JPS5945843A - 蒸練麺の製造方法 - Google Patents
蒸練麺の製造方法Info
- Publication number
- JPS5945843A JPS5945843A JP57157346A JP15734682A JPS5945843A JP S5945843 A JPS5945843 A JP S5945843A JP 57157346 A JP57157346 A JP 57157346A JP 15734682 A JP15734682 A JP 15734682A JP S5945843 A JPS5945843 A JP S5945843A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- starch
- steam
- taste
- noodle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Noodles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
常温水(20°C以下)を加水し短時間(10分以下)
混捏した後、澱粉その他の原料を加え、これに蒸気と水
とを加えながら混捏することを特徴とする蒸練類の製造
方法に関するものである。
混捏した後、澱粉その他の原料を加え、これに蒸気と水
とを加えながら混捏することを特徴とする蒸練類の製造
方法に関するものである。
蒸練類とは一般に現在まで製造されている方法は、小麦
粉、澱粉、その他の雑穀の粉等を混合して混合原料とな
し、これに温水を給水し、ついで90℃ないし110°
C程度の蒸気を供給する方法(特公昭50−34614
号)や、上記原料に加熱された水と加圧蒸気とを供給し
て蒸練混捏し、材料の生地温度を90°C以上に達する
迄数分間混捏する方法(特公昭56−24495号)が
ある0現,在慣用されている方法はいづれも各種穀物の
混合原料であるが、その微粉状のものを常態のままでよ
く混合してその後ミキサー内で加水、蒸気による加熱等
が行わオ′シている。
粉、澱粉、その他の雑穀の粉等を混合して混合原料とな
し、これに温水を給水し、ついで90℃ないし110°
C程度の蒸気を供給する方法(特公昭50−34614
号)や、上記原料に加熱された水と加圧蒸気とを供給し
て蒸練混捏し、材料の生地温度を90°C以上に達する
迄数分間混捏する方法(特公昭56−24495号)が
ある0現,在慣用されている方法はいづれも各種穀物の
混合原料であるが、その微粉状のものを常態のままでよ
く混合してその後ミキサー内で加水、蒸気による加熱等
が行わオ′シている。
穀物は殆んど澱粉粒で構成されているので適当な水分と
温度(60°C以上)があれば糊化(α化)されて粘弾
性の生地が作れる事は公知の事実である。
温度(60°C以上)があれば糊化(α化)されて粘弾
性の生地が作れる事は公知の事実である。
ところか蒸練類として製造されている物の内には小麦粉
を主原料としてその割合は小麦粉か50%を占め、時に
は75%にもなる様な原料配合もある。小麦粉には穀物
の内でも特に小麦粉たけの特殊な蛋白質(グルテン)を
内蔵している。このグルテンは常温水を加えて混捏すれ
ば非常に強力な生地組織を形成することが知られている
0蒸練麺においては上記原料内に少くとも上記グルテン
を内蔵した小麦粉を50%以上も含有使用するのでグル
テン特有の腰と味が出ていなければならない。
を主原料としてその割合は小麦粉か50%を占め、時に
は75%にもなる様な原料配合もある。小麦粉には穀物
の内でも特に小麦粉たけの特殊な蛋白質(グルテン)を
内蔵している。このグルテンは常温水を加えて混捏すれ
ば非常に強力な生地組織を形成することが知られている
0蒸練麺においては上記原料内に少くとも上記グルテン
を内蔵した小麦粉を50%以上も含有使用するのでグル
テン特有の腰と味が出ていなければならない。
ところが現在の蒸練麺の製造方法は最初から上記各種穀
物粉を混合しているので小麦粉の澱粉とその他の穀物の
澱粉とが一緒になって更に水と蒸気とを加えるので澱粉
の糊化が最初に進み、グルテンの特有の組織及び味は澱
粉につつまれてしまって殆んど発生していない。従って
従来の蒸練麺はゴムの様な粘弾性はあるが所謂日本式あ
「めん」の感覚は完全に失はれているので如何にもゴム
紐を食べている様で味覚の上で美味しいという食感を出
すことが困難であった。
物粉を混合しているので小麦粉の澱粉とその他の穀物の
澱粉とが一緒になって更に水と蒸気とを加えるので澱粉
の糊化が最初に進み、グルテンの特有の組織及び味は澱
粉につつまれてしまって殆んど発生していない。従って
従来の蒸練麺はゴムの様な粘弾性はあるが所謂日本式あ
「めん」の感覚は完全に失はれているので如何にもゴム
紐を食べている様で味覚の上で美味しいという食感を出
すことが困難であった。
本発明者はこの点に着目したものであって、種々研究の
結果、原因はグルテンの味が川せてない事が原因である
と気付き、どうすればグルテンの味を出す事が出来るか
という方法を発明したものである。
結果、原因はグルテンの味が川せてない事が原因である
と気付き、どうすればグルテンの味を出す事が出来るか
という方法を発明したものである。
以下実施例によって説明する。
実施例1
小麦粉20Ky(中力粉)を先ずミキサーに投入して2
0℃以下の水(出来れば10°C〜15°C)を400
0cc注水して約5分間混捏する。次に澱粉5 Kpを
加え更にそば粉等を3 Kp加え水6 K9と蒸気を加
えながら約15分間混捏した。この状態にすれば麺質は
グルテンの特有の味と蒸練めんの特有の味とを備えた非
常に美味しいものを作る事が出来る。
0℃以下の水(出来れば10°C〜15°C)を400
0cc注水して約5分間混捏する。次に澱粉5 Kpを
加え更にそば粉等を3 Kp加え水6 K9と蒸気を加
えながら約15分間混捏した。この状態にすれば麺質は
グルテンの特有の味と蒸練めんの特有の味とを備えた非
常に美味しいものを作る事が出来る。
実施例2
小麦粉40にノに5°Cの水を47加えて混捏する(約
3分)。次にそば粉10に9コンスターチ】OKiを加
えて蒸気エゼクタ−から水と蒸気を噴出させてその抜水
を147加えて15分間混捏する。
3分)。次にそば粉10に9コンスターチ】OKiを加
えて蒸気エゼクタ−から水と蒸気を噴出させてその抜水
を147加えて15分間混捏する。
以上実施例(1)及び(2)共に最初から原料を混合せ
ずに小麦粉だけに水分を附与しているからグルテンの組
織の発生か非常に早く、その朝織の中に澱粉が入って行
くのでその後の澱粉の糊化(α化)も順調に進み一般の
蒸練めんとは異った優れた味を持った蒸練麺を製造する
事が出来た。
ずに小麦粉だけに水分を附与しているからグルテンの組
織の発生か非常に早く、その朝織の中に澱粉が入って行
くのでその後の澱粉の糊化(α化)も順調に進み一般の
蒸練めんとは異った優れた味を持った蒸練麺を製造する
事が出来た。
特許出願人
大和博行
Claims (1)
- (1)小麦粉に5%〜30%の範囲において常温水を加
水し短時間混捏した後、澱粉その他の原料を加え、これ
に蒸気と水とを加えながら混捏することを特徴とする蒸
練類の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57157346A JPS6048144B2 (ja) | 1982-09-08 | 1982-09-08 | 蒸練麺の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57157346A JPS6048144B2 (ja) | 1982-09-08 | 1982-09-08 | 蒸練麺の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5945843A true JPS5945843A (ja) | 1984-03-14 |
JPS6048144B2 JPS6048144B2 (ja) | 1985-10-25 |
Family
ID=15647666
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57157346A Expired JPS6048144B2 (ja) | 1982-09-08 | 1982-09-08 | 蒸練麺の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6048144B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6392564A (ja) * | 1986-10-01 | 1988-04-23 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | Frp製メタルコ−トロ−ル |
-
1982
- 1982-09-08 JP JP57157346A patent/JPS6048144B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6392564A (ja) * | 1986-10-01 | 1988-04-23 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | Frp製メタルコ−トロ−ル |
JPH0573665B2 (ja) * | 1986-10-01 | 1993-10-14 | Mitsubishi Rayon Co |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6048144B2 (ja) | 1985-10-25 |
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