JPS5942541B2 - 細型電動機の固定子 - Google Patents

細型電動機の固定子

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Publication number
JPS5942541B2
JPS5942541B2 JP52006273A JP627377A JPS5942541B2 JP S5942541 B2 JPS5942541 B2 JP S5942541B2 JP 52006273 A JP52006273 A JP 52006273A JP 627377 A JP627377 A JP 627377A JP S5942541 B2 JPS5942541 B2 JP S5942541B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slots
coil
coils
stator
divided
Prior art date
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Expired
Application number
JP52006273A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5391302A (en
Inventor
真一郎 入江
尊久 梅田
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Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shibaura Engineering Works Co Ltd filed Critical Shibaura Engineering Works Co Ltd
Priority to JP52006273A priority Critical patent/JPS5942541B2/ja
Publication of JPS5391302A publication Critical patent/JPS5391302A/ja
Publication of JPS5942541B2 publication Critical patent/JPS5942541B2/ja
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  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は組型電動機の固定子に関するものである。
従来より、例えばコンクリート用棒状バイブレータ−の
振動筒の基部に収納して使用するような極めて紙型の電
動機を製作する場合において、これに使用する固定子の
製作の際、固定子コアの内周に有するスロットへのコイ
ル挿入は、固定子コアの内径が小さく自動コイル挿入装
置を使用できないため手作業で行なっているが、固定子
コアの内径が小さいため手も入らないので、コイル挿入
作業が非常に行ない難いものであり、殊にコイル%数が
多(なればなるほどコイル挿入が行ない難くなり、その
ため固定子の径小化が制限され長くすることも制限され
る上、出力も100W−200W程度に制限され、50
0W〜600Wの出力を得るには固定子コアを接続しな
ければならないものであった。
なお、コイル挿入のための特殊な冶具を使用して固定子
のコイル挿入を行なうことも提案されたが、このような
冶具を使用してもコイル挿入に多大の時間を費やし、一
個の固定子のコイル挿入に3時間もかかることがあり、
とても量産できるものではなかった。
従って、組型電動機は出力が低いのに製作コストが極め
て高くなるものであった。
本発明は、上記諸点に鑑みて、固定子コアの内径が小さ
くてもコイル挿入が容易に行なえ、出力を低下させるこ
とな(従来品よりも細い固定子即ち超細型電動機の製作
を可能にするため発明したものであり、固定子コアはス
ロット数が同一となるよう分割形成した複数の分割コア
を接合してなり、その接合個所の少なくとも−が内周に
有するスロットに挿入したコイルの渡りのない部分であ
るよう設定し、分割状態にてコイルをスロットに挿入し
た分割コア同士を接合してなることを特徴とするもので
ある。
その実施例を図によりながら以下に説明する。
先ず、第1図〜第5図に示す2極の場合の実施例におい
て、Aは固定子コア10の内周に有するスロット20に
コイル30を挿入してなる固定子であり、特に固定子コ
ア10はスロット数が同数となるよう三等分して形成し
た分割コア111゜12、を接合してなり、その二個所
の接合個所14、.151のうち一方141はスロット
20に挿入したコイル30の渡りのない部分となるよう
設定している。
そして二個の分割コア111゜12、を、第3図のよう
に、一方の接合個所151にあたる接合端部同士を接近
させ、他のコイル渡りのない部分の接合個所141 に
あたる接合端部同士を隔離させた分割状態にして並べて
おき、この状態で適数のコイル30を両分割コア111
゜12□に渡して所定のスロット20に挿入した後、分
割コア11□、12、同士を後述する溶接その他の手段
で接合してなるものである。
この場合、スロット20へのコイル挿入は、6スロツト
の場合3個のコイル30を両分割コア11.,12□に
渡して第4゛図のように挿入すればよい。
また、12スロツトのi合6個のコイル30を第5図a
(重ね巻)または同図b(同心巻)のように挿入する。
スロット数の増加に伴なって同様に、全てのコイルが両
分割コア111,12、間に渡された状態となるよう挿
入すればよい。
また、第6図〜第8図に示す4極の場合の実施例におい
ては、上記実施例の場合と同様に、固定子コア10はス
ロット数が同数となるように三等分して形成した分割コ
ア11□、12□を接合してなるものであるが、二個所
の接合個所14□。
15゜の双方とも、スロット20に挿入したコイル30
の渡りのない部分となるよう設定しているものである。
そして、二個の分割コア11□。12□を完全に隔離し
た分割状態にしてそれぞれの分割コア11□、12□個
々に適数のコイル30を所定のスロット20に挿入して
おいて、分割コア112,122同士を接合してなるも
のである。
この場合、スロット20へのコイル挿入は、12スロツ
トの場合、6スロツトずつの各分割コア11゜、12□
ごとにそれぞれ3個ずつのコイル30を第7図のように
挿入する。
また24スロツトの場合各分割コア11□、12□ごと
にそれぞれ6個ずつのコイル30を第8図a(重ね巻)
または同図b(同心巻)のように挿入する。
さらに、第9図〜第11図に示す6極の場合の実施例に
おいては、固定子コア10はスロット数が同数となるよ
う三等分して形成した分割コア113.123,133
を接合してなり、三個所の接合個所143,153,1
63の全部がスロット20に挿入したコイル30の渡り
のない部分となるよう設定している。
そして、三個の分割コア113.123,133を完全
に分離した状態にしてそれぞれの分割コア113,12
3,133個々に適数のコイル30を所定のスロット2
0に挿入しておいて、各分割コア113,123,13
3を接合してなるものである。
この場合、スロット20へのコイル挿入は、18スロツ
トの場合、6スロツトずつの各分割コア113,123
,133ごとにそれぞれ3個ずつのコイル30を第10
図のように挿入する。
また36スロツトの場合、各分割コア113,123,
133ごとにそれぞれ6個ずつのコイル30を第11図
a(重ね巻)または同図b(同心巻)のように挿入する
上記実施例では極数が2極、4極、6極の場合について
説明したが、本発明は、8極、10極、12極等極数が
増加しても、上記と同様に分割コア同士の接合個所がス
ロットに挿入したコイルの渡りのない部分となるように
設定して実施できるものであり、特に極数が増えれば固
定子コアを4個以上に分割しておいて実施することもで
きるが、分割コア同士の接合個所が増え、製作に手数が
かかることになるので、2個ないし3個に分割して実施
するのが好適である。
また、分割コアを等分の大きさとする必要もない。
上記分割コア同士の接合は、通常、溶接によるもので、
例えば各分割コアのスロットにコイルを挿入した状態で
第2図のように分割コアの接合端面同士を突き合せて、
該突き合せ部分を外縁部において周知の溶接手段により
溶接すればよく、特に前記突き合せ部分の外縁部に溶接
のための僅かな凹みや凸部を設けておけば容易に溶接で
き、また前記のように突き合せ部分の外縁部で溶接すれ
ば、コア内周のスロットに絶縁物を介して挿入されたコ
イルには影響がなく、またコイルの渡りが存する場合に
も、実際にはコア側端面より延びたコイルエンド部分で
渡っているため、同等問題なく溶接できる。
このほかの接合手段として、例えば分割コアの接合端面
同士を接着手段により接合した状態でパイプ状フレーム
に圧入し、フレームと分割コアとをリベットで固定、ま
たはフレームに穴をあけて溶接することもできる。
さらに4極以上の接合個所すべてがコイルの渡りのない
部分である場合には、コイル挿入状態でも分割コアを完
全に分離させて取扱い得るので、第12図のように、接
合面の一方にアリ溝17を、他方にこのアリ溝17に嵌
まる突条18を形成して軸心方向にスライドさせること
により簡単に接合できるようにすることも可能である。
本発明は、上記のように固定子コア10を構成する分割
コアのスロット数を同数とし、この分割コア同士の接合
個所の−がコイル30の渡りのない部分であるよう設定
したものであるから、各分割コアを前記設定に該当する
よう形成しておきさえすれば、固定子コア10の内径が
ご(小さなものであっても、さらにコイル巻数が多くて
も、分割状態にして同等支障なく所定のスロット20へ
のコイル挿入が容易に行なえる。
すなわち分割コア同士の接合個所の一つがコイルの渡り
のない部分であれば、他のコイルの渡りのある部分の接
合個所にあたる接合端面同士を接近させ、前記コイルの
渡りのない部分の接合個所にあたる接合端面同士を隔離
させた第2図に例示するような展開状態に並べて、各分
割コアのスロットにコイルヲ難なく挿入でき、もちろん
接合個所のすべてがコイルの渡りのない部分であれば、
各分割コアそれぞれスロットにコイルを難なく挿入でき
、従ってコイル挿入がきわめて容易に行なえるのである
そしてこの分割コア同士を接合することにより紙型の固
定子を簡単に製作でき、組型電動機の固定子の製作にお
いてコイル挿入に要する手数を著しく軽減でき、コスト
低下促進に大いに寄与できることとなる。
特に本発明は、上記のように固定子コアを分割状態にし
て簡単にコイル挿入できるものであるから、固定子コア
の内径な極(小さなものにできるはもちろん、その長さ
も同等制限されるものではなく、従来品よりも細長い固
定子を簡単に製作できることになり、しかも出力の充分
なものが得られることになる。
従って、本発明は組型電動機の固定子として、大量生産
可能で製作コストの低床なものであり、しかも、出力を
低下させることな〈従来品より細い超細型電動機の製作
をも可能にする等、優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すものであり、第1図は2極の
場合の斜視図、第2図は同縦断側面図、第3図はコイル
挿入前の固定子コアの側面図、第4図は6スロツトの場
合のコイル挿入状態を示す略本展開図、第5図aおよび
bはそれぞれ12スロツトの場合のコイル挿入状態を示
す略本展開図、第6図は4極の場合の側面図、第7図は
12スロツトの場合のコイル挿入状態を示す略本展開図
、第8図aおよびbはそれぞれ24スロツトの場合のコ
イル挿入状態を示す略本展開図、第9図は6極の場合の
側面図、第10図は18スロツトの場合のコイル挿入状
態のコイル挿入状態を示す略本展開図、第11図aおよ
びbはそれぞれ36スロツトの場合のコイル挿入状態を
示す略示展開側面図、第12図は分割コア同士の接合手
段の一例を示す断面図である。 A・・・・・・固定子、10・・・・・・固定子コア、
20・・・・・・スロット、30・・・・・・コイル、
11□、121,112゜12□、113,123,1
33・・・・・・分割コア、14、。 151.142,15□、143,153,163・・
・・・・接合個所。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 固定子コアはスロット数が同一となるよう分割形成
    した複数の分割コアを接合してなり、その接合個所の少
    な(とも−が内周に有するスロットに挿入したコイルの
    渡りのない部分であるよう設定し、分割状態でコイルを
    スロットに挿入した分割コア同士を接合してなることを
    特徴とする組型電動機の固定子。
JP52006273A 1977-01-21 1977-01-21 細型電動機の固定子 Expired JPS5942541B2 (ja)

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JP17609585A Division JPS6146139A (ja) 1985-08-09 1985-08-09 細型電動機の固定子

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JPS5391302A JPS5391302A (en) 1978-08-11
JPS5942541B2 true JPS5942541B2 (ja) 1984-10-16

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