JP2012075751A - 転倒防止具 - Google Patents

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政栄 内山
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Abstract

【課題】作業性に優れ、対象物や固定面の傷付きを防ぐ転倒防止具を提供する。
【解決手段】スタンドSを保持する保持部3と、固定面Fに吸着可能な吸着部4とを備えたことにより、簡単な構造により容易にスタンドSを固定面Fに固定し、対象物Sの転倒を防止することができる。また、スタンドSは転倒防止具1を介して固定面Fに固定されるため、スタンドSを傷付けることなく固定面Fに固定することができる。さらに、吸着部4による吸着によって固定面Fへの固定が行われるので、固定面Fが傷付くことを防ぐことができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、対象物の転倒を防止する転倒防止具に関する。
従来、転倒防止具としては、家具等の対象物に金具をねじ止めして、この金具を介して対象物を柱などの固定面にねじ止めして固定し、地震などによる対象物の転倒を防止するものが知られている(特許文献1)。
特開平8−214968号公報
しかし、特許文献1にある転倒防止具では、対象物や固定面がねじ止めされる構成であったので、ねじ止め作業の手間や、ねじ止めによって対象物や固定面が傷付く事などの問題点があった。
そこで、本発明は、作業性に優れ、対象物や固定面の傷付きを防ぐ転倒防止具を提供することを目的とする。
請求項1の発明の転倒防止具は、対象物を保持する保持部と、固定面に吸着可能な吸着部とを備えたことを特徴とする。
請求項2の発明の転倒防止具は、前記吸着部を着脱自在にする操作手段を備えたことを特徴とする。
請求項3の発明の転倒防止具は、前記吸着部の吸着状態を報告する報告手段を備えたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、簡単な構造により容易に対象物を固定面に固定し、対象物の転倒を防止することができる。また、対象物を傷付けることなく固定面に固定することができる。さらに、吸着部による吸着によって固定面への固定が行われるので、固定面が傷付くことを防ぐことができる。
請求項2の発明によれば、吸着部の着脱が容易となり、本発明の転倒防止具を用いた転倒防止作業の作業性が向上する。
請求項3の発明によれば、報告手段によって吸着状態が容易に認識できるので、報告手段による吸着解除の報告の都度、固定面への吸着作業をやり直すことにより、継続的に対象物の転倒を防止することができる。
本発明の第1実施例における転倒防止具の斜視図である。 同上、図1とは異なる角度から見た転倒防止具の斜視図である。 同上、ハンドルを起した状態の転倒防止具の断面図である。 同上、ハンドルを倒した状態の転倒防止具の断面図である。 同上、転倒防止具の使用状態を示す斜視図である。 本発明の第2実施例における転倒防止具の斜視図である。 同上、転倒防止具の電気的構成を示すブロック図である。
以下、本発明における実施の形態について、添付図面を参照しながら説明する。
図1〜図5は本発明の実施例1を示すものであり、本実施例の転倒防止具1は、本体2に対象物を保持する保持部3と、平滑な床面や壁面等の固定面Fに吸着可能な吸着部4と、吸着部4を固定面Fに吸着部4を着脱自在にする操作手段5とを有している。
保持部3は、本体2の側面部に形成された切欠き部2Aに上下方向に揺動自在に設けられた腕片6と、腕片6の先端部分に一体的に備えた平面視略円形状の押さえ部材7からなる金属製の板部材からなる。
吸着部4は、本体2下部に所定間隔を有して並設された平面視略円形状のスペース8にそれぞれ格納された吸着パッド10と、吸着パッド10と操作手段5とを連結する連結体11と、スペース8と吸着パッド10の間に配設されたバネ等の弾性部材12を有している。
ここで、吸着パッド10はゴム又は合成樹脂等の弾性材料からなる平面視略円形状の板材であり、スペース8に少なくとも底面部9が外部に露出するように格納されたものである。連結体11は吸着パッド10の略中心部分に埋設された板部材13と、板部材13の略中心部分に立設された連結軸14を有しており、連結軸14がスペース8の中心部分に対向する本体2に形成された第1の貫通部15に挿通されている。
操作手段5は、本体2上部を階段状に切欠いて形成された凹部16に起伏自在に設けられたハンドル5からなり、ハンドル本体17の下部には吸着部4に対応して軸受部18が2箇所設けられている。
軸受部18は、一対の側壁部19を備えており、側壁部19にはその中心部分より偏心させて形成された第2の貫通部20がそれぞれ形成されており、両側壁部19間に配置された連結軸14をこの第2の貫通部20を介してピンなどの軸部材21によって偏心させて枢着している。
ここで、第2の貫通部20の偏心状態について説明すると、図4に示す第2の貫通部20から側壁部19のハンドル本体17と平行な底面部19Aまでの寸法L1の方が、図3に示す第2の貫通部20から側壁部19のハンドル本体17と直交する側面部19Bまでの寸法L2より大きく形成されており(L1>L2)、そのため、第2の貫通部20は側壁部19において底面部19Aより側面部19B寄りに偏心して形成されている。
そして、固定面Fに対して垂直状態(図3参照)から水平状態(図4参照)まで回動自在なハンドル本体17では、固定面Fに対して水平状態では、ハンドル本体17が凹部16内に格納され、ハンドル5上面と本体2上面とが略面一、且つハンドル5側面と本体2側面とが略面一となるように構成されている。
上記の構成の転倒防止具1は、図3に示すようにハンドル5を上方に起こした状態では、吸着パッド10は弾性変化せず、図4に示すようにハンドル5を水平に倒した状態では、連結軸14とともに板部材13が上方へ移動すると、板部材13によって吸着パッド10の中央部分が上方に持ち上げられて、吸着パッド10の底面部9に凹部16が形成されると、吸着パッド10と固定面Fとの間は負圧状態となり、吸着パッド10が固定面Fに吸着される。ここで、弾性部材12は弾性変形した吸着パッド10を復元させる方向(図中下向き)に吸着パッド10に付勢力を付与している。
図5に示すように床面等の固定面Fに吸着させる場合には、吸着パッド10の底面部9を固定面Fに当接して、ハンドル5を水平状態に倒すと固定面Fに吸着させることができるので、マネキンMや医療機器等のスタンドSの上面の所定の複数箇所を保持部3の押さえ部材7によって上から押えた状態で、固定面Fに転倒防止具1を吸着させることにより、スタンドSの転倒を防止することができる。
保持部3の腕部6が上下方向に揺動自在に設けられたことにより、スタンドSの厚みに応じて押さえ部材7の角度を調節することで、容易にスタンドSを上から押えることが可能となり、様々な形状のスタンドSに対して転倒防止効果を得ることが可能となる。
図4に示すように、吸着状態のハンドル5では、ハンドル5上面と本体2上面とが略面一、且つハンドル5側面と本体2側面とが略面一であるため、凹凸が少なく引っ掛かりの少ない形状となっており、ハンドル5に何かが接触して不意に吸着状態が解除してしまうことを防止することができる。
以上のように本実施例では請求項1に対応しており、対象物であるスタンドSを保持する保持部3と、固定面Fに吸着可能な吸着部4とを備えたことにより、簡単な構造により容易にスタンドSを固定面Fに固定し、対象物Sの転倒を防止することができる。また、スタンドSは転倒防止具1を介して固定面Fに固定されるため、スタンドSを傷付けることなく固定面Fに固定することができる。さらに、吸着部4による吸着によって固定面Fへの固定が行われるので、固定面Fが傷付くことを防ぐことができる。
また、本実施例では請求項2に対応しており、吸着部4を着脱自在にする操作手段5を備えたことにより、吸着部4の着脱が容易となり、本発明の転倒防止具1を用いた転倒防止作業の作業性が向上する。
また、本実施例の吸着部4は吸盤方式なので、固定面Fが平滑であれば、固定面Fに傾斜や段差があっても吸着可能なため、設置箇所を選ばず設置の自由度が高く、さらに粘着テープ等の粘着材料と異なり、吸着部4にゴミ等が付着することがないので繰り返し使用することができるとともに、吸着部4によって固定面Fが汚れない為、コストパフォーマンスや環境性にも優れている。
また、吸着部4によってスタンドSの設置面であり固定面である床面Fに、スタンドSを固定するため、スタンドSの近くに壁面がなくともスタンドSの固定が可能となり、スタンドSの設置場所を選ばずスタンドSの固定を行うことができる。
さらに、押さえ部材7は、スタンドSの上面とほぼ面接触するため、スタンドSとの接触面積が大きく、スタンドSを安定して当接保持することができる。
図6及び図7は本発明の第2実施例を示すもので、第1実施例との共通部分には共通の符号を付し、共通する箇所の説明は重複を避けるため極力省略する。
本実施例では、図6に示すように、本体2上部に設けたLED等の発光手段からなる報告手段23と、本体2に内蔵された電池からなり報告手段23に電力を供給する電源供給部24を備えている。
更に、図7に示すように本体2に備えた制御手段25の入力側には、吸着パッド10の吸着状態を検知する検知手段26を備えており、制御手段25の出力側には前述の報告手段23を備えた構成となっている。
ここで、検知手段26としては、図4に示すようにハンドル5が水平状態に倒された状態で吸着パッド10と固定面Fとの間に空気が入り込み、吸着パッド10の中央部分が持ち上げられたことを検知するセンサのことで、吸着パッド10の中央部分の上下動を検知するものであれば、変位センサ、位置センサ、ひずみゲージ、圧力センサ等の機械量センサに限定されるものではない。
以上の構成では、図4の状態で、吸着パッド10と固定面Fとの間に空気が入り込み、吸着パッド10の中央部分が持ち上げられたことを検知手段26が検知すると、検知手段26より制御手段25へと検知信号が送信され、制御手段25は報告手段23を作動させて、報告手段23から発せられる光により、使用者は吸着状態が解除されたことを認識する。
以上のように、本実施例では請求項3に対応しており、吸着部4の吸着状態を報告する報告手段23を備えたことにより、報告手段23によって吸着状態が解除されたことが容易に認識できるので、報告手段23による吸着解除の報告の都度、固定面Fへの吸着作業をやり直すことにより、継続的にスタンドSの転倒を防止することができる。
本発明は上記各実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。例えば、報告手段の設置位置や個数等については適宜変更可能であり、報告手段についてもLED等の発光手段に限らず、ブザー等の音声で吸着状態の解除を報告するものでもよく、これらの組み合せであっても構わないものとする。また、保持部の押さえ部材についても対象物を上から当接して押えるような板部材に限らず、例えば病院等で使用されるキャスター付きベッド等のキャスター付き脚部のキャスター部分を覆うような形状でもよく、対象物の形状に合わせて適宜変更可能である。また、弾性部材は必ずしもスペースと吸着パッドとの間に介在させなくてもよい。さらに報告手段は吸着部が吸着状態の時に発光や音声等で報告し、吸着状態が解除されたら報告を停止するものでもよい。
1 転倒防止具
3 保持部
4 吸着部
5 ハンドル(操作手段)
23 報告手段

Claims (3)

  1. 対象物を保持する保持部と、
    固定面に吸着可能な吸着部とを備えたことを特徴とする転倒防止具。
  2. 前記吸着部を着脱自在にする操作手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の転倒防止具。
  3. 前記吸着部の吸着状態を報告する報告手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の転倒防止具。
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