JPS5942614B2 - 積層二軸延伸ポリプロピレンフイルムの製造方法 - Google Patents

積層二軸延伸ポリプロピレンフイルムの製造方法

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JPS5942614B2
JPS5942614B2 JP6102079A JP6102079A JPS5942614B2 JP S5942614 B2 JPS5942614 B2 JP S5942614B2 JP 6102079 A JP6102079 A JP 6102079A JP 6102079 A JP6102079 A JP 6102079A JP S5942614 B2 JPS5942614 B2 JP S5942614B2
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JP
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ethylene
temperature
random copolymer
heat
polypropylene film
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光美 藤山
豁 田伏
三男 賀村
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Tokuyama Corp
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Tokuyama Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ヒートシール性および透明性が改善された積
層二軸延伸ポリプロピレンフィルムの製゛造方法に関す
る。
二軸延伸ポリプロピレンフィルムは、引張強さ、剛性率
、表面硬度、衝撃強度、耐寒性等の機械的特性や、光沢
、透明性等の光学的特性、あるいは無毒性、無臭性など
の食品衛生性に優れているために食品包装分野に広く使
用されている。
しかし反面、二軸延伸ポリプロピレンフィルム単体では
ヒートシール性が極めて悪く、ヒートシールを行うと熱
収縮が起こりシール強度および美観が損われる等の欠点
がある。
これを改良するために、二軸延伸ポリプロピレンフィル
ム基体上に易ヒートシール性物質を被覆することが行わ
れている。
被覆の方法としては、古くは塗布後乾燥する方法、接着
剤を用いて易ヒートシール性樹脂のフィルムを基体フィ
ルムに接着する方法がある。しかし最近は、無延伸ある
いは一軸延伸した基体ポリプロピレンフィルムに易ヒー
トシール性樹脂を積層した後、一軸又は二軸延伸する方
法が生産性が高いこと、製造原価が低いこと等のために
注目されている。
このような方法において、易ヒートシール性樹脂として
エテレンー酢酸ビニル共重合体、ポリエチレン等を用い
た場合は、基体二軸延伸ポリプロピレンフィルムの特徴
である透明性、腰の強さ、表面硬さを損わしめる欠点が
ある。
そのためプロピレンを少(とも75重量%含むエチレン
−プロピレン共重合体、好ましくはプロピレン99.5
〜95重量%およびエチレン0.5〜5重量%よりなる
エチレン−プロピレン共重合体を使用することが提案さ
れている(特公昭46一31478号)。
この方法においては上述の欠点は改善されるが、実用上
必要なヒートシール強度を得るためのヒートシール温度
、一般にヒートシール開始温度と言われるが、このヒー
トシール開始温度が比較的高いという欠点が引続いて残
る。ヒートシール開始温度を低下させるためには、エチ
レン−プロピレン共重合体中のエチレン含量を増せばよ
いが、反面フイルムの透明性が低下し、また耐プロツキ
ング性、耐スクラツチ性が低下するという、他の欠点が
生じてくる。以上の好ましくない諸性質を改善させる、
即ちヒートシール開始温度を低下させ、耐スクラツチ性
および耐プロツキング性を改善させるために、エチレン
−プロピレン共重合体のうちでも特定の共重合体である
エチレン含量1.0〜6.0重量%でランダム性指数1
.0以下の結晶性エチレン−プロピレンランダム共重合
体を用いることが特公昭?一14343号に提案されて
いる。
この特公昭49−14343号に示されたものは、従前
のものに比して耐スクラツチ性および耐プロツキング性
が改良され、ヒートシール開始温度も低下しているので
改善はみられるが、ヒートシール開始温度は低ければ低
い程製袋作業の高速化がはかれるため、更に改善が望ま
れる。
当業界においては、ヒートシール開始温度を1度でも低
下させるべく、昼夜研究がなされているといつても過言
ではない。斯様な背景を踏えて、本発明者等はエチレン
−プロピレンランダム共重合体を積層した二軸延伸ポリ
プロピレンフイルムのヒートシール性を更に改善すべく
研究を続けた結果、易ヒートシール樹脂であるエテレン
ープロピLノンランダム共重合体を溶融している状態か
ら急冷することにより、ヒートシール開始温度が更に低
下するばかりか、透明性も改良されることを見い出し本
発明を完成するに至つた。
本発明は、少くとも片面にエチレン含量1.0〜7.0
重量%のエチレン−プロピレンランダム共重合体が積層
された二軸延伸ポリプロピレンフイルムの当該エチレン
−プロピレンランダム共重合体面を、該ランダム共重合
体の融点以上且つポリプロピレンフイルムの融点以下の
範囲内の任意の温度から70℃/秒以上の冷却速度でも
つて、70℃以下の温度まで急冷することを特徴とする
積層二軸延伸ポリプロピレンフイルムの製造方法である
尚、本発明において融点とは、示差走査熱量計による測
定において1『C/分の昇温速度における吸熱の終了温
度をいう。
また、冷却速度は、平均の冷却速度である。本発明にお
いては、先ず基材である二軸延伸ポリプロピレンフイル
ムが熱変形しない温度で、積層易ヒートシール性樹脂で
あるエチレン−プロピレンランダム共重合体の融点以上
で溶融状態にし、これを70℃/秒以上の冷却速度で7
0℃以下に冷却することにより、ヒートシール開始温度
の低下および透明性の改善がみられる。
そしてこれらの効果は、長時間経過後も変わることはな
い。前掲特公昭49−14343号において、易ヒート
シール性樹脂であるエチレン−プロピレンランダム共重
合体の結晶融点以上で熱処理または延伸することが示さ
れているが、その後の冷却については特に記載されてお
らず、空気中での放冷が採用されているにすぎない。し
かし、空気中での放冷ではヒートシール開始温度の低下
はみられないばかりか、透明性も改良されない。易ヒー
トシール樹脂を溶融状態から7『C/秒以上、好ましく
は15『C/秒以上の冷却速度で70℃以下、好ましく
は50℃以下に冷却することによりヒートシール性およ
び透明性に改善がみられることは本発明者等によりはじ
めて見い出されたものである。後述の比較例からも明ら
かなように易ヒートシール樹脂を融点以上に加熱しない
場合、冷却速度が70゛C/秒未満の場合および70℃
以下の温度まで冷却されない場合、いずれの場合もヒー
トシール開始温度の低下および透明性の改善はみられな
い。以上述べた如く、本発明においてはエチレンプロピ
レンランダム共重合体は冷却に入る前に溶融状態にあれ
ばよいのであつて、その溶融状態は延伸時であつても、
また、二軸延伸後基材ポリプロピレンフイルムの延伸に
よる残留応力の発生を解消するための熱処理工程時であ
つてもよい。
本発明において二軸延伸ポリプロピレンフイルム基材上
のエテレンープロピレンランダム共重合体を溶融させる
加熱方法は特に限定されず、熱空気加熱、赤外線加熱、
高周波加熱、加熱ロール等を用いるのが一般的である。
また、冷却方法も特に限定されず、冷却ロールを用いる
方法、エアーナイフを用いる方法等が一般に採用される
冷却ロール、エアー等の冷却体の温度は70℃以下、好
ましくは50℃以下に保つておけばよい。本発明の対象
となる、少くとも片面にエチレン含量1.0〜70重量
%のエテレンープロピレンランダム共重合体を積層した
二軸延伸ポリプロピレンフイルムとしては、一般に次の
ような方法で得られたものが好ましく用いられる。
1基材となる一軸延伸ポリプロピレンフイルムの少くと
も片面にエチレン含量1.0〜7.0重量%のエチレン
−プロピレンランダム共重合体を積層し、次いで二軸目
の延伸を行う。
2ポリプロピレンおよびエチレン含量1.0〜7.0重
量%のエチレン−プロピレンランダム共重合体を加熱溶
融状態で積層し、同時または遂次二軸延伸を行う。
3基材となるポリプロピレンフイルムおよびエチレン含
量1.0〜7。
0重量%のエチレン−プロピレンランダム共重合体フイ
ルムを重ね合わせ、回時または遂次二軸延伸を行う。
本発明において、基材となるポリプロピレンフイルムは
、プロピレン単独重合体、プロピレンと共重合可能な単
量体例えばエチレン、プテン一1等との共重合体、ある
いはポリプロピレンとポリエチレン、ポリブテン−1等
とのプレンド物からなるフイルムの総称である。
基材ポリプロピレンフイルムに易ヒートシール層として
積層されるエチレン−プロピレンランダム共重合体は、
エチレン含量が1.0〜7.0重量%好ましくは1.5
〜5.0重量%のものである。
エチレン含量が1.0重量%未満ではヒートシール性が
十分でなく、7.0重量%を越えると透明性、耐スクラ
ツチ性および耐プロツキング性が低下するので好ましく
ない。またエチレン−プロピレンランダム共重合体とし
てメルトフローインデツクス(以下MFIRと略す)が
12以下のものを用いればヒートシール性および透明性
が更に改善される。
なお、?IRは260℃における2160f1荷重下で
のメルトフローインデツクス(MFI)と同温度、32
59荷重下でのMFIとの比で表わされるものであり、
理論上6.65以下の値はとり得ない。一般に市販のポ
リプロピレンのMFIRは13〜16の範囲にあるもの
が多い。MFIRが12以下のエチレン−プロピレンラ
ンダム共重合体を製造する方法は限定される為のではな
いが、代表的な方法として、例えばエチレン−プロピレ
ンランダム共重合体を空気等の酸素含有ガスの存在下に
溶融混練して酸化熱分解し変性する方法があげられる。
より具体的には押出機または混練機を用いて、材料の投
入口またはベント部において空気を吹込む。空気濃度の
調整は押出機ホツパ一部に窒素ガスと共に所定の濃度に
なるように空気を吹込む方法が簡単であるので好ましく
採用される。また前記空気による酸化分解以外に、有機
過酸化物等の分解助剤を添加する方法、熱分解法、機械
的分子切断等があり必要に応じて適用できる。以下実施
例により本発明を説明するが、本発明はそれらの実施例
に限定されるものではない。
尚、実施例中の次の項目については以下の方法で測定、
計算した。1)ヘイズ JISK−6714に従い、株式会社東洋精機製作所製
ヘイズメータ一で測定した。
2)ヒートシール開始温度 東洋テスターエ業株式会社製熱板ヒートシーーラ一を用
い、1kg/Cdの圧力で1秒間圧着して得たヒートシ
ール部分寸法が幅5鰭、長さ?Mmの試料を、剥離速度
100m1/分、剥離角度180試でT一型剥離を行い
、200g/c−mの剥離強度を示すときの温度をヒー
トシール開始温度とした。
従つてこの値が低いほど低温ヒートシール性が良好であ
ることを示す。3)冷却速度 イ)エアーナイフによる冷却 一般に平面に沿つて流速u〔m/時〕の流体のある長さ
lまでの平均熱伝達率hは次式で表わされる01r ここで k:流体の熱伝導率〔Kcd/m・時・℃〕v:流体の
動粘性係数〔Rrl!/時〕Pr:流体のプラントル数 次に表面温度t1のフイルムを雰囲気tfにさらした場
合、τ時間後に表面温度がt8となつたとき、無次元温
度比θ−と〔=ゾはL?▲K α=?:フイルムの温度伝播率 ー−− − ′1 従つてt・からt 1 S までの冷却速度は 実施例 1 MFI=1.O9/10分のポリプロピレン単独重合体
を290℃に設定したT−ダィを装着した押出機に投入
し、厚さ2mmのシートを得た。
次いで該シートをロール表面温度を155℃に設定した
ロール式延伸機で縦方向に5倍延伸した。得た一軸延伸
フイルムに一般に使用されているラミネーターを用いて
、エチレン含量2.5重量%、MFI8.09/10分
、融点149℃のエチレンープロピレンランダム共重合
体を厚さ30μに積層した。この積層フイルムを空気温
度150℃に設定したオーブン式延伸機で横方向に10
倍延伸し、次に空気温度を155゜Cに上げ熱処理を行
なつた。この積層フイルムを25crrl/秒の速度で
移動させ、オーブンの出口に設置したエアーナイフを用
いて空気温度20℃、風速25m/秒のエアーをフイル
ム面 垂直に吹きつけて室温(2『C)まで冷却してと
り出した。この時の冷却速度は約150℃/秒であつた
。得られたフイルムのヒートシール開始温度は137℃
、ヘイズは2.2%であつた。実施例 2空気温度2『
C、風速8m/秒のエアーナイフを用いる以外は実施例
1と同様に行つた。
この時の冷却速度は約8『C/秒であつた。得られたフ
イルムのヒートシール開始温度は138℃、ヘィズは2
.4%であつた。実施例 3 エチレンープロピレンランダム共重合体として、エチレ
ン含量3.5重量%、MFI=7。
89/10分、融点140℃のものを用いること以外は
実施例1と同様に行つた。
得られたフイルムのヒートシール開始温度は125℃、
ヘイズは2.3%であつた。実施例 4 エチレンープロピレンランダム共重合体として、エテレ
ン含量2.5重量%、MFI=4.19/10分、融点
148℃のものを、空気を吹込みながら押出機ホツパー
に供給し、220℃に設定した押出機により混練押出し
てMFI=8.29/10分MFIR=11.3になる
如く変性したものを用いること以外は実施例1と同様に
行つた。
得られたフイルムのヒートシール開始温度は134゜C
,ヘィズは1.8%であつた。実施例 5 実施例1においてエアーナイフの代りに、オーブン式延
伸機の出口のところに設置した表面温度2『Cの冷却ロ
ールで冷却してとり出した。
この時の冷却速度は約110『C/秒であつた。得られ
たフイルムのヒートシール開始温度は135℃ヘイズは
1.9%であつた。実施例 6 実施例3においてエアーナイフの代りに実施例5の冷却
ロールを用いること以外は実施例3と同様に行つた。
得られたフイルムのヒートシ―ル開始温度は123℃、
ヘイズは2.0%であつた。比較例 1実施例1におい
てエアーナイフを用いないこと以外は実施例1と回様に
行つた。
この時の冷却速度は約3『C/秒であつた。得られたフ
ィルムのヒートシール開始温度は140℃、ヘィズは2
.6%であつた。比較例 2 実施例3においてエアーナイフを用いないこと以外は実
施例3と同様に行つた。
得られたフイルムのヒートシール開始畠度は128℃、
ヘイズは2.8(f)であつた。比較例 3 比較例1において得た積層フイルムを空気温度14『C
に設定したオーブンに入れ熱処理を行つた。
この積層フイルムを25c−Rrl/秒の速度で移動さ
せ、オーブンの出口に設置したエアーナイフを用いて空
気温度20℃、風速25m/秒のエアーをフイルム面に
垂直に吹きつけて室温(20℃)まで冷却してとり出し
た。この時の冷却速度は約140゜C/秒であつた。得
られたフイルムのヒートシール開始温度は139℃、ヘ
イズは2.6%であつた。実施例 7 MFI=1.0f!/10分のポリプロピレン単独重合
体を290℃に設定したT−ダイを装着した押出機に投
入し、厚さ2mmのシートを得た。
次いで該シートをロール表面温度を155℃に設定した
ロール式延伸機で縦方向に5倍延伸した。得た一軸延伸
フイルムに一般に使用されているラミネーターを用いて
エチレン含量2.5重量%、MFI=8.09/10分
、融点149℃のエテレンープロピレンランダム共重合
体を厚さ30μに積層した。この積層フィルムを空気温
度150℃に設定したオープン式横延伸機で横方向に1
0倍延伸した。次にこの積層フイルムを25crn/秒
の速度で移動させ、オーブンの出口に設置したエアーナ
イフを用いて空気温度20℃、風速25m/秒のエアー
をフイルム面に垂直に吹きつけて室温(20℃)まで冷
却してとり出した。この時の冷却速度は約15『C/秒
であつた。得られたフイルムのヒートシール開始温度は
138℃、ヘイズは2.2%であつた。実施例 8 エチレン−プロピレンランダム共重合体として、エチレ
ン含量3.5重量%、MF=7.89/10分、融点1
40℃のものを用いること以外は実施例7と同様に行つ
た。
得られたフイルムのヒートシール開始温度は125℃、
ヘイズは2.2%であつた〜 実施例 9 エチレン−プロピレンランダム共重合体として、エチレ
ン含量2.5重量%、MFI=4.19/10分のもの
を、空気を吹込みながら押出機ホツパ一に供給し、22
0℃に設定した押出機により混練押出してMFI=8.
29/10分、MFIR二11.3になる如く変性した
ものを用いること以外は実施例7と同様に行つた。
得られたフイルムのヒートシート開始温度は135℃、
ヘイズは1.9%であつた。実施例 10 実施例7においてエアーナイフの代りに、オープン式横
延伸機の出口のところに設置した表面温度2『Cの冷却
ロールで冷却してとり出した。
この時の冷却速度は約1100℃/秒であつた。得られ
たフイルムのヒートシール開始温度は136℃、ヘイズ
は20%であつた。実施例 11 実施例8においてエアーナイフの代りに実施例10の冷
却ロールを用いること以外は実施例2と同様に行なつた
得られたフイルムのヒートシール開始温度は124℃、
ヘィズは2.1%であつた。比較例 4実施例7におい
てエアーナイフを用いないこと以外は実施例7と同様に
行つた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少くとも片面にエチレン含量1.0〜7.0重量%
    のエチレン−プロピレンダンダム共重合体が積層された
    二軸延伸ポリプロピレンフィルムの当該エチレン−プロ
    ピレンランダム共重合体面を、該ランダム共重合体の融
    点以上且つポリプロピレンフィルムの融点以下の範囲内
    の任意の温度から70℃/秒以上の冷却速度でもつて、
    70℃以下の温度まで急冷することを特徴とする積層二
    軸延伸ポリプロピレンフィルムの製造方法。 2 エチレン−プロピレンランダム共重合体がメルトフ
    ローインデックス比12以下のエチレン−プロピレンラ
    ンダム共重合体である特許請求の範囲第1項記載の製造
    方法。 3 冷却速度が150℃/秒以上である特許請求の範囲
    第1項記載の製造方法。 4 50℃以下の温度まで急冷する特許請求の範囲第1
    項記載の製造方法。 5 二軸目の延伸をエチレン−プロピレンランダム共重
    合体の融点以上ポリプロピレンフィルムの融点以下で行
    つた後、70℃/秒以上の冷却速度でもつて70℃以下
    の温度まで急冷する特許請求の範囲第1項記載の方法。
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