JPS5942479B2 - プリント基板におけるヒュ−ズパタ−ン - Google Patents
プリント基板におけるヒュ−ズパタ−ンInfo
- Publication number
- JPS5942479B2 JPS5942479B2 JP4558281A JP4558281A JPS5942479B2 JP S5942479 B2 JPS5942479 B2 JP S5942479B2 JP 4558281 A JP4558281 A JP 4558281A JP 4558281 A JP4558281 A JP 4558281A JP S5942479 B2 JPS5942479 B2 JP S5942479B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printed circuit
- circuit board
- fuse pattern
- heat
- melting point
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Fuses (AREA)
- Structure Of Printed Boards (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、プリント基板におけるヒューズパターンに関
する。
する。
従来のヒューズパターンは、例えば実開昭54−177
551号公報、実開昭54−159163号公報及び第
1図イ、口に示す如く、絶縁基板1に配設した銅箔等の
回路2の一部に狭小な巾の発熱溶断部3を設けた構成で
ある。
551号公報、実開昭54−159163号公報及び第
1図イ、口に示す如く、絶縁基板1に配設した銅箔等の
回路2の一部に狭小な巾の発熱溶断部3を設けた構成で
ある。
なお、4はプリント基板Aの表面を被覆したソルダーレ
ジストである。しかし、かゝるヒューズパターンは異常
電流が流れても例えば銅の融点1083℃近く迄昇温し
なければ溶断しなかつた。
ジストである。しかし、かゝるヒューズパターンは異常
電流が流れても例えば銅の融点1083℃近く迄昇温し
なければ溶断しなかつた。
この為、基板が過熱されて発煙したり、甚しくは基板が
炭化し溶断と同時に炭化部分を電流が流れ、基板が燃え
るという問題点があつた。本発明は上記した点を改善す
るためになされたものである。
炭化し溶断と同時に炭化部分を電流が流れ、基板が燃え
るという問題点があつた。本発明は上記した点を改善す
るためになされたものである。
即ち、第2図イ、口は従来例を示す第1図を例とする本
発明の一実施例を示し、巾狭の発熱溶断部3上にスズ、
ハンダ等の低融点金属よりなるメッキ層5を設けてヒュ
ーズパターンとしたものである。
発明の一実施例を示し、巾狭の発熱溶断部3上にスズ、
ハンダ等の低融点金属よりなるメッキ層5を設けてヒュ
ーズパターンとしたものである。
このメッキ層5の厚さは、回路2即ち発熱溶断部3の厚
さの80%以上とするのが好ましく、回路が例えば18
μmの銅箔の場合15μm以上のメッキ厚とする。
さの80%以上とするのが好ましく、回路が例えば18
μmの銅箔の場合15μm以上のメッキ厚とする。
上記構成において、回路2に異常電流(大電流)が流れ
ると、巾狭の発熱溶断部3の温度が上昇し、上記低融点
金属と回路(この場合銅)間の相互拡散速度が大となり
、この部分の抵抗値が増加し、銅の融点より低い温度で
溶断する。
ると、巾狭の発熱溶断部3の温度が上昇し、上記低融点
金属と回路(この場合銅)間の相互拡散速度が大となり
、この部分の抵抗値が増加し、銅の融点より低い温度で
溶断する。
即ち、加熱溶断部3にメッキ層5を設けたことにより相
互拡散が起り、高抵抗で低融点の合金が形成されること
になる。その結果、発熱溶断部3の溶断による基板の発
煙や炭化を未然に防止することができる。なお、プリン
ト基板の一般の使用温度では、上記拡散温度は低いため
、ヒューズパターンの抵抗増加は回路設計等の際無視す
ることができ、例えば銅にハンダメッキをした場合12
0℃、28日で4.8μmの合金ができる程度である。
本発明は上記したように、プリント基板を構成する銅箔
等の回路網の一部に該回路より巾狭の発熱溶断部を形成
してなるヒユニズパターンにおいて該発熱溶断部に発熱
溶断部の80%以上の厚さを有するスズ、ハンダ等の低
融点金属よりなるメッキ層を設けてなるものであるから
、ヒューズパターンの融点が低下し、プリント基板の発
煙、炭化等を未然に防止することができる。
互拡散が起り、高抵抗で低融点の合金が形成されること
になる。その結果、発熱溶断部3の溶断による基板の発
煙や炭化を未然に防止することができる。なお、プリン
ト基板の一般の使用温度では、上記拡散温度は低いため
、ヒューズパターンの抵抗増加は回路設計等の際無視す
ることができ、例えば銅にハンダメッキをした場合12
0℃、28日で4.8μmの合金ができる程度である。
本発明は上記したように、プリント基板を構成する銅箔
等の回路網の一部に該回路より巾狭の発熱溶断部を形成
してなるヒユニズパターンにおいて該発熱溶断部に発熱
溶断部の80%以上の厚さを有するスズ、ハンダ等の低
融点金属よりなるメッキ層を設けてなるものであるから
、ヒューズパターンの融点が低下し、プリント基板の発
煙、炭化等を未然に防止することができる。
第1図イ、口は従来例を示し、イはプリント基板の要部
平面図、口はそのヒユーズパターンの断面図である。 第2図イ、口は本発明の一実施例をくし、イはプリント
基板の要部平面図、帽まヒユズパターンの断面図である
。2・・・・・・回路、3・・・・・・発熱溶断部、5
・・・・・・メツキ層。
平面図、口はそのヒユーズパターンの断面図である。 第2図イ、口は本発明の一実施例をくし、イはプリント
基板の要部平面図、帽まヒユズパターンの断面図である
。2・・・・・・回路、3・・・・・・発熱溶断部、5
・・・・・・メツキ層。
Claims (1)
- 1 プリント基板を構成する銅箔等の回路網の一部に該
回路より巾狭の発熱溶断部を形成してなるヒューズパタ
ーンにおいて該発熱溶断部に発熱溶断部の80%以上の
厚さを有するスズ、ハンダ等の低融点金属よりなるメッ
キ層を設けてなるプリント基板におけるヒューズパター
ン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4558281A JPS5942479B2 (ja) | 1981-03-30 | 1981-03-30 | プリント基板におけるヒュ−ズパタ−ン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4558281A JPS5942479B2 (ja) | 1981-03-30 | 1981-03-30 | プリント基板におけるヒュ−ズパタ−ン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57160192A JPS57160192A (en) | 1982-10-02 |
JPS5942479B2 true JPS5942479B2 (ja) | 1984-10-15 |
Family
ID=12723335
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4558281A Expired JPS5942479B2 (ja) | 1981-03-30 | 1981-03-30 | プリント基板におけるヒュ−ズパタ−ン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5942479B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5996796U (ja) * | 1982-12-20 | 1984-06-30 | 松下電器産業株式会社 | 高周波加熱装置 |
US5923239A (en) * | 1997-12-02 | 1999-07-13 | Littelfuse, Inc. | Printed circuit board assembly having an integrated fusible link |
-
1981
- 1981-03-30 JP JP4558281A patent/JPS5942479B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57160192A (en) | 1982-10-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TW201841179A (zh) | 保險絲元件 | |
US4379318A (en) | Overcurrent safety construction for a printed circuit board | |
EP0159771B1 (en) | Chip resistors and forming method | |
JPH11251177A (ja) | チップ部品 | |
JPS5942479B2 (ja) | プリント基板におけるヒュ−ズパタ−ン | |
JPS5823138A (ja) | ヒユ−ズ回路板 | |
JPH0548262A (ja) | 複合形混成集積回路 | |
JP2013045919A (ja) | プリント配線板 | |
JP2007508706A (ja) | ヒューズを含むプリント回路基板 | |
JP2016096134A (ja) | 回路素子、及び回路素子の製造方法 | |
JPS5919361A (ja) | 半導体装置 | |
JPH06150802A (ja) | チップ型ヒューズ抵抗器 | |
JPH023601Y2 (ja) | ||
JPS5911695A (ja) | 混成集積回路装置 | |
CN114126200B (zh) | Pcb焊盘开孔结构、方法以及电器 | |
JP2002246721A (ja) | 半導体装置 | |
JPS5980986A (ja) | 印刷配線板 | |
JPS6133659Y2 (ja) | ||
JPS5980987A (ja) | 印刷配線板 | |
JP3770408B2 (ja) | 基板型抵抗・温度ヒューズ及び機器の保護方法 | |
JP3913121B2 (ja) | 低い抵抗値を有するチップ抵抗器の製造方法 | |
JP2007027242A (ja) | 基板 | |
JPS6037632A (ja) | 厚膜ヒユ−ズ及びその製造方法 | |
JPS63308309A (ja) | コンデンサ | |
JP2005078867A (ja) | ヒューズ素子 |