JPH04133773U - 吸着盤付き鏡 - Google Patents

吸着盤付き鏡

Info

Publication number
JPH04133773U
JPH04133773U JP4904291U JP4904291U JPH04133773U JP H04133773 U JPH04133773 U JP H04133773U JP 4904291 U JP4904291 U JP 4904291U JP 4904291 U JP4904291 U JP 4904291U JP H04133773 U JPH04133773 U JP H04133773U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction cup
bracket
mirror
cam
clamp lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4904291U
Other languages
English (en)
Inventor
保孝 山村
Original Assignee
株式会社ヤマムラ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ヤマムラ filed Critical 株式会社ヤマムラ
Priority to JP4904291U priority Critical patent/JPH04133773U/ja
Publication of JPH04133773U publication Critical patent/JPH04133773U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
  • Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 鏡本体の裏側に支持軸を介して取り付けた吸
着盤を、クランクレバーによって鏡側に牽引し、取付け
面との間に強制的に負圧を生じさせて、鏡を固定する吸
着力を強化する。 【構成】 容器本体と吸着盤との間にカムを備えたクラ
ンクレバーと、該レバーの支点軸を長孔形の軸孔に軸受
するブラケットと、吸着盤と一体の連結部とを備え、ク
ランクレバーの回転操作に伴ってブラケット内に生じる
カムのリフトによって、連結部を牽引して、吸着盤の裏
面の負圧を強制的に生じさせる。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
【0001】 この考案は、鏡本体の裏側に設けた支持軸の先端に、壁面等に吸着する吸着盤 を取り付けた吸着盤付き鏡に関する。
【従来の技術】
【0002】 従来のこの種の鏡には、例えば、実開昭62ー19347号公報のように、鏡 本体の裏側に取り付け用の枠体を設けてこの枠体に吸着盤を固定したものと、実 開昭64ー47261号公報のように、鏡本体と吸着盤をフレキシブルな支持軸 で連結したものとがある。
【考案が解決しようとする課題】
【0003】 上記従来の鏡に付設されている吸着盤は、いずれもその取り付けに際して、笠 形の吸着盤を壁等の取付け面に強く圧接して、その後に生ずる吸着盤の復元力に よって、その裏面と取付け面との間に負圧を形成するようにしていた。
【0004】 そのために、鏡を支持する吸着力が弱く、それを補うためには複数の吸着盤を 備える必要があり、取り付けを煩瑣にするとともに、コスト高になるという欠点 があった。
【0005】 このような欠点を除去するため従来の吸着盤には、裏面に両面接着シートを貼 付するなどして吸着盤の保持力を高めるようにしているが、鏡を取り外し難くし 、貼付跡が残るなどの欠点があり、着脱が容易で、かつ、吸着力の強い吸着盤付 きの鏡を開発することがこの種の製品において解決すべき課題となっていた。
【課題を解決するための手段】
【0006】 そこで本考案は、鏡本体の裏側に設けた支持軸の先端に、壁面等に吸着する吸 着盤を取り付けた吸着盤付き鏡において、前記吸着盤に立設した連結部を、前記 支持軸に一体に設けたブラケットに嵌合し、この連結部に設けた軸孔と、ブラケ ットに嵌合方向に沿って長く設けた軸孔とに連通させてクランプレバーの支点軸 を挿通し、このクランプレバーの回転面に、上記ブラケットの底部と圧接するカ ムを設け、該クランプレバーの回転によりカムを上記ブラケットの底部に圧接さ せることによって、上記吸着盤の裏面に負圧を強制的に生じさせるように構成し たことを特徴とする吸着盤付き鏡を提供するものである。
【作用】
【0007】 上記のようにして吸着盤側の連結部と支持軸側のブラケットとの間にクランプ レバーを介設した本考案鏡は、取付け面に吸着盤を圧接させつつクランプレバー を回転操作して、ブラケットの底部にカムを圧接させると、ブラケットに沿って 吸着盤に立設した連結部が取付け面から離間する方向に牽引されて、吸着盤の裏 面に強制的に強大な負圧を形成し、強い吸着力を生じさせる。
【0008】 そして、クランプレバーを逆回転操作すれば、上記の牽引が解除されるので、 吸着面からの取り外しは、比較的に小さな力でできる。
【0009】 また、本考案において、前記鏡本体は、表面に防曇フィルムを貼付した曇り止 め加工を施してあり、前記支持軸と鏡本体との連結部は、球体を球面軸受に嵌合 させてなるユニバーサルジョイントに構成し、前記ブラケットと吸着盤との間に は、前記連結部を挿通させてブラケットを裏面から支承するプラスチック製の笠 形カバーを介在させたものは、鏡面が曇り止めされていて、鏡の向きを自在に変 えることができ、吸着時のブラケットが安定よくカバーに支承され、かつ、吸着 盤の周縁が該笠形カバーの周縁で取付け面に圧接して、より一層吸着力を増すこ とになり、特に浴槽等があって取付け面が湿気で結露し易い場所などに好適する 。
【実施例】
【0010】 以下に本考案の実施例を図面について説明する。 図において、1は鏡板2の表面に透明の防曇フィルム3を貼付し、背面側に碗 形のフレーム4を嵌め、周縁を、環状に接着した塩ビ製縁具5と、その継ぎ目に 止着した覆い具6とでカバーした鏡本体、7は鏡本体1の裏面に嵌め込んだ球面 軸受8に球体9を嵌合したユニバーサルジョイントを介して一体に連結した支持 軸、10は支持軸7の他端に一体形成した箱形のブラケット、11は軟質の塩ビ 製吸着盤、12は上端に軸孔13を横に貫通させて吸着盤11の上面に立設した 角棒形の連結部、14は連結部13を挿通させて吸着盤11の上面に重ね合わさ れる笠形のプラスチック製カバー、15は連結部12の上部を中空の内部に嵌合 して、ブラケット10の開放された一側面から嵌合したクランプレバー、16は 連結部12の軸孔13に連通するように、該クランプレバー15と、ブラケット 10とに設けた軸孔17,18を貫通するクランプレバー15の支点軸、21は 支点軸キャップ、19はこのクランプレバー15の回転面に、ブラケット10の 底部20と圧接するように設けたカムである。
【0011】 上記ブラケット10の軸孔18は、吸着盤11の連結部12との嵌合方向に沿 って長い長円形に穿孔されていて、クランプレバー15のカム19に設定した リフトに対応する該レバー15の支点軸16の上昇を許容している。
【0012】 次に上記のように構成した実施例の使用を図3により説明すると、吸着盤11 を取付け面Wに押し付けながらクランプレバー15を図2の位置から回転させる とカム19がブラケット10の底部20と圧接するのに従って吸着盤11の連結 部12がクランプレバー15の支点軸16の上昇とともにブラケット10内を上 昇し、吸着盤11は取付け面Wに押し付けられながらその上部を上記連結部12 を介してクランプレバー15に牽引され、裏面に強力な負圧を生ずる。 なお、取り付けに際して、吸着盤11を取付け面Wに押し付けて、仮に吸着し た後にクランプレバー15による本締めを行うようにすることもできる。
【0013】 次に取り外すときは、クランプレバー15を逆回転すれば、吸着盤11の牽引 を開放することができるので、その後は通常の吸着盤付き鏡の場合と同様な剥が し操作をする。
【0014】 なお、図中22は取付け面がクロス等の粗面の場合に貼り付けて、その表面に 吸着盤を吸着させるように用いる接着剤付き補助シートである。
【考案の効果】
【0015】 前記のように構成し、上記のように用いられるようにした本考案によれば、簡 単なクランプレバーの回転操作により、吸着盤と取付け面との間に強力な負圧を 強制的に生じさせて、吸着盤付き鏡を取付け面に強固に固定することができる。 また取り外しも簡単にできて跡を残さない等の実用的効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の実施例の一部切欠分解斜視図
【図2】図2は実施例の組み立て状態を示す一部切欠立
面図
【図3】図3は実施例を取付けた状態を示す一部切欠立
面図
【符号の説明】
1 鏡本体 2 鏡板 3 防曇フィルム 4 フレーム 5 縁具 6 覆い具 7 支持軸 8 球面軸受 9 球体 10 ブラケット 11 吸着盤 12 連結部 13 軸孔 14 カバー 15 クランプレバー 16 支点軸 17 軸孔 18 軸孔 19 カム 20 底部 21 支点軸キャップ 22 補助シート W 取付け面

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鏡本体1の裏側に設けた支持軸7の先端
    に、壁面等に吸着する吸着盤11を取り付けた吸着盤付
    き鏡において、前記吸着盤11に立設した連結部12
    を、前記支持軸7に一体に設けたブラケット10に嵌合
    し、この連結部12に設けた軸孔13と、ブラケット1
    0に嵌合方向に沿って長く設けた軸孔18とに連通させ
    てクランプレバー15の支点軸16を挿通し、このクラ
    ンプレバー15の回転面に、上記ブラケット10の底部
    20と圧接するカム19を設け、該クランプレバー15
    の回転によりカム19をブラケット10の底部20に圧
    接させることによって、上記吸着盤11の裏面に負圧を
    強制的に生じさせるように構成したことを特徴とする吸
    着盤付き鏡。
  2. 【請求項2】 前記鏡本体1は、表面に防曇フィルム3
    を貼付した曇り止め加工を施してあり、前記支持軸7と
    鏡本体1との連結部は、球体9を球面軸受8に嵌合させ
    てなるユニバーサルジョイントに構成し、前記ブラケッ
    ト10と吸着盤11との間には、前記連結部12を挿通
    させてブラケット10を裏面から支承するプラスチック
    製の笠形カバー14を介在させたことを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の吸着盤付き鏡。
JP4904291U 1991-05-29 1991-05-29 吸着盤付き鏡 Pending JPH04133773U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4904291U JPH04133773U (ja) 1991-05-29 1991-05-29 吸着盤付き鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4904291U JPH04133773U (ja) 1991-05-29 1991-05-29 吸着盤付き鏡

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04133773U true JPH04133773U (ja) 1992-12-11

Family

ID=31927282

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4904291U Pending JPH04133773U (ja) 1991-05-29 1991-05-29 吸着盤付き鏡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04133773U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001062627A (ja) * 1999-08-10 2001-03-13 Sb Power Tool Co 往復動ノコギリ用のブレードクランプ
EP1921330A3 (en) * 2006-11-10 2009-10-07 Sony Corporation Suction cup device
JP2012075751A (ja) * 2010-10-04 2012-04-19 Uchiyama Sangyo:Kk 転倒防止具
JP2014016416A (ja) * 2012-07-06 2014-01-30 Edakin:Kk 内照式ポスター掲示装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001062627A (ja) * 1999-08-10 2001-03-13 Sb Power Tool Co 往復動ノコギリ用のブレードクランプ
EP1921330A3 (en) * 2006-11-10 2009-10-07 Sony Corporation Suction cup device
JP2012075751A (ja) * 2010-10-04 2012-04-19 Uchiyama Sangyo:Kk 転倒防止具
JP2014016416A (ja) * 2012-07-06 2014-01-30 Edakin:Kk 内照式ポスター掲示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04133773U (ja) 吸着盤付き鏡
EP1411253B1 (en) An adhesive sheet type holding device for mounting onto a wall
JP3014841U (ja) 吸着具
GB2247910A (en) Means for fastening a utensil to a vertical surface
JP2002166382A (ja) 吸着具
JP3023330U (ja) 簡易把手
JPH03103904U (ja)
JPH0139931Y2 (ja)
JPH09151930A (ja) フイルムシート接着保持具
JPH0142519Y2 (ja)
KR870001314Y1 (ko) 대칭형 부착구
JPS6299525U (ja)
JPS63135272U (ja)
JPS6343U (ja)
JPS6315903Y2 (ja)
JPS634816Y2 (ja)
JPH022635Y2 (ja)
JPH0718100U (ja) カメラ用簡易支持補助具
JPH01124162U (ja)
JPH0390255U (ja)
JPS632609U (ja)
JPS6367371U (ja)
JPH04118813U (ja) 自動車ガラスカバー
JPH0734216U (ja) 吸着具
JPS59111524U (ja) 吸着盤のある杖