JPS5943042B2 - 動物組織の塩溶液からヘパリンを獲得する方法 - Google Patents
動物組織の塩溶液からヘパリンを獲得する方法Info
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- JPS5943042B2 JPS5943042B2 JP53161328A JP16132878A JPS5943042B2 JP S5943042 B2 JPS5943042 B2 JP S5943042B2 JP 53161328 A JP53161328 A JP 53161328A JP 16132878 A JP16132878 A JP 16132878A JP S5943042 B2 JPS5943042 B2 JP S5943042B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08B—POLYSACCHARIDES; DERIVATIVES THEREOF
- C08B37/00—Preparation of polysaccharides not provided for in groups C08B1/00 - C08B35/00; Derivatives thereof
- C08B37/006—Heteroglycans, i.e. polysaccharides having more than one sugar residue in the main chain in either alternating or less regular sequence; Gellans; Succinoglycans; Arabinogalactans; Tragacanth or gum tragacanth or traganth from Astragalus; Gum Karaya from Sterculia urens; Gum Ghatti from Anogeissus latifolia; Derivatives thereof
- C08B37/0063—Glycosaminoglycans or mucopolysaccharides, e.g. keratan sulfate; Derivatives thereof, e.g. fucoidan
- C08B37/0075—Heparin; Heparan sulfate; Derivatives thereof, e.g. heparosan; Purification or extraction methods thereof
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P7/00—Drugs for disorders of the blood or the extracellular fluid
- A61P7/02—Antithrombotic agents; Anticoagulants; Platelet aggregation inhibitors
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- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は動物組織の処理により生じた塩蔵液(腸−塩蔵
液)からヘパリンを得るための方法に関する。
液)からヘパリンを得るための方法に関する。
従来、ヘパリンは天然産の抗凝固剤として医学 J土使
用されており、現代医学においても従来と同様に必須の
ものであり、かつますます広く使用されている。
用されており、現代医学においても従来と同様に必須の
ものであり、かつますます広く使用されている。
近年、一連の方法が公知となつたが、これらはすべて、
作用物質ヘパリンを、より注意深い方法で、ヘパリン含
有動物組織、例えば肺臓、肝臓から、かつ最近では特に
、豚、牛及び羊の腸粘液(粘膜)から単離することを目
的としている(英国特許第754885号明細書、西ド
イツ国特許第1228241号明細書、米国特許第30
58884号明細書、西ドイツ国特許第1253868
号明細書)。
作用物質ヘパリンを、より注意深い方法で、ヘパリン含
有動物組織、例えば肺臓、肝臓から、かつ最近では特に
、豚、牛及び羊の腸粘液(粘膜)から単離することを目
的としている(英国特許第754885号明細書、西ド
イツ国特許第1228241号明細書、米国特許第30
58884号明細書、西ドイツ国特許第1253868
号明細書)。
この種の原料は、腐敗し易いので、貯蔵安定性が限られ
ているという欠点を有し、このことは凍結により確かに
延長されることができるが、このことは技術上の出費の
他に、著るしく費用を増大させる。この処理の際に、作
業者にも隣接周辺の住民にも、それと結合した臭気汚染
が認容不可能な問題となることはめずらしくない。西ド
イツ国特許第1253868号明細書には、いくつかの
常法によるヘパリンの獲得がまとめて記載されている。
ているという欠点を有し、このことは凍結により確かに
延長されることができるが、このことは技術上の出費の
他に、著るしく費用を増大させる。この処理の際に、作
業者にも隣接周辺の住民にも、それと結合した臭気汚染
が認容不可能な問題となることはめずらしくない。西ド
イツ国特許第1253868号明細書には、いくつかの
常法によるヘパリンの獲得がまとめて記載されている。
これによれば、細胞からヘパリンを溶出させるために、
最初に、動物組織を熱塩水溶液と接触させる。この際生
じる媒体のヘパリン含有量は非常に僅かである。ところ
で、層殺場及び腸粘液処理場において生ずる塩蔵液はヘ
パリンを含有するということが判明した。
最初に、動物組織を熱塩水溶液と接触させる。この際生
じる媒体のヘパリン含有量は非常に僅かである。ところ
で、層殺場及び腸粘液処理場において生ずる塩蔵液はヘ
パリンを含有するということが判明した。
この塩蔵液は、前に腸粘液を取り去つた動物腸の貯蔵及
び脱水のために食塩水中に漬ける際に生じる。従つて、
西ドイツ国特許第1253868号明細書を顧慮すると
、動物腸を食塩水溶液中に漬ける際に生じる塩蔵液が多
量のヘパリンを含有するということは極めて意想外なこ
ととみなされる。
び脱水のために食塩水中に漬ける際に生じる。従つて、
西ドイツ国特許第1253868号明細書を顧慮すると
、動物腸を食塩水溶液中に漬ける際に生じる塩蔵液が多
量のヘパリンを含有するということは極めて意想外なこ
ととみなされる。
このヘパリンはほとんど完全に化学的類似副生成物を含
有せずに生ずるので、従来、環境汚染廃物としてのみ公
知であつた塩蔵液が、原料不足によりすでに非常に乏し
いヘパリンの新しい原料資源となるということは予期で
きなかつた。不純物がほとんどないので、粗ヘパリンヘ
の処理は特に痛めないで行なうことができ、これにより
従来の技術水準により公知の費用のかかる単離法はなく
なる(米国特許第3451996号明細書及び英国特許
第1221784号明細書参照)。最終的に、市販のヘ
パリン製剤において全く得られない、ヘパリンの品質が
達成された。本発明により原料として使用した腸一塩蔵
液から公知法により単離した粗ヘパリンは、すでに、引
き続く精製が200USP単位/ηをはるかに越えるヘ
パリンに導くような純度である。一般に、従来市販のヘ
パリン製剤は150USP一単位/Tn9のヘパリン品
質を有し、いくつかのわずかな場合には155USP一
単位/即である。この際、USP一単位/〜とはU.S
.P(米国薬局方)効力検定から得られる特有な活性を
表わし、この検定では保存羊血漿の小塊形成阻止を測定
する。1USP一単位とは、約1.1国際単位(UI)
に相当する。
有せずに生ずるので、従来、環境汚染廃物としてのみ公
知であつた塩蔵液が、原料不足によりすでに非常に乏し
いヘパリンの新しい原料資源となるということは予期で
きなかつた。不純物がほとんどないので、粗ヘパリンヘ
の処理は特に痛めないで行なうことができ、これにより
従来の技術水準により公知の費用のかかる単離法はなく
なる(米国特許第3451996号明細書及び英国特許
第1221784号明細書参照)。最終的に、市販のヘ
パリン製剤において全く得られない、ヘパリンの品質が
達成された。本発明により原料として使用した腸一塩蔵
液から公知法により単離した粗ヘパリンは、すでに、引
き続く精製が200USP単位/ηをはるかに越えるヘ
パリンに導くような純度である。一般に、従来市販のヘ
パリン製剤は150USP一単位/Tn9のヘパリン品
質を有し、いくつかのわずかな場合には155USP一
単位/即である。この際、USP一単位/〜とはU.S
.P(米国薬局方)効力検定から得られる特有な活性を
表わし、この検定では保存羊血漿の小塊形成阻止を測定
する。1USP一単位とは、約1.1国際単位(UI)
に相当する。
市販ヘパリン調剤の活性値は多数の方法改良にもかかわ
らずその後も不十分であるが、例えば米国薬局方はヘパ
リン製剤(腸粘液からの)が少なくとも140USP一
単位を含有しなければならないということを規定してい
る。従来、研究室においてL.W.カナナーフ(Kan
anagh)及びL.B.ジヤツクス(Jaques)
〔アルツナイミツテルフオルシユング(Arzneim
ittelfOrschung)第24巻、第12号、
第1942頁(1974年)〕によりバリウム塩として
繰り返しの再結晶により最大175USP一単位/ηを
有するヘパリンを単離することができるのみであつた。
動物腸の保存、及び脱水のために、食塩0.5モル〜飽
和モル量を含有する食塩溶液が好適である。
らずその後も不十分であるが、例えば米国薬局方はヘパ
リン製剤(腸粘液からの)が少なくとも140USP一
単位を含有しなければならないということを規定してい
る。従来、研究室においてL.W.カナナーフ(Kan
anagh)及びL.B.ジヤツクス(Jaques)
〔アルツナイミツテルフオルシユング(Arzneim
ittelfOrschung)第24巻、第12号、
第1942頁(1974年)〕によりバリウム塩として
繰り返しの再結晶により最大175USP一単位/ηを
有するヘパリンを単離することができるのみであつた。
動物腸の保存、及び脱水のために、食塩0.5モル〜飽
和モル量を含有する食塩溶液が好適である。
特に食塩3モル〜飽和モル量の含量の食塩溶液が有利で
ある。飽和モル量とは、溶解している食塩に関して層殺
場の室温で濃縮した水溶液が含有するモル量を表わす。
(濃縮した食塩水溶液は約26.4%である。)一般に
、脱粘液動物腸を2時間〜3日間食塩溶液で処理する。
ある。飽和モル量とは、溶解している食塩に関して層殺
場の室温で濃縮した水溶液が含有するモル量を表わす。
(濃縮した食塩水溶液は約26.4%である。)一般に
、脱粘液動物腸を2時間〜3日間食塩溶液で処理する。
しかし、動物腸の処理は、大抵3〜24時間で終る。保
存及び脱水した動物腸を食塩溶液から除去した後、意想
外に高いヘパリンを含有する腸一塩蔵液が食塩溶液から
得られる。原料としてこの種の腸一塩蔵液の本発明によ
る使用により、ヘパリンを工業規模で純粋に単離するこ
とが成功し、これはほとんど無色の物質として得られる
。それに反し、今日まで他の原料から得られる粗ヘパリ
ンはすべて先ず、費用がかかり、損失の多い方法により
脱色されなければならない(米国特許第3179566
号明細書)。更に、腸一塩蔵液は貯蔵可能な、ほとんど
無臭な原料であり、これは長期間貯蔵により全く品質の
損傷を受けない。
存及び脱水した動物腸を食塩溶液から除去した後、意想
外に高いヘパリンを含有する腸一塩蔵液が食塩溶液から
得られる。原料としてこの種の腸一塩蔵液の本発明によ
る使用により、ヘパリンを工業規模で純粋に単離するこ
とが成功し、これはほとんど無色の物質として得られる
。それに反し、今日まで他の原料から得られる粗ヘパリ
ンはすべて先ず、費用がかかり、損失の多い方法により
脱色されなければならない(米国特許第3179566
号明細書)。更に、腸一塩蔵液は貯蔵可能な、ほとんど
無臭な原料であり、これは長期間貯蔵により全く品質の
損傷を受けない。
これにより化学的及びその他の保存法は必要でなくなる
。本発明は、純粋なヘパリンを製造するために、腸粘液
を除去した動物の腸を食塩水中に漬けることにより得ら
れた、腸一塩蔵液の使用、並びに自体公知法により動部
組織の塩溶液から純粋なヘパリンを単離するための方法
に関し、腸粘液を除去した動物の腸を食塩水中に漬ける
ことにより得られた腸一塩蔵液を出発物質として使用す
ることを特徴とする。
。本発明は、純粋なヘパリンを製造するために、腸粘液
を除去した動物の腸を食塩水中に漬けることにより得ら
れた、腸一塩蔵液の使用、並びに自体公知法により動部
組織の塩溶液から純粋なヘパリンを単離するための方法
に関し、腸粘液を除去した動物の腸を食塩水中に漬ける
ことにより得られた腸一塩蔵液を出発物質として使用す
ることを特徴とする。
例1
塩蔵液6001を15001一攪拌器中で、室温で攪拌
下に、30分かけてメタノール6001と混合した。
下に、30分かけてメタノール6001と混合した。
同時間、後攪拌し、その後この混合物を約1時間静置す
る。次いで、濁つた上澄み液を2番目の容器に傾瀉し、
沈殿した塩塊をあとに残した。得られた懸濁液を2日間
静置した。その後再び傾瀉し、上澄液を捨て、遠心分離
により沈殿を単離した。真空乾燥後、約10USP一単
位/ηを有する生成物1.44k9が得られた。これは
なお、約45%まで食塩から成る。こうして得られた粗
ヘパリンの約425000USP一単位に相当する部分
量、すなわち42.59を3回、それぞれ2モル食塩溶
液2007n1で抽出し、この際それぞれ60℃で1時
間撹拌した。合併抽出液がクロリド−イオン約0.9M
01/l含有するようになるまで水で希釈する。塩化物
形の陰イオン交換体(レワチツト(Lewatit)C
A9249)200m1を添加し、1時間攪拌した。引
続き、吸引濾過し、0.9モル食塩溶液約200m2で
後洗浄した。次いで、このイオン交換体を40℃で5時
間2モル食塩溶液と共に攪拌し、その後吸引濾過し、2
モル食塩溶液で後洗浄した。溶離液を洗浄液と合併し、
1.5倍容量のメタノールで沈殿させた。沈殿を遠心分
離し、先ず水−メタノール(1+1.5容量部)約50
m11次いでメタノール約50m1で後洗浄し、乾燥さ
せた。195USP一単位/〜を有するヘパリン酸ナト
リウム1989が得られた。
る。次いで、濁つた上澄み液を2番目の容器に傾瀉し、
沈殿した塩塊をあとに残した。得られた懸濁液を2日間
静置した。その後再び傾瀉し、上澄液を捨て、遠心分離
により沈殿を単離した。真空乾燥後、約10USP一単
位/ηを有する生成物1.44k9が得られた。これは
なお、約45%まで食塩から成る。こうして得られた粗
ヘパリンの約425000USP一単位に相当する部分
量、すなわち42.59を3回、それぞれ2モル食塩溶
液2007n1で抽出し、この際それぞれ60℃で1時
間撹拌した。合併抽出液がクロリド−イオン約0.9M
01/l含有するようになるまで水で希釈する。塩化物
形の陰イオン交換体(レワチツト(Lewatit)C
A9249)200m1を添加し、1時間攪拌した。引
続き、吸引濾過し、0.9モル食塩溶液約200m2で
後洗浄した。次いで、このイオン交換体を40℃で5時
間2モル食塩溶液と共に攪拌し、その後吸引濾過し、2
モル食塩溶液で後洗浄した。溶離液を洗浄液と合併し、
1.5倍容量のメタノールで沈殿させた。沈殿を遠心分
離し、先ず水−メタノール(1+1.5容量部)約50
m11次いでメタノール約50m1で後洗浄し、乾燥さ
せた。195USP一単位/〜を有するヘパリン酸ナト
リウム1989が得られた。
前記方法で得られた約200USP単位/〜を有するヘ
パリン酸ナトリウム15.59を2モル食塩溶液200
m1中に溶かした。
パリン酸ナトリウム15.59を2モル食塩溶液200
m1中に溶かした。
この溶液を吸引淵過器を介して吸引濾過し、残渣を先ず
2モル食塩溶液30m1で、次いで完全脱塩水約250
m1で洗浄した。合併溶液を完全脱塩水で0.9塩化物
モル濃度にした。次いで、前記のようにレワチツト(L
ewatit)CA9249llで、精製を繰り返した
。合併溶離液及び洗浄液を前記と同様に処理した。
2モル食塩溶液30m1で、次いで完全脱塩水約250
m1で洗浄した。合併溶液を完全脱塩水で0.9塩化物
モル濃度にした。次いで、前記のようにレワチツト(L
ewatit)CA9249llで、精製を繰り返した
。合併溶離液及び洗浄液を前記と同様に処理した。
沈殿の洗浄及び乾燥後、251USP一単位/〜の活性
を有するヘパリン酸ナトリウム11.2f!が得られた
。例2 塩レーキ31を英国特許第754885号明細書と同様
にして攪拌下に酢酸でPH3.l〜3.2に酸性化した
(約50m1)。
を有するヘパリン酸ナトリウム11.2f!が得られた
。例2 塩レーキ31を英国特許第754885号明細書と同様
にして攪拌下に酢酸でPH3.l〜3.2に酸性化した
(約50m1)。
数時間後に傾瀉し、残分を遠心分離した。沈殿をすて、
合併溶液を水酸化ナトリウム溶液で中和した。次いで、
撹拌下にゆつくりとメタノール同容量と混合した。
合併溶液を水酸化ナトリウム溶液で中和した。次いで、
撹拌下にゆつくりとメタノール同容量と混合した。
45分後に沈殿した食塩から傾瀉分離した。
この懸濁液を長時間静置し、上澄液を傾瀉し、残分を遠
心分離した。沈殿を真空乾燥させた。21USP一単位
/Tllfを有する物質3.439が得られた。
心分離した。沈殿を真空乾燥させた。21USP一単位
/Tllfを有する物質3.439が得られた。
こうして得られた粗ヘパリンの約425000USP一
単位に相当する量、すなわち20.29を例1と同様に
して精製した。262USP一単位/7!9の活性を有
するヘパリン酸ナトリウム10.659が得られた。
単位に相当する量、すなわち20.29を例1と同様に
して精製した。262USP一単位/7!9の活性を有
するヘパリン酸ナトリウム10.659が得られた。
例3
塩蔵液31を水121で塩化物モル濃度約0.85モル
に希釈した。
に希釈した。
次いで、珪藻土501並びに水100m1中の塩化ベン
ゼトニウム(ハイアミン(Hyamin)1622、R
Ohm&Haas社)69を添加した。数時間後傾瀉し
、残分を吸引濾過した。水で洗浄後、西ドイツ国特許第
1228241号明細書記載の方法により、まだ湿つて
いる沈殿を3回、それぞれ2モル食塩溶液200m1で
抽出した。合併抽出液を2容量部のメタノールで沈殿析
出させる。単離及び乾燥した沈殿は465ηあり、15
5USP一単位/ηの活性を有した。塩蔵液301を水
1202で塩化物モル濃度約0.85モルまで希釈した
(西ドイツ国特許第1156938号明細書比較)。次
いで酢酸(約50m1)でPH3.2に酸性化した。数
時間後、沈殿が沈積し、この透明な上澄液を傾瀉した後
、これを遠心分離した。乾燥後、6.5USP一単位/
ηを有する粗ヘパリン1119が得られた。こうして得
られた粗ヘパリンの約425000USP単位に相当す
る量、すなわち65.59を先ず例1と同様にして精製
した。イオン交換体による最初の精製過程の後、198
USP一単位/ηを有するヘパリン酸ナトリウム196
9が得られる。前記方法で得られた約200USP一単
位/ηを有するヘパリン酸ナトリウム15f!を2モル
塩化カルシウム溶液中に溶かした。この溶液を吸引淵過
器を介して吸引濾過し、残分を先ず2モル塩化カルシウ
ム溶液30m11次いで完全脱塩水約250m1で洗浄
した。合併溶液を完全脱塩水でクロリド−モル濃度0.
9にした。次いで、前記のようにレワチツト(Lewa
tit)CA9249llと共に撹拌した。溶離及び後
洗浄を食塩溶液の代わりに2モル塩化カルシウム溶液を
用いて実施した。合併溶離液及び洗浄液を前記と同様に
して更に処理した。
ゼトニウム(ハイアミン(Hyamin)1622、R
Ohm&Haas社)69を添加した。数時間後傾瀉し
、残分を吸引濾過した。水で洗浄後、西ドイツ国特許第
1228241号明細書記載の方法により、まだ湿つて
いる沈殿を3回、それぞれ2モル食塩溶液200m1で
抽出した。合併抽出液を2容量部のメタノールで沈殿析
出させる。単離及び乾燥した沈殿は465ηあり、15
5USP一単位/ηの活性を有した。塩蔵液301を水
1202で塩化物モル濃度約0.85モルまで希釈した
(西ドイツ国特許第1156938号明細書比較)。次
いで酢酸(約50m1)でPH3.2に酸性化した。数
時間後、沈殿が沈積し、この透明な上澄液を傾瀉した後
、これを遠心分離した。乾燥後、6.5USP一単位/
ηを有する粗ヘパリン1119が得られた。こうして得
られた粗ヘパリンの約425000USP単位に相当す
る量、すなわち65.59を先ず例1と同様にして精製
した。イオン交換体による最初の精製過程の後、198
USP一単位/ηを有するヘパリン酸ナトリウム196
9が得られる。前記方法で得られた約200USP一単
位/ηを有するヘパリン酸ナトリウム15f!を2モル
塩化カルシウム溶液中に溶かした。この溶液を吸引淵過
器を介して吸引濾過し、残分を先ず2モル塩化カルシウ
ム溶液30m11次いで完全脱塩水約250m1で洗浄
した。合併溶液を完全脱塩水でクロリド−モル濃度0.
9にした。次いで、前記のようにレワチツト(Lewa
tit)CA9249llと共に撹拌した。溶離及び後
洗浄を食塩溶液の代わりに2モル塩化カルシウム溶液を
用いて実施した。合併溶離液及び洗浄液を前記と同様に
して更に処理した。
沈殿を洗浄乾燥した後、260USP一単位/即の活性
を有するヘパリン酸カルシウム10.79が得られた。
例5 塩蔵液101を水401でクロリド−モル濃度約0.8
5モルまで希釈した。
を有するヘパリン酸カルシウム10.79が得られた。
例5 塩蔵液101を水401でクロリド−モル濃度約0.8
5モルまで希釈した。
Claims (1)
- 1 塩蔵液:水の比が1:3〜1:10であるように水
で希釈した動物組織の塩溶液から自体公知法でヘパリン
を単離することによりヘパリンを獲得する方法において
、腸粘液を除去した動物の腸を3モル〜屠殺場の室温で
飽和の食塩溶液中に漬けることにより得られた腸塩蔵液
を出発物質として使用することを特徴とする動物組織の
塩溶液からヘパリンを獲得する方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE2800943A DE2800943C2 (de) | 1978-01-06 | 1978-01-06 | Verwendung von Darm-Salzlake zur Gewinnung von reinem Heparin |
DE000P28009430 | 1978-01-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5497693A JPS5497693A (en) | 1979-08-01 |
JPS5943042B2 true JPS5943042B2 (ja) | 1984-10-19 |
Family
ID=6029250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53161328A Expired JPS5943042B2 (ja) | 1978-01-06 | 1978-12-28 | 動物組織の塩溶液からヘパリンを獲得する方法 |
Country Status (26)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5943042B2 (ja) |
AR (1) | AR220734A1 (ja) |
AT (1) | AT365073B (ja) |
AU (1) | AU526459B2 (ja) |
BE (1) | BE873327A (ja) |
BR (1) | BR7900056A (ja) |
CA (1) | CA1132904A (ja) |
CH (1) | CH638818A5 (ja) |
CS (1) | CS216189B2 (ja) |
DD (1) | DD141311A5 (ja) |
DE (1) | DE2800943C2 (ja) |
DK (1) | DK163063C (ja) |
ES (1) | ES476623A1 (ja) |
FI (1) | FI65073C (ja) |
FR (1) | FR2414055A1 (ja) |
GB (1) | GB2012790B (ja) |
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