前記半固定抵抗９４の摺動子５１との間に
抵抗９４１と共に直列に接続されて時限スイツチとして
使用され、回路の抵抗分を利用した時限回路を形成して
いるものであり、前記抵抗９４１と電解コンデンサ７の
接続点と駆動制御回路３，５の接続点間に位置検出スイ
ツチ６か接続されている。
又上記の電解コンデンサ７は摺動子２０か端子９９，９
９′上に到来した直後ではほとんど充電されておらず、
従つてこの回路の場合、大よそ抵抗９２，９４，９４１
およびサイリスタ９のゲート保護用抵抗９６の総合抵抗
値Ｒとコンデンサ７の容量Ｃとの時定数Ｒ−Ｃ〔秒〕に
より充電が開始される。この充電中前記ゲート回路には
電流が流れて、サイリスタ９は導通し、モータ４は摺動
子５１により調整された低速度で回転される。そしてこ
の低速回転は前記Ｒ−Ｃの時定数による充電がほぼ完了
するまで続行される。前記充電が完了するとゲート電流
は流れなくなり、即ち等価的に０ＦＦ状態になつて補助
，駆動回路は断となる。従つて前記充電時間中に位置検
出スイツチ６の刷子６１，６２が導電帯６３により閉じ
られゲート電流がサイリスタ９のゲート端子９８に流れ
ないように設定しておけば、ミシンは所定の位置で停止
されることになる。この場合スイツチ６か閉じられると
抵抗９４１，９６が短絡されることになるので総合抵抗
値Ｒの値が減少し、充電時定数Ｒ−Ｃが小さくなり、且
つ抵抗９４に並列に接続されたコンデンサ９７に充電さ
れた電荷も流入することになるのでコンデンサモの充電
か急速に完了することになり、定位置停止後、直ちに補
助駆動回路を断にし得るものである。尚、本実施例回路
において定位置停止機能を必要としない場合には前記抵
抗９４１と端子９９の間に設けた手動スイツチ１０１を
開放しておけがよい。次に、ペダルを踏込むと切替スイ
ツチを兼ねた摺動子２０は端子９９，９９′から離間し
点線２０′の如く移動し、ゲート電流回路は通常運転用
主駆動制御回路となり、ミシンの回転速度が調節される
。この移動に際して摺動子の部分２１によりリセツトス
イツチ８が閉じられる。該リセツトスイツチ８は電解コ
ンデンサ７の両端に接続されており、従つて充電が完了
されているコンデンサ７の電荷は急速ｊこ放電され、そ
の充電零の状態にりセツトされることになる。尚、２２
は導電板であり、１０２は制御回路を直流化するための
ダイオードである。上記したような本発明によればミシ
ンが定位置に停止する際、或る一定時間補助駆動回路が
動作するため、定位置停止が確実にでき、且つ一旦定位
置に停止した後は補助駆動回路が位置検出スイツチの状
態に関係なく断となるため、自由に手動でミシンを動か
し針位置の変更かできるものであり、例えば通常運転に
よる運針を終つた後、自動的に針位置が針板面より上方
の所定位置に停止するようにされていても、縫いの中途
で運針方向を変更したい場合、一旦上方位置で停止した
ミシンを手動で自由にその針位置を調節でき、従つて針
を布に通した状態のままで布を回転させうるものであり
、自動定位置停針と共に手動による位置調整の利点をも
生かし得、これらが相俟つて前述せる如き従来装置の欠
点を適切に除去し得て縫製技術を一段と向上し得るもの
であり、工業上その効果の大きい創案である。
９′上に到来した直後ではほとんど充電されておらず、
従つてこの回路の場合、大よそ抵抗９２，９４，９４１
およびサイリスタ９のゲート保護用抵抗９６の総合抵抗
値Ｒとコンデンサ７の容量Ｃとの時定数Ｒ−Ｃ〔秒〕に
より充電が開始される。この充電中前記ゲート回路には
電流が流れて、サイリスタ９は導通し、モータ４は摺動
子５１により調整された低速度で回転される。そしてこ
の低速回転は前記Ｒ−Ｃの時定数による充電がほぼ完了
するまで続行される。前記充電が完了するとゲート電流
は流れなくなり、即ち等価的に０ＦＦ状態になつて補助
，駆動回路は断となる。従つて前記充電時間中に位置検
出スイツチ６の刷子６１，６２が導電帯６３により閉じ
られゲート電流がサイリスタ９のゲート端子９８に流れ
ないように設定しておけば、ミシンは所定の位置で停止
されることになる。この場合スイツチ６か閉じられると
抵抗９４１，９６が短絡されることになるので総合抵抗
値Ｒの値が減少し、充電時定数Ｒ−Ｃが小さくなり、且
つ抵抗９４に並列に接続されたコンデンサ９７に充電さ
れた電荷も流入することになるのでコンデンサモの充電
か急速に完了することになり、定位置停止後、直ちに補
助駆動回路を断にし得るものである。尚、本実施例回路
において定位置停止機能を必要としない場合には前記抵
抗９４１と端子９９の間に設けた手動スイツチ１０１を
開放しておけがよい。次に、ペダルを踏込むと切替スイ
ツチを兼ねた摺動子２０は端子９９，９９′から離間し
点線２０′の如く移動し、ゲート電流回路は通常運転用
主駆動制御回路となり、ミシンの回転速度が調節される
。この移動に際して摺動子の部分２１によりリセツトス
イツチ８が閉じられる。該リセツトスイツチ８は電解コ
ンデンサ７の両端に接続されており、従つて充電が完了
されているコンデンサ７の電荷は急速ｊこ放電され、そ
の充電零の状態にりセツトされることになる。尚、２２
は導電板であり、１０２は制御回路を直流化するための
ダイオードである。上記したような本発明によればミシ
ンが定位置に停止する際、或る一定時間補助駆動回路が
動作するため、定位置停止が確実にでき、且つ一旦定位
置に停止した後は補助駆動回路が位置検出スイツチの状
態に関係なく断となるため、自由に手動でミシンを動か
し針位置の変更かできるものであり、例えば通常運転に
よる運針を終つた後、自動的に針位置が針板面より上方
の所定位置に停止するようにされていても、縫いの中途
で運針方向を変更したい場合、一旦上方位置で停止した
ミシンを手動で自由にその針位置を調節でき、従つて針
を布に通した状態のままで布を回転させうるものであり
、自動定位置停針と共に手動による位置調整の利点をも
生かし得、これらが相俟つて前述せる如き従来装置の欠
点を適切に除去し得て縫製技術を一段と向上し得るもの
であり、工業上その効果の大きい創案である。
図は本発明の実施例を示すものであり、図中３はサイリ
スタ９をトリガするための主駆動制御用トリガ回路の主
要部となる主駆動制御回路、４はモータ、５は補助駆動
制御回路、７は電解コンデンサでこれら５，７はサイリ
スタ９をトリガするための補助トリガ回路の主要部をな
す、６は位置検出装置、リセツトスイツチ８はりセツト
手段の主たる要素、２０は摺動子である。
スタ９をトリガするための主駆動制御用トリガ回路の主
要部となる主駆動制御回路、４はモータ、５は補助駆動
制御回路、７は電解コンデンサでこれら５，７はサイリ
スタ９をトリガするための補助トリガ回路の主要部をな
す、６は位置検出装置、リセツトスイツチ８はりセツト
手段の主たる要素、２０は摺動子である。
Claims (1)
- １ ミシンを駆動するモータと、該モータと直列に接続
されたサイリスタと、前記モータの速度を可変制御する
ために前記サイリスタに可変ゲート電流を供給する主駆
動制御用トリガ回路と、前記モータを所定の時間にわた
つて低速運転するためにコンデンサ要素を含む充電時定
数回路を介して前記サイリスタに所定のゲート電流を供
給する補助トリガ回路と、移動操作されて前記サイリス
タに対して前記主駆動制御用トリガ回路と補助トリガ回
路とを相互に切替え接続し且つ前記主駆動制御用トリガ
回路をして前記可変制御せしめる摺動子と、ミシン針の
停止位置を検出したとき前記コンデンサ要素からのゲー
トへの電流供給を阻止し且つ前記コンデンサ要素の充電
を急速に完了せしめる位置検出装置と、前記摺動子が前
記主駆動制御用トリガ回路と補助トリガ回路との相互の
切替えのために移動する行程の中間位置において前記摺
動子によつて前記コンデンサ要素を放電させるリセット
手段とを設けてなる電動ミシンの定位置停止回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51071212A JPS5946630B2 (ja) | 1976-06-18 | 1976-06-18 | 電動ミシンの定位置停止回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51071212A JPS5946630B2 (ja) | 1976-06-18 | 1976-06-18 | 電動ミシンの定位置停止回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52154019A JPS52154019A (en) | 1977-12-21 |
| JPS5946630B2 true JPS5946630B2 (ja) | 1984-11-14 |
Family
ID=13454139
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51071212A Expired JPS5946630B2 (ja) | 1976-06-18 | 1976-06-18 | 電動ミシンの定位置停止回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5946630B2 (ja) |
-
1976
- 1976-06-18 JP JP51071212A patent/JPS5946630B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52154019A (en) | 1977-12-21 |
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