JPS5942682B2 - セルロ−スエ−テルの製造及び精製方法 - Google Patents

セルロ−スエ−テルの製造及び精製方法

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JPS5942682B2
JPS5942682B2 JP50078569A JP7856975A JPS5942682B2 JP S5942682 B2 JPS5942682 B2 JP S5942682B2 JP 50078569 A JP50078569 A JP 50078569A JP 7856975 A JP7856975 A JP 7856975A JP S5942682 B2 JPS5942682 B2 JP S5942682B2
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    • C08B15/00Preparation of other cellulose derivatives or modified cellulose, e.g. complexes
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C08BPOLYSACCHARIDES; DERIVATIVES THEREOF
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は多糖類エーテル、特にセルロースエーテルを製
造しそして精製する方法に関する。
セルロースエーテルを含む多糖類エーテルは、普通には
、最初にその多糖類と強アルカリ、例えば水性アルカリ
金属水酸化物とを混合しそしてそれから誘導体を含むそ
のアルカリ金属と塩化アルキル、モノクロロカルボン酸
または非置換ビシナル(Vicinaハエポキシドと反
応させることによつて製造される。普通には、その塩化
アルキルは1〜約4個の炭素原子を含み、そのクロロ酸
は2〜約4個の炭素原子を含み、そしてそのエポキシド
は2〜約4個の炭素原子を含む。その塩化アルキルはア
ルキルエーテルを形成するため反応し、そのクロロ酸は
カルボキシアルキルエーテルを形成し、そしてそのエポ
キシドはヒドロキシアルキルエーテルを形成する。塩化
アルキルとビシナルエポキシドとの混合物は、その多糖
類上にアルキルエーテルおよびヒドロキシアルキルエー
テル基を持つ誘導体を形成する。同時に塩化アルキルと
クロロカルボン酸との混合物は、その多糖類上にアルキ
ルエーテルおよびカルボキシアルキルエーテル基を形成
する結果となる。もし所望なら、すべて3つのタイプの
アルキル化剤が混合され、その多糖類と反応しその多糖
類上にアルキル、カルボキシアルキルおよびヒドロキシ
アルキルエーテル基を持つ誘導体を形成する。その反応
は、製造後そのアルカリ金属セルロースがスラリーを形
成するために不十分な量の上記に述べた液体の排水性反
応体と反応する乾燥方法で行なわれるか、またはその反
応は少量の水の存在で、不活性稀釈剤の存在しあるいは
不存在で行われる。
従来技術は、いずれも共沸蒸留によつてその系から少な
くとも一部分の水および有機副生物を含むヒドロキシル
を除去する工程を開示しておらず、又液体芳香族炭化水
素を含む液体の酸性化媒体中でそのエーテル化多糖類と
反応する工程も開示していない。
この発明は、多糖類のエーテルを製造しそして精製する
工程からなる。
その多糖類のエーテルはアルカリ性物質を含む水に可溶
性である。約100℃以下でゲル化しない多糖類のエー
テルを製造するために本発明は特に適し、しかしメチル
セルロースのような100℃以下のゲル化点をもつ多糖
類エーテルを製造するために本発明は使用できる。本発
明は、50〜155℃の温度で液体有機稀釈剤の存在に
おいて、アルカリ金属多糖類と (a) c1−C4のモノ塩化アルキル、および(b)
C2−C4のビシナルエポキシドの群の少なくとも1
種との反応によつてセルロースナトリウム、およびセル
ロースカリウムの群から選ばれた多糖類のエーテルを製
造し、そしてその後過剰のアルカリを中和し、そのエー
テル化した多糖類を架橋しそして水でそれを洗浄するこ
とからなる方法において、A6O〜155℃の沸点を有
する炭化水素20〜100重量%およびC3−C6ケト
ンまたはC3−C6の第二級あるいは第三級の一価アル
コールO〜80重量%を含む液体を有機稀釈剤として使
用し、その稀釈剤対多糖類の重量比は8対14対1であ
る、そしてB共沸蒸留によりその中和した反応混合物か
ら水溶性および揮発性ヒドロキシルを含む副生物の少な
くとも1部および水を除去することを特徴とする方法。
本発明は又、上記(B)の共佛蒸留により水溶性および
揮発性ヒドロキシル含有副生物の少なくとも1部分およ
び水を除去した後、(Oそれからその工ーテル化多糖類
は2〜6のPHで、その液体稀釈剤の存在において多糖
類を基礎として1〜6個の炭素原子を有する非置換ある
いは2〜6の炭素原子の非置換ジアルデヒド0.2〜1
0重量%で架橋され、そして(D)その架橋された生成
物はO〜300Cの温度で水で洗浄されることからなる
多糖類の工ーテルを製造する方法を歩含する。
工程(B)における共沸蒸留により、その反応混合物か
ら或る種のヒドロキシル含有不純物、主にグリコールジ
エーテルおよびアルカノールが除去され、もし除去され
ないとその不純物はその後の架橋工程を妨害する。
そのアルカリ金属多糖類は、微粉末、糸くずまたは粉末
化した木材パルプの形である。
そのアルカリ金属多糖類は、濃アルカリ金属水酸化物例
えばNaOHあるいはKOH3O〜50厄溶液でその多
糖類をスプレーし、そして酸化に対し保護するような公
知の方法により使用前に製造でき、またはそのアルカリ
金属多糖類は、その濃アルカリ金属水酸化物を微粉末多
糖類に加えそしてその多糖類を懸濁状に保持するために
攪拌にすることによつてその場で製造される。
その炭化水素稀釈剤は、C6−C9アルカンまたは5〜
6の炭素原子の猿および6〜9個の炭素原子を有するシ
クロアルカンまたは液体の芳香族炭化水素である。
そのアルカンは約60〜155炭Cの沸点を有する直鎖
状および枝分れ状の炭化水素を含む。それらは少なくと
も4から9までの炭素原子を鎖中に有する。その芳香族
炭化水素は、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、キ
シレン類、クメンあるいはキシレン類とクメンとの混合
物である。これらの芳香族炭化水素は、約80℃から1
52〜153℃の沸点を有する。それらは6〜9の炭素
原子および3個の炭素原子の1〜2個のアルキル基を有
する。その好ましい炭化水素は、ヘキサン、ベンゼンお
よびトルエンである。トルエンが最も好ましい。すべて
のこれらの炭化水素は、エーテル化工程中に形成される
水およびそのヒドロキシル含有副生物(アルコール類お
よびグリコールのジエチル)の幾分と共沸物を形成する
使用できるケトン類は3〜6個の炭素原子を有するもの
であり、そしてアセトン、メチルエチルケトン、ジエチ
ルケトン、メチルプロピルケトンまたはメチル、ブチル
あるいはイソブチルケトンを含む。
使用できるアルコール類は、イソプロピル、第二級ブチ
ル、t−ブチルおよびブチルより高級で6までの炭素原
子の他の第二級および第三級の一価アルコールである。
その液体の炭化水素は、その稀釈剤20〜100重量%
およびケトンまたはアルコール類0〜80重量%から構
成される。
稀釈剤の割合は、多糖類1部当り約5部〜16部の範囲
である。
もし稀釈剤が多糖特1部当り5部以下ならば、その混合
物は、攪拌のために大量の力を必要とする。稀釈剤量に
関する技術的な上限がないが、しかし実際的な目的のた
め、セルロース1部当り稀釈剤約10−12部が最大で
ある。10対1以上の割合は、与えられた反応器におい
てバツチ当りエーテル化多糖類の量を減少させる傾向に
ある。
多糖類1部当り稀釈剤8−14部が好ましく、10〜1
4部が最も好ましい。NaOHの量は、その多糖類の所
望の程度の工ーテル化を得るために十分であるべきであ
る。
セルロース1部当り50重量%のNaOHまたは当量の
KOHO.3〜1.3重量部が使用されねばならない。
セルロース1部当りNaOH(50%)の好ましい量は
0.4〜1.0部であり、そして最も好ましい量は0.
4〜0.9部であり、または当量のKOHが同量使用さ
れる。工ーテル化剤の量が、好ましくはその多糖類上で
所望の数のヒドロキシ基と反応するのに十分でなければ
ならない。
クロロアルカノン酸が使用される時、十分なアルカリは
その酸を中和するために使用されるべきである。メトキ
シおよびヒドロキシエチル基の両方を有するセルロース
エーテルが、この発明の力法によつてセルロース1部当
り塩化メチル0.55〜0.95重量部、エチレンオキ
サイド0.9〜1.5重量部および50重量%のNaO
H水溶液0.9〜1.3重量部の混合物と共に作られる
時、その生成物は水中2?で高粘度を有しそして又すぐ
れた酵素抵抗性を有する。使用できる他のエーテル化剤
は塩化エチル、モノクロロプロパンおよびモノクロロブ
タンを含む。
そのエポキシドは、エチレンオキサイド、1,2プロピ
レンオキサイドおよび1,2−ブチレンオキサイドを含
む。そのモノクロロアルカノン酸又はその塩は、2〜4
個の炭素原子を有するカルボン酸である。
これらはモノクロロ置換の酢酸、プロピオン酸および酪
酸である。その稀釈剤が存在することによつて、その反
応が広範囲の温度で行なわれることが可能となり、特に
アセトンまたはイソプロピルアルコールのような稀釈剤
が使用される時、相当に高温度で反応の実施が可能であ
る。
すなわち50〜155℃の温度範囲がその反応体に依存
する。好ましくは、その温度は反応の後共沸蒸留により
水の除去を可能にするように調節される。そのエーテル
化工程の後水の除去が、その多糖類−エーテルの合体す
なわちゆ着を軽減する役割を果す。そのエーテル化工程
の後多糖類の粒子は、ほぼエーテル化前のその多糖類と
同じ大きさである。約50〜155℃の温度範囲は操作
できるが、しかし好ましい工ーテル化温度は、約60〜
90℃である。この反応の進何中その系における水約2
0−100%、好ましくは50〜90%が除去される。
もし揮発性のエーテル化反応体が使用されるなら、その
反応は好ましくは閉鎖系において実施されるが、しかし
その反応はその揮発性液体反応体の効果的な還流縮合と
共に大気圧の開放系で実施できる。
その反応は発熱反応であり、そしてその稀釈剤は、良好
な熱転移およびその混合物の全体にわたつて温度の均一
化をもたらす。
加えて、その多糖類の均一なエーテル化の助けとなるそ
の混合物におけるエーテル化反応体のより以上の均一な
分布が得られ、そしてそのエーテル化が完了の後酸性化
剤および架橋剤のより均一な分布が得られる。工ーテル
化後、その混合物は約85℃以下に冷却され、そしてそ
れから約5またはそれ以下のPKa値を有する強鉱酸ま
たは有機カルボン酸で約2−6、好ましくは4〜6のP
}1まで液体状態で酸性化される。代表的な酸は、HC
I,H2SO4,H3PO4、ギ酸、酢酸、グリコール
酸、乳酸、こはく酸またはクエン酸を含む。ギ酸および
酢酸が好ましく、そしてギ酸が最も好ましい。その酸性
化の後、そのエーテル化された多糖類はアルデヒドで架
橋され、そのアルデヒドはその稀釈剤中に可溶であるモ
ノまたはジアルデヒドである。
代表的なアルデヒドは、ホルムアルデヒド、グリオキサ
ール、スクシンアルデヒドアルデヒド、またはマロンア
ルデヒド、ビルピンアルデヒドおよびアジピンアルデヒ
ドで代表される他のC2−C6ジアルデヒドを含む。ホ
ルムアルデヒドは注意深いPH調節を必要とする。グリ
オキサールは急速に反応し、そして架橋は可逆的であり
、そのためそれは好ましい架橋剤反応体である。多糖類
の重量に基づいた溶液中の架橋剤反応体の量は約0.0
2〜10重量%の範囲で変化できる。しかしながら、そ
の好ましい範囲は約3〜約7%である。グリオキサール
は架橋剤である時、多糖類の重量に基づいて約3.3〜
6%の濃度が好ましい。グリオキサールの量は、00C
〜30℃の温度を有する水中に1〜120分の時間で水
中に溶解抵抗性を提供するように調節される。その架橋
したエーテル化した多糖類はろ過、遠7L・分離または
液体から固体を分離する他の公知の手段によつてその稀
釈剤から分離される。
その分離された固体はO〜30℃で水で洗浄され、好ま
しくはスラリー化しそしてそれからろ過又は遠心分離す
る。
望ましい低塩濃度が最終生成物において得られるまで洗
浄を継続させる。0.05%程度の塩濃度が容易に得ら
れる。
その洗浄された多糖類エーテルは、それから70〜12
0℃の温度で公知の手段によつて乾燥される。
その乾燥のための好ましい手段は、加熱され、強風のエ
アドライヤーを使用することである。本発明の方法は下
記の利点を有する。
1.エーテル化工程中に改良された熱転移が得られそし
て反応温度の良好な調節ができる。
2.その架橋剤とそのエーテル化された多糖類との改良
されそしてより均一な接触が得られる。
3.その生成物は実質上その最初の大きさおよび形を保
持しているので、精製および塩除去が容易である。
4.その洗浄された生成物は均一な微粉末形であるので
、それは水性アルカリ性媒体に迅速にそしてより均一に
溶ける。
5.その多糖類およびそれのエーテル誘導体はその処理
中非常に膨潤性(すなわち水和)状態あるいは溶解状態
ではない。
6.その共沸蒸留工程は、架橋を妨害する水および幾分
かの副生物を除去する役割を果す。
その副失物はグリコールおよびアルカノールのジエーテ
ルのようなヒドロキシ含有成分である。この工程は又グ
リコールのジエーテルの少なくとも一部を除去する。こ
の発明の方法は米国特許3,709,876号の要旨と
するヒドロキシエチル・メチルセルロース・エーテルを
製造するのに特に適する。そのエーテル化された多糖類
は水で接着剤を作るのに適し、それらはラテツクスペイ
ントにおける発色剤、流動および均質改良剤としてそし
て各種食品の濃化剤として有用である。
下記の実施例は本発明を説明する。
ことわりがなければすべての部および%は重量による。
実施例 1粉砕セルロース25ポンド(11.4k9)
を、粘性を保持するため窒素のもとでNaOH5O重量
%水溶液29.5ポンド(13.4kg)と混合する。
その物質は圧力反応器に移され、それは真空にされそし
て窒素でフラツシユされる。浴解酸素を除去するために
窒素でパージしたトルエン250ポンド(114k9)
を加えた。塩化メチル20.8ポンド(9.43k9)
をその反応器に加え、そして90℃まで加熱した。
この加熱工程中に、エチレンオキサイドを、一定の速度
で計量することによつで加えた。エチレンオキサイド合
計37.5ポンド(17.0k9)を導入した。その反
応温度を9『Cまで上昇させ、そしてその反応時間(約
3時間)の残りの時間その温度で保持した。その混合物
を、70℃まで冷却し、通気しそして残留NaOHを分
析するためサンプルを取り出した。十分量のギ酸をその
残留NaOHを中和するために加え、そして水9000
m1を共沸蒸留によつて除去した。この水量はその混合
物中に理論的に存在する量の90%である。その混合物
は70℃まで冷却し、そして90重量%ギ酸0.3ポン
ド(0.14kg)および40%水性グリオキサール溶
液4ポンド(1,82k9)を加えた。
その混合物のPHは4−6であつた。グリオキサールと
の反応を、70℃で30分間継続した。その後その混合
物をその反応器から除去し、そしてそのトルエンを遠心
分離により分離した。そのかたまりは80ポンド(36
.4k9)であり、そして3−4%の水含量であつた。
1kgのサンプルを20−25℃の温度で各回11の水
で3回洗浄した。
その後その生成物を乾燥しそして粉砕した。その生成物
は白色であり水溶性粉末であり、塩基を加えた時水中に
溶けた。水中の2%溶液を2,2000cpsの粘度を
有していた。その生成物は1.3のメトキシ置換度およ
び1.88のヒドロキシエチルモル置換を有していた。
実施例 2 粉砕セルロース25ポンド(11,4k9)を、リボン
混合器において50%水酸化ナトリウム28ポンド(1
2.7kg)と混合した。
そのアルカリセルロースは70U.S.ガロン(265
1)入りの垂直の攪拌圧力容器中に加えた。その反応器
は、真空にして窒素でフラツシユして、すべての酸素を
除去した。それからトルエン250ポンド(114k9
)および塩化メチル20ポンド(9.08kg)を加え
、そしてその反応器を1時間9『Cまで加熱した。その
加熱の期間中、エチレンオキサイドを均一の速度で計量
しながら反応器に加えた。合計42ポンド(19,1k
9)のエチレンオキサイドを加、えた。そのエチレンオ
キサイドの添加後、その反応器をさらに30分間90℃
で保持した。その残留の苛性を中和するために十分な量
のギ酸を加えた。その反応温度を115十まで増加させ
、そして水91を共沸蒸留により除去した。その反応器
を室温まで冷却した。過剰のトルエンを遠心分離により
除去した。最初の塩濃度は20%であつた。2回の水洗
浄の後、その塩濃度を0.5%でありそして3回洗浄の
後それは0.05%であつた。
その架橋サンプルは溶解し始める前に、それは1時間2
0℃の水に安定であつた。その生成物は乾燥し、95%
回収率であつた。その生成物は、白色の不溶性粉末であ
り塩基を加えた時水中に溶解した。それは1.3のメト
キシ置換度および1.8ヒドロキシエチルモル置換を有
していた。2%水溶液の粘度は36,700cpsであ
つた。
実施例 3 その反応稀釈剤中のアルカリ金属セルロースを形成しそ
してそれからそのエーテル化成分を加えることが可能で
ある。
トルエン3980部、固体のNaOH392部および1
45部水はN2でパージした。
その混合物をそれから1時間攪拌しながら80℃まで加
熱した。それから粉砕セルロース400部を加え、その
混合物をN2でパージしそして1時間加熱した。その混
合物を室温まで冷却しその後塩化メチル594部および
プロピレンオキサイド101部を加えそしてそれから9
0℃まで加熱し、そして4時間保つた。その反応の完了
後、過剰の酸の中和、水を共沸蒸留除去、PH調節、グ
リオキサールでの架橋および洗浄は上記に記載した力法
と同じである。最終生成物は31.44%の−0CH3
および9.93%の−CH2CHCH3基を有していた
それはアルカリ性水に溶解できた。実施例 4 混合器中で粉砕セルロース200部に50重量%NaO
H24O部に加え、そして窒素の雰囲気で混合した。
その混合物を反応器に移しそしてトルニン400部およ
びアセトン160部を加えた。その反応器を真空にし、
そして窒素でパージし実質上すべての酸素を除去する。
それから、塩化メチル140部を加え、そしてその混合
物を加熱した。その温度が55℃に達した時、2,5部
/分の速度でエチレンオキサイド300部を加えた。大
部分のそのエチレンオキサイドの添加中その反応温度は
90℃であつた。エチレンオキサイドの添加の完了後そ
の混合物は30分間105℃まで加熱した。中和、水−
アセトン−トルエンの共沸蒸留、PH4−6への酸性化
、グリオキサールでの架橋および洗浄は上記に記載した
ように実施される。その生成物を1.19のDSおよび
1.98のMSを有していた。その塩化メチル効率(反
応に供した塩化メチルの量対供給塩化メチルの量の割)
は53%であり、そしてエチレンオキサイド効率(反応
に供したエチレンオキサイドの量対供給工チレンオキサ
イドの量の割合)は43.5%であつた。実施例 5 ヘキサン2835部. t−ブタノール1665部、4
9%NaOH溶液457部の混合物を60℃で攪拌しな
がら加熱した。
それから、粉砕した木材パルプ400部をカロえ、そし
てその混合物をN2でパージし、そして冷却した。塩化
メチル750部を加え、その混合物を加熱した。その温
度が55℃に遅した時、エチレンオキサイド600部を
、6.67部/分の速度で加えた。その反応は4時間9
0℃で行なつた。その混合物を、それから75℃まで冷
却し、中和し、そして水は共沸蒸留した。その混合物を
それから酸性化しそして上記に記載した刀法によつて架
橋した。それを洗浄しそして乾燥した。その最終生成物
は−C2H4OH28.3・冶および−0CH314,
6%を有していた。そのDSは1.17であり、そして
MSは1.60であつた。
実施例 6 アルカリセルロースは、粉砕セルロース477部を50
重量%NaOH溶液487部でスプレーすることによつ
て製造した。
そのアルカリセルロースは反応器に移し、真空にしそし
て窒素でパージした。それからトノレエン5800部を
刀口えた。その混合物を95℃まで上昇させ、そしてエ
チレンオキサイド715部を8時間にわたつて加えた。
冷却の後、その反応混合物を酢酸で中和した。共沸蒸留
は、約95℃で行なわれ、.そしてそれからそのヒドロ
キシエチルセルロースは、未反応セルロースに基づいた
クリオキサール10重量%を提供するために十分な量の
40%グリオキサール水溶液で架橋した。そのヒドロキ
シセルロースを冷水で洗浄しろ過しそして乾燥した。そ
のエーテル化セルロースは2.52MSを有していた。
水中の2重量%溶液は20℃で3000cpsをこえる
粘度を有していた。上記の記載および実施例において、
共沸蒸留工程は、その多糖類エーテルの製造の後に実施
されるけれども、その共沸蒸留はそのエーテルの製造と
同時に実施できることも理解できる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 50〜155℃の温度で液体有機稀釈剤の存在にお
    いて、アルカリ金属多糖類と (a)C_1−C_4のモノ塩化アルキル、および(b
    )C_2−C_4のビシナルエポキシドの群の少なくと
    も1種との反応によつてセルロースナトリウムおよびセ
    ルロースカリウムの群から選ばれた多糖類のエーテルを
    製造し、そしてその後過剰のアルカリを中和し、そのエ
    ーテル化した多糖類を架橋しそして水でそれを洗浄する
    ことからなる方法において、A 60〜155℃の沸点
    を有する炭化水素20〜100重量%およびC_3−C
    _3ケトンまたはC_3−C_6の第二級あるいは第三
    級の一価アルコール0〜80重量%を含む液体を有機稀
    釈剤として使用し、その稀釈剤対多糖類の重量比は8対
    1〜14対1である、そしてB 共沸蒸留によりその中
    和した反応混合物から水溶性および揮発性ヒドロキシル
    を含む副生物の少なくとも1部および水を除去し、C
    そのエーテル化した多糖類を、その液体稀釈剤の存在に
    おいて多糖類の重量を基礎として1〜6個の炭素原子を
    有する非置換モノアルデヒドまたは2〜6個の炭素原子
    の非置換ジアルデヒド0.2〜10重量%でpH2−6
    で架橋し、そしてD その架橋した生成物を0〜30℃
    の温度で水で洗浄することを特徴とする多糖類のエーテ
    ルを製造する方法。
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