JPS5944343B2 - 酸化防止剤 - Google Patents

酸化防止剤

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JPS5944343B2
JPS5944343B2 JP53016893A JP1689378A JPS5944343B2 JP S5944343 B2 JPS5944343 B2 JP S5944343B2 JP 53016893 A JP53016893 A JP 53016893A JP 1689378 A JP1689378 A JP 1689378A JP S5944343 B2 JPS5944343 B2 JP S5944343B2
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phosphite
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tert
butyl
antioxidant
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JP53016893A
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喬 佐々木
憲一郎 岡庭
守夫 小林
卓 内田
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Konica Minolta Inc
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  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は酸化防止剤に関し、詳しくは有機合成高分子材
料、油脂類および石油類の新規酸化防止剤に関する。
ポリオレフィン、ポリエステル等の有機合成高分子材料
は酸素によつて酸化劣化をうけ、拡張力や弾性などの物
理的性能の低下や、分解による臭気の発生等があり、特
に繊維、フィルム等では、劣化による着色は著しくその
商品価値を低下させる。
そのために従来より多くの燐化合物、アミン化合物やフ
ェノール系芳香族化合物等の酸化防止剤を用いることが
提案されて来た。
しかしながら、これらの酸化防止剤の効果は様々であり
、なかには着色の防止には有効であるが、分解自体を防
止することが出来なかつたり、逆に分解は防止するが、
そのもの自体が熱等に不安定で着色を与えてしまうとか
、又相溶性が悪いために限られたものにしか使用出来な
いといつた欠点を有していた。したがつて酸化防止効果
が高く、しかも製品に着色を与えず、良好な溶解性を有
する酸化防止剤の開発が望まれていた。本発明者らは鋭
意検討の結果有機合成高分子料、油脂類および石油類に
下記一般式で示される酸化防止剤を用いることにより上
記目的は達成されることを見い出した。
一般式 〔式中Rは、それぞれ置換・未置換のアルキル基、シク
ロアルキル基、またはアルケニル基を表し、wは水素原
子、R4CO−、R5SO2−、(ここでR4およびR
5は、それぞれ置換・未置換のアルキル基もしくはアリ
ール基を表わす)またはRを表わし、R1、R2および
R3はそれぞれ水素原子、置換・未置換のアルキル基ま
たはアリール基を表わす。
〕前記一般式において、アルキル基としては直鎖状ある
いは分岐状のものであつてもよく、好ましくは炭素原子
数1〜32のものであり、例えばメチル エチル、n−
ブチル、t−ブチル、2−エ 〉チルーヘキシル、3・
5・5−トリメチルヘキシル、2・2−ジメチルペンチ
ル、n−オクチル、t−オクチル、n−ドデシル、se
c−ドデシル、n−ヘキサデシル、n−オクタデシルも
しくはエイコシル等、アルケニル基としては直鎖状ある
い 乏は分岐状のものであつてもよく、好ましくは炭素
原子数1〜32であり、例えばアリル、プテニル、オク
テニルもしくはオレイル等、シクロアルキル★九基とし
ては5〜70のものが好ましく、例えばシクロペンチル
、シクロヘキシルもしくはシクロヘプチル等、アリール
基としては例えばフエニルもしくはナフチル等が挙げら
れる。
さらに、これらの各基は置換基を有してもよい。
置換基としては、例えばハロゲン原子、ヒドロキシ基、
カルボキシ基、スルホ基、シアノ基、アルキル基5(特
に炭素原子数1〜32のもの)、アルケニル基(特に炭
素原子数2〜32のもの)、アルコキシ基、アルキルチ
オ基、アルケニルオキシ基、アルケニルチオ基、アリー
ル基、アリールオキシ基、アリールチオ基、アリールア
ミノ基、アルキルアミノ基、アルケニルアミノ基、アシ
ル基、アシルオキシ基、アシルアミノ基、カルバモイル
基、スルホンアミド基、スルフアモイル基、アルコキシ
カルポニル基、アリールオキシカルボニル基あるいはヘ
テロ環基(特に5〜6員の窒素原子、酸素原子および/
または硫黄原子を含有するもの)等が挙げられる。前記
一般式において、Rはそれぞれ置換・未置換のアルキル
基またはシクロアルキル基、kは上記Rと同じ基、水素
原子またはR4CO一基(R4はアルキル基またはアリ
ール基)、R1はアルキル基が好ましく、特にRおよび
R′がアルキル基、R1がメチル基のものが好ましい。
次に本発明化合物の代表的具体例を示すが、これによっ
て本発明に用いられる化合物が限定されるものではない
本発明の化合物は特公昭49−20977号公報で得ら
れる6・6−ジヒドロキシ−2・2ビススピロクロマン
類に一般的アルキル化法である、アルカリの存在下有機
ハロゲン化物、硫酸エステル類を反応することにより、
又さらにアシル化することにより目的物を得る。
くわしくは特願昭51−91917号及び特願昭51−
94667号明細書中に記載された方法により合成する
ことが出来る。本発明で安定化される有機合成高分子材
料としては、たとえば、ポリ塩化ビニル、ポリ臭化ビニ
ル、ポリフツ化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ酢酸
ビニル、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン、
臭素化ポリエチレン、塩化ゴム、塩化ビニル一酢酸ビニ
ル共重合体、塩化ビニル−エチレン共重合体、塩化ビニ
ル−プロピレン共重合体、塩化ビニル−スチレン共重合
体、塩化ビニル−イソブチレン共重合体、塩化ビニル一
塩化ビニリデン共重合体、塩化ビニル−スチレン一無水
マレイン酸共重合体、塩化ビニル−スチレン−アクリロ
ニトリル共重合体、塩化ビニル−ブタジエン共重合体、
塩化ビニル−イソプレン共重合体、塩化ビニル−塩素化
プロピレン共重合体、塩化ビニル一塩化ビニリデン一酢
酸ビニル共重合体、塩化ピニルーアクリル酸エステル共
重合体、塩化ビニル−マレイン酸エステル共重合体、塩
化ビニルメタクリル酸エステル共重合体、塩化ビニル−
アクリロニトリル共重合体、内部可塑化ポリ塩化ビニル
などの含ハロゲン合成樹脂、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリプチン、ポリ−3−メチルブテンなどのα−
オレフイン重合体またはエチレン一酢酸ビニル共重合体
、エチレンープロピレン共重合体などのポリオレフイン
およびこれらの共重合体、ポリスチレン、アクリル樹脂
、スチレンと他の単量体(例えば無水マレイン酸、ブタ
ジエン、アクリロニトリルなど)との共重合体、アクリ
ロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、アクリル
酸エステル−ブタジエン−スチレン共重合体、メタクリ
ル酸エステル−ブタジエン−スチレン共重合体、ポリエ
ステル類、ポリアミド類、ポリウレタン類または、これ
らの樹脂類のプロツク共重合体、グラフト共重合体等が
あげられ、特に写真用支持体として用いられるポリエス
テルフイルムあるいはポリオレフイン被覆紙等において
は耐熱性、透明性が優れかつ無色あるというような高品
質の性能が要求されるものに適している。
又、油脂類としてはジ一(2−エチルヘキシル)アゼレ
ート及びペンタエリスリトールテトラカプロエートなど
のような潤滑油、アマニ油、脂肪、牛肪、豚肪、落花生
油、タラ肝油、ヒマシ油、パーム油、トウモロコシ油及
び綿実油などの動植物油、石油類としてはガソリン、天
然及び合成テーィゼル油、鉱油、燃料油、固型パラフイ
ンなどの炭化水素物質などがあげられる。特公昭51−
12659号にはポリエステル熱安定性改良素材として
フエノール系化合物の一種である。
6・61−ビススピロクロマノール系化合物が記載され
ている。
フエノール系酸化防止剤の酸化防止機構に関しては既に
多くの文献に記載があるが、本発明の化合物中の、構造
中にエーテル結合を有し、フエノール性水酸基を有しな
い酸化防止剤は、今までにはないまつたく新規の酸化防
止剤である。その酸化防止機構は不明であるが、本発明
化合物が、フエノール系酸化防止剤より優れた効果を有
する物であることはまつたく予測せざるものであつた。
又、上記6・6′−ビススピロクロマノールの水酸基1
ケをアルキル基等によりエーテル結合とし不活性化した
ものは従来の考え方ではその酸化防止機構も半減するで
あろうと考えられた。
しかし、この予測に反し、上記の様に水酸基の1ケをエ
ーテル結合にした化合物は2ケの水酸基を持つ化合物よ
りも、良好な酸化防止効果を有するものであることも新
たに見い出された。これは構造中にエーテル結合を含有
することによる、新しい酸化防止機構に基づく効果によ
るものと考えられる。更に構造中にエーテル結合を含有
せしめることにより、融点が相対的に低下し、油溶性と
なり、種々の素材に対し相溶性が高まり、ポリエステル
のみならず他の有機合成高分子材料や油脂類および石油
類への添加が容易となつたことは本発明の化合物の大き
な利点である。本発明の化合物を合成高分子材料中に添
加するには重合反応時或いは反応終了時に、又は生成し
たペレツトに添加する方法のいづれでも良く、又油脂類
への同様であり特に添加方法には限定されない。
一般に本発明の酸化防止剤は安定化しようとする材料に
対しその0.001〜30重量%が添加使用される。
これらの化合物は単独で用いても良いし二種以上併用し
ても良い。本発明にその他の酸化防止剤を併用すること
は、本発明の酸化劣化防止性をさらに増大させるので使
用目的に応じて適宜使用できる。
これら酸化防止剤には他のフエノール系酸化防止剤、ホ
スフアイト系酸化防止剤、アミン系酸化防止剤、含硫黄
化合物などが含まれる。代表的な一価フエノール類とし
ては、グアイアルコール(GuaiacOl)、レゾル
シノールモノアセテート、ヴアニリン(VaniIli
n)、ブチルサクシレート、2・6−ジ一Tert−ブ
チル−4−メチルフエノール、2−Tert−ブチル一
4−メトキシフエノ=ル、2・4−ジノニルフエノール
、2・3・4・5−テトラデシルフエノール、テトラヒ
トローα−ナフトール、オルソ、メタおよびパラクレゾ
ール、オルソ、メタおよびパラフエニルーフエノール、
オルソ、メタおよびパラーキシレノール、カルベノリル
類(TheGarvenOls)対称キシレノール、オ
ルソ、メタおよびパラードデシルフエノール、オルソ、
メタおよびパラノニルフエノール、およびオルソ、メタ
およびパラーオクチルフエノール、オルソおよびメタ一
第3ブチル−パラクレゾール、パラ−n−デシロキシフ
エノール、パラ−n−デシロキシクレゾール、ノニル−
nデシロキシクレゾール、オイゲノール(EugenO
l)、イソオイゲノール、チモール、グリセリルモノサ
クシレート、メチル−パラ−ヒドロキシベンゾエート、
エチルーパラーヒドロキシシンナメート、4−ベンジル
オキシフエノール、パラァセチルアミノフエノール、パ
ラステアリルアミノフエノール、パラージークロロベン
ゾイルアミノフエノールおよびパラーヒドロサシサクシ
ルアニリド、α−ナフトール、β−ナフトールなどが挙
げられる。
多価フエノール類の例としてはオルシノール(0rci
n01)プロピルカレート、カテコール、レゾルシノー
ル、4−オクチルレゾルシノール、4ドデシルレゾルシ
ノール、4−オクタデシルカテコール、4−イソオクチ
ルーフロロクルシノ一ル、ピロガロiル、ヘキサヒドロ
キシベンゼン、4−イソヘキシルカテコール、2・6−
ジ一Tert−ブチルレゾルシノール、2・6−ジイソ
プロピルフロログルシノールなどが挙げられる。多価ビ
ス、トリスおよびテトラキズフェノール類の例としては
メチレンビス(2・6−ジ一Tert−ブチルフエノー
ル)、2・2′−ビス(4−ヒドロキシフエニル)プロ
パン、メチレンビス(P一クレゾール)4・4′−オキ
ソビス(3−メチル−6−イソプロピルフエノール)、
2・2′−オキソビス(4−ドデシルフエノール)、4
・4′−nーブチリデンビス(2−Tert−ブチル−
5−メチルフエノール)、4・4′−ベンジリデンビス
(2−Tert−5−メチルフエノール)、4・4′−
シクロヘキシリデンビス(2−Tert−ブチルフエノ
ール)4・4′−チオビスフエノール、4・4′−チオ
ビス(3−メチル−6−Tert−ブチルフエノール)
、2・2′−チオビス(4−メチル−6−Tert−ブ
チルフエノール)、2・2′−メチレンビス(4−メチ
ル−6−(1′−メチルシクロヘキシル)−フエノール
)、2・6−ビス(2′−ヒドロキシ−3′一Tert
−ブチル−5′−メチルベンジル)−4−メチルフエノ
ール、1・1・3−トリス(2′一トリス4′−ヒドロ
キシ−5′−Tert−ブチルフエニル)ブタン、テト
ラキズ〔(4−ヒドロキシ−3・5−ジ一Tert−ブ
チルフエニル)〕プロピオニルオキシメチル〕メタン、
4−オクタデシルオキシカルボニルエチル−2・6−ジ
一Tert−ブチルフエノール 2・4・6−トリス(
4−ヒドロキシ−3・5−ジ一Tert−ブチルベンジ
ル)1・3・5一トリメチルベンゼントリス((4−ヒ
ドロキシ−3・5−Tert−ブチルフエニル)プロピ
オニル)オキシエチル)イソシアヌレートなどがある。
代表的ホスフアイトとしては、トリフエニルホスフアイ
ト、トリクレジルホスフアイト、トリイソオクチルホス
フアイト、トリデシルホスフアイト、トリ−2−エチル
ヘキシルホスフアイト、トリ(ジメチルフエニル)ホス
フアイト、トリオクタデシルホスフアイト、トリ(Te
rt−オクチルフエニル)ホスフアイト、トリ(Ter
t−ノニルフエニル)ホスフアイト、トリ(2−シクロ
ヘキシルフエニル)ホスフアイト、トリ一α−ナフチル
ホスフアイト、トリ(フエニルフエニル)ホスフアイト
、トワ(2−JャGニルエチル)ホスJャAイト、トリデシ
ルチオホスフアイト、トリ−p−Tert一ブチルフエ
ニルチオホスフアイト、フエニルジエチルホスフアイト
、フエニル・ジ(2−エチルヘキシル)ホスフアイト、
ジフエニル・モノ(2エチルヘキシル)ホスフアイト、
ジイソオクチル・モノトリルホスフアイト、モノフエニ
ル・ジーシクロヘキシルホスフアイト、イソオクチル・
ジフエニルホスフアイト、ジイソオクチル・モノフエニ
ルホスフアイト、モノブチル・ジクレジルホスフアイト
、イソオクチル・ジ(オクチルフエニル)ホスフアイト
)、ジ(2−エチルヘキシル)モノ(イソオクチルフエ
ニル)ホスフアイト、ジデシル・チオジフエニルホスフ
アイト、エチレンフエニルホスフアイト、エチレン一T
ert−ブチルホスフアイト、エチレンイソオクチルホ
スフアイト、エチレンシクロヘキシルホスフアイト、エ
チレンイソヘキシルホスフアイトなどが挙げられる。ジ
(フエニル)ホスフアイト、モノフエニルホスフアイト
、モノ(ジフエニル)ホスフアイト、ジクレジルホスフ
アイト、モノクレジルホスフアイト、ジ(0−イソオク
チルフエニル)ホスフアイト、ジ(p−エチルヘキシル
フエニル)ホスフアイト、ジ(p−Tert−ブチルフ
エニル)ホスフアイト、ジ一(p−Tert−オクチル
フエニノリホスフアイト、ジ一2−エチルヘキシルホス
フアイト、モノ−2−エチルヘキシルホスフアイト、ジ
イソオクチルホスフアイト、モノイソオクチルホスフア
イト、モノードデシルホスフアイト、2−エチルヘキシ
ル・フエニルホスフアイト、2−エチルヘキシル・n−
オクチルフエニルホスフアイト、シンクロヘキシルホス
ファイト、モノシクロヘキシルホスフアイト、ジ(2−
シクロヘキシルフエニル)ホスフアイト、ジ一α−ナフ
チルホスフアイト、ジフエニルフエニルホスフアイト、
ジ(2−フエニルエチル)ホスフアイト、ジベンジルホ
スフアイト、モノベンジルホスフアイト、n−ブチル・
クレジルホスフアイト、ジドデシルホスフアイト、デシ
ル・フエニル・ホスフアイト、Tert−オクチル・フ
エニルホスフアイト、Tert−ブチル・フエニルホス
フアイト、エチレンホスフアイト、フエニルシクロヘキ
シルホスフアイト、イソオクチル、トリルホスフアイト
、ジテトラヒドロフルフリルホスフアイト、ジフリルホ
スフアイトなどが使用される。代表的なビスアリルホス
フアイトとして例えばビス(4・41−チオビス(2−
Tert−ブチル−5一メチルフエノール))イソオク
チルホスフアイト、モノ(4・4′−チオビス(2−T
ert−ブチルー5−メチルフエノール))ジフエニル
ホスフアイト、トリ(4・4′−n−ブチリデンビス(
2−Tert−ブチル−5−メチルフエノール))ホス
フアイト、(4・4′−ベンジリデンビス(2−Ter
t−ブチル−5−メチルフエノール))ジフエニルホス
フアイト、イソオクチル−2・2′−ビス(パラヒドロ
キシフエニル)プロパンホスフアイト、トリデシル−4
・4′−n−ブチルデンビス(2一Tert−ブチル−
5−メチルフエノール)ホスフアイト、4・4′−チオ
ビス(2−Tert−ブチル−5−メチルフエノール)
ホスフアイト、2−エチルヘキシル−2・2′−メチレ
ンビス(4−メチル−6・1′−メチルシクロヘキシル
)フエノールホスフアイト、トリ(2・グービス(パラ
ヒドロキシフエニル)プロパン)ホスフアイト、トリ(
4・4′−チオビス(2−Tert−ブチル−5−メチ
ルフエノール)ホスフアイト、イソオクチル(2・6ビ
ス(2′−ヒドロキシ−3・5−ジノニルベンジル)−
4−ノニルフエニル))ホスフアイト、テトラトリデシ
ル−4・4′−n−ブチリデンビス(2−Tert−ブ
チル−5−メチルフエニル)ジホスフアイト、テトライ
ソオクチル−4・4′一トリビス(2−Tert−ブチ
ル−5−メチルフエニル)ジホスフアイト、2・2′−
メチレンビス(4−メチル−6・1′−メチルシクロヘ
キシルフエニル)ポリホスフアイト、イソオクチル−4
・4′−イソプロピリデンービスフエニルーポリホスフ
アイト、2−エチルヘキシル−2・l−メチレンビス(
4−メチル−6・1′−メチルシクロヘキシル)フエニ
ルトリホスフアイト、テトラトリデシル−4・4仁オキ
シジJャGニルジホスフアイト、テトラ一n−ドデシル4
・4′−n−ブチリデンビス(2tert−ブチル−5
−メチルフエノール)ジホスフアイト、テトラトリデシ
ル−4・4′−イソプロピリデンビスフエニルジホスフ
アイト、トリートリデシルブメン一1・1・3−トリス
(2′−メチル−5′−Tert−ブチルフエニル一4
′)トリホスフアイトなどが挙げられる。
代表的な芳香族アミン類は次のようなものを含む。
すなわち、イソプロポキシジフエニルアミン、アニリン
、N−メチルアニリン、フエニル一β−ナフチルアミン
、N−ベンジルアニリン、ジフエニルアミン、フエニル
一α−ナJャ`ルアミン、ジオクチルジフエニルアミン及
びアセトン、ブチルアルデヒド−アニリン縮合生成物、
p−(p−トリル−スルホニルアミド)−ジフエニルア
ミン、ジ一p−メトキシージフエニルアミン、p−フエ
ニレンジアミン、N−N′−ジフエニル一p−フエニレ
ンジアミン、ジ一β−ナフチル−p−フエニレンジアミ
ン、N−シクロヘキシル−NI−フエニレンジアミン、
ジオクチル−p−フエニレンジアミン、N−N/−ジフ
エニルエチレンジアミン、N・N′−ジルソートリルエ
チレンジアミン、ジフエニルプロピレンジアミン、N−
N′−ジ一Sec−ブチル−p−フエニレンジアミン、
ジアミノフエニルメタン、N−イソプロピル−N′−フ
エニル一pーフエニレンジアミン、m−トルエンジアミ
ン、6−フエニル一2・2・4−トリメチルジヒドロキ
ノリン、6−エトキシ−2・2・4−トリメチルジヒド
ロキノリン、2・6−ジエチル−2・3・4−トリメチ
ルヒドロキノリン、2・2・4−トリメチルジヒドロキ
ノリン(単量体又は重合物)、p−アミノフエノール、
o−ヒドロキシ−p−フエニレンジアミン、p−ヒドロ
キシ−0−フエニレンジアミン、o−アミノフエノール
、o−ヒドロキシ−p−トルイジン、p−ヒドロキシ−
0トルイジンなどである。有機モノ又はポリサルフアイ
ドは、ポリサルフアィド単位に結合された1個又は2個
以上の硫黄原子を含む如何なる硫黄化合物があつてもよ
い。
代表的な化合物としては、n−ドデシルトリサルフアイ
ド、ジオクチルサルフアイド、ジドデシルサルフアイド
、ジアミルサルフアイド、第3ドデシルジサルフアイド
、テトラメチルチウラムジサルフアイド、第3−オクチ
ルチウラムテトラサルフアイド、ジメチルチウラムヘキ
ササルフアイド、テトラエチルチウラムトリサルフアイ
ド、ベンゾチアジルジサルフイイド、パラ一第3−ブチ
ルJャGニルトリサルJャAイド、ジオクチルジチオジアセ
テート、ジベンジルジサルフアイド、ジベンジルテトラ
サルフアイド、ジベンジルトリサルフアイド、ジオクタ
デシルサルフアイド、ビス(2−オキシナフチル)サル
フアイド、ジドデシルセチルサルフアイド、ジ一n−エ
イコシルサルファイト、ジセチルサルフアイド、ジドデ
シルオクタデシルチオサクシネート、ジドデシルドデシ
ルチオサクシネート、ジオクタデシルドデシルチオサク
シネート、ジオクタデシルオクタデシルチオサクシネー
ト、ジドデシルオクタデシルチオメチルサクシ犀−ト、
ジドデシルドデシルチオメチルサクシネート、ジオクタ
デシルドデシルチオメチルサクシネート、ジオクタデシ
ルオクタデシルチオメチルサクシネートなどが挙げられ
る。使用され得るチオジアルカン酸エステルとしては例
えばモノラウリルチオジプロピオネート、ジラウリルチ
オジプロピオネート、ブチルステアリルチオジプロピオ
ネート、2−エチルヘキシルラウリルチオジプロピオネ
ート、ジ一2−エチルヘキシル−チオジプロピオネート
、ジイソデシルチオジプロピオネート、イソデシルフエ
ニルチオジプロピオネート、ベンジルラウリルチオジプ
ロピオネート、ベンジルフエニルチオジプロピオネート
、混合アン油アルコール及びチオジプロピオン酸のジエ
ステル、混合綿実油アルコールとチオジプロピオン酸の
酸性エステル、混合牛脂脂肪アルコールとチオジプロピ
オン酸のジエステル、混合大豆油アルコールとチオジプ
ロピオン酸の酸性エステル、シクロヘキシルノニルチオ
ジプロピオネート、モノオレインチオジプロピオネート
、ヒドロキシエチルラウリルチオジプロピオネート、モ
ノグリセリルチオジプロピオン酸グリセリルモノステア
レートモノチオジプロピオネート、ソルビチルイソデシ
ルチオプロピオネート、ジエチレングリコールとチオジ
プロピオン酸のポリエステル、トリエチレングリコール
とチオジプロピオン酸のポリエステル、ヘキサメチレン
グリコールとチオジプロピオン酸のポリエステル、ペン
タエリスリトールとチオジプロピオン酸のポリエステル
、オクタメチレングリコールとチオジプロピオン酸のポ
リエステル、p−ジベンジルアルコールとチオジプロピ
オン酸のポリエステル、エチルベンジルラウリルチオジ
プロピオネート、ストロンチウムステアリルチオジプロ
ピオネート、マグネシウムオレイルチオジプロピオネー
ト、カルシウムドデシルベンジルチオジプロピオネート
、モノ(ドデシルベンジル)チオプロピオン酸、チオジ
ステアリルブチレート、ジラウリルチオジイソブチレー
ト、2−エチルヘキシルラウリルチオジブチレート、ラ
ウリルステアリルチオジイソブチレートなどがあげられ
る。酸化劣化を受け易い有機材料に本発明の酸化防止剤
と共に紫外線吸収剤を添加することにより、該有機材料
の光安定性を向上させるので、使用目的に応じて適宜こ
れらを選択して使用することが可能である。
これらはベンゾフエノン系、ベンゾトリアゾール系、サ
クシレート系、置換アクリロニトリル系、各種の金属塩
または金属キレート、特にニツケルまたはクロムの塩ま
たはキレート類トリアジン系などが包含される。さらに
ポリオレフィンなどの合成樹脂の成型物のステイフネス
(鋼硬度)、寸法安定性などを改善するために充填剤、
特にタルク石綿、炭酸カルシウムなどを添加する場合、
あるいは添加しない場合にメラミン、ジシアンジアミド
化合物などを添加するど効果がみられる。
その他必要に応じてたとえば可塑剤、金属石鹸、エポキ
シ安定剤、有機キレータ一、顔料、充填剤、発泡剤、帯
電防止剤、防曇剤、プレートアウト防止剤、表面処理剤
、滑剤、難燃剤、光安定剤、螢光剤、防微剤、殺菌剤、
金属不活性化剤、光劣化剤、非金属安定剤、エポキシ樹
脂、硼酸エステル、チオ尿素誘導体、加工助剤、離型剤
などを包含させることができる。
次に本発明の効果を明らかにするため、本発明の酸化防
止剤を含有して成る組成物の実施例を比較例と共に示す
実施例 1 ポリプロピレン樹脂を用いた本発明組成物の安定化効果
をみるために、下記配合になる組成物をらいかい機で1
0分間混和した。
この配合混和物を30關の押し出し機(回転数30rp
m)を用い、230℃で押し出しを行いコンパウンドを
作成した。このコンパウンドを180℃、200kg/
Cdの条件で5分間圧縮成型を行い、厚さ1中のシート
を作成した。
得られたシートを40×150mmの大きさに切断して
、夫々独立したシリンダー中につるし、酸化劣化開始時
間を測定した。
シリンダー内は酸素雰囲気中、1気圧150℃に設定し
た。結果は次の第1表に示した。
(配合) 尚、ポリプロピレン樹脂のかわりにポリエチレン樹脂を
用いても同様に良好な酸化防止効果を示した。
実施例 2 本発明になるアクリロニトリル−ブタジエンスチレン樹
脂組成物のすぐれた効果をみるために、次の配合に従つ
て試料を十分に混合した後、混練ロールで厚さ2m7!
Lのシートを作成した。
次いで50kg/Cdの加重で210℃10分間老化し
た、そのシートの色調を測定した。なおアクリロニトリ
ル−ブタジエン−スチレン樹脂は安定化剤の有無にかX
わらず熱劣化によつて、シートの色が白色から順次淡黄
色、黄色、黄かつ色、かつ色と色調変化を伴う。
本実施例においてはこれを10段階にわけて比較した。
すなわち白色を1としかつ色を10とした。試験結果は
次の第2表に示した。
実施例 3 塩化ビニル樹脂を用いた本発明組成物の安定化効果をみ
るために、下記配合物をミキシングロールを用いて17
0℃で5分間混練し、厚さ1mmのシートを作成した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記一般式で示される有機合成高分子材料、油脂類
    および石油類の酸化防止剤一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中Rは夫々置換・未置換のアルキル基、シクロアル
    キル基、またはアルケニル基を表わし、R′は水素原子
    、R^4CO−、R^5SO_2−、(ここでR^4お
    よびR^5は夫々置換・未置換のアルキル基もしくはア
    リール基を表す)またはRを表わし、R^1、R^2お
    よびR^3はそれぞれ水素原子、置換・未置換のアルキ
    ル基またはアリール基を表わす。 〕。
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