JPS5941815Y2 - ミシンの操作装置 - Google Patents

ミシンの操作装置

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JPS5941815Y2
JPS5941815Y2 JP10470076U JP10470076U JPS5941815Y2 JP S5941815 Y2 JPS5941815 Y2 JP S5941815Y2 JP 10470076 U JP10470076 U JP 10470076U JP 10470076 U JP10470076 U JP 10470076U JP S5941815 Y2 JPS5941815 Y2 JP S5941815Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
presser foot
control lever
sewing machine
operating
clutch
Prior art date
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Expired
Application number
JP10470076U
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English (en)
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JPS5323649U (ja
Inventor
高志 月岡
Original Assignee
ジューキ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はミシンの操作装置に関し、特に布押えを動力
的に上下動可能とした動力押え上げ手段と、布押えを人
力的に上下動可能とした人力押え上げ手段とを機枠に対
して互いに交換装着可能にすると共に、布押えが上方に
あるときにはミシンの始動操作が不能となり、またミシ
ンが作動しているときには布押えの上昇操作が不能とな
るようにそれぞれ常設したミシン機構に関連するように
したミシンの操作装置に関するものである。
以下この考案の実施例を図面により説明すると、図示し
た実施例は特開昭48−69648号公報に示したミシ
ンのように足踏みペタル等の操作により制御レバー1を
第2図において時計方向に回動することにより、図示し
ないが摩擦力又は電磁力等を利用した適宜のクラッチ手
段を介して始動し且つ所定数の縫目を形成した後に前記
制御レバー1が反時計方向に回動して第2図の状態に復
帰し、その最上端1aが主軸38に固定した円板39の
停止面39aに係合することにより針40が縫合物から
抜は上って停止するサイクル縫いミシンに実施したもの
であり、第1図において布押え2は一端に二叉部3をも
ち、常には反時計方向に弾性力を受けているリンク4が
反時計方向に回動することにより、ばね5の作用力で下
降して布支え6を押圧し、またリンク4が時計方向に回
動することによりばね5の作用力に抗して布支え6から
上方に離れるようになっている。
このミシンのアーム7後部(第1図右方)の垂直部7a
の外側に形成した案内溝8には係合部9をアーム7の外
方に突出し支持部10を開口11を介してアームγ内部
に配置して摺動体12を上下動可能に遊嵌し、また摺動
体12の支持部10にはリンク4の二叉部3に遊嵌した
角駒13を軸14で回動可能に支持し、摺動体12が下
方に移動することによりリンク4が時計方向に回動し、
摺動体12が上方に移動することによりリンク4が反時
計方向に回動するように設ける。
なお、摺動体12の上下動、換言すれば布押え2の上下
動はアーム7に対して互いに着脱交換可能とした人力押
え上げ手段I及び動力押え上げ手段■を介して作業者の
足踏ペタル等の操作手段の操作によって行われるように
設ける。
次にこれら押え上げ手段について説明すると、人力押え
上げ手段Iは第2,3図に示すようにアーム7の垂直部
7aにねじ15 、15’で着脱可能とした支持体16
について、前記操作手段と連係した作動レバー17の一
端を軸18で支持し、また上方端を下方に折曲しその先
端に摺動体12の係合部9に係合するV溝19aを形成
すると共に、下方端を作動レバー17の中間に軸20で
連結した押圧体19を上下動可能に配置する。
−万一端を制御レバー1に軸21で連結し、制御レバー
1の回動により支持体16の中空内を水平方向に移動可
能とした連動体22の水平に折曲形成した係止部23を
前記摺動体12の切欠24に対応して設け、例えば摺動
体12が第4図の位置にあるときは連動体22の移動が
許容され、摺動体12が第5図の位置にあるときは係止
部23が摺動体12の右側端面に突当って連動体22の
移動が阻止され、連動体22が第4図二点鎖線の位置に
あるときには切欠24が係止部23に係合して摺動体1
2の下方への移動が阻止されるように設ける。
また、動力押え上げ手段■は第6,7図に示したように
人力的押え上げ手段Iと共用のねじ1515′によりア
ーム7の垂直部7aに着脱可能とした支持体25につい
て、一端に摺動体12の係合部9に上から係合するよう
にした偏心カム26をもつ軸27を回転可能に水平配置
し、軸27には円筒28を固定すると共に、円筒28と
同径の円筒部29をもつ回転体30を円筒28と互いに
端面を突合わせて遊嵌し、常にはミシンの駆動源の回転
に連動して一方向回転するように設ける。
円筒28と回転体30の円筒部29にはコイル状のクラ
ッチばね31を遊嵌し、詳細に図示しないがその左方の
先端面をクラッチばね31の外周に遊嵌した係止体32
の内周端に突合わせ、係止体32が回転し得る場合には
回転体30の回転によりクラッチばね31が円筒28及
び回転体30の円筒部29に巻き付いて駆動源の回転が
軸27に伝達し、また係止体32の回転を阻止した場合
にはクラッチばね31の前記先端面が係止体32に突当
って逆にコイルの巻きが戻され、回転体30が空転する
ように設ける。
さらに一端を操作手段と連係し中間を支持体25に対し
て軸33で回動可能に支持し、常にばばね34により第
6図反時計方向に回転力を作用した作動レバー35の二
叉部の各端部35a、35bを前記係止体32に設けた
係止部32aの回転経路内に常にいずれか一方が進入す
るように関連配置し、また作動レバー35の下部には連
動体22の右端部を軸33の軸線方向に折曲した係止部
36に対応して係止部37を下方に突出形成し、連動体
22を左方に移動した場合には係止部37下面が係止部
36の上端面に突当って作動レバー35の時計方向への
回動が阻止されるように設ける。
なお、作動レバー35と軸27との関係は、作動レバー
35が第6図実線の状態にあってその端部35aに係止
体32の係止部32aが係合している時は第7図に示す
ように偏心カム26の最大偏心カム面が下に位置して摺
動体12を下方に押し下げ、端部35bに係止体32の
係止部32aが係合している時は第7図の状態から軸2
7が180°回転して最大偏心カム面が上に位置し摺動
体12がリンク4に反時計方向に作用する弾性力により
上方に弓き上げられるように設ける。
この考案は以上の構成であるから、人力押え上げ手段I
をアーム1にセットした場合には、作動レバー17を第
2図二点鎖線の位置に回動すれば、摺動体12が押圧体
19により下方に押圧移動され、角駒13を介してリン
ク4を第1図時計方向に回動するため布押え2は上昇し
、その上昇距離はリンク4の回転角、すなわち作動レバ
ー17の第2図反時計方向への回転角に比例して変化し
、作動レバー1γを適宜の位置に停止させれば布押え2
もそれに対応した位置で停止する。
そして布押え2を上昇したときは連動体22は摺動体1
2に係合して第4図左方への移動が阻止され、これによ
り制御レバー1の第2図時計方向への回動も阻止される
からミシンの起動操作が不能になる。
また、操作手段を介して制御レバー1を第2図時計方向
に回動してミシンを作動しているときは連動体22の係
止部23が摺動体12の切欠24内に進入して作動レバ
ー17の第2図の反時計方向への回動、すなわち布押え
2の上昇操作が不能になる。
なお、この人力押え上げ手段Iによれば作動レバー17
の回動角を制御することにより布押え2を所望の高で停
止させることができるので、被縫物の位置決めが容易と
なり、特にラベル付けのように段押えを用いて二枚の被
縫物を上下に重ねて縫合する場合に、下方の被縫物を一
方の布押えで保持したまま上方の被縫物を動かせるので
より大きな効果が得られる。
また人力押え上げ手段Iを動力押え上げ手段■と交換装
着した場合には、作動レバー35を第6図二点鎖線の位
置に回動ずればその端部35aが係止体32の係止部3
2aからその回転経路外に外れる一方、端部35bが前
記係止部32aの回転経路内に進入し、クラッチばね3
1が円筒28及び回転体30の円筒部31に巻き付いて
軸27が係止体32と共に回転し、略180°回転した
ところで係止部32aが端部35bに当り軸27は停止
するから、偏心カム26により摺動体12が下方に押し
下げられて布押え2が上昇し且つその位置に保持される
そして布押え2を上昇したときには前記人力押え上げ手
段Iと同様に連動体22が摺動体12に係合して第4図
左方への移動が阻止され、これにより制御レバー1の第
2図時計方向への回動も阻止されてミシンの起動操作が
不能になる。
また、操作手段を介して制御レバー1を第2図時計方向
に回動してミシンを作動しているときは、連動体22の
係止部36が作動レバー35の係止部37の下方位置に
移動して作動レバー35の第7図時計方向への回動が、
すなわち布押え2の上昇が不能になる。
以上のようにこの考案は布押えを動力的に上下動可能と
した動力押え上げ手段と、布押えを人力的に上下動可能
とした人力押え上げ手段とを機枠に対して互いに交換装
着可能にすると共に、布押えが上方にあるときにはミシ
ンの始動操作が不能となり、またミシンが作動している
ときには布押えの上昇操作が不能となるようにそれぞれ
常設した連動体に関連するようにしたので、作業者が操
作手段の操作を誤ってもミシンの誤動作が防止され、安
全性に優れた効果があると共に、サイクル縫いミシン等
では常に縫目線の形状が均一な商品価値の高い製品を得
ることができる。
また、段押えを用いてラベル付は等を行なうときには人
力押え上げ手段を使用し、単一の布押えを用いて閂止め
縫いを行なうときには動力押え上げ手段を使用すること
により、一台のミシンを多用途に使用できて経済的であ
り、しかもこれより縫製能率を向上できる等の効果があ
る。
なお、この考案の上記実施例は制御レバー及び作動レバ
ーを各別に設けた操作手段(足踏ペダル等)により作動
するものであるが、実願昭51−62167号に示され
ているように操作手段を操作していないときはその復帰
力により押え上げ手段の作動レバーが一方向作用力に抗
して布押えの上昇方向に回動され、操作手段をその復帰
力に抗して操作することによりその操作の初期には作動
レバーが一方向作用力により布押えの下降方向に回動し
、操作手段の操作の後期には制御レバーが回動されてミ
シンが駆動するように、動力押え上げ手段を設置したと
きには単一の操作手段でミシンの始動及び布押えの上下
動を操作するようにしたものでも上述と同様の効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はアームの一部を切開して示したサイクル縫いミ
シンの側面図、第2図は人力押え上げ手段の作用説明図
、第3図は第2図におけるI−1断面図、第4,5図は
作用説明図、第6図は動力押え上げ手段の作用説明図、
第7図は第6図の右側面図である。 なお、図中において1は制御レバー、2は布押え、17
.35は作動レバー、22は連動体、■は人力押え上げ
手段、■は動力押え上げ手段である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動源の動力を主軸に伝達、遮断する状態に変換可能と
    したクラッチ手段と、一方向移動によりクラッチ手段を
    伝達状態とし他方向移動によりクラッチを遮断状態とす
    るように二方向に移動可能とした制御レバーと、制御レ
    バーに連動して二方向に移動する連動体と、常には下方
    へ押圧される弾性力を受は被縫物を支持するものと協働
    して被縫物を保持・解放するように上下動可能とした布
    押えと、制御レバーの移動及び布押えの上下動を選択操
    作するように作業者により操作可能とした操作手段とを
    備えたミシンにおいて、機枠に対し着脱可能とし且つ操
    作手段の操作に関連して布押えを動力的に上下動可能と
    した動力押え上げ手段と、機枠に対して着脱可能とし且
    つ操作手段の操作に関連して布押えを人力的に上下動可
    能とした人力押え上げ手段とをして、これらを互いに交
    換装着したときに制御レバーが一方向にあるときには布
    押えを上昇する操作手段の操作が不能となり、布押えが
    上昇位置にあるときには制御レバーを一方向に移動する
    操作手段の操作が不能となるように連動体に関連させた
    ミシンの操作装置。
JP10470076U 1976-08-04 1976-08-04 ミシンの操作装置 Expired JPS5941815Y2 (ja)

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JP10470076U JPS5941815Y2 (ja) 1976-08-04 1976-08-04 ミシンの操作装置

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Publication Number Publication Date
JPS5323649U JPS5323649U (ja) 1978-02-28
JPS5941815Y2 true JPS5941815Y2 (ja) 1984-12-04

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