JPS5943185B2 - 医療用赤外線電球 - Google Patents

医療用赤外線電球

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Publication number
JPS5943185B2
JPS5943185B2 JP10636276A JP10636276A JPS5943185B2 JP S5943185 B2 JPS5943185 B2 JP S5943185B2 JP 10636276 A JP10636276 A JP 10636276A JP 10636276 A JP10636276 A JP 10636276A JP S5943185 B2 JPS5943185 B2 JP S5943185B2
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JP
Japan
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light
infrared rays
illuminance
bulb
area
Prior art date
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Expired
Application number
JP10636276A
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English (en)
Other versions
JPS5331236A (en
Inventor
哲洋 鹿野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication of JPS5331236A publication Critical patent/JPS5331236A/ja
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  • Radiation-Therapy Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は患部に赤外線を照射するための医療用赤外線電
球に関する。
医療用として用いられている電球から輻射される電磁波
は可視光線は勿論のこと約0.57〜5.0ミクロンμ
の赤外線をも含んでいる。
この電磁波の内一般に医療効果に有効な波長域は0.7
〜1.5μで最も効果のあるのが1.1〜1.2μであ
る。上記医療用電球は第1図に示すように反射鏡を用い
た形状の外囲器により作られ、これによる上記赤外線の
比、エネルギー分布は第2図に示すように電球の軸を中
心にしてゆるい曲線状に分布しているのが普通である。
さて上記医療手段を最も効果的に行なうには、人体等の
皮膚に感じる温度が最適とねる。
即ち、医療用の電球を皮膚の患部に照射して気持ち良い
温たかさを感じる程度の温度が好条件となることである
。上記の最適条件を得るためには赤外線の比エネルギー
分布は第2図に示す分布では不可能であることが発見さ
れた。
即ち従来においては、患部に向けて赤外線を照射すれば
充分であるという概念から、時間制御等により、上記電
球を患部の皮膚に向けて照射をしていたが必要以外のと
ころを照射したり、また赤外線の照射は充分でないのに
皮膚が拒否反応を示す場合があつて好ましくない。これ
は次のことから推察される。即ち、上記電球においては
広範囲にわたつて赤外線が放射されるので患部を始めそ
の周囲全体が赤外線によつてほぼ一様に加熱されるので
特にその中心となる患部においては皮膚が熱のにげ場を
失なつてその部分が必要以上に過熱されることが原因で
あるものと推定される。従つて理想的には患部のみ局部
的に、赤外線を照射することが必要であるが、この場合
上記電球の構成ではその目的を達成することは不可能で
ある。即ち、赤外線の局部照射を行なう場合には照射不
必要部分には遮光板等を用いてその部分を遮光しなけれ
ばならないのでそのための部材が必要となるばかりか、
この遮光板に射突する赤外線を無駄に放出させていると
いう不都合があり省力上、極めて問題である。本発明者
は上記点に着目し、赤外線のエネルギー比を電球軸中心
部と周辺部とを特別の関係状態に規制することによつて
実用的で無駄のない医療用赤外線電球を提供する。
即ち効果を高めるために反射形曲面を有するガラスバル
ブを用いる。この反射形曲面は回転楕円面を多少変形し
この所定部分にフィラメントを封有してこのフィラメン
トから放出される照度がガラスバルブの一定距離におい
て中心部の放射照度が10〜50mW/CTILでこの
まわりを囲む周辺部の放射照度が5mW/CTIL以下
、1.1〜1.2μの赤外線の放出比が前記周辺部の放
射照度が中心部の放射照度の1/3以下となるように形
成することによつて所期の目的を充分に達成することが
可能となつた。以下本発明を図を参照して説明する。
ガラスバルブの反射面を回転楕面の一部を変形して形成
しこの反射面の所定位置に100V40Wで動作するフ
イラメントを架張してこのフイラメントから放射される
電磁波の一定距離における照射面の放射照度分布が第3
図に示すようにランプ軸Aを中心としてその最大照度が
経21mW/dで半径約10m77!の範囲内において
得られるようになつている。そして半径約10mmを越
えると照度が約3mW/dに急激に低下するようになり
、段階的になつている。一方また赤外線の1.1〜1.
2μの有効波長も上記と同様の照射面1こおける相対照
度分布は第4図に示すようにランプ軸Aを中心として半
径約10mmの範囲において最大となるように、その他
において(J急激に照度が約1/3以下に低下するよう
になつている。なお上記では反射面によつて上記電磁波
の放射照度分布を得たが反射面とレンズを組合せて構成
してもよい。以上の如く構成された本発明の電球は赤外
線電球を患部より使用照射距離だけ離して設置し、赤外
線を照射する。
このとき、中心部光と周辺部光の放射の強さは段階的に
異なつており、1.1〜1.2ミクロンの短波長側の赤
外線を集光させるため、わずかに残つている赤外線に近
い可視光も同様に集光させているから中心部光の照射さ
れた部分の輪郭が明確に視認できる。したがつて廚部に
のみ申心部光が照射されるように容易に照射位置調整が
できる。そして中心部光の照射される部分の照度は21
mW/C!ILに設定されており、この照度は人体に最
も快い温感を与え医療効果を高めるものである。なお、
人体に快い温感を与える照度は気温、又は患部の部位に
よつて異なるもので10〜50mW/CIiLの範囲内
であれば快い温感を与えるものである。また医療効果の
最も高い1,1〜1.2μの波長の赤外線の照度分布は
第4図に示す如く中心部光の照射される部分すなわち患
部の照度に対しその周辺部の照度はエネルギ比で1/3
以下であり、これ以下であれば想部周囲に照射される赤
外線による不具合がないものである。したがつて従来の
如く患部周囲を布等で覆う必要(まない。上述の如く本
発明は光軸に対する所定角度範囲内に放射される中心部
光の放射の強さが上記所定角度範囲外に放射される周辺
部光の放射の強さより非連続的に強く、これら光が使用
照射距離に置かれた被照射面に照射されたとき上記中心
部光による上記被照射面の照度が10〜50mW/d、
上記周辺部光による被照射面の照度が5mW/Crlt
以下であり、かつ1.1〜1.2μの波長の赤外線にお
ける上記周辺部光の放射の強さが上記中心部光の放射の
強さの1/3以下にしたものである。したがつて中心部
光の照射される部分が明確に視認でき、この部分を患部
に合せることが容易である。そしてこの中心部光の照射
される患部には快適な温感を与えるような10〜50m
W/Critの照度にあらかじめ設定されているから、
使用時には単fこ患部と電球との距離をあらかじめ定め
られた距離に設定するだけでよく、操作が簡単である。
上記のようlこして構成された本発明医療用赤外線電球
においては、ランプ軸土の中心部においては治療作用の
大きい1。1〜1.2μの波長の赤外線が多量に放射さ
れるので、充分な局部的治療が可能となり、しかも電球
内のフイラメントから放出される赤外線のほとんどを集
中して有効に用いることが出米るので従来のように無駄
1こ放出させることがなくなり、例えば100/110
V−125Wの電球を用いた場合と同様の治療効果を約
1/3の100/110V−40Wの電球で充分になし
得ることが可能となつて電力の消費量を軽減することが
出来る。
上記のように治療効果を同一として電球のフイラ′ント
の電力Wを小さくすることが出来るのでこのフイラメン
トを包囲するバルブを小さくすることが可能となりその
分だけ材料が少なくてすみ安価に出来るという特徴を有
する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し第1図は電球の側面図、
第2図は従来の電球の照度分布を示すグラフ、第3図お
よび第4図}言本発明の電球の照度分布を示す説明図で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 光軸に対する所定角度範囲内に放射される中心部光
    の放射の強さが上記所定角度範囲外に放射される周辺部
    光の放射の強さより非連続的に強く、これら光が使用照
    射距離に置かれた被照射面に照射されたとき上記中心部
    光による上記被照射面の照度が10〜50mW/cm^
    2、上記周辺部光により被照射面の照度が5mW/cm
    ^2以下であり、かつ1.1〜1.2μの波長の赤外線
    における上記周辺部光の放射の強さが上記中心部光の放
    射の強さの1/3以下であることを特徴とする医療用赤
    外線電球。
JP10636276A 1976-09-06 1976-09-06 医療用赤外線電球 Expired JPS5943185B2 (ja)

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JPS5331236A JPS5331236A (en) 1978-03-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60106773U (ja) * 1983-12-26 1985-07-20 ぺんてる株式会社 水性筆記具

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JPS60193475A (ja) * 1984-03-13 1985-10-01 エーザイ株式会社 赤外線照射装置
US4816694A (en) * 1985-08-15 1989-03-28 Sanders Associates, Inc. Radiation system

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JPS60106773U (ja) * 1983-12-26 1985-07-20 ぺんてる株式会社 水性筆記具

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JPS5331236A (en) 1978-03-24

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