JPH0420619Y2 - - Google Patents

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JPH0420619Y2
JPH0420619Y2 JP1989067270U JP6727089U JPH0420619Y2 JP H0420619 Y2 JPH0420619 Y2 JP H0420619Y2 JP 1989067270 U JP1989067270 U JP 1989067270U JP 6727089 U JP6727089 U JP 6727089U JP H0420619 Y2 JPH0420619 Y2 JP H0420619Y2
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JP
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rubber sheet
pipe
glass plate
pasting
hole
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JP1989067270U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は写真、印刷物、絵画、書画等の被貼付
物を台紙、パネル、額等に貼付するための装置に
関するものである。
(ロ) 従来技術 従来の貼付装置は第4図に示すように、ゴムシ
ート1とガラス板2と真空ポンプPからなり、前
記ゴムシート1の縁部上にはリブ(パツキン)1
aが設けられ、該リブ1aに囲まれた中の一部に
排出孔1bが開口され、該排出孔1bと真空ポン
プPが連通された構成であつたのである。
よつて、この貼付機のゴムシート1上に台紙
9、糊13、被貼付物3、保護シート8からなる
貼付物Aを載せ、ガラス板2にて蓋をして真空ポ
ンプPを作動させれば、ゴムシート1とガラス板
2内の空気が排気されて、第5図に示すようにゴ
ムシート1はガラス板2側に吸い寄せられて、被
貼付物3が台紙1に密着されシワがよることなく
密着貼付される構成となつていたのである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、上記の貼付機を用いた場合において、
被貼付物が油絵等の表面に凹凸を有するものや、
貼り付ける側が額やパネル等の場合には、貼付物
上に空間ができてしまいうまく張り付けることが
できないのである。このような場合、従来ではス
ポンジ等を貼付物の上に載せて貼付物が密着され
るようにしていたのであるが、このスポンジは貼
付物や額、パネルの大きさの厚さに合わせる必要
があり、貼付物が異なるたびに交換する必要もあ
つたのである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案は平面的な貼付物の場合には従来のまま
使用でき、凹凸の有する場合にはスポンジを必要
とせずきれいに貼付できるように次のように構成
したのである。
即ち、リブ1aを有するゴムシート1とガラス
板2の間に貼付物Aを収納し、該ゴムシート1と
ガラス板2の間の空気を排出することにより密着
貼付を行う貼付機において、ガラス板2上に給入
孔2aを開口し、該給入孔2aに給入パイプ7を
連通し、他方、ゴムシート1上に排出孔1bを開
口して排出パイプ6を介して真空パイプPと連通
し、該真空パイプPに連通した排出側パイプ10
と前記給入パイプ7に三方向切換バルブ11を連
通すると共に、ゴムシート1とガラス板2との間
に軟性樹脂シート5を介装したものである。
(ホ) 実施例 本考案の目的は以上の如くであり、添付の図面
に示した実施例の構成を説明すると。
第1図は本考案の貼付機斜視図、第2図は同じ
く側面断面図である。
本考案の貼付機は従来のまま使用できることを
考慮にいれて、ゴムシート1と真空ポンプPは従
来と同じであり、ゴムシート1の周囲縁部上には
リブ(パツキン)1aが設けられ、該リブ1aの
高さは額等が納まる高さとし、該リブ1a内の一
部に排出孔1bが開口され、該排出孔1bに排出
パイプ6を連通し、該排出パイプ6の他端は真空
ポンプPと連通されている。
ガラス板2はガラスに限定されることなく透明
の樹脂板等であればよく、該ガラス板2上には給
入孔2aが開口されている。該給入孔2aの直径
は数mmの大きさであり、給入孔2aに給入パイプ
7と連通している。但し、給入孔2aの位置はゴ
ムシート1と合わせた時にリブ1a内に位置する
ようにしてある。
前記給入パイプ7の他端は三方向切換バルブ1
1と連通され、該三方向切換バルブ11には前記
真空ポンプPと連通した排出側パイプ10及び排
気パイプ12が連通されている。該三方向切換バ
ルブ11はレバー11aを回動することにより、
真空ポンプPからの排気を給入パイプ7へ送るこ
とと排気パイプ12へ送ることを切り換え可能と
している。
そして、ゴムシート1よりやや大きいビニール
等よりなる軟性樹脂シート5をゴムシート1上に
被せ、ガラス板2で挟む構成としている。
(ヘ) 考案の作用 このような構成において、凹凸の有する貼付物
Aの貼付作業をした場合、リブ1aに囲まれたゴ
ムシート1上に額4、糊13を塗つた台紙9、被
貼付物3(この時糊13のはみ出しからガラス板
を保護する保護シート9を貼付物A上に被せると
よい)を載せ、更に、軟性樹脂シート5をゴムシ
ート1上に被せてガラス板2を載せ、軟性樹脂シ
ート5をピンと張つた状態で真空ポンプPを作動
させると、ゴムシート1と軟性樹脂シート5の間
の空気が抜かれ、その排出された空気は排出側パ
イプ10、切換バルブ11、給入パイプ7、給入
孔2aよりガラス板2と軟性樹脂シート5の間に
吐出され、軟性樹脂シート5がゴムシート1側に
密着され、被貼付物3は台紙9にピツタリきれい
に密着貼付されるのである。
なお、この場合において給入パイプ7を用いな
いでガラス板2と軟性樹脂シート5の間へ自然吸
気する構成とすることも考えられるが、ゴムシー
ト1と軟性樹脂シート5の間の空気を排出する量
に比し、給入孔2aからの給入が格段に小さいた
め軟性樹脂シート5がゴムシート1側へうまく密
着しないので、強制給入が必要となるのである。
また、給入孔2aを大きくすることも考えられる
が、大量の空気を給入する位の大きな孔とすれば
栓をすることが不可能となり、平面的な物を貼付
する場合には貼付面積が小さくなるという不具合
が生じてくるのである。
また、平面的な被貼付物3を貼付する場合には
レバー11aを回動し、給入孔2aに栓をして1
2より排気させ、軟性樹脂シート5を用いずにゴ
ムシート1上に貼付物Aを載せ、真空ポンプPを
作動させれば、従来の真空貼付機による貼付作業
となり、第5図に示すようになり、ゴムシート1
とガラス板2の間の空気は排気パイプ12から大
気中へ排出されて貼付が行えるのである。
(ト) 考案の効果 以上のような構成・作用により、本考案は次の
ような効果が得られるのである。
即ち、従来の貼付機におけるガラス板に給入孔
を開口し、三方向切換バルブと軟性樹脂シートを
付加するだけの簡単な構成で凹凸の有する貼付物
に使用できるようになり、また、バルブを切り換
えるだけで従来と同様に平面的な貼付物にも使用
でき、あらゆる貼付物に対して使用できるように
なつたのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の貼付機斜視図、第2図は同じ
く側面断面図、第3図は同じく排気作動状態を示
す側面断面図、第4図は従来の貼付機側面断面
図、第5図は同じく作動状態を示す側面断面図で
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リブ1aを有するゴムシート1とガラス板2の
    間に貼付物Aを収納し、該ゴムシート1とガラス
    板2の間の空気を排出することにより密着貼付を
    行う貼付機において、ガラス板2上に給入孔2a
    を開口し、該給入孔2aに給入パイプ7を連通
    し、他方、ゴムシート1上に排出孔1bを開口し
    て排出パイプ6を介して真空パイプPと連通し、
    該真空パイプPに連通した排出側パイプ10と前
    記給入パイプ7に三方向切換バルブ11を連通す
    ると共に、ゴムシート1とガラス板2との間に軟
    性樹脂シート5を介装したことを特徴とする真空
    貼付機。
JP1989067270U 1989-06-08 1989-06-08 Expired JPH0420619Y2 (ja)

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JP1989067270U JPH0420619Y2 (ja) 1989-06-08 1989-06-08

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JPH036985U JPH036985U (ja) 1991-01-23
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ID=31600698

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JP4934877B2 (ja) * 2006-08-17 2012-05-23 悦子 鈴木 小動物の侵入防止設備

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4811082U (ja) * 1971-06-19 1973-02-07

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