JPS594537Y2 - ブレ−ド型ヒユ−ズの取外し工具 - Google Patents
ブレ−ド型ヒユ−ズの取外し工具Info
- Publication number
- JPS594537Y2 JPS594537Y2 JP13684680U JP13684680U JPS594537Y2 JP S594537 Y2 JPS594537 Y2 JP S594537Y2 JP 13684680 U JP13684680 U JP 13684680U JP 13684680 U JP13684680 U JP 13684680U JP S594537 Y2 JPS594537 Y2 JP S594537Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuse
- tool
- stopper
- removal tool
- fuses
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はブレード型ヒユーズの取外し工具に関するもの
で、特に狭い空間内に並設されたヒユーズを簡単、確実
に取り外し得るようにした取外し工具に関するものであ
る。
で、特に狭い空間内に並設されたヒユーズを簡単、確実
に取り外し得るようにした取外し工具に関するものであ
る。
車両のヒユーズとして用いられている従来のヒユーズは
管球式のものが多く、ヒユーズを管球内に収納し、両端
に管型端子を装置したものである。
管球式のものが多く、ヒユーズを管球内に収納し、両端
に管型端子を装置したものである。
このタイプのヒユーズは、管球であるため不必要に幅が
大きくなり、限られたスペース内に多数並設することが
難かしく、多くのヒユーズを収納しようとするとヒユー
ズボックスが大きくなる。
大きくなり、限られたスペース内に多数並設することが
難かしく、多くのヒユーズを収納しようとするとヒユー
ズボックスが大きくなる。
近時の車両は電気機器の搭載が多くなり、ヒユーズは多
くなる傾向にあり、上記スペースの問題は解決されなけ
ればならない。
くなる傾向にあり、上記スペースの問題は解決されなけ
ればならない。
又管球タイプはガラス管を用いているため破損し易いと
いう不都合もある。
いう不都合もある。
そこで左右の板状端子間にヒユーズを介設し、端子下部
を残してこれの上部、ヒユーズを耐熱性、絶縁性に優れ
た合成樹脂で被覆し、一体化したブレード型ヒユーズが
提案され、近時実用に供され、これは板状端子の両側を
囲む程度の合成樹脂の肉厚で足りるため幅が小さく、コ
ンパクトであるため、多数のヒユーズを並設することが
可能であり、又ヒユーズ及び端子の要部は合成樹脂中に
埋装されるため機械的強度にも優れる。
を残してこれの上部、ヒユーズを耐熱性、絶縁性に優れ
た合成樹脂で被覆し、一体化したブレード型ヒユーズが
提案され、近時実用に供され、これは板状端子の両側を
囲む程度の合成樹脂の肉厚で足りるため幅が小さく、コ
ンパクトであるため、多数のヒユーズを並設することが
可能であり、又ヒユーズ及び端子の要部は合成樹脂中に
埋装されるため機械的強度にも優れる。
ところでかかるヒユーズを多数並設した場合、これの交
換時等の抜脱が難かしく、ために洗濯挾み状の工具等を
用いて上から当該ヒユーズに差し込み、抜脱しているが
、これによると工具の構造が複雑でコストが高いこと、
次に開閉する顎部を有する隙間をヒユーズ間に必要とす
ることから、ヒユーズ間の隙間が大きくなり、限られた
スペースへのヒユーズ設置数が限られ、ヒユーズボック
スがある程度大きくなる。
換時等の抜脱が難かしく、ために洗濯挾み状の工具等を
用いて上から当該ヒユーズに差し込み、抜脱しているが
、これによると工具の構造が複雑でコストが高いこと、
次に開閉する顎部を有する隙間をヒユーズ間に必要とす
ることから、ヒユーズ間の隙間が大きくなり、限られた
スペースへのヒユーズ設置数が限られ、ヒユーズボック
スがある程度大きくなる。
本考案者はブレード型ヒユーズ抜脱における以上の如き
問題点を解決すべく本考案をなしたもので、その目的と
する処は、ブレード型ヒユーズの取外し工具を側面逆U
字状で、下端面内側にヒユーズの上部両側の突出部に係
合する係止部を設け、且つ一端にヒユーズの一端と接し
てヒユーズの側面(正・背面)の横幅方向の位置決めを
行うストッパを設け、ヒユーズを簡単、確実に抜脱し得
る如くし、特にストッパによって抜脱荷重をヒユーズの
中央部に作用させる如くし、ヒユーズ抜脱時の偏荷重が
ソケットの端子等に加わるのを防止し、ヒユーズの抜脱
を容易化し、且つ偏荷重に起因するガタつきやこれに起
因する接点端子の変形を防止するようにしたブレード型
ヒユーズの取外し工具を提供するにある。
問題点を解決すべく本考案をなしたもので、その目的と
する処は、ブレード型ヒユーズの取外し工具を側面逆U
字状で、下端面内側にヒユーズの上部両側の突出部に係
合する係止部を設け、且つ一端にヒユーズの一端と接し
てヒユーズの側面(正・背面)の横幅方向の位置決めを
行うストッパを設け、ヒユーズを簡単、確実に抜脱し得
る如くし、特にストッパによって抜脱荷重をヒユーズの
中央部に作用させる如くし、ヒユーズ抜脱時の偏荷重が
ソケットの端子等に加わるのを防止し、ヒユーズの抜脱
を容易化し、且つ偏荷重に起因するガタつきやこれに起
因する接点端子の変形を防止するようにしたブレード型
ヒユーズの取外し工具を提供するにある。
次に本考案の好適一実施例を添付図面に従って詳述する
。
。
第1図及び第2図はブレード型ヒユーズ1を示す。
ヒユーズ1は平行に左右に離間して配設された二本の端
子板2,2と、これの上部間に接続されたヒユーズ素子
3と、端子板2,2の上部及びヒユーズ素子3を被覆す
るホルダ4とがらなり、ホルダ4は透明、或は半透明の
合成樹脂で成形されてヒユーズ素子3を視認し得る如く
シ、端子板2,2の上部2a及びヒユーズ素子3はホル
ダ4内に埋設保持されている。
子板2,2と、これの上部間に接続されたヒユーズ素子
3と、端子板2,2の上部及びヒユーズ素子3を被覆す
るホルダ4とがらなり、ホルダ4は透明、或は半透明の
合成樹脂で成形されてヒユーズ素子3を視認し得る如く
シ、端子板2,2の上部2a及びヒユーズ素子3はホル
ダ4内に埋設保持されている。
ホルダ4は上部に少くとも両側(正・背面)に突出する
突部4aを備え、突部4aの下端4bは直角に形成され
ている。
突部4aを備え、突部4aの下端4bは直角に形成され
ている。
かかるヒユーズ1は第3図に示される如くヒユーズボッ
クス5の取付面5a上に前後に形成されたホルダ状ソケ
ット6.6にその端子板下部2bの下半部を嵌合して保
持され、接点端子間を繋いで回路をヒユーズ素子で接続
する。
クス5の取付面5a上に前後に形成されたホルダ状ソケ
ット6.6にその端子板下部2bの下半部を嵌合して保
持され、接点端子間を繋いで回路をヒユーズ素子で接続
する。
第4図乃至第7図は工具10を示し、工具10は端面逆
U字型の本体・11を備え、本体11は左右の側面(正
・背面)をなす脚片12,12と、これの上端部を繋ぐ
湾曲したブリッジ13とを備える。
U字型の本体・11を備え、本体11は左右の側面(正
・背面)をなす脚片12,12と、これの上端部を繋ぐ
湾曲したブリッジ13とを備える。
脚片12゜12の上部外側面にはスベリ止め用の凹突条
部14・・・・・・を設け、脚片12,12の下端内方
には対称的に係止爪15,15が突設され、係止爪15
,15は下面15 aが内上方に対称的に傾斜し、上面
15bも同方向に傾斜し、下面15aは工具のヒユーズ
への挿入を容易とし、上面15 bはヒユーズ突出部4
aの係止を確実に行う。
部14・・・・・・を設け、脚片12,12の下端内方
には対称的に係止爪15,15が突設され、係止爪15
,15は下面15 aが内上方に対称的に傾斜し、上面
15bも同方向に傾斜し、下面15aは工具のヒユーズ
への挿入を容易とし、上面15 bはヒユーズ突出部4
aの係止を確実に行う。
この爪15.15の上方の脚片12.12の下部12
a内側面には対称的に上下方向のストッパ16.16を
突設し、ストッパ16.16の下面16aと爪15の上
端との間には突出部4aの高さと略同−か、これより若
干大きい間隔を設ける。
a内側面には対称的に上下方向のストッパ16.16を
突設し、ストッパ16.16の下面16aと爪15の上
端との間には突出部4aの高さと略同−か、これより若
干大きい間隔を設ける。
ストッパ16は一方の脚片のみに設けても良い。
以上の工具10の本体11の幅、即ち脚片12,12の
側面の横幅方向の寸法はヒユーズ1の側面の幅よりもあ
る程度小さくする。
側面の横幅方向の寸法はヒユーズ1の側面の幅よりもあ
る程度小さくする。
そして脚片12,12の各下部12 Hの一端には延出
片17.17を一体に延出し、これの外端部には各内方
に突出するストッパ18.18を突設し、即ち延出片1
7.17は第6図の底面図で明らかな如く対称的なL型
とし、実施例では延出片17.17の上面にストッパ1
8を延出した覆い17 aを備えるが、第11図の如く
覆いを設けなくても良く、延出片上に脚片12,12上
部が突出している。
片17.17を一体に延出し、これの外端部には各内方
に突出するストッパ18.18を突設し、即ち延出片1
7.17は第6図の底面図で明らかな如く対称的なL型
とし、実施例では延出片17.17の上面にストッパ1
8を延出した覆い17 aを備えるが、第11図の如く
覆いを設けなくても良く、延出片上に脚片12,12上
部が突出している。
尚爪15,15は延出片17.17の下端迄延出しても
良い。
良い。
そしてストッパ18がら脚片12゜12の横幅方向の中
心線N迄の長さとヒユーズ1の端縁4Cからこれの中心
線N迄の長さを略等しくする。
心線N迄の長さとヒユーズ1の端縁4Cからこれの中心
線N迄の長さを略等しくする。
以上の工具10は合成樹脂等で各部を一体に成形する。
次にその作用、効果を詳述すると、第8図の如く工具1
0のストッパ18を有しない端面がらヒユーズ1のホル
ダ上部の突出部4aの端面に挿入し、突出部4a下辺の
膨出部4d、或は突出部4aは爪15とストッパ16で
上下を拘束され、摺動させることにより端縁4Cと延出
片17のストッパ18が当接する。
0のストッパ18を有しない端面がらヒユーズ1のホル
ダ上部の突出部4aの端面に挿入し、突出部4a下辺の
膨出部4d、或は突出部4aは爪15とストッパ16で
上下を拘束され、摺動させることにより端縁4Cと延出
片17のストッパ18が当接する。
この位置で工具10の中心Nとヒユーズの中心Nとが合
致し、この状態で上方に工具を引き抜く。
致し、この状態で上方に工具を引き抜く。
ヒユーズ1には引き抜き荷重が作用するが、この力はヒ
ユーズの幅方向中央部に働くこととなり、垂直に引き抜
き力が働いてヒユーズは円滑に、容易に上方に抜脱する
ことができる。
ユーズの幅方向中央部に働くこととなり、垂直に引き抜
き力が働いてヒユーズは円滑に、容易に上方に抜脱する
ことができる。
従ってヒユーズの端子部に左右方向へのガタつきが発生
せず、正確に、垂直に端子は抜脱され、偏荷重が端子板
、ソケット内の接点端子に働くことによる新規ヒユーズ
との間の接触不良、これに起因する発熱等を防止する。
せず、正確に、垂直に端子は抜脱され、偏荷重が端子板
、ソケット内の接点端子に働くことによる新規ヒユーズ
との間の接触不良、これに起因する発熱等を防止する。
従ってヒユーズの取り外しを容易、且つ確実に、そして
円滑に行うことができ、ヒユーズや接点端子を傷めるこ
とはない。
円滑に行うことができ、ヒユーズや接点端子を傷めるこ
とはない。
尚工具は第8図の想像線Aで示す如く上がらヒユーズの
ホルダ部に嵌挿することかでき、この場合爪15の下面
15 aが末拡がりに傾斜しているため脚片12,12
が左右に拡がり、容易に嵌挿係合することができ、爾後
スライドさせれば良い。
ホルダ部に嵌挿することかでき、この場合爪15の下面
15 aが末拡がりに傾斜しているため脚片12,12
が左右に拡がり、容易に嵌挿係合することができ、爾後
スライドさせれば良い。
以上で明らかな如く本考案によれば、ヒユーズの抜脱を
容易に、確実に行うことができるとともに、抜脱をヒユ
ーズ接点端子に偏荷重を与えることなく、無理な力が働
くことなく中央部で正確に垂直に上昇させて行え、従っ
てガタや既述の如き接点不良、発熱等を防止することが
でき、接点端子の保護上有効であるとともに、以上を簡
単な構造で、樹脂成形品等により安価に提供することが
できる等多大の利点を有する。
容易に、確実に行うことができるとともに、抜脱をヒユ
ーズ接点端子に偏荷重を与えることなく、無理な力が働
くことなく中央部で正確に垂直に上昇させて行え、従っ
てガタや既述の如き接点不良、発熱等を防止することが
でき、接点端子の保護上有効であるとともに、以上を簡
単な構造で、樹脂成形品等により安価に提供することが
できる等多大の利点を有する。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図はヒユー
ズの正面図、第2図は同端面図、第3図はヒユーズボッ
クスに装着した状態の斜視図、第4図は工具の斜視図、
第5図は同端面図、第6図は底面図、第7図は同平面図
、第8図は工具のヒューズヘの嵌挿状態を示す説明図、
第9図は同断面図、第10図は同端面図、第11図は変
更実施例の平面図である。 尚図面中 1はヒユーズ、4aは突出部、4Cは端面、
10は工具、15は係止部、18はストッパである。
ズの正面図、第2図は同端面図、第3図はヒユーズボッ
クスに装着した状態の斜視図、第4図は工具の斜視図、
第5図は同端面図、第6図は底面図、第7図は同平面図
、第8図は工具のヒューズヘの嵌挿状態を示す説明図、
第9図は同断面図、第10図は同端面図、第11図は変
更実施例の平面図である。 尚図面中 1はヒユーズ、4aは突出部、4Cは端面、
10は工具、15は係止部、18はストッパである。
Claims (1)
- 端面略U字型で、下端部面内側にブレード型ヒユーズの
上部両側突出部と係合する係止部を備え、且つ一端に上
記ヒユーズの上部一端と接してヒユーズの側面横幅方向
を位置決めするストッパを備えることを特徴とするブレ
ード型ヒユーズの取外し工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13684680U JPS594537Y2 (ja) | 1980-09-26 | 1980-09-26 | ブレ−ド型ヒユ−ズの取外し工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13684680U JPS594537Y2 (ja) | 1980-09-26 | 1980-09-26 | ブレ−ド型ヒユ−ズの取外し工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5760364U JPS5760364U (ja) | 1982-04-09 |
JPS594537Y2 true JPS594537Y2 (ja) | 1984-02-09 |
Family
ID=29496948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13684680U Expired JPS594537Y2 (ja) | 1980-09-26 | 1980-09-26 | ブレ−ド型ヒユ−ズの取外し工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS594537Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-09-26 JP JP13684680U patent/JPS594537Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5760364U (ja) | 1982-04-09 |
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