JP2007027242A - 基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】生産性を高くすることができ、基板が劣化するのを防止することができるようにする。
【解決手段】部品実装面及び半田面を備えた基板11において、基板11を貫通させて形成されたスルーホール15と、スルーホール15に配設され、内壁ランド部、半田面ランド部及び部品実装面ランド部から成るランド16とを有する。そして、電子部品のリード22がスルーホール15に挿入される。また、リード22とランド16とが半田によって接続されて半田フィレットが形成される。そして、半田面ランド部の熱容量が、部品実装面ランド部の熱容量より大きくされる。また、半田面ランド部に、半田フィレットの形成を規制する半田フィレット規制部が形成される。十分な熱量が短時間のうちに、半田面ランド部から部品実装面ランド部に伝達される。
【選択図】図1

Description

本発明は、基板に関するものである。
従来、基材、及び該基材に積層させて形成され、配線パターンを構成する導電層を備えた基板に、各種の電子部品、例えば、コネクタを取り付けるに当たり、基材及び導電層を貫通させてスルーホールを形成し、該スルーホールにコネクタの端子を構成するリードを挿入し、半田付けが行われるようになっている。
図2は従来の糸半田式の半田付け方法を示す図である。
図において、101は基板であり、該基板101の一方の面は、コネクタ21を取り付けるための部品実装面Saに、他方の面は、半田付けを行うための半田面Sbにされる。前記基板101は、一つのベース材としての基材、及び該基材の両面に所定の厚さで形成された第1、第2の導電層から成る基板積層体s1、並びに該基板積層体s1の両面において、前記第1、第2の導電層を被覆する第1、第2の被覆層σ1、σ2を備える。
前記部品実装面Saにコネクタ21を取り付けるために、また、第1、第2の導電層間を互いに電気的に接続するために、前記基板101に、半田付けをする点(以下「半田付けポイント」という。)が設定される。
そして、該半田付けポイントにおいて、コネクタ21を基板101に対して半田付けをする場合、部品実装面Saから半田面Sbに向けて、コネクタ21のリード22の数だけスルーホール115が形成され、該スルーホール115に前記リード22が挿入される。
また、前記スルーホール115に環状のランド116が配設され、該ランド116は、前記スルーホール115の内壁に沿って形成された筒状部117、及び基材の両面に、各第1、第2の被覆層σ1、σ2と対応させて、かつ、前記スルーホール115の周縁に沿って形成されたフランジ部としての第1、第2のランド部L1、L2を備え、該各第1、第2のランド部L1、L2のうちの所定のランド部と、対応する導電層とが電気的に接続される。なお、前記筒状部117によって内壁ランド部が、第1のランド部L1によって部品実装面ランド部が、第2のランド部L2によって半田面ランド部が構成される。
ところで、前記半田面Sbにおいて、半田付けを行うために、ヒータ125が配設され、該ヒータ125は、上方になるほど互いに離間する形状を有する一対の加熱部材126、127が、左右方向に進退自在に、かつ、リード22の先端を挟持自在に配設される。そして、加熱部材126、127を互いに左右に前進させると、逆円錐(すい)形の収容部131が形成され、該収容部131に所定の長さに切断された図示されない糸半田が落下させられ、ヒータ125によって溶融させられる。
続いて、加熱部材126、127を互いに左右に後退させると、溶融させられた半田は、スルーホール115の内周面とリード22の外周面との間の隙(すき)間を、半田面Sb側から部品実装面Sa側に向けて流れ、前記スルーホール115外に出る。その結果、半田は、スルーホール115内を満たし、半田面Sb及び部品実装面Saに円錐形の半田フィレットf11、f12が形成される。
ところが、前記構成の糸半田式の半田付け方法においては、各半田付けポイントごとに、加熱部材126、127を互いに進退させる必要があり、作業が煩わしく、生産性が低くなってしまう。
次に、クリーム半田式の半田付け方法について説明する。
図3は従来のクリーム半田式の半田付け方法を示す図である。なお、図2と同じ構造については、同じ符号を付与することによって、その説明を省略する。
この場合、基板101において、スルーホール115にコネクタ21のリード22が挿入された状態で、半田面Sbと対向させて、図示されないスクリーンが配設される。
該スクリーンには、前記各半田付けポイントごとにノズルが配設され、スクリーンの上にクリーム半田が置かれた後、図示されないスキージが、スクリーンの上面を所定の圧力で押し付けられて移動し、クリーム半田をスキージングする。その結果、前記ノズルからクリーム半田が押し出され、各半田付けポイントに供給される(例えば、特許文献1参照。)。
その後、各半田付けポイントにクリーム半田が供給された状態で、基板101及びコネクタ21が図示されないリフロー炉に送られると、各半田付けポイントごとに配設されたノズル132を備え、半田面Sbと対向させて配設された加熱装置133において、各ノズル132からホットエアが吐出され、前記クリーム半田が溶融させられる。したがって、その後、半田が冷却され、硬化させられると、基板101に対するコネクタ21の取付けが終了する。
特開2003−175584号公報
しかしながら、前記従来の糸半田式の半田付け方法においては、リード22が、加熱部材126、127によって挟持され、一様に加熱されるので、溶融させられた半田がスルーホール115内をほぼ均一に満たし、その結果、ほぼ同じ大きさの半田フィレットf11、f12が形成されるのに対して、クリーム半田式の半田付け方法においては、半田面Sb側にホットエアが吹き付けられるようになっているので、半田面Sb側の温度を十分に高くすることができるが、部品実装面Sa側の温度を十分に高くすることができない。
したがって、ランド116に対する半田の濡れ性が、半田面Sb側において高く、部品実装面Sa側において低くなり、部品実装面Sa側の半田フィレットf21が半田面Sb側の半田フィレットf22より小さくなってしまう。
その場合、半田付けが終了し、コネクタ21が取り付けられた状態の基板101において、半田フィレットf21が小さい側において、外力が加わることによって発生する応力に耐えることができなくなり、コネクタ21と基板101との接続部が劣化してしまう。
そこで、部品実装面Sa側の温度を十分に高くすることが考えられるが、その場合、半田付けを行うのに必要な時間が長くなり、生産性が低くなるだけでなく、半田面Sb側において基板101が過剰に加熱され、該基板101が劣化してしまう。
本発明は、前記従来の半田付け方法の問題点を解決して、生産性を高くすることができ、劣化するのを防止することができる基板を提供することを目的とする。
そのために、本発明の基板においては、電子部品を取り付けるための部品実装面及び半田付けを行うための半田面を備えた基板において、該基板を貫通させて形成されたスルーホールと、該スルーホールに配設され、スルーホールの内壁に沿って形成された内壁ランド部、前記スルーホールの周縁に沿って前記半田面に形成された半田面ランド部、及び前記スルーホールの周縁に沿って前記部品実装面に形成された部品実装面ランド部から成るランドとを有する。
そして、電子部品のリードが前記スルーホールに挿入される。また、前記リードと前記ランドとが半田によって接続されて半田フィレットが形成される。そして、前記半田面ランド部の熱容量が、部品実装面ランド部の熱容量より大きくされる。また、前記半田面ランド部に、前記半田フィレットの形成を規制する半田フィレット規制部が形成される。
本発明の他の基板においては、さらに、前記半田面ランド部の面積が、部品実装面ランド部の面積より大きくされる。
本発明の更に他の基板においては、さらに、前記半田面ランド部の径方向寸法が、部品実装面ランド部の径方向寸法より大きくされる。
本発明の更に他の基板においては、さらに、前記半田フィレット規制部は、前記半田面ランド部を被覆する被覆層から成る。
本発明の更に他の基板においては、さらに、前記部品実装面及び半田面を被覆する第1、第2の被覆層を有する。そして、前記スルーホールにおける前記第1、第2の被覆層の開口面積が等しくされる。
本発明の更に他の基板においては、さらに、前記部品実装面ランド部と前記第1の被覆層とは接触しない。そして、前記部品実装面の半田フィレットの寸法は部品実装面ランド部の径方向寸法によって規制される。また、部品実装面の半田フィレットの寸法と半田面の半田フィレットの寸法とはほぼ同じにされる。
本発明の更に他の基板においては、さらに、半田は前記リードが前記スルーホールに挿入された状態で半田面側から加熱される。
本発明の更に他の基板においては、さらに、前記半田は無鉛半田である。
本発明によれば、基板においては、電子部品を取り付けるための部品実装面及び半田付けを行うための半田面を備えた基板において、該基板を貫通させて形成されたスルーホールと、該スルーホールに配設され、スルーホールの内壁に沿って形成された内壁ランド部、前記スルーホールの周縁に沿って前記半田面に形成された半田面ランド部、及び前記スルーホールの周縁に沿って前記部品実装面に形成された部品実装面ランド部から成るランドとを有する。
そして、電子部品のリードが前記スルーホールに挿入される。また、前記リードと前記ランドとが半田によって接続されて半田フィレットが形成される。そして、前記半田面ランド部の熱容量が、部品実装面ランド部の熱容量より大きくされる。また、前記半田面ランド部に、前記半田フィレットの形成を規制する半田フィレット規制部が形成される。
この場合、スルーホールの周縁に沿ってランドの半田面に形成された半田面ランド部の熱容量が、スルーホールの周縁に沿って部品実装面に形成された部品実装面ランド部の熱容量より大きくされる。
したがって、十分な熱量が短時間のうちに、半田面ランド部から部品実装面ランド部に伝達されるので、半田面側及び部品実装面側の温度を、半田の濡れ性を十分に確保するために必要な所定の温度以上にすることができ、半田面側と部品実装面側とのランドに対する半田の濡れ性を等しくすることができる。
その結果、部品実装面側の半田フィレットの寸法と半田面側の半田フィレットの寸とを等しくすることができる。
この場合、部品実装面側及び半田面側で十分に強くリードを保持することができ、外力が加わったときに、半田フィレットに発生する応力が等しくなるので、半田フィレットによって十分に応力に耐えることができるようになる。したがって、部品と基板との接続部が劣化するのを防止することができる。
また、半田面側の温度を十分に高くする必要がないので、半田付けを行うのに必要な時間を短くすることができ、生産性を高くすることができるだけでなく、半田面側において基板を過剰に加熱する必要がなくなるので、前記基板が劣化するのを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態におけるクリーム半田式の半田付け方法の動作を示す拡大図、図4は本発明の実施の形態におけるクリーム半田式の半田付け方法の動作を示す図である。
図において、11は基板であり、該基板11の第1の面としての一方の面は、電子部品としてのコネクタ21を取り付けるための部品実装面Saに、第2の面としての他方の面は、半田付けを行うための、かつ、必要に応じて所定の電子部品を取り付けるための半田面Sbにされる。前記部品実装面Saには、前記コネクタ21のほかに、電子部品として図示されない集積回路チップ、半導体パッケージ、チップトランジスタ、チップダイオード、チップ抵抗、チップキャパシタ、チップコイル等を取り付けることができる。前記基板11は、一つのベース材としての基材、及び該基材の両面に所定の厚さで形成された第1、第2の導電層から成る基板本体としての基板積層体s1、該基板積層体s1の両面において、前記第1、第2の導電層を被覆する第1、第2の被覆層σ1、σ2等を備える。
前記基材は、樹脂、セラミックス、紙フェノール等の絶縁性の高い材料(以下「絶縁体」という。)、本実施の形態においては、ガラスエポシキ樹脂によって所定の厚さで形成され、前記第1、第2の導電層は、銅、タングステン等の導電性の高い材料(以下「導電体」という。)によって形成され、所定の配線パターンを構成する。また、前記第1、第2の被覆層σ1、σ2は絶縁体、本実施の形態においては、ソルダレジストによって形成される。
そして、前記部品実装面Saにコネクタ21を取り付けるために、また、第1、第2の導電層間を互いに電気的に接続するために、前記基板11に、複数の半田付けポイントが設定される。該各半田付けポイントにおいて、コネクタ21を基板11に対して半田付けする場合、部品実装面Saから半田面Sbに向けて、スルーホール15がコネクタ21のリード22の数だけ基板積層体s1を貫通させて形成され、該スルーホール15に前記リード22が挿入される。
また、前記スルーホール15に環状のランド16が配設され、該ランド16は、部品実装面Saから半田面Sbに向けて延びる筒状部17、及び基材の両面に、各第1、第2の導電層と対応させて、かつ、スルーホール15の周縁に沿って形成されたフランジ部としての環状の第1、第2のランド部L11、L12を備え、該各第1、第2のランド部L11、L12のうちの所定のランド部と対応する導電層とが電気的に接続される。前記第1のランド部L11は部品実装面Saに沿って、第2のランド部L12は半田面Sbに沿って形成され、前記筒状部117によって内壁ランド部が、第1のランド部L1によって部品実装面ランド部が、第2のランド部L2によって半田面ランド部が構成される。
なお、前記基板11は多層の配線構造を有する基板、すなわち、多層配線基板とすることができる。その場合、該多層配線基板は、複数の基材、該各基材の両面に形成された複数の導電層、及び部品実装面Sa側及び半田面Sb側の導電層を被覆する被覆層を備える。
また、各導電層と対応させて、かつ、筒状部17から径方向外方に向けて突出させて複数のランド部が形成される。なお、第1のランド部L11と前記第1の被覆層σ1とは接触しない。
前記構成の基板11において、コネクタ21を取り付けるに当たり、スルーホール15にコネクタ21の各端子がリード22として挿入された状態で、半田面Sbと対向させて、図示されないスクリーンが配設される。
該スクリーンには、前記各半田付けポイントごとにノズルが配設され、スクリーンの上にクリーム半田が置かれた後、図示されないスキージが、スクリーンの上面を所定の圧力で押し付けられて移動し、クリーム半田をスキージングする。その結果、前記ノズルからクリーム半田が押し出され、各半田付けポイントに供給される。
その後、各半田付けポイントにクリーム半田が供給された状態で、基板11及びコネクタ21は、図示されないリフロー炉に送られ、図4に示されるように、各半田付けポイントごとに配設されたノズル32を備え、半田面Sbと対向させて配設された加熱装置31において、各ノズル32からホットエアが吐出され、クリーム半田が溶融させられる。したがって、基板11は半田面Sb側から加熱され、その後、半田が冷却され、硬化させられると、基板11に対するコネクタ21の取付けが終了する。
ところで、クリーム半田式の半田付け方法においては、半田面Sb側にホットエアが吹き付けられるようになっているので、半田面Sb側の温度は高くなりやすいが、部品実装面Sa側の温度は高くなりにくいので、ランド16に対する半田の濡れ性が、半田面Sb側において高く、部品実装面Sa側において低くなってしまう。
特に、本実施の形態においては、半田として無鉛半田が使用されるようになっているが、成分上、有鉛半田の融点は低く、180〔℃〕であるのに対して、無鉛半田の融点は高く、220〔℃〕であり、無鉛半田は有鉛半田と比較して濡れ性が低い。したがって、ランド16に対する半田の濡れ性が、半田面Sb側において高く、部品実装面Sa側において低くなりやすい。
そこで、本実施の形態においては、半田面Sb側の第2のランド部L12の熱容量を、部品実装面Sa側の第1のランド部L11の熱容量より大きくするようにしている。そのために、前記第2のランド部L12の面積及び径方向寸法が、第1のランド部L11の面積及び径方向寸法より大きくされる。
この場合、第2のランド部L12の熱容量が第1のランド部L11の熱容量より大きくなるので、ランド16において、ホットエアからの熱量を十分に大きくすることができる。そして、十分な熱量が短時間のうちに、第2のランド部L12から筒状部17を介して第1のランド部L11に伝達されるので、半田面Sb側及び部品実装面Sa側の温度を半田の濡れ性を十分な確保するために必要な所定の温度以上にすることができ、ランド16に対する半田の濡れ性を、半田面Sb側と部品実装面Sa側とで等しくすることができる。
したがって、部品実装面Sa側の半田フィレットf1の寸法と半田面Sb側の半田フィレットf2の寸法とを等しくすることができる。
この場合、半田付けが終了し、コネクタ21が取り付けられた状態の基板11において、部品実装面Sa側及び半田面Sb側で十分に強くリード22を保持することができ、外力が加わったときに、半田フィレットf1、f2に発生する応力が等しくなるので、半田フィレットf1、f2によって十分に応力に耐えることができるようになる。したがって、コネクタ21と基板11との接続部が劣化するのを防止することができる。
また、部品実装面Sa側の温度を十分に高くする必要がないので、半田付けを行うのに必要な時間を短くすることができ、生産性を高くすることができるだけでなく、半田面Sb側において基板11を過剰に加熱する必要がなくなるので、該基板11が劣化するのを防止することができる。
なお、第2のランド部L12の面積が第1のランド部L11の面積より大きくされるが、第2の被覆層σ2が、半田フィレット規制部として第2のランド部L12の外周縁の部分に被覆され、第1、第2の被覆層σ1、σ2の開口形状及び開口面積が、部品実装面Sa側と半田面Sb側とで等しくされる。したがって、半田面Sb側の半田の量が過剰になるのを防止し、半田フィレットf1の形成を規制するので、半田フィレットf1の寸法と半田面Sb側の半田フィレットf2の寸法とを確実に等しくすることができる。前記部品実装面Saの半田フィレットf1の寸法は、第2のランド部L12の径方向寸法によって規制される。
次に、基板11上において、第2のランド部L12の面積を第1のランド部L11の面積より大きくする半田付けポイントの例について説明する。
図5は第2のランド部の変更前の第1の例を示す図、図6は本発明の実施の形態における第2のランド部の変更後の第1の例を示す図、図7は第2のランド部の変更前の第2の例を示す図、図8は本発明の実施の形態における第2のランド部の変更後の第2の例を示す図、図9は第2のランド部の変更前の第3の例を示す図、図10は本発明の実施の形態における第2のランド部の変更後の第3の例を示す図、図11は第2のランド部の変更前の第4の例を示す図、図12は本発明の実施の形態における第2のランド部の変更後の第4の例を示す図である。
領域AR1においては、部品実装面Sa(図1)の下方に自動変速機側のコネクタ21が配設されるようになっていて、部品実装面Sa側においてコネクタ21に熱が逃げやすい。そこで、ランド16の第2のランド部L12の面積が、ランド116の第2のランド部L2より大きくされる。
また、領域AR2においては、部品実装面Saの下方に車両側のコネクタが配設されるようになっていて、部品実装面Sa側において車両側のコネクタに熱が逃げやすい。そこで、ランド16の第2のランド部L12の面積が、ランド116の第2のランド部L2より大きくされる。
そして、領域AR3においては、ホットエアが当たりにくい位置にあり、部品実装面Sa側に伝達される熱量が少なくなる。そこで、ランド16の第2のランド部L12の面積が、ランド116の第2のランド部L2より大きくされる。
また、領域AR4においては、バイアスルーホールh1の近傍にランド16、116が配設される。この場合、バイアスルーホールh1に半田が付着すると、バイアスルーホールh1内に半田が進入してしまう。そこで、ランド16はランド116よりバイアスルーホールh1から離される。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の実施の形態におけるクリーム半田式の半田付け方法の動作を示す拡大図である。 従来の糸半田式の半田付け方法を示す図である。 従来のクリーム半田式の半田付け方法を示す図である。 本発明の実施の形態におけるクリーム半田式の半田付け方法の動作を示す図である。 第2のランド部の変更前の第1の例を示す図である。 本発明の実施の形態における第2のランド部の変更後の第1の例を示す図である。 第2のランド部の変更前の第2の例を示す図である。 本発明の実施の形態における第2のランド部の変更後の第2の例を示す図である。 第2のランド部の変更前の第3の例を示す図である。 本発明の実施の形態における第2のランド部の変更後の第3の例を示す図である。 第2のランド部の変更前の第4の例を示す図である。 本発明の実施の形態における第2のランド部の変更後の第4の例を示す図である。
符号の説明
11 基板
15 スルーホール
16 ランド
17 筒状部
21 コネクタ
22 リード
f1、f2 半田フィレット
s1 基板積層体
Sa 部品実装面
Sb 半田面
L11、L12 第1、第2のランド部
σ1、σ2 第1、第2の被覆層

Claims (8)

  1. 電子部品を取り付けるための部品実装面及び半田付けを行うための半田面を備えた基板において、該基板を貫通させて形成されたスルーホールと、該スルーホールに配設され、スルーホールの内壁に沿って形成された内壁ランド部、前記スルーホールの周縁に沿って前記半田面に形成された半田面ランド部、及び前記スルーホールの周縁に沿って前記部品実装面に形成された部品実装面ランド部から成るランドとを有するとともに、電子部品のリードが前記スルーホールに挿入され、前記リードと前記ランドとが半田によって接続されて半田フィレットが形成され、前記半田面ランド部の熱容量が、部品実装面ランド部の熱容量より大きくされ、前記半田面ランド部に、前記半田フィレットの形成を規制する半田フィレット規制部が形成されることを特徴とする基板。
  2. 前記半田面ランド部の面積が、部品実装面ランド部の面積より大きくされる請求項1に記載の基板。
  3. 前記半田面ランド部の径方向寸法が、部品実装面ランド部の径方向寸法より大きくされる請求項1に記載の基板。
  4. 前記半田フィレット規制部は、前記半田面ランド部を被覆する被覆層から成る請求項1に記載の基板。
  5. 前記部品実装面及び半田面を被覆する第1、第2の被覆層を有するとともに、前記スルーホールにおける前記第1、第2の被覆層の開口面積が等しくされる請求項1に記載の基板。
  6. 前記部品実装面ランド部と前記第1の被覆層とは接触せず、前記部品実装面の半田フィレットの寸法は部品実装面ランド部の径方向寸法によって規制され、部品実装面の半田フィレットの寸法と半田面の半田フィレットの寸法とはほぼ同じにされる請求項5に記載の基板。
  7. 半田は前記リードが前記スルーホールに挿入された状態で半田面側から加熱される請求項1に記載の基板。
  8. 前記半田は無鉛半田である請求項1〜7のいずれか1項に記載の基板。
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