JPS5943296B2 - 積層板 - Google Patents

積層板

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JPS5943296B2
JPS5943296B2 JP56131867A JP13186781A JPS5943296B2 JP S5943296 B2 JPS5943296 B2 JP S5943296B2 JP 56131867 A JP56131867 A JP 56131867A JP 13186781 A JP13186781 A JP 13186781A JP S5943296 B2 JPS5943296 B2 JP S5943296B2
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JP
Japan
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plate
synthetic resin
rod
covering plate
covering
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JP56131867A
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JPS5833450A (ja
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秀樹 林
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は建材又は家具用材としてのベニヤ板その他の合
板、ボード、あるいは側部芯杆を連結材により枠組形成
したフラッシュ材等の表面及び端部外側面に、塩化ビニ
ール等の合成樹脂製の表層を表面に備えた合板からなる
被覆板を重合接着し3て任意形状の端面を形成するよう
にした積層板に関するものである。
従来、建材又は家具用材として、ベニヤ板その他の合板
、ボード、あるいは側部芯杆を連結材により枠組形成し
たフラッシュ材、並びにこれらの3材料の表面に合成樹
脂又はフィルムを貼り合せたもの等がある。
ところが、これらの材料の端面は単なる切断面のままで
あるか又は化粧板を貼り付けた場合でも、各水平端面の
表面接合部は切離された角ばつたものであるため、端面
部の化粧面が剥離したり、毀損され易いものである等の
欠点を有していた。また用途によつては、外観上若しく
は利用上幾多の不利があつた。そこで本出願人は上記欠
点を改良するものとして、既に第1図に示す積層板Aを
出願済みである(特公昭55−1162号公報)。
該積層板Aは、表面に塩化ビニール等の合成樹脂製の表
層1を接合した合板からなる被覆板2の裏面に、端部外
側面3aを垂直等とした適宜の板状材3の上記端部外側
面幅を直径とする略々半円弧状の周長に相当する幅の嵌
合溝4を設けている。被覆板2は、この嵌合溝4の部分
から折り曲げられて板状材3に重合接着され、同時に別
途の被覆板5も板状材3に重合接着される。そして、被
覆板2と板状材3との間に構成される空隙6内に合成樹
脂(ウレタン等)Tを充填し、又場合によつては、合成
樹脂□の充填量を少なくするために杆状材8を上記空隙
6内に挿入している。第1図は杆状材8を挿入した場合
を示すものである。このようにして本出願人が先に出願
したものにあつては、端面をR面とした積層板A等を形
成するものである。
ところが、被覆板2と板状材3との間に形成される空隙
6内に、合成樹脂Tのみを充填する場合は勿論のこと、
上記空隙6内に杆状材8を挿入して合成樹脂7を充填す
る場合には、被覆板2と杆状材8との間に十分大きな合
成樹脂充填用の間隙lを構成しなければならず、いずれ
の場合も合成樹脂□の充填肉厚が大きくなり、該合成樹
脂Tが発泡する欠点があつた。これは、合成樹脂7が発
泡することにより、該発泡部位の硬度が低下し、被覆板
2を外表面から押圧すると、わずかの押圧力でペコペコ
凹むようになり、また合成樹脂1の接着剤としての作用
も弱くなるためである。要するに、本出願人が先に出願
したものにあつては、合成樹脂7の発泡により、被覆板
2のR面部の表面強度及び接着強度が低下する欠点があ
つた。・本発明は本出願人が先に出願した積層板の上記
欠点に鑑みてこれを更に改良除去したものであつて、板
状材等の端部外側面に合成樹脂充填用の凹状溝を設け、
また被覆板と板状材等との間に構成される空隙内に杆状
材を挿入して、被覆板決杆状材との間隙を0.5〜2.
0詣に設定し、上記凹状溝より合成樹脂を充填すること
により、任意形状の端面部を構成し、該端面部の表面強
度及び接着強度に優れた積層板を提供せんとするもので
ある。
以下に本発明の構成を図面に示す実施例に基づいて説明
すると次の通りである。第2図及び第4図は本発明の第
1の実施例の積層板Bを示すものである。
同図において、9は表面に塩化ビニール等の合成樹脂製
の表層10を表面に有する合板からなる被覆板、11は
ベニヤ板その他の合板或いは鋸屑を加圧成形したボード
等よりなる板状材である。尚、この板状材11は第6図
に示すように側部芯杆12を連結材13にて枠組構成し
たフラツシユ材14であつてもよい。被覆板9は、その
裏面の板状材11等の端部外側面15に対応する位置に
、該端部外側面15の幅1よりも長い幅bをもつて設け
られた嵌合溝16を有する。この実施例で(:、上記幅
bは端部外側面15の幅aを直径とする略々半円弧状の
周長に相当する幅に設定されている。また板状材11等
の端部外側面15には合成樹脂17を充填するための凹
状溝18が、切削或いは積層等によつて形成されている
。この実施例の積層板Bは次の要領で製造される。
すなわち、先づ板状材11の上面側に被覆板9を配置し
、また下面側に別途準備した被覆板19を配置する。尚
、被覆板19は被覆板9と一体構成であつてもよい。そ
して、被覆板9,19と板状材11の対向する面間に接
着剤を塗布し、これらを重合接着すると共に、被覆板9
の嵌合溝16の部分より折り曲け、被覆板9の両端部分
9a(第4図では片方の端部のみを示す)を板状材11
の下面側に重合接着する。これらの重合接着は、発熱体
を内蔵してなる加圧型(図示せず)によつて、加圧且つ
加熱して行なわれる。これにより、被覆板9の嵌合溝1
6の部分は、抜状材11の端部外側面幅aを直径とする
略々半円弧状のR面に形成される。しかる後は、被覆板
9と板状材11との間に構成される空隙20内に、断面
が半円状の杆状材21を挿入する。この杆状材21の大
きさは、第4図に示すように被覆板9と該杆状材21の
間隙Lが0.5〜2.0mm1こなるように設定されて
いる。杆状材21の挿入後(は、板状材11の端部外側
面15に設けた凹状溝18より、ウレタン等の合成樹脂
17を充填する。合成樹脂17は、板状材21の外周面
と板状材11の端部外側面15との間に構成される狭い
通路を通つて、被覆板9と杆状材20との間に侵入し、
該部分に充填される。而して上述の如く本実施例にあつ
ては、被覆板9と杆状材21との間隙Lが0.5〜2.
0m7!Lと極めて狭いため、該部分に充填される合成
樹脂17は、発泡するに到らず、硬化後において、強い
接着力と十分な硬度を発揮する。更に凹状溝18の合成
樹脂17は板状材11の組織内に侵入し、該部分で硬化
するので、板状材自体が強化され、積層板Bとしての端
面側部分の強度アツプともなる。尚、上記間隙Lを0.
5〜2.0mmに設定した理由は、0.5m7!L以下
であれは、杆状材21の挿入が困難となり、また2.0
mm以上であれば、合成樹脂17の発泡が起るからであ
る。第5図は不発明に係る第2の実施例の積層板Cを示
すものである。
この実施例は積層板Cの端面に1個のR面部と1個の直
線部を形成するようにしたものである。この場合には、
被覆板19の端面部を延長すると共に、被覆板9の嵌合
溝16の輻を板状材11の端部外側面の幅(板状材11
の厚さ)aよりも若干長い幅cに設定し、また上記嵌合
溝16に連続して、上記被覆板19の延長部分端面に重
合するための重合部22を設け、この重合部22の肉厚
を嵌合溝16の肉厚よりも厚くしている。そして、この
重合部22にテーパ部23を設けている。このテーパ8
1S23は、被覆板29の延長部分端面との重合を確実
且つ容易に行なうためのものである。これにより上記重
合時に、被覆板9が被覆板19の延長部分端面の表層を
剥離するようなことがなく、しかも、第5図における嵌
合溝16の右側端部からテーパ部23までの寸法は予じ
め定められているので、被覆板9のR面部の曲率が一義
的に定められる。またこの重合は、前記第1の実施例の
場合と同じ要領で被覆板9と板状材11及び被覆板19
の重合時に同時に行なわれる。その時、重合部22は接
着剤の塗布しろとなり、嵌合溝16との区別が容易であ
る。24は、被覆板19の表面(第5図において下面)
側端部に貼着されたテープ等の部材である。
この部材24は、上記重合時に重合部22に塗布された
接着剤が洩れ出て、被覆板19の表面を汚損することを
防止するためのもので、重合接着が完了した後は剥離除
去される。また重合接着が完了した後にあつては、被覆
板9の端部9bは、第5図に示すZの位置で切断除去さ
れる。しかる後は、被覆板9と板状材11との間に構成
される空隙20内に杆状材25を挿人する。
ここにおいて、被覆板9と杆状材25との間に構成され
る間隙Lが0.5〜2,071tm1こ設定されること
は前記第1の実施例の場合と同じである。そして、最後
に板状材11の端部外側面に設けた凹状溝18より合成
樹脂17を充填すればよい。この場合も、合成樹脂17
は杆状材25と板状材11の端部外側面との間の狭い通
路を通つて、被覆板9と杆状材25との間に侵入し、該
部分に充填される。この部分の合成樹脂17が発泡に到
らないことは前記第1の実施例の場合と同じである。こ
れにより、1個のR面部と1個の直線部を有する端面形
状の積層板Cが得られる。このように本発明にあつては
、適宜の板状材又はフラツシユ材の端部外側面に合成樹
脂充填用の凹状溝を設け、塩化ビニール等の合成樹脂製
の表層を表面に備えた合板からなる被覆板離面の前記板
状材等の端部外側面に対応する部分に、前記端部外側面
幅よりも長い幅の嵌合溝を設け、該嵌合溝部分を折り曲
げて被覆板を前記板状材等に重合させた後、被覆板と板
状材との間に構成される空隙内に杆状材を挿入して該杆
状材と被覆板との間隙を0.5〜2.0mmに設定し、
合成樹脂を前記凹状溝より充填することにより任意形状
の端面を形成したから、従来のように表層の化粧面が剥
離する等の虞れがなく、外観上の見栄えも頻る良好であ
る。
また充填された合成樹脂が被覆板と杆状材との間で発泡
することがないので、端面部の接着強度及び硬度に十分
なものが得られ、優れた品質となる。従つて、家具用材
、建材等としての利用範囲も拡大される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本出願人が先に出願した積層板の縦断面図、第
2図乃至第4図は本発明の第1の実施例を示すもので、
第2図は被覆板の斜視図、第3図は板状材の斜視図、第
4図は積層板の縦断面図、第5図は本発明の第2の実施
例を示す積層板の縦断面図、第6図はフラツシユ材の斜
視図である。 11・・・・・・板状材、14・・・・・・フラツシユ
材、17・・・・・・合成樹脂、18・・・・・・凹状
溝、10・・・・・・表層、9・・・・・・被覆板、1
6・・・・・・嵌合溝、21,25・・・・・・杆状材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 適宜の板状材又はフラッシュ材の端部外側面に合成
    樹脂充填用の凹状溝を設け、塩化ビニール等の合成樹脂
    製の表層を表面に備えた合板からなる被覆板離面の前記
    板状材等の端部外側面に対応する部分に、前記端部外側
    面幅よりも長い幅の嵌合溝を設け、該嵌合溝部分を折り
    曲げて被覆板を前記板状材等に重合させた後、被覆板と
    板状材との間に構成される空隙内に杆状材を挿入して該
    杆状材と被覆板との間隙を0.5〜2.0mmに設定し
    、合成樹脂を前記凹状溝より充填することにより任意形
    状の端面を形成したことを特徴とする積層板。
JP56131867A 1981-08-21 1981-08-21 積層板 Expired JPS5943296B2 (ja)

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JP56131867A JPS5943296B2 (ja) 1981-08-21 1981-08-21 積層板

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JP56131867A JPS5943296B2 (ja) 1981-08-21 1981-08-21 積層板

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JPS5833450A JPS5833450A (ja) 1983-02-26
JPS5943296B2 true JPS5943296B2 (ja) 1984-10-20

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ID=15067978

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JP56131867A Expired JPS5943296B2 (ja) 1981-08-21 1981-08-21 積層板

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6348457A (ja) * 1986-08-19 1988-03-01 Fuji Photo Film Co Ltd 乾式多層分析要素

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JPS5833450A (ja) 1983-02-26

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