JPS5943219A - ジヤ−ナルすべり軸受 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はタービン等高速回転機械のジャーナルすべり軸
受に関するものである。

従来のジャーナルすべり軸受を第１図及び第２図につい
て説明すると、第１図（イ）〜（へ）は各種ジャーナル
すべり軸受を示し、第２図（イ）〜（へ）は各種オイル
リフト用ポケットを示す。

従来タービン高速回転機械のジャーナルすべり軸受は、
高速時の性能から真円型（第１図（イ））の他、条内弧
型（第１図（１０）は二円弧型、第１図（ハ）は三円弧
型）又はパッド型（第１図に）はテイルテイングパッド
型、第１図（ホ））など動圧ずべり軸受が採用されてい
る。一方低速時の性能から静圧ずべり軸受（第１７図（
へ））が有効であり、その両省を兼ね備えたものが系統
の複鼾（さにも拘らず、オイルリフト付と称して一部で
は実用化さイ’している。

しかしながらそれらは高速時の性能（最小油膜厚さ及び
／又は軸受損失）を低下さ・仕る要素を含んでいた。な
お、第２図（イ）は単円型、（【」）は条内型、（ハ）
は四角型、に）は楕円型、（ホ）は六角型、（へ）は８
の字型を示す。

本発明はオイルリフト付ジャーナルすべり軸受における
前記従来の欠点を解消し、高速時の性能をオイルリフト
無しジャーナルずべり１１１１１１受と同等にしようと
するもので、ジャーナルすべり軸受下部に設けであるオ
イルリフト用ポケットを可変型として、高速時にはその
ポケットを無くすようにし、ジャーナルすべり軸受を使
用している機械一般、蒸気タービン及び発電機を始めと
して、ブロワ、ファン、水車、ポンプ、グｌコペランへ
７フト、ディーゼルエンジン等に応用できるジャーナル
ず祷べり軸受を提供せんとするものである。

以下本発明の実施例を図面について説明すると、第；３
図は本発明の実施例を示す軸受系統図、第４図は本発明
における第Ｊ実施例の軸受下部詳細図、第５図は同第２
実施例の軸受下部詳細図である。

さて第８図〜第５図において、（１）は下部軸受、（２
）は上部軸受、（３）は軸受台、（４）は軸受弁え、（
５）はロータである。またＡ、Ｂは潤滑油入口であり、
起動時及び低速時には入口Ｂからのみ高圧油が軸受Ｔ　
’Ｎｒ　ポケットＤに供給さイ９７、これによりロータ
（５）が上方に持上げられる。

また高速時に６Ｊ、入口Ａからのみ潤滑油がポケットＣ
に供給さｔＬ、＜さび作用によりロータ（５）の下側に
油圧を発生する。従ってこれをオイルリフト令Ｊジャー
ナル！Ｉｌｌ受己称する。なお、第：３図の（９）は他
の軸受、００）は潤滑油ポンプ、（ＩＩ）はジヤツキア
ンプオイルポンプを示す。

次に本発明の特徴とする可変型ポケットの第１実施例を
第４図に、第２実施例を第５図に、第８実施例を第６図
に示すと、第４図〜第６図の何れの図においても（６）
はボケツｌ−Ｄ内を土−ト動するシリンダ、（７）は則
、め金、Ｂは高圧油入［−１であり、シリンダ（６）が
上下することにより、ボケソｌ−Ｄが形成されたり、塞
がったりする構造である。また（８）はバネである。な
お、第４図のａ、ｂはオイルリフト用高圧油の流入経路
、ｅ、ｆはオイルリット用高圧油及び潤滑油の流出経路
　ｇ、／ｒはシリンダ（６）の下部油圧上昇防止用トレ
ン溝である。またＹはオイルリフト使用時、Ｚはオイル
リフト不使用時を示す。更に第５図のＥはシリンダ（６
）用トレン溝、第６図のＢは高圧油入［１部を示すが、
前記入口Ｂ、Ｂと異なるのは、オイルリフト不使用時に
のみ通油状態となる点である。

次にシリンダ（６）を上げ下げする方法を説明すると、
下げる時は高圧油でシリンダ（６）を押下ける（起動及
び低速回転時）が、上げる１１．１は第８図〜第６図の
如く三者三様で、バネ力（第４・図）、潤滑油（第５図
）、高圧油（第６図）の夫々によって押上げる（高速回
転時）ものである。またシリンダＱ大きさは第５図は大
きく、第６図は小さくてよいが、構造は第４図の場合は
複雑となる。

以上詳細に説明した如く本発明は、ジャーナルすべり軸
受下部にオイルリフト用ポケットを設けたのて、オイル
リフト伺軸受として作用し、起動及び低速時に、軸と軸
受との金属接触を避けることができ、また軸受と軸との
摩擦係数を下げることができる。従って軸受の損傷を防
ぐと共に、起動装置（含ターニング装置）の容量を小さ
くするこ吉ができる。

丑だ本発明は、オイルリフトポケットの内部に上Ｆする
シリンダを入れて可変型とし、高速時には同シリンダを
上げて同ポケットを塞ぐようにしたので、オイルリフト
無し軸受として作用し、高速回転時に最小油膜厚さの確
保が容易にてきると共に、軸受損失を低減できる。

これらは第７図に示すように、油膜圧力分布Ｗがポケッ
トＤの消滅により、より滑らかとなることによるもので
ある。なお、第７図（１′）はオイルリフト無し軸受の
場合、第７図（Ｑはオイルリフト付軸受の場合である。

【図面の簡単な説明】

第１図（イ）（（ロ）（ハ）に）（ホ）（へ）は夫々従
来の各種のジャーナルすべり軸受を示す側断面図、第２
図（イ）＜Ｕ）ｅＪに）（ホ）（へ）におりる夫々（ａ
）は従来の各種オイルリフト溝形状の平面図、第２図（
イ）（［η（ハ）に）（Ｊ→（へ）の夫々（ｈ）は同正
面断面図、第８図は本発明の実施例４示すジー・−ナル
ずべり軸受のオイルリフト軸受系統図１．第第４図（イ
）は本発明の実施例を示すジャーツールすべり軸受の軸
受下部の平面図、第４・図（１月」同正面断面図、第５
図（イ）、第６図（イ）は夫々第４・図と異なる実施例
を示すジャーナルすべり軸受の止面断面図、第５図（ロ
）は第５図（イ）の側断面図、第（１図（「→は第６図
（イ）の側断面図、第６図（ハ）は第（１図（イ）のＸ
−Ｘ断面図、第７図（イ）はオイルリフト無しの場合の
ジＡ・−ナル軸受油膜圧力分布を示す説明ｐイ１　、第
７図（１コ）はオイルリフト付軸受のジャーナル軸受油
膜圧力分布を示す説明図である。 図の主要部分の説明 ｌ・・・下部軸受　　　　２・・・上部＋１ｉ１１１受
３・・・軸受台　　　　　５・・・ロータ６・・・シリ
ンダ　　　　８・・・バネＡ、１３　・・・潤滑油人口
　Ｄ・・・軸受下部ボクッ１゛Ｂ・・・高圧油入口 特許　出　願人　三菱重工業株式会社 （ハ）　　　　　　　　　　　　　　　（ニ）篤２図 （″）（ニ） （ホ）　　　　　　　　　　　　　　　（へ）１ワ］（
６）−７７７ヲ 馬３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ジャーナルすべり軸受下部に設けであるオイルリフト用
   ボケ゛ノドの内部に上下動可能なシリンダを入れて可変
   型とし、高速時には同シリンダを上げて前記ポケットを
   塞ぐようにしたことを特徴とするジャーナルすべり軸受
   。