JPS594270B2 - 産業用ロボットの運転方法とその装置 - Google Patents

産業用ロボットの運転方法とその装置

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Publication number
JPS594270B2
JPS594270B2 JP52019852A JP1985277A JPS594270B2 JP S594270 B2 JPS594270 B2 JP S594270B2 JP 52019852 A JP52019852 A JP 52019852A JP 1985277 A JP1985277 A JP 1985277A JP S594270 B2 JPS594270 B2 JP S594270B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
robot
working device
support member
wrist
workpiece
Prior art date
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Expired
Application number
JP52019852A
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English (en)
Other versions
JPS53104960A (en
Inventor
通泰 石田
峻一 西沢
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication of JPS53104960A publication Critical patent/JPS53104960A/ja
Publication of JPS594270B2 publication Critical patent/JPS594270B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、モデル作業を行なう産業用ロボットに関する
ロボットに所定の作業をさせる場合、通常その作業内容
を現わす情報(指令値)を記憶させ、この記憶した作業
内容を忠実に再現させる。
例えばプレイバック式のロボットにおいては、まずロボ
ットを手動で操作し、実際の作業対象物(以下ワークと
いう)に対して所定のモデル作業を行なう5 と同時に
その作業内容を記憶(以下テイーチングー という)さ
せ、しかる後にワークを交換して前記作業を再現させる
。このようなロボットを用いて、ワーク例えば鋳物の表
面を所定の厚さで削り取る場合、ワークの形状寸法の製
作公差のため、全面10的又は局部的にワークと工具と
が離れて作業ができなくなつたわ、或は反対に加工代が
過大となつてロボットの手首に過大な加工反力がかかつ
て破損する不具合が発生する。前記不具合を解決するた
めに、加工反力を所定の範囲に制御することも15考え
られるが、装置が複雑になヤ故障が発生し易く信頼性に
乏しい。本発明は、前記した不具合に鑑みなされたもの
で、形状寸法の製作誤差が公差内にあるワークの表面研
削作業を容易かつ確実に実施できる信頼性叩 の高いロ
ボットを提供することを目的とする。
以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説明する。第
1図において、ロボット本体の手首1には、図示しない
固着手段により弾性支持部材2が装着25されている。
同支持部材2は、コイルスプリング3、同コイルスプリ
ング3の両端を取り囲むエンドキャップ4、5、コイル
スプリング3の両端内側に挿入されたスリーブ6、7、
スリーブ6Tとエンドキャップ4、5とを連絡しこれら
をコイル“ スプリング3に固定するボルト8、作業工
具すなわちエアグラインダ9を支持するブラケット10
および前記エンドキャップ4、5に固着された穴あき板
11、12から形成されている。コイルスプリング3の
内部には、スリーブ6の35内側まで延びる弾性センサ
ー13を具えるリミットスイッチ14が設けられ、図示
しないロボット制御装置に電気的に連絡している。
第2図は、固定部材すなわち連結板15を示したもので
、同連結板15には前記穴あき板11,12の貫通孔1
6に嵌合されるピン17が植設されている。
連結板15のピン17が、支持部材2の貫通孔16に嵌
合するには、コイルスプリング3を弾性変形させる。
第1図の一点鎖線は、連結板15によつてコイルスプリ
ング3の弾性変形状態が保持された様子を示し図示の如
くエアグラインダ9の砥石の位置が変位している。
前記した構成を有する本実施例に訃いて、テイーチング
時には、一点鎖線に示す位置にエアグラインダ9を保持
し手動で手首1を移動させワークの表面を研削し、同時
に前記研削作業に卦ける手首1の移動軌跡を記憶する。
ロボツトに蕪人作業すなわち前述のように記憶した移動
軌跡を再生させる作業に}いては、連結板15を取り外
す。コイルスプリング3の弾性復元力によりエアグライ
ンダ9は、実線の位置に戻ろうとしているから、ワーク
の形状に誤差があつても、その復元量の範囲内でグライ
ンダ9の砥石は、ワークの表面に追従しその表面が研削
される。前記復元量は、ワークの製作公差に対応して決
められているから、ワークの形状・寸法の製作誤差が公
差内にあれば、必ず表面は研削され、公差内になければ
表面研削ができないが公差をはずれたワークは不良品で
あわ使用できないので問題が生じない。又、ワークの形
状誤差によつて、エアグラインダ9がコイルスプリング
3の弾性変形量を更に増大する方向に変位する場合は、
スリーブ6が弾性センサー13に接触しこれを変形させ
、リミツトスイツチ14が図示しない制御装置に停止指
令を与える。前述した本実施例によれば、ワークに製作
誤差があつても支持部材2のコイルスプリング3の弾性
変形によジ、エアグラインダ9はワークの表面に確実に
追従し、その表面を確実に研削することができる。しか
も前記弾性変形の過大値は、リミツトスイツチ14に検
出され、ロボツトの運動が停止されるので、過大な加工
(研削)反力によつてロボツトの破損が防止されると共
に、コイルスプリング3の弾性を利用しているだけなの
で、作動が確実で信頼性が高いという効果を奏する。以
上の実施例は、プレイバツク式のものについて述べてい
るが、他のロボツト例えば一つのマスターロボツトで複
数のスレープロボツトを制御する所請マニユアルマニプ
レータ式に本考案の思想を適用できることは、当業者な
ら容易に理解しうるであろう。以上実施例について述べ
たが、本発明は少くとも一つの手首を具えるロボツト本
体、前記手首の先端に装着され作業工具を支持する弾性
支持部材}よび同支持部材に着脱可能に取付られ同支持
部材の弾性変形状態を保持する固定部材を有してなジ、
前記支持部材の所定弾性変形状態に}けるモデル作業を
実行可能とした産業用ロボツトに係b1本発明によれば
、予め支持部材に所定の弾性変形量を与えてテイーチン
グを行ない、その弾性を巧みに利用して作業工具をワー
クの表面に追従せしめるので、製作公差のあるワークの
表面研削作業を確実に実施できるのみならず、単に弾性
を利用するのみなので、その作動は確実で信頼性が高い
という実用上極めて有用な効果を奏しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図及ひ第2図は、夫々本発明の実施例を示す断面図
及び斜視図である。 1・・・手首、2・・・支持部材、3・・・コイルスプ
リング、4,5・・・エンドキヤツプ、6,7・・・ス
リーブ、8・・・ボルト、9・・・エアグラインダ、1
0・・・ブラケツツト、11,12・・・穴あき板、1
5・・・連結板、116・・・貫通孔、17・・・ピン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ロボットアーム先端の手首部に弾性部材を介して作
    業装置を取付けることによつて作業装置をロボットアー
    ムに対して弾性変位可能となし、ロボットのテイーチン
    グ時は手首部に対して作業装置を所定量弾性変位させて
    固定した状態でテイーチング作業を行ない、その後該固
    定状態を解放して再生運転するようにしたことを特徴と
    する産業用ロボットの運転方法。 2 ロボットアーム先端の手首部に一端が固定された弾
    性支持部材と、該弾性支持部材の他端に固定された作業
    装置と、該作業装置と前記手首部とに係合し、弾性支持
    部材を所定量弾性変形した状態に保持する固定部材とに
    よつてなることを特徴とする産業用ロボットの運転装置
JP52019852A 1977-02-25 1977-02-25 産業用ロボットの運転方法とその装置 Expired JPS594270B2 (ja)

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JP52019852A JPS594270B2 (ja) 1977-02-25 1977-02-25 産業用ロボットの運転方法とその装置

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JPS53104960A JPS53104960A (en) 1978-09-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109963689B (zh) * 2016-11-18 2021-12-28 Agc株式会社 曲面板的加工装置、及加工了外周部的曲面板的制造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5125347Y2 (ja) * 1972-08-21 1976-06-28

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