JPS5945394B2 - ふとんカバ−等の袋状物の縁部パイピングとその作製装置 - Google Patents

ふとんカバ−等の袋状物の縁部パイピングとその作製装置

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JPS5945394B2
JPS5945394B2 JP21341381A JP21341381A JPS5945394B2 JP S5945394 B2 JPS5945394 B2 JP S5945394B2 JP 21341381 A JP21341381 A JP 21341381A JP 21341381 A JP21341381 A JP 21341381A JP S5945394 B2 JPS5945394 B2 JP S5945394B2
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JP
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edge
wall
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former
piping
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JP21341381A
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JPS58116393A (ja
Inventor
稔 種村
茂 柴田
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KYOTO KANEMASU SHOTEN KK
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KYOTO KANEMASU SHOTEN KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は1表裏2枚の布を縁部でバイヤステープ等の縁
テープによりパイピング縫合して形成されるようなふと
んカバー等の袋状物の縁部パイピングとその作動装置に
関するものである。
従来のこの種の縁部パイピングは、1つには第3図に示
すように1表裏布1,2の縁部を夫々内側に折返して互
いに対向させ、その間に紐等の芯材3を挾んで縦に2つ
折ジしたバイヤステープ等の縁テープ4を挾み込み、そ
れらを内側において表裏布1,2の折返し部付近で縫糸
5で縫合する構造゛のものがあった。
しかしこの構造では、縫合が内側でなされているので縫
糸5が表側に現出せず縁部が扁平化しないことにおいて
の良好さを有しはするが、表裏布1,2を裏返した状態
で縫合しなければならない等の作製の面倒さがあるばか
シでな(、特に表裏布1,2の縁部か一重で縫合される
だけであるから構造的に縫合が脆弱で縫合破壊を生じ易
い欠点を有するものであった。
またもう一つには、第4図に示されるように、表裏布1
.2の縁部を重合し、この重合縁部をバイヤステープ等
の縁テープ4でくるんだ上から縫糸5で縫合する構造の
ものがあった。
しかしこの構造のものも表裏布1,2の縁部が単に重ね
合わされただけで一重のままで縫合されるだけであった
ために、同じ(構造的に縫合が脆弱であって、表裏布1
,20重合線部が縁テープ4から抜は外れし易くて縫合
破壊を生じ易い欠点を有するものであった。
いずれにせよ、それら第3図と第4図に示すような従来
の縁部パイピングでは、表裏布1,2の縁部が一重のま
まに縫合されるだけであったのであ勺、このために表裏
布1,2が開かれ離反する方向に引張られるような力を
受けると縫合破壊が生じてしまい易(、使用上そのよう
な力を頻繁に受は易いふとんカバー等の袋状物に適用す
ることは耐久性の面で間題があって好ましいものではな
かった。
そこで本発明の目的は、縫合破壊の生ずるおそれのない
丈夫な縁部パイピングと、これを容易能率的に作製可能
にする装置を提供しようとするものであシ、以下に図示
の実施例について本発明を説明する。
本発明の縁台しくイピングは、前記した従来の第4図に
示されたような構造のもの、即ち表裏布1゜2の縁部を
重合し、この重合縁部をバイヤステープ等の縁テープ4
で(るんだ上から縫糸5で縫合する構造のものを構造的
に改良したものであって、その要旨は第1図或は第2図
に示すように表裏布1.2の重合縁部をこれをくるむ縁
テープ4の内部において折返し又は巻回して重層化し、
この重層化した各布層に縫糸5を貫通させる構造とする
ものである。
即ち、第1図に示す実施例は、表布1と裏布2の重合し
た縁部を、これを(るむ縁テープ4の内部において一方
側に向って縁テープ4の折返し巻回形状に従ってこれに
巻き込むように1回の折返しをなして重層化し、その重
層化した各布層と縁テープ4を含む全層に表裏にわたっ
て縫糸5を頁。
通させて、縁テープ4の長さ方向にライン縫合したもの
である。
しかしてこの構造では、表裏布1゜2の重合縁部が縁テ
ープ4の内部で折返しの2重層をなして縫糸5による貫
通縫合がなされているので、表裏布1,20重ね合わせ
縁部が縁テープ4から抜は外れし難い強固にして丈夫な
縫合構造であり1表裏布1,2が開かれ離反する方向に
引張られるような相当に大きな力を受けても容易には縫
合破壊を生ずるおそれのないものである。
また第2図に示す実施列は、表裏布1,20重合縁部を
、これをくるむ縁テープ4の内部において、一方側に向
って縁テープ4の折返し巻回形状に従って1回から更に
もう1回内側に向っての2回折返しに巻回して重層化し
、これに縫糸5を貫通させて縫合したものである。
しかしてこの構造では、表裏布1,2の重合縁部が縁テ
ープ4の内部で2回折返し巻回の3重層をなして縫糸5
による貫通縫合がなされているので、いっそう強固にし
て丈夫な縫合構造である。
次に以上の縁部パイピングを作製するため本発明の装置
について述べると、この装置は、第5図に示されるよう
に、ミシンにおける縫針6の前方の布供給側位置に筒状
フォーマ−(通称ラッパ)7を設置し、フォーマ−7を
通して縁テープ4と、表布1と裏布2との重ね合わせ縁
部とを成形しながら縫合していくようにするものである
即ち。フォーマ−7は、第6図にその先端部付近の横断
面形状を示すように、薄い板金を湾曲することによって
横断面U字状の外郭壁8を形成すると共に、その外郭壁
80両対向側壁8a、8bの端縁部を夫々内側に向って
横断面U字状に折返を湾曲することによってその間を布
縁導入通過用側口9とした一対の内側壁10a、10b
を形成した筒状のものであり、その先端をεシンにおけ
る縫針6の前方で、布押え(図面省略)に近い位置の針
板11上に臨ませて設置する。
フォーマ−1は、一方の内側壁10bの部位に側口9へ
の布案内用のガイド板12が備えられると共に、後端側
に縁テープ4の導入部13が備えられる。
ここにおいて、従来のこの種の装置では、第7図に示さ
れるように、フォーマ−7が、その一方側の内側壁10
aと外郭壁の側壁8aとの間の間隔Aと、他方側の内側
壁10bと外郭壁の側壁8bとの間の間隔Bとが、互い
にほぼ等しい−ものとされ、それらの両間隔A、Bが、
このフォーマ−7の内部を通過する縁テープ4だけをそ
の横断面形状に従って折返し巻回成形するに適した小さ
なものとされ、従って表裏布1,20重ね合わせ縁部が
側LJ9から導入された際にこのフォーマ−7の内部で
何ら折返されたシ巻回されたりされ得。
ないものとされていたのであるが、これを本発明では次
のように改変することを要点とするものである。
即ち本発明では、第6図に示されるように、フォーマ−
7における一方側の内側壁10aと外郭壁ノ側壁8 a
との間隔Aが、この間に側口9から導入される表裏布1
,20重ね合わせ縁部がこのフォーマ−7の内部を通過
する縁テープ4の一方側の折返し巻回成形される部分と
共にこれの内部に包み込まれるように折返し又は巻回状
に導入されるに適した従前よシ大なる間隔であるものと
し、この一方側の間隔Aが他方側の内側壁1obと外郭
壁の側壁8bとの間の間隔Bよシも大なるものとするも
Mる。
、W場合、他方側の小の前の間隔Bは、この間でこのフ
ォーマ−7を通過する縁テープ4の他方側だけが折返し
巻回成形され得るに適した従前同様の間隔とされる。
しかして以上の装置では、縁テープ4をフォーマ−7の
内部に導入部13から導入して先端方に向って誘導通過
させると共に、これに合わせて表裏布1,20縁部を重
ね合わせ状態でフォーマ−1の内部へ後方から先端方に
向って側口9から導入して通過させることによって、表
裏布1,2の重ね合わせ縁部に縁テープ4をフォーマ−
7の横断面形状に従って巻回状に(るみ成形していき、
このようにしながら縫針6でεシン縫合してい(もので
ある。
この場合、本発明では前記のようにフォーマ−7におけ
る一方側の間隔Aと他方側の間隔Bとを大と小にしであ
るので、側口9から導入通過させる表裏布1,20重ね
合わせ縁部が。
これをフォーマ−7の内部へ深(入るようにしさいずれ
ば、自然に一方側の大なる間隔Aの方へ向って、フォー
マ−7の内部を通過する縁テープ4のこの側での折回し
巻回に成形される部分と共に、この部分に包まれるよう
な形でスムーズに折返し又は巻回成形される。
そして、その表裏布の重ね合わせ縁部の折返し又は巻回
の程度は、これの側口9からの導入深さ加減によって調
節され得る。
このようにして第1図或は第2図に示されるような所期
の縁部パイピングを容易能率的に作製可能とするもので
ある。
なお本発明装置においては、フォーマ−7の側口9の表
裏布導入側後端縁14を外方に向って反らせるように少
し湾曲させてお(と、上記した表裏布の導入と折返し巻
回作用をきわめて円滑にすることができる。
またばシンの布送シ歯15については、縫針6の前後に
わたってのびる送9歯15aを縫針60手前側に設けて
、この送シ歯15aがフォーマ−7からの成形縁部パイ
ピング部分から外れた位置で表裏布部に接してこれを送
る作用をなすものとすると共に、フォーマ−7からの成
形縁部パイピング部分に接してこれを送る作用をなす送
り歯15b=15cを縫針6より前方にのびることのな
いものとして縫針6の後方(布の下流側)に設けるよう
にすると、円清な送り縫合作用を得る上できわめて良好
である。
加えてミシンの針板11上に、フォーマ−7の先端部近
くから縫針6の背後を縫針6の前後にわたって布送シ方
向にのびる布縁ガイド16を設ケて、この方イド16で
フォーマ−7からの成形縁部パイピング部分の側縁か案
内されながら縫合されるよりにすると、その成形縁部パ
イピング部分がジグザグにゆがんだシするおそれなく安
定して送られ、円滑にきれいに縁部パイピングの成形縫
合がなされ得る。
以上の説明から明らかなように、本発明の縁部パイピン
グによれば、表裏布1,20重合縁部をこれをくるむ縁
テープ4の内部において折返し又は巻回して重層化し、
この重層化した各布層に縫糸5を貫通させたことによシ
、従来のこの種の縁部パイピングでは得られなかった縫
合破壊の生ずるおそれのない強固にして丈夫な縫合構造
の縁部パイピングであシ、ふとんカバーその他この種の
縫合構造の丈夫さ耐久性を要求される袋状物の縁部パイ
ピングとして甚だ大な効果を発揮するものである。
そして本発明の装置によれば、フォーマ−7における一
方側の内側壁10aと外郭壁の側壁8aとの間の間隔A
が、この間に側口9から導入される表裏布1,2の重ね
合わせ縁部が縁テープ4と共に折返し又は巻回状に導入
されるに適した間隔であって、他方側の内側壁10bと
外郭壁の側壁8bとの間の間隔Bよりも大であるものと
したことによシ、従来のこの種の装置では作製できなか
った所期の縁部パイピングを容易能率的に作製可能なら
しめるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図は夫々本発明の縁部パイピングの実施例
を示す横断面図、第3図と第4図は夫々従来の縁部パイ
ピング例を示す横断面図、第5図は本発明装置の実施例
の要部を示す斜視図、第6図はその装置におけるフォー
マ−の先端部付近の拡大横断面図、第7図は従来装置に
おけるフォーマ−の先端部付近の横断面図である。 1・・・・・・表布、2・・・・・・裏布、4・・・・
・・縁テープ、6・・・・・・縫針、7・・・・・フォ
ーマ−18・・・・・・外郭壁、8a、ab・・・・・
・側壁、9・・・・・・側口、10a、10b・・・・
・・内側壁、11・・・・・・針板、12・・・・・・
ガイド板、13・・・・・・縁テープ導入部、14・・
・・・・表裏布導入側後端縁、15・・・・・・送シ歯
、16・・・・・・布縁ガイド。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 表裏布1,2を縁部で重合し、この重合縁部を縁テ
    ープ4で(るんだ上から縫糸5で縫合した構造のふとん
    カバー等の袋状物の縁部パイピングにおいて、前記表裏
    布1,20重合縁部をこれをくるむ前記縁テープ4の内
    部において折返し又は巻回して重層化し、この重層化し
    た各布層に前記縫糸5を貫通させたことを特徴とするふ
    とんカバー等の袋状物の縁部パイピング。 2 板金を湾曲することによって横断面U字状の外郭壁
    8を形成すると共に、その外郭壁80両対向側壁8a、
    8bの端縁部を夫々内側に向って横断面U字状に折返し
    湾曲することによってその間を布縁導入通過用側口9と
    した一対の内側壁10a、10bを形成してなる筒状フ
    ォーマ−7を、ミシンにおける縫針前方の布供給側位置
    に設置し、前記フォーマ−7の内部に縁テープ4を誘導
    通過させると共にその前記側口9から表裏布1゜2の重
    ね合わせ縁部を導入通過させることによって表裏布1,
    20重ね合わせ縁部に縁テープ4をフォーマ−7の横断
    面形状に従って巻回状にくるみ成形していきながらミシ
    ン縫合していくようにしてなるふとんカバー等の袋状物
    の縁部パイピング作製装置において、前記フォーマ−7
    における一方側の内側壁10aと外郭壁の側壁8aとの
    間の間隔Aが、この間に前記側口9から導入される表裏
    布1,20重ね合わせ縁部が前記縁テープ4と共に折返
    し又は巻回状に導入されるに適した間隔であって、他方
    側の内側壁10bと外郭壁の側壁8bとの間の間隔Bよ
    りも大であるものとしたことを特徴とするふとんカバー
    等の袋状物の縁部パイピング作製装置。
JP21341381A 1981-12-29 1981-12-29 ふとんカバ−等の袋状物の縁部パイピングとその作製装置 Expired JPS5945394B2 (ja)

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JPH0325507Y2 (ja) * 1986-02-07 1991-06-03

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