JPS5943089Y2 - 縦型ふすま張り装置 - Google Patents
縦型ふすま張り装置Info
- Publication number
- JPS5943089Y2 JPS5943089Y2 JP11113981U JP11113981U JPS5943089Y2 JP S5943089 Y2 JPS5943089 Y2 JP S5943089Y2 JP 11113981 U JP11113981 U JP 11113981U JP 11113981 U JP11113981 U JP 11113981U JP S5943089 Y2 JPS5943089 Y2 JP S5943089Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- sliding
- fusuma
- plate
- support plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
- Workshop Equipment, Work Benches, Supports, Or Storage Means (AREA)
- Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、ふすま枠を垂直に支持する縦型ふすま張り
装置に関するものである。
装置に関するものである。
従来のふすま張り装置は、ふすま枠を水平に支持し、ふ
すま粋にのり等の接着剤をブラシ等で塗布した後、ふす
ま紙を張り付ける横型のものである。
すま粋にのり等の接着剤をブラシ等で塗布した後、ふす
ま紙を張り付ける横型のものである。
この横型ふすま張り装置は、ふすま枠に接着剤を塗布す
る際、1箇所に停って塗布しようとしてもふすま枠金体
にブラシ等が届かないので、ふすま枠の長手方向に沿っ
て移動して塗布しなければならず、接着剤塗布作業に手
間を要するという問題がある。
る際、1箇所に停って塗布しようとしてもふすま枠金体
にブラシ等が届かないので、ふすま枠の長手方向に沿っ
て移動して塗布しなければならず、接着剤塗布作業に手
間を要するという問題がある。
また、ふすま枠に塗布した接着剤は落下してふすま張り
機に付着するが、ふすま枠が水平に支持されているため
、接着剤の落下面積が広く接着剤の除去作業が非常に煩
わしい。
機に付着するが、ふすま枠が水平に支持されているため
、接着剤の落下面積が広く接着剤の除去作業が非常に煩
わしい。
さらに、ふすま枠にふすま紙を張り付ける際も、接着剤
塗布作業と同様に、ふすま枠金体に手が届かず、−人で
ふすま紙を張り付けることは非常に困難である。
塗布作業と同様に、ふすま枠金体に手が届かず、−人で
ふすま紙を張り付けることは非常に困難である。
この考案は、以上の事情に鑑みなされたもので、ふすま
枠を垂直に支持することにより、接着剤の塗布作業、接
着剤の除去作業及びふすま紙の張付は作業が容易に行な
える縦型ふすま張り装置を提供することを目的とする。
枠を垂直に支持することにより、接着剤の塗布作業、接
着剤の除去作業及びふすま紙の張付は作業が容易に行な
える縦型ふすま張り装置を提供することを目的とする。
以下、この考案を添付図面に示す実施例に基づいて説明
する。
する。
図示のように、四隅に脚1を設けた基台2には、下部が
上部より僅かに前方に位置するように傾斜した支持枠3
が立設されている。
上部より僅かに前方に位置するように傾斜した支持枠3
が立設されている。
この支持枠3の前方にはほぼ中央に孔4を形成した板材
5が固定されている。
5が固定されている。
上記孔4には真空ポンプのように気体を吸引するバキュ
ーム装置(図示省略)がバイブロを介して接続される。
ーム装置(図示省略)がバイブロを介して接続される。
上記板材5のほぼ中央部には、ふすま枠Tを支持する支
持板8が四隅を取付具9によって板材5に接近、離反可
能に取付けられている。
持板8が四隅を取付具9によって板材5に接近、離反可
能に取付けられている。
この取付具9は、先端にフランジ10を形成した軸11
を支持板8から突出して設け、この軸11を板材5に設
けた段付穴12に離脱不能かつ軸方向に可動可能に挿着
し、板材5と支持板8間の軸11にバネ13を挿入する
ことにより、支持板8を板材5と離反するよう押圧し、
支持板8に板材5方尚の力を作用させると支持板8は板
材5に接近する。
を支持板8から突出して設け、この軸11を板材5に設
けた段付穴12に離脱不能かつ軸方向に可動可能に挿着
し、板材5と支持板8間の軸11にバネ13を挿入する
ことにより、支持板8を板材5と離反するよう押圧し、
支持板8に板材5方尚の力を作用させると支持板8は板
材5に接近する。
また、上記支持板8の外側には額縁状の第1フレーム1
4が支持板8を囲んで取付けられ、第1フレーム14の
上端面にはゴム等の弾性シート15が固定され、この弾
性シート15の上端面は支持板8の上端面より低い。
4が支持板8を囲んで取付けられ、第1フレーム14の
上端面にはゴム等の弾性シート15が固定され、この弾
性シート15の上端面は支持板8の上端面より低い。
なお、上記支持板8は下部に取付けたビン、ボルト等の
突起16にふすま枠7を係止して支持する。
突起16にふすま枠7を係止して支持する。
上記板材5の右或いは左端部には、蓋体17が開閉自在
に蝶設されている。
に蝶設されている。
この蓋体17の内面には上記支持板8の第1フレーム1
4に対向する額縁状の第2フレーム18が固定され、こ
のフレーム18を被覆する伸縮自在なゴム等の7−1部
材19がフレーム18の外側で蓋体17に固定されてい
る。
4に対向する額縁状の第2フレーム18が固定され、こ
のフレーム18を被覆する伸縮自在なゴム等の7−1部
材19がフレーム18の外側で蓋体17に固定されてい
る。
なお、このシート部材19は上記支持板8よりも広く形
成されている。
成されている。
上記板材5と蓋体17には蓋体11を閉じたときに蓋体
17を板材5にロック状態とするロック機構20が設け
られている。
17を板材5にロック状態とするロック機構20が設け
られている。
このロック機構20は、先端に半径方向に突出するビン
21を固定した回動軸22を板材5に支持し、ビン21
が水平方向になるよう回動軸22を回動させたときのみ
回動軸22のビン21が挿通するスリット23を形成し
た係合部材24を蓋体に設け、上記スリット23に回動
軸22のビン21を挿通した後、回動軸22を適当に回
動するとロック状態となり、蓋体1Tは開かない。
21を固定した回動軸22を板材5に支持し、ビン21
が水平方向になるよう回動軸22を回動させたときのみ
回動軸22のビン21が挿通するスリット23を形成し
た係合部材24を蓋体に設け、上記スリット23に回動
軸22のビン21を挿通した後、回動軸22を適当に回
動するとロック状態となり、蓋体1Tは開かない。
また、上記回動軸22を軸方向に可動可能に取付け、板
材5に設けたシリンダ25の軸に回動軸22を固定し、
回動軸22をシリンダ25を板材5方向へ引張ることに
より、板材50弾性シート15と蓋体17のシート部材
19がより強固に密閉状態となるようにしてもよい。
材5に設けたシリンダ25の軸に回動軸22を固定し、
回動軸22をシリンダ25を板材5方向へ引張ることに
より、板材50弾性シート15と蓋体17のシート部材
19がより強固に密閉状態となるようにしてもよい。
また、上記支持板8には、ふすま枠7を支持した際にふ
すま枠7の外側に位置するよう複数の孔26、・・・が
形成されている。
すま枠7の外側に位置するよう複数の孔26、・・・が
形成されている。
この考案は、以上の構成であり、次にその使用方法を述
べる。
べる。
まず、蓋体11を開き、支持板8の突起16にふすま枠
Tを係止することにより、支持板8にふすま枠7が支持
される。
Tを係止することにより、支持板8にふすま枠7が支持
される。
このふすま枠1にブラシ等で接着剤を塗布した後、ふす
ま紙37をしわがなるべく生じないように張り付ける。
ま紙37をしわがなるべく生じないように張り付ける。
この後、蓋体17を閉じてロック機構20をロック状態
にすると、蓋体11のシート部材19が第2フレーム1
8によって板材5に設けた第1フレーム140弾性シー
ト15に押圧されるので、弾性シート15とシート部材
19は密に当接し、板材5、第1フレーム14及び7一
ト部材19で囲まれた空間28は密閉状となる。
にすると、蓋体11のシート部材19が第2フレーム1
8によって板材5に設けた第1フレーム140弾性シー
ト15に押圧されるので、弾性シート15とシート部材
19は密に当接し、板材5、第1フレーム14及び7一
ト部材19で囲まれた空間28は密閉状となる。
次に、シリンダ25を作動させることにより、弾性シー
ト15とシート部材19をより強固に密接させた後、バ
キューム装置を作動すると、空間28のエアがバキュー
ム装置に吸引され、空間28が次第に真空状態となる。
ト15とシート部材19をより強固に密接させた後、バ
キューム装置を作動すると、空間28のエアがバキュー
ム装置に吸引され、空間28が次第に真空状態となる。
このように空間28が真空状態になると、シート部材1
9が伸縮性を有するため、シート部材19が板材5の方
へ吸引されて伸長する。
9が伸縮性を有するため、シート部材19が板材5の方
へ吸引されて伸長する。
上記シート部材19はふすま紙27に密着しているため
、シート部材19が伸長すると、シート部材19とふす
ま紙27の摩擦力によってふすま紙27にはふすま紙2
7の中心から放射状の力が作用し、ふすま紙27は十分
に緊張するので、ふすま枠7にふすま紙2Tはきれいに
かつ確実に張り付けられる。
、シート部材19が伸長すると、シート部材19とふす
ま紙27の摩擦力によってふすま紙27にはふすま紙2
7の中心から放射状の力が作用し、ふすま紙27は十分
に緊張するので、ふすま枠7にふすま紙2Tはきれいに
かつ確実に張り付けられる。
また、上記支持板8に形成した孔26によって、ふすま
紙27は、第4図の鎖線で示すように、ふすま枠Iの縁
に沿って折り曲げられる。
紙27は、第4図の鎖線で示すように、ふすま枠Iの縁
に沿って折り曲げられる。
なお、上記シリンダ25は取付けなくてもよく、またシ
リンダ25に代えてねじ等によって強固に締め付けるよ
うにしてもよい。
リンダ25に代えてねじ等によって強固に締め付けるよ
うにしてもよい。
この考案は、以上のように、ふすま枠を垂直に支持して
いるため、接着剤を塗布する場合でもほぼ1箇所に止ま
った状態でふすま枠金体にブラシ等が届くため、従来の
横型ふすま張り機のようにふすま枠長子方向に移動しな
くてもよいので、接着剤塗布作業が容易に行なえる。
いるため、接着剤を塗布する場合でもほぼ1箇所に止ま
った状態でふすま枠金体にブラシ等が届くため、従来の
横型ふすま張り機のようにふすま枠長子方向に移動しな
くてもよいので、接着剤塗布作業が容易に行なえる。
また、ふすま枠が垂直に支持されているため、ふすま枠
に余分に塗布した接着剤はふすま枠の下縁から落下し、
その落下範囲は非常に狭いので、落下してこの考案装置
に付着した接着剤の除去作業も容易となる。
に余分に塗布した接着剤はふすま枠の下縁から落下し、
その落下範囲は非常に狭いので、落下してこの考案装置
に付着した接着剤の除去作業も容易となる。
さらに、ふすま枠にふすま紙を張り付ける場合は、ふす
ま枠が垂直に支持されているためふすま枠金体に手が届
くので、−人でも簡単にふすま紙を張ることができる。
ま枠が垂直に支持されているためふすま枠金体に手が届
くので、−人でも簡単にふすま紙を張ることができる。
第1図はこの考案の一例を示す斜視図、第2図は第1図
のX−X線断面図、第3図は第2図のY−Y線断面図、
第4図は第2図の要部拡大図である。 1・・・・・・脚、2・・・・・・基台、3・・・・・
・支持枠、4・・・・・・孔、5・・・・・・板材、6
・・・・・・パイプ、I・・・・・・ふすま枠、8・・
・・・・支持板、9・・・・・・取付具、10・・・・
・・フ2/ジ、11・・・・・・軸、12・・・・・・
段付穴、13・・・・・・バネ、14・・・・・・7レ
ーム、15・・・・・・弾性シート、16・・・・・・
突起、17・・・・・・蓋体、18・・・・・・フレー
ム、19・・・・・・シート部材、20・・・・・・ロ
ック機構、21・・・・・・ビン、22・・・・・・回
動軸、23・・・・・・スリット、24・・・・・係合
部材、25・・・・・・シリンダ、26・・・・・・孔
、27・・・・・・ふすま紙、 28・・・・・・空間。
のX−X線断面図、第3図は第2図のY−Y線断面図、
第4図は第2図の要部拡大図である。 1・・・・・・脚、2・・・・・・基台、3・・・・・
・支持枠、4・・・・・・孔、5・・・・・・板材、6
・・・・・・パイプ、I・・・・・・ふすま枠、8・・
・・・・支持板、9・・・・・・取付具、10・・・・
・・フ2/ジ、11・・・・・・軸、12・・・・・・
段付穴、13・・・・・・バネ、14・・・・・・7レ
ーム、15・・・・・・弾性シート、16・・・・・・
突起、17・・・・・・蓋体、18・・・・・・フレー
ム、19・・・・・・シート部材、20・・・・・・ロ
ック機構、21・・・・・・ビン、22・・・・・・回
動軸、23・・・・・・スリット、24・・・・・係合
部材、25・・・・・・シリンダ、26・・・・・・孔
、27・・・・・・ふすま紙、 28・・・・・・空間。
Claims (1)
- 任意位置にバキューム装置を接続する孔を形成した板材
を立設し、この板材の略中央部にふすま枠を支持する支
持板を設けると共にこの支持板の外側に額縁状の第1フ
レームを設け、上記板材に開閉自在に蓋体を取付け、こ
の蓋体の内面に上記第1フレームに対向する第2フレー
ムを設けると共にこの第2フレームを被覆する伸縮自在
なシート部材を第2フレームの外側で蓋体に固定したこ
とを特徴とする縦型ふすま張り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11113981U JPS5943089Y2 (ja) | 1981-07-23 | 1981-07-23 | 縦型ふすま張り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11113981U JPS5943089Y2 (ja) | 1981-07-23 | 1981-07-23 | 縦型ふすま張り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5817986U JPS5817986U (ja) | 1983-02-03 |
JPS5943089Y2 true JPS5943089Y2 (ja) | 1984-12-19 |
Family
ID=29905475
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11113981U Expired JPS5943089Y2 (ja) | 1981-07-23 | 1981-07-23 | 縦型ふすま張り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5943089Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6135745U (ja) * | 1984-07-31 | 1986-03-05 | 株式会社 吉村機械 | 襖表張機 |
JPS62102088U (ja) * | 1985-12-17 | 1987-06-29 |
-
1981
- 1981-07-23 JP JP11113981U patent/JPS5943089Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5817986U (ja) | 1983-02-03 |
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