JPS5945154A - 多層積層シ−トの製造装置 - Google Patents

多層積層シ−トの製造装置

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Publication number
JPS5945154A
JPS5945154A JP57154678A JP15467882A JPS5945154A JP S5945154 A JPS5945154 A JP S5945154A JP 57154678 A JP57154678 A JP 57154678A JP 15467882 A JP15467882 A JP 15467882A JP S5945154 A JPS5945154 A JP S5945154A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laminated sheet
branch
multilayer laminated
flow
melt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP57154678A
Other languages
English (en)
Inventor
太田 幸男
雄一 田上
研二 綱島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS5945154A publication Critical patent/JPS5945154A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は幅方向に高密度に積層された多層積層シートの
製造装置に関する。
従来、ブラインドや包装用品、さらには、コネクタやテ
レビのシャドウマスク等に用いられる幅方向多層積層シ
ートの製法としては、−変成形された枚葉シートを複数
枚順次厚み方向に重ね合わせて一体化した後その積層方
向に切断して製作する方法、あるいは第1図に示す如く
、複数の溶融物質を厚さ方向に積層共押出ししてシート
状に押出した後、のり巻状にシートを融着させつつ巻取
り、その積層方向に切断して製作する方式が行表われて
いた。
しかしながら、これら従来の製造方式は、非連続である
ために得られるシートはかなり高価なものと々ってしま
う。さらにこのような積層方式によると広幅、長尺品は
望め橙いという欠点を持っている。
一方、多層積層シートを連続的に得る方式として特公昭
54−23025号公報に開示される方法がある。この
方式によれば、第2図に示す如く、厚さ方向多層積層に
関しては層乱れのない良好な積層シートが得られたもの
の、シート幅方向多層積層に関しては積層精度が極めて
悪く、第3図に示す如く層乱れが著しいことが判明した
この原因を究明するために2本発明者らは乱れのない流
れにすれば積層乱れは起こらないはずだという観点に立
って、流れのコントロール方式全検討した。このため口
金形状を種々変えてテストを重ねた結果5本発明者らは
次の重要な技術ポイントを発見するに至った。つまり積
層された溶融物の拡幅・縮小に関して層の積層方向を層
と平行方向9層の積層方向と垂直方向を垂直方向と定義
すれば平行方向の拡幅には層は乱れないが縮小には乱れ
る。また、垂直方向の拡幅には層は乱れ。
縮小には乱れ々い。
実際、」二記技術ポイントから考えると、第2図の場合
は、溶融物の積層方向と垂直方向に縮小しつつ、溶融物
の積層方向と平行方向に拡幅化していくために、得られ
るシートは層乱れのないものとなるが、第6図の場合は
溶融物の積層方向と平行に縮小しつつ、溶融物の積層方
向と垂直方向に拡幅化していくため、得られるシートは
層が乱れてしまうことが理解される。したがって本発明
者らが得た知見をベースに考えるならば1口金の入口部
で積層し2口金内で拡幅する幅方向多層積層シートは層
乱れが発生してしまう。す彦わち9幅方向の多層積層シ
ートを作るには積層後、積層方向と直角方向に拡幅しな
い方式をとる必要がある。
しかして本発明の目的は9幅方向多層積層シートの製造
における斜上の従来技術の問題を解消した新規な多層積
層シートの製造装置を提供するものであり9層乱れのな
い広幅、長尺シートを連続的に安価に製造することを可
能にすることにある。
上記目的を達成するだめの本発明の多層積層シートの製
造装置は、同種または異種の溶融物が完全に分離されて
流れる少なくとも2つの主流管。
該主流管のそれぞれの溶融物を独立した小流に分流する
複数の分流管、該分流管が同一方向に列配置される分流
管配列部、該分流管配列部の分流管を通過した溶融物の
各分流が一つの流れに合流される合流部とからなること
を特徴とする。
上記構成になる本発明の装置においては、複数の小流に
分流された同種または異種の溶融物は。
合流部に到るまで、それぞれ他の分流とは完全に分離さ
れて乱れを起こすことなく整然と流れ2合流部ではじめ
て一つに合流され2幅方向に多層積層されたシートを形
成する。
以下2本発明を図面を用いて詳しく説明する。
第4図は本発明にかかる多層積層シートの製造装置の一
実施態様を示す概念図であり、溶融押出し機10および
20により供給される2種の溶融物A、Bは、連結管1
1.21により完全に分離されて第5図に示す分流合流
装置60に導かれる。
す々わち1分流合流装置60には第4図の連結管11.
21から連々る2つの主流管31.52が設置されてお
り、主流管ろ1内には分流管611゜ろ12・・・・・
・・・・・・・、主流管62内には分流管321゜32
2・・・・・・・・・・・・、が順番に並べられており
、各分流管の先端は分流管配列部33へと連なっている
主流管31.32内へ導入されたA、B2種の溶融物は
9分流管311,312.・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・。
ろ21,322・・・・・・・・・・・・・・・・・・
、により夫々分流されて分流管配列部33にABAB・
・・・・・・・・・・・・・・・・・、というよう今に
並べられる。
このようにABABと並べられた2種の溶融物は2合流
部ろ4にて合わされた後吐出されドラム40上にて冷却
固化されシート化される。
本発明の主旨を明らかにするために、さらに本5− 発明の重要なポイントについて述べるならば2本発明で
は、少々くとも2種類の溶融物A、Bを分流管配列部6
ろを出るまでは完全に分離した状態で導き9分流管配列
部33にて整然とABAB・・・・・・・・・・・・・
・・と並べた後合流させるととによシ溶融物の積層乱れ
を防いでいる。
上記構成の本発明にかかる装置において、同種まだは異
種の溶融物としては2例えば9次記するものが挙げられ
る。すなわち、同種の組合せとして、ポリプロピレンと
ポリプロピレンにカーボンを含有させたもの、ポリエチ
レンとポリエチレンにカーボンを含有させたものなどが
例記され、異種の組合せ例として、ポリプロピレンとポ
リエチレン、あるいは、ナイロン6とポリエーテルエス
テル、ナイロン6とビニルピロリドン/メタクリル酸、
さらには、双方が共重合体で形成されたものなどがある
が、これらの片方、または、双方にはそれぞれカーボン
等第6成分を含有させてもか壕わない。また8本発明の
装置で取シ扱える溶融物が上記に限定されないことは言
うまでもないが。
6一 少なくとも積層部で相互に親和性を有するもの同志なら
好址しく用いることができる。
本発明者らは1本発明にかかる第4図に示す装置を用い
、上記同種の溶融物の糾合せにより0.5〜0.2mm
ピッチの層乱れのない幅方向多層積層シートを得ており
、これらのシートは、ブラインド等の生活用品用途や包
装用途に有効に用いられる。
第6図は2本発明にかかる多層積層シー]・の製造装置
の他の実施態様を示す概念図であり、第4図の分流合流
装置の下流に縮流器50を取り付けたものである。縮流
器50は合流後の積層シートのシート幅を縮めるもので
あり2分流管の径を小さくすることなしに積層密度を増
加させることができる。すなわち、この縮流器50は9
分流管配列部に整然と並べられて合流された積層溶融物
を溶融物の積層方向と垂直方向、つ捷り幅方向に縮小す
るもので、しだがって前述のとおり、この方向の縮小に
よる層乱れは全く発生しない。
この第6図に示す装置での試験結果を詳述すると9ロ金
幅300mm、1mmピッチの分流管を有する分流合流
装置の下流に入ロ部径300mm、出口部径60mm、
縮流比115の縮流器を取り付け。
ポリプロピレン/カーボン5係含有ポリプロピレン、す
なわち、絶縁部/導電部が交互に積層された0、2mm
ピッチの高密度幅方向多層積層シートが得られた。なお
、との時の溶融押出し機10はスクリュー径が40mm
、他の溶融押出し機20はスクリュー径が30mm径の
ものを用い、吐出量はそれぞれ5 kg、/h rで実
施したものである。
このように、第4図〜第6図に示す本発明の装置によれ
ば2皿オーダピッチから100μm前後のピッチのもの
まで広範囲々密度の幅方向多層積層シートが得られるの
で9例えば、コネクタ、あるいはテレビのシャドウマス
ク等の電気用途のように、最低100〜200μmピッ
チの積層部れのない超高密度シートが要求される分野か
ら、前述のブラインドや包装用途など比較的粗な密度の
分野まで適用可能である。さらに見方を変えて言えば、
前述もしたとお92幅方向の積層体を構成する溶融物を
2例えば、絶縁性ポリマー/導電性ポリマーの組合せに
することにより、コネクタ等に有効に活用できるし、透
明ポリマー/不透明ポリマーの組合せにより、ブライン
ドやテレビのシャドウマスク等に適用可能となるなど、
二・三の例を挙げて説明したが、との鍾の考え方に基づ
く応用例は今後一層多岐に及び2本発明の装置の重要性
が増々高まるものと期待される。
なお1本実施例では、2種ポリマーの例(積層形態がA
BAB・・・・・・・・・・・・・・・・・のもの)を
示したが、3種ポリマーの場合(A B OA B O
・・・四・・・・・・・・・・・のもの)。
あるいはそれ以上のn種ポリマーの場合においても同様
の幅方向多層積層シートが得られるのは言うまでもない
し、さらに管中央部と端部に配列される分流管の径を異
ならせることにより2幅方向中央部が密、端部が粗(あ
るいはその逆)の幅方向多層積層シートが得られるのは
言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、多層積層シートを不連続に製造する従来の方
式を模式的に示す図。第2図および第6図は、多層積層
シートを連続的に製造する従来装9− 置および、その装置によって得られる積層シートを模式
的に示す図。第4図乃至第6図は2本発明にかかる多層
積層シート製造装置の概念図であり。 第5図は第4図の分流合流装置をより具体的に示す模式
図。第6図は第4図の分流合流装置の下流にさらに縮流
器を付加した他の実施例を示す図。 10.20:溶融押出し機 60 :分流合流装置 31、+2:主流管 311.312  :分流管 321.322  :分流管 特許出願人  東 し 株 式 会 社10− 斧4図 34 ・茅5I2I

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 同種または異種の溶融物が完全に分離されて流、れる少
    なくとも2つの主流管、該主流管のそれぞれの溶融物を
    独立した小流に分流する複数の分流管、該分流管が同一
    方向に列配置される分流管配列部、該分流管配列部の分
    流管を通過した溶融物の各分流が一つの流れに合流され
    る合流部とから々る多層積層シートの製造装置。
JP57154678A 1982-09-07 1982-09-07 多層積層シ−トの製造装置 Pending JPS5945154A (ja)

Priority Applications (1)

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JP57154678A JPS5945154A (ja) 1982-09-07 1982-09-07 多層積層シ−トの製造装置

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JP57154678A JPS5945154A (ja) 1982-09-07 1982-09-07 多層積層シ−トの製造装置

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JPS5945154A true JPS5945154A (ja) 1984-03-13

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ID=15589515

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JP57154678A Pending JPS5945154A (ja) 1982-09-07 1982-09-07 多層積層シ−トの製造装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012513921A (ja) * 2008-12-31 2012-06-21 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 共押出し成形型、成形型による押出し成形方法、及びそれにより作製される押出し成形物品

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012513921A (ja) * 2008-12-31 2012-06-21 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 共押出し成形型、成形型による押出し成形方法、及びそれにより作製される押出し成形物品

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