JPS6218708Y2 - - Google Patents

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JPS6218708Y2
JPS6218708Y2 JP1978163091U JP16309178U JPS6218708Y2 JP S6218708 Y2 JPS6218708 Y2 JP S6218708Y2 JP 1978163091 U JP1978163091 U JP 1978163091U JP 16309178 U JP16309178 U JP 16309178U JP S6218708 Y2 JPS6218708 Y2 JP S6218708Y2
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water
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inner upper
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JP1978163091U
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JPS5583266U (ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

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  • Hydraulic Turbines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、油潤滑軸受装置を有する立軸プロペ
ラ水車に関する。
立軸プロペラ水車の主軸受の形式としては、グ
リース潤滑軸受、水潤滑軸受、油潤滑軸受の3種
類にほぼ大別できる。この3種の内前記2者と後
者の形式は構造が基本的に異なる。即ちグリー
ス、水潤滑軸受は軸受そのものが水中に没する構
造をとるが、油潤滑軸受は油中に没する構造をと
り水の浸入を遮断しなければならないという相違
がある。
立軸プロペラ水車に油潤滑軸受を採用する場
合、一般には油自蔵自己潤滑方式をとる。
立軸プロペラ水車にこの油自蔵自己潤滑軸受を
採用した場合の従来の構造を第1図に示す。第1
図から明らかなように主軸受4や主軸受支持台5
等の軸受装置は内側上カバ8内に形成されてい
る。一方内側上カバ8は一般にコーン形状をなし
内部はポケツト部を形成するので、回転部と静止
部の間隙からの漏水により内部には水が溜つてし
まう。この回転部と静止部の間隙からの漏水を減
ずる目的で主軸封水装置9が内側上カバ8の主軸
貫通部に設けられている。このように主軸封水装
置9を具備しても漏水を全く零にすることは困難
であるので、いつしか内側上カバ内部には水が溜
つてしまい、放置しておけば、水位が上がり軸受
装置のオイルパン6を垂り越えて水が軸受装置内
へ浸入してしまうことになる。この水の軸受装置
内の浸入を防止する目的で、水中ポンプ11を内
側上カバ8内に設け、溜つた水の水位に応じてポ
ンプを動作させて、発電所所内排水ピツト12の
ような外部に溜水を排水させている。
このような従来の油自蔵軸受の浸水防止を計つ
てきているが、決定的な構造であるとは言えなか
つた。即ち水中ポンプ11や水中ポンプ動作指示
のための水位検出装置(図示はされていない)の
動作不良があつた場合は、たちまち軸受装置は水
中に没つしてしまう。また水中ポンプ11や水位
検出装置が健全であつても、主軸封水装置9から
の漏水量が排水能力以上に増加した場合も同様の
結果となる。主軸封水装置9は摺動部をもつ部品
であるので、永年の運転により摩耗損傷を起こ
し、このような危険性は常に存在する。軸受装置
に浸入した水は、発銹を生じたり、軸受面の油膜
形成を阻害したりして、正常な軸受機能を低下せ
しめ、主機を運転不能にする等の重大な損傷を生
ずることにもなり得る。
本考案は、上記従来の欠点を解決するためにな
されたものであり、あらゆる場合にも確実に排水
処理が可能で、軸受装置内へ漏水が浸入するのを
防止し得る立軸プロペラ水車を提供することを目
的とする。
上記の目的を達成するために本考案は、油潤滑
軸受装置のオイルパンの天端を上側上カバ底板部
及び内側上カバ底板部より所定の値だけ高い位置
に設定し、内側上カバの内ポケツト部と内側上カ
バ底板部及び上側上カバ底板部の上部に形成され
る空間部とを連通させ、さらにこの空間部に上端
が開口する排水パイプをステーベーン内に設ける
とともにこの排水パイプの下端を外部に連通させ
ることにより、漏水排出を行うポンプが不良で動
作しなかつた場合等においても、内側上カバの内
ポケツト部に溜つた漏水を自然流下により外部へ
排出することを特徴としている。
以下本考案の一実施例について第2図を参照し
て説明する。3は立軸プロペラ水車の主軸であ
り、この主軸3にはランナボス2が直結し、この
ランナボス2にはランナーベーン1が取付けられ
ている。ランナボス2の上方には上側上カバ7が
配置され、さらにこの上側上カバ7の内周側には
コーン形状をなした内側上カバ8が配置されてい
る。ここで7−aは上側上カバ底板部、8−aは
内側上カバ底板部である。この上側上カバ底板部
7−a及び内側上カバ底板部8−aの上部に形成
された空間は内側上カバー8の内ポケツト部と連
通している。内側上カバ8の主軸貫通部である下
端部には主軸封水装置9が設けられており、さら
にこの主軸封水装置9の上方の内側上カバ8の内
ポケツト部には前記主軸封水装置9より漏水した
水を排水用配管13を介して外部へ排水する水中
ポンプ11が配置されている。また内側上カバ8
の内部には油自蔵の油潤滑軸受装置が設けられて
いる。すなわち3−aは主軸3の一部をなす主軸
スカート部であり、この主軸スカート部3−aに
対向して主軸受4が設けられている。ここで5は
この主軸受4の主軸受支持台であり、6はオイル
パンである。このオイルパン6の天端は、前記上
側上カバ底板部7−a及び内側上カバ底板部8−
aより所定の値hだけ高い位置に設定されてい
る。10−aは前記ランナーベーン1の上流側に
設けられたステーベーンであり、このステーベー
ン10−a内には排水パイプ10−bが設けら
れ、この排水パイプ10−bの上端は前記上側上
カバ底板部7−a及び内側上カバ底板部8−aの
上部に形成された空間に開口し、またその下端は
排水用配管13を介して発電所所内排水ピツト1
2に連通している。
次に作用を説明する。主軸封水装置9からの漏
水は内側上カバ8の内ポケツト部に溜り、ある水
位まで達した時水中ポンプ11が動作して溜水を
排水配管13等を経て発電所内排水ピツト12へ
排出される。排水が進みある水位まで下降すると
水中ポンプ11の動作がストツプする。このよう
な動作の繰り返しで内側上カバ8内の溜水は、常
に排水され一定水位以下に保持され、軸受装置内
へ浸水することが防止されている。
今水中ポンプ11や水位検出装置(図示されて
はいない)の不良で動作しなかつた場合、または
水中ポンプ11の排水能力以上の漏水があつた場
合を想定する。従来のものではこのような場合、
軸受装置への浸水はまぬがれ得なかつたが、本考
案による上記の実施例では水位がどんどん上昇し
て、内側上カバ底板8−aや外側上カバ底板7−
a以上に達つした時、排水パイプ10−b、排水
用配管13を経て、発電所所内排水ピツト12へ
自然流下で排水することが可能となる。軸受装置
のオイルパン6の天端は上側上カバー底板部7−
a及び内側上カバー底板部8−aより所定の値h
だけ高くなつているので、軸受装置内へ浸水する
ことはあり得ない。上記の所定の値hは、想定し
た漏水量が、発電所所内排水ピツト12まで自然
流下で流れ得る高さより若干高く設定しておけば
良い。
以上説明したように本考案によれば、油自蔵の
油潤滑軸受への浸水の恐れを全く解消することが
できる。この結果軸受部への浸水により発銹や、
軸受性能の低下等によるトラブルを生ずることが
無く、排水装置についてもメンテナンスフリーと
同様の効果を持つことができるので、保守上の大
きなメリツトを持つことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の立軸プロペラ水車を示す断面
図、第2図は本考案の立軸プロペラ水車の一実施
例を示す断面図である。 1……ランナベーン、2……ランナボス、3…
…主軸、3−a……主軸スカート部、4……主軸
受、5……主軸受支持台、6……オイルパン、7
……外側上カバ、7−a……外側上カバ底板部、
8……内側上カバ、8−a……内側上カバ底板
部、9……主軸封水装置、10……ステーリン
グ、10−a……ステーベーン、10−b……排
水パイプ、11……水中ポンプ、12……発電所
所内排水ピツト、13……排水用配管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主軸にランナボスを直結し、このランナボスの
    上方に上側上カバ及び内側上カバを配置し、この
    内側上カバの主軸貫通部に主軸封水装置を設ける
    とともに、この主軸封水装置上方の内側上カバ内
    に油自蔵の油潤滑軸受装置を設け、一方内側上カ
    バの内ポケツト部に前記主軸封水装置より漏水し
    た水を外部へ排出するポンプを配置した立軸プロ
    ペラ水車において、油潤滑軸受装置のオイルパン
    の天端を前記上側上カバの上側上カバ底板部及び
    内側上カバの内側上カバ底板部より所定の値だけ
    高い位置に設定し、前記内側上カバの内ポケツト
    部と内側上カバ底板部及び上側上カバ底板部の上
    部に形成される空間部とを連通させ、一方この空
    間部に上端が開口する排水パイプをステーベーン
    内に設けるとともにこの排水パイプの下端を外部
    に連通させたことを特徴とする立軸ポンプ水車。
JP1978163091U 1978-11-29 1978-11-29 Expired JPS6218708Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1978163091U JPS6218708Y2 (ja) 1978-11-29 1978-11-29

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JP1978163091U JPS6218708Y2 (ja) 1978-11-29 1978-11-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5583266U JPS5583266U (ja) 1980-06-09
JPS6218708Y2 true JPS6218708Y2 (ja) 1987-05-13

Family

ID=29159422

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JP1978163091U Expired JPS6218708Y2 (ja) 1978-11-29 1978-11-29

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5214146A (en) * 1975-07-10 1977-02-02 Hitachi Ltd Emergency safety drainage mechanism of the leakage water in the water wheel pit

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5214146A (en) * 1975-07-10 1977-02-02 Hitachi Ltd Emergency safety drainage mechanism of the leakage water in the water wheel pit

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5583266U (ja) 1980-06-09

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